JPH11255461A - 乗客コンベアの非常制動装置 - Google Patents

乗客コンベアの非常制動装置

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Publication number
JPH11255461A
JPH11255461A JP6251698A JP6251698A JPH11255461A JP H11255461 A JPH11255461 A JP H11255461A JP 6251698 A JP6251698 A JP 6251698A JP 6251698 A JP6251698 A JP 6251698A JP H11255461 A JPH11255461 A JP H11255461A
Authority
JP
Japan
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link
pin
passenger conveyor
solenoid
stepped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6251698A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutaro Masuda
勝太郎 増田
Kimitoku Iseda
公徳 伊勢田
Makoto Kawagoe
誠 川越
Wahei Kojima
和平 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6251698A priority Critical patent/JPH11255461A/ja
Publication of JPH11255461A publication Critical patent/JPH11255461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、乗客コンベアの過速,逆転
時、安全に乗客コンベアを停止させることにある。 【解決手段】乗客コンベアの過速,反転時動作するソレ
ノイドを設け、この動作に連動するスライドピンによ
り、制動装置を動作させると同時に乗客コンベアの駆動
回路をしゃ断するスイッチを動作させるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗客コンベアの非常
制動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における乗客コンベアの非常制動装
置として例えば特開平1−122893 号公報に記載のものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の最大の
問題は、ソレノイドが動作して非常制動した場合の乗客
コンベアの駆動回路をしゃ断するスイッチがないことで
ある。
【0004】このことは、ソレノイドの誤動作や、リン
ク機構のセット不良や地震などの異常振動により平常時
非常制動したとき、駆動モータ焼損等の大事故につなが
る。本発明の第1の目的は、平常時、誤動作して非常制
動が効いたとき、確実に乗客コンベアの駆動回路をしゃ
断することができる乗客コンベアの非常制動装置を提供
することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、上記機能を単純な
機構により実現しようとすることができる乗客コンベア
の非常制動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ソレノイドの動作ピンに対置して、段付ピ
ンを設け、この段付ピンにリンク機構を保持する切欠き
穴を有するリンクを係合させると共にこの段付ピンの他
端側に駆動回路しゃ断スイッチの押ローラを当接して構
成したのである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、乗客コンベアとしての
一般的構造のエスカレーターを示すもので、上部機械室
内に設けた駆動機1の出力軸に取付けたスプロケット2
と主駆動スプロケット3を駆動チェーン4で結び、主駆
動軸に固定した踏段チェーンスプロケット5に巻掛けた
踏段チェーン6と、これに一定間隔に踏段7を取付けて
いる。
【0008】駆動機1の駆動モータ軸には、電磁ブレー
キが設けられ、モータ電源しゃ断時には、自動的にブレ
ーキが掛けられるようになっている。
【0009】図2は、本発明の一実施例を示すもので、
制動子13は、フレーム本体に固定された座に回転自在
に支持され、第4リンク25を介して、第1リンク20
に連結されている。第1リンク20の中間部には、シュ
ー9が回転支持されて平常時は、駆動チェーン4上に乗
っている。レバー8は一端をベースに回転支持され、他
端は前記シュー9の回転軸に支持されている。作動片1
1は、前記レバー8に固定されており、先端部に第1ス
イッチ10がレバー8の回動によりOFFされる位置に
設けられている。第3リンク24は、一端を第1リンク
20に、他端を第2リンク21に連結され、側端をスト
ッパ26で支持されている。第2リンク21の上端部の
切欠穴33(図6)には、段付ピン27が貫通,支持さ
れている。
【0010】段付ピン27の一端は、ソレノイド22に
内蔵された動作ピン28にバネ29により押圧され、ガ
イド30,31によりスライド可能に支持されており、
中央細径部外周面に第2スイッチ32の作動ローラが当
接している。
【0011】図5は、図2のB部詳細を示し、図6は、
図5のA−A線に沿う断面を示す。図6において、第2
リンク21に設けた切欠穴33の切欠溝幅Wは、段付ピ
ン27の細径D2 よりやや大きく、太径D1 より小さく
構成する。
【0012】以上のように構成された非常制動装置の第
1の動作は、駆動チェーン4の切断もしくは異常たるみ
が発生したとき行われる。以下図3により説明する。す
なわち駆動チェーン4が切断もしくは異常たるみが発生
すると、駆動チェーン4上を摺動していたシュー9は、
レバー8の回動にともない下降する。この動きで第1リ
ンク20が時計方向に回動、第4リンク25を経て制動
子13を時計方向に回動せしめて、制動子13に設けら
れた切込溝と主駆動スプロケット3が噛み合い制動す
る。同時に第1スイッチ10は、作動片11の離反によ
りOFFし、乗客コンベアの駆動回路をしゃ断する。
【0013】第2の動作は、乗客コンベアが過速もしく
は逆転したとき行われる。図2において第3リンク24
は、第2リンク21により平常時は支持されているが、
乗客コンベアの過速,反転が生ずると、センサー(図示
せず)からの信号で、ソレノイド22が励磁され動作ピ
ン28は右方へ動作する。この動きで動作ピン28に当
接している段付ピン27も右方へスライドし、図5に示
す如く段付ピン27の細径部が第2リンク21の切欠穴
33部にくるので、第2リンク21の支持が解放され
て、自重により降下する。この状態を示したのが図4で
あり、この動作で第1リンク20は時計方向に回動、第
4リンク25を経て制動子13を時計方向に回動せしめ
主駆動スプロケット3を制動する。同時に段付ピン27
の動作により第2スイッチ32のローラは段付ピン27
の太径部へ乗り上げ、第2スイッチはOFFし、乗客コ
ンベアの駆動回路はしゃ断される。
【0014】尚、上記実施の形態は、乗客コンベアとし
てエスカレーターについて説明したが、踏板間に段差を
有しない電動道路に適用できるのは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、乗客コンベアの過速,
逆転が発生したとき、主駆動スプロケットを確実に制動
停止させると同時に、乗客コンベアの駆動回路をしゃ断
する構成としたので、地震時などの異常振動や、セット
不良などにより、非常制動機構が不要動作をした場合で
も駆動モータの焼損や主駆動スプロケットおよび非常制
動装置自身の損傷を防止し、信頼性,安全性の高い非常
制動システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗客コンベアの全体構成を示す側面図。
【図2】本発明になる乗客コンベアの非常制動装置を示
す正面図。
【図3】図2の動作状態を示す正面図。
【図4】図2の別の動作状態を示す正面図。
【図5】図2のB部を示す拡大図。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
13…制動子、21…第2リンク、22…ソレノイド、
27…段付ピン、28…動作ピン、32…第2スイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川越 誠 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立エレベータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小嶋 和平 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機の出力軸のスプロケットと主駆動軸
    のスプロケットを結ぶ駆動チェーンと、この駆動チェー
    ンの切断またはゆるみを検出するシューと、このシュー
    とリンクにより連結され前記主駆動軸のスプロケットに
    係合,制動する制動子とを備えた乗客コンベアの非常制
    動装置において、 前記シューに軸支された第1リンクの一端に端部を軸支
    され他端をソレノイドの動作ピンに支持された第2リン
    クに軸支された第3リンクを備え、前記第1リンクの他
    端に、前記制動子と連結する第4リンクが設けられ、前
    記ソレノイドの動作により、第2リンクがソレノイドピ
    ンとの係合が解放されて、自重によりリンクが回動して
    前記制動子が主駆動スプロケットと係合,制動すると共
    に、ソレノイドピンの動作で乗客コンベアの駆動回路を
    しゃ断するスイッチをOFFするように構成したことを
    特徴とする乗客コンベアの非常制動装置。
  2. 【請求項2】前記ソレノイドの動作ピンに対置して、長
    手方向に直径の相違する段付ピンをバネにより前記動作
    ピンに押圧してスライド可能状態に設け、この段付ピン
    の太径部を、前記第2リンクの穴に貫通して保持し、こ
    の穴の上部を前記段付ピンの細径部が通過可能な如くに
    切欠き、前記ソレノイドの作動により、前記段付ピンが
    スライドして細径部が前記第2リンクの穴部に移動する
    ことにより、段付ピンと第2リンクの係合が解ける如く
    構成したことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア
    の非常制動装置。
  3. 【請求項3】前記段付ピンの第2リンクと係合する側の
    他端側に、テーパ面を介して段付き部を設け、常時はこ
    の細径部にスイッチローラを当接し、ソレノイド動作時
    スイッチローラがテーパ部に乗り上げてOFFし、乗客
    コンベアの駆動回路をしゃ断する如く構成したことを特
    徴とする請求項1記載の乗客コンベアの非常制動装置。
  4. 【請求項4】前記第3リンクの第2リンク連結側端面を
    ローラ又は低摩擦材により当接保持したことを特徴とす
    る請求項1記載の乗客コンベアの非常制動装置。
JP6251698A 1998-03-13 1998-03-13 乗客コンベアの非常制動装置 Pending JPH11255461A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102372223A (zh) * 2010-08-20 2012-03-14 东芝电梯株式会社 乘客输送机
JP2012153496A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp マンコンベアの制動装置
CN103708332A (zh) * 2014-01-06 2014-04-09 日立电梯(广州)自动扶梯有限公司 附加制动器
CN106904523A (zh) * 2015-12-22 2017-06-30 株式会社日立大厦系统 扶梯的安全装置异常检测装置以及异常检测方法
JP2020172342A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 フジテック株式会社 乗客コンベア

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