JP7250413B1 - 非常時の情報伝達システム - Google Patents
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Abstract
Description
情報伝達技術用語である”モダリティ”について記載する。”モダリティ”はしばしば用いられるが、正式な定義はない。使い方として、感覚器の視覚・聴覚・触覚に感知される主に、光・音[声]・機械振動を区別するため、これらがモダリティの異なる計測対象である、といった記述が論文等に散見される。臭覚・味覚もモダリティの延長と考えられるが、計測技術が未確立のため臭覚・味覚に関しモダリティであるといった記述がされた論文等はまだ少ない。
本発明の第1目的は、非常時に国/地方自治体/市町村の危機管理担当チームが、潜在的な被災者・被害者である住民に向けて高確率で非常時となるという予測通報、非常時の緊急避難の指示通報、非常時の状態の変化や終了予測などの伝達を円滑化するためのシステムの提案を目的とする。
J-PLATPATならびにGoogleを利用して、本発明のキーワードである“個人情報”や”輻輳”が本発明の適用フィールドである災害時の通信に関して記載された情報伝達システムの先願特許、ならびに、本発明のキーワードである“個人情報”や”輻輳”が本発明の適用フィールドである災害時の通信に関して記載がある情報伝達システムに関する公開ウェッブのドキュメントを調査した。(調査の実施日は、2022年8月12日および同年8月25日)
特許文献2は、GPS利用災害時安否確認システム、特許文献3および特許文献10は、災害発生時の個人情報利用概念、特許文献4は、災害時に要援護者の所在を伝達する技術である。また、特許文献5は複数通信システム利用、特許文献6は少ない通信トラフィックで安否伝達して災害後の輻輳回避を意図した技術である。
本発明は、同時出願人先願である特許文献1の実用化にあたって、災害対策を目標として検討して発明に至った。一般に提供される形態は、非特許文献1の防災アプリ”Nerv”に例示されるモノと同様である。実用化検討の初期には教育、医療、および、商品販売の分野を実用化ターゲットとしていた[表2・表3参照]。本発明に至った経緯を説明する。
本案の課題は以下の2つである。まず、非常時になったこと及びどんな非常であるか、また避難必要かといった非常時情報を伝達しようとしても、たとえば呼出しベルに対して受話器取らない。その受話器取り確率を上げて非常時情報をすこしでも高い確率で受信者におくること。
2つ目の課題は、非常時で救命された場合、そのヒトがどうするかというと家族の安否確認の電話、その電話集中のためしばしば起こる輻輳。この輻輳の発生確率を少しでも下げること、以上の2つである。
本発明は特許文献1の実用化検討から生まれたので類似しており共通点もある。そこで新規性/進歩性の判断材料である相違点を表4に示す。表4に示すように、本案では非特許文献にない第三コミュニケータを操作する第三ユーザが存在する。この第三ユーザを規定するものが、個人情報である。
<1 登場人物とハードウェアデバイス、それらの符号>
本発明にかかわる人物は、第一ユーザ・第二ユーザ・第三ユーザの三者である。第一ユーザは、非常時情報管理手段のオペレータであって、この非常時情報管理手段を符号CPU1で示す。そして、第一ユーザは非特許文献1の"Nerv"のスタッフ・オペレータと共通する人物である。つまり第一ユーザは非常時における情報提供をコントロールする者であり、ゲヒルンのスタッフと共通であり、非常時情報管理手段[CPU1]の操作者ということである。図4など図面では第一ユーザをUser1、第二ユーザ・第三ユーザをUser2・User3と略記する。
本発明は、動作要素の動作を変化させ情報をやりとりし、時間経過したのちにあるシステムとしての機能を完遂する。動作要素の動作をなすものは、前記ハードウェアデバイス CPU1、Com2、Com3である。あるハードウェアデバイスの動作の客体は、他のハードウェアデバイスであるとともに、個人情報を得る客体として、個人情報統括管理システム[CPU-Priv]。非常時情報を得る客体として、非常時情報統括管理システム[CPU-Em]がある。
同様にパネル内記載がないが、時刻t4のCom2の動作[“Com2(t4)”]を例示した。これら”CPU1(t2)” “Com2(t4)”は説明用の例で無意味である。
本発明は[請求項1]、第一ユーザの端末操作による非常時情報管理手段と、個人情報にもとづいた関係にある第二ユーザと第三ユーザにおいて、非常時に 第二ユーザが操作する第二コミュニケータと、 第三ユーザが操作する第三コミュニケータに非常情報を伝達するシステムであって、 前記非常時情報管理手段は、第一ユーザの端末操作により、第二および第三ユーザの個人情報を検知できる非常時モードとなり、 第二ユーザが操作する第二コミュニケータは、複数のモダリティに対応したひとつ以上の物理情報出力手段、複数のモダリティから少なくともひとつを出力として選択するモダリティ選択手段を具備し、第二ユーザが前記選択手段で出力として選択したモダリティに対応した前記物理情報出力手段で物理情報が出力されるものであり、第三ユーザが操作する第三コミュニケータも、複数のモダリティに対応したひとつ以上の物理情報出力手段、複数のモダリティから少なくともひとつを出力として選択するモダリティ選択手段を具備し、第三ユーザが前記選択手段で出力として選択したモダリティに対応した前記物理情報出力手段で物理情報が出力されるものであって、前記非常時情報管理手段は、前記非常時モードにおいて、前記モダリティ選択手段で選択されたモダリティを検知して該モダリティを前記個人情報にもとづいて強制変更するモダリティ変更手段を具備し、該モダリティ変更手段で第二または第三ユーザが選択したモダリティが他のモダリティに変更され、該モダリティに対応した前記物理情報出力手段で物理情報が出力されるものである、システムである。
1項 前記非常時モードにて、前記非常時情報管理手段から発信される非常時情報を受信する非常時情報受信手段、および、該受信手段で受信した非常時情報を出力する非常時情報出力手段、
2項 前記非常時モードにて、ユーザの安否情報をユーザが入力するユーザ安否情報入力手段、
3項 前記非常時モードにて、ユーザの位置情報を把握する機能をもつ位置情報把握デバイスからユーザ位置情報を受信するユーザ位置情報受信手段、であって、前記非常時情報管理手段が、前記非常時モードにて、前記2項に記載されたユーザの安否情報、および、前記3項に記載されたユーザの位置情報を組み合わせた、非常時のユーザ現状フラグを、第二コミュニケータと第三コミュニケータとで相互に通信するユーザ現状フラグ通信手段を具備した、システムである。
A項 検知した第二および第三ユーザの個人情報、
B項 A項の個人情報を用いて前記非常時情報管理手段が行った情報処理の情報、
C項 B項の情報処理で出力された物理的な情報、である、システムである。
A項 検知した第二および第三ユーザの個人情報、
B項 A項の個人情報を用いて前記非常時情報管理手段が行った情報処理の情報、
C項 B項の情報処理で出力された物理的な情報、である、システムである。
図2でCom2,Com3が携帯可搬式のスマートフォン・携帯電話であってよい一方で、屋内自室などに置く固定タイプのコミュニケータでもよいとした。そして、これらの混合使用、すなわちUser2/User3の一方または両方が、携帯可搬式のスマートフォン・携帯電話および屋内自室などに置く固定タイプのコミュニケータの両方を操作してもよい。たとえば、スマートフォン・携帯電話を主に操作する主コミュニケータ、固定タイプコミュニケータを置いておくだけの副コミュニケータとしてもよく、主・副逆転した使い方でもよい。
本案システムの動作を図4から図7で説明する。まずは図4にて、時刻t0は非常時でない常態[通常の常態]の時刻であり、本案システムにとって動作準備期間の時刻といえる。この準備は図5に示したので図5の説明で触れるが、かかる準備とは、個人情報統括管理システム[CPU-Priv]に個人情報を蓄積記憶してもらう準備である。この個人情報準備については本明細書の説明の最後のほう<補足2・補足3>にて詳しく述べる。
モダリティ変更手段の動作はプログラムとして記述され、該動作がソフト的に実現される。
すなわち、図5の時刻t3には、第二ユーザ・第三ユーザ[User2・User3]リアルタイム個人情報が個人情報統括管理システム[CPU-Priv]にUploadされることが示されている。これは、図3で示した21から23、すなわちユーザ安否情報をユーザ入力する手段であるユーザが安心安全のとき押す丸印スイッチ21、ユーザが安全/危機の中間状態のとき押す三角印スイッチ22、ユーザが危機で支援求むとき押すバツ印スイッチ23をユーザが自己分析して入力した結果がUploadされるということである。
図5の時刻t3の動作説明は終わりである。この時刻t3は図4と図5で概ね同時刻であって動作も概ね同時に行われる。
図5の時刻t0でも同様の概ね同時動作が行われる。図4の時刻t0では、第一ユーザ[User1]が非常時情報統括管理システム[CPU-Em]の情報を監視[watching]して非常時に相当するか否かを検討している、に対して、図5の時刻t0では、第二・第三コミュニケータ[Com2・Com3]の個人情報を個人情報統括管理システム[CPU-Priv]に非常時での利用条件をつけて登録リクエストする、である。
図6図7はペア図であって、図6は[請求項6]、非常時モードとなった後に、第一ユーザ[User1]の端末操作によって、非常時モードから第二ユーザ・第三ユーザ[User2・User3]の個人情報を検知できない常態モードに戻す、の動作を、時刻“Down loading Stop t4”,“Up loading Stop t4”すなわち“t4-Dx”“t4-Ux”と記した。
図8は、非常時モードから常態モードに戻る際、前述の“Down loading”も“Up loading”も共に中止[Stop]することを×印で示し、その中止時刻は、それぞれ時刻“Down loading Stop t4”である“t4-Dx”と時刻“Up loading Stop t4”すなわち “t4-Ux”である(図6図7と同様)。
そして、“t4-Dx”“t4-Ux”に続く時刻t5にて、次のAからC項に記載された情報を第二または第三コミュニケータ[Com2またはCom3]に伝達する。
本案システムでは、第二または第三コミュニケータ[Com2またはCom3]という操作デバイスを通じて個人情報を使われた客体、第二ユーザまたは第三ユーザ[User2またはUser3]へトレーサブルな情報が伝達される。
図9は、時刻t3と時刻t4の間の動作であって本案システムの、少ない情報量で非常時当初なら必要十分の非常時のユーザ現状フラグ[50]を、第二コミュニケータ[Com2]と第三コミュニケータ[Com3]とで相互通信するユーザ現状フラグ通信を示す[請求項3]。ここで時刻t3は、第二ユーザ・第三ユーザ[User2・User3]が非常時の状況下でリアルタイム個人情報を個人情報統括管理システム[CPU-Priv]にUpload開始許可される時刻、時刻t4は、非常時が常態化された時刻である。
それに対して、ユーザ現状フラグ[50]では、リアルタイム安否データが〇△×で数ビット、リアルタイム位置が緯度経度の数値で緯度経度それぞれに18-19桁の精度の8バイト[64bit]に補足情報を加えた100ビットあれば充分である。よって、100キロビットオーダの音声に対して、2-300ビットなのでデータ量はきわめて少ない。
このユーザ現状フラグ通信の効果を確認するため簡単な効果検証シミュレーションを想定し、その結果を表6に示す。
caseAで、従来電話[通話時間合計25秒、情報量相互合計2MBit]、caseBで、従来電話[通話時間合計25秒、情報量相互合計2MBit] 、caseCで、従来電話[通話時間合計100秒、情報量相互合計8MBit]。
それらに対して本案システムは[通信時間合計10m秒、情報量相互合計300Bit]である。
このシステムを構築するときユーザが操作するデバイス、すなわち第二・第三コミュニケータ[Com2・Com3]構成の第1例は、ともにスマートフォンの構成である。これは既説明の図2(a)に例示される。システムはスマートフォンにダウンロードするアプリにてソフト的に実現される。つまりPythonプログラムに本案を入れ込めばよい。
機能デバイス1:非常時であるかないかを表示するデバイス、たとえば赤・緑LED等、そして非常時のとき発音・振動するスピーカ・バイブレータ等、
機能デバイス2:ユーザ安否情報をユーザ入力するデバイス、ここで安否情報は安全・ちょっと安全かつちょっと危機・危機常態で支援求む、といった3段階、またはそれ以上の段階数でユーザが自らの状況を自己判断し選択してONするソフトスイッチ、
機能デバイス3:ユーザ位置情報をユーザのリアルタイム位置として把握する位置情報把握デバイス。
構成の第2例は、図2(b)で例示される第二・第三コミュニケータ[Com2・Com3]が共に固定型の構成で、その具体例は図3で示し同図を説明する箇所で説明した。固定型とは携帯されて移動する型に対して自宅の部屋に静置する型である。
本案システムの第二・第三コミュニケータ[Com2・Com3]のハードウェア構成は、前記その1で説明したスマートフォンの構成と前記その2で説明した固定型の組み合わせでもよい。たとえば、第二ユーザ[User2]の第二コミュニケータ[Com2]が前記その1で説明したスマートフォンの構成で、第三ユーザ[User3]の第三コミュニケータ[Com3]が前記その2で説明した固定型であるという構成でよい。
さて、前記のユーザ現状フラグ通信手段であるが、第二ユーザ・第三ユーザ[User2・User3]の個人情報にもとづいてスケジューリングするスケジューリングアルゴリズムによって、前記の非常時のユーザ現状フラグを相互に通信するのが好適である [請求項4] 。
表題で”その序”とした理由は、ここの記述が後述<補足1>の序論といえるからである。
本案システムにおいて、前記個人情報が、リアルタイムで変化する個人の存在する位置、および/または、リアルタイムで変化する個人の安否をふくむものであるのが好適である[請求項5]。
本案システムにおいて、非常時から常態時へ戻す主体を二通り提案した。その第一は、第一ユーザが端末操作で戻すケースであり、その第二は、第二または第三ユーザが戻すケースである。後者ケースの場合には、第二または第三コミュニケータに前記非常時情報管理手段による第二および第三ユーザの個人情報検知をできないようにして該個人情報が利用できる状態を解除する個人情報利用解除手段の兼備を要する。
前記<<スケジューリングアルゴリズム その序>>の記述を補足して、公知の技術であるスケジューリングアルゴリズムを説明する。スケジューリングアルゴリズムは、ポリシーに従って同時かつ非同期に要求されるリソースを分配するアルゴリズムである。以下は、非特許文献2の記述を転載したものである。
[00]
スケジューリングアルゴリズムは多彩で多くの応用向けに開発がなされており、少なくとも、スレッドやプロセスにCPU時間を分配するスケジューリングアルゴリズム、パケットのトラフィックを制御するルーターのスケジューリングアルゴリズム、ハードディスクへのリード/ライト要求に関するスケジューリングアルゴリズム、プリンターのスプーリングのスケジューリングアルゴリズムなどがある。
[01]
スケジューリングアルゴリズムの主要な目的は、リソーススタベーションを無くし、リソースの使用者間で公平さを保証することである。スケジューリングは、未処理の要求のどれに資源を割り当てるかを決定する。
[02]
多彩なスケジューリングアルゴリズムの一部である、FIFO、最小残余時間優先、その他を紹介する。
<FIFO>
FIFOは最も単純なスケジューリングアルゴリズムで、キューイングをベースとしている。実行可能キューにプロセスが到着した順番にプロセスをキューイングし、先頭から順に実行する。FIFOはFCFS (Firstcome, First-Served) とも呼称され、コンテキストスイッチはプロセス終了時にしか発生せず、キューの再編成も必要とされないので、スケジューリングのオーバーヘッドは最小である。長くかかるプロセスがCPUを占有することがあるので、スループットは低くなりうる。同じ理由で、ターンアラウンド時間、待ち時間、応答時間は長くなる可能性がある。優先順位付けは行わないので、プロセスのデッドラインを満たすのは難しい。優先順位付けを行わないということは、全てのプロセスが結局は完了するという意味で、スタベーションは発生しないと言える。一部プロセスが完了しない環境では、スタベーションがありうる。
[03]
<最小残余時間優先>
最小残余時間優先(SRT)方式は、最短ジョブ優先(SJF)方式とも似ている。このスケジューリング戦略では、キュー内で残り処理時間の推定値が最も短いプロセスをスケジューラが選択する。これはプロセスの完了までにかかる時間についての高度な知識または評価を必要とする。あるプロセスを実行中に別のもっと短いプロセスが到着すると、動作中のプロセスは中断され(プリエンプション)、そのプロセスを2つの別々の計算ブロックに分けることになる。これはコンテキストスイッチを追加することになり、オーバーヘッドが増えることを意味する。スケジューラはキュー上の適当な位置に新たなプロセスを置かなければならず、これもオーバーヘッドを生じる。多くの場合でスループットを最大化するよう設計されている。プロセスが要求する計算資源が大きいほど、待ち時間と応答時間が増大する。ターンアラウンド時間は待ち時間と処理時間の総和なので、長くかかるプロセスは特に大きく影響を受ける。全体としての待ち時間の総和はFIFOと同程度だが、長くかかるプロセスの完了まで他のプロセスを待たせる必要はない。デッドラインに対する配慮は全くない。プログラマはプロセスがなるべく短時間で終了するよう気をつけるぐらいしかできない。スタベーションは発生しうる。特に小さなプロセスが多数動作するシステムで発生しやすい。
[04]
<固定優先度プリエンプティブ・スケジューリング>
固定優先度プリエンプティブ・スケジューリング(FCFS)は、全てのプロセスに固定の優先度を付与し、その優先度順にプロセスをキューイングする。新たに高優先度のプロセスが到着すると、現に実行中だった低優先度のプロセスは中断される。オーバーヘッドは最小でもないし、極端に大きくもない。スループットの面ではFIFOスケジューリングと大差ない。待ち時間と応答時間はプロセスの優先度に左右される。高優先度のプロセスほど待ち時間と応答時間が小さくなる。デッドラインは優先度をうまく設定することで満たすことができる。低優先度プロセスではスタベーションが発生しうる。
[05]
<ラウンドロビン・スケジューリング>
このスケジューラは各プロセスにある一定時間単位を割り当て、次々にその割り当てを実行させる。オーバーヘッドは比較的大きく、特に割り当てる時間単位を短くするほど大きくなる。スループットはFCFSとSJFの中間で、短いジョブはFCFSより早く完了し、長いプロセスはSJFより早く完了する。平均応答時間はよくない。待ち時間はプロセス数に依存し、平均プロセス長(時間)には依存しない。待ち時間は比較的長いので、純粋なラウンドロビンでデッドラインを守るのは難しい。優先度を設定していないので、スタベーションは決して発生しない。時間単位を割り当てる順序は、FCFSと同様プロセスの到着順である。
[06]
<多段キュースケジューリング>
これは、プロセスを容易に複数のグループに分類できる場合に使われる、例えば典型的な分類はフォアグラウンド(対話型)プロセスとバックグラウンド(バッチ)プロセスである。このように分けると、それぞれ応答時間の要求がグループによって異なるので、スケジューリングに求められることがグループによって異なる。
[07]
以上のスケジューリングアルゴリズム例を表7にまとめる。
[表7] スケジューリングアルゴリズムのまとめ
個人情報統括管理システム[CPU-Priv]の概要を図10(a)で説明する。個人情報登録にかかわる部分PXについては後述する。
<個人情報のアサインを考える>
補足2で説明した個人情報統括管理システム[CPU-Priv]における個人情報が正しいかの検証、正しければシステムに登録、すなわち第二ユーザ・第三ユーザ[User2・User3]をアサインすることを考える。
そもそも第二ユーザ・第三ユーザ[User2・User3]の個人情報であるが、これはどのように検証されるのか。
可能性としては、公知の公的な個人情報管理データベース[CPU-Priv-X]と連携して自動検証、または、個人自ら申告した情報内容を住民基本台帳のデータ、免許証・保険証の情報のデータベースのデータ、マイナポータルシステムから得られるデータと照合して一致することでの検証であろう。
(1) 登録アクションをした個人申告を前記公的な個人情報管理データベース[CPU-X]に問合せて検証依頼してその結果を待つ[図10(b)のt01]、あるいは、
(1‘) たとえば住民基本台帳、免許証、保険証、マイナンバーカード等のデータベースのデータと閲覧できる姻戚・戸籍等の閲覧情報のデータと照合して一致で検証する[図10(b)のt02]。
(2) 個人情報統括管理システム[CPU-Priv]は、登録アクションをした個人に対して非常時での個人情報利用許諾可否を送信、その許諾返信が登録アクションをした個人から受信された場合、本案システムでの第二ユーザ[User2]と認知する[図10(b)のt03]。
(3) (2)で認知した第二ユーザ[User2]の個人情報から同様に(1)(1‘)(2)の手順で第三ユーザ[User3]を認知する。
ここで第三ユーザ[User3]は、前記の(3)の、(2)で認知した第二ユーザ[User2]の個人情報から同様に(1)(1‘)(2)の手順で第三ユーザ[User3]を認知する手順で認知されるのだが、いわゆる血縁関係のあるものしか認知されないという欠点がある。さらに、全ての血縁関係が認知される保証はない。
<希望登録個人情報[ID-S]>
前記欠点を補うべく改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]を創案した。すなわち、個人情報統括管理システム[CPU-Priv]方式では、第三ユーザ[User3]は閲覧できる姻戚・戸籍等によって、親族・血族・姻族関係にあるいわゆる親戚の関係者として登録できる可能性はあるものの全ての親戚の関係にある者の登録は保証されない。
希望登録個人情報[ID-S]を使った改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]の動作は以下の(1)~(3)、と(A)、(B)である。 [図11参照 [図10(b)と対比]]
(1) 個人が改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]の申請者登録と希望関係者の登録申請受付手段[S1]に登録申告アクションをする。その登録申告には希望する関係者の登録希望である希望登録個人情報[ID-S]が含まれる。その内容は以下である、すなわち
・関係者は何者か
・関係者との情報伝達において本人と該関係者間で定めたコールアップシグナルがどのようなものか
・関係者が複数の場合、それら関係者群の順位を示すのが好適である。該順位は登録希望個人が決めるのがよいが、他の決定者としてもそれが情報として記録されていればよい。ここで他の決定者は、関係者群と相互認証することは必ずしも必要としない。
(2) 改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]は、申請者個人情報記憶手段[S2]と適切な申告であるか否か判定する判定手段[S3]を具備し、該判定手段[S3]は、希望者と希望関係の対象者との相互認証を行う。
(3) 改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]は、(2)の相互認証のOKを得た対象者を前記申請者個人情報記憶手段[S2]に希望関係者の申告内容と共に記憶する。
(A) 改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]は、登録アクションをした個人について補足3の個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]の個人検証動作に準じた検証で合格した個人を本案システムの第二ユーザ[User2]を認知する。
(B) 改良型個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]は、動作(3)で記憶した希望関係者の申告内容から希望関係者個人について補足3の個人情報統括管理システム[CPU-Priv-S]の個人検証動作に準じた検証で合格した個人を本案システムの第三ユーザ[User3]を認知する。
個人情報統括管理システム[CPU-Priv]と同様、図11の右側に位置するPX[User2/User3個人情報登録にかかわる全体]、とりわけPY[User2/User3データ検証手段/閲覧して照合する手段]の部分が、前記(A)(B)の手順を第二ユーザ[User2]向けと第三ユーザ[User3]に行う。
ここまでは、第一ユーザがたったひとつの”非常時”を決定し、他のユーザに伝達することを説明した。しかし、非常時もピンからキリまである。非常時のたびに個人情報が上位システムに開放されるのは好ましくない。ピンキリ非常時を複数の非常時モードに切り分けることが好ましい。すなわち、たとえば非常時が軽微な非常時“序”と“破”を加えた、4段階:1常態 2非常時”序” 3非常時“破” 4非常時”真”・・・などと多元化[多数化]して、非常時の種と地域[場所]の事情に対応した強弱づけしてもよい。その場合コミュニケータのボタンも非常時の多元化個数に合わせた数を具備すればよい。
絶望的に重篤な非常時100からほぼ安心安全な非常時ゼロまで101段階を想定し、安否申告スイッチも〇△×の3つのみでなく数を多くし、それらをハードウェア的に物理スイッチ増設またはソフトウェア的グラフィカルスイッチ数を増やした画像表示としてユーザに利用させてもよい。また、補足5で述べた非常時の多元化[多数化]に対して第二第三ユーザが第一ユーザに対し、かかる非常時の多元化[多数化]の改善を相談できるようないわゆるSNS的な情報交換窓口をネット上に展開してシステムレベルアップしてもよい。
本案では、輻輳の問題を通信する情報量の削減によって輻輳発生確率を低減する効果を狙った。他方、輻輳解決の方法として、いわゆる”キャリア”通信インフラにたよらずにその他の通信カテゴリーを利用することが提案されている。たとえば、衛星電話あるいはアマチュア無線の通信環境を非常時に開放することである。とはいえ、これらの他の通信環境にも通信容量の限界は存在する。
いずれにせよ、非常時ひとりでも多く命を救うためより良い通信環境へ改善する見直しは必須だろう。早急に内閣官房や総務省が音頭をとって通信環境を議論することを祈り、議論がなされ適切提案が出たなら鋭意応援いたしたい。
CPU-Priv 個人情報統括管理システム(Priv: private)
CPU-Priv-S 改良型個人情報統括管理システム(S: Shin, Superior)
CPU-Priv-X 公知の公的な個人情報管理データベース
CPU-Priv-Y 閲覧できる姻戚・戸籍等の閲覧情報
User1 第一ユーザ
User2 第二ユーザ
User3 第三ユーザ
CPU1 非常時情報管理手段
Com2 第二コミュニケータ
Com3 第三コミュニケータ
(11、14、15、33は、Com2/Com3に内蔵)
11 非常時情報受信手段[Com2/Com3に内蔵]
12から15 非常時情報出力手段
12 非常時でないとき光る緑LED
13 非常時のとき光る赤LED、点滅もする
14 非常時のとき発音するスピーカ[Com2/Com3に内蔵]
15 非常時のとき振動するバイブレータ[Com2/Com3に内蔵]
21から23 ユーザ安否情報をユーザ入力する手段
21 ユーザが安心安全のとき押す丸印スイッチ
22 ユーザが安全/危機の中間状態のとき押す三角印スイッチ
23 ユーザが危機で支援求むとき押すバツ印スイッチ
31から32 ユーザの位置情報を把握する機能をもつデバイス
31 ユーザが操作するスマートフォンや携帯機器
31 ユーザがCom2も操作なら31は主コミュニケータでCom2は副コミュニケータ
32 ユーザ体表・体内に接触・埋設された電波発生器[ICタグなど]
33 ユーザ位置情報を受信する手段[Com2/Com3に内蔵]
41 CPU1が発信する非常時情報を受信するアンテナ
42 31,32が発信する位置情報を受信するアンテナ
50 非常時のユーザ現状フラグ[リアルタイム安否/位置の個人情報data-set]
51 ユーザ現状フラグ通信手段[Com2/Com3に内蔵]
60 個人情報利用解除手段[図示は略す]
[x] 時刻の座標軸
[y] 要素[CPU1,Com2,Com3]を示す軸
[z] 要素に対する上位要素下位要素を示す軸
t0 CPU-Privに個人情報管理委任・CPU-Emは非常時情報を発信
t1 User1がCPU-Em情報等から非常時と判断した時刻
t2 CPU-PrivによってUser2個人情報からUser3をアサイン
t3 User2/User3のリアルタイム個人情報がCPU-PrivにUpload開始
t4 非常時が常態化された時刻
t5 A項B項C項の情報をCom2またはCom3に伝達する
ta t3とt4の間に行うCom2からCom3へ通信するステップ時刻
tb t3とt4の間に行うCom3からCom2へ通信するステップ時刻
tc t3とt4の間に行うCom2・Com3相互通信の繰り返しステップ
t01 CPU-Priv-Xと連携して自動検証
t02 個人情報を個人情報から閲覧できる姻戚・戸籍等の閲覧情報と照合
t03 t01/t02にてUser2アサイン、User2情報からUser3アサイン
P1 個人情報受信手段
P2 個人情報記憶手段
P3 個人情報利用リクエスト受信手段
P4 個人情報利用リクエスト許可判定手段
P5 個人情報利用情報記憶手段
P6 個人情報利用情報送信手段
PX User2/User3個人情報登録にかかわる全体
PY User2/User3データ検証手段/閲覧して照合する手段
Q1 不特定の個人
Q2 個人情報の利用者
Q3 個人情報の所有者
S1 申請者登録と希望関係者の登録申請受付手段
S2 申請者個人情報記憶手段
S3 申請者とその希望関係者との相互認証手段
S4 User2/User3認定手段
S5 複数希望関係者[複数の第三ユーザ[User3]]の順位記憶手段
Claims (5)
- 第一ユーザの端末操作による非常時情報管理手段と、個人情報にもとづいた関係にある第二ユーザと第三ユーザにおいて、非常時に
第二ユーザが操作する第二コミュニケータと、
第三ユーザが操作する第三コミュニケータに非常情報を伝達するシステムであって、
前記非常時情報管理手段は、第一ユーザの端末操作により、
第二および第三ユーザの個人情報を検知できる非常時モードとなり、
第二ユーザが操作する第二コミュニケータは、複数のモダリティに対応したひとつ以上の物理情報出力手段、複数のモダリティから少なくともひとつを出力として選択するモダリティ選択手段を具備し、第二ユーザが前記モダリティ選択手段で出力として選択したモダリティに対応した前記物理情報出力手段で物理情報が出力されるものであり、
第三ユーザが操作する第三コミュニケータも、複数のモダリティに対応したひとつ以上の物理情報出力手段、複数のモダリティから少なくともひとつを出力として選択するモダリティ選択手段を具備し、第三ユーザが前記モダリティ選択手段で出力として選択したモダリティに対応した前記物理情報出力手段で物理情報が出力されるものであって、
前記非常時情報管理手段は、前記非常時モードにおいて、第二コミュニケータおよび第三コミュニケータのモダリティ選択手段で選択されたモダリティを検知して該モダリティを前記個人情報にもとづいて強制変更するモダリティ変更手段を具備し、該モダリティ変更手段で検知したモダリティがその他のモダリティに変更され、変更されたモダリティに対応した第二コミュニケータおよび第三コミュニケータの物理情報出力手段で物理情報が出力されるものである、システム
- 前記の、複数のモダリティのひとつが、該モダリティに属する複数のサブモダリティからなり、第二コミュニケータおよび第三コミュニケータのモダリティ選択手段の選択が、ひとつのモダリティに属する複数のサブモダリティからひとつを選ぶことが前記の選択に含まれると共に、第二コミュニケータおよび第三コミュニケータのモダリティ選択手段の選択が、複数のサブモダリティの選定状態のなかからひとつを選ぶことも前記の選択に含まれるものであり、前記モダリティ変更手段の変更が、ひとつのモダリティに属する複数のサブモダリティ間の変更、および、前記モダリティ変更手段の変更が、ひとつのサブモダリティ選定状態から他の選定状態への変更に含まれるものであり、
さらに加えて、前記モダリティ変更手段の変更が、第二ユーザまたは第三ユーザがモダリティを選択していないときに複数のモダリティのひとつを選択することも前記の変更に含まれるものである、請求項1に記載されたシステム。
- 請求項1に記載されたシステムにおいて、前記個人情報が、
リアルタイムで変化する個人の位置情報、および/または、リアルタイムで変化する個人の安否情報をふくむものである、システム。
- 請求項1に記載されたシステムにおいて、
第一ユーザの端末操作によって前記非常時情報管理手段が第二および第三ユーザの個人情報を検知できる非常時モードとなった後に、
第一ユーザが端末操作で、前記非常時モードから第二および第三ユーザの個人情報が検知できず、第二および第三ユーザの個人情報の利用ができない常態モードに戻すと共に、次のAからC項に記載された情報を第二または第三コミュニケータに伝達するもので、該AからC項は、
A項 検知した第二および第三ユーザの個人情報、
B項 A項の個人情報を用いて前記非常時情報管理手段が行った情報処理の情報、
C項 B項の情報処理で出力された物理的な情報、である、システム。
- 請求項1に記載されたシステムにおいて、第二または第三コミュニケータに前記非常時情報管理手段による第二および第三ユーザの個人情報の検知ができないようにして第二および第三ユーザの個人情報が利用できる状態を解除する個人情報利用解除手段が兼備され、
第一ユーザの端末操作によって前記非常時情報管理手段が第二および第三ユーザの個人情報を検知できる非常時モードとなった後に、
前記個人情報利用解除手段を操作できる第二または第三ユーザが該個人情報利用解除手段で、前記非常時モードから第二および第三ユーザの個人情報の検知ができず、第二および第三ユーザの個人情報を利用できない常態モードに戻すと共に、次のAからC項に記載された情報を第二または第三コミュニケータに伝達するもので、該AからC項は、
A項 検知した第二および第三ユーザの個人情報、
B項 A項の個人情報を用いて前記非常時情報管理手段が行った情報処理の情報、
C項 B項の情報処理で出力された物理的な情報、である、システム。
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