JP2011119910A - アラートコールシステム及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アラートコール(緊急の呼び出し)の伝達性をさらに向上させる。
【解決手段】アラートコールであることを示す情報と共に発呼を受けると、前記発呼をした発呼側端末のユーザと、前記発呼に対する着呼側端末のユーザとがアラートコールの発着呼を許諾する取り決めを結んでいることを確認した上で前記発呼をアラートコールとして回線をつなぎ、前記着呼側端末のユーザが不在であると判断される場合には、前記発呼側端末からの音声入力をアラートメッセージとして受け付けて、一時的に蓄積し、蓄積した前記アラートメッセージを、辞書データベースを用いてテキスト変換し、テキスト変換後の前記アラートメッセージを前記着呼側端末へ電子メールとして送付する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アラートコールシステム及び処理方法に関し、特に、アラートコールの伝達性を向上する技術に関する。
従来、携帯電話において、マナーモードやサイレントモードのように消音設定している際、発信者が緊急の用事で電話発呼しても着信側にて気付かない等により電話にでられず、リアルタイムなコミュニケーションが不可となる事象が発生していた。
本発明に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術がある。当該関連技術は、携帯電話のいわゆるマナーモード時に緊急の特別呼び出しの通知を可能にすることを課題としたもので、あらかじめ契約している発信者/着信者間の緊急の特別呼び出しに対して、携帯電話がマナーモード設定に関係なく着信音を鳴らすことで解決する(段落0019、0020等参照)。
特開2004−112253号公報
一方で、特許文献1は、着信音の鳴動が絶対に許されない特定の場所において周りの人たちに迷惑をかけないことを課題の少なくとも一つとしており(段落0002)、むしろマナーモード設定に関係なく着信音を鳴らすことによって生じる課題を解決する技術の開示が主である記載箇所もある(段落0016、0022)。そのため、着信側が緊急の特別呼び出しに気づけないケースを残している。このことは、緊急のメッセージの着実な伝達という「伝達性」に問題点があると考えられる。
そこで本発明は、上記実情に鑑みて、アラートコールの伝達性をさらに向上させたアラートコールシステム及び処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、第1の態様として、呼制御サーバと、音声蓄積サーバと、テキスト変換サーバと、を含むアラートコールシステムであって、前記呼制御サーバは、アラートコールであることを示す情報と共に発呼を受けると、前記発呼をした発呼側端末のユーザと、前記発呼に対する着呼側端末のユーザとがアラートコールの発着呼を許諾する取り決めを結んでいることを確認した上で前記発呼をアラートコールとして回線をつなぐ呼制御手段を備え、前記音声蓄積サーバは、前記着呼側端末のユーザが不在であると判断される場合には、前記発呼側端末からの音声入力をアラートメッセージとして受け付けて、一時的に蓄積する音声蓄積手段を備え、前記テキスト変換サーバは、辞書データベースと、蓄積した前記アラートメッセージを前記辞書データベースを用いてテキスト変換するテキスト変換手段と、を備え、前記呼制御手段は、テキスト変換後の前記アラートメッセージを前記着呼側端末へ電子メールとして送付することを特徴とする、アラートコールシステムを提供するものである。
また、上記目的を達成するために本発明は、第2の態様として、アラートコールであることを示す情報と共に発呼を受けると、前記発呼をした発呼側端末のユーザと、前記発呼に対する着呼側端末のユーザとがアラートコールの発着呼を許諾する取り決めを結んでいることを確認した上で前記発呼をアラートコールとして回線をつなぎ、前記着呼側端末のユーザが不在であると判断される場合には、前記発呼側端末からの音声入力をアラートメッセージとして受け付けて、一時的に蓄積し、蓄積した前記アラートメッセージを、辞書データベースを用いてテキスト変換し、テキスト変換後の前記アラートメッセージを前記着呼側端末へ電子メールとして送付することを特徴とする、アラートコール処理方法を提供するものである。
本発明によれば、アラートコールの伝達性をさらに向上させたアラートコールシステム及び処理方法を提供することが可能となる。
本発明を好適に実施した実施形態の全体構成を示す図である。 図1の通信網102のアーキテクチャ構成を示す図である。 図1の携帯電話100,101の構成を示す図である。 本実施形態に係るアラートコール処理を実行するための事前処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るアラートコール処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るアラートコール処理において着呼側ユーザが「不在」と判断される場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図1に、本実施形態の全体構成を示す。本実施形態に係るシステムは、アラート証明書発行機能を持つ携帯電話100と携帯電話101と通信網102を含む構成である。携帯電話100と携帯電話101は、通信網102を介して通信可能に接続する。
通信網102は、無線アクセスネットワークノード103と無線アクセスネットワークノード111と、回線交換機104と、パケット交換機110と、呼制御サーバ105と、音声蓄積サーバ107と、音声ガイダンスサーバ108と、加入者管理サーバ109と、を有して構成される。
無線アクセスネットワークノード103と無線アクセスネットワークノード111は、無線アクセス制御機能を持つ。回線交換機104は、回線交換制御機能を持つ。パケット交換機110は、パケット交換制御機能を持つ。呼制御サーバ105は、セッション管理機能とアラート証明書識別機能とサービス切り替え機能を持つ。音声地区正規サーバ107は、音声データを一時的に蓄積する機能を持つ。音声ガイダンスサーバ108は、あらかじめ決められたパターン時に機械的に音声ガイダンスを携帯電話へ流す機能を持つ。加入者管理サーバ109は、携帯電話の加入者情報の管理する機能を持つ。
次に、図2を参照して図1の通信網102の各装置内部構成を示すと共に、各機能ブロック・各装置間の繋がりを説明する。図2において、通信インターフェースは「IF」と記載し、以下の実施形態の記載でも同様とする。
無線アクセスネットワークノード103は、携帯電話の発着信時に接続先交換機及び携帯電話を識別する処理部205と内部装置/外部装置と接続する為のIF部204から構成され、IF部204は処理部205とIF部200とIF部206とIF部223と接続する。
無線アクセスネットワークノード111は、携帯電話の発着信時に接続先交換機及び携帯電話を識別する処理部226と内部装置/外部装置と接続する為のIF部225から構成され、IF部225は処理部226とIF部223とIF部227とIF部206と接続する。
回線交換機104は、携帯電話の音声発着信時に接続先無線アクセスネットワークノード及び呼制御サーバを識別する処理部207と内部装置/外部装置と接続する為のIF部206から構成され、IF部206は処理部207とIF部208とIF部204とIF部225と接続する。
パケット交換機110は、携帯電話のパケット処理時に接続先無線アクセスネットワークノード及び呼制御サーバを識別する処理部224と内部装置/外部装置と接続する為のIF部223から構成され、IF部223は処理部224とIF部208とIF部204とIF部225とIF部220と接続する。
呼制御サーバ105は、アラート証明書識別機能とサービス切替機能と接続先サーバを識別機能を持つアプリケーション制御部209とサービス切替時にセッションIDを一時的に保持するセッション管理部210と内部装置/外部装置と接続する為のIF部208から構成され、IF部208はアプリケーション制御部209とセッション管理部210とIF部220とIF部211とIF部212とIF部213とIF部206と接続する。
テキスト変換サーバ106は、音声データをワード分割する機能と音声ワードを検索辞書中の該当するテキストと一致させる機能と分割テキスト化されたデータを文章としてマージする機能を持つアプリケーション制御部214と音声データのワード中の波長とテキストデータをリンク付けしたデータベースを持つ検索辞書DB215と内部装置/外部装置と接続する為のIF部211から構成され、IF部211はアプリケーション制御部214と検索辞書DB215とIF部208とIF部212とIF部213と接続する。
音声蓄積サーバ107は、呼制御サーバより受信した音声データと発信者の情報を一致させてテキスト変換サーバにて変換が完了するまで一時的に保存管理する制御を行うアプリケーション制御部216と音声データを一時的に保存するキャッシュストレージ部217と内部装置/外部装置と接続する為のIF部212から構成され、IF部212はアプリケーション制御部216とキャッシュストレージ部217とIF部208とIF部211とIF部213と接続する。
音声ガイダンスサーバ108は、着信側がオフフックしない場合にサービス切替に移行する際の特定の音声ガイダンスを発信側携帯電話101へ流す機能を持つアプリケーション制御部218とガイダンスとして流す音声データを保存するガイダンス用音声DB219と内部装置/外部装置と接続する為のIF部213から構成され、IF部213はアプリケーション制御部218とガイダンス用音声DB219とIF部208とIF部211とIF部212と接続する。
加入者管理サーバ109は、携帯電話の契約者データ及び所在地を特定する情報を制御するアプリケーション制御部221と加入者情報を保存する加入者DB222と内部装置/外部装置と接続する為のIF部220から構成され、IF部220はアプリケーション制御部221と加入者DB222とIF部208とIF部223と接続する。
図2に示した各サーバが有する諸機能は、例えば、汎用の電子計算機にソフトウェアプログラムを実行させて、そのハードウェアとソフトウェアプログラムの協働によって実現することができる。また、そのようなソフトウェアプログラムは、電磁的あるいは光学的な方法によってコンピュータ読取可能な記録媒体に記録させることができる。
次に、図3を参照して図1の携帯電話100,101の各装置内部構成を説明する。図3(a)は携帯電話100の構成を示す。携帯電話100は、アプリケーション制御を行うアプリケーション制御部201とアラート証明書の発行と相互認証を行う認証部202と電話帳及び関連する個人情報を管理する電話帳DB部203と内部装置/外部装置と接続する為のIF部200から構成され、IF部200はアプリケーション部201と認証部202と電話帳DB部203とIF部204と接続する。
図3(b)は携帯電話101の構成を示す。携帯電話101はアプリケーション制御を行うアプリケーション制御部228とアラート証明書の発行と相互認証を行う認証部229と電話帳及び関連する個人情報を管理する電話帳DB部230と内部装置/外部装置と接続する為のIF部227から構成され、IF部227はアプリケーション部228と認証部229と電話帳DB部230とIF部225と接続する。
図3に示した各携帯電話が有する諸機能は、例えば、通常の携帯端末にソフトウェアプログラムを実行させて、そのハードウェアとソフトウェアプログラムの協働によって実現することができる。また、そのようなソフトウェアプログラムは、電磁的あるいは光学的な方法によってコンピュータ読取可能な記録媒体に記録させることができる。
以下、図1ないし図3を参照して説明した本実施形態の構成によるアラートコール処理について説明する。まず、図4を参照して、アラートコール処理を実行するための事前処理について説明する。
<アラートコール処理を実行するための事前処理>
アラートコールを設定しようとするユーザを、以下、「設定ユーザ」という。また、設定ユーザがアラートコールの設定対象に選ぶユーザを、以下、「設定対象ユーザ」という。
なお、図4において、ステップS101、S102、S109が設定ユーザ側の携帯電話101が実行する処理、ステップS103、S104が通信網102で実行される処理、ステップS105〜S108、S110が設定対象ユーザ側の携帯電話100が実行する処理である。
設定ユーザが携帯電話101で電話帳を起動すると、アプリケーション制御部228が電話帳DB部230より電話帳データを引き出す。すると、IF部227を介して携帯電話101の画面上に電話帳が表示される。
設定ユーザが、表示された電話帳よりアラートコールの設定対象とするユーザを選択すると、携帯電話101の画面上に選択されたユーザの電話番号やメールアドレス等のデータが表示され、画面上に表示される「アラートコール設定」ボタンを選択すると携帯電話101の画面上に「アラートコール受信許諾処理を行っております。結果が届き次第、お知らせいたします」と表示され、電話帳は自動的に閉じられる。
設定ユーザが「アラートコール設定」ボタンを選択すると、アプリケーション制御部228はIF部227を経由して認証部229へ「アラートコール証明書」発行依頼を行い、認証部229は「アラートコール証明書」をIF部227を経由してアプリケーション制御部228へ送る。この事前処理における、アプリケーション制御部228が行うここまでの処理をアラートコール設定指示受付処理という(図4のステップS101)。
アプリケーション制御部228は、「携帯電話101の加入者情報」と「相手の電話番号」と「アラートコール証明書」をIF部227とIF部225とIF部223とIF部208を経由してアプリケーション制御部209へ送付する(ステップS102)。
アプリケーション制御部209は、「相手の電話番号」をIF部208とIF部220を経由してアプリケーション制御部221へ送付し、アプリケーション制御部221は加入者DB222より「相手の電話番号」と一致するユーザのルーティング情報を取り出し、IF部220とIF部208を経由してアプリケーション制御部209へ送付する。
なお、ここで、ルーティング情報とは、ユーザがどの無線アクセスネットワークノードの配下に在圏しているか(又はどこにも在圏していないか)を示す情報である。説明の便宜のため、ここで送付されるルーティング情報は、「パケット交換機110と無線アクセスネットワークノード103の配下に在圏」という情報であるものとする。
つまり、呼制御サーバ105のアプリケーション制御部209が行うここまでの処理は、設定対象ユーザのルーティング情報を確認する処理である(ステップS103)。
アプリケーション制御部209は、ルーティング情報を元に着信側携帯電話100の在圏するIF部208とIF部223とIF部204とIF部200を経由してアプリケーション制御部201へ「携帯電話101の加入者情報(電話番号/ユーザ名)」と「アラートコール証明書」と「アラートコール証明書発行依頼」を送付する(ステップS104)。
「アラートコール証明書発行依頼」は設定対象ユーザ側の携帯電話である携帯電話100にて受け付けられる(ステップS105)。この受付処理には、設定対象ユーザへの通知と、設定対象ユーザの諾否を問い合わせる処理が含まれる。具体的には、携帯電話100の画面上に、「携帯電話101のユーザよりアラートコール証明書発行依頼が届いております。」というメッセージが表示され、「許諾」「拒否」を選択可能となる。アプリケーション制御部201がユーザの入力を確認し、諾否を判断する(ステップS106)。設定対象ユーザが「許諾」を選択した場合にはステップS107へ、「拒否」を選択した場合にはステップS110へ遷移する。
設定対象ユーザが「許諾」を選択した場合、アプリケーション制御部201はIF部200を経由して認証部202に携帯電話101の「アラートコール証明書」を保存し(ステップS107)、認証部202より携帯電話100の「アラートコール証明書」を取り出しIF部200とIF部204とIF部223とIF部225とIF部227を経由してアプリケーション制御部228へ送付する(ステップS108)。
アプリケーション制御部228はIF部227を経由して認証部229に携帯電話100の「アラートコール証明書」を保存する(ステップS109)。ここまでの処理が事前に実施されている場合、アラートコール処理を行う事が可能となる。
一方で、設定対象ユーザが「拒否」を選択した場合、アプリケーション制御部201は受信した「アラートコール証明書」を破棄し(ステップS110)、「拒否通知」をIF部100とIF部103とIF部223とIF部225とIF部227を経由してアプリケーション制御部228へ送付する。携帯電話101上で「アラートコール設定を拒否されました。」という旨の表示が行われ、設定処理に関しては中止となり、アラートコール処理を行う事が不可能となる。
以下では、図4の処理後、お互いの携帯電話100,101が認証部202、229にアラートコール証明書を保存しており、アラートコール設定がなされた状態における処理を説明する。
<アラートコール処理>
図5に本実施形態のアラートコール処理の流れを示す。なお、以下では、アラートコールを発呼しようとするユーザを「発呼側ユーザ」と呼び、着呼側のユーザを「着呼側ユーザ」と呼ぶ。
発呼側ユーザが携帯電話101で電話帳を起動すると、アプリケーション制御部228が電話帳DB部230より電話帳データを引き出すと、IF部227を介して携帯電話101の画面上に電話帳が表示される。発呼側ユーザが表示された電話帳より、アラートコールの設定対象とするユーザを選択すると、携帯電話101の画面上に選択されたユーザの電話番号やメールアドレス等のデータが表示され、画面上に表示される「アラートコール」ボタンを選択すると携帯電話101の画面上に「アラートコーリング中」と表示される。発呼側ユーザが「アラートコール」ボタンを選択すると、アプリケーション制御部228は、IF部227を経由して認証部229へ「アラートコール証明書」発行依頼を行い、認証部229は、「アラートコール証明書」をIF部227を経由してアプリケーション制御部228へ送る。
アプリケーション制御部228は、「携帯電話101の加入者情報」と「相手の電話番号」と「アラートコール証明書」をIF部227とIF部225とIF部206とIF部208を経由してアプリケーション制御部209へ送付する(ステップS201)。
アプリケーション制御部209は、「相手の電話番号」をIF部208とIF部220を経由してアプリケーション制御部221へ送付し、アプリケーション制御部221は加入者DBより「相手の電話番号」と一致するユーザのルーティング情報「回線交換機104と無線アクセスネットワークノード103の配下に在圏」を取り出し、IF部220とIF部208を経由してアプリケーション制御部209へ送付する。
つまり、呼制御サーバ105のアプリケーション制御部209が行うここまでの処理は、着呼側ユーザのルーティング情報を確認する処理である(ステップS202)。
アプリケーション制御部209は、ルーティング情報を元に着信側携帯電話100の在圏するIF部208とIF部206とIF部204とIF部200を経由してアプリケーション制御部201へ「携帯電話101の加入者情報(電話番号/ユーザ名)と「アラートコール証明書」と「アラートコール依頼」を送付する(ステップS203)。
アプリケーション制御部201は、「アラートコール依頼」を受信すると受信した「アラートコール証明書」をIF部200を経由して認証部202へ送付し、認証部202は既に格納してあるアラートコール証明書と受信した「アラートコール証明書」の照合を行い(ステップS204)、同一のものがあればアプリケーション制御部201へ「アラート実施依頼」を送付し、アラートコールを実施する(ステップS205)。
なお、同一のものが無ければ「アラートコール」は中止となり、通常の電話着信処理を行う(通常の携帯電話着信処理に関しては既存技術を活用する為、記載は割愛する)。
<アラートコール実施処理>
「アラート実施依頼」を受信したアプリケーション制御部201は、携帯電話100のモード状態(通常/マナー/サイレント/ドライブ)を確認し、現在のモード状態に関わらず「着信鳴動」の実施を行うように決定する。
アプリケーション制御部201が「着信鳴動」の実施を行うように決定すると、携帯電話100のスピーカー部よりリンギング時の着信音が流れ出す(通常モードならば既に設定済の着信音、それ以外のモードの場合には着信音1として既存端末にデフォルト登録されている着信音を鳴動する。但し、この着信音に関してはユーザ側で自由に設定可能とする)。
着信鳴動中、ユーザが付近にいてオフフック(受話器を取る)すると通話状態となり、通常の携帯電話上の相互音声通信が携帯電話100と携帯電話101間で実施され、処理は終了する。逆に着信鳴動中にユーザが気づかずに一定時間(携帯電話100の所有者が自由に設定可能)呼び出し中状態のままとなると「不在」と判定し、アプリケーション制御部201はIF部200とIF部204とIF部206とIF部208を経由してアプリケーション制御部209へ「不在」通知を送付する。
つまり、アプリケーション制御部201がアラートコールを実施したにもかかわらず所定の時間がオンフックのままで経過すると、呼制御サーバ105のアプリケーション制御部209へ「不在」通知を送付する(ステップS206、S207)。
以上が、本実施形態に係るアラートコール処理の基本的な部分である。しかしながら、ここまでの処理では、着呼側ユーザが「不在」と判断される場合に、着呼側ユーザが緊急の呼び出しであるアラートコールに充分に気付けないケースを残している。着呼側ユーザが「不在」と判断される場合は、図5のステップS207にて不在通知が送付されたケースの他、着呼側の携帯電話が在圏外や、電源OFF時のケースも該当する。本実施形態に係るアラートコール処理においては、着呼側ユーザが「不在」と判断される場合に、図6に示す処理を行って、この問題を解決する。
図6は、着呼側ユーザが「不在」と判断される場合の処理の流れを示すフローチャートである。
「不在」通知を受信したアプリケーション制御部209は、「不在」扱いとなった呼のセッションID(呼び出し中のコールID)をIF部208を経由してセッション管理部210へ問い合わせ、セッション継続中のセッションIDを受け取る(仮にセッションID=000001とする)。つまり、呼制御サーバ105のアプリケーション制御部209は、「不在」扱いとなったこのセッションIDを確認する(ステップS301)。
アプリケーション制御部209は、IF部208とIF部213を経由してアプリケーション制御部218に「ガイダンス依頼」と「セッションID」を送付する。つまり、呼制御サーバ105のアプリケーション制御部209は、音声ガイダンスサーバ108にセッションIDを送付する(ステップS302)。ここで、セッションIDには、「サービス識別子=『アラートコール』」を値とするサービス識別子を含ませる。
アプリケーション制御部218は「ガイダンス依頼」を受けとると、「セッションID=000001」中に含まれる「サービス識別子=『アラートコール』」より、アラートコール不在時に流す音声ガイダンスと理解し、IF部213を経由してガイダンス用音声DB219より「アラートコール不在時に流す音声ガイダンス」を取り出し、IF部213とIF部208を経由してアプリケーション制御部209へ音声データ配信を開始する(ステップS303)。
アプリケーション制御部209は、「セッションID=000001」中に含まれる「ルーティング情報」よりIF部208とIF部206とIF部225とIF部227を経由してアプリケーション制御部228へ音声ガイダンスを配信する(同一のコールセッションIDを利用する為、一旦切断する事無く同一のセッション内で処理を可能とする)と、携帯電話101のスピーカーを通じてアラートコール発信者に『090−xxxx−xxxx、○○さんは不在です。詳細メッセージを残しますので、発信音の後にメッセージを入力して下さい。』というガイダンスが流れるので、ユーザは携帯電話100所有者へ伝えたい緊急メッセージを音声入力する。アプリケーション制御部228は、携帯電話101の音声入力IFを経由して入力された「音声メッセージ」をIF部227とIF部225とIF部206とIF部208とIF部212を経由してアプリケーション制御部216へ送付する。発呼側端末におけるここまでの処理をアラートメッセージ音声入力処理という(ステップS304)。
アプリケーション制御部216は、「音声メッセージ」をIF部212を経由してキャッシュストレージ部217に「キャッシュID=xxxxx1」と共にデータを格納し、IF部212とIF部211を経由してアプリケーション制御部214へ「テキスト変換依頼」を通知する(ステップS305)。
アプリケーション制御部214は、IF部211とIF部212を経由してキャッシュストレージ部217に保存された音声データ群より「キャッシュID=xxxxx1」と一致するデータを取り出し、ワード細分化を行う。「△△さんが、事故にあったたのでこの連絡を・・・」という連続音声データをIF部211を経由して検索辞書215内で「△△さん」「が」「事故」「に」「あった」「ので」「この」「連絡」「を」・・・の様に細分化された音声波形データ群に置き換えた後に部位毎のテキスト変換を行い、部位毎のテキストを連結させる事でテキストメッセージへの変換が完了する(ステップS306)。
アプリケーション制御部214は、IF部211とIF部208を経由してアプリケーション制御部209に連結した「テキストメッセージ」を送付する。アプリケーション制御部209は、受信した「テキストメッセージ」と予め管理してある「セッションID=000001」よりID情報中に含まれる着信側の「ルーティング情報」を使って、IF部208とIF部223とIF部204とIF部200を経由してアプリケーション制御部201に「テキストメッセージ」を送付する(ステップS307)。
これにより、不在となっていた携帯電話100所有者が着信に気づいた時には既にメッセージ化された内容を電子メールとして受信済となり、着信履歴よりリダイヤルする事無く、情報把握が可能となる。また、発呼側ユーザが吹き込んだ緊急のメッセージ(アラートメッセージ)を自動でテキスト化して電子メールで送付し、着呼側ユーザはアラートメッセージを文字で読めることにより、緊急のメッセージの着実な伝達という伝達性が高まる。また、情報密度が向上する。
上述した実施形態によれば、以下の第1ないし第5の効果がある。
第1の効果は、アラートコール技術を利用する事で緊急性の高い電話と通常の電話の差分を明確に着信側に伝える事が可能となる事である。
第2の効果は、アラートコールにおける携帯電話の既存モード設定の強制変更処理により、着信側の携帯電話がマナーモードやサイレントモードになっていたとしても携帯電話内蔵アプリケーションに強制鳴動処理を実施させ通常の電話着信に設定されている着信音を強制的に鳴動させる事が可能となり、着信側の携帯電話のモード設定に関わらず着信者が着信に気づく可能性を高める事である。
第3の効果は、不在と判断される場合においてもアラートメッセージのテキスト変換を行うことで、従来は音声蓄積サーバ側のストレージ領域確保に伴う運用コストの問題で、15秒程度と短い録音設定となっておりメッセージ録音中に肝心な部分が伝えきれない、または、よく理解出来ない等の問題が解消され、長い音声メッセージもテキスト化して相手の携帯電話へ送信可能となり、情報密度が向上する事である。
第4の効果は、アラートコール受信許諾処理により、緊急呼扱いに変換を可能とする様な利用者にとって優先度の高いユーザを予め設定する事が可能となる事、許容するか否かは受信者側に権限が委ねられ、民事間の問題発生の抑制と共に利用者のプライベート保護にも配慮が可能となる事である。
第5の効果は、呼処理サーバにおける同一セッションを利用したサービス切替処理により、従来ならば発信側で一旦音声発信を切断させ、切断処理が完全に終了した後に電子メールサービスを新規起動する為、操作の手間が発生するが、自動で電子メールサービスに切替ると共に音声メッセージからのテキストデータ化を行う事が可能となり、テキストメッセージの入力の手間の解消が可能となる事である。
100、101 携帯電話
201、228 アプリケーション制御部
202、229 認証部
203、230 電話帳データベース
102 通信網
105 呼制御サーバ
209 (呼制御サーバの)アプリケーション制御部
106 テキスト変換サーバ
107 音声蓄積サーバ
108 音声ガイダンスサーバ
109 加入者管理サーバ
110 パケット交換機

Claims (5)

  1. アラートコールであることを示す情報と共に発呼を受けると、
    前記発呼をした発呼側端末のユーザと、前記発呼に対する着呼側端末のユーザとがアラートコールの発着呼を許諾する取り決めを結んでいることを確認した上で前記発呼をアラートコールとして回線をつなぎ、
    前記着呼側端末のユーザが不在であると判断される場合には、前記発呼側端末からの音声入力をアラートメッセージとして受け付けて、一時的に蓄積し、
    蓄積した前記アラートメッセージを、辞書データベースを用いてテキスト変換し、
    テキスト変換後の前記アラートメッセージを前記着呼側端末へ電子メールとして送付することを特徴とする、アラートコールシステム。
  2. 呼制御サーバと、音声蓄積サーバと、テキスト変換サーバと、を含むアラートコールシステムであって、
    前記呼制御サーバは、アラートコールであることを示す情報と共に発呼を受けると、前記発呼をした発呼側端末のユーザと、前記発呼に対する着呼側端末のユーザとがアラートコールの発着呼を許諾する取り決めを結んでいることを確認した上で前記発呼をアラートコールとして回線をつなぐ呼制御手段を備え、
    前記音声蓄積サーバは、前記着呼側端末のユーザが不在であると判断される場合には、前記発呼側端末からの音声入力をアラートメッセージとして受け付けて、一時的に蓄積する音声蓄積手段を備え、
    前記テキスト変換サーバは、辞書データベースと、蓄積した前記アラートメッセージを前記辞書データベースを用いてテキスト変換するテキスト変換手段と、を備え、
    前記呼制御手段は、テキスト変換後の前記アラートメッセージを前記着呼側端末へ電子メールとして送付することを特徴とする、アラートコールシステム。
  3. 前記呼制御手段は、前記アラートコールを着呼側端末が着呼した後、所定の時間が経過してもオンフックのままである場合に、前記着呼側端末のユーザが不在であると判断することを特徴とする、請求項2記載のアラートコールシステム。
  4. 前記呼制御手段は、前記着呼側端末が、アラートコールシステムの有するどの無線アクセスネットワークノードの支配下にも在圏していない場合に、前記着呼側端末のユーザが不在であると判断することを特徴とする、請求項2又は3記載のアラートコールシステム。
  5. アラートコールであることを示す情報と共に発呼を受けると、
    前記発呼をした発呼側端末のユーザと、前記発呼に対する着呼側端末のユーザとがアラートコールの発着呼を許諾する取り決めを結んでいることを確認した上で前記発呼をアラートコールとして回線をつなぎ、
    前記着呼側端末のユーザが不在であると判断される場合には、前記発呼側端末からの音声入力をアラートメッセージとして受け付けて、一時的に蓄積し、
    蓄積した前記アラートメッセージを、辞書データベースを用いてテキスト変換し、
    テキスト変換後の前記アラートメッセージを前記着呼側端末へ電子メールとして送付することを特徴とする、アラートコール処理方法。
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