JPH10285286A - 情報処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び記憶媒体

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Publication number
JPH10285286A
JPH10285286A JP9088350A JP8835097A JPH10285286A JP H10285286 A JPH10285286 A JP H10285286A JP 9088350 A JP9088350 A JP 9088350A JP 8835097 A JP8835097 A JP 8835097A JP H10285286 A JPH10285286 A JP H10285286A
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JP
Japan
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caller
data
telephone
call
voice
Prior art date
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Application number
JP9088350A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH10285286A publication Critical patent/JPH10285286A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電話の取り継ぎに係わる秘書処理
を代行する情報処理装置及び記憶媒体を提供することで
ある。 【解決手段】 エージェントコンピュータブロック26
は、入出力インターフェースブロック25により、かか
ってきた電話の発信者の音声から当該発信者とこの電話
の取り継ぎ先相手を認識・解析させて前記発信者及び取
り継ぎ先相手を特定し、記憶装置27に格納された部内
電話帳テーブルを参照して前記特定した取り継ぎ先相手
の内線電話番号データを取得してパーソナルコンピュー
タ11に送信し、パーソナルコンピュータ11により発
呼元の電話機と該内線電話番号を有する部内電話機との
間に呼を接続するための呼接続処理を行なわせて前記部
内電話機に該電話を取り継がせる。また、エージェント
コンピュータブロック26は、電話があったことを記し
た電子メールを作成し、パーソナルコンピュータ11に
より該取り継ぎ先相手宛にメール発信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、秘書処理の代行を
可能にする情報処理装置及びその処理プログラムを記憶
する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、企業内では情報化を進める上でパ
ーソナルコンピュータが欠かせないツールになってお
り、社員一人に1台のパーソナルコンピュータが普及し
つつある。また、企業内では社員一人一人のパーソナル
コンピュータを利用した分散作業から得られる情報を集
約して共有化することで、作業効率の向上を図るコンピ
ュータネットワークとしてのLAN(Local Area Netwo
rk)も急速に普及しつつある。
【0003】また、コンピュータネットワークの普及に
伴ってLAN上で社員同士が連絡事項を電子メールで授
受することが頻繁に行われており、さらには、自宅に設
置した通信機能付のパーソナルコンピュータや外出先か
ら通信機能付の携帯情報端末装置(以下、PDA:Pers
onal Digital Assistantという)を利用して公衆回線網
を介して社内のLANにアクセスし、電子メールの授受
を行うことも可能になっている。
【0004】また、インターネットなどのコンピュータ
通信ネットワークを利用して、パーソナルコンピュータ
やPDAから情報サービスセンターにアクセスして所望
の情報の提供やチケット予約などのサービスを受けるこ
とができる情報サービスネットワークも急速に普及して
きている。
【0005】このようなコンピュータネットワークにお
いては、そのネットワーク構造の多様化と階層化が進
み、利用するユーザーが所望の情報にアクセスするため
の操作手順が複雑化する傾向にあるため、コンピュータ
の操作に習熟したユーザー以外の初心者ユーザーにとっ
て、その操作の複雑化がネットワークを利用する際の障
壁となっている。
【0006】そこで、コンピューターや携帯情報端末装
置の多勢を占める初心者ユーザーにも簡便に上記ネット
ワークから所望の情報にアクセス可能とするためのアク
セス用ソフトウエアの開発が盛んになっており、このア
クセス用ソフトウエアの高機能化を図る目的で、近時、
エージェント(代理人)機能を備えたアクセス用ソフト
ウエアの開発及び実用化が図られている。
【0007】このエージェント機能付のアクセス用ソフ
トウエアは、ネットワークにアクセスするパーソナルコ
ンピュータやPDAなどの端末側に導入されると共に、
ネットワーク内に設置されたサービス情報を提供するサ
ーバー側にも導入される。
【0008】そして、端末側のエージェントは、ユーザ
ーによる簡単なコマンド入力に応じて自動的にコンピュ
ータネットワーク内のサーバーにアクセスして、サーバ
ー側のエージェントと連携して処理を行ない、例えば、
情報検索処理やチケット予約などを行なったり、これら
の情報に基づいて個人のスケジュールを調整したりする
ことができる。また、このようなエージェント機能の組
み込まれた端末では、当該端末のみで実行される各種処
理においても簡単なコマンド入力に応じて適切な処理の
実行が可能となり、さらには、アクセスしてきた相手が
当該端末の使用者(ユーザー)以外の場合は公開情報を
制限して相手に適切な応答をするなど、ネットワークへ
アクセスする際のユーザーの操作負担を軽減しつつ、ユ
ーザーにとって個人秘書的な業務を代行させることを目
指している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエージェント機能においては、上述したよう
にネットワークへアクセスする際などのユーザーの操作
負担を軽減することと、ユーザーにとって個人秘書的な
業務を代行させることに主眼をおいていたことから以下
に述べるような課題があった。
【0010】すなわち、例えば、社内において、エージ
ェント機能の組み込まれたコンピュータに接続された、
ある部署の代表電話番号(外線)を有する電話機に対し
て外部から電話がかかってきた場合に、エージェント
は、この電話の発信者やその取り継ぎ先相手を特定した
りせずに該電話を前記電話機に接続してしまう。
【0011】したがって、当該電話に出た社員は、この
電話の発信者に対して取り継ぎ先相手を尋ね、その取り
継ぎ先相手に割り当てられた部内電話機に該電話を取り
継がねばならず、さらに、取り継ぎ先の部内電話機が呼
出応答に応じなかった場合や取り継ぎ先相手が不在の場
合は、その旨を発信者に通知するとともに前記取り継ぎ
先相手宛に電話があったことを示すメモを書き残さなけ
ればならないなど、業務の阻害要因となっていた。
【0012】このように従来のエージェント機能におい
ては、複数のユーザーに対する秘書機能という観点から
見て、電話の取り継ぎに係わる秘書機能のサポートが不
十分であった。
【0013】本発明の課題は、電話の取り継ぎに係わる
秘書処理を代行する情報処理装置及び記憶媒体を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電話の着信に応じてこの電話の応対及び対応する電話機
への取り継ぎを代行する情報処理装置であって、前記電
話の取り継ぎ先受信者データとその電話番号データとを
対応付けて複数記憶する記憶手段と、前記電話の発信者
の音声から当該発信者とこの電話の取り継ぎ先受信者を
認識して該発信者及び受信者を特定する特定手段と、こ
の特定手段により特定された前記受信者の電話番号デー
タを前記記憶手段を参照して特定し、この特定した電話
番号データに基づいて対応する電話機に該電話を取り継
ぐ取り継ぎ手段と、を具備したことを特徴としている。
【0015】この請求項1記載の発明によれば、電話の
着信に応じてこの電話の応対及び対応する電話機への取
り継ぎを代行する情報処理装置であって、特定手段が、
前記電話の発信者の音声から当該発信者とこの電話の取
り継ぎ先受信者を認識して該発信者及び受信者を特定す
ると、取り継ぎ手段が、前記電話の取り継ぎ先受信者デ
ータとその電話番号データとを対応付けて複数記憶した
記憶手段を参照して前記特定された受信者の電話番号デ
ータを特定し、この特定した電話番号データに基づいて
対応する電話機に該電話を取り継ぐ。
【0016】したがって、電話がかかってきたときに、
発信者の音声から当該発信者とこの電話の取り継ぎ先相
手を認識、特定して対応する電話機に該電話を取り継い
でくれるので、従来のように、発信者に対して電話の取
り継ぎ先相手を尋ね、その取り継ぎ先相手の電話機に該
電話を取り継ぐといった一連の電話応対及び電話取り継
ぎに係わる手間と時間を省くことが可能となり、秘書エ
ージェント機能の充実を図ることができる。
【0017】請求項5記載の発明は、電話の着信に応じ
てこの電話の応対を代行する情報処理装置であって、前
記電話の用件の通知先受取人データとメールアドレスデ
ータとを対応付けて複数記憶する記憶手段と、前記電話
の発信者の音声から当該発信者とこの電話の用件の通知
先受取人を認識して該発信者及び受取人を特定する特定
手段と、前記電話の発信者に伝言メッセージの入力を促
し、入力された伝言音声を記録するとともに、前記特定
手段により特定された受取人のメールアドレスデータを
前記記憶手段を参照して特定し、少なくともこの記録し
た伝言音声データと特定した受取人のメールアドレスデ
ータ及び前記特定手段により特定された発信者の情報に
基づいて電子メールを作成するメール作成手段と、この
メール作成手段により作成された電子メールをそのメー
ルアドレスデータに基づいて前記受取人宛に送信するメ
ール送信手段と、を具備したことを特徴としている。
【0018】この請求項5記載の発明によれば、電話の
着信に応じてこの電話の応対を代行する情報処理装置で
あって、特定手段が、前記電話の発信者の音声から当該
発信者とこの電話の用件の通知先受取人を認識して該発
信者及び受取人を特定すると、メール作成手段が、前記
電話の発信者に伝言メッセージの入力を促し、入力され
た伝言音声を記録するとともに、前記特定手段により特
定された受取人のメールアドレスデータを、前記電話の
用件の通知先受取人データとメールアドレスデータとを
対応付けて複数記憶した記憶手段を参照して特定し、少
なくともこの記録した伝言音声データと特定した受取人
のメールアドレスデータ及び前記特定手段により特定さ
れた発信者の情報に基づいて電子メールを作成し、メー
ル送信手段が、この電子メールをそのメールアドレスデ
ータに基づいて前記受取人宛に送信する。
【0019】したがって、電話がかかってきたときに、
発信者の音声から当該発信者とこの電話の用件の通知先
受取人を認識、特定して、当該受取人宛に、発信者から
の伝言音声データを含む電話があったことを記した電子
メールを送信してくれるので、ユーザーは電話にでなく
ても電子メールによりその内容を確認することができ
る。また、電子メールに発信者からの伝言音声データを
添付することにより、電話の用件をニュアンスなどを含
めてより正確にユーザーに把握させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図8は、本発明の情報
処理装置及び記憶媒体を適用したコンピュータシステム
の一実施の形態例について示す図である。まず、構成を
説明する。
【0021】図1は、コンピュータシステムの全体構成
を示すブロック図である。同図においてコンピュータシ
ステム1は、社内においてある部署内の複数のコンピュ
ータからなる部内LANを統括管理するサーバーとして
の処理コンピュータ2とエージェント装置3とからな
り、この処理コンピュータ2とエージェント装置3はデ
ータ回線Lを介して接続されている。
【0022】処理コンピュータ2は、パーソナルコンピ
ュータ(PC)11、表示装置12、記憶装置13、記
憶媒体14、入力装置15、及び通信インターフェース
16により構成されており、さらに通信インターフェー
ス16には、当該部署の代表電話番号(外線)を有する
電話機4が接続されている。
【0023】パーソナルコンピュータ11は、記憶装置
13に記憶されているシステムプログラム及び当該シス
テムに対応する各種アプリケーションプログラム(各種
アプリケーションP)の中から指定されたアプリケーシ
ョンプログラムを図示しない内蔵RAM(Random Acces
s Memory)のプログラム展開領域に展開する。また、入
力装置15や後述するエージェント装置3から入力され
た各種指示及びデータなどを内蔵RAMの所定領域に格
納し、この入力指示及び入力データなどに応じて前記プ
ログラム展開領域に展開したアプリケーションプログラ
ムに従って各種処理を実行し、その処理結果を入力装置
15から指示された記憶装置13内の保存先に格納する
とともに、表示装置12に表示する。
【0024】このアプリケーションプログラムに従った
各種処理の中には、例えば、当該処理コンピュータ2が
統括管理する部内LANにおいて、各コンピュータの電
子メールの通信制御を行なうメール通信制御処理などが
含まれる。
【0025】また、パーソナルコンピュータ11は、エ
ージェント装置3からデータ回線Lを介して入力される
情報検索要求に応じて、記憶装置13内に格納された情
報データベースに対して各種情報検索処理を実行し、そ
の処理結果をエージェント装置3に転送する。さらに、
パーソナルコンピュータ11は、通信インターフェース
16により公衆回線網を介して外部の図示しない処理コ
ンピュータに対してアクセスして、エージェント装置3
からデータ回線Lを介して入力される情報検索のための
各種要求に応じた情報検索処理を依頼し、その処理結果
を他の処理コンピュータから受信してエージェント装置
3に転送する機能を有する。
【0026】加えて、パーソナルコンピュータ11は、
通信インターフェース16により公衆回線網を介して外
部の図示しない電話機から当該処理コンピュータ2に接
続された電話機4への着呼を受信すると、その旨をエー
ジェント装置3に通知し、この着呼に対してエージェン
ト装置3から伝送される各種応対用の音声メッセージを
通信インターフェース16を介して発呼元の電話機に送
出し、また、この音声メッセージに対する相手の電話機
からの応答音声をエージェント装置3に送出する。そし
て、エージェント装置3から内線電話番号データを受信
すると、前記電話機4にかかってきた電話を社内回線網
を介して該内線電話番号を有する部内電話機に接続する
ための呼接続処理を実行する。
【0027】表示装置12は、CRT(Cathode Ray Tu
be)や液晶表示パネルなどにより構成され、パーソナル
コンピュータ11から入力される表示データを表示す
る。例えば、表示装置12には、エージェント装置3か
らの情報検索要求などに応じてパーソナルコンピュータ
11により実行される各処理に際して、エージェント装
置3から転送される要求や検索情報の内容などが表示さ
れる。
【0028】記憶装置13は、プログラムやデータなど
が予め記憶されている、或いは記憶される記憶媒体14
を有しており、この記憶媒体14は磁気的、光学的記録
媒体、若しくは半導体メモリにより構成されている。
【0029】なお、記憶媒体14は記憶装置13に固定
的に設けられたものであってもよいし、或いは、記憶装
置13に着脱自在に装着するものであってもよい。ま
た、この記憶媒体14には、上記システムプログラム及
び当該システムに対応する各種アプリケーションプログ
ラム、情報データベース及び前記各処理プログラムで処
理されたデータなどが記憶される。
【0030】また、この記憶媒体14に記憶されるプロ
グラム、データなどは、通信インターフェース16によ
り公衆回線網などの通信回線を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成としてもよく、更に、通信
回線を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体14
を備えた記憶装置13を設け、この記憶媒体14に記憶
されているプログラム、データなどを通信インターフェ
ース16により通信回線を介して受信して使用する構成
としてもよい。
【0031】入力装置15は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キーなどを備え、押下されたキーの押
下信号をパーソナルコンピュータ11に出力する。
【0032】通信インターフェース16は、パーソナル
コンピュータ11から入力される通信要求に応じて公衆
回線網を介して他の処理コンピュータと接続し、他の処
理コンピュータとの間でデータの授受を行って受信デー
タをパーソナルコンピュータ11に転送する。
【0033】また、通信インターフェース16は、当該
通信インターフェース16に接続された電話機4からの
発呼要求に応じて、公衆回線網を介して相手先の電話機
との間で呼を接続/遮断するための通信プロトコルを実
行するとともに、公衆回線網を介した外部の電話機から
の電話機4への着呼を受信すると、この発呼元の外部の
電話機と、エージェント装置3からパーソナルコンピュ
ータ11を介して指示された部内電話機との間で呼を接
続/遮断するための通信プロトコルを実行する。
【0034】さらに、通信インターフェース16では、
当該部内LANにおける各コンピュータの電子メールの
送受信に際し、前記各コンピュータや他部署のサーバー
としての処理コンピュータなどとの間で電子メールの送
信/受信を行なうための通信プロトコルを実行する。
【0035】次に、図2は、図1に示したエージェント
装置3の要部構成を示すブロック図である。同図におい
てエージェント装置3の内部構成は、入出力インターフ
ェースコンピュータブロック(IC)25と、エージェ
ントコンピュータブロック26とに大別される。入出力
インターフェースコンピュータブロック(IC)25に
は、音声出力装置21、音声入力装置22、表示装置2
3、及び記憶装置24が接続され、一方、エージェント
コンピュータブロック26には、記憶装置27、記憶媒
体28、及びPCインターフェース29が接続されてい
る。
【0036】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック25は、音声入力装置22から入力された音声命令
データ、或いはPCインターフェース29を介してエー
ジェントコンピュータブロック26から入力された発呼
元の電話機からの音声データについて、記憶装置24に
格納された音声認識処理プログラム(音声認識P)によ
りその命令内容、或いは音声内容を認識する。そして、
当該認識した命令内容、或いは音声内容から情報検索処
理に係る要求内容の分類及び意味内容、或いは電話応対
に係る音声内容を記憶装置24に格納された意味解析処
理プログラム(意味解析P)により解析して、解析結果
をエージェントコンピュータブロック26に出力する。
【0037】また、入出力インターフェースコンピュー
タブロック25は、前記出力した解析結果に基づいてエ
ージェントコンピュータブロック26において実行され
る情報検索処理などの際に、検索された候補情報などを
記憶装置24に格納された音声変換処理プログラム(音
声変換P)により音声データに変換して音声出力装置2
1により音声として出力させる。
【0038】音声出力装置21は、入出力インターフェ
ースコンピュータブロック25から入力された音声デー
タをD/A変換処理し、内蔵するスピーカーから音声と
して出力する。音声入力装置22は、内蔵するマイクに
よって集音されたユーザーの音声命令をA/D変換処理
し、音声命令データとして入出力インターフェースコン
ピュータブロック25に出力する。
【0039】表示装置23は、CRTや液晶表示パネル
などにより構成され、入出力インターフェースコンピュ
ータブロック25から入力される表示データを表示す
る。例えば、表示装置23には、エージェントコンピュ
ータブロック26によって実行される情報検索処理に際
して、入出力インターフェースコンピュータブロック2
5に入力される音声命令や検索情報の内容などが表示さ
れる。
【0040】記憶装置24は、入出力インターフェース
コンピュータブロック25により実行される音声認識処
理プログラム、意味解析処理プログラム、音声変換処理
プログラム、及び意味解析処理などの際に利用される各
種辞書データなどを記憶する。
【0041】エージェントコンピュータブロック26
は、PCインターフェース29により処理コンピュータ
2から電話機4に対する着呼要求がある旨の通知を受け
ると、記憶装置27に記憶されたエージェント基本プロ
グラムの一部である後述する電話着信処理(図5及び図
6参照)を実行する。
【0042】この電話着信処理においてエージェントコ
ンピュータブロック26は、発呼元の電話機からの音声
データをパーソナルコンピュータ11からPCインター
フェース29を介して受信すると、この音声データを入
出力インターフェースブロック25に転送して音声認識
処理及び意味解析処理を実行させ、この電話の発信者と
取り継ぎ先相手の名前を認識・解析させて特定する。そ
して、記憶装置27に格納された部内電話帳テーブル
(図3参照)を参照し、この取り継ぎ先相手の内線電話
番号データを取得して、この内線電話番号データをパー
ソナルコンピュータ11に送信し、パーソナルコンピュ
ータ11により発呼元の電話機と該内線電話番号を有す
る部内電話機との間に呼を接続するための呼接続処理を
行なわせて前記部内電話機に該電話を取り継がせる。
【0043】また、エージェントコンピュータブロック
26は、パーソナルコンピュータ11により該当する部
内電話機に電話を取り継がせた際に、この部内電話機が
所定時間以上呼出応答に応じなかった場合に、伝言メッ
セージの入力を促す音声メッセージデータをパーソナル
コンピュータ11に送信し、パーソナルコンピュータ1
1により該音声メッセージデータを発呼元の電話機に送
信させる。そして、この音声メッセージに応じて入力さ
れた発呼元の電話機からの伝言音声を音声ファイルデー
タとして記録するとともに、この音声ファイルデータを
入出力インターフェースブロック25に転送して音声認
識処理及び意味解析処理を実行させ、伝言内容を認識・
解析させてテキストデータに変換させる。その後、部内
電話帳テーブルを参照して取り継ぎ先相手のメールアド
レスデータを取得した後、記憶装置27に格納されたメ
ールフォーマットデータに基づいて図4に示すデータ構
成の電子メールを作成してパーソナルコンピュータ11
に送信し、パーソナルコンピュータ11により該電子メ
ールをそのメールアドレスを有する前記取り継ぎ先相手
宛に送信させる。
【0044】記憶装置27は、プログラムやデータなど
が予め記憶されている、或いは記憶される記憶媒体28
を有しており、この記憶媒体28は磁気的、光学的記録
媒体、若しくは半導体メモリにより構成されている。
【0045】なお、記憶媒体28は記憶装置27に固定
的に設けられたものであってもよいし、或いは、記憶装
置27に着脱自在に装着するものであってもよい。ま
た、この記憶媒体28には、エージェントコンピュータ
ブロック26が実行するエージェント基本プログラムの
一部としての電話着信処理プログラム、相手電話機から
の音声内容に応じて取り継ぎ先の部内電話機を特定する
ためのデータを格納した部内電話帳テーブル、取り継ぎ
先の部内電話機において呼出応答が無かった場合に、こ
の取り継ぎ先の社員に対して電話の相手や用件などを通
知する電子メールのデータ構成を設定するメールフォー
マットデータなどが記憶される。
【0046】図3は、上記部内電話帳テーブルのデータ
構成について示す図である。同図に示す部内電話帳テー
ブルは、部内電話帳データとして、当該部署に属する社
員の「氏名」データ、「内線電話番号」データ、及び
「メールアドレス」データを関連付けて複数格納してい
る。
【0047】また図4は、上記メールフォーマットデー
タにより設定される電子メールのデータ構成について示
す図である。取り継ぎ先の部内電話機において呼出応答
が無かった場合に、この取り継ぎ先の社員に対して送信
される電子メールは、図4に示すように、「宛先人(電
話取り継ぎ先の社員)」のメールアドレスデータと名前
データ、「差出人(電話発信者)」の名前データとその
電話番号データ、着信日時データ、及び発信者からの伝
言音声を記録した音声ファイルデータとその伝言音声内
容をテキストデータとして記録したテキストファイルデ
ータにより構成される。
【0048】また、この記憶媒体28に記憶されるプロ
グラム、データなどは、PCインターフェース29によ
りデータ回線Lなどの通信回線を介して接続されたパー
ソナルコンピュータ11などの他の機器から受信して記
憶する構成としてもよく、また、前記パーソナルコンピ
ュータ11や他の機器側に上記記憶媒体28を備えた記
憶装置27を設け、この記憶媒体28に記憶されている
プログラム、データなどをPCインターフェース29に
より通信回線を介して受信して使用する構成としてもよ
い。
【0049】PCインターフェース29は、エージェン
トコンピュータブロック26から入力される通信要求に
応じてエージェント装置3と処理コンピュータ2とをデ
ータ回線Lを介して接続し、この処理コンピュータ2と
の間で情報検索要求や検索情報、或いは相手電話機から
の音声データや各種応対用の音声メッセージデータ、取
り継ぎ先の部内電話機の内線電話番号データ、電子メー
ルなどの送受信を行なう。以上が本実施の形態における
コンピュータシステム1の構成である。
【0050】次に動作を説明する。前記エージェント装
置3のエージェントコンピュータブロック26により実
行される電話着信処理について、図5及び図6に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、図5及び図6
に示すフローチャートに記載した各機能を実現するプロ
グラムは、エージェントコンピュータブロック26内の
CPU(Central Processing Unit )が読取り可能なプ
ログラムコードの形態で記憶装置27に記憶されてい
る。
【0051】図1のパーソナルコンピュータ11は、通
信インターフェース16により公衆回線網を介して外部
の図示しない電話機から当該部署の代表電話番号を有す
る電話機4に対する着呼を受信すると、前記相手先電話
機との間で呼を接続するための通信プロトコルを実行す
る。この際、パーソナルコンピュータ11では、発信者
番号通知サービスなどに基づいて相手電話機の電話番号
を取得するとエージェント装置3に通知し、この着呼に
よりエージェント装置3内のエージェントコンピュータ
ブロック26では、記憶装置27に格納されている電話
着信処理プログラムを読み出して内蔵RAM(図示省
略)に展開し、その処理を開始する。
【0052】エージェントコンピュータブロック26で
は、パーソナルコンピュータ11から相手電話機の電話
番号データを取得すると(ステップS1)、記憶装置2
7に予め記憶された応対メッセージ「はい、〜部です。
どちらさまですか?」という音声データをPCインター
フェース29を介してパーソナルコンピュータ11に伝
送し、パーソナルコンピュータ11から通信インターフ
ェース16を介して相手先電話機に伝送させる(ステッ
プS2)。
【0053】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記伝送した応対メッセージに対する相手先
からの応答音声データ(例えば、私は「名前」です)を
パーソナルコンピュータ11からPCインターフェース
29を介して受信すると、その応答音声データを入出力
インターフェースブロック25に転送して記憶装置24
内の音声認識プログラムにより音声認識させるとともに
(ステップS3)、その認識させた応答音声の内容を記
憶装置24内の意味解析プログラムにより解析させる
(ステップS4)。
【0054】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記音声認識処理及び意味解析処理により認
識・解析された応答音声から電話相手(発信者)の「名
前」を特定すると、この発信者の名前データを内蔵RA
Mの所定領域に格納した後(ステップS5)、次いで、
記憶装置27に予め記憶された問合わせメッセージ「ど
なたへ電話でしょうか?」という音声データをPCイン
ターフェース29を介してパーソナルコンピュータ11
に伝送し、パーソナルコンピュータ11から通信インタ
ーフェース16を介して相手先電話機に伝送させる(ス
テップS6)。
【0055】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記伝送した問合わせメッセージに対する相
手先からの応答音声データ(例えば、「名前」さんに電
話なのですが)をパーソナルコンピュータ11からPC
インターフェース29を介して受信すると、この相手先
からの応答音声データを入出力インターフェースブロッ
ク25に転送し、ステップS7及びS8において上記ス
テップS4及びS5と同様に前記応答音声データについ
て音声認識処理及び意味解析処理を実行させる。
【0056】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、電話相手からの応答音声データに基づいて取
り継ぎ先相手の「名前」を特定すると、この取り継ぎ先
相手の名前データを内蔵RAMの所定領域に格納した後
(ステップS9)、この名前データと記憶装置27に格
納された部内電話帳テーブル(図3参照)の「氏名」デ
ータとを照合して、取り継ぎ先相手の「内線電話番号」
データを取得する(ステップS10)。
【0057】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記取得した内線電話番号データをPCイン
ターフェース29を介してパーソナルコンピュータ11
に伝送する。パーソナルコンピュータ11では、エージ
ェントコンピュータブロック26からの内線電話番号デ
ータに基づいて、通信インターフェース16により社内
回線を介して該当する部内電話機に呼出信号を送出して
呼出音を鳴音させ、取り継ぎ先相手を呼出させる(ステ
ップS11)。
【0058】その後、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記該当する部内電話機において所定時間内
に送受話器の取り上げ操作(オフフック操作)が行なわ
れたか否かを、当該部内電話機から通信インターフェー
ス16、パーソナルコンピュータ11、及びPCインタ
ーフェース29を介して入力されるオフフック信号に基
づいて判別する(ステップS12)。
【0059】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、前記部内電話機において所定時間内にオフフ
ック操作が行なわれたと判別した場合は、上記ステップ
S5において内蔵RAMの所定領域に格納した発信者の
名前データを読み出すとともに、記憶装置27に予め記
憶された取り継ぎメッセージに基づいて、「「名前」さ
んから電話がかかっています。取り継ぎします。」とい
う音声データをPCインターフェース29を介してパー
ソナルコンピュータ11に伝送し、パーソナルコンピュ
ータ11から通信インターフェース16を介して前記取
り継ぎ先の部内電話機に伝送させる(ステップS1
3)。
【0060】その後、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、呼接続信号をPCインターフェース29を介
してパーソナルコンピュータ11に伝送する。パーソナ
ルコンピュータ11では、この呼接続信号の受信に応じ
て通信インターフェース16により発呼元の電話機と前
記取り継ぎ先の部内電話機とを接続させる(ステップS
14)。これによりエージェントコンピュータブロック
26は当該電話着信処理を終了する。
【0061】一方、エージェントコンピュータブロック
26は、上記ステップS12において前記部内電話機で
所定時間内にオフフック操作が行なわれなかったと判別
した場合は、上記ステップS9において内蔵RAMの所
定領域に格納した取り継ぎ先相手の名前データを読み出
すとともに、記憶装置27に予め記憶された相手先(発
信者)への伝言入力メッセージに基づいて、「「名前」
は、只今、席をはずしております。電話があったことを
通知致しますが伝言があればお願いします。」という音
声データをPCインターフェース29を介してパーソナ
ルコンピュータ11に伝送し、パーソナルコンピュータ
11から通信インターフェース16を介して発呼元の電
話機に伝送させる(ステップS15)。
【0062】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記伝言入力メッセージに対する相手先から
の伝言音声データをパーソナルコンピュータ11からP
Cインターフェース29を介して受信すると、この相手
先からの伝言音声データを音声ファイルデータとして内
蔵RAMに格納するとともに(ステップS16)、この
音声ファイルデータを入出力インターフェースブロック
25に転送し、ステップS17及びS18において上記
ステップS4及びS5と同様に前記音声ファイルデータ
について音声認識処理及び意味解析処理を実行させる。
【0063】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記音声認識処理及び意味解析処理によりテ
キストデータ化された相手先からの伝言音声内容をテキ
ストファイルデータとして内蔵RAMに格納する(ステ
ップS19)。
【0064】その後、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記ステップS9において内蔵RAMの所定
領域に格納した取り継ぎ先相手の名前データを読み出し
て、この名前データと記憶装置27に格納された部内電
話帳テーブル(図3参照)の「氏名」データとを照合し
て、取り継ぎ先相手の「メールアドレス」データを取得
する(ステップS20)。
【0065】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、現在日時データを取得するとともに、内蔵R
AMの所定領域に格納した取り継ぎ先相手のメールアド
レスデータと名前データ、発信者の名前データとその電
話番号データ、伝言内容を記録した音声ファイルデータ
とテキストファイルデータを読み出して、記憶装置27
に格納されたメールフォーマットデータに基づいて図4
に示したデータ構成を有する電子メールを作成する(ス
テップS21)。
【0066】そして、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記作成した電子メールをPCインターフェ
ース29を介してパーソナルコンピュータ11に伝送
し、パーソナルコンピュータ11では、この電子メール
のメールアドレスを有するユーザー(社員)が当該部内
LANにアクセスしているか否かを判別して、アクセス
している場合は、前記ユーザーの使用中のコンピュータ
に通信インターフェース16により該電子メールを送信
する。
【0067】また、パーソナルコンピュータ11では、
前記ユーザーが当該部内LANにアクセスしていないと
判別した場合は、電子メールを記憶装置13に格納し、
該ユーザーが当該部内LANにアクセスしてきた時に、
記憶装置13から前記電子メールを読み出して、この電
子メールを前記ユーザーの使用しているコンピュータに
通信インターフェース16により送信する(ステップS
22)。以上が本実施の形態における電話着信処理の動
作手順である。
【0068】なお、上記電話着信処理においては、取り
継ぎ先相手の特定を当該相手の名前により行なう制御構
成としたが、これは前記内容に限定されるものではな
く、例えば、課名や係名などの所属データ、役職データ
などから取り継ぎ先相手の特定を行なう制御構成であっ
てもよい。さらには、これらの組合せにより取り継ぎ先
相手の特定を行なう制御構成としてもよい。
【0069】また、上記電話着信処理においては、相手
先からの伝言音声を記録した音声ファイルデータを入出
力インターフェースブロック25により音声認識処理及
び意味解析処理を実行させてテキストデータに変換さ
せ、その全文をテキストファイルデータとして電子メー
ルに付加する制御構成としたが、これは前記内容に限定
されるものではなく、入出力インターフェースブロック
25によりテキストデータに変換させた伝言音声内容に
ついて、電話の用件に係わる部分のみを特定して抽出
し、この抽出した電話の用件に係わる部分のみをテキス
トファイルデータとして電子メールに付加する制御構成
としてもよい。
【0070】また、上記電話着信処理においては、電話
の取り継ぎ先相手が不在の場合(取り継ぎ先の部内電話
機が所定時間以上呼出応答に応じなかった場合)に、電
話があったことを記した電子メールを作成して該取り継
ぎ先相手宛に送信する制御構成としたが、これは前記内
容に限定されるものではなく、電話の発信者の音声内容
から当該発信者とこの電話の用件の通知先受取人(上記
電話着信処理において電話の取り継ぎ先相手に該当す
る)を特定し、電話があったことを記した電子メールを
作成して該通知先受取人宛に送信する制御構成、すなわ
ち、電話の取り継ぎを行なわずに、かかってきた全ての
電話について電話があったことを記した電子メールを作
成して該通知先受取人宛に送信する制御構成としてもよ
い。
【0071】次に、本実施の形態の変形例について図7
及び図8を参照して説明する。この変形例において、上
記エージェント装置3内の入出力インターフェースブロ
ック25に接続された記憶装置24には、更に、電話の
発信者の音声(声紋)から当該発信者を特定するための
データを格納した声紋データテーブル、及び声紋照合処
理プログラムが記憶されている。
【0072】図7は、上記声紋データテーブルのデータ
構成について示す図である。同図に示す声紋データテー
ブルは、当該部署と取引のある他部署の担当者や他会社
の担当者、当該部署に属する社員などの「氏名」データ
と、その照合用の声紋パターンデータとを対応付けて複
数格納している。
【0073】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック25では、音声入力装置22から音声命令データ
が、或いは、PCインターフェース29を介してエージ
ェントコンピュータブロック26から発呼元の電話機か
らの音声データが入力されると、記憶装置24に記憶さ
れた声紋照合処理プログラムを実行して、前記入力され
た音声命令データや発呼元の電話機からの音声データを
前記声紋データテーブル(図7参照)に格納された各声
紋パターンデータと照合し、音声命令を行なったオペレ
ータや電話の発信者を特定して、特定結果をエージェン
トコンピュータブロック26に出力する。
【0074】次に、図8は、エージェントコンピュータ
ブロック26により実行される電話着信処理(図5及び
図6参照)の変形例について示すフローチャートであ
る。同図に示す電話着信処理の変形例において、エージ
ェントコンピュータブロック26では、パーソナルコン
ピュータ11から相手電話機の電話番号データを取得す
ると(ステップS31)、記憶装置27に予め記憶され
た応対メッセージをパーソナルコンピュータ11に伝送
し、パーソナルコンピュータ11から通信インターフェ
ース16を介して相手先電話機に伝送させる(ステップ
S32)。
【0075】次いで、エージェントコンピュータブロッ
ク26は、上記伝送した応対メッセージに対する相手先
からの応答音声データ(例えば、私は「名前」です)を
パーソナルコンピュータ11からPCインターフェース
29を介して受信すると、その応答音声データを入出力
インターフェースブロック25に転送する。入出力イン
ターフェースブロック25では、応答音声データの入力
に応じて声紋照合処理プログラムを起動し、パターン認
識(Pattern Recognition )により声紋データテーブル
(図7参照)を参照して声紋照合を行ない(ステップS
33)、電話相手(発信者)を特定して、特定結果をエ
ージェントコンピュータブロック26に出力する(ステ
ップS34)。
【0076】エージェントコンピュータブロック26で
は、入出力インターフェースブロック25により特定さ
れ、転送された発信者の「名前」データを内蔵RAMの
所定領域に格納した後、前述した電話着信処理(図5及
び図6)のステップS6に移行する。以上が本実施の形
態の変形例についての説明である。
【0077】以上のようなことから本実施の形態におけ
るコンピュータシステム1によれば、エージェント装置
3内のエージェントコンピュータブロック26(特定手
段及び取り継ぎ手段)は、入出力インターフェースブロ
ック25により、かかってきた電話の発信者の音声から
当該発信者とこの電話の取り継ぎ先相手(受信者)を認
識・解析させて前記発信者及び取り継ぎ先相手を特定
し、記憶装置27に格納された部内電話帳テーブル(記
憶手段)を参照して前記特定した取り継ぎ先相手の内線
電話番号データを取得してパーソナルコンピュータ11
に送信し、パーソナルコンピュータ11(取り継ぎ手
段)では、通信インターフェース16により発呼元の電
話機と該内線電話番号を有する部内電話機との間に呼を
接続するための呼接続処理を行なわせて前記部内電話機
に該電話を取り継ぐ。
【0078】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(特定手段)は、前記発
信者及び取り継ぎ先相手(受信者)を特定する際に、入
出力インターフェースブロック25により、かかってき
た電話の発信者の音声内容から当該発信者とこの電話の
取り継ぎ先相手を特定する名前や所属、役職など(発信
者特定情報と受信者特定情報)を認識・解析させ、この
認識・解析させた名前や所属、役職などに基づいて該発
信者及び取り継ぎ先相手を特定する。
【0079】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(特定手段)は、前記発
信者及び取り継ぎ先相手(受信者)を特定する際に、入
出力インターフェースブロック25により、かかってき
た電話の発信者の音声を、記憶装置24に格納された声
紋データテーブル(声紋データ記憶手段)の各声紋パタ
ーンデータと照合することにより該発信者を特定させる
とともに、かかってきた電話の発信者の音声内容からこ
の電話の取り継ぎ先相手を特定する名前や所属、役職な
ど(受信者特定情報)を認識・解析させ、この認識・解
析させた名前や所属、役職などに基づいて該取り継ぎ先
相手を特定する。
【0080】したがって、電話がかかってきたときに、
発信者の音声内容や音声の特徴(声紋)から当該発信者
とこの電話の取り継ぎ先相手を認識、特定して対応する
部内電話機に該電話を取り継いでくれるので、従来のよ
うに、発信者に対して電話の取り継ぎ先相手を尋ね、そ
の取り継ぎ先相手に割り当てられた部内電話機に該電話
を取り継ぐといった一連の電話応対及び電話取り継ぎに
係わる手間と時間を省くことが可能となる。
【0081】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(特定手段、メール作成
手段、及びメール送信手段)は、パーソナルコンピュー
タ11(取り継ぎ手段)により該当する部内電話機に電
話を取り継がせた際に、この部内電話機が所定時間以上
呼出応答に応じなかった場合に、入出力インターフェー
スブロック25により、かかってきた電話の発信者の音
声内容から当該電話の用件を認識・解析させて特定する
とともに、記憶装置27に格納された部内電話帳テーブ
ル(記憶手段)を参照して前記特定した取り継ぎ先相手
のメールアドレスデータを取得して、この特定した電話
の用件と取り継ぎ先相手のメールアドレスデータ及び前
記特定した発信者の情報などに基づいて電子メールを作
成してパーソナルコンピュータ11に送信し、パーソナ
ルコンピュータ11(メール送信手段)では、通信イン
ターフェース16により該電子メールをそのメールアド
レスを有する取り継ぎ先相手宛に送信する。
【0082】したがって、電話の取り継ぎ先の相手が不
在の場合は、当該相手宛に電話があったことを記した電
子メールを送信してくれるので、社員は不在時に電話が
あったことを電子メールにより確認することができる。
また、従来のように、取り継ぎ先相手の不在を発信者に
通知したり、この取り継ぎ先相手宛に電話があったこと
を記したメモを書き残すなどといった一連の電話応対及
びメモ作成に係わる手間と時間を省くことが可能とな
る。加えて、電子メールによって電話があったことを通
知する構成としたことにより、例えば、営業先や出張先
からでも通信機能付のPDAなどを利用して公衆回線網
を介して社内LANにアクセスすることで、不在時に自
分宛の電話があったか否か、また、あった場合はその電
話の相手や用件などの情報を容易に知ることができるよ
うになる。
【0083】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(特定手段、メール作成
手段、及びメール送信手段)は、入出力インターフェー
スブロック25により、かかってきた電話の発信者の音
声から当該発信者とこの電話の用件の通知先受取人を認
識・解析させて前記発信者及び受取人を特定すると、こ
の電話の発信者に伝言メッセージの入力を促す音声デー
タをパーソナルコンピュータ11及び通信インターフェ
ース16を介して送信し、入力された伝言音声を音声フ
ァイルデータとして記録するとともに、記憶装置27に
格納された部内電話帳テーブル(記憶手段)を参照して
前記特定した受取人のメールアドレスデータを取得し
て、この記録した音声ファイルデータと特定した受取人
のメールアドレスデータ及び前記特定した発信者の情報
などからなる電子メールを作成してパーソナルコンピュ
ータ11に送信し、パーソナルコンピュータ11(メー
ル送信手段)では、通信インターフェース16により該
電子メールをそのメールアドレスを有する受取人宛に送
信する。
【0084】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(特定手段)は、前記発
信者及び受取人を特定する際に、入出力インターフェー
スブロック25により、かかってきた電話の発信者の音
声内容から当該発信者とこの電話の用件の通知先受取人
を特定する名前や所属、役職など(発信者特定情報と受
取人特定情報)を認識・解析させ、この認識・解析させ
た名前や所属、役職などに基づいて該発信者及び受取人
を特定する。
【0085】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(特定手段)は、前記発
信者及び受取人を特定する際に、入出力インターフェー
スブロック25により、かかってきた電話の発信者の音
声を、記憶装置24に格納された声紋データテーブル
(声紋データ記憶手段)の各声紋パターンデータと照合
することにより該発信者を特定させるとともに、かかっ
てきた電話の発信者の音声内容からこの電話の用件の通
知先受取人を特定する名前や所属、役職など(受取人特
定情報)を認識・解析させ、この認識・解析させた名前
や所属、役職などに基づいて該受取人を特定する。
【0086】したがって、電話がかかってきたときに、
発信者の音声内容や音声の特徴(声紋)から当該発信者
とこの電話の用件の通知先受取人を認識、特定して、当
該受取人宛に、発信者からの伝言音声データを含む電話
があったことを記した電子メールを送信してくれるの
で、社員は電話にでなくても電子メールによりその内容
を確認することができる。また、電子メールに発信者か
らの伝言音声データを添付することにより、電話の用件
をニュアンスなどを含めてより正確に社員に把握させる
ことができる。
【0087】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、エージェント装置3内のエージェ
ントコンピュータブロック26(メール作成手段)は、
前記記録した音声ファイルデータを入出力インターフェ
ースブロック25により認識・解析させてテキストデー
タに変換し、この変換したテキストファイルデータと前
記特定した受取人のメールアドレスデータ及び前記特定
した発信者の情報などに基づいて電子メールを作成す
る。
【0088】したがって、電話がかかってきたときに、
発信者の音声内容や音声の特徴(声紋)から当該発信者
とこの電話の用件の通知先受取人を認識、特定し、当該
受取人宛に、発信者からの伝言音声データをテキスト化
して、このテキスト化された伝言内容を文面とする電話
があったことを記した電子メールを送信してくれるの
で、社員は電話にでなくても電子メールの文面によりそ
の内容を確認することができる。
【0089】以上、本発明を実施の形態に基づいて具体
的に説明したが、本発明は上記実施の形態例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変
更可能であることは勿論である。
【0090】例えば、本発明を、家庭内において、複数
の子機を有する親機(電話機)が接続されたパーソナル
コンピュータに適用すれば、かかってきた電話を家族の
各員に割り当てられた子機に自動的に取り継ぐことが可
能となる。さらにこのような場合、家庭内で前記パーソ
ナルコンピュータを含む複数のパーソナルコンピュータ
からなるLANが構築されていれば、取り継ぎ先相手と
なる家族の者が不在の場合に、この取り継ぎ先相手宛に
電話があったことを示す、発信者や電話の用件、着信日
時などからなる電子メールが通知される。なお、このよ
うな場合、取り継ぎ先相手となる家族の者を特定する際
には、家族の名前は勿論のこと、あだ名や「お父さ
ん」、「おばあちゃん」などといった属性情報で取り継
ぎ先相手を特定する制御構成としてもよい。
【0091】
【発明の効果】請求項1〜3及び9記載の発明によれ
ば、電話がかかってきたときに、発信者の音声内容や音
声の特徴(声紋)から当該発信者とこの電話の取り継ぎ
先相手を認識、特定して対応する電話機に該電話を取り
継いでくれるので、従来のように、発信者に対して電話
の取り継ぎ先相手を尋ね、その取り継ぎ先相手の電話機
に該電話を取り継ぐといった一連の電話応対及び電話取
り継ぎに係わる手間と時間を省くことが可能となり、秘
書エージェント機能の充実を図ることができる。
【0092】請求項4記載の発明によれば、電話の取り
継ぎ先相手が不在の場合は、当該相手宛に電話があった
ことを記した電子メールを送信してくれるので、ユーザ
ーは不在時に電話があったことを電子メールにより確認
することができる。また、従来のように、取り継ぎ先相
手の不在を発信者に通知したり、この取り継ぎ先相手宛
に電話があったことを記したメモを書き残すなどといっ
た一連の電話応対及びメモ作成に係わる手間と時間を省
くことが可能となり、秘書エージェント機能の充実を図
ることができる。加えて、電子メールによって電話があ
ったことを通知する構成としたことにより、例えば、外
出先からでも通信機能付のPDAなどを利用して公衆回
線網を介して社内LANにアクセスすることで、不在時
に自分宛の電話があったか否か、また、あった場合はそ
の電話の相手や用件などの情報を容易に知ることができ
るようになる。
【0093】請求項5〜7及び10記載の発明によれ
ば、電話がかかってきたときに、発信者の音声内容や音
声の特徴(声紋)から当該発信者とこの電話の用件の通
知先受取人を認識、特定して、当該受取人宛に、発信者
からの伝言音声データを含む電話があったことを記した
電子メールを送信してくれるので、ユーザーは電話にで
なくても電子メールによりその内容を確認することがで
きる。また、電子メールに発信者からの伝言音声データ
を添付することにより、電話の用件をニュアンスなどを
含めてより正確にユーザーに把握させることができる。
【0094】請求項8記載の発明によれば、電話がかか
ってきたときに、発信者の音声内容や音声の特徴(声
紋)から当該発信者とこの電話の用件の通知先受取人を
認識、特定し、当該受取人宛に、発信者からの伝言音声
データをテキスト化して、このテキスト化された伝言内
容を文面とする電話があったことを記した電子メールを
送信してくれるので、ユーザーは電話にでなくても電子
メールの文面によりその内容を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンピュータシステム1の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】図1のエージェント装置3の要部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の記憶装置27に格納された部内電話帳テ
ーブルのデータ構成を示す図である。
【図4】図2の記憶装置27に格納されたメールフォー
マットデータにより設定される電子メールのデータ構成
について示す図である。
【図5】図2のエージェントコンピュータブロック26
により実行される電話着信処理のフローチャートである
(その1)。
【図6】図2のエージェントコンピュータブロック26
により実行される電話着信処理のフローチャートである
(その2)。
【図7】変形例において図2の記憶装置24に格納され
る声紋データテーブルのデータ構成について示す図であ
る。
【図8】図2のエージェントコンピュータブロック26
により実行される電話着信処理の変形例について示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 処理コンピュータ 3 エージェント装置 4 電話機 11 パーソナルコンピュータ(PC) 12 表示装置 13 記憶装置 14 記憶媒体 15 入力装置 16 通信インターフェース 21 音声出力装置 22 音声入力装置 23 表示装置 24 記憶装置 25 入出力インターフェースコンピュータブロッ
ク(IC) 26 エージェントコンピュータブロック 27 記憶装置 28 記憶媒体 29 PCインターフェース L データ回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04M 11/00 303

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話の着信に応じてこの電話の応対及び対
    応する電話機への取り継ぎを代行する情報処理装置であ
    って、 前記電話の取り継ぎ先受信者データとその電話番号デー
    タとを対応付けて複数記憶する記憶手段と、 前記電話の発信者の音声から当該発信者とこの電話の取
    り継ぎ先受信者を認識して該発信者及び受信者を特定す
    る特定手段と、 この特定手段により特定された前記受信者の電話番号デ
    ータを前記記憶手段を参照して特定し、この特定した電
    話番号データに基づいて対応する電話機に該電話を取り
    継ぐ取り継ぎ手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記特定手段は、前記発信者及び受信者を
    特定する際に、前記電話の発信者の音声内容から当該発
    信者とこの電話の取り継ぎ先受信者を特定する名称や所
    属などの発信者特定情報と受信者特定情報を認識し、こ
    の認識した発信者特定情報と受信者特定情報に基づいて
    該発信者及び受信者を特定することを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記電話の発信者データとその声紋データ
    とを対応付けて複数記憶する声紋データ記憶手段を更に
    備え、 前記特定手段は、前記発信者及び受信者を特定する際
    に、前記電話の発信者の音声を前記声紋データ記憶手段
    に記憶された各声紋データと照合して該発信者を特定す
    るとともに、前記電話の発信者の音声内容からこの電話
    の取り継ぎ先受信者を特定する名称や所属などの受信者
    特定情報を認識し、この認識した受信者特定情報に基づ
    いて該受信者を特定することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、更に前記電話の取り継ぎ
    先受信者データとメールアドレスデータとを対応付けて
    複数記憶し、 前記取り継ぎ手段により対応する電話機に前記電話を取
    り継いだ際に、この電話機が所定時間以上呼出応答に応
    じなかった場合に、該電話の発信者の音声内容から当該
    電話の用件を認識して特定するとともに、前記特定手段
    により特定された受信者のメールアドレスデータを前記
    記憶手段を参照して特定し、少なくともこの特定した電
    話の用件と受信者のメールアドレスデータ及び前記特定
    手段により特定された発信者の情報に基づいて電子メー
    ルを作成するメール作成手段と、 このメール作成手段により作成された電子メールをその
    メールアドレスデータに基づいて前記受信者宛に送信す
    るメール送信手段と、 を具備したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】電話の着信に応じてこの電話の応対を代行
    する情報処理装置であって、 前記電話の用件の通知先受取人データとメールアドレス
    データとを対応付けて複数記憶する記憶手段と、 前記電話の発信者の音声から当該発信者とこの電話の用
    件の通知先受取人を認識して該発信者及び受取人を特定
    する特定手段と、 前記電話の発信者に伝言メッセージの入力を促し、入力
    された伝言音声を記録するとともに、前記特定手段によ
    り特定された受取人のメールアドレスデータを前記記憶
    手段を参照して特定し、少なくともこの記録した伝言音
    声データと特定した受取人のメールアドレスデータ及び
    前記特定手段により特定された発信者の情報に基づいて
    電子メールを作成するメール作成手段と、 このメール作成手段により作成された電子メールをその
    メールアドレスデータに基づいて前記受取人宛に送信す
    るメール送信手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記特定手段は、前記発信者及び受取人を
    特定する際に、前記電話の発信者の音声内容から当該発
    信者とこの電話の用件の通知先受取人を特定する名称や
    所属などの発信者特定情報と受取人特定情報を認識し、
    この認識した発信者特定情報と受取人特定情報に基づい
    て該発信者及び受取人を特定することを特徴とする請求
    項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記電話の発信者データとその声紋データ
    とを対応付けて複数記憶する声紋データ記憶手段を更に
    備え、 前記特定手段は、前記発信者及び受取人を特定する際
    に、前記電話の発信者の音声を前記声紋データ記憶手段
    に記憶された各声紋データと照合して該発信者を特定す
    るとともに、前記電話の発信者の音声内容からこの電話
    の用件の通知先受取人を特定する名称や所属などの受取
    人特定情報を認識し、この認識した受取人特定情報に基
    づいて該受取人を特定することを特徴とする請求項5記
    載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記メール作成手段は、前記記録した伝言
    音声データをテキストデータに変換して、少なくともこ
    の変換した伝言音声のテキストデータと前記特定した受
    取人のメールアドレスデータ及び前記特定手段により特
    定された発信者の情報に基づいて電子メールを作成する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 電話の発信者の音声から当該発信者とこの電話の取り継
    ぎ先受信者を認識して該発信者及び受信者を特定させる
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記特定された受信者の電話番号データを、前記電話の
    取り継ぎ先受信者データとその電話番号データとを対応
    付けて複数記憶した記憶手段を参照して特定し、この特
    定した電話番号データに基づいて対応する電話機に該電
    話を取り継がせるためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 電話の発信者の音声から当該発信者とこの電話の用件の
    通知先受取人を認識して該発信者及び受取人を特定させ
    るためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 前記電話の発信者に伝言メッセージの入力を促し、入力
    された伝言音声を記録するとともに、前記特定された受
    取人のメールアドレスデータを、前記電話の用件の通知
    先受取人データとメールアドレスデータとを対応付けて
    複数記憶した記憶手段を参照して特定し、少なくともこ
    の記録した伝言音声データと特定した受取人のメールア
    ドレスデータ及び前記特定された発信者の情報に基づい
    て電子メールを作成させるためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 この作成された電子メールをそのメールアドレスデータ
    に基づいて前記受取人宛に送信させるためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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