JP5273898B2 - 転炉設備の操業方法 - Google Patents
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Description
しかし、近年、転炉工程で溶銑予備処理を行う方法が一般的になりつつある。
転炉工程で溶銑予備処理を行う方法では、混銑車等で移送された溶銑は脱りん用の転炉に装入され、副原料添加および酸素吹き込みにより脱りん処理が行われる。続いて、脱りん後の溶銑は脱炭用の転炉に装入され、酸素吹き込みにより脱炭処理が行われる。りん濃度および炭素濃度が所定の値に調整された溶鋼は、後の連続鋳造工程によりスラブ等に成型される。スラブ等は、圧延されて厚板または薄板等の鉄鋼製品に加工される(圧延工程)。
例えば、特許文献1には、2基の転炉を有する設備において、転炉を脱りんまたは脱炭いずれかの専用炉とするのではなく、各転炉で脱りんおよび脱炭を交互に行うことにより、各処理のサイクルタイムの不一致による待ち時間を短縮して転炉の稼働率を向上させる方法が開示されている。
ところで、脱りん工程および脱炭工程のいずれにおいても、サイクルタイムは、溶銑の装入、精錬、調質、出湯、および排滓などの個別の作業の所要時間によって決定される。そして、脱りん工程の所要時間は、脱りん反応に必要な時間で設定されており、処理前のりん濃度および処理後の目標りん濃度に応じて変化させる(脱りんでは、できる限り脱炭を抑制したいので脱りん処理における送酸速度を小さくするようにしている)。脱炭工程の所要時間は、酸素の供給速度(送酸速度)増加による時間短縮の効果とそれによるダスト発生に起因した歩留まり低下とを勘案して設定されており、さらに、処理後の炉内温度を一定範囲に制御する必要があることから、脱りん炉と脱炭炉とにおける精錬時間は必ずしも同じではない。
特許文献2には、脱りん工程の時間短縮を図るための脱りん処理の方法が記載されている。しかし、特許文献2にも、脱りん炉および脱炭炉の周期的なサイクルタイムが互いに異なる周期で変化することに起因する脱炭炉の待ち時間の短縮のための有効な知見を開示してはいない。
すなわち、本発明に係る転炉設備の操業方法は、脱りん処理を行う脱りん炉、および前記脱りん炉から出湯した溶銑を装入して脱炭処理を行う脱炭炉を備えると共に、同一の走行レール上に第1クレーン、第2クレーン、スクラップクレーンを備え、クレーン走行方向に沿って上工程側から、脱りん炉、脱炭炉が配置され、さらに前記脱りん炉及び脱炭炉の装入側にクレーン走行方向に沿って上工程側から、第1クレーン、第2クレーン、スクラップクレーンが配置され、前記スクラップクレーンはスクラップシュートを吊り下げていて、第1脱硫ステーション、第2脱硫ステーション及び待避スペースを備えている構成を備えた転炉設備の操業方法であって、前記脱炭炉における全処理のサイクルタイム(T2)が前記脱りん処理における全処理のサイクルタイム(T1)以上であって、脱りん炉の脱りん処理および調質処理に要する時間(Tt)が脱りん炉から出湯された溶銑を収容した溶銑鍋の第2クレーンによる吊り上げ開始から溶銑装入後の当該溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑を受け入れ可能になるまでの時間(Td)と等しい場合において、前記脱炭炉への第2クレーンによる溶銑装入を、前記脱りん炉への第1クレーンによる溶銑装入開始から次の関係を満たす時間(T)が経過した後に行うことを特徴とする。
ここで、Tは脱りん炉への第1クレーンによる溶銑装入開始から脱炭炉への第2クレーンによる溶銑装入開始までの時間、Thは脱りん炉への第1クレーンによる溶銑装入所要時間、Tpは脱りん炉から出湯された溶銑を収容した溶銑鍋の第2クレーンによる吊り上げ開始から脱炭炉への第2クレーンによる装入開始までの所要時間、Ttは脱りん炉の脱りん処理および調質処理に要する時間、Tdは脱りん炉から出湯された溶銑を収容した溶銑鍋の第2クレーンによる吊り上げ開始から溶銑装入後の当該溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑を受け入れ可能になるまでの時間、T1は脱りん炉における全処理のサイクルタイム(クレーン調整時間Taを含む)、T2は脱炭炉における全処理のサイクルタイムである。
本発明によれば、例えば、サイクルタイムに関わらず脱りん炉からの出湯を受け入れる溶銑鍋の準備の遅れによる脱炭炉の待ち発生を軽減し、転炉設備の稼働率の維持向上を図ることができる。
本発明によれば、それぞれの転炉に溶銑を装入するためのクレーンおよびスクラップクレーンの差し合いによる生産機会ロスを最小限にとどめることができる。
図1,2において、転炉設備1は、払い出しステーション2a,2b、脱硫ステーション3a,3b、除滓ステーション4a,4b、スラグドラッガー5a,5b、第1クレーン6、第2クレーン7、スクラップクレーン8、脱りん炉9、脱炭炉10などからなる。
なお、以下の説明において、図1の右を「下工程側」、上を「装入側」、下を「出湯側」、および横方向を「クレーン走行方向」ということがある。
除滓ステーション4a,4bは、脱硫ステーション3a,3bの出湯側に、脱硫ステーション3a,3bのそれぞれに対応させて2カ所に設けられている。除滓ステーション4a,4bには、脱硫ステーション3a,3bで脱硫処理が終了した取鍋11a,11bが移送される。
第1クレーン6は、図1における横方向(クレーン走行方向)に設けられた走行レール14上を走行し、取鍋11a,11bを吊り上げて、払い出しステーション2a,2bの台車12a,12b上から脱硫ステーション3a,3bへの運搬、および脱りん炉9への溶銑装入などを行う。
スクラップクレーン8は、第1クレーン6および第2クレーン7と同一の走行レール14上を走行し、2基のスクラップシュート16a,16bを吊り上げて脱りん炉9および脱炭炉10へのスクラップの装入を行う。スクラップクレーン8は、2基のスクラップシュート16a,16bを同時に吊り上げ可能に構成されている。スクラップシュート16a,16bには、図示しないスクラップヤードで、脱りん炉9および脱炭炉10に装入されるスクラップが積み込まれる。
脱りん炉9は、脱硫ステーション3bの下工程側に、脱硫ステーション3bから適度な間隔を有して設置されている。ここで、適度な間隔とは、第1クレーン6が脱硫ステーション3bの上にあり、スクラップクレーン8が脱りん炉9にスクラップの装入を行っているときに、第2クレーン7を待避させ得る間隔をいう。
脱炭炉10は、溶銑装入、吹錬、調質、出湯、排滓、およびスクラップ装入を1サイクルとして操業される。脱炭炉10には、脱りん炉9で脱りん処理された溶銑が装入され、溶銑から炭素を除去する処理(脱炭処理、「吹錬」ということがある。)が行われる。脱炭炉10では、溶銑に含まれる炭素がその上面に吹き付けられた酸素ガスと反応して一酸化炭素または二酸化炭素になって脱炭炉10の外に排出される。
次に、本発明に係る転炉設備1の操業方法について、溶銑等の運搬に関わる第1クレーン6、第2クレーン7、およびスクラップクレーン8の動作に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、第1クレーン6、第2クレーン7、およびスクラップクレーン8の位置を説明する便宜のため、走行レール14を7つの区間に区切り、それぞれの区間に位置番号を付す。そして、例えば、図1における位置番号が1の区間を「位置(1)」という。
図1,2も参照しながら、第1クレーン6は、位置(2)において空の取鍋11bを払い出しステーション2bの台車12b上に載置する(#0)。台車12bは払い出しステーション2b内を装入側に移動し、取鍋11bに混銑車13から溶銑が払い出される(#1)。第1クレーン6は、位置(1)に移動し、混銑車13からの溶銑の払い出しを終えた取鍋11aを吊り上げて(#2)、同じ位置(1)内において脱硫ステーション3aまで運搬し、待機する図示しない台車上に載置する(#3)。
第1クレーン6は、取鍋11aを脱硫ステーション3aまで運搬した後(#3)脱硫ステーション3bに移動して、すでに脱硫処理およびノロカキが終了した溶銑を収容する取鍋11bを吊り上げる(#6)。ここで、ノロカキが終了した溶銑を収容する取鍋11bは、払い出しステーション2bで混銑車13から溶銑の払い出し(#1)を受ける取鍋11bとは別のものである。第1クレーン6は、次の脱りん炉9への溶銑装入(#7)まで、溶銑を収容する取鍋11bを吊り上げたまま位置(2)に待機する。
また、第1クレーン6が上記動作を行う間に、第2クレーン7は、溶銑装入(#12)により空になった溶銑鍋15を位置(4)において待機する受湯台車17に載置する(#14)。溶銑鍋15を積載する受湯台車17は、脱りん炉9からの出湯に備えて装入側から出湯側に移動する。
出湯(#15)が終了した脱りん炉9では排滓が行われ、スクラップクレーン8によりスクラップが装入される(#16)。このとき、第2クレーン7は、位置(4)におけるスクラップクレーン8との差し合いを避けるために、位置(3)に移動する(#17)。第1クレーン6が溶銑を収容する取鍋11bを吊り上げたまま位置(2)で待機し続けるのは、位置(3)への第2クレーン7の移動を可能にするためである。
ここで、スクラップクレーン8の動作について説明する。スクラップクレーン8は、スクラップを収容した2基のスクラップシュート16a,16bを図示しないスクラップヤードにおいて吊り上げ、先ず位置(4)に移動してスクラップシュート16aから脱りん炉9にスクラップの装入を行う(#16,#25)。その後、一旦、位置(6)に待避して脱りん炉9への溶銑装入(#7)を待ち、第2クレーン7が位置(4)において溶銑鍋15の吊り上げ(#21)を始めたら位置(5)に移動し、スクラップシュート16bから脱炭炉10にスクラップの装入を行う(#22)。
なお、以下、「サイクルタイム」というときは、各処理または作業の実時間をいい、各作業間の待ち時間を含まないものとする。
ところで、実際には、脱りん炉9および脱炭炉10のそれぞれの工程のサイクルタイムは、図4に示されるような一定のものではなくそれぞれが変動し、その変動の主たる要因として溶銑または溶鋼の出湯時間の変動が挙げられる。
図5は脱りん炉9および脱炭炉10における出湯時間の管理の例を示す図である。図5におけるチャージ数は出湯回数と同じである。通常、出湯時間は出湯回数を重ねるごとに僅かずつ短くなる。これは、出湯の際に脱りん炉9および脱炭炉10の出湯孔の耐火物が溶銑(溶鋼)により削られ、出湯孔が徐々に大きくなるからである。また、図5において、脱りん炉9が脱炭炉10に比べてチャージ当たりの出湯時間の短縮度合いが低いのは、脱りん炉9から出湯される溶銑が脱炭炉10の溶鋼に比べて温度が低く、出湯孔の耐火物の損傷が軽微なことによる。
図4の例では、いずれの転炉における出湯時間も5分であり、そのときの脱りん工程のサイクルタイムは22分、および脱炭工程のサイクルタイムは23分である。この条件下で、例えば、脱炭炉10における出湯時間が最短である4分とするとそのサイクルタイムは22分となり、そのとき脱りん炉9における出湯時間が最長の5分であるとするとそのサイクルタイムは22分になる。したがって、図5のように各転炉における出湯時間を管理すれば、脱りん工程および脱炭工程のサイクルタイムが(1)式を満足することになり、脱炭工程に待ち時間を設定する必要がなく脱炭炉10を効率的に稼働させることができる。本実施形態では、孔巻き直後の脱りん炉9の出湯時間がおおよそ5分になるように、脱炭炉10の出湯時間がおおよそ7分になるように管理される(図5)。
図6は、脱りん炉9の出湯(#31)時間が図5における管理上限の5分であり、脱炭炉10の出湯(#32)時間が図5における管理下限の4分である場合のガントチャートである。図6において、脱炭炉10の出湯(#32)以外の各作業の所要時間は図4と同じである。図6では、脱炭炉10において出湯(#32)時間が短縮されたことに対して、図4における脱りん炉9の溶銑装入(#7)と脱りん(#8)との間の待ち時間をなくして対応している。図6に示されるように、脱炭炉10への溶銑装入(#33)を、脱りん炉9への溶銑装入(#34)開始から脱りん炉9への溶銑装入に要する時間と脱りん炉9からの溶銑を収容した溶銑鍋15の吊り上げ開始から脱炭炉10への装入開始までの時間との合計時間TA遅らせて開始することによって、脱炭炉10における溶銑装入(#33)からスクラップ装入(#35)までの一連の作業を待ち時間なく連続して行うことができ、脱炭炉10を効率的に稼働させることができる。
図7および図8は、脱りん炉9の出湯(#41,#51)時間が管理下限の3分30秒であり、脱炭炉10の出湯(#42,#52)時間が管理上限の7分である場合のガントチャートである。
図7において、脱炭炉10への溶銑の装入(#43)開始を、脱りん炉9への溶銑の装入(#44)に要する時間と脱りん炉9からの溶銑を収容した溶銑鍋15の吊り上げ開始から脱炭炉10への装入開始までの時間との合計時間(ずらし時間TB)遅らせて行うことにより、図4および図6の場合と同様に脱炭炉10を効率的に稼働させることができる。
Th+Tp≦T≦Th+Tp+(T2−T1−Td+Tt) … (2)
Tは脱りん炉9への溶銑装入開始から脱炭炉10への溶銑装入開始までの時間(ずらし時間)、Thは脱りん炉9への溶銑装入所要時間、Tpは脱りん炉からの溶銑を収容した溶銑鍋15の吊り上げ開始から脱炭炉10への装入開始までの時間、Ttは脱りん炉9の脱りん処理および調質処理に要する時間、Tdは溶銑鍋15の吊り上げ開始から溶銑装入後の当該溶銑鍋15が脱りん炉9からの溶銑受け入れ可能になるまでの時間、T1は脱りん炉9における全処理のサイクルタイム、T2は脱炭炉における全処理のサイクルタイムである。
図7,8の操業条件においては、好適なずらし時間Tの範囲を算出すると、Th=3(分)、Tp=3(分)、T1=25(分)、T2=20.5(分)、Td=10(分)、Tt=10(分)から、(2)式により下限として6分、上限として10.5(分)が算出され、これらは図7および図8のそれぞれのずらし時間TB,TCに一致する。
図11は脱りん炉9へのスクラップ装入後に脱炭炉10への溶銑装入を始める場合のガントチャート、図12は脱りん炉9での排滓作業後に脱炭炉10への溶銑装入を始める場合のガントチャート、図13は脱りん炉9からの出湯後に脱炭炉10への溶銑装入を始める場合のガントチャートである。これらの図は、図4に示される本実施形態との比較のために提示した。
図13に示される脱りん炉9における排滓(#A1)前に脱炭炉10への溶銑装入(#A2)を始める場合では、図12の場合と同様に、スクラップクレーン8と第2クレーン7との差し合いを回避するため、脱りん炉9へのスクラップ装入(#A3)を脱炭炉10への溶銑装入(#A92)後に行わねばならない。そのため、出湯(#A4)から脱りん炉9への溶銑装入(#A5)までの間隔が長くなり、脱りん炉9の溶銑装入(#A6)から次の溶銑装入(#A5)までの時間は28分になる。したがって、サイクルタイムが23分の脱炭炉10は、5分の待ち時間が必要になる。
このように、図11〜13に示される転炉設備1の操業方法では、いずれも脱炭炉10の各作業を円滑に連続して行うことが難しく、脱りん炉9で行われる各作業との関係から、脱炭炉10におけるいずれかの作業を待たせなければならない。これに対し、本発明に係る操業方法では、図4,6〜10に示されるように、脱炭炉10の各作業を円滑に連続して行うことができ、脱炭炉10を効率的に稼働させることができる。
9 脱りん炉
10 脱炭炉
15 溶銑鍋
Claims (2)
- 脱りん処理を行う脱りん炉、および前記脱りん炉から出湯した溶銑を装入して脱炭処理を行う脱炭炉を備えると共に、同一の走行レール上に第1クレーン、第2クレーン、スクラップクレーンを備え、クレーン走行方向に沿って上工程側から、脱りん炉、脱炭炉が配置され、さらに前記脱りん炉及び脱炭炉の装入側にクレーン走行方向に沿って上工程側から、第1クレーン、第2クレーン、スクラップクレーンが配置され、前記スクラップクレーンはスクラップシュートを吊り下げていて、第1脱硫ステーション、第2脱硫ステーション及び待避スペースを備えている構成を備えた転炉設備の操業方法であって、
前記脱炭炉における全処理のサイクルタイム(T2)が前記脱りん処理における全処理のサイクルタイム(T1)以上であって、脱りん炉の脱りん処理および調質処理に要する時間(Tt)が脱りん炉から出湯された溶銑を収容した溶銑鍋の第2クレーンによる吊り上げ開始から溶銑装入後の当該溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑を受け入れ可能になるまでの時間(Td)と等しい場合において、前記脱炭炉への第2クレーンによる溶銑装入を、前記脱りん炉への第1クレーンによる溶銑装入開始から次の関係を満たす時間(T)が経過した後に行う
ことを特徴とする転炉設備の操業方法。
Th+Tp≦T≦Th+Tp+(T2−T1−Td+Tt)
T :脱りん炉への第1クレーンによる溶銑装入開始から脱炭炉への第2クレーンによる溶銑装入開始までの時間
Th:脱りん炉への第1クレーンによる溶銑装入所要時間
Tp:脱りん炉から出湯された溶銑を収容した溶銑鍋の第2クレーンによる吊り上げ開始から脱炭炉への第2クレーンによる装入開始までの所要時間
Tt:脱りん炉の脱りん処理および調質処理に要する時間
Td:脱りん炉から出湯された溶銑を収容した溶銑鍋の第2クレーンによる吊り上げ開始から溶銑装入後の当該溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑を受け入れ可能になるまでの時間
T1:脱りん炉における全処理のサイクルタイム(クレーン調整時間Taを含む)
T2:脱炭炉における全処理のサイクルタイム - 前記脱りん処理において前記脱りん炉にスクラップクレーンによりスクラップを装入し、
前記脱炭処理において前記脱炭炉にスクラップクレーンによりスクラップを装入する
ことを特徴とする請求項1に記載の転炉設備の操業方法。
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