JP2008069400A - 転炉の操業方法及び転炉設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができると共に、効率よく転炉の操業を行うことができるようにする。
【解決手段】脱りん処理及び脱炭処理を行う転炉設備1の操業方法において、最上流に配置された第1の転炉2Aを脱りん炉として採用し、最下流に配置された第3の転炉2Cを脱炭炉として採用し、第1の転炉2Aと第3の転炉2Cとの間に配置された第2の転炉2Bを脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉として採用して脱りん処理及び脱炭処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、転炉の操業方法及び転炉設備に関する。
従来より、転炉設備では、脱りん用の転炉(以降、脱りん炉ということがある)と脱炭用の転炉と(以降、脱炭炉ということがある)を並列に並べ、脱りん炉で脱りん処理を行った後に脱炭炉で脱炭処理を行っている(例えば、特許文献1〜3)。
脱りん処理が終了すると、溶銑は脱りん炉から出湯されて取鍋に入れられ、この取鍋は第1のクレーン(以降、溶湯クレーンということがある)で吊り上げられて脱炭炉まで搬送される。そして、搬送された溶銑は脱炭炉に装入されることとなる。
溶銑が脱炭炉に装入される前には、スクラップヤードから脱炭炉に向けて第2のクレーン(スクラップクレーンということがある)によってスクラップが搬送され、このスクラップが溶銑が脱炭炉に装入される前に脱炭炉に入れられることとなる。
即ち、転炉の操業では、脱りん炉に溶銑装入→脱りん処理→脱りん炉から溶銑を出湯→溶銑を溶湯クレーンを介して脱炭炉に搬送→スクラップヤードのスクラップをスクラップクレーンを用いて脱炭炉に搬送→脱炭炉にスクラップを装入→脱りん処理が終わった溶銑を溶湯クレーンを介して脱炭炉に装入→脱炭処理→脱炭炉から溶鋼を出湯するという作業が繰り返し行われている。
特許第3503938号 特開2006−117973号公報 特許第2768209号
従来の転炉の操業方法で、溶湯クレーンの動きとスクラップクレーンの動きとを考えた場合、溶銑やスクラップの搬送工程において溶湯クレーンとスクラップクレーンとが干渉する可能性がある。
このような場合には、溶湯クレーンとスクラップクレーンとが干渉しないように、溶湯クレーンを一時的に待機させたり、或いは、スクラップクレーンを待機させる必要があり、脱りん工程や脱炭工程を含めた処理における全体のサイクルタイムを延長せざる得ない問題が生ずることになる。
また、転炉設備では、転炉内の耐火物等を修復又は交換するという炉修作業が必要であり、それぞれの転炉で炉修作業が重なった場合には、脱りん処理や脱炭処理を行うことができなくなったり、脱りん処理及び脱炭処理を炉修を行っていない他の転炉で実施する必要があり、サイクルタイムが延びたり、低温で脱りん処理ができないことから副原料の使用量が増加する恐れがあった。また、炉修作業が重ならないようにするために各転炉の想定される寿命に対して相当早く炉を切り替える等、転炉の耐火物を使いきらない段階で操業をしていた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができると共に、効率よく転炉の操業を行うことができる転炉の操業方法及び転炉設備を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。即ち、上流側から下流側に向けて順に並べられた3基の転炉と、前記転炉に上流側から溶湯を搬送する溶湯クレーンと、転炉に下流側からスクラップを搬送するスクラップクレーンとを有する転炉設備で、脱りん処理及び脱炭処理を行う転炉設備の操業方法において、最上流に配置された第1の転炉を脱りん炉として採用し、最下流に配置された第3の転炉を脱炭炉として採用し、第1の転炉と第3の転炉との間に配置された第2の転炉を脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉として採用して、脱りん処理及び脱炭処理を行う点にある。
これによれば、溶銑装入側に近い転炉を脱りん炉とし、スクラップ装入側に近い転炉を脱炭炉とすることによって、溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができる。
これに加え、兼用炉によって、脱りん炉が炉修であるときは兼用炉で脱りん処理を行い、脱炭炉が炉修であるときは兼用炉で脱炭処理を行うことが可能となる。
これによって、脱りん処理と脱炭処理とを連続的に行うことができると共に、副原料の使用量が増加せず又転炉の耐火物を最大限に有効活用でき、効率よく転炉の操業を行うことができる。
前記第1の転炉で行っていた脱りん処理を第2の転炉に切り替えるにあたっては、(i)前記第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉がスタンバイ状態であると想定される際には、実際に第1の転炉の予想寿命がきた時点で第1の転炉での脱りん処理を第2の転炉に切り替える、(ii)前記第1の転炉の予想寿命がくる時点で第2の転炉が炉修中であると想定される際には、第2の転炉における炉修の開始を早め、実際に第1の転炉の予想寿命がきた時点までに前記炉修を終了させてから第1の転炉での脱りん処理を第2の転炉に切り替える、(iii)前記第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉が脱炭処理中であると想定される際には、実際に第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉の脱炭処理を終了してから第1の転炉での脱りん処理を第2の転炉に切り替えるのいずれか1つを行うことが好ましい。
これによれば、第1の転炉が寿命に到達し、第1の転炉の炉修を行うために第1の転炉を一時的に休止したとしても、第2の転炉に処理を切り替えることで脱りん処理を途切れることなく連続的に行うことができ、副原料の使用量が増加せず又転炉の耐火物を最大限に有効活用でき、効率よく転炉の操業を行うことができる。
前記第2の転炉で行っている脱りん処理を第1の転炉に切り替えるに際し、(iv)第2の転炉と第3の転炉との炉修期間が重複せず且つ第2の転炉又は第3の転炉のいずれか一方が他方よりもが予想寿命が早いと想定される際には、一方の転炉が実際に予想寿命に達した時点で第2の転炉での脱りん処理を第1の転炉に切り替える、(v)第2の転炉と第3の転炉との炉修期間が重複し且つ第2の転炉又は第3の転炉のいずれか一方が他方よりもが予想寿命がくると想定される際には、他方の転炉における炉修の開始を早め、実際に他方の転炉の予想寿命がくる時点までに前記炉修を終了させてから脱りん処理を第1の転炉に切り替えるのいずれか1つを行うことが好ましい。
これによれば、第2の転炉や第3の転炉の寿命(炉修)に合わせて、効率よく第1の転炉を稼働させることができ、副原料の使用量が増加せず又転炉の耐火物を最大限に有効活用でき、効率よく転炉の操業を行うことができる。
本発明の他の手段は、上流側から下流側に向けて順に並べられた3基の転炉と、前記転炉に上流側から溶湯を搬送する溶湯クレーンと、転炉に下流側からスクラップを搬送するスクラップクレーンとを有する転炉設備において、最上流に配置された第1の転炉を脱りん炉とし、最下流に配置された第3の転炉を脱炭炉とし、第1の転炉と第3の転炉との間に配置された第2の転炉を脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉とする点にある。
これによれば、溶銑装入側に近い転炉を脱りん炉とし、スクラップ装入側に近い転炉を脱炭炉とすることによって、溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができる。
これに加え、兼用炉によって、脱りん炉が炉修であるときは兼用炉で脱りん処理を行い、脱炭炉が炉修であるときは兼用炉で脱炭処理を行うことが可能となる。
これによって、脱りん処理と脱炭処理とを連続的に行うことができると共に、副原料の使用量が増加せず又転炉の耐火物を最大限に有効活用でき、効率よく転炉の操業を行うことができる。
本発明によれば、溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができると共に、効率よく転炉の操業を行うことができる。
本発明の転炉設備について説明する。
図1,2に示すように、転炉設備1は、複数の転炉2と、これらの転炉2に溶銑を供給するための取鍋3と、取鍋3を転炉2に搬送するため複数(例えば、2台)の溶湯クレーン4A,4Bを備えている。また、実施形態の転炉設備1は、溶銑脱硫設備5と、スクラップ装入設備6とを備えたもので、高炉設備から搬送された溶銑を溶銑脱硫設備5で脱硫処理をした後に当該溶銑とスクラップとを転炉に投入して脱りん処理及び脱炭処理を行うものである。
溶湯クレーン4A,4Bは直線状に延びる走行レール7上を走行するもので、この実施の形態では2基の溶湯クレーン4A,4Bが1本の走行レール7上を走行するものとなっている。走行レール7に沿って、溶銑脱硫設備5,転炉2,スクラップ装入設備6が順に配置されている。
転炉2は、溶銑脱硫設備5側(上流側)からスクラップ装入設備6側(下流側)に向けて順に3基並べられている。本発明の転炉設備1では、3基の転炉2において、最上流(溶銑脱硫設備5側)に配置された第1の転炉2Aは脱りん処理を専用とする脱りん炉とされ、最下流(スクラップ装入設備6側)に配置された第3の転炉2Cは脱炭処理を専用とする脱炭炉とされ、第1の転炉2Aと第3の転炉2Cとの間に配置された第2の転炉2Bは必要に応じて脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉とされている。第1の転炉2A、第2の転炉2B、第3の転炉2Cは、走行レール7に沿って順に並べられている。
各転炉の出湯側にはレールから構成される軌道19が敷設されていて、軌道19上に台車20A,20Bが走行するようになっている。なお、脱りん炉2A及び兼用炉2Bに敷設された軌道は、第1の転炉2Aの下を通過して溶湯クレーン4A,4Bが走行する走行レール7上まで延長されている。
溶銑脱硫設備5は、2つの脱硫処理ステーション8A,8Bを有したもので、各脱硫処理ステーション8A,8Bは互いに並列して配備されている。各脱硫処理ステーション8A,8Bは、溶銑を取鍋3に払い出す払い出しピット9と、溶銑に脱硫処理を施す脱硫装置10と、溶銑のスラグを除去する除滓装置11(スラグドラッガー)とを備えている。
スクラップ装入設備6は、転炉2にスクラップを装入するもので、スクラップを積み込むスクラップシュート12と、スクラップシュート12を搬送するスクラップクレーン13と、走行レール7下にスクラップシュート12を載置するためのステージ14と、スクラップを受け入れるスクラップヤード15とを備えている。
ステージ14とスクラップヤード15との間には1又は複数本のスクラップ搬送レール16が敷設されており、該スクラップ搬送レール16には、スクラップシュート12を載置可能な搬送台車17が移動自在に配備されている。各スクラップ搬送レール16には、搬送台車17をステージ14上に停車させるシュートステーション18が配備されており、該シュートステーション18に搬送台車17を停車させることにより、スクラップシュート12が走行レール7下に位置することとなる。
転炉設備1は、以上の構成からなるものであるが、次に、走行レール7に対する設備の配置を説明する。説明の便宜上、走行レール7を各クレーン1基を収容可能な互いに等しい幅を有する8つの区間(0区〜7区)とスクラップ部4のステージ14上の区間(S区)に区切り、7区〜S区までの区間は省略する。
溶湯クレーン4Aは、走行レール7上を0区から6区まで移動可能であり、溶湯クレーン4Bは、走行レール7上を1区から7区まで移動可能である。
スクラップクレーン13は、走行レール7上を4区からS区まで移動可能である。また、1区に脱硫処理ステーション8Aが配置されると共に、2区に脱硫処理ステーション8Bが配置されている。これら脱硫処理ステーション8A,8Bは、走行レール7下に払出しピット9を配置している。また、4区、5区、6区に対応する位置には、第1の転炉2A,第2の転炉2B,第3の転炉2Cがそれぞれ順に配置されている。
本発明の転炉設備の操業方法について説明する。
この転炉設備1の操業方法では、第1の転炉2Aを脱りん炉として採用し、第3の転炉2Cを脱炭炉として採用し、第2の転炉2Bを脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉とし、その上で、脱りん処理又は脱炭処理を行うようにしている。
基本的には、第1の転炉2Aで脱りん処理を行うと共に、第3の転炉2Cで脱炭処理を行うこととしている。第1の転炉2Aが寿命を迎え転炉内の耐火物等を修復又は交換するという炉修作業が発生した場合には、第1の転炉2Aを一時的に休止した後に炉修を行うと共に、第1の転炉2Aの代わりに第2の転炉2Bで脱りん処理を行うこととしている。
また、第3の転炉2Cが寿命を迎え転炉内の耐火物等を修復又は交換するという炉修作業が発生した場合には、第3の転炉2Cを一時的に休止した後に炉修を行うと共に、第3の転炉2Cの代わりに第2の転炉2Bで脱炭処理を行うこととしている。即ち、転炉設備1の操業方法では、常に2基の転炉を稼働させて脱りん処理及び脱炭処理を行い、他の1基の転炉を炉修するようにしている。
以下、第1の転炉2Aから第2の転炉2Bへ脱りん処理を切り替えることについて図3を用いて詳しく説明すると共に、転炉2Bから第2の転炉2Aへ脱りん処理を戻すことについて図4を用いて詳しく説明する。
図3,4では、第1の転炉2A(1転炉),第2の転炉2B(2転炉),第3の転炉2C(3転炉)における処理を時系列で示している。また、脱りん処理は、転炉への溶銑装入、脱りん吹錬、調質、出湯、排滓の1チャージ分の処理が複数回含まれている。脱炭処理は、転炉への溶銑装入、脱炭吹錬、調質、出湯、排滓の1チャージ分の処理が複数回含まれている。
図3に示すように、第1の転炉2Aを稼働した後に一時的に休止するタイミングは、過去の操業実績などから第1の転炉2Aの予想寿命(転炉2内の耐火物を修復又は交換しなければならない期間)を予め求め、第1の転炉2Aが予想寿命になる時間(時刻)とする。 第1の転炉2Aの寿命は、過去の実績から大凡4000〜5000チャージとされており、このチャージ数を予想寿命とするのが好ましい。また、操業の途中(例えば、2000チャージ)で、耐火物の厚み(残厚)をレーザープロフィールメータ等で測定し、測定した耐火物の厚みから第1の転炉2Aの寿命を予測してもよい。
なお、第1の転炉2Aにおいて、操業初期や操業中期では500チャージ毎に、操業末期では300チャージ毎に耐火物の厚み(残厚)を当該転炉2の全体に亘って測定するのが好ましい。
そして、本発明の操業方法では、第1の転炉2Aが予想寿命になる時間、即ち、第1の転炉2Aの予想寿命がきた時点での第2の転炉2Bの操業状態(稼働状態)を予め想定し、それぞれの状況に応じて、第2の転炉2Bの操業を変更するようにしている。
即ち、図3のパターン1に示すように、
(i)第1の転炉2Aの予想寿命がきた時点(P1)で第2の転炉2Bがスタンバイ状態(第2の転炉2Bが炉修が終わり、いつでも稼働できる状態)であると想定される際(P2)には、実際に第1の転炉2Aの予想寿命がきた時点(P3)で第1の転炉2Aでの脱りん処理を第2の転炉2Bに切り替えるようにしている(P4)。なお、第2の転炉2Bで炉修が開始された時点で、第3の転炉2Cを稼働させて脱炭処理を開始するようにしている。
図3のパターン2に示すように、
(ii)第1の転炉2Aの予想寿命がきた時点(P5)で第2の転炉2Bが炉修中であると想定される際(P6)には、第2の転炉2Bにおける炉修の開始の時期を早め(P7)、実際に第1の転炉2Aの予想寿命がくる時点(P8)までに炉修を終了させてから脱りん処理を第2の転炉2Bに切り替える(P9)。なお、第2の転炉2Bで炉修の開始を早めた場合、第2の転炉2Bで炉修を開始した時点で第3の転炉2Cでは脱炭処理を行うようにしている。
図3のパターン3に示すように、
(iii)第1の転炉2Aの予想寿命がきた時点(P10)で第2の転炉2Bが脱炭処理中であると想定される際(P11)には、実際に第1の転炉2Aの予想寿命がきた時点(P12)で第2の転炉2Bの脱炭処理を終了してから脱りん処理を第2の転炉2Bに切り替える(P13)。なお、第2の転炉2Bで脱炭処理から脱りん処理に切り替えた時点で第3の転炉2Cを稼働させて脱炭処理を行うようにしている。
図4に示すように、第1の転炉2Aが一時的に休止しているとき(スタンバイ状態を含む)は、第2の転炉2Bで脱りん処理を行い、第3の転炉2Cで脱炭処理を行っている状態である。
第2の転炉2Bを稼働した後に第2の転炉2Bを一時的に休止するタイミングは、過去の操業実績などから第2の転炉2Bの予想寿命を予め求め、第2の転炉2Bが予想寿命になる時間(時刻)とする。なお、第2の転炉2Bを一時的に休止した後炉修を行う。
また、第3の転炉2Cを稼働した後に第3の転炉2Cを一時的に休止するタイミングは、過去の操業実績などから第3の転炉2Cの予想寿命を予め求め、第3の転炉2Cが予想寿命になる時間(時刻)とする。なお、第3の転炉2Cを一時的に休止した後には炉修を行う。
第2の転炉2B及び第3の転炉2Cの寿命は、過去の実績から大凡4000〜5000チャージとされており、このチャージ数を予想寿命とするのが好ましい。また、操業の途中(例えば、2000チャージ)で、耐火物の厚み(残厚)をレーザープロフィールメータ等で測定し、測定した耐火物の厚みから第2の転炉2B及び第3の転炉2Cの寿命を予測してもよい。
なお、第2の転炉2B及び第3の転炉2Cにおいて、操業初期や操業中期では500チャージ毎に、操業末期では300チャージ毎に耐火物の厚み(残厚)を当該転炉2の全体に亘って測定するのが好ましい。
本発明の操業方法では、第2の転炉2Bや第3の転炉2Cの操業状態(稼働状態)を予め想定し、それぞれの状況に応じて、第1の転炉2Aの操業を開始するタイミングを決定している。
例えば、図4のパターン4の想定に示すように、第3の転炉2Cが脱炭処理を終了して炉修を開始する前に、第2の転炉2Bが寿命を迎え、第2の転炉2Bの炉修が第3の転炉2Cの炉修よりも早く開始され(P20)且つ第2の転炉2Bの炉修期間と第3の転炉2Cの炉修期間とは重複していない状態であるときは、パターン4の稼働方法に示すように、第2の転炉2Bの炉修が開始された時点(P21)で第1の転炉2Aの操業(脱りん処理)を開始する。なお、第3の転炉2Cが炉修を開始した時点で第2の転炉2Bでは脱炭処理を行う。
パターン5の想定に示すように、第2の転炉2Bが脱りん処理を終了して炉修を開始する前に、第3の転炉2Cが寿命を迎え、第3の転炉2Cの炉修が第2の転炉2Bの炉修よりも早く開始され(P22)且つ第3の転炉2Cの炉修期間と第2の転炉2Bの炉修期間とは重複していない状態であるときは、パターン5の稼働方法に示すように、第3の転炉2Cの炉修が開始された時点(P23)で第1の転炉2Aの操業(脱りん処理)を開始する。その際、第3の転炉2Cで行っていた脱炭処理は、第2の転炉2Bで行うようにする。 パターン4とパターン5とをまとめると、
(iv)第2の転炉2Bと第3の転炉2Cとの炉修期間が重複せず且つ第2の転炉2B又は第3の転炉2Cのいずれか一方が他方よりも予想寿命が早くくると想定される際には、一方の転炉が実際に予想寿命に達した時点で脱りん処理を第1の転炉2Aに切り替えるようにしている。
さらに、パターン6に示すように、第2の転炉2Bと第3の転炉2Cとの炉修期間が重複する場合には、第3の転炉2Cにおける炉修の開始時期を早め(P24)、第2の転炉2Bの予想寿命がきた時点(P25)までに第3の転炉2Cの炉修を終了させるようにすると共に、第3の転炉2Cの炉修を開始した時点(P26)で脱りん処理を第1の転炉2Aに切り替える。
なお、第2の転炉2Bと第3の転炉2Cとの炉修期間が重複する場合には、パターン7に示すように、第2の転炉2Bにおける操業と第3の転炉2Cにおける操業とを逆にして、第2の転炉2Bにおける炉修を早め、第3の転炉2Cの予想寿命がきた時点までに第2の転炉2Bの炉修を終了させるようにすると共に、第2の転炉2Bの炉修を開始した時点で脱りん処理を第1の転炉2Aに切り替えるようにしてもよい。
即ち、(v)第2の転炉2Bと第3の転炉2Cとの炉修期間が重複し且つ第2の転炉2B又は第3の転炉2Cのいずれか一方が他方よりも予想寿命が早くくると想定される際には、一方の転炉における炉修の開始を早め、実際に一方の転炉の予想寿命がきた時点までに炉修を終了させてから脱りん処理を第1の転炉2Aに切り替えるようにするのがよい。
このように、第2転炉2Bを兼用炉とすることで、第1の転炉2Aや第3の転炉2Cが寿命を迎えて炉修中により一時的に休止した状態であっても、当該兼用炉で脱りん処理や脱炭処理を行うことができ、転炉設備1での操業において、脱りん処理や脱炭処理が途切れることなく行うことができる。
図5(a)は、最上流に配置された第1の転炉2Aを脱りん炉として採用し、最下流に配置された第3の転炉2Cを脱炭炉として採用した場合の操業方法を示した実施例のガントチャートである。
まず、転炉設備1の操業方法では、高炉から来た混銑車22が転炉設備1に到着し、混銑車22から払い出しピット9内の取鍋3に溶銑が払い出されると、脱硫装置10で溶銑が脱硫処理された後、除滓装置11で溶銑のスラグが除去される。
溶銑のスラグが除去されると取鍋3は、溶湯クレーン4Aで吊り上げられて脱りんを行う第1の転炉2Aへ向けて搬送されることとなる(#1)。
溶湯クレーン4Aが第1の転炉2Aに向かう前に、スクラップクレーン13がスクラップシュート12を吊り上げて第1の転炉2Aへ向かい、第1の転炉2Aに溶銑が装入される前に、第1の転炉2Aにスクラップを装入する(#2)。
スクラップクレーン13が第1の転炉2Aにスクラップを装入した後、スクラップクレーン13はスクラップヤード15に戻る。その後、溶湯クレーン4Aが第1の転炉2Aの前まで移動して取鍋3内の溶銑を第1の転炉2Aに装入する(#3)。
溶湯クレーン4Aが溶銑を第1の転炉2Aに装入する際、溶湯クレーン4Bは第1の転炉2Aよりも下流側(例えば5区)に退避しており、溶湯クレーン4Aと溶湯クレーン4Bとは干渉しないようになっている。
第1の転炉2Aに溶銑を装入した後、溶湯クレーン4Aは払い出しピット9側に移動し、溶湯クレーン4Bは、脱りん処理が終了した溶銑が入った取鍋3を吊り上げて(#4)、第3の転炉2Cに搬送し、溶銑を第3の転炉2Cに装入する(#5)。
溶銑を第3の転炉2Cに装入する前には、スクラップクレーン13はスクラップヤード15でスクラップを吊り上げた後、第3の転炉2Cの前に移動して当該第3の転炉2Cにスクラップを装入する(#6)。
このとき、溶湯クレーン4Bは、第3の転炉2Cよりも上流側から第3の転炉2Cに向けて移動しており、溶湯クレーン4Bとスクラップクレーン13とは干渉することがない。以上の流れが繰り返される。
このように、溶銑装入側(最上流側)の第1の転炉2Aを脱りん処理を行う脱りん炉とし、スクラップヤード15側(最下流側)の第3の転炉2Cを脱炭を行う脱炭炉とすることによって、上流側から脱りん処理,脱炭処理の順に処理を行う流れになると共に、脱炭処理の際は下流側から第3の転炉2Cにスクラップを装入する流れとなるため、溶銑及びスクラップの物流(流れ)はスムーズとなり、溶銑を搬送する溶湯クレーン4Bとスクラップをスクラップクレーン13とが干渉することはない。
一方で、図5(b)の比較例に示すように、脱りんを行う転炉と脱炭を行う転炉とを逆にした場合、即ち、溶銑装入側(最上流側)の第1の転炉2Aを脱炭処理を行う脱炭炉とし、スクラップヤード15側(最下流側)の第3の転炉2Cを脱りんを行う脱りん炉とした場合を考える。比較例では、脱りん処理と脱炭処理との流れはそのまま(脱炭時間や脱りん時間等を同じ)である。
スクラップクレーン13がスクラップシュート12を吊り上げて第3の転炉2Cへ向かい、第3の転炉2Cに溶銑が装入される前に、第3の転炉2Cにスクラップを装入する(#10)。このとき、溶湯クレーン4Bはスクラップクレーン13と干渉しないように第3の転炉2Cよりも上流側(例えば、5区)に退避させることができる。
溶湯クレーン4Aは、混銑車22から払い出され除滓装置11で溶銑のスラグが除去された溶銑が入った取鍋3を第3の転炉2Cに搬送して溶銑を第3の転炉2Cに装入する(#11)。このとき、溶湯クレーン4Bは、溶湯クレーン4Aとの干渉を避けるために、第3の転炉2Cよりも下流側(例えば、7区)に退避することになるが、溶湯クレーン4Aが第3の転炉2Cに溶銑を装入した後、第3の転炉2C前まで移動し、脱りん処理が終了した溶銑が入った取鍋3を吊り上げ(#12)、当該取鍋3を第1の転炉2Aに搬送することになる(#13)。
さて、第1の転炉2Aが脱炭炉であるために、当該第1の転炉2Aに脱りんが終了した溶銑を装入する(#13)前に、第1の転炉2Aにスクラップを装入する必要がある。
ここで、脱炭処理のスケジュールを変更することなく溶銑を第1の転炉2Aに装入すると考えると、スクラップクレーン13は溶湯クレーン4Bを超えて上流側に移動させなければならず(#14)、溶湯クレーン4Bとスクラップクレーン13とが干渉するという問題が生じる。即ち、図5(b)に示す比較例のガントチャートでは、溶湯クレーン4Bとスクラップクレーン13とが交差してしまい、両クレーンが干渉することとなる。
そこで、図5(c)に示すように、溶湯クレーン4Bとスクラップクレーン13との干渉を回避するためには、第3の転炉2Cの前で鍋吊り(#15)をした溶湯クレーン4Bを第1の転炉2Aよりも上流側(例えば、3区)に退避(#16)した後に、スクラップクレーン13を第1の転炉2Aに移動させるようにしなければならない。
溶湯クレーン4Bを退避させる時間を確保するために、脱炭処理のスケジュールを変更し、第3の転炉2Cの脱炭処理においてスクラップを装入する時期を遅くしなければならない。
ゆえに、脱炭処理で排滓からスクラップの装入までの時間Tが長くなり、全体としての処理時間(サイクルタイム)が長くなるという問題が発生する。
本発明によれば、溶銑装入側に近い転炉を脱りん炉とし、スクラップ装入側に近い転炉を脱炭炉とすることによって、溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができる。
本発明の転炉の操業方法及び転炉設備は、上記の実施の形態に限定されない。
転炉設備の平面図である。 転炉設備の側面図である。 転炉設備の操業方法を示す図である(第1の転炉休止時)。 転炉設備の操業方法を示す図である(第1の転炉開始時)。 実施例と比較例との操業方法におけるガントチャートである。
符号の説明
1 転炉設備
2 転炉
2A 第1の転炉(脱りん炉)
2B 第2の転炉(兼用炉)
2C 第3の転炉(脱炭炉)
3 取鍋
4A 溶湯クレーン
4B 溶湯クレーン
13 スクラップクレーン

Claims (4)

  1. 上流側から下流側に向けて順に並べられた3基の転炉と、前記転炉に上流側から溶湯を搬送する溶湯クレーンと、転炉に下流側からスクラップを搬送するスクラップクレーンとを有する転炉設備で、脱りん処理及び脱炭処理を行う転炉設備の操業方法において、
    最上流に配置された第1の転炉を脱りん炉として採用し、
    最下流に配置された第3の転炉を脱炭炉として採用し、
    第1の転炉と第3の転炉との間に配置された第2の転炉を脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉として採用して、脱りん処理及び脱炭処理を行うことを特徴とする転炉設備の操業方法。
  2. 前記第1の転炉で行っていた脱りん処理を第2の転炉に切り替えるにあたっては、
    (i)前記第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉がスタンバイ状態であると想定される際には、実際に第1の転炉の予想寿命がきた時点で第1の転炉での脱りん処理を第2の転炉に切り替える、
    (ii)前記第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉が炉修中であると想定される際には、第2の転炉における炉修の開始を早め、実際に第1の転炉の予想寿命がくる時点までに前記炉修を終了させてから第1の転炉での脱りん処理を第2の転炉に切り替える、
    (iii)前記第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉が脱炭処理中であると想定される際には、実際に第1の転炉の予想寿命がきた時点で第2の転炉の脱炭処理を終了してから第1の転炉での脱りん処理を第2の転炉に切り替える、
    のいずれか1つを行うことを特徴とする請求項1に記載の転炉の操業方法。
  3. 前記第2の転炉で行っている脱りん処理を第1の転炉に切り替えるに際し、
    (iv)第2の転炉と第3の転炉との炉修期間が重複せず且つ第2の転炉又は第3の転炉のいずれか一方が他方よりも予想寿命が早くくると想定される際には、一方の転炉が実際に予想寿命に達した時点で脱りん処理を第1の転炉に切り替える、
    (v)第2の転炉と第3の転炉との炉修期間が重複し且つ第2の転炉又は第3の転炉のいずれか一方が他方よりも予想寿命が早いと想定される際には、一方の転炉における炉修の開始を早め、実際に他方の転炉の予想寿命がくる時点までに前記炉修を終了させてから第2転炉での脱りん処理を第1の転炉に切り替える、
    のいずれか1つを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の転炉の操業方法。
  4. 上流側から下流側に向けて順に並べられた3基の転炉と、前記転炉に上流側から溶湯を搬送する溶湯クレーンと、転炉に下流側からスクラップを搬送するスクラップクレーンとを有する転炉設備において、
    最上流に配置された第1の転炉は脱りん炉であり、
    最下流に配置された第3の転炉は脱炭炉であり、
    第1の転炉と第3の転炉との間に配置された第2の転炉は脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉であることを特徴とする転炉設備。
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