JP2008063056A - 乗客コンベア - Google Patents

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JP2008063056A
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tension
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handrail
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Kosuke Fujita
耕介 藤田
Kimitoku Iseda
公徳 伊勢田
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、移動手摺が振動しても張力検出手段が誤動作を起こすことがない乗客コンベアを提供することにある。
【解決手段】本発明は、張力検出手段(20)の近傍に、移動手摺11の振動を抑制する振動抑制手段(21)を設けたのである。
以上説明したように構成することで、張力検出手段(20)に至る前の移動手摺11が振動しても張力検出手段(20)に至る移動手摺11は振動抑制手段(21)によって振動を防止されるので、誤動作なく正確な張力の検出を行うことができるのである。
【選択図】図2

Description

本発明はエスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、移動手摺の張力を検出する張力検出手段を設けた乗客コンベアに関する。
移動手摺の張力を検出する張力検出手段を設けた乗客コンベアは、例えば特許文献1に開示されている。
実開昭63−173175号公報(第4図)
上記従来の技術は、移動手摺の伸びや切断等の以上を検出することができるが、何等かの原因で移動手摺が張力検出手段の張力検出方向に振動し、その振幅が検出変位量を超えた場合には、異常と判断して誤動作し、乗客コンベアの運転を緊急停止させる問題がある。
本発明の目的は、移動手摺が振動しても張力検出手段が誤動作を起こすことがない乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、張力検出手段の近傍に、移動手摺の振動を抑制する振動抑制手段を設けたのである。
以上説明したように、張力検出手段の近傍に、移動手摺の振動を抑制する振動抑制手段を設けることで、張力検出手段に至る前の移動手摺が振動しても張力検出手段に至る移動手摺は振動抑制手段によって振動を防止されるので、誤動作なく正確な張力の検出を行うことができるのである。
以下、本発明の乗客コンベアの一実施の形態を図1及び図2に示す上昇運転を行うエスカレーターについて説明する。
エスカレーター1は、上階床2と下階床3との間に跨って設置された枠体4と、この枠体4内を踏段チェーン5に無端状に連結されて循環移動する複数の踏板6と、前記枠体4の上部に軸支され前記踏段チェーン5を巻き掛けて駆動する駆動スプロケット7と、前記枠体4の下部に軸支され前記踏段チェーン5を巻き掛けた従動スプロケット8と、前記駆動スプロケット7を駆動する駆動装置9と、前記踏段6の移動方向両側の前記枠体4に立設された欄干10と、この欄干10の周縁に案内されて移動する移動手摺11と、前記枠体4の上部側に設置され前記駆動スプロケット7側からの動力を得て前記移動手摺11を駆動する手摺駆動手段12とを備えている。
そして、前記移動手摺11の帰路側で、前記手摺駆動手段12とは反対側の前記枠体4の下部側には、張力付与手段13が設置されている。この張力付与手段13は、移動手摺11に接する複数のローラ14と、これらローラ14を軸支する支持枠15と、この支持枠15に一端を連結されたロッド16と、このロッド16の他端を余裕を持って貫通させ前記枠体4に固定された固定具17と、前記ロッド16の固定具17を貫通した他端に設けられた座18と、この座18と前記固定具17間に張架された引張ばね19とを備えている。
このように構成された張力付与手段13の前記座18に対向して張力検出手段を構成する張力検出スイッチ20が前記枠体4に固定されている。
そして、前記張力検出スイッチ20の近傍で前記手摺駆動手段12側、云い代えれば、前記張力検出スイッチ20の近傍で移動手摺11の上流側に、移動手摺11に接触して回転する制振ローラ21を前記枠体4に軸支している。この制振ローラ21が本発明による振動抑制手段となる。
一方、前記張力検出スイッチ20からの検出信号は制御装置22に出力され、制御装置22は前記張力検出スイッチ20からの検出信号に基づいて駆動装置9への供給電力を遮断したり、緊急警報を発したりする。
上記構成において、エスカレーター1の通常運転時には、移動手摺11の帰路側を張力付与手段13のローラ14を引張ばね19のばね力によって所定圧力で押圧し、移動手摺11に所定の張力を付与している。このような運転状態において、何らかの原因で、帰路側の移動手摺11が張力付与手段13のローラ14を進退させる方向に振動した場合、その振動は制振ローラ21によって抑制されるので、その振動が張力付与手段13に至ることはなく、したがって、張力付与手段13のローラ14が大きく進退して前記張力検出スイッチ20を作動させることはない。
尚、移動手摺11が異常に弛んだり、切断したりした場合には、帰路側を張力付与手段13のローラ14は大きく突出して前記張力検出スイッチ20を作動させるので、その検出信号に基づいて制御装置22は、駆動装置9への供給電力を遮断したり、緊急警報を発したりする。
このように本実施の形態によれば、移動手摺11が振動しても張力検出手段である張力検出スイッチ20が誤動作を起こすことがないエスカレーター1を得ることができる。
ところで以上の説明は、乗客コンベアとしてエスカレーターを一例に説明したが、エスカレーターに限らず、電動道路にも本発明が適用できるのは云うまでもない。
本発明に寄る乗客コンベアの一実施例を示すエスカレーターの概略側面図。 図1に適用される張力付与手段を示す拡大図。
符号の説明
1…エスカレーター、2…上階床、3…下階床、4…枠体、5…踏段チェーン、6…踏板、7…駆動スプロケット、8…従動スプロケット、9…駆動装置、10…欄干、11…移動手摺、12…手摺駆動手段、13…張力付与手段、14…ローラ、15…支持枠、16…ロッド、17…固定具、18…座、19…引張ばね、20…張力検出スイッチ、21…制振ローラ、22…制御装置。

Claims (4)

  1. 欄干の周縁に案内され踏段と同期して循環移動する移動手摺と、この移動手摺の帰路側に前記移動手摺の張力を検出する張力検出手段とを備えた乗客コンベアにおいて、前記張力検出手段の近傍に、前記移動手摺の振動を抑制する振動抑制手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 欄干の周縁に案内され踏段と同期して循環移動する移動手摺と、この移動手摺の帰路側に前記移動手摺の張力を検出する張力検出手段とを備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺の前記張力検出手段の上流近傍側に、前記移動手摺の振動を抑制する振動抑制手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 欄干の周縁に案内され踏段と同期して循環移動する移動手摺と、この移動手摺の帰路側に前記移動手摺に張力を付与する張力付与手段とを備えた乗客コンベアにおいて、前記張力付与手段に前記移動手摺の張力変化を検出する張力検出手段を設け、かつ、前記張力付与手段の近傍に、前記移動手摺の振動を抑制する振動抑制手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 欄干の周縁に案内され踏段と同期して循環移動する移動手摺と、循環移動する移動手摺の一方側端部近傍の帰路側に設置され前記移動手摺を駆動する手摺駆動手段と、この移動手摺の帰路側に前記移動手摺に張力を付与する張力付与手段とを備えた乗客コンベアにおいて、前記張力付与手段を循環移動する移動手摺の他方側端部近傍の帰路側に設置すると共に、前記張力付与手段に前記移動手摺の張力変化を検出する張力検出手段を設け、かつ、前記張力付与手段の近傍で手摺駆動手段側に、前記移動手摺の振動を抑制する振動抑制手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6828122B1 (ja) * 2019-11-27 2021-02-10 東芝エレベータ株式会社 張力調整装置及び乗客コンベア
WO2022063595A1 (de) 2020-09-25 2022-03-31 Inventio Ag Handlaufspannungs-überwachungseinrichtung für eine personentransportanlage

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