JP7263022B2 - 加熱装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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(2)発熱時にヒータに対する熱応力が第1の熱応力となる第1の発熱体と、発熱時にヒータに対する熱応力が前記第1の熱応力よりも小さい第2の熱応力となる第2の発熱体とを含む、少なくとも2つ以上の複数の発熱体と、前記複数の発熱体が配置される基板と、を含むヒータと、前記第1の発熱体又は前記第2の発熱体と、電源との接続を切り替える切替え部と、前記ヒータの温度に応じて、前記電源と前記ヒータとの間の電力供給経路を切断し、電力供給を遮断する遮断手段と、前記ヒータの温度を検知する検知手段と、を備え、前記切替え部は、前記検知手段により検知された温度が前記所定の温度以上となった場合、前記遮断手段により前記ヒータへの電力供給が遮断される前に、前記電源と前記第2の発熱体とを接続するように切り替えることを特徴とする加熱装置。
(3)記録材に担持された未定着のトナー像を定着する定着装置であって、前記(1)又は前記(2)に記載の加熱装置と、前記加熱装置により加熱される第1の回転体と、前記第1の回転体とともにニップ部を形成する第2の回転体と、を備え、前記第1の回転体はフィルムであることを特徴とする定着装置。
(4)記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記(3)に記載の定着装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
図1は実施例1の定着装置を搭載した一例の画像形成装置である、インライン方式のカラー画像形成装置を示す構成図である。図1を用いて電子写真方式のカラー画像形成装置の動作を説明する。なお、第1ステーションをイエロー(Y)色のトナー画像形成用のステーション、第2ステーションをマゼンタ(M)色のトナー画像形成用のステーションとしている。また、第3ステーションをシアン(C)色のトナー画像形成用のステーション、第4ステーションをブラック(K)色のトナー画像形成用のステーションとしている。
図2は画像形成装置の動作を説明するブロック図であり、この図を参照しながら画像形成装置の印刷動作について説明する。ホストコンピュータであるPC110は、画像形成装置の内部にあるビデオコントローラ91に対して印刷指令を出力し、印刷画像の画像データをビデオコントローラ91に転送する役割を担う。
次に、発熱体により用紙P上のトナー像を加熱する加熱装置を制御する、実施例1における定着装置50の構成について図3を用いて説明する。ここで、長手方向とは、後述する用紙Pの搬送方向と略直交する加圧ローラ53の回転軸方向のことである。また、搬送方向に略直交する方向(長手方向)の用紙Pの長さを幅という。図3は、定着装置50の断面模式図である。図3左側から未定着のトナー像Tnを保持した用紙Pが、定着ニップ部Nにおいて図中左から右に向けて搬送されながら加熱されることにより、トナー像Tnが用紙Pに定着される。実施例1における定着装置50は、円筒状のフィルム51と、フィルム51を保持するニップ形成部材52と、フィルム51とともに定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ53と、用紙Pを加熱するためのヒータ54とにより構成されている。
図4は、本実施例の定着装置50の全体概略図を示す図である。図4(a)は定着装置50の回路構成を示す全体概略図である。加熱手段であるヒータ54は、交流電源55からの電力供給を受け、発熱する。ヒータ部であるヒータ54は、主として基板54aの上に形成された発熱体54b1、54b2、接点54d1、54d3、54d4、保護ガラス層54eを有している。発熱体54b1、54b2は、交流電源55からの電力供給により発熱する抵抗体である。保護ガラス層54eは、交流電源55と略同電位の発熱体54b1、54b2から、ユーザを絶縁するために設けられている。第1の発熱体である発熱体54b1は、定着装置50に通紙可能な最大紙幅の用紙Pにトナーを定着する際に、主として用いられる発熱体である。そのため、発熱体54b1の長手方向の長さは、LTR(レター)サイズの用紙幅215.9mmより数mm程度、長く設定されている。また、第2の発熱体である発熱体54b2は、主として発熱体54b1より幅の狭い用紙Pを加熱することを目的としたヒータであり、発熱体54b2の長手方向の長さは、A4サイズの用紙幅210mmより数mm程度、長く設定されている。定着装置50は、起動時には定着装置50を冷めた状態から所定の温度まで立ち上げるために、主に発熱体54b1を発熱させる。そして、定着装置50は、所定の温度まで立ち上がった定常状態になると、使用する用紙Pの紙幅に応じて、使用する発熱体を、発熱体54b1、又は発熱体54b2に切り換える。なお、発熱体54b1の定格電力は、発熱体54b2の定格電力より大きくなるように設定されているものとする。
しかしながら、例えばトライアック56aのT1端子-T2端子間のショート等の故障が生じた場合には、交流電源55からヒータ54への電力供給を制御できなくなる。これにより、ヒータ54の温度は目標温度に制御することができなくなり、熱暴走状態に陥ることになる。このような場合にも、定着装置50が著しく破損等したりしないよう、定着装置50には、過昇温検知部が備えられており、本実施例では、温度ヒューズ107が過昇温検知部となる。遮断手段でもある温度ヒューズ107は、例えば205℃程度より高い温度になると内部のペレットが溶融し、所定量のペレットが溶融すると温度ヒューズ107内部の接点が短絡状態から開放状態になる。これにより、交流電源55からヒータ54への電力供給が遮断され、上述した熱暴走状態が解消される。
ところで、基板54aから温度ヒューズ107に熱が伝わる過程において、温度ヒューズ107の熱容量により、温度ヒューズ107内のペレットに温度が伝わるまでには、相応の時間を要する。加えて、ペレットが溶融を開始してから所定量が溶融するまでにも、相応の時間を要する。すなわち、熱暴走によりヒータ54が過昇温しても、直ぐに温度ヒューズ107が動作し、接点が開放状態となるわけではない。このようなタイムラグがあっても、確実に定着装置50の安全が確保されるように、本実施例の定着装置50は、異常検知手段である(異常検知部でもある)オペアンプ207、及び経路切替え部であるリレー57aを備えている。オペアンプ207は、非反転入力端子(+)には定着温度センサ59の検知温度を示す電圧V_THが入力され、反転入力端子(-)には基準電圧生成部208で生成された基準電圧が入力される。定着温度センサ59は、温度が高いほど抵抗値が低くなるNTC特性を有しているため、定着温度センサ59が検知する温度が高いほど、非反転入力端子(+)に入力される電圧V_THは高くなる。本実施例では、定着温度センサ59の検知温度が180℃の場合に電圧V_THが2.5Vになるよう、抵抗202の抵抗値が選定されている。また、基準電圧生成部208は、基準電圧として直流電圧2.5Vを生成している。オペアンプ207の直流電圧Vcc2の電圧は、直流hVである。定着温度センサ59の温度が180℃より低い場合、すなわち電圧V_THが2.5Vより低い場合には、オペアンプ207の出力はGND電位と略等しい0Vとなる。この場合、ダイオード209は非導通状態であり、したがって、トランジスタ204はDrive2信号のみによって制御されることになる。一方、定着温度センサ59の温度が180℃以上の場合、すなわち電圧V_THが2.5V以上の場合には、オペアンプ207の出力は直流電圧Vcc2と略等しい24Vとなる。この場合、ダイオード209は導通状態となり、抵抗210を介してトランジスタ204のベース端子にベース電流が流れ、リレー57aはオン状態となる。なお、ダイオード206により、オペアンプ207の出力が略24Vを出力している際には、Drive2信号がハイレベル、又はローレベルに関係なく、トランジスタ204のベース端子にはベース電流が供給され続ける。そのため、定着温度センサ59の検知温度が180℃以上(所定の温度以上)という定着装置50にとって異常な温度になった場合には、経路切り換え部であるリレー57aの接点57a1は接点54a3側に接続される。
図5は、定着装置50が熱暴走状態となり、異常検知部や過昇温検知部により交流電源55からヒータ54への電力供給が遮断されるまでの、時間経過に伴う定着温度センサ59の温度特性(温度プロファイル)を示す図である。
図6は、定着装置50の回路構成を示す全体概略図である。ヒータ54は、発熱体54b1と発熱体54b3と発熱体54b4を備えている。第1の発熱体である発熱体54b1は、実施例1で用いた発熱体と同様の一対のメイン発熱体であり、ここでの説明を省略する。発熱体54b3と発熱体54b4はともにサブ発熱体で、メイン発熱体54b1の機能を補助する発熱体である。第2の発熱体である発熱体54b3は、B5程度の用紙幅の用紙Pを定着するために適した発熱体である。一方、第3の発熱体である発熱体54b4は、A5程度の用紙幅の用紙Pを定着するために適した発熱体であり、主としてA5より紙幅の狭い用紙Pを加熱する際に使用される。実施例1と同様に、定着装置50は、起動時には定着装置50を冷めた状態から所定の温度まで立ち上げるために、主に発熱体54b1を発熱させる。そして、所定の温度まで立ち上がった定常状態になると、使用する用紙Pの紙幅に応じて、使用する発熱体を、発熱体54b1、発熱体54b3、又は発熱体54b4に切り換える。なお、発熱体54b1の定格電力は、発熱体54b3、54b4の定格電力より大きくなるように設定されているものとする。
電力検知部400は、電圧検知部401、電流検知部402、及び電力実効値演算部403を有している。電圧検知部401は、交流電源55からヒータ54に入力される交流電圧値を検知する。電流検知部402は、交流電源55からヒータ54へ供給される電流値を検知する。電圧検知部401で検知された電圧値と、電流検知部402で検知された電流値は、電力実効値演算部403に出力される。電力値演算部である電力実効値演算部403は、電圧検知部401及び電流検知部402で検知された電圧値と電流値から電力実効値を算出し、算出した電力実効値をrms信号として、CPU94に送信する。CPU94は、定着装置50を起動する場合には、定着温度センサ59の温度情報ではなく、rms信号に基づいて、ヒータ54への供給電力が一定値になるように、トライアック56aを制御する。交流電源55の出力電圧が、装置の設置環境等により様々な場合(例えば、100V~240V等)においても、このような電力制御を行うことで、オーバーシュートやアンダーシュートの少ない、良好な定着装置50の起動特性を実現することができる。
定着装置50において、例えばCPU94が故障し、トライアック56aが制御されない状況になった場合には、ヒータ54は所定の温度に制御することができなくなる。特にCPU94が、ヒータ54の温度を実際よりも低く検知するように故障した場合には、ヒータ54は過昇温状態になる。このような場合にも、定着装置50が著しく破損等したりしないよう、定着装置50には過昇温検知部が備えられており、本実施例ではサーモスイッチ227が過昇温検知部となる。遮断手段でもあるサーモスイッチ227は、270℃以上で動作する。サーモスイッチ227は、270℃未満の温度ではショート状態となり、電流検知部402とリレー57bの接点57b1とを接続し、交流電源55からヒータ54への電力供給路を形成する。一方、サーモスイッチ227は、270℃以上の温度でオープン状態となり、電流検知部402とリレー57bの接点57b1との接続が切断され、交流電源55からヒータ54への電力供給が遮断される。
本実施例の定着装置50は、過昇温検知部であるサーモスイッチ227に加えて、異常検知部であるオペアンプ207と経路切替え部であるリレー57a、リレー57bを備えている。オペアンプ207の非反転入力端子(+)には、実施例1では定着温度センサ59の検知温度を示す電圧V_THが入力されていたが、本実施例では、電力検知部400の電力実効値演算部403の出力であるrms信号が入力される点が異なる。オペアンプ207のその他の構成については、実施例1と同様であり、ここでの説明を省略する。定着装置50に供給される電力が想定より大きい場合には、オペアンプ207の非反転入力端子(+)に入力されるrms信号の電圧が基準電圧生成部208の基準電圧より高くなる。その結果、オペアンプ207は、ハイレベルの異常検知信号を出力する。
図7は、前述したようにCPU94が故障した場合の、異常検知部や過昇温検知部により交流電源55からヒータ54への電力供給が遮断されるまでの、時間経過に伴う定着温度センサ59の温度特性(温度プロファイル)を示す図である。図7(a)は、上述した異常検知部と経路切替え部を備える本実施例の定着装置50の定着温度センサ59の温度プロファイルを示した図である。図7(a)において、横軸は時間(単位:sec(秒))を示し、縦軸は定着温度センサ59の検知温度(単位:℃)を示す。また、t7~t10は、時間(タイミング)を示す。
図8は、定着装置50の回路構成を示す全体概略図である。ヒータ54は、第1の発熱体である発熱体54b5と、第2の発熱体である発熱体54b6を有する。発熱体54b5、54b6の発熱時にヒータ54の基板54aに加わる熱応力が高くなると、セラミック製の基板54aは破損することがある。基板54aが破損すると、定着装置50も著しく破損してしまうことになる。ヒータ54の基板54aに加わる熱応力は、発熱体54b5と発熱体54b6と発熱体がない部分との温度差によって生じる。本実施例のヒータ54は、発熱体54b5が発熱する場合の方が、発熱体54b6が発熱する場合に比べて、図中X軸方向(ヒータ54の短手方向)の温度分布の均一性が高い。そのため、ヒータ54の基板54aに加わる熱応力が小さくなり、基板54aは破損しにくくなる。そこで、本実施例では、発熱体54b6が熱暴走状態となった場合には、交流電源55からヒータ54への電力供給経路を切り替えて、発熱体54b5にも電力供給を行う。これにより、X軸方向の温度分布の均一性を高めて、基板54aに加わる熱応力を下げることで、過昇温時にヒータ54の基板54aが破損しにくくなる制御を行う。
図8に示すように、電力検知部400は、電流検知部402、記憶部404、電力実効値演算部403から構成される。記憶部404は、EEPROMであり、予め所定の室温(約30℃)で測定された発熱体54b6の抵抗値、及び発熱体54b5の抵抗値が格納されている。電流検知部402は、実施例2と同様であり、ここでの説明は省略する。なお、本実施例の電流検知部402は、検知した電流値をCPU94に出力する。電力実効値演算部403は、記憶部に格納された抵抗値と、電流検知部402で検知した電流値と、に基づいて、電力実効値を演算し、演算した電力実効値をrms信号として、CPU94内の積算電力演算部501に出力する。CPU94内部に設けられた積算電力演算部501は、電力実効値演算部403からrms信号で出力された電力実効値と、ヒータ54への電力供給時間と、から、ヒータ54へ供給された積算電力値W_integを算出する。なお、CPU94は、ヒータ54への電力供給時間を計測するために、タイマを有しているものとする。CPU94は、電流検知部402が検知した電流値に基づいて、検知した電流値が予め定められた電流値である15A以上の場合には、次のような制御を行う。すなわち、CPU94は、Drive1信号、Drive2信号によりトライアック56a、56bを制御して、交流電源55からヒータ54への電力供給を遮断する。このように、CPU94は、交流電源55からヒータ54に流れる電流値が15A未満となるように、トライアック56a、56bを制御する。本実施例では、過昇温検知部は、実施例2と同様にサーモスイッチ227を用いている。サーモスイッチ227の動作は実施例2と同様であり、ここでの説明は省略する。
本実施例の定着装置50は、過昇温検知部であるサーモスイッチ227に加えて、異常検知部であるオペアンプ237と、発熱体への電力供給経路を切り替える切替え部であるトライアック56a、56bを備えている。オペアンプ237の非反転入力端子(+)には、積算電力演算部501からヒータ54へ供給された積算電力値W_integが入力される。一方、オペアンプ237の反転入力端子(-)には基準電圧生成部238で生成された基準電圧が入力される。基準電圧生成部238は、基準電圧として直流電圧2.5Vを生成している。オペアンプ237の直流電圧Vcc2の電圧は、直流電圧24Vである。積算電力値W_integの電圧値が基準電圧生成部238の基準電圧より高い場合には、オペアンプ237はハイレベルの信号を出力する。オペアンプ237がハイレベルの信号を出力することにより、ダイオード239が導通状態となり、抵抗240を介してトランジスタ225のベース端子にベース電流が流れる。その結果、Drive1信号がハイレベル、ローレベルの状態に関係なく、トライアック56aのT1端子-T2端子間を導通状態に設定することができる。例えば、定着装置50の定格電力を1000Wとすると、800Wは異常な電力ではない。しかしながら、800Wが7秒間連続してヒータ54に供給されることは正常な動作としては有り得ない場合には、800W×7秒以上の状態は異常な状態と定義することができる。すなわち、基準電圧生成部238が生成する基準電圧を「800W×7秒」に相当する積算電力値W_integに対応する電圧値に設定する。これにより、「800W×7秒」以上の異常な積算電力がヒータ54に供給された場合には、積算電力値W_integに対応する電圧値が基準電圧生成部238の基準電圧よりも高くなり、オペアンプ237はハイレベルの信号を出力する。そして、オペアンプ237がハイレベルの信号を出力することにより、上述したように、トライアック56aのT1端子-T2端子間が導通状態となり、発熱体54b5に電力供給が行われる。
ここで、例えばトライアック56bが故障し、トライアック56bが常時導通状態となる故障によりヒータ54が過昇温するような状況を想定する。図9は、トライアック56bが故障してヒータ54が過昇温状態となった場合の、異常検知部や過昇温検知部により交流電源55からヒータ54への電力供給が遮断されるまでの、定着温度センサ59の温度特性、熱応力の特性を示す図である。
図10は、図8で説明した定着装置50の一部の構成を変更した定着装置の回路構成を示す全体概略図である。図10では、電力検知部400が、電圧検知部401、発熱体54b5、54b6の抵抗値を記憶した記憶部404、電力実効値演算部403を有している点が、図8に示す定着装置50の回路構成とは異なる点である。その他の構成については、図8に示す回路構成と同様であり、ここでの説明を省略する。前述した図8の定着装置50では、電力実効値演算部403は、電流検知部402で検知した電流値と記憶部404に格納された発熱体の抵抗値とから、電力実効値を演算している。一方、図10に示す定着装置では、電力実効値演算部403は、電圧検知部401で検知された電圧値と記憶部404に格納された発熱体の抵抗値とから、電力実効値を演算する構成としているが、このような構成により電力実効値を演算してもよい。なお、上述した実施例2の電力検知部400のように、電力実効値演算部403は電圧値と電流値に基づいて、電力実効値を算出してもよい。また、実施例2の電力検知部400の構成を、実施例3の電力検知部400と同様の構成にしてもよい。サーモスイッチ227の代わりに温度ヒューズを用いたり、定着温度センサ59に用いたサーミスタの代わりにサーモパイルを用いたりするなど、本実施例の構成部品と同等の機能を有する部品を用いても本実施例の効果が変わるわけではない。
図11は、本実施例の定着装置50の全体概略図を示す図である。ヒータ54は、交流電源55からの電力供給を受け、発熱する。ヒータ54は、基板54aの上に形成された発熱体54b1、54b2、54b3、接点54d1、54d2、54d3、54d4を有している。発熱体54b2は、接点54d2、54d3に接続される点が、実施例2とは異なる。また、発熱体54b2は、発熱体54b3に比べて定格電力が低い。ヒータ54のその他の構成は、実施例2と同様であり、ここでの説明を省略する。
しかしながら、例えばトライアック56bのT1端子-T2端子間のショート、かつ、トランジスタ245のコレクタエミッタ間ショート等の故障が生じた場合には、交流電源55からヒータ54への電力供給を制御できなくなる。これにより、ヒータ54の温度は目標温度に制御することができなくなり、熱暴走状態に陥ることになる。このような場合にも、定着装置50が著しく破損等したりしないよう、定着装置50には、過昇温検知部が備えられており、本実施例では、温度ヒューズ107が過昇温検知部となる。遮断手段でもある温度ヒューズ107は、例えば205℃程度より高い温度になると内部のペレットが溶融し、所定量のペレットが溶融すると温度ヒューズ107内部の接点が短絡状態から開放状態になる。これにより、リレー58aがオフ状態となり、交流電源55からヒータ54への電力供給が遮断され、上述した熱暴走状態が解消される。
ところで、基板54aから温度ヒューズ107に熱が伝わる過程において、温度ヒューズ107の熱容量により、温度ヒューズ107内のペレットに温度が伝わるまでには、相応の時間を要する。加えて、ペレットが溶融を開始してから所定量が溶融するまでにも、相応の時間を要する。すなわち、熱暴走によりヒータ54が過昇温しても、直ぐに温度ヒューズ107が動作し、接点が開放状態となるわけではない。このようなタイムラグがあっても、確実に定着装置50の安全が確保されるように、本実施例の定着装置50は、異常検知手段である(異常検知部でもある)オペアンプ207、及び経路切替え部であるリレー57aを備えている。オペアンプ207、及びリレー57aの動作は、実施例1と同様であり、ここでの説明は省略する。
図12(a)は、上述した異常検知部と経路切替え部を備える本実施例の定着装置50の定着温度センサ59の温度プロファイルを示した図である。図12(a)において、横軸は時間(単位:sec(秒))を示し、縦軸は定着温度センサ59の検知温度(単位:℃)を示す。また、t19~t23は、時間(タイミング)を示す。
54b1、54b2 発熱体
55 交流電源
57a リレー
107 温度ヒューズ
207 オペアンプ
Claims (28)
- 第1の定格電力である第1の発熱体と、前記第1の定格電力より低い第2の定格電力である第2の発熱体とを含む、少なくとも2つ以上の複数の発熱体と、前記複数の発熱体が配置される基板と、を含むヒータと、
前記第1の発熱体又は前記第2の発熱体と、電源との接続を切り替える切替え部と、
前記ヒータの温度に応じて、前記電源と前記ヒータとの間の電力供給経路を切断し、電力供給を遮断する遮断手段と、
前記ヒータの温度を検知する検知手段と、
を備え、
前記切替え部は、前記検知手段により検知された温度が所定の温度以上となった場合、前記遮断手段により前記ヒータへの電力供給が遮断される前に、前記電源と前記第2の発熱体とを接続するように切り替えることを特徴とする加熱装置。 - 前記遮断手段は、前記電源と前記第2の発熱体とが接続するように切り替えられた後に、前記電源と前記ヒータの間の電力供給路を切断することを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
- 前記第1の発熱体は、長手方向の長さが略同じ長さの一対の発熱体であり、
前記第2の発熱体は、長手方向の長さが前記第1の発熱体よりも短い、略同じ長さの一対の発熱体であり、
前記基板の短手方向において、前記第1の発熱体、前記第2の発熱体、前記第2の発熱体、前記第1の発熱体の順に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱装置。 - 前記第1の発熱体の一端及び前記第2の発熱体の一端が電気的に接続される第1の接点と、
前記第2の発熱体の他端が電気的に接続される第2の接点と、
前記第1の発熱体の他端が電気的に接続される第3の接点と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の加熱装置。 - 前記切替え部は、リレーを有し、
前記リレーは、前記電源と前記第2の接点との接続、又は前記電源と前記第3の接点との接続を切替え可能であり、
前記遮断手段は、前記電源と前記第1の接点とに接続されていることを特徴とする請求項4に記載の加熱装置。 - 前記検知手段は、前記ヒータの温度が前記所定の温度以上になった場合、検知信号を出力し、
前記リレーは、前記検知信号が入力されると、前記電源と前記第2の接点とを接続し、
前記電源は、前記第2の発熱体と接続されることを特徴とする請求項5に記載の加熱装置。 - 前記電源と前記リレーとの間の電力供給経路に設けられ、前記電力供給経路の接続、又は切断を行うことにより前記ヒータへの電力供給を制御する供給制御部を備えることを特徴とする請求項6に記載の加熱装置。
- 前記ヒータは、更に前記第1の定格電力より低い第3の定格電力である第3の発熱体を有し、
前記第1の発熱体は、長手方向の長さが略同じ長さの一対の発熱体であり、
前記第2の発熱体は、前記長手方向の長さが前記第1の発熱体よりも短い発熱体であり、
前記第3の発熱体は、前記長手方向の長さが前記第2の発熱体よりも短い発熱体であり、
前記基板の短手方向において、前記第1の発熱体、前記第3の発熱体、前記第2の発熱体、前記第1の発熱体の順に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱装置。 - 前記第1の発熱体の一端と前記第2の発熱体の一端とが電気的に接続される第1の接点と、
前記第3の発熱体の一端が電気的に接続される第2の接点と、
前記第2の発熱体の他端が電気的に接続される第3の接点と、
前記第1の発熱体の他端と前記第3の発熱体の他端とが電気的に接続される第4の接点と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の加熱装置。 - 前記切替え部は、第1のリレー及び第2のリレーを有し、
前記第1のリレーは、前記電源と前記第1の接点との接続、又は前記電源と前記第2の接点との接続を切替え可能であり、
前記第2のリレーは、前記電源と前記第3の接点との接続、又は前記電源と前記第4の接点との接続を切替え可能であり、
前記遮断手段は、前記電源と前記第1のリレーとの間の前記電力供給経路に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の加熱装置。 - 前記電源から前記ヒータに供給される電力値を求める電力取得手段を備え、
前記検知手段は、前記電力取得手段により求められた前記電力値が所定の電力値以上になった場合、検知信号を出力することを特徴とする請求項10に記載の加熱装置。 - 前記第1のリレーは、前記検知信号が入力されると、前記電源と前記第2の接点とを接続し、
前記第2のリレーは、前記検知信号が入力されると、前記電源と前記第3の接点とを接続し、
前記電源は、直列に接続された前記第3の発熱体、前記第1の発熱体、及び前記第2の発熱体と接続されることを特徴とする請求項11に記載の加熱装置。 - 前記電源と前記第2のリレーとの間の電力供給経路に設けられ、前記電力供給経路の接続、又は切断を行うことにより前記ヒータへの電力供給を制御する供給制御部を備えることを特徴とする請求項12に記載の加熱装置。
- 前記第1の発熱体の一端及び前記第2の発熱体の一端が電気的に接続される第1の接点と、
前記第3の発熱体の一端が電気的に接続される第2の接点と、
前記第2の発熱体の他端と、前記第3の発熱体の他端とが電気的に接続される第3の接点と、
前記第1の発熱体の他端が電気的に接続される第4の接点と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の加熱装置。 - 前記電源と前記第1の接点との間の前記電力供給経路に設けられ、前記電力供給経路の接続、又は切断を行うスイッチ部を備え、
前記スイッチ部は、前記遮断手段を介して前記スイッチ部を駆動する電圧を供給されていることを特徴とする請求項14に記載の加熱装置。 - 前記切替え部は、リレーを有し、
前記リレーは、前記スイッチ部と前記第3の接点との接続、又は前記電源と前記第3の接点との接続を切替え可能であり、
前記第2の接点及び前記第4の接点は、前記電源と接続されていることを特徴とする請求項15に記載の加熱装置。 - 前記検知手段は、前記ヒータの温度が前記所定の温度以上になった場合、検知信号を出力し、
前記リレーは、前記電源と前記第3の接点とを接続し、前記電源から前記第2の発熱体へ電力供給が行われているときに、前記検知信号が入力されると、前記スイッチ部と前記第3の接点との接続に切り替え、
前記電源は、前記第3の発熱体と接続されることを特徴とする請求項16に記載の加熱装置。 - 前記電源と前記リレー及び前記第2の接点との間の電力供給経路と、前記電源と前記第4の接点との間の電力供給経路と、に設けられ、前記電力供給経路の接続、又は切断を行うことにより前記ヒータへの電力供給を制御する供給制御部を備えることを特徴とする請求項17に記載の加熱装置。
- 発熱時にヒータに対する熱応力が第1の熱応力となる第1の発熱体と、発熱時にヒータに対する熱応力が前記第1の熱応力よりも小さい第2の熱応力となる第2の発熱体とを含む、少なくとも2つ以上の複数の発熱体と、前記複数の発熱体が配置される基板と、を含むヒータと、
前記第1の発熱体又は前記第2の発熱体と、電源との接続を切り替える切替え部と、
前記ヒータの温度に応じて、前記電源と前記ヒータとの間の電力供給経路を切断し、電力供給を遮断する遮断手段と、
前記ヒータの温度を検知する検知手段と、
を備え、
前記切替え部は、前記検知手段により検知された温度が所定の温度以上となった場合、前記遮断手段により前記ヒータへの電力供給が遮断される前に、前記電源と前記第2の発熱体とを接続するように切り替えることを特徴とする加熱装置。 - 前記切替え部は、前記検知手段により検知された温度が前記所定の温度以上となった場合、前記遮断手段により前記ヒータへの電力供給が遮断される前に、前記電源と前記第1の発熱体とを接続するように切り替えることを特徴とする請求項19に記載の加熱装置。
- 前記第1の発熱体は、長手方向の長さが略同じ長さの一対の発熱体で、前記ヒータの前記長手方向において、中央部から端部に向かうほど抵抗値が低くなる特性を有し、
前記第2の発熱体は、前記長手方向の長さが前記第1の発熱体と略同じ長さの発熱体で、前記ヒータの前記長手方向において、中央部から端部に向かうほど抵抗値が高くなる特性を有し、
前記基板の短手方向において、前記第1の発熱体、前記第2の発熱体、前記第1の発熱体の順に配置され、
前記第1の発熱体の一端及び前記第2の発熱体の一端が電気的に接続される第1の接点と、
前記第2の発熱体の他端が電気的に接続される第2の接点と、
前記第1の発熱体の他端が電気的に接続される第3の接点と、を備えることを特徴とする請求項20に記載の加熱装置。 - 前記切替え部は、前記電源と前記第3の接点との間の電力供給路に設けられ、前記電源と前記第1の発熱体とを接続、又は切断する第1のスイッチと、前記電源と前記第2の接点との間の電力供給路に設けられ、前記電源と前記第2の発熱体とを接続、又は切断する第2のスイッチと、を有し、
前記遮断手段は、前記電源と前記第1の接点との間の前記電力供給経路に設けられていることを特徴とする請求項21に記載の加熱装置。 - 前記電源から前記ヒータに供給される積算電力値を求める電力取得手段を備え、
前記検知手段は、前記電力取得手段により求められた前記積算電力値が所定の電力値以上になった場合、検知信号を出力することを特徴とする請求項22に記載の加熱装置。 - 前記第1のスイッチは、前記検知信号が入力されると、前記電源と前記第3の接点との間を接続し、前記電源から前記第1の発熱体へ電力を供給するように設定されることを特徴とする請求項23に記載の加熱装置。
- 前記遮断手段は、前記所定の温度以上の状態が所定の時間以上続くと接点が開放状態となる温度ヒューズ又はサーモスイッチであることを特徴とする請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の加熱装置。
- 記録材に担持された未定着のトナー像を定着する定着装置であって、
請求項1から請求項25のいずれか1項に記載の加熱装置と、
前記加熱装置により加熱される第1の回転体と、
前記第1の回転体とともにニップ部を形成する第2の回転体と、
を備え、
前記第1の回転体はフィルムであることを特徴とする定着装置。 - 前記ヒータは、前記フィルムの内部空間に配置されており、前記ヒータと前記第2の回転体により前記フィルムを挟持しており、記録材上の画像は前記フィルムと前記第2の回転体の間に形成されたニップ部で前記フィルムを介して加熱されることを特徴とする請求項26に記載の定着装置。
- 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
請求項26又は請求項27に記載の定着装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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