JP2005109816A - 情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラム - Google Patents

情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】企業内での電話連絡などにおいて、架電先のユーザがどこにいても架電元のユーザとの間でスムーズに連絡を取り合えるよう支援すること。
【解決手段】各ユーザの自席にPC+ICカードリーダ(クライアント101)、各会議室にICカードリーダ(クライアント102)を設置し、ユーザが携行するICカード100の抜き差しを監視して、各ユーザの現在位置をサーバ103のDBに登録する。架電元のユーザaは、架電先のユーザbが今いる場所の電話番号を上記DBからPC画面に読み出して、マウスクリックなどにより当該番号に架電する。また、ユーザaがユーザbの自席の電話機104にダイヤルすると、そのまま接続/ユーザbが今いる場所の電話機104に転送/ユーザbへの電子メールを送信など、上記DBに登録されたユーザbの状況により、サーバ103で以後の処理が切り替えられる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、システム内の複数のICカードリーダなどから収集された各ユーザの現在位置を、ユーザからの問い合わせに応じて検索・回答する情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラムに関する。
携帯電話の急速な普及により電話は一人一台の時代となりつつあるが、少なくとも据え置きタイプの電話機は複数人で共用するのが一般的である。社員一人一人に電話機を配布している企業でも、少なくとも外線電話は部課ごとやグループごとなど、複数人に一つだけ割り当てていることが多い。
そこで、この外線電話にかかってきた電話をいずれかの社員に取り次ぐ業務が日常的に発生するが、大所帯のオフィスでは内部者間でも、必ずしも顔や名前を知っているとは限らない。そのため先方の指定した相手が(1)本当に自社の社員かどうか、(2)社員だとしてもこの外線電話から電話を転送可能かどうか、また(3)社員であって転送可能であっても当該社員が今電話に出られる状態かどうか、などの確認に手間取ってしまう。
この点、社員の氏名を入力するとその所属や電話番号などが画面表示される、何らかの社員検索システムを導入している企業では、上記(1)(2)の確認は比較的スムーズである。しかし(3)、特に離席しがちな社員については応対に時間のかかることも多い。そしてこうしたタイムラグは、架電元への印象を悪くし、クレーム対応時など場合によっては業務に無用なトラブルを生じさせることもある。
一方、小所帯のオフィスでは、電話が集中すると同時に着電した複数の電話を取り切れない場合がある。もし辛うじて取れたとしても、呼び出し音が鳴り始めてから相当時間のたっている場合があり、これも架電元への印象を悪くしてしまう。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、架電先のユーザがどこにいても架電元のユーザとの間でスムーズに連絡を取りうる状態を得ることが可能な情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報検索装置は、ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報をデータベースに登録する登録手段と、第1のユーザが指定した第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された電話番号を前記第1のユーザに通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけうる状態を得ることができる。
また、請求項2の発明にかかる情報検索装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、前記第1のユーザからの指示を待って前記通知手段により通知された電話番号に架電する架電手段を備えることを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけることができる。
また、請求項3の発明にかかる情報検索装置は、ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報をデータベースに登録する登録手段と、第1のユーザが指定した電話番号で特定される第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、実際にダイヤルした電話番号にかかわらず、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけうる状態を得ることができる。
また、請求項4の発明にかかる情報検索装置は、請求項3に記載の発明において、さらに、前記特定手段により特定された電話番号に架電する架電手段を備えることを特徴とする前記請求項3に記載の情報検索装置。
この請求項4の発明によれば、実際にダイヤルした電話番号にかかわらず、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけることができる。
また、請求項5の発明にかかる情報検索装置は、請求項4に記載の発明において、前記架電手段が、前記第1のユーザが指定した電話番号と前記特定手段により特定された電話番号とが異なる場合に、前記第1のユーザからの指示を待って前記特定手段により特定された電話番号に架電することを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、架電先のユーザが本来の場所にいない場合に、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話を転送するか否かを選択できる。
また、請求項6の発明にかかる情報検索装置は、請求項4または請求項5に記載の発明において、前記架電手段が、前記第2のユーザが電話応対可能な状態である場合に前記特定手段により特定された電話番号に架電することを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、架電先のユーザが応対可能な状態である場合に、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけることができる。
また、請求項7の発明にかかる情報検索装置は、請求項4〜請求項6のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記検索手段により検索された識別情報で特定される場所の端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信手段を備えることを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、架電先のユーザが応対不能な状態である場合は、架電先のユーザが今いる場所の端末に電子メールなどのメッセージが送信される。
また、請求項8の発明にかかる情報検索装置は、請求項4〜請求項6のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記第2のユーザの携帯端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信手段を備えることを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、架電先のユーザが応対不能な状態である場合は、架電先のユーザの携帯端末に電子メールなどのメッセージが送信される。
また、請求項9の発明にかかる情報検索方法は、ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された情報をデータベースに登録する登録工程と、第1のユーザが指定した第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索工程と、前記検索工程で検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定工程と、前記特定工程で特定された電話番号を前記第1のユーザに通知する通知工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけうる状態を得ることができる。
また、請求項10の発明にかかる情報検索方法は、請求項9に記載の発明において、さらに、前記第1のユーザからの指示を待って前記通知工程で通知された電話番号に架電する架電工程を含むことを特徴とする。
この請求項10の発明によれば、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけることができる。
また、請求項11の発明にかかる情報検索方法は、ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された情報をデータベースに登録する登録工程と、第1のユーザが指定した電話番号で特定される第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索工程と、前記検索工程で検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項11の発明によれば、実際にダイヤルした電話番号にかかわらず、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけうる状態を得ることができる。
また、請求項12の発明にかかる情報検索方法は、請求項11に記載の発明において、さらに、前記特定工程で特定された電話番号に架電する架電工程を含むことを特徴とする。
この請求項12の発明によれば、実際にダイヤルした電話番号にかかわらず、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけることができる。
また、請求項13の発明にかかる情報検索方法は、請求項12に記載の発明において、前記架電工程では、前記第1のユーザが指定した電話番号と前記特定工程で特定された電話番号とが異なる場合に、前記第1のユーザからの指示を待って前記特定工程で特定された電話番号に架電することを特徴とする。
この請求項13の発明によれば、架電先のユーザが本来の場所にいない場合に、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話を転送するか否かを選択できる。
また、請求項14の発明にかかる情報検索方法は、請求項12または請求項13に記載の発明において、前記架電工程では、前記第2のユーザが電話応対可能な状態である場合に前記特定工程で特定された電話番号に架電することを特徴とする。
この請求項14の発明によれば、架電先のユーザが応対可能な状態である場合に、架電元のユーザは架電先のユーザが今いる場所の電話機に電話をかけることができる。
また、請求項15の発明にかかる情報検索方法は、請求項12〜請求項14のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記検索工程で検索された識別情報で特定される場所の端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信工程を含むことを特徴とする。
この請求項15の発明によれば、架電先のユーザが応対不能な状態である場合は、架電先のユーザが今いる場所の端末に電子メールなどのメッセージが送信される。
また、請求項16の発明にかかる情報検索方法は、請求項12〜請求項14のいずれか一つに記載の発明において、さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記第2のユーザの携帯端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信工程を含むことを特徴とする。
この請求項16の発明によれば、架電先のユーザが応対不能な状態である場合は、架電先のユーザの携帯端末に電子メールなどのメッセージが送信される。
また、請求項17の発明にかかる情報検索プログラムによれば、請求項9〜請求項16のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることが可能である。
本発明にかかる情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラムによれば、架電元のユーザは、架電先のユーザがどこにいても当該ユーザとの間でスムーズに連絡を取り得る状態にすることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかる情報検索装置を含む、情報検索システムの全体構成を示す説明図である。
図中、100はICカードであり、本システムのユーザである各社員により常時携行される。このICカード100はいわゆる「社員証」として機能し、そのメモリには少なくとも持ち主の社員IDが記録されている。
101は後述するサーバ103のクライアントであり、各社員の自席に設置されたPC(パーソナル・コンピュータ)と、当該PCに接続された接触式あるいは非接触式ICカードリーダ(リーダ機器とICカード100が赤外線等の無線通信をおこなう)により実現される。なお、このクライアント101はICカード100を挿入しないと(接触式カードリーダの場合)、あるいは所定の距離まで近づけないと(非接触式カードリーダの場合)動作しないようになっている(すなわち、ICカード100がクライアント101の認証鍵となっている)。また、クライアント101にはヘッドフォン(あるいはスピーカ)とマイクロフォンとが接続され、後述する電話機104との音声通話が可能となっている。
102もサーバ103のクライアントであり、自席以外に社員がよくいる場所、たとえば会議室(たとえば出入口付近や会議机など)ごとに設置された接触式あるいは非接触式ICカードリーダである。この接触式あるいは非接触式ICカードリーダはPCに接続されていない代わりに、簡易型のキーボードとディスプレイを備え、後述する退室操作や電話応対可否の設定などが可能となっている。なお、各会議室にもPCを設置し、このPCに接触式あるいは非接触式ICカードリーダを接続してクライアント102としてもよい(この場合上記のキーボードやディスプレイは不要である)。
103はサーバであり、各社員の自席あるいは各会議室に設置されたクライアント101/102から、各社員の現在位置を収集するとともに、クライアント101からの問い合わせに応じて、指定された社員が今どこにいるかなどを検索する。このサーバ103が本発明にいう情報検索装置に相当する。
また、104は各社員の自席あるいは各会議室に設置された電話機である。105は電話機104間の内線通話、電話機104への/からの外線通話などを交換・制御するとともに、サーバ103からの指示を受けて、クライアント101からの通話を指定された電話機104へ接続するPBXである。
次に、図2はこの発明の実施の形態にかかる情報検索装置、すなわち図1に示したサーバ103のハードウエア構成を示す説明図である。図中、201は装置全体を制御するCPUを、202は基本入出力プログラムを記憶したROMを、203はCPU201のワークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示している。
また、204はCPU201の制御にしたがってHD(ハードディスク)に対するデータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、205はカーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示するディスプレイを、206は文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボードを、207は本装置が接続されたネットワークへの/からの各種データの送/受信を制御する通信制御部を、200は上記各部を接続するためのバスを、それぞれ示している。
次に、図3はこの発明の実施の形態1にかかる情報検索装置、すなわち図1に示したサーバ103の機能構成を示す説明図である。
300は社員DBであり、本システムのユーザである各社員の詳細情報を保持するデータベースである。この社員DB300に保持される具体的な項目は下記の通りである。
・社員ID
・氏名
・ふりがな
・事業所名
・部署
・役職
・電話番号(内線番号/外線番号/携帯電話番号)
・メールアドレス(自席PCのメールアドレス/携帯電話のメールアドレス)
301は機器管理DBであり、クライアント101/102など本システムを構成する各機器の詳細情報を保持するデータベースである。この機器管理DB301に保持される具体的な項目は下記の通りである。
・機器ID(各機器に付与されたネットワークアドレスを機器IDとして利用)
・設置場所名(社員名や会議室名)
・事業所ID
・フロア(階数)
・設備コード(1:社員自席 2:会議室)
・機器の属する内線番号
ここで「機器の属する内線番号」とは、当該機器の機器IDで特定される場所にある電話機104の内線番号である。この電話機104は必ずしも機器に併設されている必要はなく、たとえば当該機器が設置されている会議室内の電話機104、当該機器の最寄りの電話機104などの内線番号を「機器の属する内線番号」とする。
302は受信部であり、クライアント101/102から送信されてきた各種要求を受信するとともに、その要求が何であるかにより、後述する更新部304、検索部306あるいは架電部308へと処理を振り分ける機能部である。受信部302が受信する要求には、少なくとも下記の6つがある。
(1)現在位置登録要求
ユーザがそのICカード100をクライアント101/102に挿入したとき、すなわちユーザが自席に着席もしくは会議室に入室したときに、クライアント101/102から送信されてくる要求である。この要求は具体的には、
(a)現在位置登録要求を意味する所定の文字列(命令コード)
(b)要求元のクライアント101/102の機器ID
(c)ICカード100から読み取られた社員ID
から構成される。
(2)現在位置削除要求
ユーザが自席のクライアント101からICカード100を抜き取るか、あるいは会議室のクライアント102で所定の退室操作(ファンクションキーの押下など)を行ったとき、すなわちユーザの離席時もしくは退室時にクライアント101/102から送信されてくる要求である。この要求は具体的には、
(a)現在位置削除要求を意味する所定の文字列(命令コード)
(b)要求元のクライアント101/102の機器ID
(c)ICカード100挿入時に読み取られた社員ID
から構成される。
(3)応対可否登録要求
ICカード100挿入時、あるいはICカード100挿入後所定の操作により表示される設定画面で、ユーザが電話応対の可否などを設定した場合に、クライアント101/102から送信されてくる要求である。この要求は具体的には、
(a)応対可否登録要求を意味する所定の文字列(命令コード)
(b)要求元のクライアント101/102の機器ID
(c)ICカード100挿入時に読み取られた社員ID
(d)応対可否(可または不可)
(e)応対可能時刻(応対可能となる時刻。応対不可の場合にのみ登録可能)
から構成される。
(4)現在位置検索要求
ユーザがクライアント101の検索画面から検索条件を入力して、当該条件に適合するユーザの所在確認を要求した場合に送信されてくる要求である。この要求は具体的には、
(a)現在位置検索要求を意味する所定の文字列(命令コード)
(b)要求元のクライアント101の機器ID
(c)検索条件
から構成される。なお、検索条件としてはたとえば社員の氏名や部署など、社員DB300内の任意の項目を指定でき、複数の項目をANDやORで組み合わせることもできる。
(5)座席地図検索要求
ユーザがクライアント101の検索結果画面(後述)から、特定のユーザが今いる場所の座席地図ファイル305(後述)を要求した場合に送信されてくる要求である。この要求は具体的には、
(a)座席地図検索要求を意味する所定の文字列(命令コード)
(b)要求元のクライアント101の機器ID
(c)座席地図ファイル305の名称(ファイル名)
から構成される。
(6)架電要求
ユーザがクライアント101の検索結果画面(後述)から、特定のユーザへの架電(より正確には、当該ユーザが今いる場所の電話機104への架電)を要求した場合に送信されてくる要求である。この要求は具体的には、
(a)架電要求を意味する所定の文字列(命令コード)
(b)要求元のクライアント101の機器ID
(c)架電先の電話機104の内線番号
から構成される。
次に、303は所在管理DBであり、本システムのユーザである各社員の現在位置や電話応対の可否などを保持するデータベースである。この所在管理DB303に保持される具体的な項目は下記の通りである。
・社員ID
・応対可否
・応対可能時刻
・機器ID
・設置場所名
・事業所ID
・フロア
・設備コード
・機器の属する内線番号
・現在位置の登録日時(現在位置の登録要求があった日時)
次に、304は更新部であり、受信部302が上記(1)〜(3)のいずれかの要求を受信した場合に、当該要求に応じて所在管理DB303を更新する機能部である。
図4は、この発明の実施の形態1にかかる情報検索装置、すなわち図1に示したサーバ103における所在管理DB303の更新処理の手順を示すフローチャートである。クライアント101/102から受信したデータ内の命令コードにより、上記(1)〜(3)のいずれかの要求を受けたことを受信部302が検知すると、受信部302により起動された更新部304が図示する処理を開始する。
まず、受信した要求が(1)の現在位置登録要求であった場合は(ステップS401:Yes)、当該要求中の機器IDで機器管理DB301を検索して、その詳細情報、具体的には設置場所名、事業所ID、フロア、設備コードおよび機器の属する内線番号を取得する(ステップS402)。
次に、上記要求中の社員IDを含むレコードが所在管理DB303に存在するかどうかを調べ、もしすでにある場合は(ステップS403:Yes)当該レコードの「機器ID」項目を上記要求中の機器IDで更新するとともに、「設置場所名」〜「機器の属する内線番号」の各項目を、ステップS402で取得した詳細情報により更新する(ステップS404)。なお、このとき上記レコードの「現在位置の登録日時」項目は現在日時に書き換える。
一方、現在位置登録要求中の社員IDを含むレコードが所在管理DB303にまだ存在しない場合は(ステップS403:No)、当該要求中の社員IDと機器ID、ステップS402で取得した機器の詳細情報、および現在日時からなる新たなレコードを所在管理DB303に追加する(ステップS405)。なお、このとき当該レコードの「応対可否」項目にはデフォルトで可を設定し、「応対可能時刻」には何も設定しない。
また、受信した要求が(2)の現在位置削除要求であった場合は(ステップS401:No、ステップS406:Yes)、当該要求中の社員IDを含むレコードが所在管理DB303に存在するかどうかを調べ、もしなければ(ステップS407:No)そのまま終了するが、もしあれば(ステップS407:Yes)当該レコードを所在管理DB303から削除する(ステップS408)。
また、受信した要求が上記(1)でも(2)でもなく、(3)の応対可否登録要求であった場合は(ステップS401:No、ステップS406:No)、当該要求中の社員IDを含むレコードが所在管理DB303に存在するかどうかを調べ、もしなければ(ステップS409:No)そのまま終了するが、もしあれば(ステップS409:Yes)当該レコードの「応対可否」および/または「応対可能時刻」項目を、上記要求中の応対可否および/または応対可能時刻で更新する(ステップS410)。
上記説明から分かるように、所在管理DB303には社員一人について最大1つずつレコードが保持される。外出時や社内移動中など、離席/退室したままICカード100をどこにも挿入しないでいる社員のレコードは、所在管理DB303に存在しない(削除されたままとなる)。また、たとえば退室操作を忘れて会議室から自席に戻っても、ICカード100の自席PCへの挿入時に当該社員のレコードがすでにある(当該レコードではまだ会議室にいることになっている)ことが検出され、古い現在位置が新しい現在位置に書き換えられる。
なお、機器IDが分かれば当該機器のある場所、ひいてはユーザの今いる場所は一意に特定できるので(機器IDが場所の識別情報として機能する、と言ってもよい)、所在管理DB303には少なくとも社員IDと機器IDとが保持されていればよいが、当該機器の詳細情報を機器管理DB301から読み出して(ステップS402)所在管理DB303に二重に登録しておくのは、もっぱら以後の処理の便宜のためである。
図3に戻り、次に305は座席地図ファイル(群)であり、クライアント101/102の設置場所の周辺地図(群)である。座席地図は事業所IDで区別される各事業所の各フロアごとに作成され、それぞれ「事業所ID+フロア(階数)」というファイル名で保存されている。
次に、306は検索部であり、受信部302が上記(4)の現在位置検索要求や(5)の座席地図検索要求を受信した場合に、当該要求に応じて所在管理DB303や座席地図ファイル305を検索する機能部である。307は送信部であり、検索部306から入力した検索結果画面(後述)や座席地図ファイル305をクライアント101に送信する機能部である。また、308は架電部であり、受信部302が上記(6)の架電要求を受信した場合に、当該要求中の内線番号で特定される電話機104への発呼処理を行う機能部である。
次に、図5はこの発明の実施の形態1にかかる情報検索装置、すなわち図1に示したサーバ103における検索処理および架電処理の手順を示すフローチャートである。クライアント101から受信したデータ内の命令コードにより、上記(4)の要求を受けたことを受信部302が検知すると、受信部302により起動された検索部306が図示する処理を開始する。
上述のように上記要求には、対象となる社員を特定するための検索条件が含まれているので、検索部306はまず社員DB300を検索して、当該条件に適合する社員のレコードを取得する(ステップS501)。次に、上記検索にヒットした社員の社員IDで所在管理DB303を検索し、当該社員のレコードを取得する(ステップS502)。
そして、上記で取得した各レコードを比較して、上記各社員の所在を判定する(ステップS503)。具体的には個々の社員につき、社員DB300から得られた「内線番号」の値と、所在管理DB303から得られた「機器の属する内線番号」の値とを比較して、一致する場合は所在=”自席”、一致しない場合は所在=”××××”(注:所在管理DB303から得られた設置場所名)とする。また、そもそも所在管理DB303に当該社員のレコードがなかった場合は、所在=”外出中/社内移動中”とする。
そして、ステップS501で社員DB300から得られた「氏名」「ふりがな」「部署」「役職」、ステップS502で所在管理DB303から得られた「機器の属する内線番号」「応対可否」「応対可能時刻」、およびステップS503で得られた所在を組み合わせた検索結果画面を作成するとともに(ステップS504)、送信部307に指示して、当該画面を要求元のクライアント101へ送信させる(ステップS505)。
図6はクライアント101における検索結果画面の表示例である。図中「所在」項目の各文字列には、当該文字列で特定される場所周辺の座席地図ファイル305へのリンクが埋め込まれている。すなわちステップS502の所在管理DB303の検索で、社員が今いる場所の事業所IDとフロアとが分かるので、検索部306はこれらから当該場所周辺の座席地図のファイル名(「事業所ID+フロア」)を生成して、「所在」項目の各文字列に埋め込んでおく。なお、外出中または社内移動中の社員の「所在」項目はブランクとする。
そしてユーザが上記リンクをクリックすると、クライアント101から上述の(5)の要求(座席地図検索要求)がサーバ103の受信部302へ送信される(図5ステップS506:Yes)。そして、受信部302により起動された検索部306は、座席地図ファイル305の中から上記要求中のファイル名で特定されるファイルを検索するとともに(ステップS507)、送信部307に指示して、検索した座席地図ファイル305を要求元のクライアント101へ送信させる(ステップS508)。
図7はクライアント101における座席地図ファイル305の表示例である。図示する例は単に地図を表示しただけであるが、検索対象の社員が今いる場所、たとえば図中「会議室A」を強調表示(表示色を変える、点滅させるなど)するようにしてもよい。なお、図中それぞれの座席や会議室(の表示領域)には、その場所にある電話機104の内線番号が埋め込まれている。
一方、図6の画面中「内線番号」とあるのは、社員DB300に保持された各社員の内線番号ではなく、所在管理DB303に保持された機器の属する内線番号、すなわち社員が今いる場所の内線番号である(したがって所在管理DB303に登録のない、外出中や社内移動中の社員の内線番号は表示されない)。この「内線番号」項目の各値、あるいは図7中の座席や会議室をユーザがクリックすると、クライアント101から上述の(6)の要求(架電要求)がサーバ103の受信部302へ送信される(図5ステップS509:Yes)。そして、受信部302により起動された架電部308は、上記要求中の内線番号で特定される電話機104への発呼処理を行う(ステップS510)。
以上説明した実施の形態1によれば、架電元のユーザは図6の検索結果画面で、架電先のユーザが今いる場所やその場所の内線番号、当該ユーザの応対可否などを確認した上で、マウスクリックという簡単な操作により、当該内線番号へ電話をかけることができる。
なお、図6の画面ではたとえ応対不可に設定されているユーザでも、内線番号のクリックによりその現在位置の電話機104へ架電することが可能であるが、この際に「相手先は現在電話応対不能です。電話しますか?」などの確認メッセージを表示するようにしてもよい。
このように、電話に出られるかどうかを内線検索システムで表示することによって、架電元のユーザが検索結果を見ることができ、電話するかどうかを受ける身になって考えることができる。そして、場合によって(たとえば、重要な会議中である場合など)は、架電を取り止めるように判断することで、より円滑かつ効率的な業務を遂行することができる。
なお、電話を受けられるかどうかは、固定電話、携帯電話に限定されない。携帯電話では、たとえばマナーモード+応答メッセージなどで対応することもできるが、携帯電話機を携帯している場合や、机上に置いていたりする場合は、電話機が振動するだけで、思考が中断されることがあり、そのような事態を回避することができる。
(実施の形態2)
さて、上述した実施の形態1では、電話をかける相手の所在や応対の可否などを事前に照会できるようにしたが、実際にはこの確認をしないまま電話するケースが圧倒的に多い(上席者には相手の状況を確認してから電話する場合もあるが、頻度としては少ない)。
そこで以下で説明する実施の形態2のように、電話した相手の状況に応じて、サーバ103で以下のように処理を切り替えるようにしてもよい。
(1)相手の自席の内線電話(電話機)104へ接続…相手が自席におりかつ応対可のとき。
(2)相手が今いる場所の内線電話(電話機)104へ転送…相手が会議室におりかつ応対可のとき。
(3)折り返し電話されたい旨のメッセージを送信…相手が外出中/社内移動中、もしくは応対不可のとき。
この発明の実施の形態2にかかる情報検索装置を含む、情報検索システムの全体構成、および当該装置のハードウエア構成は、それぞれ図1および図2に示した実施の形態1のそれと同様であるので説明を省略する。
図8は、この発明の実施の形態2にかかる情報検索装置、すなわちサーバ103の機能構成を示す説明図である。図示する機能構成は、図3に示した実施の形態1のそれに架電制御部809を追加したものである。架電制御部809以外の各部の機能は、図3中の同名の各部の機能とほぼ同様であるが、若干の相違点、および架電制御部809の機能については以下に述べるフローチャートで説明する。
図9は、この発明の実施の形態2にかかる情報検索装置、すなわちサーバ103における架電制御処理の手順を示すフローチャートである。ユーザaが本システム内の電話機104から他のユーザbの自席の電話機104にダイヤルすると、当該通話はPBX105を経由してまずサーバ103の架電制御部809に接続され、架電制御部809により図示する処理が開始される。
架電制御部809は、まずダイヤルされた内線番号で社員DB800を検索して、当該内線番号を含むレコードの「社員ID」項目の値(すなわちユーザbの社員ID)を取得する(ステップS901)。次に、上記社員IDで所在管理DB803を検索して(ステップS902)、もし当該社員IDを含むレコード(すなわちユーザbのレコード)があれば(ステップS903:Yes)、さらに当該レコードの「応対可否」項目と「設備コード」項目の値を取得する。
そして、ユーザbが自席におりかつ応対可能な状態であるとき、具体的には所在管理DB803中の「応対可否」項目が可で「設備コード」項目が1である場合は(ステップS904:Yes、ステップS905:Yes)、架電制御部809は架電部808に指示して、ユーザaがダイヤルした内線番号で特定される電話機104、すなわちユーザbの自席の電話機104へそのまま接続する(ステップS906)。
また、ユーザbが会議室におりかつ応対可能な状態であるとき、具体的には所在管理DB803中の「応対可否」項目が可で「設備コード」項目が2である場合は(ステップS904:Yes、ステップS905:No)、架電制御部809は「おかけになった内線番号××××(注:内線番号)のbさんは××××(注:会議室名)にいます。会議室への転送を希望する場合は1と#を、折り返し電話を希望する場合は2と#を押してください。」などの音声案内を再生する(ステップS907)。
そして、ユーザaから転送希望があると(ステップS908:Yes)、架電制御部809は架電部808に指示して、ユーザaがダイヤルした番号ではなく所在管理DB803中の「機器の属する内線番号」で特定される電話機104、すなわちユーザbが今いる会議室の電話機104へ接続する(ステップS909)。
また、ユーザbが外出中/社内移動中であるかもしくは応対不能な状態であるとき、具体的には所在管理DB803中にユーザbのレコードがないか(ステップS903:No)、もしあっても「応対可否」項目が不可に設定されている場合は(ステップS903:Yes、ステップS904:No)、または、ユーザaから転送希望がなかった場合(ステップS908:No)、架電制御部809は各状況に応じて、それぞれ下記のような音声案内を再生する(ステップS910)。
(1)ユーザbが外出中/社内移動中の場合
「おかけになった内線番号××××(注:内線番号)のbさんは外出中か社内移動中です。折り返し電話を希望する場合は、ピーッと鳴った後あなたの社員IDと#を入力してください。bさんの携帯端末に返信依頼メッセージを送信します。」
(2)ユーザbが自席にいて応対不可の場合
「おかけになった内線番号××××(注:内線番号)のbさんは自席にいますが××××(注:「現在応対不能」または「PM3:00以降応対可能」など)です。折り返し電話を希望する場合は、ピーッと鳴った後あなたの社員IDと#を入力してください。bさんの端末に返信依頼メッセージを送信します。」
(3)ユーザbが会議室にいて応対不可の場合
「おかけになった内線番号××××(注:内線番号)のbさんは××××(注:会議室名)にいますが××××(注:「現在応対不能」または「PM3:00以降応対可能」など)です。折り返し電話を希望する場合は、ピーッと鳴った後あなたの社員IDと#を入力してください。会議室の端末に返信依頼メッセージを送信します。」
そして、ユーザaがユーザbからの返信を希望すると(ステップS911:Yes)、架電制御部809はユーザaに折り返し電話されたい旨の返信依頼メッセージを作成する(ステップS912)。具体的な文面はたとえば
「××部(注:ユーザaの所属)のaです。至急連絡取りたい、下記に返信願います。
・xxxx(注:ユーザaが発信した電話機104の内線番号)
・03−xxxx−xxxx(注:ユーザaが発信した電話機104の外線番号)
・090−xxxx−xxxx(注:ユーザaの携帯電話の番号)」
のようになる。
そして、架電制御部809は上記で作成したメッセージを、送信部807に指示して下記のいずれか宛に送信させる(ステップS913)。
(1)ユーザbが外出中/社内移動中の場合
ユーザbの携帯電話のメールアドレス。このアドレスはステップS901で社員DB800から検索したレコードに含まれている。
(2)ユーザbが自席にいて応対不可の場合
ユーザbの自席のクライアント101のメールアドレス。このアドレスはステップS901で社員DB800から検索したレコードに含まれている。
(3)ユーザbが会議室にいて応対不可の場合
ユーザbが今いる会議室のクライアント102のアドレス。このアドレスはステップS902で所在管理DB803から検索したレコードの「機器ID」項目の値である(上述のように機器ID=アドレスであるため)。なお、クライアント102に送信された返信依頼メッセージは、一旦そのメモリに蓄積され、クライアント102で退室操作があったときにそのディスプレイ上に表示される。
その後、架電制御部809は「返信依頼メッセージを送信しました。回線を切断します。」などの終了メッセージを再生して、回線を切断する(ステップS914)。なお、特に返信希望がなければ(ステップS911:No)そのまま終了する(ステップS914)。
以上説明した実施の形態2によれば、実施の形態1のような検索結果画面をいちいち確認しなくても、架電元のユーザaは架電先のユーザbの状況に応じて、相手の迷惑にならない範囲で、実際に連絡を取ったり連絡を取りたい旨を伝達したりすることができる。
なお、上述した実施の形態1および2のクライアント101は、ユーザからの指示を待ってサーバ103に接続しているが、あるいは定期的(たとえば3分ごと)にサーバ103に接続して、よく電話する相手の所在やその場所の内線番号、応対可否などをあらかじめ取得しておくようにしてもよい。図10はこの場合のユーザインターフェース画面の一例である。この画面はたとえばアイコン化した状態でクライアント101のデスクトップに常駐しており、当該アイコンのクリックにより図示する形に表示される。
図中、エリア1000は上述した実施の形態1および2と同様、特定のユーザの所在などを個々に問い合わせるための画面であり、任意の検索条件を入力して検索ボタン1000aを押下することで、当該条件に適合するユーザの現在位置などを表示させることができる。なお、図中各行の「伝言ボタン」1000bを押下すると、対応するユーザ宛の伝言メッセージをフリーテキストで入力できる。このメッセージは宛先のユーザの状況に応じて、その自席PC(クライアント101)、会議室のICカードリーダ(クライアント102)、あるいは携帯電話に送信される。
一方、エリア1001はよく電話をかける相手として、あらかじめ登録されたユーザの所在と応対可否であり、上述のようにクライアント101がサーバ103に定期的に接続して、その所在管理DB303/803から取得したものである。このようによく電話する相手の状況は常時監視されているので、架電前に社員名を入力して状況を確認するなどといった作業が不要である。
また、エリア1002には過去に電話をかけたことのある相手が頻度順または日時順に表示され、チェックボックスにチェックを入れて検索ボタン1002aを押下することで、その所在などをエリア1000に表示させることができる。なお、エリア1002には実際に電話をかけたことのある相手でなく、たまに電話をかける相手としてあらかじめ登録されたユーザを表示するようにしてもよい。
また、上記実施の形態で説明した情報検索方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる情報検索装置、情報検索方法、および情報検索プログラムは、ユーザ間での電話連絡を円滑化・効率化する用途に有用であり、特にユーザが複数の場所を頻繁に移動する場合に適している。
この発明の実施の形態1にかかる情報検索装置を含む、情報検索システムの全体構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる情報検索装置(サーバ103)のハードウエア構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる情報検索装置(サーバ103)の機能構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる情報検索装置(サーバ103)における所在管理DB303の更新処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1にかかる情報検索装置(サーバ103)における検索処理および架電処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1にかかる検索結果画面の、クライアント101における表示の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる座席地図ファイル305の、クライアント101における表示の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2にかかる情報検索装置(サーバ103)の機能構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2にかかる情報検索装置(サーバ103)における架電制御処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかる情報検索装置(サーバ103)への接続を自動化した場合にクライアント101で表示されるユーザインターフェース画面の一例である。
符号の説明
100 ICカード
101 クライアント(PC+ICカードリーダ)
102 クライアント(ICカードリーダ)
103 サーバ
104 電話機
105 PBX
200 バス
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 ディスプレイ
206 キーボード
207 通信制御部
300,800 社員DB
301,801 機器管理DB
302,802 受信部
303,803 所在管理DB
304,804 更新部
305,805 座席地図ファイル
306,806 検索部
307,807 送信部
308,808 架電部
809 架電制御部

Claims (17)

  1. ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された情報をデータベースに登録する登録手段と、
    第1のユーザが指定した第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された電話番号を前記第1のユーザに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  2. さらに、前記第1のユーザからの指示を待って前記通知手段により通知された電話番号に架電する架電手段を備えることを特徴とする前記請求項1に記載の情報検索装置。
  3. ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された情報をデータベースに登録する登録手段と、
    第1のユーザが指定した電話番号で特定される第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  4. さらに、前記特定手段により特定された電話番号に架電する架電手段を備えることを特徴とする前記請求項3に記載の情報検索装置。
  5. 前記架電手段は、前記第1のユーザが指定した電話番号と前記特定手段により特定された電話番号とが異なる場合に、前記第1のユーザからの指示を待って前記特定手段により特定された電話番号に架電することを特徴とする前記請求項4に記載の情報検索装置。
  6. 前記架電手段は、前記第2のユーザが電話応対可能な状態である場合に前記特定手段により特定された電話番号に架電することを特徴とする前記請求項4または請求項5に記載の情報検索装置。
  7. さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記検索手段により検索された識別情報で特定される場所の端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信手段を備えることを特徴とする前記請求項4〜請求項6のいずれか一つに記載の情報検索装置。
  8. さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記第2のユーザの携帯端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信手段を備えることを特徴とする前記請求項4〜請求項6のいずれか一つに記載の情報検索装置。
  9. ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信された情報をデータベースに登録する登録工程と、
    第1のユーザが指定した第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索工程と、
    前記検索工程で検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された電話番号を前記第1のユーザに通知する通知工程と、
    を含むことを特徴とする情報検索方法。
  10. さらに、前記第1のユーザからの指示を待って前記通知工程で通知された電話番号に架電する架電工程を含むことを特徴とする前記請求項9に記載の情報検索方法。
  11. ICカードなどに保持されたユーザの識別情報および当該識別情報が読み取られた場所の識別情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信された情報をデータベースに登録する登録工程と、
    第1のユーザが指定した電話番号で特定される第2のユーザの識別情報と対応づけて前記データベースに登録されている前記場所の識別情報を検索する検索工程と、
    前記検索工程で検索された識別情報から当該識別情報で特定される場所にある電話機の電話番号を特定する特定工程と、
    を含むことを特徴とする情報検索方法。
  12. さらに、前記特定工程で特定された電話番号に架電する架電工程を含むことを特徴とする前記請求項11に記載の情報検索方法。
  13. 前記架電工程では、前記第1のユーザが指定した電話番号と前記特定工程で特定された電話番号とが異なる場合に、前記第1のユーザからの指示を待って前記特定工程で特定された電話番号に架電することを特徴とする前記請求項12に記載の情報検索方法。
  14. 前記架電工程では、前記第2のユーザが電話応対可能な状態である場合に前記特定工程で特定された電話番号に架電することを特徴とする前記請求項12または請求項13に記載の情報検索方法。
  15. さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記検索工程で検索された識別情報で特定される場所の端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信工程を含むことを特徴とする前記請求項12〜請求項14のいずれか一つに記載の情報検索方法。
  16. さらに、前記第2のユーザが電話応対不能な状態にある場合に、前記第2のユーザの携帯端末に前記第2のユーザに対するメッセージを送信する送信工程を含むことを特徴とする前記請求項12〜請求項14のいずれか一つに記載の情報検索方法。
  17. 前記請求項9〜請求項16のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させる情報検索プログラム。
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