JP2008019454A - 溶鋼の処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取鍋精錬のサイクルタイムを減少させる溶鋼の処理方法を提供する。
【解決手段】連結された第1台車Y1と第2台車Y2とを用い、溶鋼を収容する第1取鍋X1を第1台車に載せて位置Aから位置Bに及び第2台車を位置Bから位置Cに移動させて第1取鍋に加熱及び合金CM1添加を行い、その間に第2台車に第2取鍋X2を載せ、第1取鍋の加熱及び第2取鍋の載置後に第1台車を位置Bから位置Aに移動させ第1取鍋に合金CM2を添加しながら第2取鍋に加熱及び合金添加を行い、その間に第1取鍋を溶鋼を収容する第3取鍋X3に置き換え、第2取鍋の加熱及び第3取鍋の載置後に第1台車を位置Aから位置Bに移動させて第2取鍋に合金添加を行いながら第3取鍋に加熱及び合金添加を行う溶鋼処理方法。
【選択図】 図2

Description

本発明は、取鍋精錬における温度調整および成分組成調整のための溶鋼の処理方法に関する。
高級鋼を製造する2次精錬処理は、固定された炉ではなく転炉から出鋼した溶鋼を搬送する取鍋を使用する取鍋(炉外)精錬工程で行われることが一般化している。このような取鍋精錬工程では、脱硫、脱酸素等を行い合金鋼を得る目的でニッケル、クロム、モリブデンおよびバナジウム等の合金元素が溶鋼に溶解される。取鍋精錬は、ASEA−SKF法、LF(Ladle Furnace)法、RH法、またはこれらの組み合わせにより行われる。取鍋精錬された溶鋼は、通常、次工程の連続鋳造に移送され鋳造される。連続鋳造工程には、タンディッシュの中の溶鋼を絶やさないように一定間隔で取鍋精錬された溶鋼が供給される。そのため、連続鋳造の生産能力を上げるには、取鍋精錬の1回当たりの処理量を増加させるかまたは取鍋精錬のサイクルタイムを削減して溶鋼の供給頻度を増加させる必要がある。
ところで、ASEA−SKF法およびLF法による取鍋精錬では、添加される合金元素を溶鋼に溶解したり溶鋼を所定温度で次工程(連続鋳造工程)に出鋼するために、アーク放電等により溶鋼が加熱される。通常の取鍋精錬では、転炉工程において溶鋼が装入された取鍋は、軌道上を走行する台車に載置されアーク加熱設備および合金の添加設備等が設置された特定の場所に運搬されて、台車に載置されたまま、または取鍋がクレーン等により台車から所定の場所に据え付けられ、処理される。
このような取鍋精錬においては、従来より、取鍋に収容された溶鋼処理のサイクルタイムを、一定間隔で転炉工程から送られてくる取鍋の取り回し等を効率的に行うことによって短縮することが試みられている(特許文献1,2,3)。
例えば特許文献1では、取鍋精錬を行う場所近くまで子台車が取鍋を搬送し、続いて取鍋を子台車ごと親台車上に移動させ子台車ごと取鍋を取鍋精錬場所に移動させることにより、天井クレーンが必要な工程を削減して天井クレーンの待ち時間の短縮、つまりサイクルタイムの短縮を図る発明が開示されている。
特許文献2には、連結された溶銑台車にそれぞれ備えられた溶銑容器の一方に脱珪を行い同時に他方に除滓を行い、両処理が終了すると溶銑台車をそれぞれ1区画進行させて除滓が終了した溶銑台車を処理設備外に、脱珪が終了した溶銑台車を除滓区画に、および脱珪が終了した溶銑台車の後方に連結された溶銑容器を備えた溶銑台車を新たに脱珪の区画に移動させて、効率的に脱珪と除滓とを行う発明が開示されている。
特許文献3には、鍋降載場、取鍋加熱装置および脱ガス装置を円環状の閉ループ上に配置し、溶鋼収容取鍋を閉ループ上で移動させながらこれに加熱、脱ガス処理等を行って、全処理時間(サイクルタイム)の短縮による生産性の向上と設備費の低減とを同時に図る発明が開示されています。
特開平5−337634号公報 特開2000−1712号公報 特公平2−9084号公報
しかし、特許文献1に開示された発明は、天井クレーンの待ち時間の短縮が可能になるものの、親台車への取鍋の子台車ごとの積み替えの間は溶鋼処理設備の稼働を停止させることになり、サイクルタイムの短縮に限界があるという問題を有する。
特許文献2に開示された発明は、一方の取鍋への脱珪処理と他方の取鍋への排滓処理とを同時に行うことにより脱珪と除滓とを効率的に行うことが可能であるが、脱珪処理および排滓処理の処理時間が異なる場合、処理時間が長い方の処理が終了するまで次の取鍋の処理を行うことができないという問題がある。
また、特許文献3に開示された発明も特許文献2の発明と同じく、各処理の中で最も処理時間の長い処理が終了するまで溶鋼収容取鍋を次の処理場所に搬送することができないため、処理時間の短縮に限界があるという問題がある。
近年、鋼の生産量は増加しており、生産能力を上げるためには連続鋳造機の鋳造速度を能力の上限まで上げることが望ましい。連続鋳造機の鋳造速度が上がると要求される溶鋼の供給ピッチも上がる。溶鋼の供給ピッチを上げるためには、前工程である溶鋼予備処理での処理能力を上げる(サイクルタイムを短縮する)必要がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、加熱および合金の添加による溶鋼の成分組成の調整において多額の設備投資をすることなく取鍋精錬のサイクルタイムを減少させる溶鋼の処理方法を提供することを目的とする。
取鍋に収容された溶鋼に対して合金の添加を行う第1の位置、前記第1の位置に隣接して取鍋に収容された溶鋼に対して加熱および合金の添加を行う第2の位置、および前記第2の位置に隣接して取鍋に収容された溶鋼に対して合金の添加を行う第3の位置の間を移動可能な連結された第1の搬送台車と第2の搬送台車とを使用して、以下の手順で溶鋼の加熱および溶鋼への合金の添加を行うことを特徴とする。
(1) 転炉から出鋼した溶鋼が収容された第1の取鍋を前記第1の位置において前記第1の搬送台車上に据え付ける。
(2) 前記第1の搬送台車を前記第2の位置に、前記第2の搬送台車を前記第3の位置に移動させる。
(3) 前記第1の取鍋内の溶鋼に対して加熱および合金の添加を行う。
(4) 前記加熱および/または前記合金の添加の間に、転炉から出鋼した溶鋼が収容された第2の取鍋を前記第2の搬送台車上に据え付ける。
(5) 前記第1の取鍋への合金の添加が終了した後に、前記第1の搬送台車を前記第1の位置に移動させる。
(6) 前記第2の位置において前記第2の取鍋内の溶鋼に対して加熱および合金の添加をおこなう。
(7) 前記加熱および/または前記合金の添加の間に、前記第1の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整、および前記調整後の第1の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第3の取鍋との積み替えを行う。
(8) 前記第2の取鍋への合金の添加が終了した後に前記第1の搬送台車を前記第2の位置に移動させる。
(9) 前記第3の取鍋内の溶鋼に対して加熱および合金の添加をおこなう。
(10) 前記加熱および/または前記合金の添加の間に、前記第2の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整、および前記調整後の第2の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第4の取鍋との積み替えを行う。
(11) この後、前記第1の搬送台車に据え付けられた取鍋ならびに前記第2の搬送台車に据え付けられた取鍋内溶鋼への前記加熱、前記取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とする合金の添加による調整を、手順(4)〜(7)に従って繰り返し行う。
手順(7)における前記第1の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整後の前記第1の取鍋内の溶鋼温度が目標値以下のときは、以下の処理を行った後手順(8)以降の処理を行うのが好ましい。
(7−1) 前記第1の搬送台車を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる。
(7−2) 前記第1の取鍋内の溶鋼に対して加熱を行い所定温度以上になった後に、前記第1の搬送台車を前記第2の位置から前記第1の位置に移動させる。
(7−3) 前記第1の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第3の取鍋との積み替えを行う。
なお、上記手順の記載は、手順(10)における第2の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整後の第2の取鍋内の溶鋼温度が目標値以下のときに行う以下の手順も含む意である。
(10−1) 前記第2の搬送台車を前記第3の位置から前記第2の位置に移動させる。
(10−2) 前記第2の取鍋内の溶鋼に対して加熱を行い所定温度以上になった後に前記第2の搬送台車を前記第2の位置から前記第3の位置に移動させる。
(10−3) 前記第2の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第4の取鍋との積み替えを行う。
以上の処理を行った後手順(11)の処理を行う。
また、上記における「第1の取鍋」〜「第4の取鍋」の記載は、着目する取鍋を規定する便宜のための表現であって、上記手順による処理は転炉工程から搬送される取鍋に対して連続的に行われ、特定の取鍋に対する処理に制限されるものではない。
本発明によると、加熱および合金材料の添加による溶鋼の成分組成調整において多額の設備投資をすることなく取鍋精錬のサイクルタイムを減少させる溶鋼の処理方法を提供することができる。
図1は取鍋精錬が行われる場所の概略平面図である。
図1において、取鍋精錬装置1は、1対の軌道R,R、軌道R,R上を移動可能な2輌の搬送台車Y1,Y2、いずれもが軌道R,Rの敷設方向に3分割された処理区画A,B,Cのそれぞれに配置された撹拌装置2,2,2および合金の添加装置、ならびに中央の処理区画Bに配置された加熱装置3などからなる。
2輌の搬送台車Y1,Y2は連結され、軌道R,R上を少なくとも搬送台車Y1が処理区画Aと処理区画Bとの間を、搬送台車Y2が処理区画Bと処理区画Cとの間を往復移動可能となっている。また、搬送台車Y1,Y2は、溶鋼を収容した取鍋X1,X2を据え付けて安定に搬送可能なように構成されている。
撹拌装置2,2,2は、搬送台車Y1,Y2に据え付けられた取鍋X1,X2が、それぞれの処理区画A,B,Cに配置されたときに取鍋X1,X2の側面外周に取り付けて使用される。撹拌装置2,2,2は電磁撹拌装置であり、交番磁場を形成させて取鍋X1,X2内の溶鋼を流動させ撹拌を行う。
合金添加装置は、溶鋼の成分組成を整えるための合金CM1,CM2を取鍋X1,X2内に添加する装置であり、公知のホッパーまたはシューター等の投入装置が用いられる。
加熱装置3は、取鍋X1,X2内に電極を挿入して放電させる型式のアーク加熱装置である。
取鍋精錬装置1には、上記装置の他に、処理区画A,Cにおいて取鍋X1,X2を搬送台車Y1,Y2上に据え付けまたは搬送台車Y1,Y2上から降ろすためのクレーン4、搬送台車Y1,Y2を軌道R,R上において移動させるための搬送台車移動装置などが含まれる。
なお、取鍋精錬装置1は、公知の技術によって構成可能である。
続いて、取鍋精錬装置1による溶鋼の処理方法、つまり溶鋼の温度および成分組成(各構成成分の含有率)の調整方法について説明する。
図2は本発明にかかる溶鋼の処理方法を示すフローチャート、図3は溶鋼の処理方法の概要を説明する図、図4は実施例1における溶鋼処理のガントチャートである。
以下の説明の便宜のために、処理区画A,B,Cをそれぞれ位置A,B,Cという。また、図2〜4において、位置Aにおいて搬送台車Y1に据え付けられる取鍋の符号は全てX1とし、位置Cにおいて搬送台車Y2に据え付けられる取鍋の符号は全てX2とし、取鍋X1が更新されるごとに添え字で例えば「−1」と表現する。
溶鋼の処理が開始されると、初めに位置Aにおいて、クレーン4により、転炉から出鋼された溶鋼を収容した取鍋X1(図4におけるX1-1)が搬送台車Y1の上に据え付けられる(#11)。取鍋X1の転炉から位置Aまでの搬送は、図示しない搬送手段、例えば軌道上を走行する台車またはクレーン等により行われる。
なお、図4のガントチャートにおいて「取鍋搬入、搬出」とあるのは、取鍋X1を搬送台車Y1の上に据え付ける作業および取鍋X1を搬送台車Y1から降ろす作業等をいう。
取鍋X1を据え付けた搬送台車Y1は位置Bに移動され(#12)、撹拌装置2が取鍋X1に取り付けられ加熱装置3が取鍋X1内に挿入されて、取鍋X1内の溶鋼が撹拌され加熱される。取鍋X1内の溶鋼が適度な温度に達したら、成分組成調整のための合金CM1が取鍋X1に添加される(#13)。また、取鍋X1が加熱され取鍋X1に合金CM1が添加される間に、位置Cにおいて、クレーン4により、転炉から出鋼された溶鋼を収容した取鍋X2(図4におけるX2-1)が搬送台車Y2の上に据え付けられる(#13)。
取鍋X1内の溶鋼の温度が所定温度に達したら加熱が停止されて加熱装置3が取り出される。合金CM1の添加が終了すると撹拌装置2が取鍋X1から取り外される。この間に、取鍋X2の搬送台車Y2上への据付が行われ、取鍋X2の据付が終了すると、搬送台車Y1,Y2がそれぞれ位置A,Bに移動される(#14)。これらの作業において、取鍋X1内の溶鋼の温度が所定温度に達する前に合金CM1の添加が終了したときは、取鍋X1内の溶鋼の温度が所定温度に達した後に撹拌装置2の取り外しおよび搬送台車Y1,Y2の移動が行われる。
取鍋X1および取鍋X2のそれぞれに撹拌装置2,2が取り付けられてそれぞれに収容された溶鋼が撹拌される。取鍋X2には加熱装置3が挿入されて溶鋼の加熱が行われ、合金CM1が添加される(#15)。また、取鍋X1には各成分組成の微調整のための合金CM2が添加される(#15)。
取鍋X1内の溶鋼が所定の組成に調整され溶鋼の温度が目標値以上であれば(#16でYES)、取鍋X1はクレーン4により搬送台車Y1から連続鋳造工程に向けて搬出され(図4における「1チャージ目」)、転炉から搬送され溶鋼を収容する新たな取鍋X1(図4におけるX1-2)が搬送台車Y1の上に据え付けられる(#17)。取鍋X2では、取鍋X1の搬送台車Y1への載せ替えの間も加熱および/または合金CM1の添加が続けられる(#17)。
取鍋X2内の溶鋼の温度が所定温度に達したら、加熱が停止されて取鍋X2から加熱装置3が取り出される。取鍋X1(X1-2)の搬送台車Y1上への据付の間に、撹拌装置2が取鍋X2から取り外される。取鍋X2への合金CM1の添加が終了し取鍋X1の搬送台車Y1上への据付が終了すると、搬送台車Y1,Y2がそれぞれ位置B,Cに移動される(#18)。
取鍋X1および取鍋X2のそれぞれに撹拌装置2,2が取り付けられてそれぞれに収容された溶鋼が撹拌される。取鍋X1には加熱装置3が挿入されて溶鋼の加熱が行われ、成分組成調整のための合金CM1が添加される(#19)。取鍋X2には成分組成の微調整のための合金CM2が添加される(#19)。
取鍋X2内の溶鋼が所定の組成に調整され溶鋼の温度が目標値以上であれば(#20でYES)、取鍋X2はクレーン4により搬送台車Y2から連続鋳造工程に向けて搬出され(図4における「2チャージ目」)、転炉から搬送され溶鋼を収容する新たな取鍋X2(図4におけるX2-2)が搬送台車Y1の上に据え付けられる(#21)。取鍋X1では、取鍋X2の搬送台車Y2への載せ替えの間も加熱および/または合金CM1の添加が続けられる(#21)。
取鍋X1内の溶鋼の温度が所定温度に達したら加熱が停止されて加熱装置3が取り出される。合金CM1の添加が終了し、取鍋X2の搬送台車Y2上への据付が終了するとまたは取鍋X2の据付の間に、撹拌装置2が取鍋X1から取り外され、搬送台車Y1,Y2がそれぞれ位置A,Bに移動される(#14)。
これ以降、搬送台車Y1を位置Aと位置Bとの間で往復移動させ搬送台車Y2を位置Bと位置Cとの間で往復移動させて、それぞれが取鍋X1,X2の積み替えを繰り返しながら、位置Bにおいて溶鋼の加熱および合金CM1の添加が取鍋X1,Xに対して行われ、位置A,Cにおいて組成の微調整のための合金CM2の添加が行われる(#14〜#21)。
上に説明した溶鋼の組成調整方法をまとめると以下にような処理手順になる。
(1) 転炉から出鋼した溶鋼が収容された取鍋X1を位置Aにおいて搬送台車Y1上に据え付ける。
(2) 搬送台車Y1を位置Bに、搬送台車Y2を位置Cに移動させる。
(3) 取鍋X1内の溶鋼に対して加熱および合金CM1の添加を行う。
(4) 取鍋X1内の溶鋼に対する加熱および/または合金CM1の添加の間に、転炉から出鋼した溶鋼が収容された取鍋X2を搬送台車Y2上に据え付ける。
(5) 取鍋X1への合金CM1の添加が終了した後に搬送台車Y1を位置Aに移動させる。
(6) 位置Bにおいて取鍋X2内の溶鋼に対して加熱および合金CM1の添加をおこなう。
(7) 取鍋X2内の溶鋼に対する加熱または加熱および/または合金CM1の添加の間に、取鍋X1内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金CM2添加による調整、および調整後の取鍋X1(X1-1)と転炉から出鋼した溶鋼が収容された取鍋X3(X1-2)との積み替えを行う。
(8) 取鍋X2への合金の添加CM1が終了した後に搬送台車Y1を位置Bに移動させる。
(9) 取鍋X3(X1-2)内の溶鋼に対して加熱および/または合金CM1の添加をおこなう。
(10) 取鍋X3(X1-2)内の溶鋼に対する加熱および/または合金CM1の添加の間に、取鍋X2内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金CM2添加による調整、および調整後の取鍋X2と転炉から出鋼した溶鋼が収容された取鍋X4(X2-2)との積み替えを行う。
(11) この後、搬送台車Y1に据え付けられた取鍋X3(X1-2)ならびに搬送台車Y2に据え付けられた取鍋X4(X2-2)への加熱、合金CM1,CM2の添加および調整を、手順(4)〜(7)に従って繰り返し行う。
本実施例は、溶鋼の加熱に要する時間として搬送台車Y1(Y2)を位置A(C)から位置Bに移動させる時間と溶鋼の加熱に要する時間と併せて20分を要し、合金CM1の添加および合金CM2の添加に要する時間が合計40分、および搬送台車Y1(Y2)を位置A(C)から位置Bに移動させる時間が2.5分要する装置におけるものである。
このような加熱処理の所要時間(20分)が合金CM1,CM2の添加時間(40分)よりも短いときは、本実施例のように、加熱処理を加熱装置3を有する位置Bで行い、加熱処理を終えた取鍋X1,X2を据え付けた搬送台車Y1,Y2を位置A,Cに移動させて、加熱処理を除くその他の処理は位置Bにおける加熱処理と並行して行うのがよい。そのようにすることで、加熱装置3を一連の合金CM1,CM2の添加と交互に行わせる場合に比べて加熱装置3の稼働率を上げることができ、連続鋳造工程への溶鋼のチャージ間隔を短くすることが可能となる。
本実施例は、実施例1の手順(7)および(10)において、溶鋼成分組成の微調整(#15,#19)を行った後の取鍋X1,X2内の溶鋼温度が、所定温度以下のときに行う処理に関するものである。
成分組成の最終調整(#15,#19)が行われた溶鋼は、その後は加熱されることなく連続鋳造工程に搬送されて鋳造される。そのため、連続鋳造工程におけるタンディッシュに供給されたときの溶鋼の温度が管理値以下にならないように、取鍋精錬終了時の溶鋼の温度が管理される。
図5は本実施例における溶鋼処理のガントチャートである。
取鍋X1内の溶鋼に対する成分組成の微調整(#15)が終了した後の溶鋼の温度が目標値以下である場合には(#16でNO)、取鍋X1および取鍋X2のそれぞれから撹拌装置2,2が取り外され取鍋X2から加熱装置3が抜き出されて、搬送台車Y1,Y2がそれぞれ位置B,Cに移動される(#22)。搬送台車Y1,Y2の移動後、取鍋X1および取鍋X2に撹拌装置2,2が取り付けられてそれぞれに収容された溶鋼が撹拌される。取鍋X1には加熱装置3が挿入されて溶鋼の温度が目標値以上になるまで溶鋼の再加熱が行われる(#23,#24)。
取鍋X1内の溶鋼の再加熱が行われている間、取鍋X2への加熱および/または合金CM1の添加は中断される。既に取鍋X2内の溶鋼に対する加熱および合金CM1の添加が終了している場合には、取鍋X2内の溶鋼に微調整のための合金CM2添加を行ってもよい。
取鍋X1内の溶鋼の温度が目標値以上になったら、取鍋X1および取鍋X2のそれぞれから撹拌装置2,2が取り外され取鍋X1から加熱装置3が抜き出されて、搬送台車Y1,Y2がそれぞれ位置A,Bに移動される(#25)。その後、取鍋X2に撹拌装置2が取り付けられ加熱装置3が挿入されて中断された加熱および/または合金CM1の添加が再開される(#17)。また、取鍋X2内の溶鋼への加熱および/または合金CM1の添加の間に、取鍋X1はクレーン4により搬送台車Y1から連続鋳造工程に向けて搬出され、搬送台車Y1上には溶鋼を収容する新たな取鍋X1(X1-2)が据え付けられる(#17)。
以降行われる取鍋X2の成分組成の微調整(#19)等の処理は、実施例1における処理と同様である。連続鋳造工程に搬出される取鍋内の溶鋼を目標温度以上とするための温度管理は成分組成の微調整(#15,#19)ごとに行われ、温度が目標温度以下のときは、溶鋼を収容した取鍋が位置Bに移送されて上に説明した方法により再加熱される(#23,#27)。
本実施例は、実施例1における手順(7)において、取鍋X1内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金添加による調整後の取鍋X1内の溶鋼温度が目標値以下のとき以下の処理行うものである。
(7−1) 搬送台車Y1を位置Aから位置Bに移動させる。
(7−2) 取鍋X1内の溶鋼に対して加熱を行い所定温度以上になった後に搬送台車Y1を位置Bから位置Aに移動させる。
(7−3) 取鍋X1と転炉から出鋼した溶鋼が収容された取鍋X1(X1-2)との積み替えを行う。
なお、上記手順は、実施例1における手順(10)において、取鍋X2内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金添加による調整後の取鍋X2内の溶鋼温度が目標値以下のときに、取鍋X2内の溶鋼に対して搬送台車Y2を位置Bに移動する等の同様の手順で取鍋X2内の溶鋼が加熱される。
次に、溶鋼の取鍋精錬において加熱と合金の添加とを実施例1,2のように行わない場合を比較例として説明する。
[比較例1]
図6は本比較例における溶鋼処理のガントチャートである。
図6に示されるように、本比較例は、位置Bにおいて取鍋X1,X2内の溶鋼を加熱し、そのまま位置Bにおいて合金CM1の添加および溶鋼の成分組成の微調整のための合金CM2を行う場合である。位置Bにおける取鍋X1(X1-1)の加熱および合金CM1,CM2の添加の途中に溶鋼を収容した次の取鍋X2(X2-1)が搬入(#13)されても、搬送台車Y1,Y2は位置A,Bに移動されず、位置Bにおいて次の取鍋X2が加熱されるのは、取鍋X1の成分組成の微調整が終了した後になる。
通常、転炉工程から取鍋精錬工程に搬入される間に取鍋X2内の溶鋼は温度が低下し、取鍋X2を位置Bにて加熱するまでは合金CM1を取鍋X2に投入することは困難なため、取鍋X2は、その前に行われる取鍋X1への微調整までの一連の処理が終了して位置Bを離れるまでの間、待機しなければならない。
溶鋼の加熱に要する時間は、搬送台車Y1(Y2)を位置A(C)から位置Bに移動させる時間および溶鋼の加熱に要する時間を併せて20分要し、合金CM1の添加および合金CM2の添加に要する時間が合計40分、および搬送台車Y1(Y2)を位置A(C)から位置Bに移動させる時間が2.5分要する装置において行う本比較例による処理では、1チャージ(取鍋1台に収容された溶鋼)の取鍋精錬処理に要する時間は、これらの個別の処理の所要時間の合計、つまり62.5分となる。
次に比較例2について説明する。
[比較例2]
図7は本比較例における溶鋼処理のガントチャートである。
本比較例は、位置Bにおける取鍋X1(X1-1)の取鍋精錬の途中に溶鋼を収容した次の取鍋X2(X2-1)が搬入されると(#13)、搬送台車Y1,Y2を走行させて取鍋X2を位置Bに移動させ(#14)、取鍋X2内の溶鋼の加熱および合金CM1の添加を行うが、その間、取鍋X1に対し位置Aにおいて合金CM2の添加による成分組成の微調整を行わず待機させる場合である。本比較例では、図7に示されるように、搬送台車Y1を位置Aに移動させた後に、次に搬送台車Y1,Y2を走行させw取鍋X1が成分組成の微調整を行うために位置Bに移動されるのは、取鍋X2が連続鋳造工程に向けて搬出された後になる。
よって、後に搬入された取鍋X2が先に搬入された取鍋X1よりも先に搬出されることになり、溶鋼処理の物流自体が破綻することになる。
[比較例3]
図8は本比較例における溶鋼処理のガントチャートである。
本比較例は、取鍋X1(X1-1)内の溶鋼の温度が目標値以下のとき(図2における#16でNO)、実施例2における処理と異なり、位置Bにおける取鍋X2(X2-1)に対する加熱、合金CM1の添加、およびCM2の添加による成分組成の微調整の全ての処理が終了した後に、取鍋X1を位置Bに移動させて再加熱を行う場合である。本比較例においても比較例2と同じく、図8に示されるように次に搬送台車Y1,Y2が走行し取鍋X1が再加熱されるために位置Bに移動されるのは、取鍋X2の搬出後になる。
よって、後に搬入された取鍋X2が先に搬入された取鍋X1よりも先に搬出されることになり、溶鋼処理の物流が破綻する。
[比較例4]
図9は本比較例における溶鋼処理のガントチャートである。
本比較例は、一方の搬送台車Y1のみに取鍋X1を据え付け、搬送台車Y1を位置Aと位置Bとの間で往復移動させて取鍋精錬を行う場合である。
本比較例では、先に搬入された取鍋X1(X1-1)内の溶鋼に対する位置Bにおける加熱から成分組成の微調整までの一連の取鍋精錬が終了した後に、搬送台車Y1が位置Aに移動されて、取鍋X1は次に待機する取鍋X1(X1-2)に積み替えられる。本比較例では、取鍋X1の搬入から搬出までの取鍋精錬のサイクルタイムは、個別の処理の所要時間にさらに搬送台車Y1への取鍋の積み替え時間が加算されるので長大なものとなる。
[比較例5]
図10は本比較例における溶鋼処理のガントチャートである。
本比較例は、転炉工程から搬入された取鍋X1(X1-1,X1-2),X2(X2-1,X2-2)の溶鋼に対して位置Bで加熱した後そのまま位置Bで待機させ、次の取鍋X1(X1-2),X2(X2-1,X2-2)が搬入されてから位置A(またはC)に移動させて合金CM1の添加、およびCM2の添加による成分組成の微調整を行う場合である。
本比較例では、次に取鍋X1,X2が搬入されるまでの待機時間約20分が無駄な時間になり、取鍋精錬のサイクルタイムは、個別の処理の所要時間にさらに待機時間の20分が加算されたものとなる。
表1は、上記実施例1,2および比較例1〜5における取鍋精錬のサイクルタイムを整理したものである。
Figure 2008019454
表1に示されるように、加熱処理を位置Bで行い、加熱を除くその他の処理を位置A,Cにおいて位置Bにおける加熱処理および/または合金CM1の添加と並行して行うことにより、取鍋精錬のサイクルタイムを低減させることができる。なお、位置Bから位置A(C)にいかなるタイミングで取鍋X1(X2)を移動させるかは、加熱処理に要する時間と合金CM1の添加時間および合金CM2の添加による成分組成の微調整に要する時間を勘案して決定され、必ずしも加熱処理が終了した直後に取鍋X1(X2)を位置Bから位置A(C)に移動させる必要はない。例えば、実施例1のように加熱処理時間が合金CM1の添加時間および合金CM2の添加による成分組成の微調整に要する時間の合計時間よりも比較的短い場合には、位置Bにおいて合金CM1の添加まで行った後に、取鍋X1(X2)を位置A(C)に移動させても十分にサイクルタイム短縮の効果を得ることができる。
このように、本発明にかかる溶鋼の処理方法では、取鍋精錬におけるサイクルタイムが短縮化されるので、連続鋳造における1チャージ当たりの鋳造時間を短縮することが可能になる。よって、取鍋製錬工程における溶鋼処理能力によって鋳造工程における生産量が制限されている場合には、鋳造速度アップ分の増産効果が得られる。
また、取鍋精錬処理時間の短縮、鋳造時間の短縮、および溶鋼を取鍋に受けてからの待機時間解消による熱ロス低減によって、電力費用の低減および二酸化炭素発生量低減効果が得られる。
上述の実施形態において、取鍋X1,X2を搬送台車Y1,Y2上に載せるための手段としてクレーン4以外のものを使用してもよい。合金CM2の添加による成分組成の微調整は、例えば管理範囲が広い等の理由により不要であれば行わないものとすることができる。その場合には、個別の処理時間の合計が小さくなり、本発明にかかる処理方法によるサイクルタイム短縮の効果がより顕著になる。
その他、取鍋精錬装置1、および取鍋精錬装置1の各構成または全体の構造、形状、数などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、取鍋精錬における成分組成調整のための溶鋼の処理方法に利用することができる。
取鍋精錬が行われる場所の概略平面図である。 本発明にかかる溶鋼の処理方法を示すフローチャートである。 溶鋼の処理方法の概要を説明する図である。 実施例1における溶鋼処理のガントチャートである。 実施例2における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例1における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例2における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例3における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例4における溶鋼処理のガントチャートである。 比較例5における溶鋼の処理のガントチャートである。
符号の説明
X1(X1-1) 第1の取鍋(取鍋)
X2(X2-1) 第2の取鍋(取鍋)
X3(X1-2) 第3の取鍋(取鍋)
X4(X2-2) 第4の取鍋(取鍋)
Y1 第1の搬送台車(搬送台車)
Y2 第2の搬送台車(搬送台車)

Claims (2)

  1. 取鍋に収容された溶鋼に対して合金の添加を行う第1の位置、前記第1の位置に隣接して取鍋に収容された溶鋼に対して加熱および合金の添加を行う第2の位置、および前記第2の位置に隣接して取鍋に収容された溶鋼に対して合金の添加を行う第3の位置の間を移動可能な連結された第1の搬送台車と第2の搬送台車とを使用して、以下の手順で溶鋼の加熱および溶鋼への合金の添加を行う
    ことを特徴とする溶鋼の処理方法。
    (1) 転炉から出鋼した溶鋼が収容された第1の取鍋を前記第1の位置において前記第1の搬送台車上に据え付ける。
    (2) 前記第1の搬送台車を前記第2の位置に、前記第2の搬送台車を前記第3の位置に移動させる。
    (3) 前記第1の取鍋内の溶鋼に対して加熱および合金の添加を行う。
    (4) 前記加熱および/または前記合金の添加の間に、転炉から出鋼した溶鋼が収容された第2の取鍋を前記第2の搬送台車上に据え付ける。
    (5) 前記第1の取鍋への合金の添加が終了した後に、前記第1の搬送台車を前記第1の位置に移動させる。
    (6) 前記第2の位置において前記第2の取鍋内の溶鋼に対して加熱および合金の添加をおこなう。
    (7) 前記加熱および/または前記合金の添加の間に、前記第1の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整、および前記調整後の第1の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第3の取鍋との積み替えを行う。
    (8) 前記第2の取鍋への合金の添加が終了した後に前記第1の搬送台車を前記第2の位置に移動させる。
    (9) 前記第3の取鍋内の溶鋼に対して加熱および合金の添加をおこなう。
    (10) 前記加熱および/または前記合金の添加の間に、前記第2の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整、および前記調整後の第2の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第4の取鍋との積み替えを行う。
    (11) この後、前記第1の搬送台車に据え付けられた取鍋ならびに前記第2の搬送台車に据え付けられた取鍋内溶鋼への前記加熱、前記取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とする合金の添加による調整を、手順(4)〜(7)に従って繰り返し行う。
  2. 手順(7)における前記第1の取鍋内の溶鋼成分組成を目標範囲内とするための合金の添加による調整後の前記第1の取鍋内の溶鋼温度が目標値以下のときは、以下の処理を行った後に手順(8)以降の処理を行う
    請求項1に記載の溶鋼の処理方法。
    (7−1) 前記第1の搬送台車を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる。
    (7−2) 前記第1の取鍋内の溶鋼に対して加熱を行い所定温度以上になった後に、前記第1の搬送台車を前記第2の位置から前記第1の位置に移動させる。
    (7−3) 前記第1の取鍋と転炉から出鋼した溶鋼が収容された第3の取鍋との積み替えを行う。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107127330A (zh) * 2016-02-29 2017-09-05 宝钢工程技术集团有限公司 多座包位钢包台车及其使用方法

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