JP2008068114A - 乾燥粉末分散装置およびその使用のための方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉末薬剤をエアロゾル化するための装置および方法を提供すること。
【解決手段】粉末薬剤をエアロゾル化するための装置10であって、ハウジング;加圧シリンダ;該シリンダ内で滑動可能で、該シリンダ内でガスを加圧するためのピストンであって、ここで該ピストンは旋回的に該ハウジングに装着される、ピストン;該ハウジングおよび該シリンダに操作可能に装着されるハンドル40であって、該シリンダを該ピストンに対して動かして該シリンダ内でガスを加圧する、ハンドル;および該シリンダからガスを受容し粉末薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構16、を備える装置。
【選択図】図1

Description

(発明の背景)
本発明は、概して肺への薬剤送達の分野に関する。より詳細には、本発明は、乾燥粉末分散装置および患者が吸入する際の乾燥粉末薬剤を分散する方法に関する。
肺への薬剤送達は、薬剤を患者に送達する有力な方法になりつつある。肺への薬剤送達は、分散中の活性な薬剤が肺の遠位(肺胞)領域に達し得るように、患者による薬剤分散またはエアロゾルの吸入に依存する。いくつかの薬剤は、肺胞領域を通って血液循環内に容易に直接的に吸収されることが分かっている。例えば、肺への送達は、特に投与の他の経路によって送達するのが困難であるタンパク質およびポリペプチドの送達に対して有力な送達である。このような肺への送達は、肺の病気を治療するための系統的な送達および局所的な送達の両方に対して効果的である。
肺への薬剤送達を達成するために種々の方法が提案されている。このようなアプローチには、液体噴霧器、測定投与吸入器(MDI)、および乾燥粉末分散装置が挙げられる。これらのアプローチのうち粉末分散デバイスは、特に関心が持たれている。このような乾燥粉末分散デバイスの例示的な実施形態は、特許文献1および1994年9月21日出願の米国特許第08/309,691号に記載され、これら全体の開示内容を本明細書中で参考として援用する。これらの特許は、レセプタクルから粉末を抽出し、その粉末をエアロゾル化することにより、エアロゾル化した粉末が患者によって吸入され得る携帯型粉末分散デバイスを記載する。このような乾燥粉末分散デバイスは、後の吸入のために乾燥粉末を適切にエアロゾル化する際に極めてうまくいくことを示している。
それでも、このような乾燥粉末分散デバイスの市場性、使い易さ、機能性、および他の特徴を向上させるための種々の機能増大を提供することが望ましい。従って、本発明の目的は、改良された乾燥粉末分散デバイスおよびその使用方法を提供することである。
米国特許第5,740,794号明細書
(発明の要旨)
本発明は、粉末状の薬剤をエアロゾル化するための例示的なシステム、装置、および方法を提供する。本発明の1つの例示的な装置は、加圧シリンダーおよびシリンダー内のガスを加圧するためにシリンダー内でスライド可能なピストンを含む。ハンドルは、シリンダーに連結され、シリンダー内のガスを加圧するために伸張位置とホーム位置または引込位置との間を移動可能である。シリンダーから加圧ガスを用いてレセプタクルに保持される粉末状の薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構がさらに提供される。レセプタクルを受容し、そのレセプタクルをエアロゾル化機構に連結するためのキャリッジアセンブリが提供され、それにより粉末がレセプタクルから抽出され、エアロゾル化され得る。装置は、キャリッジアセンブリを係合するように作動し得る第1のインターロックおよび第2のインターロックをさらに含み、それによりレセプタクルとエアロゾル化機構とを連結するのを防ぐ。第1のインターロックは、ハンドルが充分に伸張位置まで移動した場合、キャリッジの移動を可能にするように解除される。第2のインターロックは、レセプタクルがキャリッジアセンブリ内に部分的に挿入される場合のみ、キャリッジと係合するようになる。
このような構成により、装置は、第2のインターロックがキャリッジアセンブリと確実に係合しないようにするために、完全に充填した位置までキャリッジ機構内にレセプタクルを挿入することによって、粉末状の薬剤をエアロゾル化するように作動する。次いでハンドルが充分に伸張位置に達し、加圧ガスによるチャージを生成し、かつキャリッジアセンブリから第1のインターロックを解除するためにホーム位置に引き戻される。次いで装置の噴射ボタンを作動して、レセプタクルがエアロゾル化機構と連結するまでエアロゾル化機構へキャリッジアセンブリを移動する。エアロゾル化機構が連結すると、加圧ガスによるチャージがレセプタクル内に保持される粉末状の薬剤をエアロゾル化するために開放される。
このような構成は、レセプタクルが完全に挿入されず、かつハンドルが完全に達しない場合にはエアロゾル化が作動し得ないという点で有利である。このようにして、エアロゾル化装置の正確な作動を確実にするための制御が提供される。
1つの特定の好適な局面において、レセプタクルは前端、後端、および薬剤を保持するキャビティを有する。前面端が、少なくとも1つのノッチを含み、キャリッジアセンブリがキーを含み、それによりノッチがキーと結合しない場合、レセプタクルが完全にキャリッジアセンブリ内に挿入され得ない。このようにして、ノッチがキーと嵌合しない場合、キャリッジアセンブリは、レセプタクルをエアロゾル化機構と連結するように作動し得ない。それにより、レセプタクルのキャリッジアセンブリ内への完全な挿入を防ぐ。
1つの特定の実施形態において、エアロゾル化装置は、ローラを有するセンサアームをさらに含む。ローラは、キャリッジアセンブリ内へのレセプタクルの挿入中、第2のインターロックに対してセンサアームを移動するために、キャビティを転がる。それによりローラがキャビティ全体を転がるまでに、第2のインターロック上のアセンブリがキャリッジアセンブリを係合する。このようにして、ローラがキャビティと並列である限り、キャリッジアセンブリの移動を防ぐように、ラッチはキャリッジアセンブリと係合したままとなる。完全に挿入されると、ラッチは、キャリッジアセンブリの作動を可能にするように解除される。またさらなる局面において、レセプタクルが完全に挿入される場合、センサアームはキャビティを受容するウェルを規定する。ウェルは、レセプタクルとエアロゾル化機構とを容易に連結するように、キャビティをエアロゾル化機構と整列させる。
1つの特定の局面において、キャリッジアセンブリがレセプタクルをエアロゾル化機構と連結するように移動される場合、装置は、キャリッジアセンブリを係合するキャッチをさらに含む。キャッチからキャリッジアセンブリを解除するための解除ボタンが、提供される。このようにして、粉末状の薬剤がエアロゾル化されるまで、キャリッジアセンブリが、エアロゾル化機構からレセプタクルを外すように誤って下げられるようなことはない。別の局面において、バルブがシリンダーとエアロゾル化機構との間の通気路内に配置される。バルブは、開位置および閉位置を有し、伸張位置までハンドルを拡張する間、概して閉位置(しかしロック解除の状態)にある。このような構成は、シリンダーを充填するために使用される空気が、通気路を通って引き出されることがないので、シリンダーを充填するためによりきれいな空気供給源を提供するという点で有利である。
1つの特定の実施形態において、ハウジング、加圧シリンダー、シリンダー内のガスを加圧するためのシリンダー内でスライド可能なピストンを含むエアロゾル化装置を提供する。ピストンは、ハウジングに旋回可能に取付けられ、ハンドルはハウジングとシリンダーの両方に操作可能に取付けられる。ハンドルは、シリンダー内のガスを加圧するために、ピストンに関連してシリンダーを動かすように作動する。シリンダーからガスを受容するためのエアロゾル化機構が提供され、それにより粉末状の薬剤がエアロゾル化される。このような様態における装置の構成は、ハンドルが操作されるにつれて、ピストンがハウジングに対して旋回し得る点で有利である。このようにして、ハンドルの作動中、ピストンは概してシリンダーと一列に並んだ状態となり、これによりハンドルの作動を容易にし、かつ構成要素間の摩耗を減少する。
1つの特定の実施形態において、ハンドルとシリンダーとの間にリンケージが配置される。リンケージは、ハンドルの作動をさらに容易にするようにハウジングおよびシリンダーに旋回可能に取付けられる。他の局面において、ハウジングは、頂部端および底部端を含み、エアロゾル化機構は、頂部端近傍に配置される。さらに、ピストンは、その底部端にて旋回可能にハウジングに取り付けられる。このような構成は、一方向のチェックバルブがピストン内に配置される場合に有利である。なぜならチェックバルブは、ハウジングの底部端近傍に配置され得、任意の粉末がハウジングを通ってチェックバルブ上に蓄積する機会を低減するためである。
さらなる実施形態において、本発明は、ハウジングおよびハウジングから延びる捕獲チャンバを含むエアロゾル化デバイスを提供する。エアロゾル化機構がハウジング内に配置され、粉末状の薬剤が捕獲チャンバ内に導入される。空気チャネルを有したエアロゾル化機構が提供され、それにより患者が捕獲チャンバから粉末状の薬剤を抽出するために吸入する場合、空気が捕獲チャンバ内に入ることを可能にし得る。エアロゾル化機構は、ボーラスは実質的に入ってくる空気と混合しないボーラスとして、粉末状の薬剤が捕獲チャンバから除去されるように、空気チャネルを通って、捕獲チャンバ内に入る空気を分散させるための構造をさらに含む。
このようなデバイスは、粉末状の薬剤を捕獲チャンバ内に分散し、次いで粉末状の薬剤を抽出するために捕獲チャンバから吸入することによって作動される。薬剤がボーラスとして除去され得るように、実質的に入ってくる空気が粉末状の薬剤と混合しないような様態で、空気は、空気チャネルを通って捕獲チャンバ内に入り得る。従って、このような様態で空気を導入することにより、空気は、患者が吸入する捕獲チャンバを通って、エアロゾル化した粉末を均一に取り上げるようにピストンとして機能する。
1つの特定の局面において、捕獲チャンバは形状中心を有し、エアロゾル化機構は、ハウジング内に他の構成要素部を含むように、中心からオフセットされる。その構造は、幾何学的中心からさらに離れている捕獲チャンバ領域へより多くの空気を分散するように形成される。このようにして、患者によって吸入される間、空気が捕獲チャンバ内に引かれるつれて実質的に粉末状の薬剤の混合が生じないように、捕獲チャンバの最も離れた領域は、より多くの空気を受容し得る。別の局面において、その構造は、湾曲したフランジ部材を含み、その構造がチャンバ内に入るにつれて、いくらかの空気を放射状に外側に向かって導くように機能する。
1つの特定の好適な局面において、エアロゾル化機構は、粉末状の薬剤が捕獲チャンバへ到達するために通る円筒形通路またはチャネルを含む。ハウジングの頂部端は、通路の遠位端にほぼ垂直である。このようにして、粉末状の薬剤が捕獲チャンバ内に入るにつれて、捕獲チャンバ全体に均一に分散する傾向にある。さらに別の局面において、可撓性シールが、シールを捕獲チャンバに提供するためにハウジングに結合される。シールの可撓性は、捕獲チャンバがシールへの過剰な摩耗を生じることなくハウジング上を容易にスライドし得る点で有利である。
1つの特定の実施形態において、本発明は、粉末状の薬剤をエアロゾル化するためのデバイスを提供し、そのデバイスは、粉末状の薬剤を含むレセプタクル内に穴を空けるための少なくとも1つの穿孔要素を有する。コアがハウジング内に挿入可能であり、抽出管腔またはチューブおよび少なくとも1つの空気チャネルを有する。コアがハウジング内に挿入される場合、空気が空気チャネルを介してレセプタクル内に流れ込むことを可能にするように、コアは穿孔要素と整列される。抽出管腔がレセプタクル内に挿入される場合、粉末状の薬剤を抽出管腔を介して抽出するための、加圧ガスの供給源が、さらに提供される。ハウジングおよびコアの使用は、コアが比較的低コストで製造され得、使い捨て可能であり得る一方で、穿孔要素を含むハウジングが再使用され得るという点で有利である。
上記に加えて、本発明は、以下を提供する:
(項目1) 粉末薬剤をエアロゾル化するための装置であって、以下:
加圧シリンダ;
該シリンダ内で滑動可能で、該シリンダ内でガスを加圧するためのピストン;
該シリンダに結合されたハンドルであって、該ハンドルは該ガスを該シリンダ内で加圧するために、伸張位置とホーム位置との間で可動であり;
該シリンダからの加圧ガスで、レセプタクル内に保持される粉末薬剤をエアロゾル化するために適合された、エアロゾル化機構;
該レセプタクルを受容し、および該レセプタクルを該エアロゾル化機構に結合するために適合されたキャリッジアセンブリ;および
該レセプタクルが該エアロゾル化機構に結合することを防ぐために該キャリッジアセンブリと操作的に係合可能である、第一および第二インターロックであって、ここで該ハンドルの該第一インターロックが、該ハンドルを該伸張位置への動きの際に該キャリッジの動きを可能とするように解除され、そしてここで該第二インターロックが、該レセプタクルが該キャリッジアセンブリ内に部分的に挿入されると係合される、第一および第二インターロック、
を備える装置。
(項目2) 項目1に記載の装置であって、さらにキャッチおよび解除ボタンを備え、該キャッチは、前記レセプタクルを前記エアロゾル化機構に結合するために動かされたときに、前記キャリッジアセンブリに係合させ、そして該解除ボタンは該キャリッジアセンブリから該キャッチを解除するためにある、装置。
(項目3) 項目1に記載の装置であって、前記シリンダと前記エアロゾル化機構との間の通気路に配置されたバルブをさらに備え、ここで該バルブは開位置および閉位置を有し、ここで該バルブは前記ハンドルの前記伸張位置への伸張中にほぼ閉位置にある、装置。
(項目4) レセプタクル内に保持された粉末薬剤をエアロゾル化するための方法であって、該方法は以下の工程:
第一インターロックがキャリッジアセンブリから解除されるまで、該レセプタクルをキャリッジアセンブリに挿入する工程;
ハンドルを充分に伸張された位置へ伸張して、該キャリッジアセンブリから第二インターロックを解除する工程;
該ハンドルを引込位置へ後退させて加圧ガスのチャージを生成する工程;および
噴射ボタンを操作して、該レセプタクルがエアロゾル化機構に結合されるまで、そして該加圧ガスのチャージが解除されるまで、該キャリッジアセンブリを該エアロゾル化機構の方に動かし、該レセプタクル内の粉末薬剤をエアロゾル化する工程。
(項目5) 粉末薬剤をエアロゾル化するための装置であって
該装置は以下:
ハウジング;
加圧シリンダ;
該シリンダ内で滑動可能で、該シリンダ内でガスを加圧するためのピストンであって、ここで該ピストンは旋回的に該ハウジングに装着される、ピストン;
該ハウジングおよび該シリンダに操作可能に装着されるハンドルであって、該シリンダを該ピストンに対して動かして該シリンダ内でガスを加圧する、ハンドル;および
該シリンダからガスを受容し粉末薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構、
を備える装置。
(項目6) 項目5に記載の装置であって、前記ハンドルおよび前記シリンダの間に配置されるリンケージをさらに備え、該リンケージは前記ハウジングおよび該シリンダに旋回的に装着される、装置。
(項目7) 項目5に記載の装置であって、前記ハウジングが頂部端および底部端を有し、ここで前記エアロゾル化機構が該頂部端の近くに配置され、そしてここで前記ピストンが該底部端において該ハウジングに旋回的に装着される、装置。
(項目8) 項目5に記載の装置であって、前記ピストンに配置された一方向チェックバルブをさらに備える、装置。
(項目9) 項目5に記載の装置であって、前記ピストンと前記エアロゾル化機構との間の通気路に配置されたバルブをさらに備え、ここで該バルブが開位置および閉位置を有し、ここで該バルブは、前記ハンドルの伸張位置への伸張中に閉位置にある、装置。
(項目10) 粉末薬剤をエアロゾル化するためのシステムであって、該システムは以下:
粉末薬剤を有するレセプタクル;
該レセプタクルを受容するための開口を有するキャリッジ;
エアロゾル化機構であって、該キャリッジにより該レセプタクルの該エアロゾル化機構への送達の際に、該薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構;および
該キャリッジの該エアロゾル化機構へ向う動きを防ぐために、該キャリッジに可動に係合する、インターロックであって、ここで該インターロックは、該レセプタクルが該キャリッジに充分に挿入されないときに、該キャリッジに係合する、インターロック、
を備えるシステム。
(項目11) 項目10に記載のシステムであって、前記レセプタクルが前端、後端および前記薬剤を保持するキャビティを有し、ここで前記前端は少なくとも1つのノッチを含み、そしてここで前記キャリッジはキーを含み、該キーは、該ノッチが該キーと整列されたときのみに、該レセプタクルが該キャリッジへ充分に挿入可能となる、システム。
(項目12) 項目11に記載のシステムであって、ローラーを有するセンサーアームをさらに備え、ここで前記インターロックがラッチを含み、そしてここで該ローラーが、前記レセプタクルの前記キャリッジへの挿入の間に、前記キャビティの上を転がって、センサーアームを該インターロックに対して動かして、該ローラーが全キャビティの上を転がるまで、該ラッチを該キャリッジに係合させる、システム。
(項目13) 項目12に記載のシステムであって、前記センサーアームは、前記レセプタクルが充分に挿入されたときに前記キャビティを受容するためのウェルを規定し、ここで該ウェルは該キャビティを前記エアロゾル化機構と整列させる、システム。
(項目14) 粉末薬剤をエアロゾル化するためのデバイスであって、該デバイスは以下:
ハウジング;
該ハウジングから伸張する捕獲チャンバ;
粉末薬剤を該捕獲チャンバに導入するために該ハウジングに配置されるエアロゾル化機構であって、ここで該エアロゾル化機構は空気チャネルを含み、患者が該捕獲チャンバから該粉末薬剤を抽出するために吸入するとき、該捕獲チャンバに空気が入ることを可能にし、ここで該エアロゾル化機構は、該空気チャネルを通って該捕獲チャンバに入る空気を分配するための構造をさらに含み、それにより該粉末薬剤が、該入ってくる空気と実質的に混合されないボーラスとして、該捕獲チャンバから除去される、エアロゾル化機構、
を備えるデバイス。
(項目15) 項目14に記載のデバイスであって、ここで前記捕獲チャンバはセンターを有し、ここで前記エアロゾル化機構が該センターからオフセットされ、そしてここで前記構造が、該センターの対向側にある該捕獲チャンバの領域に、より多くの空気を分配するための形状となっている、デバイス。
(項目16) 項目14に記載のデバイスであって、ここで前記構造は、実質的に任意の前記入ってくる空気が、前記捕獲チャンバから抽出される前に、前記ボーラスが抽出されるように、空気を該チャンバ内に分配するように、さらに形状化された、デバイス。
(項目17) 項目14に記載のデバイスであって、ここで前記構造が湾曲したフランジ部材を備える、デバイス。
(項目18) 項目14に記載のデバイスであって、ここで前記エアロゾル化機構が円筒状通路を規定し、該円筒状通路を通って前記粉末薬剤が通過して捕獲チャンバに達し、ここで前記ハウジングの頂部端が該通路の遠位端にほぼ垂直である、デバイス。
(項目19) 項目14に記載のデバイスであって、前記ハウジングに結合される可撓性シールをさらに備え、前記捕獲チャンバとの密閉を提供する、デバイス。
(項目20) 患者に粉末薬剤を供給するための方法であって、該方法は以下の工程:
捕獲チャンバ内で粉末薬剤を分散させる工程;
該粉末薬剤を抽出するために該捕獲チャンバから吸入する工程;および
空気を該捕獲チャンバに入れる工程であって、該工程は、該空気を入れることに続いて、該粉末薬剤が該チャンバからボーラスで抽出される様式である、工程、
を包含する方法。
(項目21) 粉末薬剤を患者に供給するための方法であって、該方法は以下の工程:
粉末薬剤を捕獲チャンバ内に分散させる工程;
該粉末薬剤を抽出するために該捕獲チャンバから吸引する工程;および
該捕獲チャンバから該粉末薬剤が抽出されるとき、入来する空気が実質的に該粉末薬剤と混合しない様式で、空気が該捕獲チャンバに入ることを可能にする工程、
を包含する方法。
(項目22) 粉末薬剤をエアロゾル化するためのデバイスであって、該デバイスは以下:
粉末薬剤を含有するレセプタクルに穴を穿孔するために適合された、少なくとも1つの穿孔エレメントを有するハウジング;
該ハウジングに挿入可能であるコアであって、該コアが抽出管腔および該コアが該ハウジングに挿入されるとき、該穿孔エレメントと整列される少なくとも1つの空気チャネルを有する、コア;および
該抽出管腔が該レセプタクルに挿入されるとき、該抽出管腔を通じて該粉末薬剤を抽出するための加圧ガスの供給源
を備えるデバイス。
(項目23) 粉末薬剤をエアロゾル化するための装置であって、該装置は以下:
加圧シリンダ;
該シリンダ内で滑動可能で、該シリンダ内でガスを加圧するためのピストン;
該シリンダに結合されたハンドルであって、該ハンドルは、該シリンダ内でガスを加圧するために、伸張位置とホーム位置との間を可動である、ハンドル;
該シリンダからの加圧ガスでレセプタクル内に保持される粉末薬剤をエアロゾル化するために適合されたエアロゾル機構;および
該ハンドルが該伸張位置へ動かされるまで、該エアロゾル化機構が該レセプタクルと結合することを防ぐインターロック
を備える、装置。
(特定の実施形態の詳細な説明)
次に図1および2を参照して、粉末状の薬剤をエアロゾル化するための装置10の例示的な実施形態を示す。装置10は、ベースユニット12およびベースユニット12に取り外し可能に取付けられ得る捕獲チャンバ14を含む。捕獲チャンバ14は、ベースユニット12上をスライドするように構築され、それにより保管中の装置10の全体のサイズを減少し、かつベースユニット12内の構成要素を保護する。ベースユニット12から分解して示されるのは、コア18およびハウジング20を含むエアロゾル化機構16である。ベースユニット12は、エアロゾル化機構16を受容するための開口部21を含む。ベースユニット12は、粉末状の薬剤を保持するレセプタクル22を受容するように構築される。装置10は、エアロゾル化機構16をレセプタクル22と連結し、次いでレセプタクル22から粉末状薬剤を抽出するように作動する。次いで抽出された粉末は、塊状物を細分化し、分散させ、そして患者による吸入に利用され得る捕獲チャンバ14内に送達される。
捕獲チャンバ14は、開位置と閉位置との間を回転可能なマウスピース24を含む。エアロゾル化中、マウスピース24は、図1および2に示すように閉位置にある。患者がエアロゾル化した薬剤を吸入しようとする場合、マウスピース24は、開位置まで180°回転する。この開位置で、患者が患者の口をマウスピース上に置き得、粉末状の薬剤を捕獲チャンバ14から吸入し得る。
上述したように、捕獲チャンバ14は、ベースユニット12上をスライド可能であり、それにより保管中の装置10のサイズを減少し、かつベースユニット12の構成要素を保護する。ベースユニット12は、ベースユニット12から放射状に外側に広がるシール26を含み、シールがベースユニット12と捕獲チャンバ14との間に提供されるように、捕獲チャンバ14の壁を係合する。図2Aに最良に示すように、捕獲チャンバ14は、捕獲チャンバ14が充分に伸張位置まで動くように、シール26と接触するネック領域28を含む。シール26は好適には、シール26をベースユニット12に取付けるための2ショット成形プロセスを用いてゴムから構成される。ネック領域28の使用は、捕獲チャンバ14が閉位置または保管位置までベースユニット12上をスライドする場合、シール26が捕獲チャンバ14から外れるという点で特に有利である。このようにして、シール26の摩耗は、大きく減少する。
図1および2に戻って、ネック領域28は、1対のアパーチャ30をさらに含む。捕獲チャンバ14が伸張位置まで動く場合に、ベースユニット12上の1対のラッチ32がこの1対のアパーチャ30内で受容される。スプリングで付勢されたラッチが伸張位置に達すると、ラッチは、捕獲チャンバ14がベースユニット12から引き抜かれないようにアパーチャ30内にスライドする。さらに、ラッチ32とアパーチャ30との係合により、伸張位置で捕獲チャンバ14を維持し、そのためベースユニット12上を誤って後ろにスライドし得ない。アパーチャ30からラッチ32を外すために、チャンバ解除ボタン34が押される。チャンバ解除ボタン34が押されると、ラッチ32は、ベースユニット12内に引き戻される。この場合捕獲チャンバ14がベースユニット12から除去され得るか、またはベースユニット12上を保管位置まで後ろにスライドし得る。
都合の良いことには、ベースユニット12は一方の手の指でつかまれ得るプルリング36を含む。その一方で、捕獲チャンバ14は、保管位置から伸張位置まで捕獲チャンバ14を容易に動かすためにもう一方の手でつかまれる。プルリング36は、スプリング負荷ヒンジ機構によってベースユニット12に取付けられ、そのためプルリング36は、使用時以外はベースユニット12とともにフラッシュ位置まで戻される。
装置10は、レセプタクル22をベースユニット12のキャリッジアセンブリ38内に挿入することによって作動される。任意で、装置10は「ドライ噴射(dry fire)」をすることが望ましい場合、レセプタクルを挿入することなく作動され得る。以下により詳細に記述するように、装置10は、レセプタクル22が充分にキャリッジアセンブリ38内に充分に挿入されない場合、作動され得ない。従って、このような構成は、レセプタクル22が適切に挿入されない場合、エアロゾル化機構16とレセプタクル22とを連結しないようにする方法を提供する。
薬剤をエアロゾル化するために、ポンプハンドル40がベースユニット12から離れて伸びている。以下により詳細に記述するように、ポンプハンドル40が充分に伸張位置まで伸び、次いでホーム位置または引込位置(図1および2に示す)まで内側に押し戻される場合、圧縮ガスがベースユニット12内のシリンダー内に提供される。次いで圧縮ガスが、解放される。この場合、噴射ボタン42(図2を参照)が押されると、圧縮ガスがエアロゾル化機構16を通じて流れる。噴射ボタン42が押されると、キャリッジアセンブリ38が、レセプタクル22をエアロゾル化機構16に係合するように移動するように作動され、ここで穴44がレセプタクル22内に穿孔される。穴44をエアロゾル化機構16で穿孔された直後に、ベースユニット12内の加圧ガスが解放されて、レセプタクル22から粉末状の薬剤を抽出し、粉末状の薬剤の塊状物を細分化かつ分散し、粉末状の薬剤を先に参照として援用した米国特許第5,740,794号に記載されるのと同様の方法で、捕獲チャンバ14内からエアロゾル化まで送達する。
以下により詳細に記述するように、アパーチャ10の1つの特徴は、レセプタクル22がキャリッジアセンブリ38内に完全に挿入されない場合、レセプタクル22がエアロゾル化機構16に連結するのを防ぐことに加えて、ポンプハンドル40が充分に伸張位置まで伸びていない場合に噴射ボタン42が作動し得ないという点である。このようにして、ユーザが充分に伸張したハンドル40を有さない場合に装置10の作動を防ぎ、そのため(引込位置までハンドル40を引き戻すと)適切な量の加圧ガスが提供されて、エアロゾル化機構16が適切に作動し得る。
従って、2つのコンプライアンス特性を有する装置10が提供され、捕獲チャンバ14内でエアロゾル化薬物の適切な生成を確実にするのを助ける。第1に、レセプタクル22がキャリッジアセンブリ38内に完全に挿入されなければならない。第2に、ハンドル40が伸張位置まで充分に伸びなければならない。これらの両方の条件が満たされない場合、噴射ボタン42が押されて、レセプタクル22をエアロゾル化機構16に連結し、レセプタクル22から粉末を抽出するために加圧ガスを解放し得る。
噴射ボタン42が押されると、キャリッジアセンブリ38は、レセプタクル22内の粉末をエアロゾル化するエアロゾル化機構16にレセプタクル22を連結するように持上げられる。薬剤をエアロゾル化するために噴射ボタン42を作動させた後、レセプタクル22はエアロゾル化機構16と連結されたままであり、従ってキャリッジアセンブリ38から除去され得ない。エアロゾル化機構16からレセプタクル22を脱連結するために、キャリッジアセンブリ38を下げるために解除ボタン46を押す。次いでレセプタクル22が、キャリッジアセンブリ38から除去され得、ここでレセプタクル22が穴44を含む。
穴44がレセプタクル22にあけられた直後に、加圧ガスを解放する1つの特異な利点は、ユーザがレセプタクル22をエアロゾル化機構16に連結し、次いで加圧ガスの解放が遅れるのを防ぐ点である。このようにして、レセプタクル22内の粉末状の薬剤は、薬剤を分解させ得る環境に長い間曝すようなことにならない。
次に図3〜3Bおよび4〜4Bを参照して、エアロゾル化機構16の構成をより詳細に記述する。コア18を図3〜3Bに示し、ハウジング20を図4〜4Bに示す。コア18は抽出チューブ48を含み、抽出チューブ48は、レセプタクル内に穴(例えば、レセプタクル22のセンター穴44(図1を参照))を開けるのに適合される先鋭化先端部50を有する。先鋭化先端部50は、1対のアパーチャ52を含み、これによりレセプタクル内の粉末状の薬剤が抽出チューブ48内に引き出され得る。次に抽出チューブ48に連結されたノズル54が、高圧ガス注入口56と連絡する(図3Bを参照)。ノズル54から伸張するデアグロメーションチャネル58が出口開口部60にて終端する。コア18は、複数の空気チャネル62をさらに含み、それによりエアロゾル化中に穴を開けたレセプタクル内に空気を入れ、かつ以下により詳細に記述するように、患者がエアロゾル化した薬剤を吸入する場合に、捕獲チャンバ内に空気通路を提供するように機能する。コア18がハウジング20と連結する場合、先に参照として援用した米国特許第5,740,794号および1994年9月21日に出願された米国特許第08/309,691号に記述されるのと同様の様態で、コア18がレセプタクル内の粉末状の薬剤をエアロゾル化する。粉末状の薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構16の作動はまた、図5〜8を参照して以下により詳細に記述される。
空気チャネル62上の1組のリブ64のそばに湾曲したフランジ部材66が配置される。湾曲したフランジ部材66は、追跡空気を軸方向の構成要素および半径方向の構成要素を有するエアロゾル化チャンバ内に分配するように機能し、以下でより詳細に記述するようにエアロゾル化した薬剤の除去を容易にし得る。好都合なことに、リブ64は、空気チャネル62を4つの四分円に分割する。以下でより詳述するように、4つの四分円のサイズは、各四分円を通る空気の体積を変化させるために異なり得る。
コア18は平面68をさらに含み、コア18がハウジング20内に挿入される場合に、コア18の適切な配置を容易にするように、平面68がハウジング20の平面70と合わせられる。コア18がハウジング20内に挿入される場合、コア18のエッジ72がハウジング20の上端74上に乗る。コア18はまたリップ76を含み、エアロゾル化機構16がベースユニット12の開口部21内に挿入される場合、リップ76がベースユニット12の上端に乗る。好都合なことに、ハウジング20は、ベースユニット12内のエアロゾル化機構16の適切な方向づけを補助するためにキー78を含む。
次に図4〜4Bを参照して、ハウジング20の構成をより詳細に記述する。ハウジング20は、レセプタクル内に1対の穴を開けるように形成される1対のサイドポンチ80を含む(例えば、図1のレセプタクル22にある外側の穴)。サイドポンチ80が差込まれるにつれてレセプタクルを折りたたむように、サイドポンチ80が角度付けされる。1対の開口部82がハウジング20内に設けられ、コア18がハウジング20内に挿入された場合に空気チャネル62と流体連絡する。このようにして、空気が空気チャネル62を通り、開口部82そしてレセプタクル内に伝わり、粉末状の薬剤の抽出を促進し得る。ハウジング20は、穴84(図4Bを参照)をさらに含み、コア18がハウジング20に連結される場合に、コア18の先鋭化先端部50が穴84を通じて受容される。止め86がハウジング20上に設けられ、エアロゾル化機構16をレセプタクルに連結する場合に、サイドポンチ80および先鋭化先端部50の貫通を停止するように機能する。シール87が、エアロゾル化機構16とレセプタクル22との間に密閉を形成するために設けられる。
図4Aおよび4Bに示すように、ポート88がハウジング20内に配置され、コア18がハウジング20内に挿入された場合、ポート88が高圧ガス注入口56と合わせられる。図4Bに最良に示すように、ハウジング20は、ポート88および止め86の周りの領域に弾性材料から構成され、全成形シール(overmold seal)90を設ける。シール90は、ポート88とバルブとの間に密閉を提供し、高圧ガスがバルブを通ってレセプタクルから粉末を抽出かつ塊状物を細分化し、そして止め86とレセプタクルとの間に密閉を提供する。全成形シール90は、当該分野で公知の2ショット成形プロセスを用いて構築され得る。さらに、ポート88近傍のシール90の角をなす性質により、ノズル54を通じて加圧ガスを送達する空気フローチューブとポート88を適切に合わせるのを助ける。図4および4Bに最良に示すように、ハウジング20は、注入口チェックバルブ92をさらに含み、それにより患者が捕獲チャンバからエアロゾル化した薬剤を抽出するために捕獲チャンバから吸入する場合、空気をハウジング20内に導く。チェックバルブ92は、閾値圧に達した後に開くマッシュルームバルブとして構築される。このようなバルブを用いることの利点は、一般に均一な圧力がプレナム94(図6を参照)内に生成され得るように、患者が吸入を始める場合に、圧力降下が生じるという点である。以下でより詳細に記述するように、プレナム94内に一般に均一な圧力を提供することにより、空気フローの捕獲チャンバ内への管理がより良く制御され得る。
コア18がハウジング20から取り外し可能であるようにコア18を構築することの1つの特異な利点は、コア18を定期的に取り外し、新しいコアと交換し得る点にある。このようにして、エアロゾル化装置の寿命が、さらに伸びる。さらに、ハウジング20に関してより高価な構成要素を含むことにより、コアを交換するコストが、さらに減少し得る。2つの構成要素から構築されるように示すが、エアロゾル化機構16はまた一体化システムとして構築され得てもよいことが理解される。
次に図5〜8を参照して、レセプタクル22から粉末状薬剤を抽出し、粉末状薬剤の塊状物を細分化し、エアロゾル化形態にある粉末状薬剤を捕獲チャンバ内に送達するためのエアロゾル化機構16の動作を記述する。レセプタクル22がエアロゾル化機構16に連結される場合、エアロゾル化機構16と上面96との間に密閉を形成するように、シール87がレセプタクル22の上面96に隣接して配置される。さらに、止め86がキャリッジアセンブリ38(図10Nを参照)を係合して、それによりキャリッジアセンブリ38のさらなる上昇運動を防ぐ。先鋭化先端部50およびサイドポンチ80が上面96を貫通し、粉末状の薬剤を保持するキャビティまたはポケット98内に配置される。粉末状の薬剤を抽出するために、矢印で示すように、高圧ガスがポート88および高圧ガス注入口56を通じて供給される。高圧ガスがノズル54を通り、それにより矢印で示すように、空気が、空気チャネル62を通り、ポケット98を通り、そして抽出チューブ48を通って運び出される。運び出された空気は、レセプタクル内のエアロゾル化機構の捕獲チャンバ内の空気を含む閉鎖通風路内に入れられる。このようなプロセスは、本質的に先に参照として援用した米国特許第5,740,794号に記載のプロセスと同じである。
次いで抽出チューブ48内の粉末状の薬剤が、デアグロメーションチャネル58に入る。このデアグロメーションチャネル58は、吸入に適するように粉末の塊状物を細分化するように機能する。デアグロメーションチャネル58は好適には、直径の1倍から約10倍、より好適には直径の3倍から約7倍、最も好ましくは直径の約5倍の長さを有する一定の直径を有する。図面に示すように、デアグロメーションチャネル58は、出口開口部60で突然終端している。このようにして、「ダンプ分散器(dump diffuser)」が設けられ、それによりデアグロメーションチャネル58が粉末状の薬剤の塊状物をさらに細分化し、速度が落ちないようにする。このような様態で、捕獲チャンバ内へのエアロゾル化機構の分散を向上する。
捕獲チャンバ内への粉末状の薬剤の分散の後、患者が捕獲チャンバから粉末状の薬剤を抽出するために吸入し、それにより図7および8に示すように、追跡空気がエアロゾル化機構16を通じて流れる。患者が吸入する場合、置換(または追跡)空気は、エアロゾル化した薬剤が除去され得るように、捕獲チャンバ内に導入される必要がある。このような追跡空気は、注入口チェックバルブ92を通りプレナム94内に入った後に、エアロゾル化機構16を通る。追跡空気が注入口バルブ92を開け、矢印で示すように空気チャネル62を通るように、開口部100(図8を参照)が、ハウジング20内に提供される。
エアロゾル化機構16は、捕獲チャンバに入る追跡空気(chase air)が、エアロゾル化薬剤と入ってくる追跡空気との混合の量を最小とするように、設計される。この様式で、粉状薬剤が、このチャンバからボーラスに抽出され得、次いで追跡空気が、エアロゾル化機構16を通過する。追跡空気の捕獲チャンバ内でのこのような分配は、部分的には、チェックバルブ92(これは、圧力低下を提供し、その結果、プレナム94内の空気が実質的に一定の圧力となる)を提供することによって、達成される。適切な空気の分配はまた、湾曲したフランジ部材66(これは、空気チャネル62内の空気を、軸方向成分と半径方向成分とに分割する)によっても提供される。従って、患者が捕獲チャンバのマウスピースから吸入するに従って、エアロゾル化機構16を通って流れる追跡空気が、粉状薬物と混合する空気の量が最小となる様式で、捕獲チャンバ内へと分配される。
このような特徴を、図9および図9Aに図示する。これらの図は、粉状薬物がどのように、捕獲チャンバから一様に除去されるボーラス内に残るかを示す。図9において、矢印は、入ってくる追跡空気が捕獲チャンバを通って移動するときの、その追跡空気の流路を示す。図示のように、これらの流路はほぼ平行であり、このことは、エアロゾル化薬物と混合する追跡空気が実質的にないことを示す。図9Aは、吸入の約100ミリ秒後における捕獲チャンバ内の空気の質量分率を示す。等高線C1〜C10は、空気の質量分率の等高線を示す。等高線C1は、粉状薬剤ボーラスを表し、そして等高線C10は、入ってくる追跡空気を表す。示すように、入ってくる追跡空気の、ボーラスとの混合は、ほとんど起こらない。その結果として、このボーラスは一様に上へと上げられ、マウスピースの外に出て、ここで追跡空気に追従される。この様式で、一回呼気量の第一部分において、患者は粉状薬物を受容する。この一回呼気量の残りの間に、追跡空気が患者の肺へと流入して、その粉状薬物の、肺の深い領域への送達を補佐する。従って、吸入サイクルの前端は、粉状薬物をチャンバから抽出するために利用され、一方で、この吸入サイクルの残りは、この粉状薬物を肺へとさらに送達するように作用する。
図1に示すように、エアロゾル化機構16は、ベースユニット12の中心からずれている。エアロゾル化チャンバへの適切な空気の流入を提供するために、リブ64(図3を参照のこと)の配置は、より多くの追跡空気が捕獲チャンバのより大きな領域に面する四分円を通過し得、その空気の流れが捕獲チャンバ内でより一様に分配され得るように、変更され得る。
ここで図10を参照すると、図1の装置10の、線10−10に沿って取られた断面側面図が示されている。図10の視点においては、エアロゾル化機構16は、ベースユニット12内に配置され、そしてレセプタクル22は、キャリッジアセンブリ38に挿入されている。図10は、図10A〜図10P(これらは、装置10の操作の方法を記述する)の様々な視点を示すための参照として作用するように、提供される。先に述べたように、装置10は、レセプタクルインターロックを備え、これは、レセプタクル22がキャリッジアセンブリ38に部分的にのみ挿入された場合に、噴射ボタン42の作動を防止する。このような特徴を、図10A〜図10Eに示す。図示の好都合のために、エアロゾル化機構16は、ベースユニット12の中には示されない。
図10Aにおいて、ベースユニット12は、ホーム(または準備)状態にある。準備状態においては、レセプタクルインターロック102は、休止位置にある。休止位置にあるときには、キャリッジアセンブリ38のリフタ104は、旋回ピン106の周りで上方に旋回し得る。噴射ボタン42もまた、旋回ピン108によってベースユニット12に旋回可能に取り付けられており、これによって、噴射ボタン42が押下されたときに、噴射ボタン42の一組のギア歯110が動き得る。次に、リフタ104の一組のギア歯112が、ギア歯110によって動かされ、リフタ104を垂直方向上向きに持ち上げる。ベースユニット12はさらに、センサアーム114を備え、これは、スプリング116によって休止位置に付勢されている。本明細書中以下にさらに詳細に記載するように、センサアーム114が休止位置にあるときには、レセプタクルインターロック102もまた休止位置にあり、ここで、噴射ボタン42が作動されて、リフタ104を持ち上げ得る。好都合には、センサアーム114はローラ118を備え、これがキャリッジアセンブリ38に挿入されると、その上をレセプタクル22が通過する。ローラを備えて示されるが、静止機構もまたローラ118の代わりに配置され得ることが、理解される。好都合には、ガイド120が提供されて、レセプタクル22のキャリッジアセンブリ38への導入を容易にする。
図10Bに示すように、レセプタクル22は、キャリッジアセンブリ38に部分的に挿入される。部分的にのみ挿入される場合には、レセプタクル22のポケット98はローラ118と接触し、これによって、図示のように、スプリング116の圧縮およびセンサアーム114の下方への旋回を引き起こす。次に、センサアーム114は、レセプタクルインターロック102を、旋回ピン122の周りで旋回させる。図10Cに示すように、レセプタクルインターロック102はラッチ124を備え、これは、リフタ104上のボス126を越えて動く。ラッチ124がボス126の上にあるときには、リフタ104は、旋回ピン106の周囲で旋回し得ない。次に、噴射ボタン42が押下され得ない。従って、レセプタクル22が、図10Bに示すように、部分的にのみ挿入されている場合には、噴射ボタン42は作動されてキャリッジアセンブリ38を持ち上げ得ず、これによって、レセプタクル22がエアロゾル化機構16と接続されることを防止する。
レセプタクル22がキャリッジアセンブリ38に完全に挿入されている場合には、ポケット98はローラ118を越えて位置し、そしてセンサアーム114のウェル128内に配置される。ポケット98がウェル128内に配置されているときには、スプリング116が、センサアーム114を後方に移動させて、図10Dに示すような休止位置にする。次に、レセプタクルインターロック102が旋回して休止位置に戻る。図10Eに示すように、レセプタクルインターロック102が旋回して休止位置に戻ると、ラッチ124はここで、リフタ104上のボス126を越える。この様式で、リフタ104は、レセプタクルインターロック102によって制限されない。しかし、本明細書中以下にさらに詳細に記載するように、噴射ボタン42は依然として、バルブインターロックが解除されるまで、操作され得ない。
要約すると、センサアーム114およびレセプタクルインターロック102は、レセプタクル22が部分的にのみ挿入されている場合には、噴射ボタン42の作動を防止するよう作用する。挿入されないか、または完全に挿入された場合には、レセプタクルインターロック102は休止位置にあり、ここでは、キャリッジアセンブリ38のリフタ104の移動を防止しない。本明細書中以下に記載するように、バルブインターロックが解除されたときには、噴射ボタン42は押下されて、キャリッジアセンブリ38を上方に移動させ得、その結果、レセプタクル22はエアロゾル化機構16と係合し得る。この様式で、コンプライアンス特徴が提供され、レセプタクル22が完全には挿入されていない場合に、エアロゾル化装置10の作動を防止する。さらに、ウェル128をセンサアーム114中に提供することによって、整列機構が提供され、ポケット98がエアロゾル化機構16と適切に整列することを確実にする。この様式で、装置10が操作されてエアロゾル化薬物を生成するそれぞれのときに、レセプタクル22が、エアロゾル化機構16に適切に接続される。
ここで図10F〜図10Kを参照すると、バルブインターロック130の作動が記載される。エアロゾル化薬物をレセプタクル22内に抽出する目的で、圧縮ガスが、エアロゾル化機構16に供給されなければならない(図10を参照のこと)。本明細書中以下にさらに詳細に記載するように、この圧縮ガスは、ハンドル40を操作してシリンダ内のガスを圧縮するにことによって、提供される。このガスがシリンダ内で圧縮され得る前に、シリンダ内での圧力の確立を可能とするために、バルブ132が閉じられ、ロックされなければならない。図10Fに示すように、バルブインターロック130は準備状態にある。準備状態においては、バルブ132はロックされておらず、そしてバルブインターロック130は、噴射ボタン42の作動を防止する。本明細書中以下にさらに詳細に記載するように、ハンドル40が充分に伸長した位置まで伸長されるまでは、噴射ボタン42が操作されないように、バルブインターロック130は解除されない。充分に伸長した位置に到達すると、バルブ132はロックされ、バルブインターロック130は解除されて、その結果、ハンドル40が後方に移動されて、ホーム(または引き込み)位置となり、適切な量の圧縮ガスが生成されて、噴射ボタン42の操作時に解放され得る。
図10Gに示すように、レセプタクル22が完全に挿入され、その結果、レセプタクルインターロック102(図10Aを参照のこと)は準備状態にあり、そしてリフタ104と係合していない。ハンドル40はホーム(または引き込み)位置にあり、そしてバルブ132はロックされておらず、その結果、ベースユニット12内には圧縮ガスが存在しない。図10Fに示すように、バルブインターロック130はラッチ134を備え、これは、バルブインターロック130が休止(または準備)状態にあるときに、リフタ104上のボス136を越えて位置する。休止状態においては、アクチュエータアーム138(これは、ベースユニット12に旋回ピン140によって旋回可能に取り付けられている)は、ロックされていない位置にあり、その結果、バルブ132はロックされていない。ベースユニット12はさらに、バルブ設定アーム142を備える。図10Fおよび図10Gに示すように、バルブ設定アーム142は開位置にあり、ここで、バルブ設定アーム142は、バルブインターロック130と係合して、ラッチ134をボス136を越えて位置させる。図10Gに最も良く示されルように、ハンドル40はポンプリンク144を備え、これは、ベースユニット12に旋回ピン146によって旋回可能に取り付けられている。ポンプリンク144は、鼻部148を供え、これは、開位置にあるときには、バルブ設定アーム142から間隔を空けている。
ハンドル40がホーム位置から伸長位置へと伸長されると、ポンプリンク144は旋回ピン146の周りで旋回し、図10Hに示すように、鼻部148とバルブ設定アーム142との係合を引き起こす。ベースユニット12は、ボス152を有するシャーシ150を備える。鼻部148がバルブ設定アーム142を押し、バルブ設定アーム142がボス152の下でシャーシ150上を滑り、バルブ設定アーム142を適切な位置にロックする。次に、アクチュエータアーム138が旋回ピン140(図10Iを参照のこと)の周りで旋回して、アクチュエータアーム138をロック位置に移動させる。この様式で、バルブ132(図10Iを参照のこと)が閉じてロックされ、その結果、ハンドル40がベースユニット12に向かって後方に移動して、圧縮ガスが生成され得る。
図10Iに最も良く示されるように、ハンドル40は充分に伸長した位置へと移動し、アクチュエータアーム138は中心を越えてロック位置(ここで、バルブ132が閉じてロックされる)へと移動する。充分に伸長した位置では、バルブ設定アーム142は、ボス136からラッチ134を越えて、バルブインターロック130を旋回させる。この時点で、バルブインターロック130とレセプタクルインターロック102の両方が脱係合し、その結果、噴射ボタン42が操作されて、キャリッジアセンブリ38を作動させ、そしてバルブ132を開けて、本明細書中以下にさらに詳細に記載するように、圧縮ガスがエアロゾル化機構16へと送達されることを可能とし得る。
ここで図10Jを参照すると、バルブ132の構成がより詳細に述べられる。図10Jにおいて、レセプタクルは充分に挿入されそしてハンドル40は充分に伸張された位置に移動されるので、両方のインターロック130および102が解除された。バルブ132は、エアロゾル化機構がベースユニット12に挿入されるとき、ポート88に整列する通路156(図6参照)を有するハウジング154から構成される。通路156に渡って配置されるのがバルブシート158である。バルブシート158から延びるのはOリング162内で終端するローリングダイアフラム160である。図10Jにおいて、アクチュエータアーム138(図10I参照)のバルブアクチュエータ164はバルブシート158に対してしっかりと押さえられる。このようにバルブ132は閉鎖したロック位置にある。ハウジング154は、ベースユニット12内に加圧シリンダーから高加圧ガスを受容するための管腔166をさらに含む。これは以下により詳細に記載する。都合の良いことに、フィッティング168がハウジング154上に提供され、チューブがハウジング154に結合されることを可能にする。
バルブ132が閉鎖およびロック位置にあるとき、ガスが、管腔166から通路156まで通ることが防がれる。このようにして、ハンドル40がホーム位置又は引込位置に動き戻されるとき、加圧ガスが生成される。バルブ132が開放されると、高加圧ガスが通路156を通り、エアロゾル化機構16に入り、レセプタクル22から粉末薬剤を抽出する。
再び図10Dの参照に戻ると、ロック解除位置にあるバルブアクチュエータ164を示し、ここではハンドル40はまだ充分に伸張されていない。このロック解除位置において、バルブシート158は、なお通路156をカバーする。このようにして、ハンドル40は伸張されている場合、空気が通路156および管腔166を通じて引かれることが防がれる。その代わり、ハンドル40の操作によって空気を加圧する加圧シリンダーは、ベースユニット12の底のチェックバルブを通して、空気で満たされる。このことは以下でより詳細に記述する。このような態様で、エアロゾル化機構16内に配置される任意の残余の粉末薬剤は、一般にバルブ132を通じて引かれるのを妨げられ、加圧シリンダ内に入る。この場合、残余の粉末薬剤が、装置10の操作を邪魔し得る。ハンドル40を充分に伸張する前の閉鎖状態において、バルブシート158は密閉を提供せず、バルブアクチュエータ164がロック位置になるまで加圧ガスがシリンダ内に生成されることを可能にする。このようにして、もしハンドル40が部分的にのみ伸張されて、次いでホーム位置に戻されると、シリンダーからのガスは管腔166およびバルブ132を通って自由に移動する。
ここで図10Kを参照すると、エアロゾル化機構16がベースユニット12内に挿入された状態の装置10が示される。レセプタクル22は充分に挿入され、そしてハンドル40は、両方のインターロック102および130が解除されるように充分に伸張された後に、ホーム位置に戻された。両方のインターロックが解除されると、噴射ボタン42がエアロゾル化プロセスを開始するために押される準備がされる。示されるように、レセプタクル22が充分に挿入されると、ポケット98は先鋭化先端50およびサイドポンチ(80)と整列される。
図10Lに図示されるように、噴射ボタン42が押されると、歯110は旋回ピン108のまわりに旋回され、キャリッジアセンブリ38のリフタ104にレセプタクル22をエアロゾル化機構16の方に動かす。充分に押圧されると、先鋭化先端50およびサイドポンチ80は、レセプタクル22を通して穿孔し、示されるようにポケット98に入る。止め86はキャリッジアセンブリ38(図10N参照)に係合し、先鋭化先端50およびサイドポンチ80がポケット98の底を通して押されないことを確実にし、一方シール87は、エアロゾル化機構16およびレセプタクル22の間のシールを提供する。噴射ボタン42の押圧はアクチュエータアーム138のバルブアクチュエータ164をそのオーバーセンター位置から解除されることを生じさせ、それにより、バルブ132のロックを解除する。ベースユニット12内に格納された高加圧ガスは次いで、管腔166を通って矢印に示されるように流れ、バルブ132がポンと開くことを生じさせる。より詳細には、バルブアクチュエータ164の解除により高加圧ガスをダイアフラム160の下側に接触するようにさせ、バルブシート158が通路156からリフトされることを生じさせる。このような態様で、空気は通路156を通って流れ得、そしてエアロゾル化機構16に入る。高加圧ガスは次いで、粉末薬剤をポケット98から抽出し、粉末薬剤の塊状物を細分化(deagglomerate)し、粉末薬剤を上記したように捕獲チャンバに分散させる。
エアロゾル化装置10の特定の長所は、レセプタクル22から、エアロゾル化機構10がエアロゾル化機構16により穿孔されたほとんどすぐ後に、粉末薬剤が抽出されることである。このようにして、レセプタクル22内の粉末薬剤はエアロゾル化されるまでは新鮮なままである。
ここで図10Mおよび10Nを参照して、ロック位置からアクチュエータアーム138が解除される、噴射ボタン42の操作が記載される。噴射ボタン42はバルブセットアーム142上の柱172と係合するタブ170を含む。噴射ボタン42がさらに押圧されると、タブ170は、バルブセットアーム142をシャーシ150(図10H参照)上のボス152の下から外へ押す。今度は、バルブアクチュエータアーム138はそのオーバーセンター位置から離れて戻ることが可能となり、ダイアフラム160のクランプを解除する(図10L参照)。図10Nに例示されるように、噴射ボタン42は充分に押圧され、そのためセットアーム142上の柱172は解除位置にある。
なお図10Mおよび10Nを参照すると、噴射ボタン42が押されると、歯110および112は、トリガー動作を噴射ボタン42からリフタ104に移すために作動する。スプリングビーム174は、リフタ104上に含まれ、キャリッジアセンブリ38のノッチ176に係合する。スプリングビーム174は、キャリッジアセンブリ38を上昇させるために使用され、その結果レセプタクル22はエアロゾル化機構16に結合され得る。図10Mに例示されるように、エアロゾル化機構16上の止め86は、キャリッジアセンブリ38に全く接触していない。図10Nにおいて、キャリッジアセンブリが止め86に係合して、キャリッジアセンブリ38の動きを止める。さらにスプリングビーム174はリフタ104のさらなる上方への移動により変形される。このようにして、スプリングビーム174はキャリッジアセンブリ38を下げて、以下に記載のように吸入が完了した後、開始位置へ戻される。
ベースユニット12は、解除ボタン46(図10L参照)に結合されるフック178を含む。キャリッジアセンブリ38が充分に上昇すると、フック178はリフタ104上のタブ180を捕捉し、加圧ガスが図10Oに例示されるように解除された。解除ボタン46が押されると、フック178がタブ180から解除され、キャリッジアセンブリ38が開始位置へ下げられ得る。前述のように、スプリングビーム174は、キャリッジアセンブリ38を動かして開始位置へ戻すことを補助する。図10Pに示されるように、キャリッジアセンブリ38は、レセプタクル22がキャリッジアセンブリ38からそれを引くことにより除去され得る、開始位置または準備位置へ戻された。
解除ボタン46を採用する1つの特定の長所は、噴射ボタン42が押されるまでエアロゾル化機構16がレセプタクル22に結合されたままであるということである。このようにして、ユーザが薬剤をエアロゾル化することなくレセプタクルを穿孔し、そして次いでキャリッジアセンブリ38を下げるのを妨げる。
ここで図11から11Bおよび図12から12Bを参照すると、エアロゾル化機構16への送達のための加圧化ガスを生成するハンドル40の操作を示す。ハンドル40は、ポンプリンク144にネジ182を介して結合される。ポンプリンク144はさらに旋回ピン184によりシリンダ186へ結合される。ピストン188は、旋回ピン190によりベースユニット12のシャーシ150へ旋回的に装着される。ピストン188はシリンダ186内で滑動可能でありそれにより、加圧ガスを生成する。シリンダ186はさらにチューブ(示されず)が接続される開口192を含む。このチューブはベースユニット12を通って延び、フィッティング168に結合されて、シリンダ186をバルブ132に静水圧的に結合する。もしバルブ132がロック位置でないとき、シリンダ186内のピストン188の並進がダイアフラム160を撓ませ、それにより、前述のように空気がバルブ132を通って通過することを可能にする。しかし、もしバルブ132がロックされると、シリンダ186内のピストン188の並進が、シリンダ186内のガスの加圧チャージを生成する。図11〜11Bにおいて、ハンドル40は充分に伸張された位置には達していない。このようにして、バルブアクチュエータ164はまだロック位置にはない。図12〜12Bにおいて、ハンドル40は伸張位置に充分に伸張され、アクチュエータアーム138のバルブアクチュエータ164をロックし、そして次いでホーム位置に動かされて戻される。このようにして、加圧ガスはシリンダ186内に存在し、そして上記したように噴射ボタン42の操作により、エアロゾル化機構16への送達の準備をする。
図11Aに最もよく示されるように、旋回ピン184および190の使用により、シリンダー186がハンドル40の伸張および後退中に、ピストン188とほぼ整列したままになることを可能にする。このように、シリンダー186およびピストン188の間の磨耗の量をが一般に減少される。さらに、シリンダー186およびピストン188の間の適切な整列を維持することは、ガスを加圧するときにハンドル40を動かすのに要求される力の量を減少させる。例えば、シリンダー186が充分に伸張された位置において約8mlの容積を有すると、ハンドル40を動かしてホーム位置に戻してガスを加圧するのに、約10ポンドの力が要求される。ハンドルの操作中に、ピストン188をシリンダ186にほぼ整列するように維持することにより、ハンドル40を操作するときにほぼ一定またはスムースな力が採用されることもまた可能にする。
図11Aをさらに参照すると、ピストン188はチェックバルブ194およびフィルタ196を含む。チェックバルブ194は、ハンドル40が伸張されると、空気がチェックバルブ194を通ってシリンダー186の中に入ることを可能ににするように形状化される。ハンドル40が動かされてホーム位置に戻ると、チェックバルブ194は閉じ、その結果、加圧ガスがシリンダ186内で生成され得る。フィルター196はシリンダー186内に入る空気を濾過するために提供される。前の操作からの逸脱した粉末は、ベースユニット12の底に落ち得る。フィルター196はこのような粉末がシリンダー186に入ることを防ぐ。逸脱した粉末がシリンダー186内に入ることを防ぐことをさらに補助するために、シリンダ186は、シリンダ186の開放端198がほぼ下向きに指すように取りつけられる。このようにして、ベースユニット12を通して落ちる逸脱した粉末は、ピストン188上に直接落ちず、操作中はシリンダ186の中に引かれる傾向があり得る。
先述のように、もしレセプタクル22がキャリッジアセンブリ38に充分挿入されないと、噴射ボタン42はレセプタクル22をエアロゾル化機構16に結合するために操作されないかもしれない。それゆえ、エアロゾル化装置10とともに使用されるレセプタクルは、適切なレセプタクルが挿入されなければ、キャリッジアセンブリ38内にレセプタクルの完全な挿入を防ぐためにキー付であり得る。このようにして、このレセプタクルは、患者が不適切な施薬を受けないように容器が含む粉末薬剤によってキーが付けられ得る。このレセプタクルにキーを付けるための例示的な仕組みが図13および14に図示される。図13において、レセプタクル22’はノッチ200を含む。レセプタクル22’はエアロゾル化装置とともに使用され、ここでこのキャリッジアセンブリは、レセプタクル22’がキャリッジアセンブリ内に挿入されるとき、ノッチ200内に受容されるキーを含む。もしこのレセプタクルがノッチ200を含まないとき、このレセプタクルは充分に挿入され得ず、それによってキャリッジアセンブリの操作は前記のように防がれる。図14に例示されるように、レセプタクル22”は一対のノッチ202および204を含む。このような形状を有して、このキャリッジアセンブリは、ノッチ202および204と整列される一対のキーを含み、レセプタクル22”が充分に挿入されることを可能にする。多様なノッチの数および配置を増すことにより、広範な組み合わせが生成され得、そのため広い種類の薬剤を有するレセプタクルが、特定のエアロゾル化装置に対してキーが付けられ、患者への不正確な送達を防止する。矩形のノッチが示されるが、レセプタクルが特定のエアロゾル化装置を意図されない場合、レセプタクルの充分な挿入が防止される限り、任意の形状のノッチまたは窪みが採用され得ることが理解される。
前述の発明は、ここで理解の明確化の目的のために、図示および実施例により詳細に示された。しかし、一定の改変および変形は、従属請求項の範囲内内で実施され得ることが理解される。
図1は、本発明による粉末状の薬剤をエアロゾル化するための例示的な装置の分解した前面透視図である。 図2は、図1の装置の後方透視図である。 図2Aは、本発明による装置の捕獲チャンバのネック領域を係合するためのシールの断面側面図である。 図3は、本発明によるエアロゾル化機構の例示的なコアの透視図である。 図3Aは、線A−Aに沿った図3のコアの断面側面図である。 図3Bは、線B−Bに沿った図3のコアの断面側面図である。 図4は、本発明による図3のコアを受容するように適合された例示的なエアロゾル化機構のハウジングである。 図4Aは、線A−Aに沿った図4のハウジングの断面側面図である。 図4Bは、線B−Bに沿った図4のハウジングの断面側面図である。 図5は、エアロゾル化機構を形成するために図4Aのハウジングに挿入された図3Aのコアを示しており、エアロゾル化機構が、本発明によるレセプタクルに連結され、かつ粉末抽出の方法を示している。 図6は、線6−6に沿った図5のエアロゾル化機構を示す。 図7は、患者が本発明によるエアロゾル化機構により空気を引くために吸入する場合の空気分配の態様を示す図5のエアロゾル化機構を示す。 図8は、線8−8に沿った図7のエアロゾル化機構を示す。 図9は、本発明による、患者が吸入をする際に生成される空気フローのパターンを示す空気捕獲チャンバの概略図である。 図9Aは、本発明による、患者が吸入する際のエアロゾル化機構の除去を示す捕獲チャンバの概略図である。 図10は、(エアロゾル化機構およびレセプタクルがベースユニット内に挿入された場合の)線10−10に沿った図1の装置のベースユニットの断面側面図である。 図10Aは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線A−Aに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Bは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線B−Bに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Cは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線C−Cに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Dは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線D−Dに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Eは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線E−Eに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Fは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線F−Fに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Gは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線G−Gに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Hは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線H−Hに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Iは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線I−Iに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Jは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線J−Jに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Kは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線K−Kに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Lは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線L−Lに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Mは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線M−M沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Nは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線N−Nに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Oは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線O−Oに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図10Pは、(ベースユニットが、種々の作動状態にある)線P−Pに沿った図10のベースの断面側面図を示す。 図11は、本発明によるシリンダー内にガスを加圧するために伸張されたハンドルを示す図1のエアロゾル化装置の断面側面図である。 図11Aは、図11のエアロゾル化装置のベースの拡大図を示す。 図11Bは、線B−Bに沿った図11の装置の断面側面図である。 図11Cは、線C−Cに沿った図11のエアロゾル化装置の断面上面図である。 図12は、本発明による、加圧ガスがシリンダー内に生成された後、ホーム位置または引込位置におけるハンドルを示す図1のエアロゾル化装置の断面側面図である。 図12Aは、図11のエアロゾル化装置のベースの拡大図を示す。 図12Bは、線B−Bに沿った図12の装置の断面側面図である。 図12Cは、線C−Cに沿った図12のエアロゾル化装置の断面上面図である。 図13は、本発明によるエアロゾル化装置内へのレセプタクルの挿入を調節するためのキー状ノッチを有するレセプタクルの1実施形態の上面図を示す。 図14は、本発明による1対のキー状ノッチを有するレセプタクルの別の代替実施形態を示す。

Claims (19)

  1. 粉末薬剤をエアロゾル化するための装置であって
    該装置は以下:
    ハウジング;
    加圧シリンダ;
    該シリンダ内で滑動可能で、該シリンダ内でガスを加圧するためのピストンであって、ここで該ピストンは旋回的に該ハウジングに装着される、ピストン;
    該ハウジングおよび該シリンダに操作可能に装着されるハンドルであって、該シリンダを該ピストンに対して動かして該シリンダ内でガスを加圧する、ハンドル;および
    該シリンダからガスを受容し粉末薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構、
    を備える装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記ハンドルおよび前記シリンダの間に配置されるリンケージをさらに備え、該リンケージは前記ハウジングおよび該シリンダに旋回的に装着される、装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、前記ハウジングが頂部端および底部端を有し、ここで前記エアロゾル化機構が該頂部端の近くに配置され、そしてここで前記ピストンが該底部端において該ハウジングに旋回的に装着される、装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、前記ピストンに配置された一方向チェックバルブをさらに備える、装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、前記ピストンと前記エアロゾル化機構との間の通気路に配置されたバルブをさらに備え、ここで該バルブが開位置および閉位置を有し、ここで該バルブは、前記ハンドルの伸張位置への伸張中に閉位置にある、装置。
  6. 粉末薬剤をエアロゾル化するためのシステムであって、該システムは以下:
    粉末薬剤を有するレセプタクル;
    該レセプタクルを受容するための開口を有するキャリッジ;
    エアロゾル化機構であって、該キャリッジにより該レセプタクルの該エアロゾル化機構への送達の際に、該薬剤をエアロゾル化するためのエアロゾル化機構;および
    該キャリッジの該エアロゾル化機構へ向う動きを防ぐために、該キャリッジに可動に係合する、インターロックであって、ここで該インターロックは、該レセプタクルが該キャリッジに充分に挿入されないときに、該キャリッジに係合する、インターロック、
    を備えるシステム。
  7. 請求項6に記載のシステムであって、前記レセプタクルが前端、後端および前記薬剤を保持するキャビティを有し、ここで前記前端は少なくとも1つのノッチを含み、そしてここで前記キャリッジはキーを含み、該キーは、該ノッチが該キーと整列されたときのみに、該レセプタクルが該キャリッジへ充分に挿入可能となる、システム。
  8. 請求項7に記載のシステムであって、ローラーを有するセンサーアームをさらに備え、ここで前記インターロックがラッチを含み、そしてここで該ローラーが、前記レセプタクルの前記キャリッジへの挿入の間に、前記キャビティの上を転がって、センサーアームを該インターロックに対して動かして、該ローラーが全キャビティの上を転がるまで、該ラッチを該キャリッジに係合させる、システム。
  9. 請求項8に記載のシステムであって、前記センサーアームは、前記レセプタクルが充分に挿入されたときに前記キャビティを受容するためのウェルを規定し、ここで該ウェルは該キャビティを前記エアロゾル化機構と整列させる、システム。
  10. 粉末薬剤をエアロゾル化するためのデバイスであって、該デバイスは以下:
    ハウジング;
    該ハウジングから伸張する捕獲チャンバ;
    粉末薬剤を該捕獲チャンバに導入するために該ハウジングに配置されるエアロゾル化機構であって、ここで該エアロゾル化機構は空気チャネルを含み、患者が該捕獲チャンバから該粉末薬剤を抽出するために吸入するとき、該捕獲チャンバに空気が入ることを可能にし、ここで該エアロゾル化機構は、該空気チャネルを通って該捕獲チャンバに入る空気を分配するための構造をさらに含み、それにより該粉末薬剤が、該入ってくる空気と実質的に混合されないボーラスとして、該捕獲チャンバから除去される、エアロゾル化機構、
    を備えるデバイス。
  11. 請求項10に記載のデバイスであって、ここで前記捕獲チャンバはセンターを有し、ここで前記エアロゾル化機構が該センターからオフセットされ、そしてここで前記構造が、該センターの対向側にある該捕獲チャンバの領域に、より多くの空気を分配するための形状となっている、デバイス。
  12. 請求項10に記載のデバイスであって、ここで前記構造は、実質的に任意の前記入ってくる空気が、前記捕獲チャンバから抽出される前に、前記ボーラスが抽出されるように、空気を該チャンバ内に分配するように、さらに形状化された、デバイス。
  13. 請求項10に記載のデバイスであって、ここで前記構造が湾曲したフランジ部材を備える、デバイス。
  14. 請求項10に記載のデバイスであって、ここで前記エアロゾル化機構が円筒状通路を規定し、該円筒状通路を通って前記粉末薬剤が通過して捕獲チャンバに達し、ここで前記ハウジングの頂部端が該通路の遠位端にほぼ垂直である、デバイス。
  15. 請求項10に記載のデバイスであって、前記ハウジングに結合される可撓性シールをさらに備え、前記捕獲チャンバとの密閉を提供する、デバイス。
  16. 患者に粉末薬剤を供給するための方法であって、該方法は以下の工程:
    捕獲チャンバ内で粉末薬剤を分散させる工程;
    該粉末薬剤を抽出するために該捕獲チャンバから吸入する工程;および
    空気を該捕獲チャンバに入れる工程であって、該工程は、該空気を入れることに続いて、該粉末薬剤が該チャンバからボーラスで抽出される様式である、工程、
    を包含する方法。
  17. 粉末薬剤を患者に供給するための方法であって、該方法は以下の工程:
    粉末薬剤を捕獲チャンバ内に分散させる工程;
    該粉末薬剤を抽出するために該捕獲チャンバから吸引する工程;および
    該捕獲チャンバから該粉末薬剤が抽出されるとき、入来する空気が実質的に該粉末薬剤と混合しない様式で、空気が該捕獲チャンバに入ることを可能にする工程、
    を包含する方法。
  18. 粉末薬剤をエアロゾル化するためのデバイスであって、該デバイスは以下:
    粉末薬剤を含有するレセプタクルに穴を穿孔するために適合された、少なくとも1つの穿孔エレメントを有するハウジング;
    該ハウジングに挿入可能であるコアであって、該コアが抽出管腔および該コアが該ハウジングに挿入されるとき、該穿孔エレメントと整列される少なくとも1つの空気チャネルを有する、コア;および
    該抽出管腔が該レセプタクルに挿入されるとき、該抽出管腔を通じて該粉末薬剤を抽出するための加圧ガスの供給源
    を備えるデバイス。
  19. 粉末薬剤をエアロゾル化するための装置であって、該装置は以下:
    加圧シリンダ;
    該シリンダ内で滑動可能で、該シリンダ内でガスを加圧するためのピストン;
    該シリンダに結合されたハンドルであって、該ハンドルは、該シリンダ内でガスを加圧するために、伸張位置とホーム位置との間を可動である、ハンドル;
    該シリンダからの加圧ガスでレセプタクル内に保持される粉末薬剤をエアロゾル化するために適合されたエアロゾル機構;および
    該ハンドルが該伸張位置へ動かされるまで、該エアロゾル化機構が該レセプタクルと結合することを防ぐインターロック
    を備える、装置。
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