JP2008062192A - 生ゴミ処理機 - Google Patents

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建次 林田
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Abstract

【課題】好気性菌の生存を維持でき、さらに生ゴミ処理時の消臭を行える生ゴミ処理機の提供。
【解決手段】生ゴミ処理機10に、生ゴミ及び好気性菌を投入し羽根14及び16を回転させて攪拌し、好気性菌によって生ゴミを発酵分解する攪拌室18を備え、羽根14、16及び回転軸20は図示しない中空部を有し、羽根14は噴出孔から、羽根16は噴出孔24から、夫々空気を噴出させるように構成、2本の羽根14については、噴出孔から羽根14の回転方向に対して逆方向に空気を噴出させるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、好気性菌によって生ゴミを発酵分解する生ゴミ処理機に関する。
従来から、好気性菌によって生ゴミを発酵分解する生ゴミ処理機が使用されている。また、生ゴミを攪拌しながら発酵分解する生ゴミ処理機について案出されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、好気性菌の生存をより考慮したものが望まれている。また、周囲に漏れる臭いを考慮したものではない。
特開2006−35023号公報
本発明は、好気性菌の生存を維持できるとともに、生ゴミ処理時の消臭を行える生ゴミ処理機を提供することを目的とする。
本発明の生ゴミ処理機は、生ゴミ及び好気性菌を投入し羽根を回転させて攪拌し、該好気性菌によって該生ゴミを発酵分解する攪拌室を備えた生ゴミ処理機において、前記羽根が中空部を有し、該中空部から攪拌室内へ空気を噴出させることを特徴とする。
本発明の生ゴミ処理機は、前記生ゴミ処理機において、前記羽根の回転による速度方向に対して逆方向に前記空気を噴出させることを特徴とする。
本発明の生ゴミ処理機は、前記生ゴミ処理機において、前記攪拌室内の空気を吸引し浄化する浄化手段と、該浄化した空気を前記羽根の中空部まで送り戻す返還手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の生ゴミ処理機は、前記生ゴミ処理機において、前記羽根の回転軸が中空部を有し、前記返還手段が、前記浄化した空気を返還経路へ送り出し、該返還経路から該回転軸の中空部を介して該羽根の中空部まで送り戻すことを特徴とする。
本発明の生ゴミ処理機は、前記生ゴミ処理機において、前記羽根の中空部から噴出させる空気の温度を制御するヒータを備えたことを特徴とする。
本発明に係る生ゴミ処理機によれば、羽根から空気を噴出させて攪拌室全体に万偏なく空気を送ることができる。このため、好気性菌の生存を維持して発酵分解を確実に行うことができる。また、攪拌室内の空気を洗浄し羽根へ送り戻して噴出させる場合には、周囲に悪臭が漏れるのを防止することができる。
本発明に係る生ゴミ処理機について図面に基づいて詳しく説明する。図1〜図3において、符号10は本発明の生ゴミ処理機である。図1〜図3において、実線矢印は、空気の流れ方向を示す。
本発明の生ゴミ処理機10は、生ゴミ12及び好気性菌を投入し羽根14及び16を回転させて攪拌し、好気性菌によって生ゴミ12を発酵分解する攪拌室18を備えている。羽根14、16及び回転軸20は、図示しない中空部を有し、羽根14は噴出孔22から、羽根16は噴出孔24から、夫々空気を噴出させるように構成されている。2本の羽根14は、図2(b)に示すように、噴出孔22から、羽根14の回転による速度方向V1に対して逆方向V2に空気を噴出させるように構成されている。2本の羽根16は、図1に示すように、噴出孔24から、羽根16の回転による速度方向V1に対して逆斜め方向に空気を噴出させることにより、空気を壁26に対して斜め方向に当てつつ上方向等へ噴出できるように構成されている。なお、2本の羽根14の角度は90°であり、2本の羽根16の角度は90°であるが、適宜調節できる、また、羽根14及び16の位置も回転軸20に沿って適宜変更できる。
また、生ゴミ処理機10は、攪拌室18内の空気を吸引し浄化する浄化手段28と、浄化した空気を羽根14及び16の中空部まで送り戻す返還手段30と、を備えている。返還手段30は、浄化した空気を返還経路32へ送り出し、返還経路32から回転軸20の中空部を介して羽根14及び16の中空部まで送り戻すことができる。
浄化手段28は、図1に示すように、ブロワー34及び36を稼動させることにより、攪拌室18の空気が、ペーパーフィルター室38、セラミックボール室40、消臭液室42、セラミックボール室44、炭室46を通過した後、ノズル48から噴出するように構成されている。消臭液室42の水51には、消臭液が混入され、図4に示すようにセラミックフィルター50から泡状となって水51内を浮き上がる空気から消臭するように構成されている。空気が泡状となるのは、ブロワー36の稼動によるパイプ62からの空気の押出し、及びブロワー34の稼動によるパイプ64への空気の吸引による。なお、攪拌室18からノズル48まで送られる空気は、パイプ又は孔等の密閉型の空気通過経路を通過する。例えば、ペーパーフィルター室38とセラミックボール室40、セラミックボール室44と炭室46は、夫々、図示しない下部孔において空気通過可能に接続されている。
返還手段30は、ブロワー36により、ノズル48から噴出した空気をノズル52から吸引し、返還経路32を介して、回転軸20の中空部へ送りもどすことができるように構成されている。なお、返還経路32は、羽根14及び16の中空部から噴出させる空気の温度を制御する図示しないヒータを備えている。中空部から噴出させる空気の温度は、好気性菌の生存のために、30℃〜40℃に制御するのが好ましく、特には35℃が好ましい。
この生ゴミ処理機10によって生ゴミ12を発酵分解する場合、攪拌室18の蓋54を開けて生ゴミ12を攪拌室18へ投入し好気性菌を混入する。次に、図示しないコントローラによってモータ56、ブロワー34及び36、ヒータを稼動させる。モータ56が稼動することにより、羽根14及び16が回転軸20のまわりに回転し、生ゴミ12及び好気性菌が攪拌される。
ここで、ブロワー34及び36が稼動することにより、攪拌室18内の空気が浄化手段28、返還手段30を介して返還通路32から回転軸20の中空部まで送り戻され、羽根14の噴出孔22及び羽根16の噴出孔24から攪拌室18内に噴出される。噴出孔22から噴出する空気の方向V2は、図2に示すように回転方向V2と逆方向であるため、羽根16と生ゴミ12との間に生じる隙間内へ空気を噴出させることができる。これにより、攪拌室18内の好気性菌全体に空気を行き渡らせることができ、好気性菌の生存を維持できる。また、噴出孔24から噴出する空気が壁26に当たって上へ吹き上げるため、攪拌の効率化を図ることができるとともに、攪拌室18内の好気性菌全体に空気を行き渡らせることができる。また、噴出する空気の温度をヒータによって好気性菌の生存に最適な35℃前後に維持することによっても、好気性菌の生存を維持できる。
一方、浄化手段28により、攪拌室18内の空気が、ペーパーフィルター室38、セラミックボール室40、消臭液室42、セラミックボール室44、炭室46を通過した後、回転軸20の中空部まで送り戻されるため、新鮮な空気を攪拌室18内に噴出させることができる。
なお、ペーパーフィルター室38においては、パイプ60から送られた空気は上から下へペーパーフィルターを通過して移動した後に下部孔からセラミックボール室40へ送られる。ペーパーフィルター室38の下部に溜まった水は、バルブ70から抜くことができる。セラミックボール室40においては、ペーパーフィルター室38から送られた空気は下から上へ複数のセラミックボールの隙間を通過して移動した後に、パイプ62へ送られる。消臭液室42においては、パイプ62から送られた空気が、下から上へセラミックフィルター50を通過し、セラミックフィルター50から泡状となって浮き上がった後、パイプ64へ送られる。セラミックボール室44においては、パイプ64から送られた空気は上から下へ複数のセラミックボールの隙間を通過して移動した後に、下部孔から炭室46へ送られる。炭室46においては、セラミックボール室44から送られた空気は下から上へ複数の炭の隙間を通過して移動した後に、パイプ66へ送られる。炭室46の下部に溜まった水は、バルブ72から抜くことができる。パイプ66に送られた空気はノズル48まで送られる。
また、酸素(O)を吸引口67からパイプ66へ取り込みながら空気をノズル48から一旦返還室58内へ開放した後に、ノズル52から返還室58内の空気を吸引して羽根14及び16まで送り戻すため、周囲の空気も取り込んで、酸素(O)を含む空気を送りもどすことができる。よって、返還手段30によって好気性菌の生存を維持できる。ここで、攪拌室18から吸引した空気を、ペーパーフィルター室38、セラミックボール室40、消臭液室42、セラミックボール室44、炭室46を通過させた後に、ノズル48から返還室58内へ開放するため、悪臭が生じることがない。
ここで、本発明の生ゴミ処理機10によって実際に生ゴミ処理を行った結果を以下に示す。羽根14及び16の回転数を9〜18rpmとし、羽根14及び16から噴出させる空気の温度を35℃として実験したところ、50kgの生ゴミを24hで完全に発酵分解できた。また、生ゴミ処理機10周辺への悪臭は生じなかた。消臭作用については、セラミックフィルター室48において、空気をセラミックフィルター50から、消臭液を混入させた水内で泡状に浮き上がることによる効果が大きいことが判明した。
以上、本発明に係る生ゴミ処理機の一実施例について説明したが、本発明に係る生ゴミ処理機は上述のものに限定されない。例えば、返還経路32に空気の流量を調節して噴出孔22及び24からの空気の噴出速度を調節できる噴出制御バルブを備えてもよい。この場合、噴出制御バルブは、図5に示すように、モータ56、ブロワー34及び36、ヒータとともに、コントローラによって制御される。この場合、好気性菌の生存のために最適な空気の噴出速度になるように制御できる。
以上、本発明に係る生ゴミ処理機の実施例について、図面に基づいて説明したが、本発明に係る生ゴミ処理機は図示したものに限定されるものではない。例えば、攪拌室の容量又は回転軸及び羽根の本数は上述のものに限定されず、処理規模に応じて適宜変更できる。
以上本発明の生ゴミ処理機の態様を説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであり、これらの態様はいずれも本発明の範囲に属するものである。
本発明の生ゴミ処理機は、好気性菌の生存を維持して発酵分解を確実に行うことができる。このため、食料品売場、食料品工場、家庭等において、生ゴミ処理のために広く利用出来る。
本発明に係る生ゴミ処理機の実施例を示す平面断面図である。 図1の生ゴミ処理機を示す図であり、同図(a)はA−A線切断部断面図であり、同図(b)は要部のB−B線切断部断面図である。 図1の生ゴミ処理機の側面図である。 図1の生ゴミ処理機のセラミックフィルター室を示す要部拡大正面断面図である。 本発明の生ゴミ処理機の他の実施例を示す構成図である。
符号の説明
10;生ゴミ処理機
12;生ゴミ
14、16;羽根
18;攪拌室
20;回転軸
22、24;噴出孔
26;壁
28;洗浄手段
30;返還手段
32;返還経路
34、36;ブロワー
38;ペーパーフィルター室
40;セラミックボール室
42;消臭液室
44;セラミックボール室
46;炭室

Claims (5)

  1. 生ゴミ及び好気性菌を投入し羽根を回転させて攪拌し、該好気性菌によって該生ゴミを発酵分解する攪拌室を備えた生ゴミ処理機において、
    前記羽根が中空部を有し、該中空部から攪拌室内へ空気を噴出させる生ゴミ処理機。
  2. 前記羽根の回転による速度方向に対して逆方向に前記空気を噴出させる請求項1に記載する生ゴミ処理機。
  3. 前記攪拌室内の空気を吸引し浄化する浄化手段と、該浄化した空気を前記羽根の中空部まで送り戻す返還手段と、を備えた請求項1又は請求項2に記載する生ゴミ処理機。
  4. 前記羽根の回転軸が中空部を有し、前記返還手段が、前記浄化した空気を返還経路へ送り出し、該返還経路から該回転軸の中空部を介して該羽根の中空部まで送り戻す請求項3に記載する生ゴミ処理機。
  5. 前記羽根の中空部から噴出させる空気の温度を制御するヒータを備えた請求項1〜請求項4のいずれかに記載する生ゴミ処理機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108745184A (zh) * 2018-06-26 2018-11-06 蚌埠市腾宇水产养殖农民专业合作社 一种水产养殖肥料混合机的清扫装置
CN108854828A (zh) * 2018-06-26 2018-11-23 蚌埠市腾宇水产养殖农民专业合作社 一种用于水产养殖肥料混合机清扫设备的清扫组件

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