JP2006074506A - 通信装置、履歴読み出し装置、及び通信ネットワークシステム - Google Patents
通信装置、履歴読み出し装置、及び通信ネットワークシステム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 本発明による通信装置は、複数の通信手段を有し、用件名を付加して通信接続を行い、履歴管理データベース4から用件名を含む通信履歴データを読み出すアプリケーションサーバ3bに対して、通信履歴データを取得要求(S701)し、取得した通信履歴データを表示部19に表示させ、表示部19に表示された通信履歴データの中から任意の履歴データを選択(S703)し、選択された任意の履歴データに含まれる用件名を抽出し、複数の通信手段の中から任意の通信手段を選択(S704)し、選択された任意の通信手段の通信接続を行うときに、抽出した用件名を付加して通信接続(S706)を行うことを特徴とする。
【選択図】 図7
Description
通信端末1a及び通信端末1bは、VoIP通信用のアプリケーションソフトウェア以外にも、リアルタイム型通信であるチャットのような文字を利用した通信用のアプリケーションソフトウェアがインストールされていてもよい。
さらに、通信端末1a及び通信端末1bは、蓄積型通信である電子メール用のソフトウェアやボイスメール用のソフトウェアがインストールされている。よって、電子メールソフトやボイスメールソフトにより電子メールやボイスメールを送受信することができる。
通信サーバ3a及びアプリケーションサーバ3bは、通信手段やプロトコルに従って指定した相手との通信サービスを提供する。このとき通信サーバ3a及びアプリケーションサーバ3bは履歴を管理する履歴管理データベース4に通信履歴データを書き込むことで通信履歴データを蓄積する。
また通信端末1a及び通信端末1bは、LAN(Local Area Network)5に接続されているが、インターネット2を介さずに、通信端末1a及び通信端末1bとサーバ群3が同一のLAN5上に存在して、通信を行う構成としてもよい。
例えば、通信端末1aと既存通信サーバは既存システムの通信プロトコルに従って通信を開始する。このとき既存通信サーバに付加した履歴書き込みエージェントは、既存通信サーバから通信が行われたことをイベントとして受け取る。イベントの取得方法は、既存通信サーバが個別に持つ通信履歴データベースの書き込み時にストアドプロシージャで処理する方法でラッチするか、独自にイベントハンドラを既存通信サーバに設定してイベントをラッチする方法によって実現する。履歴書き込みエージェントは、イベントをラッチすると既存通信サーバから履歴管理データベース4に書き込む内容、通信履歴データを取得して履歴管理データベース4に書き込むようにしてもよい。
発信者名及び受信者名は、通信手段によって異なる複数の個人識別情報と関連付けられている。通信手段によって異なる複数の個人識別情報とは、メールアドレス、電話番号、SIP−URI(Session Initiation Protocol Uniform Resource Identifier)などである。発信者名及び受信者名が、個人識別情報と関連付けられていない場合は、発信者名及び受信者名の欄には個人識別情報が記録されるようにしてもよい。受信者側の通信端末1bの個人識別情報は通信手段やプロトコルによって適当なものを用いる。また、電子メールやボイスメールのような通信手段に関しては、発信者に対して、受信者は複数記録される場合もある。通信日時は、通信手段によって、通信開始日時、通信終了日時、送信日時、受信日時の1つ以上を含んでいればよい。
通信端末1aは、インターネット通信部11、通信制御部12、通信プログラム格納部13、オフフック検出部14、メッセージ制御部15、画面制御部16、入力部17、メッセージ格納部18から構成される。そして、通信端末1aには、表示部19、送受話部20が接続されているが、通信端末1aは表示部19、送受話部20を含んでいてもよい。
また、通信プログラムが電子メールやボイスメールを行うプログラムであれば、インターネット通信部11はアプリケーションサーバ3bを介して通信相手である通信端末1bとメールの送受信を行う機能を有する。
また、インターネット通信部11は、入力手段の操作指示情報により、通信サーバ3aまたはアプリケーションサーバ3bに対して通信履歴データの取得要求をして、履歴管理データベース4に記録されている通信履歴データを取得する機能を有する。
メッセージ制御部15は、入力部17により、取得された通信履歴データの中から任意の履歴データが選択されたときは、選択された履歴データの用件名を抽出し、通信接続が行われるときに、この用件名を付加させる。
操作指示情報は、通信接続を要求する情報や、通信履歴データの取得要求、取得した通信履歴データの中から任意の履歴データを選択したり、通信プログラムを選択して使用するアプリケーションを起動させる情報などである。
通信端末1aから通信端末1bに、VoIP通信による電話発信を行う場合、図3において、電話発信S31に示されるように、発信者は通信端末1aの入力部17により、VoIP通信の通信手段を選択してオフフック状態にし、メッセージ入力画面にて、受信者側の通信端末1bの個人識別情報を入力することにより宛先を指定し、通信接続を行う。このとき、さらに発信者は通信端末1aの入力部17により用件名を入力して、電話発信S31の電話発信信号に個人識別情報及び用件名を示す情報を付加して、通信端末1bとの通信接続を行う。
この用件名が付加された着信通知の表示を見た通信端末1bの受信者が応答すると、応答S33に示されるように、通信端末1bは通信接続を許可する応答信号を送信する。これにより、通話S34に示されるように、通信端末1aと通信端末1bとの音声通信(通話)が接続される。
通信履歴データには、通信接続が成功したか失敗したかを示す接続フラグを含めるとよい。
そして、履歴データ検索S52に示されるように、アプリケーションサーバ3bは履歴管理データベース4から、取得要求のあった通信履歴データを検索する。セキュリティ上、利用者が参照できる通信履歴データは、発信者もしくは受信者の個人識別情報が利用者の個人識別情報に合致する通信履歴データのみとなる。履歴データ抽出S53に示されるように、合致した通信履歴データが抽出されアプリケーションサーバ3bに読み出される。
次に、ステップS704に示されるように、用件名が入力された状態で、通信手段が選択される。通信履歴データを参照する利用者には、予め通信手段に関連付けられたアプリケーションを登録しておくことで、通信手段に合致したアプリケーションを自動で起動する。例えば、リアルタイム音声通信であるVoIP通信が選択されると、ソフトフォンのようなVoIP通信のアプリケーションが自動で起動される。
例えば、用件名が「○○について」であるAさんからの電子メールの通信履歴データを選択した状態から、通信手段としてリアルタイム音声通信を選択すると、リアルタイム音声通信に関連付けられたアプリケーションであるソフトフォンが起動し、画面上の宛先欄にAさんの個人識別情報に関連づけられたリアルタイム通信用の宛先(SIP−URI)が、タイトル欄に「Re:○○について」がそれぞれ初期値として入力され、SIPプロトコルヘッダのSubject:が「Re:○○について」となったリアルタイム音声通信を行うことができる。
図9は、本発明の実施例2におけるインターネット環境におけるシステム構成を示す図である。特徴は、インターネット2と、インターネット2以外の第2のネットワーク6との間に通信履歴データの書き込みを行う履歴書き込みゲートウェイ(GW)7が設けられている点である。第2のネットワークには通信端末1a及び通信端末1bと同様に通信を行う通信端末1cと通信端末1d、通信サービスを提供する既存通信サーバ8が接続されている。
通信端末1cは既存通信サーバ8を介して、通信端末1dとの通信を開始する際に、自分のアカウントとパスワードを入力して利用者認証を行う。このとき、通信端末1cと既存通信サーバ8の間には履歴書き込みGW7が設置されているため、利用者認証は履歴書き込みGW7を介して行われる。認証後に実際の通信が行われるが、このとき履歴書き込みGW7は、通信端末1cと既存通信サーバ8との通信を仲介しながら、通信ヘッダから履歴管理データベース4に書き込む内容、通信履歴データを抽出して履歴管理データベース4に書き込む。
実施例2では、既存の通信システムに統合履歴管理データベースへの書き込み機能を付与した例を説明したが、通信システムの代わりに、既存の情報システムにも適用可能である。
実施例3では、既存情報システムサーバ9の例として交通費精算システムをあげているが、見積もり書作成システム、請求書作成システム、Web会議室予約システム、営業活動記録システム、出退勤管理システムなど様々な情報システムにも適用可能である
また、見積もり書作成システム、請求書作成システム、費用清算システムなどへのデータ投入時に、統合履歴管理データベースへ書き込むことで、同用件へ関連するメンバーへの内容問い合わせのようなコミュニケーションや、経緯の探索が効率的となる。
Claims (9)
- 複数の通信手段を有し、通信ネットワークを介して相手通信装置と通信を行うときにメッセージを付加して通信接続を行う通信装置であって、
前記メッセージを含む該通信装置の通信履歴データを記録したデータベースから前記通信履歴データを読み出す履歴読み出し装置に対して、前記通信履歴データの取得要求をして、前記通信履歴データを取得する履歴データ取得手段と、
前記履歴データ取得手段により取得された前記通信履歴データを可視表示手段に表示させる画面制御手段と、
前記可視表示手段に表示された前記通信履歴データの中から任意の履歴データを選択する履歴データ選択手段と、
前記履歴データ選択手段により選択された任意の履歴データに含まれるメッセージを抽出するメッセージ抽出手段と、
前記複数の通信手段の中から任意の通信手段を選択する通信選択手段と、
前記通信選択手段により選択された任意の通信手段の通信接続を行うときに、前記メッセージを付加して通信接続を行う通信接続手段とを備えること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置であって、
該通信装置は、リアルタイム型通信を行う通信手段と、蓄積型通信を行う通信手段とを有すること
を特徴とする通信装置。 - 請求項1又は2記載の通信装置であって、
前記通信履歴データは通信接続の成功又は失敗を示す情報を含むこと
を特徴とする通信装置。 - メッセージを付加してリアルタイム型通信及び蓄積型通信の通信接続を行う通信装置の前記メッセージを含む通信履歴データが記録されるデータベースから通信履歴データを読み出す履歴読み出し装置であって、
通信装置の通信履歴データの取得要求に応じて、前記取得要求のあった通信装置に、前記データベースに記録された通信履歴データの中から前記取得要求のあった通信装置の通信履歴データを読み出して送信すること
を特徴とする履歴読み出し装置。 - 請求項4記載の履歴読み出し装置であって、
前記履歴読み出し装置は、前記取得要求のあった通信装置の識別情報が、前記データベースに記録された通信履歴データの発信者または着信者として記録された識別情報に合致する通信履歴データを読み出して送信すること
を特徴とする履歴読み出し装置。 - 請求項4又は5記載の履歴読み出し装置であって、
前記通信履歴データは通信接続の成功又は失敗を示す情報を含むこと
を特徴とする履歴読み出し装置。 - 通信ネットワークと、
複数の通信手段を有し、前記通信ネットワークを介して、相手通信装置と通信を行うときにメッセージを付加して通信接続を行う通信装置と、
前記メッセージを含む前記通信装置の通信履歴データが記録されるデータベースと、
前記データベースから前記通信履歴データを読み出す履歴読み出し装置とを備える通信ネットワークシステムであって、
前記通信装置は、前記履歴読み出し装置に対して、前記通信履歴データの取得要求をして、前記通信履歴データを取得する履歴データ取得手段と、前記履歴データ取得手段により取得された前記通信履歴データを可視表示手段に表示させる画面制御手段と、前記可視表示手段に表示された前記通信履歴データの中から任意の履歴データを選択する履歴データ選択手段と、前記履歴データ選択手段により選択された任意の履歴データに含まれるメッセージを抽出するメッセージ抽出手段と、前記複数の通信手段の中から任意の通信手段を選択する通信選択手段と、前記通信選択手段により選択された任意の通信手段の通信接続を行うときに、前記メッセージを付加して通信接続を行う通信接続手段とを有すること
を特徴とする通信ネットワークシステム。 - 請求項7記載の通信ネットワークシステムであって、
前記通信装置は、リアルタイム型通信を行う通信手段と、蓄積型通信を行う通信手段とを有すること
を特徴とする通信ネットワークシステム。 - 請求項7又は8記載の通信ネットワークシステムであって、
前記通信履歴データは通信接続の成功又は失敗を示す情報を含むこと
を特徴とする通信ネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004256146A JP2006074506A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 通信装置、履歴読み出し装置、及び通信ネットワークシステム |
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JP2006074506A true JP2006074506A (ja) | 2006-03-16 |
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JP2004256146A Pending JP2006074506A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 通信装置、履歴読み出し装置、及び通信ネットワークシステム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232357A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Nec Infrontia Corp | Ip電話機操作システム、ip電話機操作方法、ip電話機操作プログラム、および記録媒体 |
JP2009246686A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nippon Telegraph & Telephone West Corp | 通信解析装置および通信解析方法 |
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2004
- 2004-09-02 JP JP2004256146A patent/JP2006074506A/ja active Pending
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