JP2008060885A - 伝言システム、伝言システム制御方法、及びプログラム - Google Patents
伝言システム、伝言システム制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明の伝言システムは、伝言データを作成し、前記伝言データのステータスの変更通知を受けて前記伝言データのステータスを変更し、前記伝言データのステータスを視覚的に認識できるようにした伝言メモを表示する伝言データ送信者側の通信端末(100)と、前記伝言データ送信者側の通信端末(100)から受信した前記伝言データに基づいて前記伝言メモ(200)を表示し、表示された前記伝言メモに対する操作に応じて前記伝言データのステータスを変更し、前記伝言データ送信者側の通信端末(100)に前記伝言データのステータスの変更通知を送信する伝言データ受信者側の通信端末(110)とを有する。
【選択図】図1
Description
特許文献1では、着信応答できない相手に対して、文字情報として伝言メッセージを伝える手法を開示している。キー操作による文字入力で伝言文を作成し、相手の電話端末に、文字で伝言文を表示することにより、用件を正確に伝えている。
特許文献2では、複数ユーザ間で新規情報が受信されたことを通知する方法を開示している。ユーザの操作によって情報が更新されると、更新データがサーバに通知され、他のユーザはサーバから更新通知を受け取ることにより、他のユーザの操作内容をリアルタイムに把握できる。
本発明の他の目的は、相手が着信応答できないときに、簡単な操作により電子伝言メモを作成して相手に送りつけると共に、自分の端末にも同じ内容の電子伝言メモを表示する伝言システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、相手が着信応答できる状態や伝言に対する連絡が済んでいる状態などを分かりやすく表示できるため、伝言の送り手、受け手の双方において、伝言に対する連絡忘れを防ぐことができる伝言システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、電子伝言メモに対して簡単な操作で、相手とすぐにコミュニケーションを開始できる伝言システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、伝言メモに対する操作から始めたコミュニケーション中に、他の伝言メモをベースに実行したコミュニケーション内容を参照できる伝言システムを提供することである。
各通信端末(100,110,120,130,500,510,910,920)は、伝言データに基づいて伝言メモ(200)を表示する手段と、伝言メモ(200)に対する操作に応じて伝言データのステータスを変更し、伝言データのステータスの変更通知を他の通信端末に送信する手段と、他の通信端末から伝言データのステータスの変更通知を受信する手段と、伝言メモ(200)に対する操作又は他の端末からの伝言データのステータスの変更通知に応じて伝言メモ(200)を更新する手段とを具備する。
伝言データ送信者側の通信端末(100,120,500,910)及び伝言データ受信者側の通信端末(110,130,510,920)のいずれか一方に表示された伝言メモ(200)に対する操作は、双方の伝言データのステータスに反映される。
第2の効果は、電子伝言メモの内容を見て直感的に操作するだけで相手と連絡が取れるため、その結果、相手とのコミュニケーションを促進できることにある。その理由は、電子伝言メモが応答手段と連携するインタフェースを備えることにより、応答するためのアプリケーションを起動するなどの作業が不要になり、迅速に応答できるためである。
第3の効果は、相手とコミュニケーション中に、過去にやり取りした内容を簡単に参照できるため、その結果、コミュニケーションを活性化できることにある。その理由は、伝言メモに対する操作から始めたコミュニケーションの履歴を、伝言データに関連付けることにより、簡単に検索して、過去にやり取りしたコミュニケーション内容を活用できるためである。
図1は、本発明のシステム構成を表すブロック図である。本発明の伝言システムは、通信端末100と、通信端末110とを有する。通信端末100は、伝言情報の送り手が使用する。通信端末110は、伝言情報の受け手が使用する。通信端末100と通信端末110は、通信回線に接続可能な、パーソナルコンピュータ(PC)や携帯電話機、家庭用電話機、IP電話機、携帯ゲーム機、家庭用ゲーム機、インターネットテレビなどの端末で、一種類以上の通信回線からなるネットワークを介して接続される。なお、伝言システムは、三台以上の通信端末を有していても良い。通信回線は、有線/無線のいずれでも良い。
図5を参照すると、本発明の第1の実施例は、パーソナルコンピュータ500と、パーソナルコンピュータ510と、呼制御サーバ520を有する。
パーソナルコンピュータ500は、ユーザAが使用する。パーソナルコンピュータ510は、ユーザBが使用する。呼制御サーバ520は、パーソナルコンピュータ間の呼制御を行う。なお、パーソナルコンピュータ500、パーソナルコンピュータ510、及び呼制御サーバ520は、インターネット530を介して通信する。なお、インターネット530は、電気通信回線を示す。公衆電話網や専用回線を利用していても良い。使用される通信回線は、有線/無線を問わない。
伝言入力プログラム503,513は、図6に示す音声入力画面600を用いてパーソナルコンピュータが備えるマイクデバイスから入力された音声データを音声ファイルに変換し、音声データをもとに音声認識してテキストデータを作成する。音声入力画面600にてOKボタンが押下されると、音声ファイルとテキストデータの保存先、その瞬間の日時(例えば、2006年7月3日午前9時25分0秒)を含む新規伝言データを伝言制御プログラム506,516に渡す。
(1)ステップS101
ユーザAはユーザBに連絡を取るため、ソフトフォンアプリケーション501でユーザBを指定して発信するが、ユーザBが外出していて電話に出られない。ユーザBが電話に出られないことを検知した、ソフトフォンアプリケーション501は伝言入力プログラム503を呼び出し、伝言入力プログラム503は、図6に示す音声入力画面600を表示する。
(2)ステップS102
ユーザAは音声入力画面600の録音ボタンをマウスで押下しながらマイクに向かって用件を話す。ユーザAが発声した内容は音声認識され、音声入力画面600の音声認識結果ボックスにテキスト表示される。ユーザAは変換されたテキストデータを確認し、音声入力画面600のOKボタンを押下する。
(3)ステップS103
伝言データのデータフォーマットを図9に示す。新規に伝言データを作成するので、「ステータス801」には“未読”を示す値(プログラム上は数値化)を挿入する。音声入力画面600でOKボタンが押下された日時を「送信日時802」に挿入する。ユーザAのユーザ名と、ユーザAを識別するアドレスを「送信者情報803」に挿入する。ユーザBのユーザ名と、ユーザBを識別するアドレスを「受信者情報804」に挿入する。最後に、ユーザAの音声を録音した音声ファイルと、前記テキストデータを記録したメッセージファイルの保存先は「伝言内容805」に挿入する。
(4)ステップS104
このようにして作成された伝言データをパーソナルコンピュータ500のディスクに保存する。具体的には、ユニークなフォルダを作成し、そのフォルダに伝言データを記載したファイル、音声ファイル、メッセージファイルを保存する。ユニークなフォルダのフォルダ名としては、例えば、「20060703092600」のように送信日時を変形して使用することが考えられる。そして、伝言データの「送信日時802」を図2の日時エリア201、「受信者情報804」を相手エリア202、「伝言内容805」をメッセージエリア203にそれぞれ整形して記載し、背景色が“未読”状態を表す緑色の電子伝言メモを、パーソナルコンピュータ500付属のディスプレイに表示する。
(5)ステップS105
伝言制御プログラム506は、ユーザBのソフトフォンアプリケーション511がオンラインになるまで、定期的に起動状態を確認する。
(6)ステップS106
ソフトフォンアプリケーション511がオンラインになったら、ステップS100で作成した伝言データファイル、音声ファイル、メッセージファイルを、ユーザBのソフトフォンアプリケーション511へ送信する。ソフトフォンアプリケーション511は、受信したファイルをパーソナルコンピュータ510のディスクに保存する。
(1)ステップS201
ソフトフォンアプリケーション511は起動時に、新規に受信した伝言データファイルの有無を確認する。
(2)ステップS202
新規に受信した伝言データファイルがあれば保存した後(ステップS106を参照)、保存されているすべての伝言データを読み出す。新規に受信した伝言データファイルがなければ処理を終了する。
(3)ステップS203
そして、読み出した伝言データのステータスが“未読”であるかどうか確認する。
(4)ステップS204
伝言データのステータスが“未読”の場合は、“既読”を示す値(プログラム上は数値化)に変更して、伝言データを保存し直す。また、ステータスを変更したことを、ユーザAに知らせるため、ユーザAのソフトフォンアプリケーション501へ変更通知を送信する。変更通知には、伝言データを保存しているフォルダ名とステータス値を含む。
(5)ステップS205
そして、ユーザBのソフトフォンアプリケーション511では、伝言データの「送信日時802」を図2の日時エリア201、「受信者情報804」を相手エリア202、「伝言内容805」をメッセージエリア203にそれぞれ整形して記載し、背景色が“既読”状態を表す黄色の電子伝言メモを、パーソナルコンピュータ510付属のディスプレイに表示する。
(6)ステップS206
ユーザAのソフトフォンアプリケーション501は既に起動中なので、ユーザBから変更通知を受け取ると、該当する伝言データのステータスを更新し、表示中の電子伝言メモの背景色を“既読”状態を表す黄色に更新する。
図11を参照すると、本発明の第2の実施例は、ユーザAが使用するパーソナルコンピュータ910と、ユーザBが使用するパーソナルコンピュータ920と、ソフトフォンアプリケーションの伝言情報を一括管理するサーバ900とが、インターネット930を介して通信する。ユーザA,ユーザB以外のユーザが使用するパーソナルコンピュータもインターネット930を介して通信可能である。なお、インターネット930は、電気通信回線を示す。公衆電話網や専用回線を利用していても良い。使用される通信回線は、有線/無線を問わない。
パーソナルコンピュータの伝言入力プログラムは、本発明の第1の実施例に示す伝言入力プログラム503と同様に動作する。
(1)ステップS101
ユーザAはユーザBに連絡を取るため、ソフトフォンアプリケーション911でユーザBを指定して発信するが、ユーザBが外出していて電話に出られない。ユーザBが電話に出られないことを検知した、ソフトフォンアプリケーション911は伝言入力プログラム913を呼び出し、伝言入力プログラム913は、図6に示す音声入力画面600を表示する。
(2)ステップS102
ユーザAは音声入力画面600の録音ボタンをマウスで押下しながらマイクに向かって用件を話す。ユーザAが発声した内容は音声認識され、音声入力画面600の音声認識結果ボックスにテキスト表示される。ユーザAは変換されたテキストデータを確認し、音声入力画面600のOKボタンを押下する。伝言制御プログラム916は、音声入力画面600のOKボタンが押下された日時、ユーザAの作成者情報、ユーザBの宛先情報、新規に作成したことを表すステータスを含む新規伝言データと、ユーザAの音声を録音した音声ファイルと、前記テキストデータを記録したメッセージファイルを、サーバ900の伝言制御プログラム904に送信する。
(3)ステップS103
伝言データのデータフォーマットを図9に示す。伝言制御プログラム904では、新規に伝言データを作成するので、「ステータス801」には“未読”を示す値(プログラム上は数値化)を挿入する。伝言制御プログラム916から受信した新規伝言データに含まれる日時を「送信日時802」に挿入する。ユーザAのユーザ名と、ユーザAを識別するアドレスを「送信者情報803」に挿入する。ユーザBのユーザ名と、ユーザBを識別するアドレスを「受信者情報804」に挿入する。最後に、伝言制御プログラム916から受信した音声ファイルとメッセージファイルをサーバ900が備えるディスクに保存し、ファイルの保存先を「伝言内容805」に挿入する。
(4)ステップS104
このようにして作成された伝言データは、サーバ900のディスクに保存する。具体的には、伝言の送り手と受け手、すなわち、ユーザAとユーザBを識別するアドレスを用いたフォルダを作成し、さらにそれぞれのユーザ識別フォルダ(ユーザAとユーザBを識別するアドレスを用いたフォルダ)内に、ユニークなフォルダ(フォルダ名は送信日時を変形して使用する、例えば「20060703092600」)を作成し、そのユニークな名前のフォルダに伝言データを記載したファイル、音声ファイル、メッセージファイルを保存する。そして、伝言データの「送信日時802」を図2の日時エリア201、「受信者情報804」を相手エリア202、「伝言内容805」をメッセージエリア203にそれぞれ整形して記載し、背景色が“未読”状態を表す緑色の電子伝言メモを、パーソナルコンピュータ910付属のディスプレイに表示する。
(5)ステップS105
サーバ900の伝言制御プログラム903は、ユーザBのソフトフォンアプリケーション921がオンラインになるまで、定期的に起動状態を確認する。また、ソフトフォンアプリケーション921を起動したときに、ソフトフォンアプリケーション921が起動されたことを、ソフトフォンアプリケーション921の伝言制御プログラムがサーバ900の伝言制御プログラム903に通知するようにしても良い。
(1)ステップS201
ソフトフォンアプリケーション921は起動時、サーバ900に保存されている、ユーザBの識別フォルダ(ユーザBを識別するアドレスを用いたフォルダ)内のファイルの有無を確認する。
(2)ステップS202
ファイルがあれば、ソフトフォンアプリケーション921は、ユーザBの識別フォルダ(ユーザBを識別するアドレスを用いたフォルダ)内にあるすべてのファイルを送るように、ソフトフォンサーバプログラム902へ要求する。
(3)ステップS203
そして、ソフトフォンサーバプログラム902から受信した伝言データのステータスが“未読”であるかどうか確認する。
(4)ステップS204
ユーザBの伝言データのステータスが“未読”の場合は、“既読”を示す値(プログラム上は数値化)に変更し、ユーザAの伝言データのステータスも“既読”を示す値に変更する。更に、ユーザAのソフトフォンアプリケーション911に、伝言データの識別子(送信日時を用いたフォルダ名)とステータス値を含む変更通知を送信する。
(5)ステップS205
そして、ユーザBのソフトフォンアプリケーション921では、伝言データの「送信日時802」を図2の日時エリア201、「受信者情報804」を相手エリア202、「伝言内容805」をメッセージエリア203にそれぞれ整形して記載し、背景色が“既読”状態を表す黄色の電子伝言メモを、パーソナルコンピュータ920付属のディスプレイに表示する。
(6)ステップS206
ユーザAのソフトフォンアプリケーション911は既に起動中なので、ソフトフォンサーバプログラム902から変更通知を受け取ると、該当する表示中の電子伝言メモの背景色を“既読”状態を表す黄色に更新する。
(1)ステップS301
ユーザBは、パーソナルコンピュータ920付属のディスプレイに表示された付箋形式の電子伝言メモを見て、音声認識の誤認識で伝言メッセージの意味が分からないときは、図2のメッセージエリア203に貼り付けられた再生ボタン204をクリックして、ユーザAが発声した音声ファイルを再生して、伝言の内容を確認する。
(2)ステップS302
そして、ユーザAに連絡を取るためには、ユーザBは電子伝言メモの表示部分200をマウスでクリックする。電子伝言メモはマウスのクリック操作を検知すると、該当する伝言データの送信者情報を検索し、ソフトフォンアプリケーション921の通話機能を直ちに実行し、ユーザAのソフトフォンアプリケーション911に電話をかける。なお、ユーザAは該当する電子伝言メモが、“未読”状態を表す緑色から“既読”状態を表す黄色に更新されたことに気がついたら、ユーザAがパーソナルコンピュータ910付属のディスプレイに表示された電子伝言メモをクリックして、ユーザBへ電話をかけても良い。
(3)ステップS303
ユーザA、ユーザBのどちらかが電子伝言メモをクリックして、互いに連絡を取り合うことができたら、通話終了後、まず、電話をかけたほうの該当する伝言データのステータスを“連絡済”を表す値(プログラム上は数値化)に変更する。更に、電話をかけたほうのソフトフォンアプリケーションからソフトフォンサーバプログラム902に対して、連絡を取った伝言データのステータスを連絡済みの状態に変更するように、伝言データの識別子(送信日時を用いたフォルダ名)と“連絡済”を表すステータス値を含む変更通知を送信する。
(4)ステップS304
また、伝言に対する応答が完了し、相手との連絡が不要になった場合は、ユーザA、ユーザBのどちらかが電子伝言メモの削除ボタン205をクリックする。なお、伝言データのステータス値が“連絡済”になった後、直ちに又は一定時間の経過後に、自動的に“削除”の処理に移行するようにしても良い。
(5)ステップS305
ユーザ操作によって削除ボタンが押下されると、ソフトフォンアプリケーションからソフトフォンサーバプログラム902に対して、伝言データのステータスを削除済みの状態に変更するように、伝言データの識別子(送信日時を用いたフォルダ名)と“削除”を表すステータス値を含む変更通知を送信する。
(6)ステップS306
ソフトフォンサーバプログラム902が“連絡済”を表すステータス値を含む変更通知を受信すると、伝言制管理プログラム904は、ユーザAとユーザBの伝言データのステータスを“連絡済”を表す値(プログラム上は数値化)に変更して、伝言データを保存し直す。また、ソフトフォンサーバプログラム902が“削除”を表すステータス値を含む変更通知を受信すると、削除ボタンを押下したユーザの該当する伝言データが保存されているフォルダ(送信日時を用いたフォルダ)を削除し、相手のユーザの該当する伝言データのステータスを“削除”を表す値(プログラム上は数値化)に変更して、伝言データを保存し直す。
更に、ソフトフォンサーバプログラム902は、相手のユーザのソフトフォンアプリケーションに対して、伝言データの識別子(送信日時を用いたフォルダ名)と“連絡済”又は“削除”を表すステータス値を含む変更通知を送信する。
(7)ステップS307
そして、相手のユーザのソフトフォンアプリケーションは、ソフトフォンサーバプログラム902から変更通知を受け取ると、該当する伝言データのステータスを更新し、伝言データのステータスが“連絡済”の場合は表示中の電子伝言メモの背景色を“連絡済”状態を表す青色に更新する。また、伝言データのステータスが“削除”の場合は表示中の電子伝言メモの背景色を“削除”状態を表す灰色に更新する。なお、連絡や削除といった操作を行ったユーザの側で表示中の電子伝言メモについては、ユーザが操作を行った時点で電子伝言メモの表示を変更するようにしても良いし、相手のユーザと同じく、ソフトフォンサーバプログラム902からの変更通知を受けた後に電子伝言メモの表示を変更するようにしても良い。
本実施形態では、過去の伝言メモに基づいて遡ったコミュニケーションを実現することを目的としている。通常、電話の留守録では、伝言を聞いて、電話をかけ直しただけでコミュニケーションは終わってしまう。このとき、次のコミュニケーション時に「この前話した件だけど・・・」と過去の伝言メモを拾って、伝言メモをベースに始めたコミュニケーションにおいて使用した電子文書や手書きのメモを表示(共有)しながら、コミュニケーションの活性化を図ることが考えられる。
伝言情報の送り手側の通信端末と受け手側の通信端末との間で連絡を取り合う過程で実行された操作をコミュニケーション内容として伝言データに関連付けて伝言管理部に保存し、伝言制御部によって過去の伝言データを検索し、呼出制御部は選出されたコミュニケーション内容を実行するための機能を呼び出す。
101,111,121,131… 伝言装置
102,122… 伝言入力部
103,123… 伝言表示部
104,124… 呼出制御部
105,125,152… 伝言制御部
106,126,154… 伝言管理部
140… ネットワーク
150… サーバ
200… 電子伝言メモの表示部分
201… 日時エリア
202… 相手エリア
203… メッセージエリア
204… 再生ボタン
205… 削除ボタン
500,510… パーソナルコンピュータ
501,511… ソフトフォンアプリケーション
502,512… 伝言機能
503,513… 伝言入力プログラム
504,514… 伝言表示プログラム
505,515… 呼出制御プログラム
506,516… 伝言制御プログラム
507,517… 伝言管理プログラム
520… 呼制御サーバ
530… インターネット
600… 音声入力画面
700… ディスプレイ
801… ステータス
802… 送信日時
803… 送信者情報
804… 受信者情報
805… 伝言内容
900… サーバ
901… ソフトフォンサーバプログラム
902… 伝言情報管理機能
903… 伝言制御プログラム
904… 伝言管理プログラム
905… 呼制御サーバプログラム
910,920… パーソナルコンピュータ
911,921… ソフトフォンアプリケーション
912… 伝言機能
913… 伝言入力プログラム
914… 伝言表示プログラム
915… 呼出制御プログラム
916… 伝言制御プログラム
930… インターネット
Claims (23)
- 複数の通信端末と、
前記複数の通信端末の各々を接続する通信回線と
を有し、
前記各通信端末は、
伝言データに基づいて伝言メモを表示する手段と、
前記伝言メモに対する操作に応じて前記伝言データのステータスを変更し、前記伝言データのステータスの変更通知を他の通信端末に送信する手段と、
他の通信端末から前記伝言データのステータスの変更通知を受信する手段と、
前記伝言メモに対する操作又は他の端末からの前記伝言データのステータスの変更通知に応じて前記伝言メモを更新する手段と
を具備する
伝言システム。 - 請求項1に記載の伝言システムにおいて、
前記複数の通信端末は、
前記伝言データを作成して他の通信端末に送信し、前記伝言データに基づいて前記伝言メモを表示し、前記伝言メモに対する操作又は前記伝言データのステータスの変更通知を受けて前記伝言データのステータスを変更し、前記伝言データのステータスの変更を視覚的に認識できるように前記伝言メモを更新する伝言データ送信者側の通信端末と、
前記伝言データ送信者側の通信端末から受信した前記伝言データに基づいて前記伝言メモを表示し、前記伝言メモに対する操作に応じて前記伝言データのステータスを変更し、前記伝言データのステータスの変更を視覚的に認識できるように前記伝言メモを更新し、前記伝言データ送信者側の通信端末に前記伝言データのステータスの変更通知を送信する伝言データ受信者側の通信端末と
を含み、
前記伝言データ送信者側の通信端末及び前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方に表示された前記伝言メモに対する操作は、双方の前記伝言データのステータスに反映される
伝言システム。 - 請求項2に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方は、前記伝言メモに対する操作により他方の通信端末と連絡を取り合い、
前記伝言データ送信者側の通信端末及び前記伝言データ受信者側の通信端末は、前記伝言データのステータスを「連絡済」状態に変更して前記伝言メモを表示する
伝言システム。 - 請求項2又は3に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方は、前記伝言データを削除し、他方の通信端末に前記伝言データを削除した旨を通知し、
前記伝言データを削除した旨の通知を受信した通信端末は、前記伝言データのステータスを「削除」状態に変更して前記伝言メモを表示する
伝言システム。 - 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言データ送信者側の通信端末及び前記伝言データ受信者側の通信端末により使用される前記伝言データを一括管理し、前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方から前記伝言データのステータスの変更通知を受け、前記伝言データのステータスを変更して他方の通信端末に通知する少なくとも一つのサーバ
を更に有する
伝言システム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の伝言システムにおいて、
前記各通信端末は、所定の通信端末との間で連絡を取り合う過程で実行された操作をコミュニケーション内容として前記伝言データに関連付けて保存し、前記所定の通信端末との通信中に、所定の条件に基づいて、前記所定の通信端末との間で共有された既存の伝言メモを検索し、前記所定の条件に該当した伝言メモに関連するコミュニケーション内容を実行し、且つ、前記所定の通信端末に、前記所定の条件に該当した伝言メモに関連するコミュニケーション内容を実行するように指示する
伝言システム。 - 入力画面を用いて、伝言メッセージ、受信者情報、及びステータス情報を含む伝言データを作成する伝言入力部と、
伝言を送る相手の通信端末に対して前記伝言データを送信する伝言制御部と、
前記伝言データを開示した前記相手の通信端末からステータスの変更通知を受け、前記ステータス情報を「未読」状態から「既読」状態に変更する伝言管理部と、
前記ステータス情報の変更に応じて前記伝言データの表示内容を更新する伝言表示部と
を具備する
伝言システム。 - 請求項7に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言表示部により表示された前記伝言データに対する操作を検知し、相手と連絡を取るための機能を実行する呼出制御部
を更に具備する
伝言システム。 - 請求項8に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言管理部は、前記相手と連絡を取り合う過程で実行された操作をコミュニケーション内容として伝言データに関連付けて伝言管理部に保存し、
前記伝言制御部は、過去の伝言データを検索し、
前記呼出制御部は、前記過去の伝言データに関連するコミュニケーション内容を実行するための機能を呼び出し、且つ、前記相手に前記過去の伝言データに関連するコミュニケーション内容を通知する
伝言システム。 - 請求項8又は9に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言管理部は、前記相手の通信端末との通話終了後、前記ステータス情報を「連絡済」状態に変更し、
前記伝言表示部は、前記伝言データの表示内容を「連絡済」状態を表す表示内容に更新する
伝言システム。 - 請求項7乃至10のいずれか一項に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言管理部は、前記相手の通信端末から前記伝言データを削除した旨の通知を受け、前記ステータス情報を「削除」状態に変更し、
前記伝言表示部は、前記伝言データの表示内容を「削除」状態を表す表示内容に更新する
伝言システム。 - 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の伝言システムにおいて、
前記伝言制御部は、前記伝言データの初期表示時又は前記伝言データのステータスが更新された際に、前記伝言管理部から前記伝言データを取得し、前記伝言表示部に渡す
伝言システム。 - 伝言データ送信者側の通信端末が、前記伝言データを作成して他の通信端末に送信するステップと、
前記伝言データ送信者側の通信端末が、前記伝言データに基づいて前記伝言メモを表示するステップと、
伝言データ受信者側の通信端末が、前記伝言データ送信者側の通信端末から受信した前記伝言データに基づいて前記伝言メモを表示するステップと、
前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末が、前記伝言メモに対する操作又は前記伝言データのステータスの変更通知に応じて前記伝言データのステータスを変更し、前記伝言データのステータスの変更を視覚的に認識できるように前記伝言メモを更新するステップと
を具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項13に記載の伝言システム制御方法において、
前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方が、前記伝言メモに対する操作により他方の通信端末と連絡を取り合い、前記伝言データのステータスを「連絡済」状態に変更して前記伝言メモを表示するステップと
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項13又は14に記載の伝言システム制御方法において、
前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方が、前記伝言データを削除し、他方の通信端末に前記伝言データを削除した旨を通知するステップと、
前記伝言データを削除した旨の通知を受信した通信端末が、前記伝言データのステータスを「削除」状態に変更して前記伝言メモを表示するステップと
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項13乃至15のいずれか一項に記載の伝言システム制御方法において、
少なくとも一つのサーバが、前記伝言データ送信者側の通信端末及び前記伝言データ受信者側の通信端末により使用される前記伝言データを一括管理するステップと、
前記少なくとも一つのサーバが、前記伝言データ送信者側の通信端末又は前記伝言データ受信者側の通信端末のいずれか一方から前記伝言データのステータスの変更通知を受け、前記伝言データのステータスを変更して他方の通信端末に通知するステップと
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 入力画面を用いて、伝言メッセージ、受信者情報、及びステータス情報を含む伝言データを作成するステップと、
伝言を送る相手の通信端末に対して前記伝言データを送信するステップと、
前記伝言データを開示した前記相手の通信端末からステータスの変更通知を受け、前記ステータス情報を「未読」状態から「既読」状態に変更するステップと、
前記ステータス情報の変更に応じて前記伝言データの表示内容を更新するステップと
を具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項17に記載の伝言システム制御方法において、
表示された前記伝言データに対する操作を検知し、相手と連絡を取るための機能を実行するステップ
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項18に記載の伝言システム制御方法において、
前記相手の通信端末との通話終了後、前記ステータス情報を「連絡済」状態に変更するステップと、
前記伝言データの表示内容を「連絡済」状態を表す表示内容に更新するステップと
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項17乃至19のいずれか一項に記載の伝言システム制御方法において、
前記相手の通信端末から前記伝言データを削除した旨の通知を受け、前記ステータス情報を「削除」状態に変更するステップと、
前記伝言データの表示内容を「削除」状態を表す表示内容に更新するステップと
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項17乃至20のいずれか一項に記載の伝言システム制御方法において、
伝言メモの初期表示時又は前記伝言データのステータスが更新された際に、前記伝言メモを表示するステップ
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項17乃至21のいずれか一項に記載の伝言システム制御方法において、
所定の通信端末との間で連絡を取り合う過程で実行された操作をコミュニケーション内容として伝言データに関連付けるステップと、
過去の伝言データを検索するステップと、
前記過去の伝言データに関連するコミュニケーション内容を実行するための機能を呼び出すステップと、
前記所定の通信端末に、前記過去の伝言データに関連するコミュニケーション内容を通知するステップと
を更に具備する
伝言システム制御方法。 - 請求項13乃至22のいずれか一項に記載の伝言システム制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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