JP2008058725A - 定着器、画像形成装置及び発熱体の保護方法 - Google Patents

定着器、画像形成装置及び発熱体の保護方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008058725A
JP2008058725A JP2006236759A JP2006236759A JP2008058725A JP 2008058725 A JP2008058725 A JP 2008058725A JP 2006236759 A JP2006236759 A JP 2006236759A JP 2006236759 A JP2006236759 A JP 2006236759A JP 2008058725 A JP2008058725 A JP 2008058725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
comparator
heating element
value
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006236759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5008361B2 (ja
JP2008058725A5 (ja
Inventor
Toshiyuki Ichino
敏之 市野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006236759A priority Critical patent/JP5008361B2/ja
Publication of JP2008058725A publication Critical patent/JP2008058725A/ja
Publication of JP2008058725A5 publication Critical patent/JP2008058725A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5008361B2 publication Critical patent/JP5008361B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】従来よりも発熱体を十分に保護可能な画像形成装置や保護方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、電源から電力の供給を受けて発熱する発熱体を備える加熱手段を備えている。また、画像形成装置は、発熱体の温度が温度閾値を超えると、作動に必要な時間が経過してから発熱体への電力の供給を制限することで発熱体を保護する第1保護手段を含む。とりわけ、画像形成装置は、発熱体の昇温速度が特定の速度よりも速いために第1保護手段による保護が間に合わない場合に、発熱体への電力の供給を一定時間以上制限することで発熱体を保護する第2保護手段を含むことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置の定着器が備える発熱体の保護技術に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、未定着画像(トナー像)を記録材上に定着させるための熱定着器を備えている。熱定着器は、発熱体として、ハロゲンヒータ、セラミックヒータを採用することが多い(特許文献1ないし4)。
また、熱定着器は、サーミスタ感温素子により検出された発熱体の温度に基づいて、発熱体に供給される電力を制御し、発熱体の温度を目標温度に維持する。
特開昭63−313182号公報 特開平2−157878号公報 特開平4−44075号公報 特開平4−204980号公報
ところで、画像形成装置には、過度の昇温により発熱体や他の部材が損傷するのを防止するために保護回路を搭載することが望ましい。保護回路としては、例えば、温度ヒューズやサーモスイッチなどが考えられる。しかしこれらの素子は、応答するまでにある程度の作動時間を必要とするため、昇温速度が早すぎると、発熱体などを十分に保護できないおそれがある。
なお、発熱体に通電される電流の値が所定の閾値以上となると通電を遮断するような保護回路も考えられる。しかし、このような保護回路では、通電が停止されたると瞬時に電流の値が閾値を下回ってしまうため、すぐに通電が再開されてしまう。これでは、発熱体の過度の昇温を抑えることができない。このような保護回路に、遮断状態を維持するためにラッチ回路を導入することも考えられる。しかし、ラッチ回路は、オーバーシュートなどの原因により誤動作を起こす可能性がある。さらに、ラッチ回路は、コストアップの要因となってしまう。
そこで、本発明は、従来よりも発熱体を十分に保護可能な画像形成装置や保護方法を提供することを目的とする。なお、他の目的については、明細書の全体を通じて明らかとなろう。
本発明の装置は、電源から電力の供給を受けて発熱する発熱体を備える加熱手段を備えている。また、本装置は、発熱体の温度が温度閾値を超えると、作動に必要な時間が経過してから発熱体への電力の供給を制限することで発熱体を保護する第1保護手段を含む。とりわけ、本装置は、発熱体の昇温速度が特定の速度よりも速いために第1保護手段による保護が間に合わない場合に、発熱体への電力の供給を一定時間以上制限することで発熱体を保護する第2保護手段を含むことを特徴とする。第1保護手段や第2保護手段がいわゆる安全装置として機能することはいうまでもない。
本発明では、例えば、温度に基づく保護手段の作動速度では保護が間に合わないような定着暴走状態が発生したときは、発熱体への電力の供給を一定時間以上制限する。これにより、発熱体への通電の遮断時間を十分に長くとることができるため、異常な速度での昇温を防止できる。さらに、発熱体や定着器の構成部材などの損傷を抑制できる。
以下に本発明の一実施形態を示す。もちろん以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。ここでは、画像形成装置100の一例として、レーザプリンタをとりあげる。
給紙カセット101は、多数の記録材Sを収納している。記録材Sは、用紙、シート、転写紙、転写材又は記録媒体などと呼ばれることもある。給紙ローラ102は、不図示の給紙ソレノイドによって駆動され、給紙カセット101に積載されている記録材Sを一枚ずつ分離して、搬送ローラ103へと給紙する。搬送ローラ103は、記録材Sをさらに下流へ向けて搬送する。
レジストローラ105は、記録材Sを搬送する搬送ローラの一種である。とりわけ、レジストローラ105は、画像形成部(転写ローラ106及び感光ドラム107)へと記録材Sの先端を搬送するタイミングを調整するために使用される。
画像形成部において、現像剤(例:トナー)の像を転写された記録材Sは、定着器108へと搬送される。定着器108は、トナー像を記録材へ加熱定着させるための加圧ローラ109と、定着フィルム110、セラミックヒータ(以下、単にヒータと称す)111を含む。定着フィルム110及びヒータ111により、加熱ユニットが構成されている。記録材Sは、加圧定着された後、排紙ローラ112によって機外に排紙される。
図2A、2Bは、実施形態に係る定着器108の概略断面図である。ヒータ111は、フィルムガイド201によって支持されている。円筒状をした耐熱材製の定着フィルム110は、フィルムガイド201に外嵌させてある。過昇温防止ユニット202は、例えば、サーモスタットなどである。過昇温防止ユニット202は、ヒータ111の絶縁基板又は保護層の面上に当接している。なお、図示は省略するが、温度検出素子も同様にヒータ111の面上に当接されている。
ここで、ヒータ111の発熱体は、図2Aが示すようにニップ部と反対側にあってもよいし、図2Bが示すようにニップ部側にあってもよい。
図3は、本実施形態に係るセラミックヒータの駆動及び制御回路を示す図である。本実施形態は、安全装置として動作する2つの保護回路を備えている。第1保護回路は、発熱体の温度が温度閾値を超えると、作動に必要な時間が経過してから発熱体への電力の供給を制限する。また、第2保護回路は、発熱体の昇温速度が特定の速度よりも速いために第1保護回路による保護が間に合わない場合に、発熱体への電力の供給を一定時間以上制限する。なお、制限とは、完全に電力の供給を停止させるだけでなく、保護を実現できる程度まで電力を低下させることも含まれる。
交流電源1は、画像形成装置100に接続される商用の交流電源である。交流電源1からの電流は、ACフィルタ2、カレントトランス25、リレー41を介してヒータ111の発熱体3、20へと供給される。このように、カレントトランス25の一次側は、電源からヒータ111への経路に接続されている。
この発熱体3への電力の供給制御は、トライアック4において通電(ON)と遮断(OFF)とを切り替えることにより達成される。抵抗5、6は、トライアック4のためのバイアス抵抗である。
フォトトライアックカプラ7は、一次、二次間の沿面距離を確保するための素子である。フォトトライアックカプラ7が備える発光ダイオードに通電することにより、トライアック4がオンに切り替わる。抵抗8は、フォトトライアックカプラ7の電流を制限するための抵抗である。トランジスタ9は、フォトトライアックカプラ7をオン/オフするよう機能する。トランジスタ9は、エンジンコントローラ11から抵抗10を介して入力されたON1信号にしたがって動作する。
発熱体20への電力の供給制御は、トライアック13の通電と遮断とを切り替えることにより達成される。抵抗14、15は、トライアック13のためのバイアス抵抗である。
フォトトライアックカプラ16は、一次、二次間の沿面距離を確保するための素子である。フォトトライアックカプラ16が備える発光ダイオードに通電することにより、トライアック13がオンに切り替わる。抵抗17は、フォトトライアックカプラ16の電流を制限するための抵抗である。トランジスタ18は、フォトトライアックカプラ16をオン/オフする用機能する。トランジスタ18は、エンジンコントローラ11から抵抗19を介して入力されたON2信号にしたがって動作する。
また、交流電源1からの電流は、ACフィルタ2を介してゼロクロス検出回路12にも入力される。ゼロクロス検出回路12は、商用電源電圧が所定の閾値以下になっていることをパルス信号としてエンジンコントローラ11へ報知する。以下、エンジンコントローラ11に送出されるこの信号をZEROX信号と呼ぶ。エンジンコントローラ11は、ZEROX信号のパルスのエッジを検出し、この検出結果に応じてトライアック4又は13をON/OFFする。
発熱体3及び20に通電されるヒータ電流は、カレントトランス25によって電圧に変換される。この電圧は、カレントトランス25の二次側に接続されたブリューダ抵抗26を介して、電流検出手段として機能する電流検出回路27に入力される。電流検出回路27では、電圧に変換されたヒータ電流の波形を実効値もしくはその二乗値に変換し、HCRRT信号としてエンジンコントローラ11へ送出する。このように、HCRRT信号は、ヒータ電流の実効値又はその二乗値を表している。
温度検出素子21は、例えば、ヒータ111の温度を検出するサーミスタ感温素子である。絶縁物が、温度検出素子21と発熱体3、20との間に設けられる。絶縁物により、温度検出素子21と発熱体3、20との間に絶縁距離が確保される。
温度検出素子21によって検出される温度は、抵抗22と温度検出素子21との間の分圧として検出される。この分圧は、TH信号として、エンジンコントローラ11へ入力される。エンジンコントローラ11は、ヒータ111の温度をTH信号により監視する。
エンジンコントローラ11は、測定温度と設定温度とに基づいて、発熱体3、20へ供給するべき電力の比を算出する。さらに、エンジンコントローラ11は、電力の比を対応した位相角又は波数に換算する。そして、エンジンコントローラ11は、位相角又は波数に応じて、トランジスタ9にON1信号又はトランジスタ18にON2信号を送出する。
エンジンコントローラ11は、電流検出回路27から報知されるHCRRT信号に基づいて、電力比の上限を算出し、ヒータ111に供給される電力が上限の電力比以下となるよう制御する。
図4は、実施形態に係る位相制御に使用されるテーブルの一例を示す図である。エンジンコントローラ11は、不揮発性のメモリなどに記憶されたテーブルを参照することで、算出した電力比に対応する位相角を読み出し、読み出した位相角に基づいて位相制御を実行する。
ところで、発熱体3、20に電力を供給しているときに電力供給制御機構が故障すると、発熱体3、20が熱暴走に陥るおそれがある。これを抑制するために、上述した過昇温防止ユニット202がヒータ111上に配置されている。過昇温防止ユニット202は、例えば温度ヒューズやサーモスイッチにより実現できる。過昇温防止ユニット202が所定の温度以上になると、サーモスイッチが開放され、発熱体3及び20への通電が断たれる。すなわち、過昇温防止ユニット202が第1保護回路として機能する。
また、リレー41の駆動回路は、抵抗44、45、トランジスタ43及び46により構成されている。ダイオード42は、逆起電力による素子の破壊を防止するために設けられている。
エンジンコントローラ11は、エンジンコントローラ11は、RLD信号をLowレベルに変更すると、トランジスタ46がオフとなり、それに応じてトランジスタ43がオンとなり、リレー41もオンになる。これにより、発熱体3及び20への電流が通電される。
一方、エンジンコントローラ11は、ヒータ111の温度が、予め定められた異常高温になったか否かも監視している。TH信号が異常高温を示している場合、エンジンコントローラ11は、RLD信号をHighレベルに変更する。これにより、リレー41がオフとなり、発熱体3及び20への電流が遮断される。
第2保護回路は、リレー41、トランジスタ43及び閾値比較切換回路300などにより実現される。検出された電流の値が第1電流閾値を超えると、閾値比較切換回路300から出力される信号がLowとなる。これにより、トランジスタ43がオフとなり、続いてリレー41がオフとなる。よって、セラミックヒータ111への通電が遮断される。なお、第1電流閾値は、発熱体が損傷する可能性のある電流値未満であって、かつ、画像形成装置が動作するために必要となる電流値以上の値である。
閾値比較切換回路300からLow信号が出力されるための条件は、予め設定されている第1及び第2電流閾値よりも、電流検出回路27が大きな電流(実効値)を検出したことである。第2電流閾値は、発熱体が損傷する前に第1保護回路が動作するように規定された値である。もちろん、第2電流閾値よりも第1電流閾値が大きいことはいうまでもない。
閾値比較切換回路300は、検出された電流値が第2電流閾値以下であれば、HIGH信号が出力される。これにより、リレー41がオンとなり、発熱体への電流の供給が再開される。このように、閾値比較切換回路300やリレー41などが、発熱体への電力の供給を再開する供給再開手段として機能する。
閾値比較切換回路300は、検出された電流値と、予め設定された電流閾値とを比較する比較器と、比較器により比較される電流閾値を第1電流閾値又は前記第2電流閾値に設定する設定回路を有する。この設定回路は、検出された電流値が第1電流閾値を超えると、比較対象の電流閾値を第2電流閾値に設定する。また、設定回路は、第2電流閾値以下の電流が検出されると、比較対象の電流閾値を第1電流閾値に戻すよう設定する。
このように、本実施形態は、誤動作の可能性のあるラッチ回路を使用しないため、信頼性の高い装置を提供できる。また、ラッチ回路を使用する装置と比較し、コストダウンを実現できる。
図5Aは、実施形態に係るヒータ111の概略断面図である。ヒータ111は、絶縁基板501、発熱体3、20及び保護層502から構成されている。絶縁基板501は、セラミックス系(SiC、AlN、Al2O3等)である。また、発熱体3、20は、絶縁基板501の面上にペースト印刷等で形成されている。保護層502は、2本の発熱体3、20を保護するためのガラス等である。
図5Bは、実施形態に係るヒータ111の概略平面図である。温度検出素子21と過昇温防止ユニット202が、保護層502上に設けられている。温度検出素子21と過昇温防止ユニット202は、発熱体3a、20aの長さ方向の中心に対して左右対称な位置に配置されている。また、図5Bからわかるように、定着器108を通紙される最小幅の記録材が通過する領域(小サイズ紙域)よりも中心よりに配置されている。
発熱体3は、電力が供給されると発熱する発熱体3a、電極20c、3d、及び、電極と発熱部とを接続する導電部3b、3b‘とにより構成されている。発熱体20は、発熱体20a、電極20c、20d、及び電極と発熱部とを接続する導電部20b、20b’とにより構成されている。電極20cは、共通電極であり、発熱体3、20の双方に接続されている。
交流電源1のHOT側端子は、過昇温防止ユニット202を介して共通電極20cに接続される。電極20dは、トライアック4を介して交流電源1のNeutral端子に接続されている。電極3dは、トライアック13を介して、交流電源1のNeutral端子に接続されている。
図6は、実施形態に係る閾値比較切換回路の例示的な回路図である。以下では、発熱体に供給される電流の値を電圧に変換して比較などを実行する。これは、電圧値を採用した方が、回路構成を簡単にできるからである。
コンパレータ73は、分圧抵抗71、72及び82によって規定される電圧閾値と、電流検出回路27からの電流値に対応する電圧値(CURRMS)とを比較する。分圧抵抗71及び72によって規定される電圧閾値が、第1電流閾値に対応する第1電圧閾値である。
検出された電圧値CURRMSが第1電圧閾値よりも大きければ、コンパレータ73は、Lowを出力する。コンパレータ73の出力がLowとなると、リレー41を駆動するためのトランジスタ43がオフとなり、リレー41もオフとなる。よってヒータ111への通電は遮断される。
抵抗76、77、79、80は、ベースに流れる電流値を制限するために設けられている。抵抗83は、トランジスタ43を駆動させるためにベースと基準電圧Vrefとの間に接続されている。ダイオード75は、トランジスタ43の誤動作防止のために設けられている。
コンパレータ73の出力がLowとなった場合、ヒータ111への通電が遮断されるのに加え、pnp接合トランジスタ78がオンとなる。それによりトランジスタ81がオンとなる。トランジスタ81がオンになると、コンパレータ73の非反転入力端子へ入力される電圧閾値が、抵抗72と抵抗82との並列接続による合成抵抗値と分圧抵抗71との分圧比により決定される。すなわち、この電圧閾値が、第2電圧閾値となる。抵抗72と抵抗82とが並列接続されると、その合成抵抗値は、抵抗72よりも小さくなる。よって、第2電圧閾値は、第1電圧閾値よりも小さくなる。このように、コンパレータ73の出力がLowとなった場合、電圧閾値が、第1電圧閾値から第2電圧閾値へと変更される。
その後、ヒータ111への通電が停止されたことにより、電流検出回路27からの電圧値が低下してゆく。そして、この電圧値が、第2電圧閾値以下となると、コンパレータ73の出力はHighとなる。これにより、トランジスタ81がオフとなり、コンパレータ73に設定される電圧閾値が第1電圧閾値へ切り替えられる。また、コンパレータ73の出力はHighとなったことで、トランジスタ43がオンとなり、リレー41もオンとなり、ヒータ111への通電が再開される。
上記のように、第1電圧閾値と第2電圧閾値とを切り替えること、電圧閾値にヒステリシス特性を持たせることが可能となる。ヒステリシスを持たせない場合と比較し、本実施形態は、ヒータ111の通電遮断期間を相対的に長く維持できる。すなわち、第1保護回路が作動に至るまでの時間が長いために、発熱体の昇温速度に対応できない場合、第2保護回路によって発熱体への電力の供給を一定時間以上制限する。これよって、例えば、定着器が暴走しているときにヒータ111の昇温速度を緩めることができる。また、ヒータ111だけでなく、定着器の他の構成部材が損傷する前に、過昇温防止ユニット202を動作させることで、これらを保護しやすくなる。
図7は、実施形態に係る発熱体の保護方法を示す例示的なフローチャートである。ここでは、定着器108が制御不能状態(暴走状態)にあることを想定している。
ステップS701において、サーモスイッチなどの第1保護回路は、ヒータ111の温度が所定の閾値温度より高いか否かを判定する。ヒータ111が暴走状態に陥り通電が開始されれば、ヒータ111の温度が閾値温度よりも上昇することになる。よって、ヒータ111の温度が高ければ、第1保護回路の安全機構が動作し、ヒータ111への通電を停止する。一方、昇温速度が特定の速度よりも速いと、第1保護回路の応答速度が間に合わないため、セラミックヒータ111が破損する可能性がある。よって、ヒータ111の温度が所定の閾値温度より低ければ、ステップS702へ進む。
ステップS702において、コンパレータ73は、電流検出回路27から出力された電圧値が第1電圧閾値を超えているか否かを判定する。超えて否かれば、ステップS701に戻る。
超えていれば、ステップS703に進み、コンパレータ73は、Lowを出力する。ステップS704において、第2保護回路によってリレー41がオフに切り替えられ、ヒータ111への通電が停止される。ヒータ111への通電が停止されると、電流検出回路27の出力電圧は下がり始める。また、ステップS705において、第2保護回路の閾値設定回路によって、コンパレータ73の電圧閾値が、第1電圧閾値から第2電圧閾値へと切り替えられる。
ステップS705において、コンパレータ73は、電流検出回路27の出力電圧値が第2閾値以下となっているか否かを判定する。電圧値が第2閾値以下でなければ、ステップS704に戻り、通電が停止された状態が維持される。
一方、電圧値が第2閾値以下となれば、ステップS707へ進み、コンパレータ73は、Highを出力する。ステップS708において、第2保護回路によって、通電制御回路の一部であるリレー41がオンに切り替えられ、ヒータ111への通電が再開される。ステップS709において、第2保護回路の閾値設定回路によって、コンパレータ73の電圧閾値が、第2電圧閾値から第1電圧閾値へと切り替えられる。その後は、ステップS701に戻る。
図8は、実施形態に係る電流検出回路の出力、コンパレータの出力、閾値及びヒータの温度との関係を例示した図である。t1で、ヒータ111が暴走状態に陥り電流検出回路27の出力電圧が上昇する。t2で、出力電圧値が、第1電圧閾値よりも大きくなると、ヒータ111の通電が遮断される。また、t2で、コンパレータ73の電圧閾値は第2電圧閾値に設定される。t2からt4にかけて、ヒータ111の通電が停止されているため、電流検出回路27の出力電圧が徐々に下降してゆく。
最終的に、t4で、電流検出回路27の出力電圧値が、第2電圧閾値以下となると、コンパレータ73の電圧閾値は第1電圧閾値に設定される。これにより、ヒータ111への通電も再開される。またヒータ111の温度カーブは、通電状態の上昇速度の方が、遮断状態の下降速度よりも速いことが実験によりわかっている。よって、ヒータ111への通電と遮断とが繰り返えされながら、ヒータ111の温度が徐々に上昇することになる。最終的に、ヒータ111の温度が、第1保護回路の動作温度を上回ると、ヒータ111の通電が完全に遮断される。
本実施形態によれば、温度に基づく第1保護回路の動作速度では、発熱体などの保護が間に合わないような定着暴走状態が発生したときに、発熱体への電力の供給を一定時間以上制限する第2保護回路が提供される。これにより、発熱体への通電の遮断期間を長くとることができるため、異常な速度での昇温を防止できる。さらに、発熱体や定着器の構成部材などの損傷を抑制できる。
とりわけ、第2保護回路は、電流検出回路27により、発熱体に通電される電流の値を検出する。また、検出された電流の値が第1電流閾値を超えると、コンパレータ73やリレー41により、発熱体への電力の供給を制限する。また、検出された電流の値が、第1電流閾値よりも小さい第2電流閾値以下となると、コンパレータ73やリレー41により、発熱体への電力の供給を再開する。
本実施形態では、誤動作の可能性のあるラッチ回路を採用しないため、相対的に信頼性の高い保護回路を提供でき、かつ、コストダウンも図ることができる。
また、コンパレータ73によって、検出された電流値と電流閾値とを比較する構成とし、かつ、電流閾値を第1及び第2電流閾値間で切り替えることで、比較的に簡単な構成で、発熱体への電力の供給を一定時間以上制限する第2保護回路を実現できる。
[実施形態2]
図9は、実施形態に係る他の閾値比較切換回路の例示的な回路図である。図9を用いて、第2保護回路の他の実現例について説明する。
コンパレータ903は、分圧抵抗901及び902によって規定される第1電圧閾値と、電流検出回路27からの電流値に対応する電圧値(CURRMS)とを比較する。検出された電圧値CURRMSが第1電圧閾値よりも大きければ、コンパレータ903は、Lowを出力する。プルアップ抵抗905は、コンパレータ903の出力電圧値を決定するための抵抗である。
コンパレータ908は、分圧抵抗906及び907によって規定される第2電圧閾値と、電流検出回路27からの電流値に対応する電圧値(CURRMS)とを比較する。電圧値CURRMSが第2電圧閾値以下であれば、コンパレータ908はLowを出力する。第1電圧閾値が第2電圧閾値よりも大きくなるよう各抵抗値が設定されている。
抵抗910及び911は、コンパレータ908の出力電圧値を決定するための抵抗である。ここでコンパレータ903とコンパレータ908が共にHighとなった場合、コンパレータ903の出力電圧の方がコンパレータ908の出力電圧よりも高くなるよう、抵抗910及び911の値が設定されている。
コンパレータ912は、コンパレータ903とコンパレータ908の各出力電圧を比較する比較器である。コンパレータ912の出力がLowとなったときのコンパレータ903の出力は、抵抗905及び抵抗913の分圧抵抗値によって決定される。コンパレータ912がLowとなったときにコンパレータ903から入力される電圧値は、コンパレータ908から入力される電圧値より小さくなるように各抵抗値が設定されている。
図10は、実施形態に係る電流検出回路の出力、各コンパレータの出力及びヒータの温度との関係を示す図である。図10用いて、回路動作を説明する。
ヒータ111に電流が流れ始めて、t10で、電流検出回路27の出力電圧が第2電圧閾値を上回ると、コンパレータ908はLowからHighに切り替わる。この段階では、まだコンパレータ903の出力はHighのままである。上述したように、コンパレータ903のHighレベルは、コンパレータ908のHighレベルよりも高く設定されている。そのため、コンパレータ912の出力はHighとなり、ヒータ111の通電状態が維持される。
t11で、電流検出回路27の出力電圧が第1電圧閾値を上回ると、コンパレータ903の出力がLowに切り替わる。このとき、コンパレータ908からの出力電圧がコンパレータ903からの出力電圧よりも大きくなるため、コンパレータ912の出力はLowとなり、ヒータ111への通電が遮断される。
電流検出回路27の出力は、ある程度の時定数を持っている。そのため、通電が停止されても、電流検出回路27の出力はすぐには低下しない。t11からある一定の期間が経過してt12となると、電流検出回路27の出力が第1電圧閾値を下回る。よって、t12で、コンパレータ903の出力が再びHighとなる。しかし、このとき、コンパレータ912の出力はLowのままなので、コンパレータ903の出力電圧の値は、抵抗905と913の分圧抵抗値によって決定された値となる。上述したように、このときの出力電圧値は、抵抗910と911の分圧抵抗値より決定されるコンパレータ908の出力電圧値よりも低くなるように設定されている。そのため、コンパレータ912の出力は、Low状態が維持され、ヒータ111への通電は遮断された状態が維持される。
電流検出回路27の出力がさらに低下し、t13で、第2電圧閾値を下回る。このとき、コンパレータ908の出力がLowとなる。これにより、コンパレータ912の出力がHighとなり、ヒータ111への通電が再び開始される。その後、t15で、再び電流検出回路27の出力が第1電圧閾値を上回り、上記の制御サイクルが繰り返される。
このような構成を採用しても、実施形態1と同様に、発熱体を好適に保護することが化のうとなる。
図11は、実施形態に係る発熱体の他の保護方法を示す例示的なフローチャートである。ステップS1101において、サーモスイッチなどの第1保護回路は、ヒータ111の温度が所定の閾値温度より高いか否かを判定する。高ければ、第1保護回路の安全機構が動作し、ヒータ111への通電を停止する。一方、低ければ、ステップS1102へ進む。
ステップS1102において、コンパレータ903は、電流検出回路27の出力電圧値が第1電圧閾値より大きいか否かを判定する。大きくなければ、通電を継続すべく、ステップS1101に戻る。一方、大きければ、ステップS1103に進む。ステップS1103では、コンパレータ903出力よりコンパレータ908出力の方が大きくなる。その結果、ステップS1104において、コンパレータ912は、Lowを出力する。ステップS1105において、トランジスタ43がオフとなり、リレー41もオフとなり、ヒータ111への通電が停止される。ヒータ111への通電が停止されると電流検出回路27の出力は下がり始める。
ステップS1106において、コンパレータ908は、電流検出回路27の出力電圧が第2電圧閾値以下となっているか否かを判定する。以下となっていなければ、通電を継続すべく、ステップS1103に戻る。一方、以下となっていれば、ステップS1107に進み、コンパレータ908の出力よりコンパレータ903の出力が大きくなる。
ステップS1108において、コンパレータ912は、Highを出力する。ステップS1109において、トランジスタ43がオンとなり、リレー41もオンとなり、ヒータ111への通電が再開される。その後は、ステップS1101に遷移する。
本実施形態によれば、第1コンパレータ903は、電流検出回路27により検出された電流値に対応する電圧値が、第1電圧閾値を超えるとLowを出力する。一方、第1コンパレータ、この電圧値が、第1電圧閾値以下となるとHighを出力する。また、第2コンパレータ908は、電流検出回路27により検出された電流値に対応する電圧値が、第2電圧閾値を超えるとHighを出力する。また、第2コンパレータは、電圧値が、第2電圧閾値以下となるとLowを出力する。
さらに、第3コンパレータ912は、第1コンパレータからの出力及び第3コンパレータの出力が入力される第1端子と、第2コンパレータからの出力が入力される第2端子とを含む。さらに、第3コンパレータは、第1コンパレータがHighになったことで、第3コンパレータの出力がLowに切り替わる。しかし、第3コンパレータは、第1コンパレータが再びLowに切り替わったとしても、第2コンパレータがLowに切り替わるまでは、Lowを出力しつづける。これにより、発熱体への電流が遮断される。よって、実施形態2も実施形態1と同様の効果を奏す。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 実施形態に係る定着器の概略断面図である。 実施形態に係る定着器の概略断面図である。 本実施形態に係るセラミックヒータの駆動及び制御回路を示す図である。 実施形態に係る位相制御に使用されるテーブルの一例を示す図である。 実施形態に係るセラミックヒータ111の概略断面図である。 実施形態に係るセラミックヒータ111の概略平面図である。 実施形態に係る閾値比較切換回路の例示的な回路図である。 実施形態に係る発熱体の保護方法を示す例示的なフローチャートである。 実施形態に係る電流検出回路の出力、コンパレータの出力、閾値及びヒータの温度との関係を例示した図である。 実施形態に係る他の閾値比較切換回路の例示的な回路図である。 実施形態に係る電流検出回路の出力、各コンパレータの出力及びヒータの温度との関係を示す図である。 実施形態に係る発熱体の他の保護方法を示す例示的なフローチャートである。

Claims (9)

  1. 電源から電力の供給を受けて発熱する発熱体を備える加熱手段と、
    前記発熱体の温度が温度閾値を超えると、作動に必要な時間が経過してから前記発熱体への電力の供給を制限することで前記発熱体を保護する第1保護手段と、
    前記発熱体の昇温速度が特定の速度よりも速いために前記第1保護手段による保護が間に合わない場合に、前記発熱体への電力の供給を一定時間以上制限することで前記発熱体を保護する第2保護手段と
    を含むことを特徴とする定着器。
  2. 前記第2保護手段は、
    前記発熱体に通電される電流の値を検出する電流検出手段と、
    検出された前記電流の値が第1電流閾値を超えると前記発熱体への電力の供給を制限する制限手段と、
    検出された前記電流の値が、前記第1電流閾値よりも小さい第2電流閾値以下となると前記発熱体への電力の供給を再開する供給再開手段と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着器。
  3. 前記第2保護手段は、
    検出された前記電流の値と、予め設定された電流閾値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段により比較される前記電流閾値を前記第1電流閾値又は前記第2電流閾値に設定する設定手段と
    を含み、
    前記設定手段は、前記電流検出手段が前記第1電流閾値を超える電流を検出すると前記比較される電流閾値を前記第2電流閾値に設定し、前記第2電流閾値以下の電流を検出すると前記比較される電流閾値を前記第1電流閾値に設定することを特徴とする請求項2に記載の定着器。
  4. 前記比較手段は、
    前記電流検出手段により検出された電流値に対応する電圧値が、前記第1電流閾値に対応する第1電圧閾値を超えるとHighを出力し、前記電圧値が、前記第1電圧閾値以下となるとLowを出力するコンパレータ
    を含み、
    前記設定手段は、
    前記コンパレータからの出力がHighとなると前記発熱体へ電流を通電させ、前記コンパレータからの出力がLowとなると前記発熱体への電流を遮断する通電制御回路と、
    前記コンパレータからの出力がLowとなると、前記コンパレータに入力される電圧閾値を前記第1電圧閾値から、前記第2電流閾値に対応する第2電圧閾値へと切り替え、前記コンパレータからの出力がHighとなると、前記第2電圧閾値から前記第1電圧閾値へと切り替える切り替え回路と
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の定着器。
  5. 前記電流検出手段により検出された電流値に対応する電圧値が、前記第1電流閾値に対応する第1電圧閾値を超えるとLowを出力し、前記電圧値が、前記第1電圧閾値以下となるとHighを出力する第1コンパレータと、
    前記電流検出手段により検出された電流値に対応する電圧値が、前記第2電流閾値に対応する第2電圧閾値を超えるとHighを出力し、前記電圧値が、前記第2電圧閾値以下となるとLowを出力する第2コンパレータと、
    第3コンパレータであって、前記第1コンパレータからの出力及び該第3コンパレータの出力とが入力される第1端子と、前記第2コンパレータからの出力が入力される第2端子とを含む該第3コンパレータと
    を含み、
    前記第3コンパレータは、前記第1コンパレータがHighになったことで、該第3コンパレータの出力がLowに切り替わり、さらに、前記第1コンパレータが再びLowに切り替わったとしても、前記第2コンパレータがLowに切り替わるまでは、Lowを出力しつづけることで、前記発熱体への電流を遮断することを特徴とする請求項3に記載の定着器。
  6. 前記第1電流閾値は、前記発熱体が損傷する可能性のある電流値未満であって、かつ、前記定着器が動作するために必要となる電流値以上であることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の定着器。
  7. 前記第2電流閾値は、前記発熱体が損傷する前に前記第1保護手段が動作するように規定された値であることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の定着器。
  8. 画像形成装置であって、
    現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を記録材へ加熱定着させる、請求項1ないし7のいずれかに記載の定着器と
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成装置の定着器が備える発熱体の保護方法であって、
    前記発熱体の温度が温度閾値を超えると、作動に必要な時間が経過してから前記発熱体への電力の供給を制限することで前記発熱体を保護する第1保護工程と、
    前記発熱体の昇温速度が特定の速度よりも速いために前記第1保護工程による保護が間に合わない場合に、前記発熱体への電力の供給を一定時間以上制限することで前記発熱体を保護する第2保護工程と
    を含むことを特徴とする保護方法。
JP2006236759A 2006-08-31 2006-08-31 画像形成装置 Active JP5008361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236759A JP5008361B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236759A JP5008361B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008058725A true JP2008058725A (ja) 2008-03-13
JP2008058725A5 JP2008058725A5 (ja) 2009-10-15
JP5008361B2 JP5008361B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39241509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236759A Active JP5008361B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5008361B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020224477A1 (zh) * 2019-05-08 2020-11-12 珠海奔图电子有限公司 加热装置、图像形成设备及定影单元的加热方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229280A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Toshiba Corp 熱定着装置の温度制御回路
JPH1069208A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229280A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Toshiba Corp 熱定着装置の温度制御回路
JPH1069208A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020224477A1 (zh) * 2019-05-08 2020-11-12 珠海奔图电子有限公司 加热装置、图像形成设备及定影单元的加热方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5008361B2 (ja) 2012-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5127542B2 (ja) 定着装置
US9268280B2 (en) Heating apparatus and image forming apparatus
JP4920985B2 (ja) 画像形成装置
JP4979449B2 (ja) 定着装置
JP5479025B2 (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP5110904B2 (ja) 電力制御装置および画像形成装置
JP5004334B2 (ja) 画像形成装置
US8027599B2 (en) Image forming apparatus
JP4454972B2 (ja) 画像形成装置
US20080101805A1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP5110907B2 (ja) 画像形成装置
JP4847173B2 (ja) 信号処理装置、電流検出装置、電力制御装置、およびこれらを具備する画像形成装置
JP5008361B2 (ja) 画像形成装置
JP5383148B2 (ja) 定着装置
JP7292906B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013050634A (ja) 画像形成装置
JP2008052056A (ja) 加圧検知装置、画像形成装置、加圧検知方法及び故障判断方法
JP2009186933A (ja) 加熱制御方法と加熱装置、及び該加熱装置を具備する画像形成装置
JP4817862B2 (ja) 加熱定着装置
JP2006113117A (ja) 画像形成装置
JP2008116559A (ja) 画像形成装置
JP7263022B2 (ja) 加熱装置、定着装置及び画像形成装置
JP2010020080A (ja) 画像形成装置
JP2002072726A (ja) 画像形成装置
JP2014126684A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5008361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3