JP2008060142A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バンプ電極の表面を平坦化する。
【解決手段】 パッド電極103の表面及び周面を覆っていた表面保護膜104を除去することにより、残った表面保護膜104とパッド電極103との間に溝110を形成する。メッキ法により金メッキを成長してパッド電極103の上にバンプ電極106を形成する際には、金メッキの縦方向の成長の不均一が、溝110における金メッキの縦・横方向の成長により吸収され、成長が進むにつれて金メッキの表面、即ち、バンプ電極106の表面が平坦化する。このため表面106aが平坦化したバンプ電極106とインナーリード120との電気的な接続信頼性が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に関し、バンプ電極の表面を平坦化するように工夫したものである。
携帯電話やノートパソコンなどの電子機器の分野では、小型化・軽量化・高機能化が進んでいる。したがって、このような電子機器には、半導体集積回路等(以下「半導体装置」と称する)を高密度実装する必要がある。半導体装置を高密度実装する技術として、バンプ電極を利用した実装技術がある。
バンプ電極とは、半導体集積回路の入出力端(パッド電極)上に、金(Au)または金(Au)を含む合金をメッキ法(電気メッキ法等)により成長させて形成した突起電極である。このバンプ電極は、ACF(異方性導電膜:Anisotropic Conductive Film)を介して、インナーリードに接続される。
ACFは、熱硬化性樹脂の中に微細な(例えば直径が3μmの)導電性粒子を分散させた封止樹脂である。ACFをバンプ電極とインナーリードとの間に挟持した状態で、このACFに圧力と熱を加えると、熱硬化性樹脂が熱硬化することによりバンプ電極とインナーリードとが機械的に接着されると同時に、導電性粒子が圧壊されることによりバンプ電極とインナーリードとが電気的に接続される。
ここで、一般的な半導体装置を、断面図である図8及び平面図である図9を参照して説明する。なお、図9は、バンプ電極が成長形成される前の状態を示している。
図8及び図9に示すように、半導体装置の半導体基板1上には、絶縁層2を介してパッド電極3が形成されている。
半導体基板1は、多層の電気配線層1a、層間絶縁1b、ビアホール1c等を有している。この半導体基板1には、トランジスタ等の回路素子が組み込まれて集積回路が形成されている。
パッド電極3は、半導体基板1に対する入出力用の電極であり、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの導電性材料により形成されている。このパッド電極3と、半導体基板1内の電気配線層1aとは、ビアホール1cを介して電気的に接続されている。
表面保護膜4は、絶縁層2の表面及びパッド電極3の表面(上面)を覆うように、プラズマCVD法等により形成される。この表面保護膜4は、半導体基板1の内部に水や不純物が侵入するのを防止する機能を果たすものである。
表面保護膜4のうち、パッド電極3の真上に位置する部分は、除去されている。ただし、表面保護膜4が、パッド電極3の周縁部分を覆うように(オーバーラップするように)、表面保護膜4の除去領域を設定している。
このように、表面保護膜4のうちパッド電極3の真上に位置する部分が除去されることにより、開口部5が形成される。
バンプ電極6は、パッド電極3上に、金(Au)または金(Au)を含む合金をメッキ法(電気メッキ法等)により成長させて形成したものである。メッキ法では、等方的に金メッキが成長するため、バンプ電極6の表面(上面)6aの形状は、下地面(バンプ電極6の下面)の形状を正確に反映した形状となる。
本例では、バンプ電極6は、パッド電極3の表面、及び、パッド電極3の周縁部分を覆っている表面保護膜4の表面の上に形成される。表面保護膜4の表面に対してパッド電極3の表面が凹んでいるため、換言すると、バンプ電極6の下地面が凹凸になっているため、バンプ電極6の表面6aには、下地面の凹凸を反映した凹凸が形成される。バンプ電極6の表面6aに形成された凹凸による段差は、例えば1〜2μmである。
バンプ電極6は、その表面6aが、ACF(異方性導電膜:Anisotropic Conductive Film)を介して、インナーリード20に接続される(図8では接続前の状態を示している)。
しかし、バンプ電極6の表面6aに凹凸が形成されると、バンプ電極6とインナーリード20との電気的な接続信頼性が低下する。
その理由を説明すると次の通りである。即ち、ACFの導電性粒子は、インナーリード20とバンプ電極6との間で狭圧されると、バンプ電極6にめり込みつつ潰れることにより、インナーリード20とバンプ電極6との電気的接続を行う。
ところが、バンプ電極6の表面6aの凹部の深さは、例えば1〜2μmであるのに対して、ACFの導電性粒子の直径は、例えば3μmである。このため、バンプ電極6の表面6aの凹部では、インナーリード20とバンプ電極6との間で導電性粒子を狭圧しても、導電性粒子がバンプ電極6にめり込むだけで十分に潰れない。導電性粒子が十分に潰れない場合には、十分な電気的接続を確保することができない。
結局、バンプ電極6の表面6aの凸部では電気的な接続は十分であるが、表面6aの凹部では電気的な接続が不十分となり、全体として電気的な接続信頼性が低下してしまうのである。
そこで、バンプ電極とインナーリードとの接続信頼性を向上させるために、バンプ電極の表面を平坦化する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献1(特開2003−318211号公報)に示されている技術を、断面図である図10及び平面図である図11を参照して説明する。
なお、図11は、バンプ電極が成長形成される前の状態を示している。また、図8及び図9に示すものと同一機能を果たす部分には、同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図10及び図11に示すように、特許文献1に示す技術では、表面保護膜4のうちパッド電極3の真上に位置する領域に、複数の小開口部15を形成している。つまり、表面保護膜4のうちパッド電極3の真上に位置する領域において、離散的に複数箇所から表面保護膜4を除去して、複数の小開口部15を形成している。
換言すると、表面保護膜4のうちパッド電極3の真上に位置する領域を全て除去するのではなく、この領域にある表面保護膜4の一部を残すようにして表面保護膜4を除去している。
バンプ電極16は、電気メッキ法により金を成長(堆積)して形成したものであり、パッド電極3の真上に位置し、且つ、複数の小開口部15を介してパッド電極3に電気的に接続されている。
メッキ法によりバンプ電極16を成長形成していく際には、金メッキは縦方向(バンプ電極16の高さ方向)に成長すると共に、横方向にも成長していく。このため、成長していく金メッキの表面(上面)の凹凸、つまり縦方向の成長の不均一は、分散配置された小開口部15内での縦方向及び横方向の成長により吸収されていき、成長が進むにつれて、金メッキ(バンプ電極16)の表面は平坦化していく。
この結果、完成したバンプ電極16の表面16aは平坦となる。この結果、バンプ電極16の表面16aとインナーリード20との電気的な接続信頼性が高くなる。
特開2003−318211号公報
ところで図10及び図11に示す特許文献1の技術では、バンプ電極16の表面16aの平坦化は実現できるが、金メッキ(バンプ電極16)の成長速度が遅くなり、製造に時間がかかるという新たな問題が生じる。
これは、バンプ電極16を電気メッキ法により形成する際には、メッキ用電極をメッキ液中に位置させ、このメッキ用電極とパッド電極3との間で通電をする。このとき、パッド電極3の表面のすべてがメッキ液に接するのではなく、複数の小開口部15を介してパッド電極3がメッキ液に接するだけであるため、通電量が制限されてしまう。このように通電量が制限されてしまうため、金メッキの成長速度が遅くなってしまうのである。
本発明は、上記従来技術に鑑み、バンプ電極の表面(上面)を平坦化することができ、しかも、バンプ電極の成長速度を速くすることができる、半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の半導体装置の構成は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成されたパッド電極と、前記半導体基板の表面並びに前記パッド電極の表面及び周面を覆う状態で形成された後に、前記パッド電極の表面及び周面を覆う部分が除去されることにより、前記パッド電極の周面との間に溝を形成する表面保護膜と、前記溝を埋める状態で、前記パッド電極の上にメッキ法により形成されたバンプ電極とを有することを特徴とする。
また本発明の半導体装置の構成は、半導体基板と、前記半導体基板上に相互間に隙間を空けて形成された複数の小パッド電極によりなるパッド電極と、前記半導体基板の表面並びに複数の前記小パッド電極の表面及び周面を覆う状態で形成された後に、前記小パッド電極の表面及び周面を覆う部分が除去されることにより、前記小パッド電極の相互間に隙間を形成すると共に、前記複数の小パッド電極よりなる前記パッド電極との間に溝を形成する表面保護膜と、前記小パッド電極の相互間に形成された隙間及び前記溝を埋める状態で、前記パッド電極の上にメッキ法により形成されたバンプ電極とを有することを特徴とする。
また本発明の半導体装置の構成は、前記バンプ電極の高さの寸法は、前記溝の幅の寸法よりも大きいことを特徴とする。
また本発明の半導体装置の構成は、半導体基板と、前記半導体基板上に相互間に隙間を空けて形成された複数の小パッド電極によりなるパッド電極と、前記半導体基板の表面並びに前記小パッド電極の表面及び周面を覆う状態で形成された後に、前記小パッド電極の表面を覆う部分及び前記小パッド電極の相互間を覆う部分が除去されることにより、前記小パッド電極の相互間に隙間を形成する表面保護膜と、前記小パッド電極の相互間に形成された隙間を埋める状態で、前記パッド電極の上にメッキ法により形成されたバンプ電極とを有することを特徴とする。
また本発明の半導体装置の構成は、前記バンプ電極の高さの寸法は、前記小パッド電極の相互間の寸法よりも大きいことを特徴とする。
また本発明の半導体装置の構成は、前記パッド電極の膜厚と前記表面保護膜の膜厚が同一になっていることを特徴とする。
また本発明の半導体装置の構成は、前記パッド電極と前記半導体基板とは、ビアホールを介して電気的に接続されていたり、
前記パッド電極には、前記半導体基板の表面に沿って伸びる引出し電極が接続されていることを特徴とする。
本発明では、パッド電極と表面保護膜の間に溝を形成したり、パッド電極を複数の小パッド電極により構成して小パッド電極の相互間に隙間を形成したりしている。このため、メッキ法により金メッキを成長してパッド電極の上にバンプ電極を形成する際には、金メッキの縦方向の成長の不均一が、溝や隙間における金メッキの縦・横方向の成長により吸収され、成長が進むにつれて金メッキの表面、即ち、バンプ電極の表面が平坦化する。
このようにバンプ電極の表面が平坦化するため、このバンプ電極とインナーリードとの電気的な接続信頼性が向上する。
またメッキの際には、表面保護膜は、パッド電極や小パッド電極から除去されているため、通電量を大きくすることができ、メッキの成長速度を速くすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき詳細に説明する。
本発明の実施例1に係る半導体装置を、断面図である図1、平面図である図2を参照して説明する。なお図2は、バンプ電極が成長形成される前の状態を示している。
図1及び図2に示すように、半導体装置の半導体基板101上には、絶縁層102を介してパッド電極103が形成されている。
半導体基板101は、多層の電気配線層101a、層間絶縁101b、ビアホール101c等を有している。この半導体基板101には、トランジスタ等の回路素子が組み込まれて集積回路が形成されている。
パッド電極103は、半導体基板101に対する入出力用の電極であり、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの導電性材料により形成されている。このパッド電極103と、半導体基板101内の電気配線層101aとは、ビアホール101cを介して電気的に接続されている。
表面保護膜104は、絶縁層102の表面並びにパッド電極103の表面(上面)及び周面を覆うように、プラズマCVD法等により形成される。この表面保護膜104は、半導体基板101の内部に水や不純物が侵入するのを防止する機能を果たすものである。
表面保護膜104のうち、パッド電極103の表面(上面)及び周面を覆う部分は、エッチング技術により除去されている。
このように、表面保護膜104のうちパッド電極103の表面(上面)及び周面を覆う部分を除去することにより、パッド電極103と表面保護膜104との間に、溝110が形成されている。この溝110は、パッド電極103の全周面に沿って形成されている。
このように、パッド電極103を囲繞する状態で溝110を形成することが、実施例1における大きな特徴となっている。
なお、実施例1では、パッド電極103の膜厚と表面保護膜104の膜厚が同一になっている。ここで言う「膜厚が同一」とは、両者の膜厚が略同一であることも含む。具体的にはパッド電極103の膜厚と表面保護膜104の膜厚の差が1μm以内である場合には、「膜厚が同一」である、としてこの用語を使用している。
バンプ電極106は、パッド電極103の表面、溝110の表面(溝底面)、表面保護膜104の表面の上に、電気メッキ法等により形成される。このように、バンプ電極106は、パッド電極103、溝110、表面保護膜104上に、金(Au)または金(Au)を含む合金をメッキ法(電気メッキ法等)により成長させて形成したものである。このメッキ法では、等方的に金メッキが成長する。
実施例1では、メッキ法により金メッキを成長させていく際に、メッキ用電極をメッキ液中に位置させ、このメッキ用電極とパッド電極103との間で通電をする。この場合、パッド電極103の表面が全てメッキ液に接するため、パッド電極103の表面の全面を使用して通電を行うことができ、通電量を大きくすることができる。この結果、バンプ電極106の成長速度(製造速度)を速くすることができる。
メッキ法によりバンプ電極106を成長形成していく際には、金メッキは縦方向(バンプ電極106の高さ方向)に成長すると共に、横方向にも成長していく。このため、成長していく金メッキの表面(上面)の凹凸、つまり縦方向の成長の不均一は、溝110内での縦方向及び横方向の成長により吸収されていき、成長が進むにつれて、金メッキ(バンプ電極106)の表面は平坦化していく。
また、パッド電極103の膜厚と表面保護膜104の膜厚が同一になっていることも、金メッキ(バンプ電極106)の表面の平坦化に寄与する。
この結果、完成したバンプ電極106の表面106aは平坦となる。このように、表面106aが平坦となるため、ACFを介して、バンプ電極106の表面106aとインナーリード120とを接続した場合には、電気的な接続信頼性が高くなる。
なお、実施例1では、完成したバンプ電極106の高さの寸法は、溝110の幅の寸法よりも大きくなっている。具体的には、バンプ電極106の高さは15〜20μmであるのに対して、溝110の幅は1〜6μmとなっている。
結局、実施例1では、バンプ電極106の速い成長速度(製造速度)を確保しつつ、バンプ電極106の表面106aを平坦化することができる。
なお図1,図2に示す例では、半導体基板101として多層配線基板を使用しているが、単層配線基板を採用することもできる。
また、半導体基板101の表面に沿う方向に伸びる引出し電極を、パッド電極103の周面に接続するようにしてもよい。
次に実施例1に係る半導体装置の主要部分の製造方法を、図3を参照して説明する。
まず図3(a)に示すように、プラズマCVD法等により、表面保護膜104を、絶縁層102の表面及びパッド電極103の表面(上面)を覆うように形成する。
次に図3(b)に示すように、エッチング技術により、表面保護膜104のうち、パッド電極103の表面(上面)及び周面を覆う部分除去して、溝110を形成する。
次に図3(c)に示すように、パッド電極103の表面及び周面、溝110の溝側面及び溝底面、表面保護膜104の表面及び側面に亙って、アンダーバンプメタル(UBM)111をスパッタ等により形成する。このアンダーバンプメタル111の機能は3つある。
即ち、バンプ電極106中の金(Au)がパッド電極103側に拡散するのを防止する機能と、バンプ電極106とパッド電極103との密着性を向上させる機能と、メッキ法の際に電流を流す機能とがある。
このアンダーバンプメタル111は、2層の金属膜により形成されており、下層金属膜は膜厚が1000〜4000ÅのTiWにより形成されており、上層金属膜は膜厚が500〜3000ÅのAuにより形成されている。
次に図3(d)に示すように、レジスト112を形成して、電気メッキ法により金(Au)を成長(堆積)させてバンプ電極106を形成する。前述したように、溝110を形成したため、完成したバンプ電極106の上面106aは平坦となる。
次に図3(e)に示すように、レジスト112を除去し、更に、図3(f)に示すように、アンダーバンプメタル111のうち、バンプ電極106からはみ出ている部分を、ウエットエッチング等により除去する。
このようにして、バンプ電極106の表面106aを平坦とした半導体装置を製造することができる。
次に、本発明の実施例2に係る半導体装置を、断面図である図4、平面図である図5を参照して説明する。なお図5は、バンプ電極が成長形成される前の状態を示している。
また実施例1と同一機能を果たす部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図4及び図5に示すように、実施例2のパッド電極103は、相互に隙間103bを空けて形成された複数の小パッド電極103aが集合して構成されている。即ち、マスクパターンニング技術により、複数の小パッド電極103aを形成すると同時に隙間103bを形成している。
また、各小パッド電極103aは、それぞれ、ビアホール101cを介して、半導体基板101内の電気配線層101aと電気的に接続されている。
表面保護膜104は、絶縁層102の表面並びに複数の小パッド電極103aの表面(上面)及び周面を覆うように、プラズマCVD法等により形成される。そして、表面保護膜104のうち、各小パッド電極103aの表面(上面)及び周面を覆う部分は、エッチング技術により除去されている。
このように、表面保護膜104のうち各小パッド電極103aの表面(上面)及び周面を覆う部分を除去することにより、各小パッド電極103aの相互間に隙間103bが形成されると共に、複数の小パッド電極103aが集合してなるパッド電極103と表面保護膜104との間に溝110が形成される。この溝110は、パッド電極103の全周面に沿って形成されている。
このように、各小パッド電極103aの相互間に隙間103bを形成すると共に、パッド電極103を囲繞する状態で溝110を形成することが、実施例2における大きな特徴となっている。
バンプ電極106は、複数の小パッド電極103aの表面、隙間103bの表面(隙間底面)、溝110の表面(溝底面)、表面保護膜104の表面の上に、電気メッキ法等により形成される。このように、バンプ電極106は、小パッド電極103a、隙間103b、溝110、表面保護膜104上に、金(Au)または金(Au)を含む合金をメッキ法(電気メッキ法等)により成長させて形成したものである。このメッキ法では、等方的に金メッキが成長する。
実施例2では、メッキ法により金メッキを成長させていく際に、メッキ用電極をメッキ液中に位置させ、このメッキ用電極と各小パッド電極103aとの間で通電をする。この場合、各小パッド電極103aの表面のみならず、各小パッド電極103aの周面がメッキ液に接するため、複数の小パッド電極103aが、メッキ液に接液する面積が大きくなる。このため、メッキの際の通電量を大きくすることができる。この結果、バンプ電極106の成長速度(製造速度)を速くすることができる。
メッキ法によりバンプ電極106を成長形成していく際には、金メッキは縦方向(バンプ電極106の高さ方向)に成長すると共に、横方向にも成長していく。このため、成長していく金メッキの表面(上面)の凹凸、つまり縦方向の成長の不均一は、溝110内及び隙間103b内での縦方向及び横方向の成長により吸収されていき、成長が進むにつれて、金メッキ(バンプ電極106)の表面は平坦化していく。
この結果、完成したバンプ電極106の表面106aは平坦となる。このように、表面106aが平坦となるため、ACFを介して、バンプ電極106の表面106aとインナーリード120とを接続した場合には、電気的な接続信頼性が高くなる。
また、各小パッド電極103aの表面のみならず、各小パッド電極103aの周面も、完成したバンプ電極106に密着する。このように、小パッド電極103aの表面,周面とバンプ電極106との密着面積が大きくなると共に、小パッド電極103aがバンプ電極106に食い込むというアンカー効果により、各小パッド電極103aとバンプ電極106との密着性が向上する。
なお、実施例2では実施例1と同様に、完成したバンプ電極106の高さの寸法は、溝110の幅の寸法よりも大きくなっている。具体的には、バンプ電極106の高さは15〜20μmであるのに対して、溝110の幅は1〜6μmとなっている。
また実施例2では、完成したバンプ電極106の高さの寸法は、小パッド電極103aの相互間の隙間103bの寸法よりも大きくなっている。具体的には、バンプ電極106の高さは15〜20μmであるのに対して、隙間103bの寸法は1〜6μmとなっている。
更に、各小パッド電極103aの膜厚と表面保護膜104の膜厚は同一になっている。
また、半導体基板101の表面に沿う方向に伸びる引出し電極を、小パッド電極103aに接続するようにしてもよい。つまり、複数の小パッド電極103a同士を電気的に接続し、このように電気的に相互に接続された複数の小パッド電極103aと、引出し電極とを、電気的に接続するようにしてもよい。
なお他の部分の構成や作用・効果は、実施例1と同様である。
次に、本発明の実施例3に係る半導体装置を、断面図である図6、平面図である図7を参照して説明する。なお図7は、バンプ電極が成長形成される前の状態を示している。
また実施例1と同一機能を果たす部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図6及び図7に示すように、実施例3のパッド電極103は、相互に隙間103bを空けて形成された複数の小パッド電極103aが集合して構成されている。即ち、マスクパターンニング技術により、複数の小パッド電極103aを形成すると同時に、隙間103bを形成している。
また、各小パッド電極103aは、それぞれ、ビアホール101cを介して、半導体基板101内の電気配線層101aと電気的に接続されている。
表面保護膜104は、絶縁層102の表面並びに複数の小パッド電極103aの表面(上面)及び周面を覆うように、プラズマCVD法等により形成される。そして、表面保護膜104のうち、各小パッド電極103aの表面(上面)と、各小パッド電極103aの相互間を覆う部分は、エッチング技術により除去されている。
このように、表面保護膜104のうち各小パッド電極103aの表面(上面)、及び、各小パッド電極103aの相互間を覆う部分を除去することにより、各小パッド電極103aの相互間に隙間103bが形成される。なお実施例2とは異なり、溝110は形成していない。
このように、各小パッド電極103aの相互間に隙間103bを形成することが、実施例3における大きな特徴となっている。
バンプ電極106は、複数の小パッド電極103aの表面、隙間103bの表面(隙間底面)、表面保護膜104の表面の上に、電気メッキ法等により形成される。このように、バンプ電極106は、小パッド電極103a、隙間103b、表面保護膜104上に、金(Au)または金(Au)を含む合金をメッキ法(電気メッキ法等)により成長させて形成したものである。このメッキ法では、等方的に金メッキが成長する。
実施例3では、メッキ法により金メッキを成長させていく際に、メッキ用電極をメッキ液中に位置させ、このメッキ用電極と各小パッド電極103aとの間で通電をする。この場合、各小パッド電極103aの表面のみならず、各小パッド電極103aの周面がメッキ液に接するため、複数の小パッド電極103aが、メッキ液に接液する面積が大きくなる。このため、メッキの際の、通電量を大きくすることができる。この結果、バンプ電極106の成長速度(製造速度)を速くすることができる。
メッキ法によりバンプ電極106を成長形成していく際には、金メッキは縦方向(バンプ電極106の高さ方向)に成長すると共に、横方向にも成長していく。このため、成長していく金メッキの表面(上面)の凹凸、つまり縦方向の成長の不均一は、隙間103b内での縦方向及び横方向の成長により吸収されていき、成長が進むにつれて、金メッキ(バンプ電極106)の表面は平坦化していく。
この結果、完成したバンプ電極106の表面106aは平坦となる。このように、表面106aが平坦となるため、ACFを介して、バンプ電極106の表面106aとインナーリード120とを接続した場合には、電気的な接続信頼性が高くなる。
また、各小パッド電極103aの表面のみならず、各小パッド電極103aの周面も、完成したバンプ電極106に密着する。このように、小パッド電極103aの表面,周面とバンプ電極106との密着面積が大きくなると共に、小パッド電極103aがバンプ電極106に食い込むというアンカー効果により、各小パッド電極103aとバンプ電極106との密着性が向上する。
また実施例3では、完成したバンプ電極106の高さの寸法は、小パッド電極103aの相互間の隙間103bの寸法よりも大きくなっている。具体的には、バンプ電極106の高さは15〜20μmであるのに対して、隙間103bの寸法は1〜6μmとなっている。
更に、各小パッド電極103aの膜厚と表面保護膜104の膜厚は同一になっている。
また、半導体基板101の表面に沿う方向に伸びる引出し電極を、小パッド電極103aに接続するようにしてもよい。つまり、複数の小パッド電極103a同士を電気的に接続し、このように電気的に相互に接続された複数の小パッド電極103aと、引出し電極とを、電気的に接続するようにしてもよい。
なお他の部分の構成や作用・効果は、実施例1と同様である。
本発明は、電気メッキ法等のメッキ法によりバンプ電極を形成する各種の半導体装置に適用することができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置を示す平面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の主要部分の製造方法を示す工程図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置を示す平面図である。 本発明の実施例3に係る半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施例3に係る半導体装置を示す平面図である。 一般的な半導体装置を示す断面図である。 一般的な半導体装置を示す平面図である。 先行技術文献に示されている半導体装置を示す断面図である。 先行技術文献に示されている半導体装置を示す平面図である。
符号の説明
101 半導体基板
102 絶縁層
103 パッド電極
103a 小パッド電極
103b 隙間
104 表面保護膜
106 バンプ電極
106a 表面
110 溝
120 インナーリード

Claims (8)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成されたパッド電極と、
    前記半導体基板の表面並びに前記パッド電極の表面及び周面を覆う状態で形成された後に、前記パッド電極の表面及び周面を覆う部分が除去されることにより、前記パッド電極の周面との間に溝を形成する表面保護膜と、
    前記溝を埋める状態で、前記パッド電極の上にメッキ法により形成されたバンプ電極と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に相互間に隙間を空けて形成された複数の小パッド電極によりなるパッド電極と、
    前記半導体基板の表面並びに複数の前記小パッド電極の表面及び周面を覆う状態で形成された後に、前記小パッド電極の表面及び周面を覆う部分が除去されることにより、前記小パッド電極の相互間に隙間を形成すると共に、前記複数の小パッド電極よりなる前記パッド電極との間に溝を形成する表面保護膜と、
    前記小パッド電極の相互間に形成された隙間及び前記溝を埋める状態で、前記パッド電極の上にメッキ法により形成されたバンプ電極と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記バンプ電極の高さの寸法は、前記溝の幅の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に相互間に隙間を空けて形成された複数の小パッド電極によりなるパッド電極と、
    前記半導体基板の表面並びに前記小パッド電極の表面及び周面を覆う状態で形成された後に、前記小パッド電極の表面を覆う部分及び前記小パッド電極の相互間を覆う部分が除去されることにより、前記小パッド電極の相互間に隙間を形成する表面保護膜と、
    前記小パッド電極の相互間に形成された隙間を埋める状態で、前記パッド電極の上にメッキ法により形成されたバンプ電極と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 前記バンプ電極の高さの寸法は、前記小パッド電極の相互間の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記パッド電極の膜厚と前記表面保護膜の膜厚が同一になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の半導体装置。
  7. 前記パッド電極と前記半導体基板とは、ビアホールを介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の半導体装置。
  8. 前記パッド電極には、前記半導体基板の表面に沿って伸びる引出し電極が接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の半導体装置。
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