JP2008072030A - プラズマ処理装置、プラズマ処理装置の異常検出方法、及びプラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置、プラズマ処理装置の異常検出方法、及びプラズマ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的安価な方法で且つプロセス条件に依存せずに微小なガス流量の変動や圧力変動を確実に検出することができるプラズマ処理装置、その異常検出方法及びプラズマ処理方法を提供する。
【解決手段】プロセスチャンバー101と、プロセスチャンバー101内の圧力を測定する圧力測定器401と、プロセスチャンバー101内のガスを排出するポンプ403とを備える。ポンプ403とプロセスチャンバー101との間には圧力測定器401の計測値に基づいて開度を変更することにより、プロセスチャンバー101内の圧力を所定圧力に維持する圧力制御バルブ402が設けられている。排気能力制御コントローラー508は、プロセスチャンバー101内の圧力変動に対し、圧力制御バルブ402の開度の変動量が大きくなる状態に排気能力を設定する。演算部500は、圧力制御バルブ402の開度の変動量に基づいて、微小な圧力変動を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理室内に配置された被加工体のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置、当該装置の異常検出方法、及びプラズマ処理方法に関する。
近年、半導体集積回路装置(以下、半導体装置という。)の高集積化、高機能化、及び動作速度の高速化に伴って、技術的には加工条件のスペックが厳しくなる傾向にある。また、経営的には半導体装置の製造原価が上昇する傾向にあり、コスト面から加工不良の低減が求められている。また、多品種少量生産を実施している場合は、デリバリー面からも加工不良の低減が求められている。このため、半導体製造装置の特定のパラメーターを監視し、半導体製造装置の異常を早期に検知するための種々の技術が提案されている。
図9は、半導体装置の製造工程において多用されているプラズマ処理装置の一例である、2周波型のプラズマ処理装置を示す図である。図9に示すように、当該プラズマ処理装置は、プラズマ処理を行うプロセスチャンバー101とウェハ搬送チャンバー201とがウェハ搬送経路部303により連通された構造を有している。ウェハ搬送経路部303には、プロセスチャンバー101からのプラズマ雰囲気を遮断するゲートバルブ302が開閉自在に設けられている。ゲートバルブ302はウェハ搬送チャンバー201側に設置されており、ゲートバルブ302とウェハ搬送チャンバー201の内面とが接する面には、ゲートバルブOリング301が配置されている。また、ウェハ搬送チャンバー201は、ゲートバルブ301を通じて、ウェハ102をプロセスチャンバー101に搬入搬出する搬送機構(図示せず)を備えている。
プロセスチャンバー101は、その内部にウェハ102が設置されるウェハステージ103を備える。また、ウェハステージ103と対向する天板には、上部電極110が埋設されている。ウェハステージ103には下部電源105が接続され、上部電極110には上部電源104が接続されている。上部電極110内には、ガス供給源108などのガス供給系109が連通する状態に接続されている。ガス供給系109によって流量制御された状態で供給されたガスは、上部電極110の下面を構成するガス噴出し板111に形成された複数の孔からウェハステージ103に向けて噴出する。当該状態で、上部電源104と下部電源105により上部電極110とウェハステージ103とに高周波電力を印加することにより、プロセスチャンバー101に導入されたガスのプラズマが生成される。
また、ウェハ搬送経路部303に対向するプロセスチャンバー101の側壁下部には、プロセスチャンバー101と排気領域112とを連通する排気部107が設けられている。排気領域112の底部には排気口113が形成されるとともに、排気口113を開閉する排気用ゲートバルブ106が設けられている。排気口113には、圧力制御バルブ402、ターボ分子ポンプ(TMP:Turbo Molecular Pump)403、及びドライポンプ404などの排気に関わる機器が接続された排気配管410が接続されている。プロセスチャンバー101内のガスは、排気部107、排気領域112、排気口113を流れるように整流されて、プロセスチャンバー101の外部へ排気される。
さらに、プロセスチャンバー101にはプロセスチャンバー101内部の圧力を計測する圧力測定器401が接続されている。圧力測定器401の測定結果は、電気信号として圧力制御コントローラー501へ入力される。圧力制御コントローラー501は、圧力測定器401の出力信号に基づいて、圧力制御バルブ402の開度を調整することにより、プロセスチャンバー101内部を所定圧力に維持する。
プラズマ処理装置では、供給ガス流量、排気量、基板温度などの複数のパラメーターを制御する構成になっており、これらのパラメーターの異常な変動によって加工不良が発生する。このパラメーターの変動を早期に発見することが重要である。例えば、酸化膜のドライエッチング処理での加工不良として、C−F系等のエッチングガスの変動に起因するエッチング形状不良、ウェハ裏面の熱媒体であるHeガスのリークによるレジスト焼けに起因するエッチング形状不良、プラズマの異常放電によるレジスト焼けに起因するエッチング形状不良などがある。このような加工不良を低減するためには、これらの異常を早期に検出することが重要である。これらの異常が発生した場合、設備停止などが発生したときには作業員が必ず気付くことになる。しかしながら、異常放電などがランダムに発生し、設備停止が発生しないときには、大量に加工不良を発生させる可能性がある。
以上のような、異常を検出する技術として、種々の手法が提案されている。例えば、後掲の特許文献1には、圧力制御バルブの開度を監視する手法が提案されている。当該技術は、半導体装置を製造するにしたがって、プラズマ処理中に発生した反応生成物が排気側に堆積することに起因する排気能力の低下を、圧力制御バルブの開度により検知している。これにより、排気能力低下によりプラズマ処理装置が設備停止することを防止している。また、後掲の特許文献2には、ウェハ裏面の熱媒体であるHeガスの供給ラインに流量計を設ける手法が提案されている。当該技術は、Heガス流量の計測値と、Heガスのリーク時の流量に対応するしきい値とを比較することにより、Heガスのリークを検出する。
特開平11−193464号公報 特開2000−21869号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示された従来のプラズマ処理装置における異常の検出方法では、排気側に反応生成物が堆積した場合などの顕著な変化を検出することは可能であるが、微小なガス流量の変動や圧力変動を検出することはできない。これは、プロセス条件、プラズマ処理装置の排気能力、圧力制御バルブの性能や個体差などに依存するが、計測対象である圧力制御バルブの開度が、プラズマ処理中に、通常、0.1〜1.0°程度変動していることに起因する。すなわち、例えば、異常放電によって微小な圧力変動が発生し圧力制御バルブの開度が変動した場合に、当該変動が通常の変動であるか異常による変動であるかを区別することができないのである。
また、上記特許文献2に開示されたような、異常検出のために流量計等の検出器を設置する手法は、検出する異常に応じて多数の検出器を設ける必要があるため、設備のレイアウトやコストの観点で、現実的に困難な場合が想定される。
前記に鑑み、本発明は、比較的安価な方法で且つプロセス条件に依存せずに微小なガス流量の変動や圧力の変動を確実に検出することができるプラズマ処理装置、その異常検出方法及びプラズマ処理方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は以下の技術的手段を採用している。すなわち、本発明に係るプラズマ処理装置は、被加工体に対してプラズマ処理を行う処理室と、処理室内の圧力を測定する圧力測定器と、処理室内のガスを排出するポンプとを備える。上記ポンプと、上記処理室との間には、上記圧力測定器の計測値に基づいて開度を変更することにより、上記処理室内の圧力を所定圧力に維持する圧力制御バルブが設けられている。また、当該プラズマ処理装置は、当該圧力制御バルブよりも排気側における排気能力を変動させる手段と、上記圧力制御バルブの開度を検出する手段とを備える。
本構成によれば、排気能力を変動させることにより、処理室内の圧力変動に対する圧力制御バルブの開度の変動量を変化させることができる。すなわち、処理室内の圧力変動に対し、圧力制御バルブの開度の変動量が大きくなる状態に圧力制御バルブの開度を設定することにより、微小な圧力変動を圧力制御バルブの開度の変動量として検出することが可能になる。
上記構成において、上記排気能力は、処理室内の圧力が所定圧力に維持されたときの圧力制御バルブの開度が所定開度になる状態に設定される。当該所定開度は、検出すべき処理室内の圧力変動量に応じて設定することができる。
排気能力を変動させる手段は、例えば、排気能力を変更可能な上記ポンプにより構成することができる。また、上記圧力制御バルブと上記ポンプとの間に設けられた、開度を変更可能な排気能力制御バルブにより構成することもできる。さらに、上記圧力制御バルブと上記ポンプとの間に流量制御されたガスを供給する、流量を変更可能なガス供給手段により構成することもできる。この場合、圧力制御バルブとポンプとの間に供給されるガスは不活性ガスであることが好ましい。
また、上記構成において、圧力制御バルブの開度が所定値以上になった場合、圧力制御バルブより排気側の排気能力を増大させる構成を採用することもできる。さらに、圧力制御バルブの開度が所定値以上になった場合、次に処理される被加工体に対する処理の実行を停止する構成を採用してもよい。
また、他の観点では、本発明は、被加工体が設置される処理室と当該処理室内のガスを排出するポンプとの間に設けられた、圧力制御バルブの開度を変更することにより上記処理室内の圧力を所定圧力に維持するプラズマ処理装置の異常検出方法を提供することができる。すなわち、本発明に係るプラズマ処理装置の異常検出方法は、まず、上記処理室内を所定圧力に維持した状態にある前記圧力制御バルブの開度を、前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力を調整することにより、検出すべき処理室内の圧力変動量に応じた開度に設定する。当該設定された圧力制御バルブの開度の状態で処理室内を上記所定圧力に維持し、プラズマ処理を行う。そして、上記圧力制御バルブの開度の変動量に基づいて、上記処理室内の圧力変動を検出する。
これにより、処理室内の微小な圧力変動を伴う、プラズマ処理装置の異常を確実に検出することができる。なお、処理室内の圧力変動が検出された場合には、例えば以下の処理を行う。すなわち、まず、処理室内の圧力を計測する圧力測定器の異常の有無を確認する。圧力測定器の異常がない場合、次いで、処理室内にガスを導入することなく処理室内を所定圧力に維持した状態における、圧力制御バルブ開度の異常の有無を確認する。さらに、圧力制御バルブの開度に異常がない場合、処理室にガスを導入し処理室内を所定圧力に維持した状態における、圧力制御バルブ開度の異常の有無を確認する。これにより、異常の発生原因を特定することが可能になる。
さらに、他の観点では、本発明は、被加工体が設置される処理室と前記処理室内のガスを排出するポンプとの間に設けられた圧力制御バルブの開度を変更することにより前記処理室内の圧力を所定圧力に維持するプラズマ処理装置に適用されるプラズマ処理方法を提供することができる。すなわち、本発明に係るプラズマ処理方法は、まず、処理室内を所定圧力に維持した状態にある前記圧力制御バルブの開度を、前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力を調整することにより、所定開度に設定する。そして、当該設定された圧力制御バルブの開度の状態で処理室内を上記所定圧力に維持し、プラズマ処理を行う。上記構成において、所定開度は検出すべき処理室内の圧力変動量に応じて設定することができる。
また、圧力制御バルブよりも排気側における排気能力の調整は、例えば、上記ポンプの排気能力を変更することにより行うことができる。また、上記圧力制御バルブと上記ポンプとの間に設けられた排気能力制御バルブの開度を変更することにより行うこともできる。さらに、上記圧力制御バルブと上記ポンプとの間に供給するガスの流量を変更することにより行うこともできる。この場合、圧力制御バルブとポンプとの間に供給されるガスは、不活性ガスであることが好ましい。さらに、圧力制御バルブの開度が所定値以上になった場合、圧力制御バルブより排気側の排気能力を増大させる構成を採用することもできる。
本発明によれば、従来検出不能であった、処理室内の0.1Pa程度の微小な圧力変動を確実に検出することができる。また、処理室へ導入されるプロセスガス供給量の1sccm程度の変動も、処理室内の微小な圧力変動として検出することができる。すなわち、処理室内の圧力を検出する圧力測定器のゼロ点シフトに起因する加工不良、異常放電に起因する加工不良、プロセスガスの供給量の変動に起因する加工不良、ウェハ裏面の熱媒体であるHeガスのリークに起因する加工不良等を、異常発生の初期に確実に検出することができる。この結果、異常発生を確実に検出し、以降に処理される被加工体に連続して大量の加工不良が発生することを防止できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態では、2周波平行平板型のプラズマエッチング装置として本発明を具体化している。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施形態におけるプラズマ処理装置の断面図である。
図1に示すように、本実施形態のプラズマ処理装置は、プラズマ処理を行うプロセスチャンバー(処理室)101とウェハ搬送チャンバー201とがウェハ搬送経路部303により連通されている。ウェハ搬送経路部303には、プロセスチャンバー101からのプラズマ雰囲気を遮断するゲートバルブ302が開閉自在に設けられている。
ウェハ搬送チャンバー201は、ウェハ102をプロセスチャンバー101に搬入搬出する搬送機構(図示せず)を備えている。ゲートバルブ302は、ウェハ搬送チャンバー201側に設置されており、ウェハ搬送チャンバー201の内面と接する面にはゲートバルブOリング301が固定されている。また、ウェハ搬送チャンバー201にはウェハ搬送チャンバー201内の圧力を計測する圧力測定器202が接続されている。圧力測定器202は、圧力測定結果を電気信号として後述の設備制御部502に入力する。
プロセスチャンバー101は、その内部にウェハ102が設置されるウェハステージ103を備える。また、ウェハステージ103と対向する天板には、上部電極110が埋設されている。ウェハステージ103には下部電源105が接続され、上部電極110には上部電源104が接続されている。上部電極110内には、ガス供給源108などのガス供給系109が連通する状態に接続されている。ガス供給系109によって流量制御された状態で供給されたガスは、上部電極110の下面を構成するガス噴出し板111に形成された複数の孔からウェハステージ103に向けて噴出する。当該状態で、上部電源104と下部電源105により上部電極110とウェハステージ103とに高周波電力を印加することにより、プロセスチャンバー101に導入されたガスのプラズマが生成される。なお、本実施形態では、2周波平行平板型のプラズマ処理装置を例示しているが、本発明は、マイクロ波プラズマ処理装置、ICPプラズマ処理装置、平行平板プラズマ処理装置など、プラズマ源に依存せず構成可能である。
また、ウェハ搬送経路部303に対向するプロセスチャンバー101の側壁下部には、プロセスチャンバー101と排気領域112とを連通する排気部107が設けられている。排気領域112の底部に排気口113が形成され、排気口113を開閉する排気用ゲートバルブ106が設けられている。排気口113には、バタフライバルブ等により構成される圧力制御バルブ402、ターボ分子ポンプ403、及びドライポンプ404などの排気に関わる機器が接続された排気配管410が接続されている。プロセスチャンバー101内のガスは、排気部107、排気領域112、排気口113を流れるように整流されて、プロセスチャンバー101の外部へ排気される。
さらに、プロセスチャンバー101にはプロセスチャンバー101内部の圧力を計測する圧力測定器401が接続されている。圧力測定器401の測定結果は、電気信号として圧力制御コントローラー501へ入力される。圧力制御コントローラー501は、圧力測定器401の出力信号に基づいて、圧力制御バルブ402の開度を制御する。これにより、プロセスチャンバー101内部の圧力が所定の圧力に維持される。また、圧力制御コントローラー501は、圧力制御バルブ402の開度を検出する検出器としての機能も有している。
また、本実施形態では、圧力制御コントローラー501は、圧力制御バルブ402の開度、及び圧力測定器401の出力値を、排気能力制御コントローラー508、及び設備制御部502へ出力する。
排気能力制御コントローラー508は、圧力制御バルブ402の排気側に接続されているターボ分子ポンプ403に接続されており、ターボ分子ポンプ403へ回転数の設定信号を入力する。このように、排気能力制御コントローラー508が、ターボ分子ポンプ403の回転数を設定可能な構成を採用することにより、ターボ分子ポンプ403の排気能力を自在に変更することができる。また、排気能力制御コントローラー508は、ターボ分子ポンプ403から、ターボ分子ポンプ403の現状の回転数や運転状態を表す信号を取得する。さらに、排気能力制御コントローラー508は、ターボ分子ポンプ403へ回転数の設定信号、及び取得したターボ分子ポンプ403の現状の回転数や運転状態を表す信号を設備制御部502へ出力する。
設備制御部502は、圧力制御コントローラー501、排気能力コントローラー508のほか、プラズマ処理装置の動作を制御する各種コントローラー(図示せず)に接続されており、各コントローラーから各部の動作状態の情報を取得するとともに、各コントローラーへ動作指示を与える。ここで、各種コントローラーとは、例えば、ガス供給系109によりプロセスチャンバー101内に供給される各種ガスの流量を制御するコントローラー、ウェハ搬送チャンバー301とプロセスチャンバー101との間のウェハ搬送などの各動作を制御するコントローラー、上部電源104や下部電源105などの制御コントローラー、プロセスチャンバー101の上部、下部、側壁などの温度を制御するコントローラーである。また、設備制御部502はモニター等の表示装置を備えており、プラズマ処理装置の状態を示す各種データの表示や装置異常の警告表示などができるように構成されている。なお、本実施形態では、設備制御部502が、圧力制御コントローラー501へ圧力制御の開始やデータ送信の要求などを送信できるように接続されている。また、圧力制御コントローラー501と排気能力制御コントローラー508との間で、情報の送受信できるようにも接続されている。
また、設備制御部502には、装置異常の判定を行う演算部500が接続されている。演算部500は、データ処理部504、データ保存部503、及び判定部505を備える。データ処理部504は、設備制御部502から出力された、設備異常を判定するための各種データを処理する。また、データ保存部503は、取得されたデータや設備異常であるか否かをするための規格値等を格納する。さらに、判定部505は、データ処理部504で処理されたデータとデータ保存部503に格納されている規格値とを比較することにより、設備異常であるか否かを判定する。なお、判定部505には、警告発信部506が接続されており、判定部505は、設備異常であると判定した場合、警告発信部506へ警告の発報を指示する。警告発信部506は、ブザー音発生、警告灯点灯、警告表示等により作業者に設備異常を報知する。
図2はプロセスチャンバー101に一定流量のガスを導入し、圧力制御バルブ402の開度を変化させた場合の圧力制御バルブ402の開度とプロセスチャンバー101内の圧力Pとの関係を示す図である。ここでは、圧力制御バルブ402はいわゆるバタフライバルブやペンデュラムバルブであり、圧力制御バルブ402の開度は0°(閉鎖)から90°(全開)の間の角度BRで表現される。
図2から理解できるように、圧力制御バルブ402の開度BRが小さいとき、圧力制御バルブ402の開度BRの変動量に対するチャンバー内圧力Pの変動量が大きい。また、圧力制御バルブ402の開度BRが大きいとき、圧力制御バルブ402の開度BRの変動量に対するチャンバー内圧力Pの変動量は小さい。例えば、圧力制御バルブ402の開度BRが20°から30°の間では、開度BRに対するチャンバー内圧力Pの変化率dP/dBRは約161mPa/degである。一方、開度BRが50°から80°の間では、開度BRに対するチャンバー内圧力Pの変化率dP/dBRは約3.33mPa/degである。なお、図2に示すデータは、プロセスチャンバー101内にプラズマを生成していない状態でのデータである。しかしながら、プロセスチャンバー101内にプラズマが生成された状態であっても、圧力制御バルブ402の開度BRとチャンバー内圧力Pとの関係は図2と同様の傾向を示す。
上述したように、例えば、ウェハ102上に形成された酸化膜をドライエッチングする場合、加工不良として、C−F系ガス流量の変動に起因する加工形状不良、ウェハ裏面の熱媒体であるHeガスのリークによるレジスト焼けに起因する加工形状不良、異常放電によるレジスト焼けに起因する加工形状不良などが発生する。これらの異常を早期に発見するためには1sccmレベルでのガス流量の変動や0.1Paレベルでの圧力変動を検出する必要がある。例えば、4000cc程度のプロセスチャンバーの場合、ガス流量が1sccm変動すると、プロセス条件にも依存するが0.01〜0.1Pa程度の圧力変動が生じる。したがって、このレベルの圧力変動を検出することで、異常の発生を検知することができる。
プロセス条件によって圧力制御バルブ402の開度は異なるが、例えば、正常な状態での圧力制御バルブ402の従来の開度が20.0°であるとする。この場合、異常放電によってチャンバー内圧力Pが+0.1Pa変動したとすると、プロセスチャンバー101の内部圧力を変動前の圧力に戻すために、圧力制御コントローラー501は、圧力制御バルブ402の開度BRを約20.6°に変化させる(図2参照)。しかしながら、圧力制御バルブ402の性能や個体差に依存するが、圧力制御バルブ402の開度は、圧力制御実施中に通常0.1〜1.0°程度の範囲で変動している。このため、上述の0.6°の開度BRの変動が、異常によるものか通常の変動であるのかを判断することはできない。
そこで、本実施形態では、排気能力を変動させることによって、チャンバー内圧力の変動に対する圧力制御バルブ402の開度の変動量が大きくなる状態に、圧力制御バルブ402の開度を設定する。すなわち、本実施形態のプラズマ処理装置は、排気能力制御コントローラー508がターボ分子ポンプ403の排気能力を変動させることによって、従来と同一のプロセス条件において、正常な状態での圧力制御バルブ402の開度が50.0°になる状態に設定する。この場合、異常放電によってチャンバー圧力が+0.1Pa変動したときに、圧力制御コントローラー501は、圧力制御バルブ402の開度BRを約80.0°に変化させる(図2参照)。したがって、本実施形態によれば、正常動作時における圧力制御バルブ402の開度BRの変動(0.1〜1.0°)と、異常による開度BRの変動とを明確に区別することが可能になる。すなわち、変動の原因までは特定することはできないが、明らかに正常な状態と異なる状態であることを判断することができる。
以下、排気能力変動の一例を示す。ここでは、ターボ分子ポンプ403の回転数が30000rpmであるときに、プロセスチャンバー101内に正常な加工状態を実現する圧力制御バルブ402の開度が20°であるとする。本実施形態では、プロセスチャンバー101が正常な加工状態で、かつ圧力制御バルブ402の開度BRが50°になるようにターボ分子ポンプ403の回転数を変動させる。ここでは、回転数が25000rpmであるときに、上記正常な加工状態が実現される圧力制御バルブ402の開度BRが50°であるとする。また、本実施形態では、当該回転数(25000rpm)が排気能力制御コントローラー508に記憶されており、設備制御部502からの指示により、排気能力制御コントローラー508がターボ分子ポンプ508の回転数を25000rpmに設定し、プラズマ処理を行う。
しかしながら、このように回転数を25000rpmに減少させた状態は、回転数が30000rpmである場合に比べて、プロセスチャンバー101内の圧力の制御が不安定になる。これは、圧力制御バルブ402の開度BRに対するチャンバー内圧力Pの変動が小さいため、例えば、開度BRが50°から90°へ変化させた場合であっても、チャンバー内圧力Pを0.1Pa程度しか低下させられないことに起因する。例えば、チャンバー内圧力Pが+0.3Pa上昇した場合、圧力制御バルブ402を全開にしても、チャンバー内の圧力を変動前の圧力に戻すことができない。このため、プロセスチャンバー101内を意図した圧力に維持できなくなる可能性がある。
そこで、本実施形態のプラズマ処理装置では、プロセスチャンバー101内の圧力制御ができなくなることを回避する制御を行う。図3は、当該制御の手順を示すフローチャートである。ここでは、上述の演算部500が、プロセッサとRAMやROM等のメモリとを備えたハードウェア、及び当該メモリに格納され、プロセッサ上で動作するソフトウェアにより実現されている。
図3に示すように、設備制御部502は、まず、排気能力制御コントローラー508を通じて、排気能力情報を取得する(ステップS301)。本実施形態では、排気能力情報はターボ分子ポンプ403の回転数である。そして、排気能力が低い状態(ここでは、回転数が25000rpm)であれば、設備制御部502は、常時、圧力制御コントローラー501を通じて圧力制御バルブ402の開度情報を取得する(ステップS302YES→ステップS303)。本実施形態では、開度情報は圧力制御バルブ402の角度(開度BR)である。
次いで、データ処理部504は、取得した開度BRをデータ保存部503に格納するとともに、判定部505に送信する。判定部505は、データ保存部503から予め格納されている異常判定基準値を読出し、当該基準値と取得した開度BRとを比較し、取得した開度BRが基準値よりも大きい場合に、異常ありと判定する(ステップS304YES)。ここでは、異常判定基準値は80°に設定されている。
また、判定部505が異常ありと判定した場合、設備制御部502にその旨が通知される。このとき、設備制御部502は、排気能力制御コントローラー508に排気能力アップを指示する(ステップS305)。当該指示を受けた排気能力制御コントローラー508は、ターボ分子ポンプ403の排気能力を上昇させる。ここでは、排気能力の上昇は、ターボ分子ポンプ403の回転数を従来使用していた30000rpmへ上げることにより実現される。そして、ターボ分子ポンプ403の排気能力アップが完了すると、排気能力制御コントローラー508は、設備制御部502に排気能力アップが完了した旨を通知する(ステップS306)。このとき、設備制御部502は、自身が備える表示装置に圧力状態が不安定になったことを表示するとともに、次のウェハの処理を行わないように、ウェハ搬送コントローラーへ、現在処理中のウェハの処理が終了した後、次ウェハのプロセスチャンバー101への搬送を停止する指示を出力する(ステップS307)。一方で、判定部505は異常ありを判定した時点で、警告発信部506へ警告報知を指示し、作業者へ異常の発生を通知する。
なお、上記ステップS302において、ターボ分子ポンプ404の排気能力が低い状態ではなかった場合、あるいは圧力制御バルブ402の開度BRが基準値以下であった場合は、そのまま処理を終了する(ステップS302NO、ステップS304NO)。
設備制御部502は、プラズマ処理中に上記処理を繰り返し実行することにより、異常の発生を速やかに検出できる。
なお、ここでは異常と判定する開度BRの基準値を80°としたが、この値はプロセス条件や排気能力の状態に応じて変更することが望ましい。また、ここでは、排気能力アップ時に、ターボ分子ポンプ403の回転数を25000rpmから30000rpmへ変更したが、例えば、25000rpm、27500rpm、30000rpmのように、異常が検出される度に排気能力を段階的に順次上昇させてもよい。この場合、作業者への報知も、回転数が27500rpmに上昇した際は警告、回転数が30000rpmに上昇した際は、早急に対応のように、報知レベルを区分して警報を発してもよい。さらに、回転数を変更する前に、既に異常な状態と判定するように設定し、例えば開度BRが70°を超えたときに異常の警告を発生させ、プロセスチャンバー101へ次ウェハを搬入させない制御を行うことにより、次ウェハに対するプラズマ処理の実施を停止する構成を採用することも可能である。加えて、上記説明では、設備制御部502が各処理を実施する構成としたが、圧力制御コントローラー501、あるいは排気能力コントローラー508が各処理の実施を指示する構成であってもよい。この場合、データの送受信経路は、適宜、変更される。
上述のように、排気能力を低下させ、チャンバー内圧力Pの変動に対する圧力制御バルブ402の開度を大きくした状態(圧力制御バルブ402の開度に対するチャンバー内圧力Pの変化率を小さくした状態)でプラズマ処理を行うことにより、プロセスチャンバー101内の微小な圧力変動を圧力制御バルブ402の開度BRを監視することにより検出できる。このように、微小な圧力変動を検出することにより、異常発生を確実に検出し、以降にプラズマ処理される被加工体に連続して大量の加工不良が発生することを防止できる。
ところで、上述の手法では、微小な圧力変動を伴う異常を確実に検出することができるが、圧力変動が生じた原因、例えば、異常放電であるのか、導入ガスの流量変動であるのか等、を特定することまではできない。以下では、圧力変動が生じた原因を特定する手法について説明する。
ここでは、まず、圧力測定器401の異常有無を確認する。圧力測定器401に異常がない場合、プロセスチャンバー101内にガスを導入しない状態で、圧力制御バルブ402の開度の異常有無を確認する。さらに、当該確認において異常がなかった場合には、プロセスチャンバー101内にガスを導入した状態で、圧力制御バルブ402の開度の異常有無を確認する。なお、上記圧力変動が検出された際に、プロセスチャンバー101内に複数種のガスを導入していた場合には、それぞれのガスをプロセスチャンバー101内に単体で導入した状態で、圧力制御バルブ402の開度の異常有無を確認する。
以上のような確認を行うことにより、圧力変動の原因を推定することができる。すなわち、圧力測定器401に異常があった場合は、圧力測定器401の破損、圧力測定器401のゼロ点シフトなどが圧力変動の原因であると推定される。また、プロセスチャンバー101内にガスを導入しない状態で圧力制御バルブ402の開度に異常があった場合には、プロセスチャンバー101のリーク、プロセスチャンバー101内からのデガスの放出、もしくは排気能力の異常などが圧力変動の原因であると推定される。さらに、プロセスチャンバー101内にガスを導入した状態で圧力制御バルブ402の開度に異常があった場合には、そのガスの流量制御装置の破損やゼロ点のシフトなどが圧力変動の原因であると推定される。これらの確認において異常がない場合は、ウェハ102裏面の熱媒体であるHeガスのリークや異常放電による圧力変動などが圧力変動の原因であると推定される。この場合には、他のウェハをプラズマ処理することにより、再現確認を行う必要がある。
図4は、上記圧力測定器401の異常確認処理の手順を示すフローチャートである。図1に示すように、本実施形態のプラズマ処理装置は、ウェハ搬送チャンバー201に圧力測定器202が接続されている。ここでは、圧力測定器202を用いて圧力測定器401の異常の有無を判定する。
当該確認処理が開始されると、まず、設備制御部502の指示により、ゲートバルブ302及び排気用ゲートバルブ106が開放されるとともに、圧力制御バルブ402が全開(開度BR=90°)にされる。また、設備制御部502は、排気制御コントローラー508を通じて、ターボ分子ポンプ403の排気能力を最大にするとともに排気動作を開始させる(ステップS401)。このとき、判定部505は、設備制御部502の指示に基づいて、データ保存部503に予め格納されている圧力測定器401の測定値と圧力測定器202の測定値との差の規格値ΔP、及び後述の時間規格値Δtを読み込む(ステップS402)。次いで、チャンバー(プロセスチャンバー101及びウェハ搬送チャンバー201)内部の圧力が安定するまで、所定時間待機する(ステップS403)。この所定時間は、プロセスチャンバー101の容量や排気能力に応じて設定される。ここでは、所定時間を60秒としている。
所定時間が経過すると、設備制御部502は、計数カウンタiを0として、圧力測定器401の測定値P1と、圧力測定器202の測定値P2とを取得する(ステップS404→ステップS405YES→ステップS406)。取得した測定値P1、P2はデータ処理部504により、データ保存部503に格納されるとともに、その差が演算され、演算結果が判定部505に送信される。判定部505は、圧力測定器401の測定値と圧力測定器202の測定値との差の絶対値|P1−P2|と規格値ΔPとを比較する。差の絶対値|P1−P2|が規格値ΔPを越える場合は、カウンタiを1だけ増加させ、再度、圧力測定器401の測定値P1と、圧力測定器202の測定値P2とを取得する(ステップS407NO→ステップS408→ステップS405YES→ステップS406)。本実施形態では、3回の測定において規格値ΔPを満足することができなかった場合に、圧力測定器に異常があると判定している(ステップS405NO→ステップS414)。なお、図4では、各圧力測定器の繰り返し測定回数を3回にしているが繰り返し回数は1回以上であればよく、装置の状態によって繰り返し回数を増やすように変更することが可能である。
一方、ステップS407において、圧力測定器401の測定値と圧力測定器202の測定値との差の絶対値|P1−P2|が規格値ΔP以下であった場合、判定部505はその旨を設備制御部502に通知する。このとき、設備制御部502は、その時点での時刻t0を図示しない時間計数器から取得した後、再度、圧力測定器401の測定値P1と、圧力測定器202の測定値P2とを取得するとともに、当該測定値を取得した時刻t1を取得する(ステップS407YES→ステップS409→ステップS410)。取得した測定値P1、P2及び時刻t0、t1はデータ処理部504により、データ保存部503に格納されるとともに、その差が演算され、演算結果が判定部505に送信される。判定部505は、圧力測定器401の測定値と圧力測定器202の測定値との差の絶対値|P1−P2|と規格値ΔPとを比較し、差の絶対値が規格値ΔPを越える場合は、圧力測定器に異常があると判定する(ステップS411NO→ステップS414)。圧力測定器401の測定値と圧力測定器202の測定値との差の絶対値|P1−P2|が規格値ΔP以下であった場合は、判定部505は、時刻t1と時刻t0との差t1−t0と規格値Δtとを比較する(ステップS411YES→ステップS412)。そして、差t1−t0が規格値Δt以下である場合は、再度、圧力測定器401の測定値P1と、圧力測定器202の測定値P2とを取得する(ステップS412NO→ステップS410)。一方、時刻t1と時刻t0との差t1−t0が規格値Δtを超える場合、すなわち、時間Δtの間、絶対値|P1−P2|が規格値ΔP以下であり続けた場合には、判定部505は圧力測定器には異常がないと判定する(ステップS412YES→ステップS413)。このように、所定時間Δtの間、測定した各圧力測定器の測定値の差が規格値ΔPを満足し続けることを確認することで、高真空下において圧力測定器401、202が正常に圧力を計測していることを確認できる。例えば、規格値Δtには、1枚のウェハをプラズマ処理する時間を設定することができる。
以上の処理により圧力測定器401に異常がないことが確認された場合、プロセスチャンバー101にガスを導入しない状態における圧力制御バルブ402の開度の確認を行う。図5は、当該確認処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、プロセスチャンバー101内の圧力を、上記圧力変動が検出されたプラズマ処理を実施中の圧力PAに維持したときに、圧力制御バルブ402の開度BRが所定の開度(上述の例では、50°)になっているか否かを確認する。
当該確認処理が開始されると、まず、設備制御部502の指示により、ゲートバルブ302が閉鎖される(ステップS501)。また、設備制御部502は、排気能力制御コントローラー508、及び圧力制御コントローラー501に圧力制御条件を設定する。ここでは、設備制御部502は、圧力制御条件として、上記圧力変動が発生したプラズマ処理を実施した際のプロセスチャンバー101内の圧力PAを圧力制御コントローラー501に設定する。また、設備制御部502は、プロセスチャンバー101内にガスを導入しない状態で内部圧力PAにした場合に、圧力制御バルブ402の開度BRが上記所定開度(ここでは、50°)になる排気能力を排気能力制御コントローラー508に設定する。なお、このような排気能力は、正常にプラズマ処理を実施できる状態にあるプラズマ処理装置において、実験を行うことにより予め取得できる。
このとき、判定部505は、設備制御部502の指示に基づいて、データ保存部503に予め格納されている圧力制御バルブ402の開度BRの下限規格値BRL1、及び開度BRの上限規格値BRU1、及び時間規格値Δtを読み込む(ステップS502)。ここでは、開度BRの下限規格値BRL1を45°、開度BRの上限規格値BRU1を55°、時間規格値Δtを30secにしている。
次いで、設備制御部502が排気能力コントローラー508を通じて、ターボ分子ポンプ403に上記排気能力で排気を開始させるとともに、圧力制御コントローラー501に圧力制御を開始させる(ステップS503)。その後、プロセスチャンバー101内部が圧力PAに安定するまで、所定時間待機する(ステップS504)。圧力測定器の確認処理と同様に、この所定時間は、プロセスチャンバー101の容量や排気能力に応じて設定される。ここでは、所定時間を60秒としている。
所定時間が経過すると、設備制御部502は、計数カウンタiを0として、圧力制御バルブ402の開度BRを取得する(ステップS505→ステップS506YES→ステップS507)。取得した開度BRは、データ処理部504により、データ保存部503に格納されるとともに、判定部505に送信される。判定部505は、取得した開度BRと下限規格値BRL1及び上限規格値BRU1とを比較し、開度BRが下限規格値BRL1以下、あるいは上限規格値BRU1以上である場合は、カウンタiを1だけ増加させ、再度、開度BRを取得する(ステップS508NO→ステップS509→ステップS506YES→ステップS507)。本実施形態では、3回の測定において開度BRが規格範囲(BRL1<BR<BRU1)を満足することができなかった場合に、圧力制御バルブ402に異常があると判定する(ステップS506NO→ステップS515)。なお、図5では、開度BRの繰り返し測定回数を3回にしているが繰り返し回数は1回以上であればよく、装置の状態によって繰り返し回数を増やすように変更することが可能である。
一方、ステップS508において、圧力制御バルブ402の開度BRが規格範囲内であった場合、判定部505はその旨を設備制御部502に通知する。このとき、設備制御部502は、その時点の時刻t0を図示しない時間計数器から取得した後、再度、圧力制御バルブ402の開度BRを取得するとともに、当該開度を取得した時刻t1を取得する(ステップS508YES→ステップS510→ステップS511)。取得した開度BR及び時刻t0、t1はデータ処理部504により、データ保存部503に格納される。また、時刻t0、t1に対しては、その差が演算され、演算結果が判定部505に送信される。判定部505は、取得した開度BRと下限規格値BRL1及び上限規格値BRU1とを比較し、開度BRが下限規格値BRL1以下あるいは上限規格値BRU1以上である場合は、圧力制御バルブ402に異常があると判定する(ステップS512NO→ステップS515)。開度BRが下限規格値BRL1と上限規格値BRU1との間にある場合は、判定部505は、時刻t1と時刻t0との差t1−t0と規格値Δtとを比較する(ステップS512YES→ステップS513)。そして、差t1−t0が規格値Δt以下である場合は、再度、圧力制御バルブ402の開度BRを取得する(ステップS513NO→ステップS511)。一方、時刻t1と時刻t0との差t1−t0が規格値Δtを超える場合、すなわち、時間Δtの間、開度BRが規格範囲(BRL1<BR<BRU1)を満足し続けた場合には、判定部505は圧力制御バルブ402には異常がないと判定する(ステップS513YES→ステップS514)。このように、所定時間Δtの間、測定した圧力制御バルブ402の開度BRが規格範囲を満足し続けることを確認することで、高真空下において圧力制御バルブ402が正常に動作していることを確認することができる。したがって、例えば、規格値Δtには、1枚のウェハをプラズマ処理する時間を設定することができる。
以上の処理により、プロセスチャンバー101内にガスを導入しない状態で圧力制御バルブ402の開度に異常がないことが確認された場合、プロセスチャンバー101にガスを導入した状態で圧力制御バルブ402の開度の確認を行う。図6は、当該確認処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、プロセスチャンバー101内の圧力を、上記圧力変動が検出されたプラズマ処理を実施中の圧力PAに維持したときに、圧力制御バルブ402の開度BRが所定の開度(上述の例ではBR=50°)になっているか否かを確認する。
当該確認処理が開始されると、まず、設備制御部502の指示により、ゲートバルブ302が閉鎖される(ステップS601)。また、設備制御部502は、排気能力制御コントローラー508、及び圧力制御コントローラー501に圧力制御条件を設定する。ここでは、設備制御部502は、圧力制御条件として、上記圧力変動が発生したプラズマ処理を実施した際のプロセスチャンバー101内の圧力PAを圧力制御コントローラー501に設定する。また、設備制御部502は、プロセスチャンバー11内にガスを導入した状態で内部圧力をPAにしたときに圧力制御バルブ402の開度BRが上記所定開度になる排気能力を排気能力制御コントローラー508に設定する。また、設備制御部502は、ガス供給系109の図示しないガス流量制御装置に、上記圧力変動が発生したプラズマ処理を実施した際のガス流量を設定する。
なお、プラズマ処理を行う際、プロセスチャンバー101内に複数種のガスが導入される場合には、当該確認はガス種ごとに実施される。この場合、設備制御部502は、プロセスチャンバー101内に確認対象の単体ガスを導入した状態で内部圧力をPAにしたときに圧力制御バルブ402の開度BRが50°になる排気能力を排気能力制御コントローラー508に設定する。このような排気能力は、正常にプラズマ処理を実施できる状態にあるプラズマ処理装置において、実験を行うことにより予め取得できる。また、プラズマ処理を行う際、プロセスチャンバー101内に単一のガスが導入される場合には、設備制御部502は、排気能力として上記低い排気能力(ターボ分子ポンプ403の回転数が25000rpm)を排気能力制御コントローラー508に設定する。
このとき、判定部505は、設備制御部502の指示に基づいて、データ保存部503に予め格納されている圧力制御バルブ402の開度BRの下限規格値BRL2、及び開度BRの上限規格値BRU2、及び時間規格値Δtを読み込む(ステップS602)。ここでは、開度BRの下限規格値BRL2を45°、開度BRの上限規格値BRU2を55°、時間規格値Δtを30secにしている。
次いで、設備制御部502が排気能力コントローラー508を通じて、ターボ分子ポンプ403に上記排気能力で排気を開始させるとともに、圧力制御コントローラー501に圧力制御を開始させる(ステップS603)。その後、プロセスチャンバー101内部が圧力PAに安定するまで、所定時間待機する(ステップS604)。上述の各確認と同様に、この所定時間は、プロセスチャンバー101の容量や排気能力に応じて設定される。ここでは、所定時間を60秒としている。
所定時間が経過すると、設備制御部502は、計数カウンタiを0として、圧力制御バルブ402の開度BRを取得する(ステップS605→ステップS606YES→ステップS607)。取得した開度BRは、データ処理部504により、データ保存部503に格納されるとともに、判定部505に送信される。判定部505は、取得した開度BRと下限規格値BRL2及び上限規格値BRU2とを比較し、開度BRが下限規格値BRL2以下、あるいは上限規格値BRU2以上である場合は、カウンタiを1だけ増加させ、再度、開度BRを取得する(ステップS608NO→ステップS609→ステップS606YES→ステップS607)。本実施形態では、3回の測定において開度BRが規格範囲(BRL2<BR<BRU2)を満足することができなかった場合に、ガス流量に異常があると判定する(ステップS606NO→ステップS615)。なお、図6では、開度BRの繰り返し測定回数を3回にしているが繰り返し回数は1回以上であればよく、装置の状態によって繰り返し回数を増やすように変更することが可能である。
一方、ステップS608において、圧力制御バルブ402の開度BRが規格範囲内であった場合、判定部505はその旨を設備制御部502に通知する。このとき、設備制御部502は、その時点の時刻t0を図示しない時間計数器から取得した後、再度、圧力制御バルブ402の開度BRを取得するとともに、当該開度を取得した時刻t1を取得する(ステップS608YES→ステップS610→ステップS611)。取得した開度BR及び時刻t0、t1はデータ処理部504により、データ保存部503に格納される。また、時刻t0、t1に対しては、その差が演算され、演算結果が判定部505に送信される。判定部505は、取得した開度BRと下限規格値BRL2及び上限規格値BRU2とを比較し、開度BRが下限規格値BRL2以下あるいは上限規格値BRU2以上である場合は、圧力制御バルブ402に異常があると判定する(ステップS612NO→ステップS615)。開度BRが下限規格値BRL2と上限規格値BRU2との間にある場合は、判定部505は、時刻t1と時刻t0との差t1−t0と規格値Δtとを比較する(ステップS612YES→ステップS613)。そして、差t1−t0が規格値Δt以下である場合は、再度、圧力制御バルブ402の開度BRを取得する(ステップS613NO→ステップS611)。一方、時刻t1と時刻t0との差t1−t0が規格値Δtを超える場合、すなわち、時間Δtの間、開度BRが規格範囲(BRL1<BR<BRU1)を満足し続けた場合には、判定部505はガス流量には異常がないと判定する(ステップS613YES→ステップS614)。このように、所定時間Δtの間、測定した圧力制御バルブ402の開度BRが規格範囲を満足し続けることを確認することで、高真空下においてガス供給系109が正常に動作していることを確認することができる。例えば、規格値Δtには、1枚のウェハをプラズマ処理する時間を設定することができる。
また、上述のプロセスチャンバー101内にガスを導入しない状態での圧力制御バルブ開度の確認と、プロセスチャンバー101内にガスを導入した状態での圧力制御バルブ開度の確認は、正常な状態にあるプラズマ処理装置との比較により行っている。しかしながら、プラズマ処理中に発生する反応生成物が排気配管等の内部に堆積する等により、プラズマ処理装置の排気能力は日々の使用につれて徐々に変化する。このため、正常な状態にあるプラズマ処理装置により取得したデータの蓄積が多いほど、より正確に上述の確認を行うことができる。すなわち、正常な状態にあるプラズマ処理装置において1日1回以上データを取得し、当該データに基づいて規格値を微調整することにより、日々の排気能力変化の傾向等を把握することができ、より正確に上述の確認を行うことができる。
なお、プロセス条件に依存するが、反応生成物の発生が比較的多いプラズマ処理を行うプラズマ処理装置では、圧力制御バルブ402の開度は徐々に大きくなる傾向にある。このように圧力制御バルブ402の開度が徐々に変化する場合、このような経時変化による開度の変動と、異常による開度の変動とを区別する必要がある。このような区別を行うため、プラズマ処理中の圧力制御バルブ402開度の変動量を常時監視することに加えて、直前のプラズマ処理における圧力制御バルブ402の開度と、現在処理中の圧力制御バルブ402の開度との比較を合わせて行うことが好ましい。これにより、徐々に変化する圧力制御バルブ402の開度を考慮した状態で圧力制御バルブ402の開度の変動量を検出することができ、異常によって発生した圧力制御バルブ402の開度の変動を確実に検出することができる。なお、現在のプラズマ処理と直前のプラズマ処理との処理間隔が一定でない場合、プロセスチャンバー101内の温度分布の差異に起因して、圧力制御バルブ402の開度が変動する場合がある。この場合、処理間隔に起因して生じる圧力制御バルブ402の変動量を考慮した状態で、圧力制御バルブ402の開度の変動量を監視することが好ましい。
以上説明したように、圧力制御バルブ402の開度の変動により、プロセスチャンバー101内の微小な圧力変動を確実に検出することができる。この結果、プロセス条件に依存することなく、異常の発生を早期に検出することができる。この結果、異常発生を確実に検出し、以降に処理される被加工体に連続して大量の加工不良が発生することを防止できる。
また、圧力変動の原因が装置異常に起因するものか、プロセス異常に起因するものかを容易に区別することができる。さらに、本実施形態のプラズマ処理装置は、従来の装置に排気能力制御コントローラーと演算部とを付加し、設備制御部にこれらを制御させる構成である。したがって、検出する異常に応じた種々の計測器を付加する必要がなく、比較的安価に装置を実現することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、排気能力を、ターボ分子ポンプ403の回転数を変更することにより低下させた。しかしながら、他の手法により排気能力を低下させることも可能である。図7は本発明の第2の実施形態におけるプラズマ処理装置の構成を示す断面図である。
図7に示すように、本実施形態のプラズマ処理装置は、排気能力を低下させる手段として、圧力制御バルブ402とターボ分子ポンプ403との間に排気能力制御バルブ405を備える点が第1実施形態のプラズマ処理装置と異なる。また、本実施形態のプラズマ処理装置は、第1の実施形態の排気能力制御コントローラー508に代えて、排気能力制御バルブ405の開度を制御する、排気能力制御コントローラー509を備える。他の構成は第1の実施形態のプラズマ処理装置と同一である。なお、排気能力制御バルブ405には、バタフライバルブのようなコンダクタンス可変バルブ等を使用することができる。
本実施形態では、排気能力制御コントローラー509が、設備制御部502の指示に基づいて、排気能力制御バルブ405の開度を変化させる。すなわち、排気能力制御コントローラー509は、排気能力制御バルブ405の開度を小さくすることにより排気能力を低下させる。また、排気能力制御コントローラー509は、排気能力制御バルブ405を大きくすることにより排気能力を増大させる。このように、本実施形態においても、排気能力を低下させることが可能であり、排気能力を低下させることで、プロセスチャンバー101内の微小な圧力変化により圧力制御バルブ402の開度が大きく変動する状態を実現することができる。
すなわち、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、圧力制御バルブ402の開度の変動により、プロセスチャンバー内の微小な圧力変動を確実に検出することが可能となる。この結果、異常発生を確実に検出し、以降に処理される被加工体に連続して大量の加工不良が発生することを防止できる。
(第3の実施形態)
さらに、第1及び第2の実施形態と異なる構成によっても、排気能力を低下させることは可能である。図8は本発明の第3の実施形態におけるプラズマ処理装置の構成を示す断面図である。
図8に示すように、本実施形態のプラズマ処理装置は、排気能力を低下させる手段として、圧力制御バルブ402とターボ分子ポンプ403との間にガス供給口406を備える点が第1の実施形態のプラズマ処理装置と異なる。ガス供給口406には、ガス流量制御装置(マスフローコントローラー)407を介してガス供給源408が接続されている。また、本実施形態のプラズマ処理装置は、第1の実施形態の排気能力制御コントローラー508に代えて、ガス流量制御装置407のガス流量を制御する、排気能力制御コントローラー510を備える。他の構成は第1の実施形態のプラズマ処理装置と同一である。なお、特に限定されるものではないが、排気系において予期しない反応が発生することがないように、ガス供給源408からは、HeガスやN2ガスなどの不活性ガスが供給されることが好ましい。
本実施形態では、排気能力制御コントローラー510が、設備制御部502の指示に基づいて、ガス流量制御装置407を通過するガスの流量を変化させる。すなわち、排気能力制御コントローラー510は、ガス流量制御装置407を通過するガスの流量を増加させることにより排気能力を低下させる。また、排気能力制御コントローラー510は、ガス流量制御装置407を通過するガスの流量を減少させることにより排気能力を増大させる。このように、本実施形態においても、排気能力を低下させることが可能であり、排気能力を低下させることで、プロセスチャンバー101内の微小な圧力変化により圧力制御バルブ402の開度が大きく変動する状態を実現することができる。
すなわち、本実施形態においても、第1及び第2の実施形態と同様に、圧力制御バルブ402の開度の変動により、プロセスチャンバー内の微小な圧力変動を確実に検出することが可能となる。この結果、異常発生を確実に検出し、以降に処理される被加工体に連続して大量の加工不良が発生することを防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、プロセスチャンバー内の微小な圧力変動を、圧力制御バルブ402の開度の変動により確実に検出することができる。また、圧力変動の原因が装置異常に起因するものか、プロセス異常に起因するものかを容易に区別することができる。
なお、本発明は、以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲において、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上述の第1、第2、第3の実施形態において説明した排気能力を変動させる構成は、それぞれ単独で用いる必要はなく、いずれか2つあるいは全てを組み合わせて採用することもできる。例えば、ターボ分子ポンプ403などに回転数の制限がある場合には、排気能力の変動幅が限定されてしまうが、複数の方式を組み合わせて使用することにより、1つの手段のみで排気能力を変動させる場合に比べて、排気能力の制御範囲をより広範囲にすることができる。
また、本発明は、プラズマエッチング装置に限らず、プラズマ処理室内に配置された被加工体をプラズマ処理するいかなるプラズマ処理装置に対しても適用可能である。
本発明は、半導体製造に使用されるドライエッチング装置、CVD装置などのプラズマ処理装置の処理中及び処理前後での異常を早期に検出する方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態におけるプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図 圧力制御バルブの開度と圧力変動との関係を示す図 本発明の実施形態における動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施形態における圧力測定器の異常確認処理を示すフローチャート 本発明の実施形態におけるプロセスチャンバーのリーク及び排気系の異常確認処理を示すフローチャート 本発明の実施形態におけるガス流量の異常確認処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態におけるプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図 本発明の第3の実施形態におけるプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図 従来のプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図
符号の説明
101 プロセスチャンバー
102 ウェハ
103 ウェハステージ
104 上部電源
105 下部電源
106 排気用ゲートバルブ
107 排気部
108 ガス供給源
109 ガス供給系
110 上部電極
111 ガス噴出し板
112 排気領域
113 排気口
201 ウェハ搬送チャンバー
301 ゲートバルブOリング
302 ゲートバルブ
303 ウェハ搬送経路部
401 圧力測定器
402 圧力制御バルブ
403 ターボ分子ポンプ
404 ドライポンプ
405 排気能力制御バルブ
406 ガス供給口
407 ガス流量制御装置
408 ガス供給源
410 排気配管
501 圧力制御コントローラー
502 設備制御部
503 データ保存部
504 データ処理部
505 判定部
508 排気能力制御コントローラー
509 排気能力制御コントローラー
510 排気能力制御コントローラー

Claims (19)

  1. 処理室内に配置された被加工体のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置であって、
    被加工体に対してプラズマ処理を行う処理室と、
    前記処理室内の圧力を測定する圧力測定器と、
    前記処理室内のガスを排出するポンプと、
    前記ポンプと前記処理室との間に設けられ、前記圧力測定器の測定値に基づいて開度を変更することにより、前記処理室内の圧力を所定圧力に維持する圧力制御バルブと、
    前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力を変動させる手段と、
    前記圧力制御バルブの開度を検出する手段と、
    を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記処理室内の圧力が前記所定圧力に維持されたときの前記圧力制御バルブの開度が所定開度になる状態に、前記排気能力を設定する請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記所定開度が、検出すべき処理室内の圧力変動量に応じて設定される請求項2記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記排気能力を変動させる手段が、排気能力を変更可能な前記ポンプにより構成された請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記排気能力を変動させる手段が、前記圧力制御バルブと前記ポンプとの間に設けられた、開度を変更可能な排気能力制御バルブにより構成された請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記排気能力を変動させる手段が、前記圧力制御バルブと前記ポンプとの間に流量制御されたガスを供給する、流量を変更可能なガス供給手段により構成された請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記圧力制御バルブと前記ポンプとの間に供給されるガスが、不活性ガスである請求項6記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記圧力制御バルブの開度の変動量に基づいて、前記処理室内の圧力変動を検出する請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記圧力制御バルブの開度が所定値以上になった場合、前記圧力制御バルブより排気側の排気能力を増大させる請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記圧力制御バルブの開度が所定値以上になった場合、次に処理される被加工体に対するプラズマ処理の実行を停止する請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  11. 被加工体が設置される処理室と前記処理室内のガスを排出するポンプとの間に設けられた、圧力制御バルブの開度を変更することにより前記処理室内の圧力を所定圧力に維持するプラズマ処理装置の異常検出方法であって、
    前記処理室内を所定圧力に維持した状態にある前記圧力制御バルブの開度を、前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力を調整することにより、検出すべき処理室内の圧力変動量に応じた開度に設定するステップと、
    前記設定された圧力制御バルブの開度の状態で処理室内を前記所定圧力に維持し、プラズマ処理を行うステップと、
    前記圧力制御バルブの開度の変動量に基づいて、前記処理室内の圧力変動を検出するステップと、
    を含むことを特徴とするプラズマ処理装置の異常検出方法。
  12. 前記処理室内の圧力変動が検出された場合、
    前記処理室内の圧力を計測する圧力測定器の異常の有無を確認するステップと、
    前記圧力測定器の異常がない場合、前記処理室内にガスを導入することなく前記処理室内を所定圧力に維持した状態における、前記圧力制御バルブ開度の異常の有無を確認するステップと、
    前記圧力制御バルブの開度に異常がない場合、前記処理室にガスを導入し前記処理室内を所定圧力に維持した状態における、前記圧力制御バルブ開度の異常の有無を確認するステップと、
    をさらに含む請求項11記載のプラズマ処理装置の異常検出方法。
  13. 被加工体が設置される処理室と前記処理室内のガスを排出するポンプとの間に設けられた、圧力制御バルブの開度を変更することにより前記処理室内の圧力を所定圧力に維持するプラズマ処理装置に適用されるプラズマ処理方法であって、
    前記処理室内を所定圧力に維持した状態にある前記圧力制御バルブの開度を、前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力を調整することにより、所定の開度に設定するステップと、
    前記設定された圧力制御バルブの開度の状態で処理室内を前記所定圧力に維持し、プラズマ処理を行うステップと、
    を含むことを特徴とするプラズマ処理方法。
  14. 前記所定開度が、検出すべき処理室内の圧力変動量に応じて設定される請求項13記載のプラズマ処理方法。
  15. 前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力が、前記ポンプの排気能力を変更することにより調整される請求項13または14記載のプラズマ処理方法。
  16. 前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力が、前記圧力制御バルブと前記ポンプとの間に設けられた排気能力制御バルブの開度を変更することにより調整される請求項13または14記載のプラズマ処理方法。
  17. 前記圧力制御バルブよりも排気側における排気能力が、前記圧力制御バルブと前記ポンプとの間に供給するガスの流量を変更することにより調整される請求項13または14記載のプラズマ処理方法。
  18. 前記圧力制御バルブと前記ポンプとの間に供給されるガスが、不活性ガスである請求項17記載のプラズマ処理方法。
  19. 前記圧力制御バルブの開度が所定値以上になった場合、前記圧力制御バルブより排気側の排気能力を増大させる請求項13または14記載のプラズマ処理方法。
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