JP5191084B2 - 転炉設備又は転炉設備の操業方法 - Google Patents

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Description

本発明は、溶銑搬送クレーンによって溶銑を転炉に搬送し、スクラップ搬送クレーンによってスクラップを転炉に搬送する転炉設備又は転炉設備の操業方法に関するものである。
従来、転炉に溶銑と共にスクラップを装入し、これら溶銑とスクラップの混合物を転炉にて吹錬する転炉設備の操業方法が一般的に行われている。この種の転炉設備の操業方法においては、溶銑が装入された取鍋を搬送する溶銑搬送クレーンを操作することによって溶銑が転炉に装入され、スクラップを積み込んだスクラップシュートを搬送するスクラップ搬送クレーンを操作することによってスクラップが転炉に装入される(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
上述の如き操業方法を採用可能な転炉設備として、例えば図6に示す転炉設備90が挙げられる。該転炉設備90は、並列配置された第1転炉91a、第2転炉91b及び第3転炉91cの3基の転炉を備え、該3基の転炉の一側方には、溶銑に予備処理を施す第1処理ステーション92a及び第2処理ステーション92bとが配備されると共に、他側方には、スクラップシュート93を載置する2基のシュートステーション94a、94bとが配備されている。
また、該3基の転炉の前上方には、2基の処理ステーション92a、92bから2基のシュートステーション94a、94bまで伸びるクレーンライン95が配設されており、該クレーンライン95には、処理ステーション側からシュートステーション側にかけて、第1溶銑搬送クレーン96と、第2溶銑搬送クレーン97と、スクラップ搬送クレーン98とが移動自在に配備されている。
該転炉設備90において、溶銑は、取鍋99に装入された状態で第1及び第2溶銑搬送クレーン96、97によって第1及び第2処理ステーション92a、92bから転炉91a〜91c前まで搬送され、その後該取鍋99を傾動させることにより、転炉91a〜91cに装入される。
また、スクラップは、スクラップシュート93に積み込まれた状態でスクラップ搬送クレーン98によってシュートステーション94a、94bから転炉91a〜91c前まで搬送され、その後該スクラップシュート93を傾動させることにより、転炉91a〜91cに装入される。
特公昭58−57486号公報 特開平7−41816号公報
しかしながら、上記転炉設備90においては、第2処理ステーション92bと第1転炉91aとが互いに隣接して配備されているため、図中に示す如く、第2処理ステーション92bに第1溶銑搬送クレーン96を位置させた状態で第1転炉91aの前方にスクラップ搬送クレーン98を位置させようとした場合、該スクラップ搬送クレーン98と第2溶銑搬送クレーン97と同じ転炉91aの前に位置することとなって互いに差し合ってしまう。このため、第2処理ステーション92bに第1溶銑搬送クレーン96を位置させた状態で、スクラップ搬送クレーン98を第1転炉91aに位置させて該第1転炉91aにスクラップを装入することができない。
したがって、第1転炉91aへのスクラップの装入は、第1転炉91aのスクラップ受け入れ態勢が整っているにも拘わらず、第1溶銑搬送クレーン96が第2処理ステーション92bにて処理を完了した溶銑を装入した取鍋を吊り上げ、該第2処理ステーション92bから第1処理ステーション92a側に向けて第1溶銑搬送クレーン96を待避させるまで待たなければならず、これによって第1転炉91aへのスクラップ装入が遅れ、かかる遅れがこの後の転炉の稼働の遅れに波及し、転炉設備90の溶鋼の生産能力が低下してしまう虞があった。
そこで、本発明は、溶銑予備処理設備に搬送された溶銑を移動させる工程と転炉へスクラップを装入する工程とが同時に発生する状況下においても、クレーンどうしを互いに差し合わせることなくこれらの工程を同時に行うことができる転炉設備又は転炉設備の操業方法を提供するようにしたものである。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、第1転炉〜第3転炉からなる3基の転炉と、該3基の転炉の一側方から他側方に向けて伸びるクレーンラインと、該クレーンラインの一端側に配備された2基の溶銑予備処理設備となる第1処理ステーション及び第2処理ステーションと、前記クレーンラインの他端側に配備されたスクラップ部と、前記2基の溶銑予備処理設備から転炉に溶銑を搬送する第1溶銑搬送クレーン及び第2溶銑搬送クレーンと、前記スクラップ部から転炉にスクラップを搬送する1基のスクラップ搬送クレーンとを有し、前記クレーンラインの一端側から他端側に向けて第1処理ステーション、第2処理ステーション、第1転炉、第2転炉、第3転炉、スクラップ部が配置されており、前記第1溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションを通り第3転炉まで移動可能であり、前記第2溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションから第3転炉を越えて移動可能であり、前記スクラップ搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1転炉からスクラップ部まで移動可能であって、前記第2処理ステーションと第1転炉との間には、第1溶銑搬送クレーンを前記第2処理ステーションに位置させ且つスクラップ搬送クレーンを前記第1転炉に位置させた状態で第2溶銑搬送クレーンを待避させる待避スペースが設けられていることを特徴とする。
これによれば、第2溶銑搬送クレーンを待避スペースに待避させることにより、互いに最も近接して配備されている溶銑予備処理設備又は転炉の前方に該第2溶銑搬送クレーンが位置することはない。これによって、当該溶銑予備処理設備にて第1溶銑搬送クレーンによって溶銑を移動させる工程と、当該転炉にスクラップ搬送クレーンによって搬送されたスクラップを装入する工程とを同時に行うことができるのである。
また、前記溶銑予備処理設備は、溶銑を取鍋へ払い出す払出しピットと、溶銑に脱硫処理を施す脱硫設備と、溶銑のスラグを除去する除滓設備の何れか1つ又は何れか2つ又は
全てを備えている。
これによれば、溶銑搬送クレーンを移動させることなく、該溶銑搬送クレーンが搬送する溶銑に1又は複数の処理を施すことができ、これによって、溶銑搬送クレーンによって溶銑を各処理設備に搬送する時間を省略することができる。
また、本発明における課題解決のための他の技術的手段は、第1転炉〜第3転炉からなる3基の転炉と、該3基の転炉の一側方から他側方に向けて伸びるクレーンラインと、該クレーンラインの一端側に配備された2基の溶銑予備処理設備となる第1処理ステーション及び第2処理ステーションと、前記クレーンラインの他端側に配備されたスクラップ部と、前記2基の溶銑予備処理設備から転炉に溶銑を搬送する第1溶銑搬送クレーン及び第2溶銑搬送クレーンと、前記スクラップ部から転炉にスクラップを搬送する1基のスクラップ搬送クレーンとを有し、前記クレーンラインの一端側から他端側に向けて第1処理ステーション、第2処理ステーション、第1転炉、第2転炉、第3転炉、スクラップ部が配置されており、前記第1溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションを通り第3転炉まで移動可能であり、前記第2溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションから第3転炉を越えて移動可能であり、前記スクラップ搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1転炉からスクラップ部まで移動可能であって、前記第2処理ステーションと第1転炉との間には、第1溶銑搬送クレーンを前記第2処理ステーションに位置させ且つスクラップ搬送クレーンを前記第1転炉に位置させた状態で第2溶銑搬送クレーンを待避させる待避スペースが設けられている構成を備えた転炉設備の操業方法において、前記第2溶銑搬送クレーンを前記待避スペースに待避させ、前記第2処理ステーションに第1溶銑搬送クレーンを位置させて該第1溶銑搬送クレーンを操作し、且つ、前記第1転炉にスクラップ搬送クレーンを位置させて該スクラップ搬送クレーンを操作することを特徴とする。
これによれば、互いに最も近接して配備される溶銑予備処理設備と転炉の内、当該溶銑処理設備に第1溶銑搬送クレーンを位置させ、当該転炉前にスクラップ搬送クレーンを位置させる場合には、第2溶銑搬送クレーンは必ず待避スペースに待避することとなり、該第2溶銑搬送クレーンに第1溶銑搬送クレーン又はスクラップ搬送クレーンが差し合うことはない。
したがって、第1溶銑搬送クレーンによって当該溶銑予備処理設備にて処理される又は処理された溶銑を搬送する工程と、スクラップ搬送クレーンによって搬送されるスクラップを当該転炉に装入する工程を同時に行うことができ、一方の工程の完了を待って他方の工程を行う必要はない。
本発明によれば、溶銑予備処理設備に搬送された溶銑を移動させる工程と転炉へスクラップを装入する工程とが同時に発生する状況下においても、クレーンどうしを互いに差し合わせることなくこれらの工程を同時に行うことができる。
以下、本発明を実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明していく。
図1及び図2に示す如く、本実施の形態の転炉設備1は、転炉部2と、該転炉部2の一側方に配備された溶銑予備処理部3と、該転炉部2の他側方に配備されたスクラップ部4と、これら転炉部2の前上方を通過して溶銑予備処理部3とスクラップ部4の間を伸びるクレーンライン5とを備えると共に、溶銑を装入可能な複数の取鍋bと、スクラップを積み込み可能であって該スクラップを後述の転炉に装入するための複数のスクラップシュートeとを備えている。
また、該転炉設備1には、図2に示す如く、高炉設備(図示省略)から溶銑予備処理部3まで溶銑搬送レール10が敷設されており、該溶銑搬送レール10上には、混銑車11が高炉設備と転炉設備1との間を往復自在に配備されている。
前記転炉部2は、3基の転炉が互いに隣接した状態で並列配備されている。本実施の形態においては、これら3基の転炉の内、最も溶銑処理部側に配備されている第1の転炉を脱りん炉Pとして使用し、該脱りん炉Pに隣接配備されている第2の転炉を脱炭炉Cとして使用する。また、脱炭炉Cに隣接配備されている第3の転炉Yは、予備用若しくは補修中の転炉として配備されており、通常は脱りん炉P及び脱炭炉Cの2基の転炉が稼働している。
また、転炉部2には、各転炉から出鋼された溶鋼を搬送する搬送台車14のレールとなる溶鋼搬送レール12が敷設されている。また、脱りん炉Pの溶鋼搬送レール12には、該脱りん炉Pの下方を通過してクレーンライン5下まで延設された返送レール13が連結されている。前記搬送台車14は、転炉から払い出される溶鋼又は溶銑を受ける取鍋bを搭載可能に構成されている。
前記溶銑予備処理部3は、溶銑に予備処理を施す溶銑予備処理設備となる第1処理ステーション21と第2処理ステーション22とが互いに並列して配備されている。第1処理ステーション21は、溶銑を取鍋bに払い出す払出しピット23と、溶銑に脱硫処理を施す脱硫設備24と、溶銑のスラグを除去する除滓設備25とを備えている。
払出しピット23は、図1に示す如く、溶銑搬送レール10よりも低位となる位置に設けられており、取鍋bを載置可能な搬送台車26が溶銑搬送レール10の下方からクレーンライン5下まで往復移動自在に配備されている。
図2に示す如く、脱硫設備24は、払出しピット23の側上方に配備されており、取鍋bを載置可能な搬送台車27を備えており、除滓設備25は、取鍋b内の溶銑上面に浮かんでいるスラグを掻き出すノロカキ(スラグドラッガー)28を搬送台車27の側方に備えている。
なお、本実施の形態においては、第2処理ステーション22は第1処理ステーション21と同じ構造を有するので、ここでは説明を省略する。
前記スクラップ部4は、クレーンライン5下にスクラップシュートeを載置するためのシュートピット31と、スクラップを受け入れるスクラップヤード32とを備えており、該シュートピット31とスクラップヤード32との間には1又は複数本(本実施の形態においては4本)のスクラップ搬送レール33が敷設されており、該スクラップ搬送レール33には、スクラップシュートeを載置可能な搬送台車34が移動自在に配備されている。
また、各スクラップ搬送レール33には、搬送台車34をシュートピット30上に停車させるシュートステーションSが配備されており、該シュートステーションSに搬送台車34を停車させることにより、スクラップシュートeがクレーンライン5下に位置することとなる。
また、スクラップヤード32には、該スクラップヤード32に搬送されたスクラップシュートeにスクラップを積み込むためのリフティングマグネットクレーン35が移動自在に配備されている。
クレーンライン5は、図1及び図2に示す如く、溶銑予備処理部3とスクラップ部4の間を直線状に配設されており、該クレーンライン5下に溶銑予備処理部3の第1及び第2ステーション21、22の払出しピット23が位置すると共に、スクラップ部4のシュートピット31のシュートステーションSが位置している。
また、クレーンライン5には、溶銑を搬送するための複数(本実施の形態においては2基)の溶銑搬送クレーン51、52と、スクラップを搬送するための1又は複数(本実施の形態においては1基)のスクラップ搬送クレーン53とが移動自在に配備されており、これらのクレーンは、図中に示す如く、クレーンライン5の溶銑処理部側の端部からスクラップ部側の端部側にかけて第1溶銑搬送クレーン51、第2溶銑搬送クレーン52、スクラップ搬送クレーン53が並んで配備されている。
第1溶銑搬送クレーン51は、取鍋bをハンドリングすることによって溶銑を搬送するものであって、クレーンライン5上を移動するクレーン本体54と、該クレーン本体54に配備された吊下げ装置55とをそれぞれ備えている。これによって、溶銑搬送クレーン51に搬送される取鍋bは、吊下げ装置55のワイヤ56がクレーン本体54へ巻き取られることによって上方へ引き上げられ、クレーン本体54がクレーンライン5上を走行することによってクレーンライン5の両端部間を移動可能となっている。
第2溶銑搬送クレーン52は、第1溶銑搬送クレーン51と同様の構成を有するので説明を省略する。
スクラップ搬送クレーン53は、スクラップシュートeをハンドリングすることによってスクラップを搬送するものであって、図3に示す如く、クレーンライン5上を移動するクレーン本体57と、該クレーン本体57に配備された複数(本実施の形態においては2基)の吊下げ装置58とを備えており、同時に複数(本実施の形態においては2基)のスクラップシュートeを搬送可能に構成されている。該スクラップ搬送クレーン53に搬送される複数のスクラップシュートeは、吊下げ装置58のワイヤ59が巻上げモータM1、M2によって巻き取られることによってそれぞれ独立して昇降し、クレーン本体57がクレーンライン5上を走行することによってクレーンライン5の両端部間を同時に移動可能となっている。
なお、該転炉設備1は、スクラップ搬送クレーン53が搬送可能な最大スクラップシュート搬送基数の2倍のスクラップシュートe及びシュートステーションSを備えており、本実施の形態においては、4基のスクラップシュートe及び4基のシュートステーションSを備えている。
また、溶銑予備処理部3は、クレーンライン5の長手方向に間隔を設けて転炉部2の一側方に配備されており、これによってクレーンライン5には、溶銑予備処理部3と転炉部2との間に上述のクレーンを待避させる待避スペース60が設けられている。
図2に示す如く、該待避スペース60は、クレーンライン5の長手方向の長さDが第1溶銑搬送クレーン51(第2溶銑搬送クレーン52でも良い)のクレーン本体54の移動方向の長さとなるクレーン本体54の全長d1及びスクラップ搬送クレーン53のクレーン本体57の全長d2よりも大きく設定されている。したがって、第2溶銑搬送クレーン52を待避スペース60に位置させた場合にも、該第2溶銑搬送クレーン52のクレーン本体54の端部が溶銑予備処理部3の第2処理ステーション22の払出しピット23上や転炉部2の脱りん炉Pの前上方となる位置に突出することはない。このため、第2溶銑搬送クレーン52を該待避スペース60に位置させることにより、第1溶銑搬送クレーン51を第2処理ステーション22に位置させた状態でスクラップ搬送クレーン53を脱りん炉53の前上方に位置させることができるのである。
上記転炉設備1は、以上の構成からなるものであるが、次に、クレーンライン5に対する他の設備の配置を説明する。説明の便宜上、クレーンライン5を各クレーン1基を収容可能な互いに等しい幅を有する8つの区間(0区〜7区)とスクラップ部4のシュートピット31上の区間(S区)に区切り、7区〜S区までの区間は省略する。
第1溶銑搬送クレーン51は、クレーンライン5上を0区から6区まで移動可能であり、第2溶銑搬送クレーン52は、クレーンライン5上を1区から7区まで移動可能である。また、スクラップ搬送クレーン53は、クレーンライン5上を4区からS区まで移動可能である。
また、1区に第1処理ステーション21が配置されると共に、2区に第2処理ステーション22が配置されている。これら第1及び第2ステーション21、22は、クレーンライン5下に払出しピット23を配置していると共に、該払出しピット23にオーバラップしない位置に搬送台車27を配置している。
また、4区、5区、6区に対応する位置には、転炉部2の脱りん炉P、脱炭炉C、予備の転炉Yがそれぞれ配置されている。
また、3区は第2処理ステーション22と脱りん炉Pの間に設けられた待避スペース60である。
また、S区にはスクラップ部4のシュートピット31が配置しており、4基のシュートステーションSがクレーンライン5下に位置している。
続いて、本実施の形態の転炉設備1の操業方法について、図5のガントチャートに沿って説明する。
図5のガントチャートにおいては、1区の第1処理ステーション21の払出しピット(以下、第1ピットという)23及び搬送台車(以下、第1搬送台車という)27、2区の第2処理ステーション22の払出しピット(以下、第2ピットという)23及び搬送台車(以下、第2搬送台車という)27、3区の待避スペース60、4区の脱りん炉前及び脱りん炉P、5区の脱炭炉C及びS区のスクラップ部4のシュートピット31の1分ごとのタイムスケジュールを示しており、各場所での作業工程は、当該作業工程に費やした時間を示すバーで示されている。
また、折線L1が第1溶銑搬送クレーン51の動きを示し、折線L2が第2溶銑搬送クレーン52の動きを示し、L3がスクラップ搬送クレーン53の動きを示している。また、矢印は各払出しピット23に払い出された溶銑の搬送ルートを示している。
また、当該転炉設備1に溶銑が搬送され、該溶銑とスクラップの混合物に脱りん処理及び脱炭処理を施して溶鋼を形成し、該溶銑を転炉設備1から搬送するまでの工程を1吹錬工程とし、本実施の形態のN回目の吹錬工程を現吹錬工程、該現吹錬工程の前の吹錬工程を前吹錬工程、前吹錬工程の前の吹錬工程を前々吹錬工程、前々吹錬工程の前の吹錬工程を前々々吹錬工程とする。
また、図中に示す如く、各転炉において、スクラップ装入→溶銑装入→吹錬→調質→出鋼→排滓までの工程を1転炉サイクルとする。ここで、脱りん炉の吹錬工程は脱りん処理工程であって、脱炭炉の吹錬工程は脱炭処理工程であり、脱りん炉の転炉サイクルを脱りんサイクルCPとし、脱炭炉の転炉サイクルを脱炭サイクルCCとする。
また、スクラップ搬送クレーン53の動きに着目し、脱りん炉P及び脱炭炉Cにスクラップを装入した後シュートピット31に戻り、再び脱りん炉前に戻るまでの工程を1クレーンサイクルCSとする。
上記転炉設備1の操業を時点Aから追いかけていくと、先ず、第1ピット23に溶銑が装入された取鍋bが配置されており、該取鍋bを第1溶銑搬送クレーン51によって吊り上げ、第1搬送台車27まで搬送する。その後、該取鍋bに装入された溶銑に脱硫処理に引き続いて除滓処理を施す一方、第1溶銑搬送クレーン51を第2処理ステーション22の第2搬送台車に移動させ、脱硫処理及び除滓処理を完了した前吹錬工程の溶銑を装入した取鍋bを吊り上げる。
このころ、脱りん炉Pにて前々吹錬工程の溶銑の脱りん処理が終了しており、該脱りん炉P内の溶銑は取鍋bに出銑される。そして、該脱りん処理が終了するころ、スクラップシュートeを吊り下げたスクラップ搬送クレーン53をスクラップ部4から転炉部2に向けて移動させる。ここで、該スクラップ搬送クレーン53は、2基の吊下げ装置58の何れにもスクラップを積み込んだスクラップシュートeを吊り下げている。
ここで、図中Rで示す如く、第2搬送台車27に載置されている取鍋bを吊り上げるべく第1溶銑搬送クレーン51が2区に位置すると共に、脱りん炉Pにスクラップを装入すべくスクラップ搬送クレーン53が4区に位置する状況が発生する。このとき、スクラップ搬送クレーン53を脱りん炉前に移動させると同時に第2溶銑搬送クレーン52を待避スペース60に移動させるのである。即ち、スクラップ搬送クレーン53を脱りん炉前となる4区に移動させるために第2溶銑搬送クレーン53を待避スペース60の3区に待避させ、これによって第2溶銑搬送クレーン52とスクラップ搬送クレーン53の差し合いを回避するのである。ここで、該待避スペース60は第2溶銑搬送クレーン52よりも大きく形成されているため、3区の待避スペース60に待避している第2溶銑搬送クレーン52が2区や4区に突出することはなく、該第2溶銑搬送クレーン52に2区に位置している第1溶銑搬送クレーン51及び4区に位置しているスクラップ搬送クレーン53が差し合うことはない。
そして、第2溶銑搬送クレーン52を待避スペース60に待避させた状態で、第1溶銑搬送クレーン51によって第2搬送台車27に載置された取鍋bを吊り上げると共に、スクラップ搬送クレーン53によってスクラップシュートeを傾動させ、これによって脱りん炉Pにスクラップを装入する。
その後、脱りん炉Pにスクラップを装入したスクラップ搬送クレーン53を速やかに脱りん炉P前から脱炭炉Cよりもシュートピット側に移動させると共に、第2溶銑搬送クレーン52を脱炭炉Cまで移動させ、これによって脱りん炉前の4区を空にする。
そして、該空になった脱りん炉前に、予備処理を終えた前吹錬工程の溶銑を装入した取鍋bを第1溶銑搬送クレーン51によって搬送させ、該溶銑を脱りん炉Pに装入する。これによって、脱りん炉Pに溶銑とスクラップとが装入されることとなり、脱りん炉Pにて前吹錬工程の脱りん処理が開始される。このとき、第2溶銑搬送クレーン52を脱炭炉前の5区に移動させると共にスクラップ搬送クレーン53を5区よりもシュートピット側に待避させることによって4区を空にし、この後に第1溶銑搬送クレーン51を脱りん炉前の4区に移動させるのである。これによって、各クレーンを互いに差し合わせることなく第1溶銑搬送クレーンによって取鍋bを脱りん炉前に搬送することができるのである。
このころ、脱りん炉Pから出銑されて搬送台車14上の取鍋bに装入された前々吹錬工程の溶銑は、図4に示す如く、該搬送台車14が返送レール13上を移動することにより脱りん炉P前に移動することとなる。
このとき、図5に示す如く、第1溶銑搬送クレーン51は空となった取鍋bを吊り下げた状態で第1ピット23まで移動し、該第1ピット23の搬送台車26上に該取鍋bを載置する。
また、このとき、第2溶銑搬送クレーン52を脱りん炉前の4区に移動させ、図4に示す如く、該第2溶銑搬送クレーン52によって前々吹錬工程の溶銑を装入している取鍋bを吊り上げる。
このころ、脱炭炉Cは、図5に示す如く前々々吹錬工程の溶銑の脱炭処理を終了しており、該脱炭炉Cの溶鋼は取鍋bに出鋼され、該取鍋bは搬送台車14によって転炉設備1から搬出される。そして、該脱炭処理が終了する頃、スクラップ搬送クレーン53を脱炭炉Cに向かって移動させる。ここで、該スクラップ搬送クレーン53は、前記一方のスクラップシュートeは空シュートである一方、他方のスクラップシュートeにはスクラップが積み込まれており、該他方のスクラップシュートeを脱炭炉Cに向けて傾動させることにより、該スクラップシュートeのスクラップを脱炭炉Cに装入する。
その後、該スクラップ搬送クレーン53を速やかにシュートピット31に向けて移動させる。そして、該シュートピット31にて空となった両スクラップシュートeを各シュートステーションSに載置し、その後にスクラップを積み込んだ状態でシュートステーションSに待機している2基のスクラップシュートeを吊り上げる。
ところで、シュートステーションSに待機している2基のスクラップシュートeへのスクラップの積み込みは、スクラップ搬送クレーン53が2基のスクラップシュートeを搬送してクレーンサイクルCSを消化してる間に行われており、図2に示す如く、シュートステーションSにて搬送台車34上に載置された空のスクラップシュートeは該搬送台車34によって速やかにシュートピット31からスクラップヤード32に移動し、該スクラップヤード32にてリフティングマグネットクレーン35によってスクラップがスクラップシュートeに積み込まれるのである。
そして、予定量だけスクラップが積み込まれた後、スクラップシュートeは再びスクラップヤード32からシュートピット31のシュートステーションSに移動する。このスクラップヤード32でのスクラップの積み込み工程の作業時間は、上述のクレーンサイクルCSよりも短い時間で行われることはもちろんである。
前記スクラップ搬送クレーン53を脱炭炉Cから退けた後、図4に示す如く、脱りん炉P前の4区にて取鍋bを吊り下げた第2溶銑搬送クレーン52を脱炭炉Cの5区まで移動させる。そして、該取鍋bを傾動させることにより、該取鍋b内の溶銑を脱炭炉Cに装入する。これによって、脱炭炉Cに溶銑とスクラップが装入されることとなり、脱炭炉C内にて前々吹錬工程の脱炭処理が開始されることとなる。
その後、空となった取鍋bを吊り下げた第2溶銑搬送クレーン52を速やかに脱りん炉前まで移動させ、該脱りん炉前にて搬送台車14上に取鍋bを載置する。この後、脱りん炉Pにて脱りん処理が施されている前吹錬工程の溶銑を該取鍋bによって受けるべく、該搬送台車14を返送レール13に沿って脱りん炉Pの出銑側まで移動させる。
このころ、第1ピット23の搬送台車26上に該取鍋bを載置した第1溶銑搬送クレーン51を第2処理ステーション22まで移動させ、該第1溶銑搬送クレーン51によって第2ピット23にて混銑車11からの溶銑が装入された取鍋bを搬送台車27まで搬送する。
そのころ、前記第1処理ステーション21の第1搬送台車27に載置された現吹錬工程の溶銑の脱硫処理及び除滓処理が完了することとなり、これに応じて第1溶銑搬送クレーン51を1区の第1搬送台車に移動させ、第1溶銑搬送クレーン51によって現吹錬工程の溶銑が装入された取鍋bを脱りん炉Pまで搬送する。
この直前に、前吹錬工程の溶銑は脱りん炉Pにて脱りん処理が完了して取鍋bに出銑されており、空となった脱りん炉Pにスクラップ搬送クレーン53によって搬送されたスクラップシュートe内のスクラップを装入する等、その後の工程は上述の如くである。
本実施の形態においては、効率よく又効果的にスクラップを溶銑に配合すべく、上述の如く脱りん炉Pと脱炭炉Cの両方にスクラップが装入される。
このため、スクラップ搬送クレーン53は脱炭炉Cのみでなく脱りん炉Pにもスクラップを積み込んだスクラップシュートeを搬送しなければならず、これによってスクラップ搬送クレーン53が脱りん炉前の4区まで移動することとなる。本実施の形態のガントチャートによれば、第1溶銑搬送クレーン51が第2処理ステーション22上となる2区に位置しているときに脱りん炉前に向けてスクラップ搬送クレーン53を移動させなければならない状況が発生する。
本実施の形態においては、2区に第2ピット23及び第2搬送台車27が位置すると共に、4区が脱りん炉前に設定され、該脱りん炉前と第2ピット23及び第2搬送台車27の間となる3区に第2溶銑搬送クレーン52を待避させるための待避スペース60が設けられている。
このため、第1溶銑搬送クレーン51が第2処理ステーション22上となる2区に位置しているときに4区の脱りん炉前に向けてスクラップ搬送クレーン53を移動させなければならない状況が発生した場合にも、第2溶銑搬送クレーン52を待避スペース60に向けて移動させると共に脱りん炉前にスクラップ搬送クレーン53を移動させれば良く、これによって、第2溶銑搬送クレーン52とスクラップ搬送クレーン53とが差し合うことはない。
したがって、第2搬送台車27上に第1溶銑搬送クレーン51を位置させて該第1溶銑搬送クレーン51によって取鍋を吊り上げる工程と、脱りん炉前にスクラップ搬送クレーン53を位置させて該スクラップ搬送クレーン53が搬送するスクラップシュートeによって脱りん炉Pにスクラップを装入する工程とを同時に行うことができ、該脱りん炉Pにスクラップを装入する工程によって後の工程に遅れが生じることはなく、各吹錬工程を遅延なく且つ連続して行うことができ、これによって転炉設備の溶鋼の生産能力が向上することとなるのである。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えばステーションは、払出しピット23をのみを備えたものであっても良く、払出しピット23と脱硫設備24とを備えたものであっても、払出しピット23と除滓設備25とを備えたものであっても、除滓設備25と脱硫設備24とを備えたものであっても構わず、かかるステーションにて施すことのできない溶銑予備処理工程は、ステーションに溶銑が搬送される以前に施されている。
また、溶銑搬送クレーン及び転炉は、転炉の基数が少なくとも2基以上であれば、本実施の形態よりも多い基数を採用することも可能であり、それに伴ってスクラップシュートeの基数及びスクラップ搬送クレーン53の最大スクラップシュート搬送可能基数を増やした構成としても、本実施の形態と同様の効果を有する。また、脱りん炉Pを配備することなく複数の脱炭炉Cを備えた構成とした場合にも、本実施の形態と同様の効果を有する。
本実施の形態の転炉設備の正面図である。 転炉設備の平面図である。 スクラップ搬送クレーン及びスクラップシュートを示す図である。 溶銑の返送ルートを示す側面図である。 本実施の形態の転炉設備のガントチャートである。 従来の転炉設備の平面図である。
符号の説明
1 転炉設備
2 転炉部
3 溶銑予備処理部
4 スクラップ部
11 混銑車
21 第1ステーション
22 第2ステーション
23 払出しピット
24 脱硫設備
25 除滓設備
31 シュートピット
32 スクラップヤード
51 第1溶銑搬送クレーン
52 第2溶銑搬送クレーン
53 スクラップ搬送クレーン
60 待避スペース
C 脱炭炉
P 脱りん炉
S シュートステーション
b 取鍋
e スクラップシュート

Claims (3)

  1. 第1転炉〜第3転炉からなる3基の転炉と、該3基の転炉の一側方から他側方に向けて伸びるクレーンラインと、該クレーンラインの一端側に配備された2基の溶銑予備処理設備となる第1処理ステーション及び第2処理ステーションと、前記クレーンラインの他端側に配備されたスクラップ部と、前記2基の溶銑予備処理設備から転炉に溶銑を搬送する第1溶銑搬送クレーン及び第2溶銑搬送クレーンと、前記スクラップ部から転炉にスクラップを搬送する1基のスクラップ搬送クレーンとを有し、
    前記クレーンラインの一端側から他端側に向けて第1処理ステーション、第2処理ステーション、第1転炉、第2転炉、第3転炉、スクラップ部が配置されており、
    前記第1溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションを通り第3転炉まで移動可能であり、前記第2溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションから第3転炉を越えて移動可能であり、前記スクラップ搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1転炉からスクラップ部まで移動可能であって、
    前記第2処理ステーションと第1転炉との間には、第1溶銑搬送クレーンを前記第2処理ステーションに位置させ且つスクラップ搬送クレーンを前記第1転炉に位置させた状態で第2溶銑搬送クレーンを待避させる待避スペースが設けられていることを特徴とする転炉設備。
  2. 前記溶銑予備処理設備は、溶銑を取鍋へ払い出す払出しピットと、溶銑に脱硫処理を施す脱硫設備と、溶銑のスラグを除去する除滓設備の何れか1つ又は何れか2つ又は全てを備えていることを特徴とする請求項1に記載の転炉設備。
  3. 第1転炉〜第3転炉からなる3基の転炉と、該3基の転炉の一側方から他側方に向けて伸びるクレーンラインと、該クレーンラインの一端側に配備された2基の溶銑予備処理設備となる第1処理ステーション及び第2処理ステーションと、前記クレーンラインの他端側に配備されたスクラップ部と、前記2基の溶銑予備処理設備から転炉に溶銑を搬送する第1溶銑搬送クレーン及び第2溶銑搬送クレーンと、前記スクラップ部から転炉にスクラップを搬送する1基のスクラップ搬送クレーンとを有し、
    前記クレーンラインの一端側から他端側に向けて第1処理ステーション、第2処理ステ
    ーション、第1転炉、第2転炉、第3転炉、スクラップ部が配置されており、
    前記第1溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションを通り第3転炉まで移動可能であり、前記第2溶銑搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1処理ステーションから第3転炉を越えて移動可能であり、前記スクラップ搬送クレーンが前記クレーンライン上を第1転炉からスクラップ部まで移動可能であって、
    前記第2処理ステーションと第1転炉との間には、第1溶銑搬送クレーンを前記第2処理ステーションに位置させ且つスクラップ搬送クレーンを前記第1転炉に位置させた状態で第2溶銑搬送クレーンを待避させる待避スペースが設けられている構成を備えた転炉設備の操業方法において、
    前記第2溶銑搬送クレーンを前記待避スペースに待避させ、
    前記第2処理ステーションに第1溶銑搬送クレーンを位置させて該第1溶銑搬送クレーンを操作し、且つ、前記第1転炉にスクラップ搬送クレーンを位置させて該スクラップ搬送クレーンを操作することを特徴とする転炉設備の操業方法。
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