JPH10285270A - 情報処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び記憶媒体

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Publication number
JPH10285270A
JPH10285270A JP9082976A JP8297697A JPH10285270A JP H10285270 A JPH10285270 A JP H10285270A JP 9082976 A JP9082976 A JP 9082976A JP 8297697 A JP8297697 A JP 8297697A JP H10285270 A JPH10285270 A JP H10285270A
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JP
Japan
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party
call
telephone
voice
partner
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Application number
JP9082976A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10285270A publication Critical patent/JPH10285270A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話がかかってきた時、その音声により相手
を特定してユーザーに報知し、ユーザーの指示を受けて
から取り継ぐことにより、ユーザーがかかってきた電話
に適切に対応可能とする。 【解決手段】 エージェントコンピュータブロック16
は、電話応対に係る秘書エージェント処理を実行し、P
Cインターフェース19を介してパーソナルコンピュー
タ2から着信した相手の電話番号データを取得すると、
予め記憶装置17に格納された相手先名を問合わせる音
声メッセージをパーソナルコンピュータ2から相手先に
応答し、その応答に続いて相手先から入力される音声の
特徴あるいは音声の内容を認識及び解析し、この解析結
果と記憶装置17内の電話帳テーブルの設定内容とを照
合して相手先を特定し重要人物か拒否人物かを判別し、
その判別に応じた応対メッセージの相手先電話機への送
出をパーソナルコンピュータ2により実行させ、その相
手の名前、所属、要件等をオーナーに通知してオーナー
の指示を仰いで電話取り継ぐ各処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、秘書処理の代行を
可能にする情報処理装置及びその処理プログラムを記憶
する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、企業内では情報化を進める上でパ
ーソナルコンピュータが欠かせないツールになってお
り、社員一人に1台のパーソナルコンピュータが普及し
つつある。また、企業内では社員一人一人のパーソナル
コンピュータを利用した分散作業から得られる情報を集
約して共有化することで、作業効率の向上を図るコンピ
ュータネットワークとしてのLAN(Local Area Netwo
rk)も急速に普及しつつある。
【0003】また、コンピュータネットワークの普及に
伴ってLAN上で社員同士が連絡事項を電子メールで授
受することが頻繁に行われており、社内のLANに対し
て、自宅に設置した通信機能付のパーソナルコンピュー
タや外出先から通信機能付の携帯情報端末装置(以下、
PDA(Personal Digital Assistant)という)を利用
して公衆回線網から社内のLANにアクセスして、電子
メールの授受を行うことも可能になっている。
【0004】さらに、インターネット等のコンピュータ
通信ネットワークを利用して、パーソナルコンピュータ
やPDAから情報サービスセンターにアクセスして所望
の情報の提供やチケット予約等のサービスを受けること
ができる情報サービスネットワークも急速に普及してき
ている。
【0005】そして、上記LANで構成されたコンピュ
ータ通信ネットワークや情報サービスネットワークは、
そのネットワーク構造の多様化と階層化が進み、利用す
るユーザーが所望の情報にアクセスするための操作手順
が複雑化する傾向にあるため、コンピュータの操作に習
熟したユーザー以外の初心者ユーザーにとっては、その
操作の複雑化がネットワークを利用する際の障壁となっ
ている。
【0006】そこで、コンピューターや携帯情報端末装
置の多勢を占める初心者ユーザーにも簡便に上記ネット
ワークから所望の情報にアクセス可能とすためのアクセ
ス用ソフトウエアの開発が盛んになっており、このアク
セス用ソフトウエアの高機能化を図る目的で、近時、エ
ージェント(代理人)機能を備えたアクセス用ソフトウ
エアの開発及び実用化が図られている。
【0007】このエージェント機能付のアクセス用ソフ
トウエアは、ネットワークにアクセスするパーソナルコ
ンピュータやPDA等の端末側に導入されると共に、ネ
ットワーク内に設置されたサービス情報を提供するサー
バー側にも導入される。そして、端末側のエージェント
は、ユーザーによる簡単なコマンド入力に応じて自動的
にコンピュータネットワーク内のサーバーにアクセスし
て、サーバー側のエージェントと連携して処理を行っ
て、例えば、個人のスケジュールを調整したり、ユーザ
ーに代ってアクセスしてきた相手に適切な応答をしたり
といった、ネットワークへアクセスする際のユーザーの
操作負担を軽減しつつユーザーにとって個人秘書的な業
務を代行させることを目指している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエージェント機能付のアクセス用ソフトウエ
アにあっては、ネットワークへアクセスするためのユー
ザーによる操作負担を軽減しつつ個人のスケジュールを
調整したり、ユーザーに代ってアクセスしてきた相手に
適切な応答をしたりといったユーザーにとって個人秘書
的な業務を代行させることを目指しているが、その代行
業務を実現するための機能としては、以下に述べる点が
不足していた。
【0009】すなわち、従来のエージェント機能付のア
クセス用ソフトウエアにあっては、電話からの着呼に対
応する秘書機能の考慮が不足しているため、エージェン
トサービスを提供するユーザーに電話がかかってきた場
合、その電話を取り継ぐ相手を特定せずに無条件に取り
継いでしまうことになり、ユーザーは、例えば、セール
スマンからの売り込みの電話や重要人物からの大切な電
話に対して同様に応対することになり、不要な通話を強
いられたり、重要な通話の応対を誤ってしまったりとい
った不具合が発生する可能性がある。したがって、エー
ジェント機能付のアクセス用ソフトウエアの秘書機能を
利用した場合、ユーザーはかかってきた電話に対する応
対が適切に行えず、その秘書機能を有効に利用すること
ができない。
【0010】本発明の課題は、電話がかかってきた時、
その音声により相手を特定してユーザーに報知し、ユー
ザーの指示を受けてから取り継ぐことにより、ユーザー
がかかってきた電話に適切に対応可能とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電話の着信に応じて当該電話の応対を代行する情報処理
装置であって、前記電話の相手の音声の特徴あるいは音
声の内容から当該相手を認識し、この認識した音声の特
徴あるいは音声の内容から電話の相手を特定する特定手
段と、この特定手段により特定された相手からの電話で
あることを通知した後、当該相手からの電話を取り継ぐ
取り継ぎ手段と、を具備することを特徴としている。
【0012】この請求項1記載の発明の情報処理装置に
よれば、電話の着信に応じて当該電話の応対を代行する
情報処理装置であって、特定手段が、前記電話の相手の
音声の特徴あるいは音声の内容から当該相手を認識し、
この認識した音声の特徴あるいは音声の内容から電話の
相手を特定すると、取り継ぎ手段が、この特定された相
手からの電話であることを通知した後、当該相手からの
電話を取り継ぐようにする。
【0013】したがって、電話がかかってきたときに、
その電話を無条件に取り継ぎするのではなく、相手の音
声の特徴や音声の内容から特定を行って、当該相手の通
知を行ってから取り継ぎを行うので、オーナーは電話に
対する適切な応対を直ちに行うことができる。
【0014】請求項8記載の発明は、電話の着信に応じ
て当該電話の応対を代行する情報処理装置であって、電
話に応対する内容を指示する入力手段と、前記電話の相
手の音声から当該相手を特定する名称や所属等の特定情
報を認識し、この認識した特定情報から電話の相手を特
定する特定手段と、この特定手段により特定された相手
からの電話であることを通知し、当該電話の取り継ぎを
行うか否かの前記入力手段からの指示を促す通知手段
と、この通知手段による通知に応じて前記入力手段から
入力される電話応対の指示に応じて、当該相手の電話を
取り継ぐ取り継ぎ手段と、を具備することを特徴として
いる。
【0015】この請求項8記載の発明の情報処理装置に
よれば、電話の着信に応じて当該電話の応対を代行する
情報処理装置であって、特定手段が、前記電話の相手の
音声から当該相手を特定する名称や所属等の特定情報を
認識し、この認識した特定情報から電話の相手を特定す
ると、通知手段が、この特定された相手からの電話であ
ることを通知し、当該電話の取り継ぎを行うか否かの入
力手段からの電話応対の指示を促し、取り継ぎ手段が、
この通知に応じて前記入力手段から入力される電話応対
の指示に応じて、当該相手の電話を取り継ぐようにす
る。
【0016】したがって、電話がかかってきたときに、
相手の特定を行ってその相手の特定内容をオーナーに通
知し、ユーザーの指示を仰いでから電話の取り継ぎを行
うようにしているので、オーナーは当該電話に出るべき
電話かどうかを判断した上で電話に出るかどうかを決め
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0018】図1〜図5は、本発明の情報処理装置及び
記憶媒体を適用した一実施の形態のコンピュータシステ
ムを示す図である。
【0019】まず、構成を説明する。
【0020】図1は、本実施の形態のコンピュータシス
テムの全体構成を示す図である。この図1において、コ
ンピュータシステムは、処理コンピュータ1とエージェ
ント装置10がデータ回線Lを介して接続されており、
処理コンピュータ1は、パーソナルコンピュータ(P
C)2、表示装置3、記憶装置4、記憶媒体5、入力装
置6、通信インターフェース7及び電話機20により構
成されている。
【0021】パーソナルコンピュータ2は、記憶装置4
に記憶されているシステムプログラム及び当該システム
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラムを図示しない内蔵
RAM(Random Access Mem-ory )内のプログラム格納
領域に格納し、入力装置6から入力される各種指示ある
いはデータを内蔵RAM内に格納し、この入力指示及び
入力データに応じて内蔵RAM内に格納したアプリケー
ションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理
結果を入力装置3から入力指示される記憶装置6内の保
存先に格納するとともに、表示装置3に表示する。
【0022】また、パーソナルコンピュータ2は、エー
ジェント装置10からデータ回線Lを介して入力される
情報検索のためのアプリケーションプログラムの起動要
求、抽出条件項目の転送要求、キーワードによる抽出条
件の件数回答要求、キーワードによる絞り込み命令、選
択候補の詳細情報の表示指示等に応じて、記憶装置4内
に格納された情報データベースに対して各種情報検索処
理を実行し、その処理結果をエージェント装置10に転
送する。
【0023】さらに、パーソナルコンピュータ2は、通
信インターフェース7により公衆回線網を介して外部の
図示しない処理コンピュータに対してアクセスして、エ
ージェント装置10からデータ回線Lを介して入力され
る情報検索のための各種要求に応じた情報検索処理を依
頼し、その処理結果を他の処理コンピュータから受信し
てエージェント装置10に転送する機能を有する。
【0024】さらにまた、パーソナルコンピュータ2
は、通信インターフェース7により公衆回線網を介して
外部の図示しない電話機から当該電話機20への着呼を
受信すると、その相手の電話番号をエージェント装置1
0に通知し、この着呼に対してエージェント装置10か
ら伝送される応対用の各種音声メッセージを通信インタ
ーフェース7を介して相手の電話機に送出して、オーナ
ーにかかってきた電話に対応する通信処理をエージェン
ト装置10の制御の元に実行する。
【0025】表示装置3は、CRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶表示パネル等により構成され、パーソナルコ
ンピュータ2から入力される表示データを表示するとと
もに、上記パーソナルコンピュータ2により実行される
情報検索要求に対応する各処理に際して転送される要求
や検索情報等を表示する。
【0026】記憶装置4は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体5を有しており、この記憶媒
体5は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体5は記憶装置4に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体5には上記システムプログラム及び当
該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、通信処理プログラム、情報データベース及び各処理
プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0027】また、この記憶媒体5に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信インターフェース7により公衆回
線網等を介して接続された他の機器から受信して記憶す
る構成にしてもよく、更に、公衆回線網を介して接続さ
れた他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設
け、この記憶媒体5に記憶されているプログラム、デー
タを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0028】入力装置6は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備え、押下されたキーの押下信
号をパーソナルコンピュータ2に出力する。通信インタ
ーフェース7は、パーソナルコンピュータ2から入力さ
れる通信要求に応じて公衆回線網を介して他の処理コン
ピュータと接続し、他の処理コンピュータとの間で情報
の授受を行って受信情報をパーソナルコンピュータ2に
転送する。また、その接続された電話機20における発
呼操作による発呼要求に応じて、公衆回線網を介して相
手先の電話機との間で呼を接続/遮断するための通信プ
ロトコルを実行すると共に、公衆回線網を介して外部の
電話機からの着呼に応じて、公衆回線網を介して相手先
の電話機との間で呼を接続/遮断するための通信プロト
コルを実行する。
【0029】次いで、図1のエージェント装置10の構
成について図2に示す要部構成を示すブロック図により
説明する。
【0030】この図2において、エージェント装置10
は、その内部構成は入出力インターフェースコンピュー
タブロック(IC)15と、エージェントコンピュータ
ブロック16とに大別される。入出力インターフェース
コンピュータブロック(IC)15には、音声出力装置
11、音声入力装置12、表示装置13及び記憶装置1
4が接続され、エージェントコンピュータブロック16
には、記憶装置17、記憶媒体18及びPCインターフ
ェース19が接続されている。
【0031】入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15は、音声入力装置12によりユーザーの音声命
令を変換して入力される音声命令データ、あるいはPC
インターフェース19を介してエージェントコンピュー
タブロック16から入力される相手電話機からの音声デ
ータを、記憶装置14内に格納された音声認識プログラ
ムによりその音声命令内容あるいは音声内容を認識し、
その認識した音声命令あるいは音声内容から情報検索処
理に係る要求内容の分類及び意味内容、あるいは電話応
対に係る音声内容を記憶装置14内に格納された意味解
析プログラムにより解析して、その解析結果をエージェ
ントコンピュータブロック16に出力する。
【0032】また、入出力インターフェースコンピュー
タブロック15は、上記エージェントコンピュータブロ
ック16に出力した要求内容の分類及び意味により、エ
ージェントコンピュータブロック16において実行され
る情報検索処理により検索された候補情報が入力される
と、その候補情報を記憶装置14内に格納された音声変
換プログラムにより音声データに変換して音声出力装置
11により音声として出力させる。
【0033】音声出力装置11は、入出力インターフェ
ースコンピュータブロック15から入力される音声デー
タをD/A変換処理して、内蔵のスピーカーから音声と
して出力する機能を有する。
【0034】音声入力装置12は、内蔵のマイクに入力
されるユーザーの音声命令をA/D変換処理して、音声
データとして入出力インターフェースコンピュータブロ
ック15に出力する機能を有する。
【0035】表示装置13は、CRT(Cathode Ray Tu
be)や液晶表示パネル等により構成され、入出力インタ
ーフェースコンピュータブロック15から入力される表
示データを表示するとともに、上記エージェントコンピ
ュータブロック16により実行される情報検索要求に対
応する各処理に際して入力される音声命令や検索情報等
を表示する。
【0036】記憶装置14は、上記入出力インターフェ
ースコンピュータブロック15により実行される音声認
識処理プログラム、意味解析処理プログラム、音声変換
処理プログラム及び意味解析処理等において利用される
各種辞書データ等を記憶する。
【0037】エージェントコンピュータブロック16
は、記憶装置17に記憶されたエージェント基本プログ
ラムに基づいて後述する電話応対に係る秘書エージェン
ト処理を実行し、具体的には、PCインターフェース1
9を介してパーソナルコンピュータ2から着信した相手
の電話番号データを取得すると、予め記憶装置17に格
納された相手先名を問合わせる音声メッセージをPCイ
ンターフェース19を介してパーソナルコンピュータ2
から相手先に応答し、その応答に続いて相手先から入力
される音声の特徴あるいは音声の内容の認識及び解析を
行い、この解析結果と記憶装置17に格納された電話帳
テーブルの設定内容とを照合して相手先を特定し、当該
相手が「重要人物」か「拒否人物」かを判別する。そし
て、エージェントコンピュータブロック16は、その相
手先の判別結果に応じた応対メッセージの相手先電話機
への送出をパーソナルコンピュータ2により実行させた
後、その相手の「名前」、「所属」、「要件」等をオー
ナーに通知して、オーナーの指示に応じて当該相手先か
らの電話を「つなぐ」か、「後で連絡」するか、「拒
否」するかの各処理を実行する。
【0038】記憶装置17は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体18を有しており、この記
憶媒体18は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体18は記憶装置
17に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体18には上記エージェント
コンピュータブロック16が実行するエージェント基本
プログラムとして、秘書エージェント処理プログラム、
オーナーの電話相手を特定する情報を格納する電話帳テ
ーブル等を記憶する。この電話帳テーブルの具体例を図
3に示す。この図3に示す電話帳テーブルでは、電話帳
情報として「相手の名前」、「所属(会社の所属
等)」、「電話番号」、「重要(重要人物であることを
示すフラグ)」及び「拒否(拒否人物であることを示す
フラグ)」を関連付けて、相手先毎に格納している。
【0039】また、この記憶媒体18に記憶するプログ
ラム、データ等は、PCインターフェース19により公
衆回線網等を介して接続された他の機器から受信して記
憶する構成にしてもよく、更に、公衆回線網を介して接
続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を
設け、この記憶媒体18に記憶されているプログラム、
データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0040】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0041】上記エージェントコンピュータブロック1
6により実行される秘書エージェント処理について図
4、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0042】図1のパーソナルコンピュータ2は、通信
インターフェース7により公衆回線網を介して外部の図
示しない電話機から当該オーナー宛の着呼を受信する
と、その相手先の電話機と呼を接続するための通信プロ
トコルを実行して、その相手の電話番号を取得するとエ
ージェント装置10に通知し、この着呼によりエージェ
ント装置10内のエージェントコンピュータブロック1
6は、図4に示す秘書エージェント処理を開始する。
【0043】図4においてエージェントコンピュータブ
ロック16は、パーソナルコンピュータ2から着信した
相手の電話番号を取得すると(ステップS1)、この相
手先への応対のため記憶装置17に予め記憶された応対
メッセージ「はい、〜の秘書です。どちらさまですか
?」の音声をPCインターフェース19を介してパーソ
ナルコンピュータ2に伝送し(ステップS2)、パーソ
ナルコンピュータ2から通信インターフェース7を介し
て相手先の電話機に伝送させる。
【0044】この伝送した応対メッセージに対して、相
手先からの応答音声(私は「名前」です)をパーソナル
コンピュータ2からPCインターフェース19を介して
受信すると、その応答音声を入出力インターフェースブ
ロック15に転送して記憶装置14内の音声認識プログ
ラムにより音声認識処理をさせるとともに(ステップS
3)、その認識した応答音声の内容を記憶装置14内の
意味解析プログラムにより解析させる(ステップS
4)。なお、この音声認識処理及び解析処理に際して
は、その電話相手の音声の内容(名前や名称等の単語)
を認識して解析させることと、その相手の音声の声紋等
の音声の特徴を認識して解析させることが可能である。
【0045】そして、上記音声解析処理により応答音声
から相手の「名前」部分あるいは「所属」部分が解析さ
れたとすると、その解析した「名前」あるいは「所属」
と記憶装置17に格納された電話帳テーブルに設定され
た「相手の名前」と「所属」とを照合して(ステップS
5)、該当する「名前」あるいは「所属」の有無を判別
する(ステップS6)。該当する「名前」あるいは「所
属」が無ければ、相手の応答音声の内容が「名前」だけ
であったか否かを判別するとともに、電話帳テーブルに
設定されている項目が「名前」だけか否かを判別し(ス
テップS7)、相手の応答音声の内容が「名前」あるい
は電話帳設定項目が「名前」だけであった場合は、相手
へ問合わせるため記憶装置17に予め記憶された問合わ
せメッセージ「どちらさまの〜さまですか?」の音声を
PCインターフェース19を介してパーソナルコンピュ
ータ2に伝送し(ステップS8)、パーソナルコンピュ
ータ2から通信インターフェース7を介して相手先の電
話機に伝送させる。
【0046】この伝送した問合わせメッセージに対し
て、相手先からの応答音声「私の所属は〜で、電話番号
は〜です」をパーソナルコンピュータ2からPCインタ
ーフェース19を介して受信すると、その応答音声を入
出力インターフェースブロック15に転送して記憶装置
14内の音声認識プログラムにより音声認識処理させる
とともに(ステップS9)、その認識した応答音声の内
容を記憶装置14内の意味解析プログラムにより解析さ
せる(ステップS10)。
【0047】そして、応答音声から相手の「名前」部分
が解析されたとすると、その解析した「名前」と「所
属」と「電話番号」とを電話帳テーブルに登録する(ス
テップS11)。また、ステップS7において、相手の
応答音声の内容が「名前」だけでなかった場合、すなわ
ち、相手の応答音声の内容に「名前」の他に「所属」と
「電話番号」が含まれていた場合は、その「名前」と
「所属」と「電話番号」とを電話帳テーブルに登録する
(ステップS11)。
【0048】また、ステップS6において、記憶装置1
7に格納された電話帳テーブルに設定された「相手の名
前」に解析した「名前」と該当するものがあった場合
は、ステップS12において、当該「名前」の電話帳テ
ーブルにおいて「重要(重要人物であることを示すフラ
グ)」がセットされているか否か、すなわち、電話の相
手がオーナーにとって重要人物であるかを判別する。重
要人物であれば、ステップS17の処理に移行し、重要
人物でなければ、当該「名前」の電話帳テーブルにおい
て「拒否(拒否人物であることを示すフラグ)」がセッ
トされているか否か、すなわち、電話の相手がオーナー
にとって電話を拒否人物であるかを判別する(ステップ
S13)。拒否人物であれば、ステップS25の処理に
移行し、拒否人物でなければ、相手へ問合わせるため記
憶装置17に予め記憶された問合わせメッセージ「要件
は何でしょうか?」の音声をPCインターフェース19
を介してパーソナルコンピュータ2に伝送し(ステップ
S14)、パーソナルコンピュータ2から通信インター
フェース7を介して相手先の電話機に伝送させる。
【0049】この伝送した問合わせメッセージに対し
て、相手先からの応答音声「要件メッセージ」をパーソ
ナルコンピュータ2からPCインターフェース19を介
して受信すると、その応答音声を入出力インターフェー
スブロック15に転送して記憶装置14内の音声認識プ
ログラムにより音声認識処理させるとともに(ステップ
S15)、その認識した応答音声の内容を記憶装置14
内の意味解析プログラムにより解析させる(ステップS
16)。
【0050】そして、相手へ応対するため記憶装置17
に予め記憶された応対メッセージ「少々お待ち下さい」
の音声をPCインターフェース19を介してパーソナル
コンピュータ2に伝送し(ステップS17)、パーソナ
ルコンピュータ2から通信インターフェース7を介して
相手先の電話機に伝送させると共に、PCインターフェ
ース19を介してパーソナルコンピュータ2により電話
が着呼したことを電話機20の呼出音により報知させて
オーナーを呼び出させる(ステップS18)。この時、
呼出音によりオーナーが電話機20の送受話器を取り上
げると当該相手との通話が可能となるが、その通話を開
始する前に、上記ステップS6で判別した相手の「所
属」、「相手の名前」、及び上記ステップS16で解析
した「要件」を、入出力インターフェースコンピュータ
ブロック15により音声出力装置11からオーナーに通
知させる(ステップS19)。
【0051】そして、オーナーによる電話機20におけ
る送受話器の取り上げ操作(オフフック操作)、あるい
は入力装置6からの指示を待ち(ステップS20)、す
なわち、オーナーは、通知された当該相手と通話を開始
する場合は、電話機20の送受話器の取り上げ操作(オ
フフック操作)を行えばよいし、また、当座の用事で当
該電話に直ちに出られない場合は、後で連絡する旨を入
力装置6におけるキー操作により入力すればよいし、ま
た、相手が拒否人物で当該電話に出たくない場合は、拒
否する旨を入力装置6におけるキー操作により入力すれ
ばよい。
【0052】これらのオーナーからの指示内容を解析し
た結果(ステップS21)、電話機20の送受話器の取
り上げ操作(オフフック操作)が行われた場合は、「つ
なぐ」というステップS22の処理に移行し、電話の相
手へ応対するため記憶装置17に予め記憶された応対メ
ッセージ「ただいま取り継ぎます」の音声をPCインタ
ーフェース19を介してパーソナルコンピュータ2に伝
送し、パーソナルコンピュータ2から通信インターフェ
ース7を介して相手先の電話機に伝送させた後、通信イ
ンターフェース7により相手の電話機と自己の電話機2
0との間の回線を接続させて、オーナーと相手との通話
を可能とする。
【0053】また、ステップS21においてオーナーか
らの指示内容を解析した結果、「後で連絡」であればス
テップS23の処理に移行し、電話の相手へ応対するた
め記憶装置17に予め記憶された応対メッセージ「今手
がはなせません。後ほど連絡します」の音声をPCイン
ターフェース19を介してパーソナルコンピュータ2に
伝送し、パーソナルコンピュータ2から通信インターフ
ェース7を介して相手先の電話機に伝送させた後、通信
インターフェース7により相手の電話機との間の回線を
切断して、本秘書エージェント処理を終了する。
【0054】また、ステップS21においてオーナーか
らの指示内容を解析した結果、「拒否」であればステッ
プS23の処理に移行し、電話の相手へ応対するため記
憶装置17に予め記憶された応対メッセージ「お受けで
きないそうです。失礼します。」の音声をPCインター
フェース19を介してパーソナルコンピュータ2に伝送
し、パーソナルコンピュータ2から通信インターフェー
ス7を介して相手先の電話機に伝送させた後、通信イン
ターフェース7により相手の電話機との間の回線を切断
して、本秘書エージェント処理を終了する。
【0055】以上のように、本実施の形態のコンピュー
タシステム内に設けられたエージェント装置10内のエ
ージェントコンピュータブロック16では、記憶装置1
7に記憶されたエージェント基本プログラムに基づいて
電話応対に係る秘書エージェント処理が実行され、かか
ってきた電話の相手がその音声中の名前から特定され、
予め記憶装置17に格納された電話帳テーブルに設定さ
れた項目から当該相手が「重要人物」か「拒否人物」か
が判別され、その相手先の判別結果に応じた応対メッセ
ージの相手先電話機20への送出をパーソナルコンピュ
ータ2により実行させた後、その相手の「名前」、「所
属」、「要件」等をオーナーに通知して、オーナーの指
示に応じて当該相手先からの電話を「つなぐ」か、「後
で連絡」するか、「拒否」するかの各処理が実行され
る。
【0056】このため、本実施の形態のエージェント装
置10では、電話がかかってきたときに、その電話を無
条件に取り継ぎするのではなく、エージェント装置10
が相手の音声(名前や所属等)の内容や音声の特徴(声
紋等)特定を行って、当該相手の通知を行ってから、当
該相手からの電話の取り継ぎを行うので、オーナーは電
話に対する適切な応対を直ちに行うことができる。
【0057】また、電話がかかってきたときに、エージ
ェント装置10が相手の特定を行ってその相手の特定内
容をオーナーに通知し、ユーザーの指示を仰いでから電
話の取り継ぎを行うようにしているので、オーナーは当
該電話が出るべき電話かどうかを判断した上で電話に出
るかどうかを決めることができる。
【0058】また、上記エージェント装置10では、電
話がかかってきた相手からの応答が名前だけであった場
合に、予め電話帳テーブルに登録した特定情報(所属、
電話番号等)を参照して容易に相手を特定することがで
きる。
【0059】さらに、上記エージェント装置10では、
電話がかかってきた相手からの応答が名前だけであった
場合に、所属等の他の特定情報の問合わせが自動的に行
われるため、オーナーは電話に出てから相手に問い合わ
せるという電話応対時の手間を省略することができる。
【0060】さらにまた、電話がかかってきたときに、
相手が特定の人物(例えば重要人物)であるか否かを判
定し、この相手が特定の相手か否かの判定に応じて電話
の用件を問合わせるか否かを決定するため、重要な用件
を選択して電話を取り継ぐことができるとともに、拒否
人物に対しては用件だけを先に聞いてから電話応対を決
定することができ、不要な電話に出ることを回避するこ
とができる。
【0061】その結果、オーナーは、エージェント装置
10の電話に係る秘書エージェント機能を有効に利用す
ることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明の情報処理装置によ
れば、電話がかかってきたときに、その電話を無条件に
取り継ぎするのではなく、相手の音声の特徴あるいは音
声の内容から相手の特定を行って、当該相手の通知を行
ってから、当該相手からの電話の取り継ぎを行うので、
オーナーは電話に対する適切な応対を直ちに行うことが
できる。
【0063】請求項2記載の発明の情報処理装置によれ
ば、電話がかかってきた相手からの応答が名前だけであ
った場合に、予め登録した特定情報を参照して容易に相
手を特定することができる。
【0064】請求項3記載の発明の情報処理装置によれ
ば、電話がかかってきた相手からの応答が名前だけであ
った場合に、所属等の他の特定情報の問合わせが自動的
に行われるため、電話に出てから相手に問い合わせると
いう電話応対時の手間を省略することができる。
【0065】請求項4、5、6記載の発明の情報処理装
置によれば、電話の相手の音声の特徴あるいは音声の内
容から特定した相手が特定の相手(重要人物か拒否人
物)か否かを判別し、この判別により当該相手が重要人
物だと判別した場合は当該相手への用件を問い合わせを
中止し、この判別により当該相手が拒否人物だと判別し
た場合は当該相手への用件の問合わせが自動的に行われ
るため、重要な用件を選択して電話を取り継ぐことがで
きるとともに、拒否人物に対しては用件だけを先に聞い
てから電話応対を決定することができ、不要な電話に出
ることを回避することができる。
【0066】請求項7記載の発明の情報処理装置によれ
ば、電話がかかってきたときに、相手が特定の人物(例
えば重要人物)であるか否かを判定し、この相手が特定
の相手か否かの判定に応じて電話の用件を問合わせるか
否かを決定するため、重要な用件を選択して電話を取り
継ぐことができる。
【0067】請求項8記載の発明の情報処理装置によれ
ば、電話がかかってきたときに、相手の特定を行ってそ
の相手の特定内容をオーナーに通知し、ユーザーの指示
を仰いでから電話の取り継ぎを行うようにしているの
で、オーナーは当該電話に出るべき電話かどうかを判断
した上で電話に出るかどうかを決めることができる。
【0068】請求項9記載の発明の記憶媒体によれば、
電話がかかってきたときに、その電話を無条件に取り継
ぎするのではなく、相手の特定を行ってから取り継ぎを
行うプログラムをコンピュータで実行することができ
る。
【0069】請求項10記載の発明の記憶媒体によれ
ば、電話がかかってきたときに、相手の特定を行ってそ
の相手の特定内容をオーナーに通知し、ユーザーの指示
を仰いでから電話の取り継ぎを行うプログラムをコンピ
ュータで実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置及び記憶媒体を適用した
一実施の形態のエージェント装置を含むコンピュータシ
ステムの全体構成を示す図。
【図2】図1のエージェント装置10の要部構成を示す
ブロック図。
【図3】図2の記憶装置17に格納された電話帳テーブ
ルの設定内容を示す図。
【図4】図2のエージェントコンピュータブロックによ
り実行される秘書エージェント処理の一部を示すフロー
チャート。
【図5】図4に続く秘書エージェント処理のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 処理コンピュータ 2 パーソナルコンピュータ(PC) 3 表示装置 4 記憶装置 5 記憶媒体 6 入力装置 7 通信インターフェース 10 エージェント装置 11 音声出力装置 12 音声入力装置 13 表示装置 14 記憶装置 15 入出力インターフェースコンピュータブロック
(IC) 16 エージェントコンピュータブロック 17 記憶装置 18 記憶媒体 19 PCインターフェース 20 電話機 L データ回線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話の着信に応じて当該電話の応対を代行
    する情報処理装置であって、 前記電話の相手の音声の特徴あるいは音声の内容から当
    該相手を認識し、この認識した音声の特徴あるいは音声
    の内容から電話の相手を特定する特定手段と、 この特定手段により特定された相手からの電話であるこ
    とを通知した後、当該相手からの電話を取り継ぐ取り継
    ぎ手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記特定手段は、前記電話の相手の音声の
    特徴あるいは音声の内容から当該相手を特定する際に
    は、相手を特定する名称あるいは所属等の特定情報を予
    め設定した特定情報記憶手段を参照して特定することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記特定手段は、前記電話の相手の音声の
    特徴あるいは音声の内容から当該相手を特定する際に
    は、当該相手からの音声内容が名称だけか否かを判別す
    る判別手段と、この判別により音声内容が名称だけであ
    る場合は当該相手に所属等の付加情報を問い合わせる問
    合わせ手段と、を有することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記特定手段は、前記電話の相手の音声の
    特徴あるいは音声の内容から特定した相手が特定の相手
    か否かを判別する特定相手判別手段と、この判別により
    当該相手が特定の相手だと判別された場合は当該相手に
    用件を問い合わせる問合わせ手段と、を有することを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記特定相手判別手段は、前記特定した相
    手が特定の相手か否かを判別する際に、当該特定した相
    手が重要人物か否かを判別し、前記問合わせ手段は、こ
    の判別により当該相手が重要人物だと判別された場合は
    当該相手への前記問合わせを中止することを特徴とする
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記特定相手判別手段は、前記特定した相
    手が特定の相手か否かを判別する際に、当該特定した相
    手が電話を拒否する拒否人物か否かを判別し、前記問合
    わせ手段は、この判別により当該相手が拒否人物だと判
    別された場合は前記問合わせにより当該相手の用件を問
    い合わせることを特徴とする請求項4記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記特定手段は、前記音声の特徴あるいは
    音声の内容から特定した電話の相手が特定の相手か否か
    を判定する判定手段と、この相手が特定の相手か否かの
    判定に応じて電話の用件を問合わせるか否かを決定する
    問合わせ手段と、を有することを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】電話の着信に応じて当該電話の応対を代行
    する情報処理装置であって、 電話に応対する内容を指示する入力手段と、 前記電話の相手の音声から当該相手を特定する名称や所
    属等の特定情報を認識し、この認識した特定情報から電
    話の相手を特定する特定手段と、 この特定手段により特定された相手からの電話であるこ
    とを通知し、当該電話の取り継ぎを行うか否かの前記入
    力手段からの指示を促す通知手段と、 この通知手段による通知に応じて前記入力手段から入力
    される電話応対の指示に応じて、当該相手の電話を取り
    継ぐ取り継ぎ手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 電話の相手の音声から当該相手を特定する名称や所属等
    の特定情報を認識し、この認識した特定情報から電話の
    相手を特定させるためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 この特定された相手からの電話であることを通知して当
    該相手の電話を取り継がせるためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 電話の相手の音声から当該相手を特定する名称や所属等
    の特定情報を認識し、この認識した特定情報から電話の
    相手を特定させるためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 この特定された相手からの電話であることを通知し、当
    該電話の取り継ぎを行うか否かの入力手段からの指示を
    促させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 この通知に応じて前記入力手段から入力される電話応対
    の指示に応じて、当該相手の電話を取り継がせるための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11323562B2 (en) 2019-04-24 2022-05-03 Beijing Baidu Netcom Science And Technology Co., Ltd. Communication method for processing crank call

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11323562B2 (en) 2019-04-24 2022-05-03 Beijing Baidu Netcom Science And Technology Co., Ltd. Communication method for processing crank call

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