JP2008075073A - 蛍光体薄膜の製造方法 - Google Patents

蛍光体薄膜の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008075073A
JP2008075073A JP2007212153A JP2007212153A JP2008075073A JP 2008075073 A JP2008075073 A JP 2008075073A JP 2007212153 A JP2007212153 A JP 2007212153A JP 2007212153 A JP2007212153 A JP 2007212153A JP 2008075073 A JP2008075073 A JP 2008075073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal oxide
thin film
phosphor
substrate
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007212153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5116016B2 (ja
Inventor
Tetsuo Tsuchiya
哲男 土屋
Tomohiko Nakajima
智彦 中島
Toshiya Kumagai
俊弥 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2007212153A priority Critical patent/JP5116016B2/ja
Publication of JP2008075073A publication Critical patent/JP2008075073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5116016B2 publication Critical patent/JP5116016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

【課題】ガラスやシリコン基板上に結晶化したペロブスカイト関連Ti,Zr酸化物薄膜の形成を可能にし、性能が高い蛍光体薄膜材料の製造方法を提供する。
【解決手段】
基板上に形成されたABO3, A2BO4、A327の(ただしA,B,Oサイトには欠損があってもよい。)金属組成式で表され、AがCa, Sr, Ba, BがTi, Zr,より選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた酸化物にCe, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Luが少なくとも一つ添加され、またこれに加えてAl, Ga, Inのうち一つ以上が添加されていてもよい有機金属薄膜または金属酸化物膜に室温で紫外ランプを照射後、400℃以下の温度に保持し紫外レーザを照射する。結晶化後、膜を酸化処理することを特徴とする蛍光体薄膜の製造方法。
【選択図】図4

Description

近年のインターネットを中心とした情報化社会の発展に伴い、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、フィールドエミッションデイスプレイ(FED),有機ELに代表されるフラットパネルディスプレイ(以下、FPDという)の需要が益々高まってきており、その蛍光体の作製法の開発は極めて重要な課題である。
電解放射ディスプレイ(以下、FEDという)は、真空中で平面状の電子放出源(エミッター)から放出された電子を蛍光体に照射して発光させる原理の表示装置で、ブラウン管の電子銃にあたる装置を平面状にした技術で、CRTのような明るくてコントラストの高い画面を大型平面ディスプレイで実現する。ブラウン管では電子を放出する電子銃が発光面から十数〜数十cm離れた位置に一つあるが、FEDではガラス基板上に微小な突起状の電極が画素と同じ数だけ格子状に並んでおり、各々が数mm離れて向かい合って配置されたガラス基板上の蛍光体に向けて電子を発射する。ブラウン管のように偏向が必要ないため薄型大画面の平面ディスプレイを作ることができ、また、消費電力もブラウン管ディスプレイの半分程度で済む。液晶やPDP(プラズマディスプレイ)と並んで次世代の大型平面テレビ/ディスプレイを実現する技術として期待されている。
種々ある蛍光体の中で、酸化物蛍光体は電子線に対し安定であるため、FED用の蛍光体として期待されている。従来、赤色の蛍光体は、Y2O3にEuをドープしたものが用いられてきたが、低速電子線用の赤色発光の蛍光体として、複合酸化物であるSrTiOを母体とする蛍光体が開発されている。(特許文献1)
その作製には、蛍光体原料を電気炉で1100〜1400℃で1〜6時間焼成し微粒子を作製している。また、SrをCaに変えることでSrTiO3:Pr,Al蛍光体よりも長寿命を有し且つ低速電子線でも高輝度で発光する酸化物系蛍光体、および蛍光表示装置が開発されている。(特許文献2)
しかしながら、従来の蛍光体薄膜は、得られた微粒子とバインダーを混ぜてスクリーン印刷技術を用いて蛍光体膜を作製しているため、電子線照射によるガスの放出により高い発光効率を維持できない問題があった。このような問題の解決法の一つとして、ガラス基板上に希土類系蛍光体薄膜を直接製造することで特性の改善が検討されているが、通常結晶化温度が高いため、ガラス基板などに作製できない問題があった。(非特許文献1)
これまでにある種の金属酸化物膜を作製する方法として、金属有機酸塩ないし有機金属化合物M(ただしM=Si、Ge、Sn、Pbの4b族元素、Cr、Mo、Wの6a族元素、Mn、Tc、Reの7a族元素:R=CH、C、C、Cなどのアルキル基、あるいはCHCOO、CCOO、CCOO、CCOOなどのカルボキシル基、あるいはCOのカルボニル基:m、nは整数)を可溶性溶媒に溶かし、あるいは液体のものはそのまま、該溶液を基板上に分散塗布した後、酸素雰囲気下でエキシマレーザを照射することを特徴とする、エキシマレーザによる金属酸化物および金属酸化物薄膜の製造方法は知られている。(特許文献3)
さらに、従来、塗布熱分解法として知られているような高温下で熱処理することなく、基板上に金属酸化物を製造する方法であり、金属有機化合物(金属有機酸塩、金属アセチルアセトナト、 炭素数6以上の有機基を有する金属アルコキシド)を溶媒に溶解させて溶液状とし、これを基板に塗布した後に、乾燥させ、波長400nm以下のレーザ光を照射することにより基板上に金属酸化物を形成することを特徴とする金属酸化物の製造方法が知られている。(特許文献4)
ここでは、金属有機化合物を溶媒に溶解させて溶液状とし、これを基板に塗布した後に、乾燥させ、波長400nm以下のレーザ光、例えば、ArF、KrF、XeCl、XeF、Fから選ばれるエキシマレーザを用いて照射することにより基板上に金属酸化物を形成することを特徴とする金属酸化物の製造方法が記載され、波長400nm以下のレーザ光の照射を、複数段階で行い、最初の段階の照射は金属有機化合物を完全に分解させるに至らない程度の弱い照射で行い、次に酸化物にまで変化させることができる強い照射を行うことも記載されている。また、金属有機化合物が異なる金属からなる2種以上の化合物であり、得られる金属酸化物が異なる金属からなる複合金属酸化物であって、金属有機酸塩の金属が、鉄、インジウム、錫、ジルコニウム、コバルト、鉄、ニッケル、鉛から成る群から選ばれるものであることも知られている。
またさらに、La、MnおよびCa、SrもしくはBaの各酸化物の原料成分を含む前駆体塗布液を被塗布物の表面に塗布して成膜した後、被塗布物表面に形成された薄膜を結晶化させて、組成式(La1−x)MnO3−δ(M:Ca,Sr、Ba、0.09≦x≦0.50)で表わされる複合酸化物膜(超電導を示さない)を形成する複合酸化物膜の製造方法において、前記前駆体塗布液を被塗布物の表面に塗布して成膜した後、被塗布物表面に形成された薄膜に対し波長が360nm以下である光を照射して薄膜を結晶化させることを特徴とする複合酸化物膜の製造方法が知られている。(特許文献5参照)
ここでは、被塗布物の表面に形成された薄膜に対して光を照射する光源が、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレーザ、XeClエキシマレーザ、XeFエキシマレーザ、YAGレーザの3倍波光またはYAGレーザの4倍波光が用いられ、被塗布物の表面に塗布される前駆体塗布液が、Laのアルカノールアミン配位化合物と、Mnのカルボン酸塩と、Mの金属またはアルコキシドとを、炭素数が1〜4である一級アルコール中で混合させ反応させて調整することが記載されている。
特開平8−85788号公報 特開2005−281507号公報 特許2759125号明細書 特開2001−31417号公報 特開2000-256862号公報 Journal of Alloys and Compounds, Volume 374, Issues 1-2, 14 July 2004, Pages 202-206
しかしながら、基板上に形成されたABO3, A2BO4、A327の金属組成式で表され、AがCa, Sr, Ba, BがTi, Zr,より選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた酸化物膜について光照射法による結晶成長やその蛍光特性についての報告は全くない。体表的な蛍光体材料であるSrTiO3:Pr:Al蛍光体の製造方法においては、ゾルゲル法や固相法により高温で焼成し、スクリーン印刷等で基板に蛍光体薄膜を作製してきたが、高温でかつ多くの時間を要るため、ガラス上への薄膜化が困難であった。本発明は、ガラスやシリコン基板上に結晶化したSrTiO3:Pr:Alを含む薄膜形成を可能にするとともに、レーザ照射後の膜を酸化雰囲気での熱アニールや溶液及び酸素雰囲気中で紫外線を照射することで、性能が高い蛍光体薄膜材料の製造方法を提供する。
上記目的を達成するために本発明はSrTiO3:Pr:Alの製造において、塗布熱分解法における熱処理過程の一部を紫外光(レーザ)照射で置き換える。すなわち、金属有機化合物の溶液を支持体上に塗布及び乾燥工程(1)、有機成分の熱分解仮焼成工程(2)、蛍光体薄膜への変換を行う本焼成工程(3)をへて製造する際に、工程(2)および工程(3)と並行してあるいは工程(2)の前に、紫外光(レーザ)、特に400nm以下の波長を照射することを特徴とするSrTiO3:Pr:薄膜の製造方法である。これにより、蛍光体薄膜材料の低温・高速製膜(熱処理時間の大幅な短縮)が可能になるとともに、マスクの使用や紫外光の照射位置を精密に制御することにより、素子に必要なパターニングを製膜と同時に行うことができる。
すなわち、本発明は、AがCa, Sr, Baより選ばれるアルカリ土類金属元素であり、 BがTi, Zr,より選ばれる金属元素であり、ABO3, A2BO4、A327の組成式で表される金属酸化物に、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Luからなる群れより選ばれる元素を少なくとも一つ添加した金属酸化物、又は当該金属酸化物を形成することができる有機金属塩の薄膜を基板上に形成し、25〜500℃の温度に保持し、基板上の金属酸化物、又は有機金属塩の薄膜に紫外レーザを照射しつつ、結晶化を行うことにより、基板上に金属酸化物形成することを特徴とする金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法である。
また、本発明は、組成式M2[An-1BnO3n+1] (nは自然数。ただしM,A,B,Oサイトには欠損があってもよい。)で表される、通称Dion-Jacobson相において、MはNa, K, Rb, Cs, H、AはCa, Sr, Ba, La, Lu、BはTi, Zr, Nb, Taより選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた金属酸化物に、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Ybが少なくとも一つ添加された組成式を持つ蛍光体物質及び、当該金属酸化物を形成することができる有機金属塩の薄膜を基板上に形成し、25〜500℃の温度に保持し、基板上の金属酸化物、又は有機金属塩の薄膜に紫外レーザを照射しつつ、結晶化を行うことにより、基板上に金属酸化物形成することを特徴とする金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法である。
さらに、本発明は、組成式M[An-1BnO3n+1] (nは自然数。ただしM,A,B,Oサイトには欠損があってもよい。)で表される、通称Ruddlesden-Popper相において、MはNa, K, Rb, Cs, H、AはCa, Sr, Ba, La, Lu、BはTi, Zr, Nb, Taより選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた金属酸化物に、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Ybが少なくとも一つ添加された組成式を持つ蛍光体物質及び、当該金属酸化物を形成することができる有機金属塩の薄膜を基板上に形成し、25〜500℃の温度に保持し、基板上の金属酸化物、又は有機金属塩の薄膜に紫外レーザを照射しつつ、結晶化を行うことにより、基板上に金属酸化物形成することを特徴とする金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法である。
さらにまた、本発明においては、この蛍光体金属酸化物薄膜及び製造方法により製造された蛍光体膜にレーザ光を照射し、表面形状の起伏を大きくさせて蛍光強度を増大させることを特徴とする蛍光体金属酸化物薄膜の製造方法とすることができる。
また、本発明においては、金属酸化物又は有機金属塩にさらに、Al, Ga, Inから選ばれる一つ以上の元素を含む金属酸化物又は有機金属塩を添加することができる。
さらに、本発明においては、金属酸化物又は有機金属塩の薄膜を、MBE,真空蒸着、CVD、化学溶液法(塗布熱分解法、スプレー法)のいずれかにより作製することができる。
又、本発明においては、有機金属塩中の有機化合物を、β−ジケトナト、炭素数6以上の長鎖のアルコキシド、ハロゲンを含んでもよい有機酸塩から選ぶことができる。
また、本件発明では、紫外光として400nm以下のパルスレーザを用いることができる。
さらに、本発明では、金属酸化物又は有機金属塩の薄膜に紫外ランプを照射した後、200℃〜400℃以下の温度で紫外線レーザを照射することができる。
また、本発明では、金属酸化物又は有機金属塩の薄膜を400℃で加熱後、200℃〜400℃以下の温度で紫外線レーザを照射することができる。
さらにまた、本発明では、金属酸化物又は有機金属塩の薄膜を室温でアブレーションが起こらない周波数とフルエンスの組み合わせからなる条件で紫外レーザを照射後、フルエンス30mJ/cm2以上のレーザ光を複数のフルエンスで照射することができる。
また、本発明では、レーザ照射により得られた金属酸化物膜を酸化性溶液による酸化処理、又は、酸化雰囲気下での熱処理による酸化処理、又は溶液中及び酸化性雰囲気中での紫外線照射による酸化処理、又は、酸素プラズマを用いた酸化処理をすることができる。
さらに、本発明は、金属酸化物が、(Ca1-x-ySrxBay)3(Ti1-zZrz)27 (Ca1-x-ySrxBay)2(Ti1-zZrz)O4、0≦x+y≦1, 0≦x<1,0≦y≦1,0≦z≦1の金属組成式を母材とし、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Luを少なくとも一つ添加することができる。
また、本発明は、上記金属酸化物が、さらに、Al, Ga, Inから選ばれる一つ以上の元素を含むことができる。
本発明は、従来不可能であったガラス基板やシリコン及び有機を含む基板上に低温で製造効率が良く、大量生産に適し、しかも蛍光体薄膜が優れた発光効率を得ることを可能とする発明である。
蛍光体を形成する金属の有機化合物溶液を支持体上に塗布し、乾燥工程、仮焼成工程、本焼成工程の各工程で、紫外光を照射することを特徴とする蛍光体の製造方法である。本発明で用いる紫外光としては、レーザ光を挙げることができる。
目的に応じて、所定の工程途中や各工程の前後を選ぶことが出来る。また、金属の有機化合物溶液を基板にスピンコートし、溶媒除去のため恒温槽中130℃で乾燥後、レーザチャンバ内の試料ホルダーに試料を装着し、室温でレーザ照射することもできる。
本発明では、酸化物が蛍光体物質を形成する金属として、ABO3, A2BO4、A327(ただしA,B,Oサイトには欠損があってもよい。)の金属組成式で表され、AがCa, Sr, Ba, BがTi, Zr,より選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた酸化物にCe, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Luが少なくとも一つ添加され、またこれに加えてAl, Ga, Inのうち一つ以上が添加されていてもよい先駆体膜を用いることが出来る。
また、あらかじめ、In2O3,SnO2,ZnOおよび金属などの導電物質を微量含んだ薄膜にも効果的である。
金属有機化合物を塗布し乾燥させた膜および本焼成初期膜のそれぞれに対してレーザ照射し、さらにこれらレーザ照射膜に対して適切な熱処理を施すことにより例えばCaCaTiO3:Pr膜を作製した場合について述べると次の効果が確認された。
1.CaTiO3:Pr膜を生成する金属有機化合物の溶液を支持体上に塗布、乾燥後、金属の有機化合物中の有機成分を400℃で熱分解させる仮焼成を行った後に、400℃以下の温度でレーザ光を照射することにより、低温で結晶化が促進されることが判明した。
従来の薄膜形成法では、図1に示すように400℃では結晶化せず900℃において結晶化反応が進むことが知られているが、本発明の蛍光体薄膜の製造方法は、図2に示すように室温から400℃の低温で薄膜結晶成長ができることを確認した。
図3に塗布熱分解法および光照射法により作製した膜のフォトルミネッセンスを測定した結果を示す。図からわかるように、400℃で熱処理したものでは全く発光は観測されていないが、レーザ照射した場合は室温でも発光している。レーザ照射時の温度が高いほど発光強度が高くなるが、レーザ照射後の膜を酸化処理することで、2倍以上発光強度が上昇することを見出した(図4)。
さらに本発明は、支持体として,有機基板、ガラス基板、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)、ランタンアルミネート(LaAlO3)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化ランタンストロンチウムタンタルアルミニウム((LaxSr1-x)(AlxTa1-x)O3)、ネオジムガレート(NdGaO3)、イットリウムアルミネート(YAlO3)単結晶、酸化アルミニウム(Al2O3)、イットリア安定化ジルコニア((Zr,Y)O2, YSZ)基板から選ばれる1種等を用いることが出来る。
本発明の具体例を示し、さらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例で使用した基板は、
石英基板および無アルカリガラス基板であり、原料溶液は、
2エチルヘキサン酸ストロンチウム溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液を用いた。およびに2エチルヘキサン酸プラセオジムを用いた。紫外光照射は、KrFエキシマレーザ、ArFエキシマレーザ、XeClエキシマレーザを用いた。
2エチルヘキサンカルシウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムを定比で混合した溶液(C1)を作製した。
C1溶液を石英基板に4000rpm;10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2;20Hz;5分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示した。
実施例1において、レーザのフルエンス:100mJ/cm2で照射した場合、照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示した。
実施例1において、レーザのフルエンス:120mJ/cm2で照射した場合、表面起伏が大きくなることが判明した。この結果、照射部の紫外励起による蛍光強度が増大した。
実施例1において、照射繰り返し数を50Hzとした場合、照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示した。
実施例1において、照射繰り返し数を10Hzとした場合、照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示した。
実施例1において、基板を石英に代えてITO/ガラス基板(ガラス基板上にITO被膜を設けたもの)とした場合、照射部は、結晶化したCaTiO3:Pr膜が得られた。また、照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示した。
実施例1において、基板を石英に代えて無アルカリガラス基板とした場合、照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示した。
実施例1においてレーザ照射後の蛍光体膜には若干の酸素欠損が生成しているため、500℃で6時間の酸素アニールを行ったところ処理後の発光強度が6倍程度増大した。
実施例1においてスピンコート後に行う仮焼成温度を25〜250℃とした場合、照射部のみ紫外励起による高い発光強度を示したが、膜の結晶性は仮焼成温度400℃のものと比較して悪く、酸素処理後の発光強度の増加は小さい。そのため仮焼成温度は400℃程度が望ましい。
2エチルヘキサンカルシウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムをCa:Ti:Pr=1.997:1:0.002比で混合した溶液(C2)を作製した。
C2溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりCa2TiO4:Pr膜の生成が認められた。このようにして作製した膜について照射部のみCaTiO3:Prと同程度の紫外励起による高い発光強度を示した。
2エチルヘキサンカルシウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムをCa:Ti:Pr=2.994:2:0.004比で混合した溶液(C3)を作製した。
C3溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりCa3Ti2O:Pr膜の生成がみとめられた。このようにして作製した膜について照射部のフォトルミネッセンス強度はCaTiO3:Pr膜の6倍を示した。
2エチルヘキサンストロンチウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムをSr:Ti Pr=0.998:1:0.002比で混合した溶液(S1)を作製した。
S1溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりSrTiO3:Pr膜の生成がみとめられた。このようにして作製した膜について照射部のみ発光した。
2エチルヘキサンストロンチウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジム、アルミニウムアセチルアセトナート酸溶液をSr:Ti Pr:Al=1:1:0.002:0.15比で混合した溶液(S2)を作製した。
S2溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりSrTiO3:Pr,Al膜の生成がみとめられた。このようにして作製した膜について照射部のみ発光した。
2エチルヘキサンストロンチウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムをSr:Ti Pr =2:1:0.002比で混合した溶液(S3)を作製した。
S3溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりSr2TiO4:Pr膜の生成がみとめられた。このようにして作製した膜について照射部のみ発光した。
2エチルヘキサンストロンチウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムをSr:Ti Pr =3:2:0.004比で混合した溶液(S4)を作製した。
S4溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりSr3Ti2O7:Pr膜の生成がみとめられた。このようにして作製した膜について照射部のみ発光した。
2エチルヘキサンカルシウム酸溶液に2エチルヘキサンストロンチウム酸溶液、2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジムをCa:Sr:Ti Pr =2:1:2:0.002比で混合した溶液(S5)を作製した。
S5溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折より(Ca,Sr)3Ti2O7:Pr膜の生成がみとめられた。また、このようにして作製した膜について照射部のみ発光した。
C1溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、紫外線ランプを室温で10分間照射後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm2; 20Hz; 5分照射した結果、X線回折よりCaTiO:Pr膜の生成がみとめられた。また、このようにして作製した膜について照射部のみ発光した。
実施例1において仮焼工程の代わりにエキシマランプを用いた室温紫外線照射を行い、その後、室温大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:100mJ/cm; 20Hz; 5分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による蛍光発光を示した。
実施例1において仮焼工程の代わりにエキシマランプを用いた室温紫外線照射を行い、その後、室温大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:100mJ/cm; 20Hz; 5分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による蛍光発光を示した。
実施例19においてレーザ照射を基板温度250℃で行った。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による蛍光発光を示し、その強度は基板温度が室温照射の場合よりも5倍程度大きい蛍光強度を示した。
2エチルヘキサンカルシウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸ユーロピウム溶液を定比で混合した溶液(C4)を作製した。C2溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:80mJ/cm; 20Hz; 5分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による赤燈色発光を示した。
2エチルヘキサンカルシウム酸溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、酢酸テルビウムアセチルアセトン溶液を定比で混合した溶液(C5)を作製した。C5溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:100mJ/cm; 20Hz; 5分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による蛍光発光を示した。
カリウムエトキシド溶液、2エチルヘキサン酸ランタン溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジム溶液をK:La:Ti:Pr=2:1.994:3:0.006比で混合した溶液(C6)を作製した。C6溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:100mJ/cm; 30Hz; 10分照射後、120mJ/cm; 30Hz; 10分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による赤色蛍光発光を示した。
カリウムエトキシド溶液、2エチルヘキサン酸ランタン溶液に2エチル-1ヘキサノラートTi溶液、2エチルヘキサン酸プラセオジム溶液をK:La:Ti:Pr=1:0.998:1:0.002比で混合した溶液(C7)を作製した。C7溶液を石英基板に4000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その後、基板温度を250℃に保ち、大気中で248nmのパルスレーザをフルエンス:100mJ/cm; 30Hz; 10分照射後、120mJ/cm; 30Hz; 10分照射した。このようにして作製した膜について照射部のみ紫外励起による赤色蛍光発光を示した。
(比較例1)
C1溶液を石英基板に3000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その結果、生成膜は発光しなかった。
(比較例2)
C1溶液を無アルカリガラスに3000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その結果、生成膜は発光しなかった。
(比較例3)
C1溶液をITO/石英基板に3000rpm; 10秒間でスピンコートし、400℃で10分間加熱した。その結果、生成膜は発光しなかった。
熱処理により作製した膜のXRDパターン 本発明の光照射膜のXRDパターン 熱処理および光照射により作製した膜のPLスペクトル レーザ照射後の膜とレーザ照射後に酸化処理した膜のPLスペクトル

Claims (14)

  1. AがCa, Sr, Baより選ばれるアルカリ土類金属元素であり、 BがTi, Zr,より選ばれる金属元素であり、ABO3, A2BO4、A327の組成式で表される金属酸化物に、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Luからなる群れより選ばれる元素を少なくとも一つ添加した金属酸化物、又は当該金属酸化物を形成することができる有機金属塩の薄膜を基板上に形成し、25〜500℃の温度に保持し、基板上の金属酸化物、又は有機金属塩の薄膜に紫外レーザを照射しつつ、結晶化を行うことにより、基板上に金属酸化物形成することを特徴とする金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  2. 組成式M2[An-1BnO3n+1] (nは自然数。ただしM,A,B,Oサイトには欠損があってもよい。)で表される、通称Dion-Jacobson相において、MはNa,K,Rb,Cs,H、AはCa, Sr, Ba, La, Lu、BはTi, Zr, Nb, Taより選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた金属酸化物に、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Ybが少なくとも一つ添加された組成式を持つ蛍光体物質及び、当該金属酸化物を形成することができる有機金属塩の薄膜を基板上に形成し、25〜500℃の温度に保持し、基板上の金属酸化物、又は有機金属塩の薄膜に紫外レーザを照射しつつ、結晶化を行うことにより、基板上に金属酸化物形成することを特徴とする金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  3. 組成式M[An-1BnO3n+1] (nは自然数。ただしM,A,B,Oサイトには欠損があってもよい。)で表される、通称Ruddlesden-Popper相において、MはNa, K, Rb, Cs, H、AはCa, Sr, Ba, La, Lu、BはTi, Zr, Nb, Taより選ばれる元素を少なくとも一つずつ用いた金属酸化物に、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Ybが少なくとも一つ添加された組成式を持つ蛍光体物質及び、当該金属酸化物を形成することができる有機金属塩の薄膜を基板上に形成し、25〜500℃の温度に保持し、基板上の金属酸化物、又は有機金属塩の薄膜に紫外レーザを照射しつつ、結晶化を行うことにより、基板上に金属酸化物形成することを特徴とする金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  4. 請求項1〜3に記載した蛍光体金属酸化物薄膜及びその製造方法により製造された蛍光体膜にレーザ光を照射し、表面形状の起伏を大きくさせて蛍光強度を増大させることを特徴とする蛍光体金属酸化物薄膜の製造方法。
  5. 金属酸化物又は有機金属塩にさらに、Al, Ga, Inから選ばれる一つ以上の元素を含む金属酸化物又は有機金属塩を添加することを特徴とする請求項1〜3に記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  6. 金属酸化物又は有機金属塩の薄膜を、MBE、真空蒸着、CVD、化学溶液法(塗布熱分解法、スプレー法)のいずれかにより作製することを特徴とする請求項1〜3又は請求項5に記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  7. 有機金属塩中の有機化合物が、β−ジケトナト、炭素数6以上の長鎖のアルコキシド、ハロゲンを含んでもよい有機酸塩から選ばれる1種である請求項1〜3又は請求項6のいずれか一つに記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  8. 紫外光が400nm以下のパルスレーザである請求項1〜3又は請求項7のいずれかひとつに記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  9. 金属酸化物又は有機金属塩の薄膜に紫外ランプを照射した後、200℃〜400℃以下の温度で紫外線レーザを照射することを特徴とする請求項1〜3又は請求項8のいずれかひとつに記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  10. 金属酸化物又は有機金属塩の薄膜を400℃で加熱後、200℃〜400℃以下の温度で紫外線レーザを照射することを特徴とする請求項1〜3又は請求項9のいずれかひとつに記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  11. 金属酸化物又は有機金属塩の薄膜を室温でアブレーションが起こらない周波数とフルエンスの組み合わせからなる条件で紫外レーザを照射後、フルエンス30mJ/cm2以上のレーザ光を複数のフルエンスで照射することを特徴とする請求項1〜3又は請求項8のいずれかひとつに記載した蛍光体金属酸化物薄膜の製造方法。
  12. レーザ照射により得られた金属酸化物膜を酸化性溶液による酸化処理、又は、酸化雰囲気下での熱処理による酸化処理、又は溶液中及び酸化性雰囲気中での紫外線照射による酸化処理、又は、酸素プラズマを用いた酸化処理を特徴とする蛍光体金属酸化物薄膜の製造方法。
  13. 金属酸化物が、(Ca1-x-ySrxBay)3(Ti1-zZrz)27 (Ca1-x-ySrxBay)2(Ti1-zZrz)O4、0≦x+y≦1, 0≦x<1,0≦y≦1,0≦z≦1の金属組成式を母材とし、Ce, Pr, Nd, Sm, Eu, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Luが少なくとも一つ添加される請求項1に記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
  14. 金属酸化物が、さらに、Al, Ga, Inから選ばれる一つ以上の元素を含むことを特徴とする請求項13に記載した金属酸化物蛍光体薄膜の製造方法。
JP2007212153A 2006-08-21 2007-08-16 蛍光体薄膜の製造方法 Expired - Fee Related JP5116016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007212153A JP5116016B2 (ja) 2006-08-21 2007-08-16 蛍光体薄膜の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006224627 2006-08-21
JP2006224627 2006-08-21
JP2007212153A JP5116016B2 (ja) 2006-08-21 2007-08-16 蛍光体薄膜の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008075073A true JP2008075073A (ja) 2008-04-03
JP5116016B2 JP5116016B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=39347435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007212153A Expired - Fee Related JP5116016B2 (ja) 2006-08-21 2007-08-16 蛍光体薄膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5116016B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009242735A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Noritake Co Ltd 蛍光体および蛍光表示装置
WO2010013607A1 (ja) * 2008-07-27 2010-02-04 独立行政法人産業技術総合研究所 ペロブスカイト蛍光体薄膜
WO2011129341A1 (ja) * 2010-04-13 2011-10-20 独立行政法人産業技術総合研究所 配向ペロブスカイト酸化物薄膜
JP2013000673A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 光触媒高機能化技術
JP2015157287A (ja) * 2015-04-30 2015-09-03 国立研究開発法人産業技術総合研究所 光触媒高機能化技術

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019317A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 酸化物蛍光体エピタキシャル薄膜
JP2008044803A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 結晶化金属酸化物薄膜の製造方法及びその用途

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019317A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 酸化物蛍光体エピタキシャル薄膜
JP2008044803A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 結晶化金属酸化物薄膜の製造方法及びその用途

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNC200759111418; 中島 智彦 Tomohiko Nakajima: '塗布光照射法を用いた蛍光体酸化物薄膜の低温製膜プロセスの開発' 応用物理学関係連合講演会講演予稿集2007春3 Extended Abstracts (The 54th Spring Meeting, 2007);T , p.1521, (社)応用物理学会 *
JPN6012007763; 中島 智彦 Tomohiko Nakajima: '塗布光照射法を用いた蛍光体酸化物薄膜の低温製膜プロセスの開発' 応用物理学関係連合講演会講演予稿集2007春3 Extended Abstracts (The 54th Spring Meeting, 2007);T , p.1521, (社)応用物理学会 *
JPN6012007766; Japanese Journal of Applied Physics 46(15), 2007, L365-L368 *

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009242735A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Noritake Co Ltd 蛍光体および蛍光表示装置
WO2010013607A1 (ja) * 2008-07-27 2010-02-04 独立行政法人産業技術総合研究所 ペロブスカイト蛍光体薄膜
JP2010053339A (ja) * 2008-07-27 2010-03-11 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology ペロブスカイト蛍光体薄膜
US8288022B2 (en) 2008-07-27 2012-10-16 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Perovskite phosphor film
WO2011129341A1 (ja) * 2010-04-13 2011-10-20 独立行政法人産業技術総合研究所 配向ペロブスカイト酸化物薄膜
JP2011236112A (ja) * 2010-04-13 2011-11-24 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 配向ペロブスカイト酸化物薄膜
JP2013000673A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 光触媒高機能化技術
JP2015157287A (ja) * 2015-04-30 2015-09-03 国立研究開発法人産業技術総合研究所 光触媒高機能化技術

Also Published As

Publication number Publication date
JP5116016B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4258536B2 (ja) 結晶化金属酸化物薄膜の製造方法
Hao et al. Blue, green and red cathodoluminescence of Y2O3 phosphor films prepared by spray pyrolysis
JP5740645B2 (ja) 配向ペロブスカイト酸化物薄膜
JP5219109B2 (ja) 超電導材料の製造方法
Zhang et al. Luminescent properties of rare-earth ion doped yttrium silicate thin film phosphors for a full-colour display
JPH07122365A (ja) 薄膜el素子及びその製造方法、並びにそのために使用するスパッタ用ターゲット
JP5116016B2 (ja) 蛍光体薄膜の製造方法
Baéz-Rodríguez et al. Luminescent properties of ZrO2: Dy3+ and ZrO2: Dy3++ Li+ films synthesized by an ultrasonic spray pyrolysis technique
JP2004533095A (ja) チオアルミン酸塩蛍光体膜の単独ソーススパッタリング
KR100918225B1 (ko) 형광체 박막의 제조 방법
JP4729766B2 (ja) 超電導酸化物材料の製造方法
JP2008156188A (ja) Aサイト層状秩序化型ペロブスカイトMn酸化物薄膜の製造方法
JPWO2010047177A1 (ja) 金属酸化物薄膜の製造方法
JP4952956B2 (ja) 結晶化金属酸化物薄膜を備えた蛍光体
KR100805517B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치 및 형광체의 제조 방법
JPH08236275A (ja) 発光材料とその製造方法およびこの発光材料を用いた発光素子
JP2012519738A (ja) 3価ツリウムにより活性化された酸化物発光材料及びその製造方法
JP2003155480A (ja) 酸化物蛍光体及びエレクトロルミネッセンス素子並びにその製造方法
JP2008214461A (ja) 蛍光体膜及び蛍光体膜の製造方法
JP3582010B2 (ja) 超格子蛍光体薄膜及びその製造方法
JP3650328B2 (ja) H2sクラッキングセル、それを用いた硫化物の製造方法、無機el素子の製造方法および無機el素子
JP2003003159A (ja) エピタキシャル蛍光体薄膜及びその製造方法
JP2006219641A (ja) 発光材料及び発光素子
JP2005076024A (ja) エレクトロルミネッセンス素子用希土類添加酸化ガリウム−酸化錫多元系酸化物蛍光体薄膜の製造方法
JP3865122B2 (ja) エレクトロルミネッセンス素子用硫酸化物蛍光体及びエレクトロルミネッセンス素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5116016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees