JP5046741B2 - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成技術に関する。特に、複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられるトナー画像の定着装置等に関する。
近年、プリンタや複写機等の画像形成装置に使用される定着装置としては、ウォームアップタイムが短く、安価な定着装置として、フィルム定着方式の定着装置が良く知られている。定着装置は、一般的に、幅の狭い記録材にトナー画像を定着させると、中央付近の通紙領域における定着フィルムの温度は記録材に奪われ、非通紙領域は熱を奪われないため、非通紙領域の温度は中央付近に比べて高い温度で推移する。これにより非通紙領域にある定着フィルム等の部品は、耐熱温度を超えてしまう恐れがある。この対策として、フィルムの温度を検出して発熱体への通電量を制御するために、発熱体の中心付近に配置した中央サーミスタ(メインサーミスタ)以外に、発熱体端部に端部サーミスタ(サブサーミスタ)を配置した構成がとられている。
各サーミスタは、発熱体が異常過熱状態である場合に、通電回路に介入されたリレー等の電流遮断手段によって通電を遮断するための保護装置としても使われる。実際に過熱トラブルが発生してからこの保護装置が働くまでの時間が長いほど、周辺温度の過昇温により定着装置内部の部品へダメージを与えるため、この時間は極力短くする必要がある。すなわち、保護装置が働く温度をできるだけ低く設定すればよい。
しかし、動作温度を低く設定すると、正常動作時に保護装置が誤動作する不具合が発生してしまうため、ある程度保護動作温度を高めに設定する必要がある。非通紙領域に配置するサブサーミスタは、中央付近に配置するメインサーミスタに比べて高温で制御されるため、保護動作温度を特に高く設定しなければならない。
特許文献1では電流値が定常制御中に到達し得ない値になったときや、定着ベルトが回転していないとき等、定着温度に比べて低温で制御されるべき状態のときに、通紙領域及び非通紙領域の温度を検知して、サーミスタの保護動作温度を低く切り換えている。
特開2005−321573
しかしながら、特許文献1では、定着に必要な高温での制御状態(定常制御状態)中は、サーミスタの保護動作温度は高いレベルに維持される。近年の画像形成速度の高速化に伴い定着装置に投入される電力が急激に増加したとき、定常制御状態においても、周辺温度の過昇温により定着装置内部の部品へのダメージを与える可能性が高くなる。更には、設定における安全率の余裕も減少する。
そこで、本発明は、記録材の幅情報に基づきヒータの加熱温度の基準値をヒータの加熱領域ごとに設定し、ヒータの加熱を制御することで、基準値を超える過熱時における装置のダメージを最小限に抑えることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る定着装置は、
第1のヒータ及び前記第1のヒータとは発熱分布が異なる第2のヒータを有するセラミックヒータと、
前記第1のヒータに供給する電力及び前記第2のヒータに供給する電力を制御するCPUと、
所定の最大サイズの記録材が通過する領域内であって所定の最小サイズの記録材が通過しない前記セラミックヒータの非通紙領域の温度を検出する第1温度検出手段と、
前記第1温度検出手段よりも前記最小サイズの記録材が通過する領域寄りの前記セラミックヒータの非通紙領域の温度を検出する第2温度検出手段と、
を有し、前記第1のヒータと前記第2のヒータのトータルの発熱分布を記録材のサイズに応じた発熱分布に切り替えられる定着装置において、
前記第1温度検出手段の検出温度が第1の温度閾値を超えると前記第1のヒータへの電力供給を遮断する回路と、前記第2温度検出手段の検出温度が第2の温度閾値を超えると前記第2のヒータへの電力供給を遮断する回路と、を有する安全回路を有し、
前記安全回路は、
前記第1の温度閾値と前記第2の温度閾値を記録材のサイズ情報に応じて変更可能であり、
記録材のサイズが基準となる幅以下である場合、前記第1の温度閾値を前記第2の温度閾値に対して低く設定することを特徴とする。
あるいは、本発明に係る画像形成装置は、
記録材にトナー画像を形成する画像形成手段と、
前記トナー画像を加熱して、前記記録材上に当該トナー画像を定着させる上記の定着装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録材の幅情報に基づきヒータの加熱温度の基準値をヒータの加熱領域ごとに設定し、ヒータの加熱を制御することで、基準値を超える過熱時における装置のダメージを最小限に抑えることが可能になる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(1)画像形成装置
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す図である。画像形成装置は、電子写真方式を用いて、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー像を重ね合わせることでフルカラー画像を得るカラー画像形成装置である。尚、本発明の趣旨は、カラー画像形成装置に限定されるものではなく、電子写真方式を用いるモノクロ画像形成装置においても適用可能であることはいうまでもない。
画像形成部100は、給紙部121、感光体122(Y、M、C、K各色)、帯電スリーブ123(Y、M、C、K各色)、トナー容器125(Y、M、C、K各色)、現像スリーブ126(Y、M、C、K各々)を有する。また、画像形成部100は、中間転写体127、転写ローラ128、加熱定着装置130、を有する。
尚、感光体122、帯電スリーブ123、トナー容器125、現像スリーブ126は、Y、M、C、K各々ひとつのユニットにまとめられており、オールインワンカートリッジ101(Y、M、C、K各々)となっている(以下、「カートリッジ」ともいう。)。カートリッジ101(Y、M、C、K各々)は、それぞれ着脱が可能な構成になっている。
イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色におけるカートリッジ101(Y、M、C、K)の帯電スリーブ123(Y、M、C、K)により、感光体122(Y、M、C、K)は帯電される。帯電された感光体122上(Y、M、C、K)に、画像処理部(非図示)が変換した露光時間に基づいてスキャナ部124(Y、M、C、K)から露光光を照射し、感光体122(Y、M、C、K)上に静電潜像が形成される。
この静電潜像を、トナー容器125(Y、M、C、K)からのトナーを使って、現像スリーブ126(Y、M、C、K)にて感光体122(Y、M、C、K)上に各色のトナー像を形成する。そして、各色のトナー像を中間転写体127に4色重ね合わせることで多色トナー像を形成する。中間転写体127に形成された多色トナー像を転写ローラ128とで挟み込み、加圧することで、記録材111へ多色トナー像(以下、単に「トナー像」ともいう。)を転写する。そして、記録材111上の多色トナー像を加熱定着装置130にて定着し、記録材111は排出トレイ(非図示)に排出される。中間転写体127上に残ったトナーはクリーナ129にて除去(クリーニング)され、クリーニングされた廃トナーはクリーナ容器(非図示)に蓄えられる。
(2)加熱定着装置
加熱定着装置は、電子写真、静電記録、磁気記録等の画像形成プロセスにより、記録材(紙、印刷紙、転写材シート、OHTシート、光沢紙、光沢フィルム、エレクトロファックス紙静電記録紙等)の面に形成担持されている未定着トナー画像を加熱定着する。
本実施形態に係る加熱定着装置130は、フィルム加熱方式を利用した加熱定着装置である。図2は、加熱定着装置130の概略的な構成を示す図である。
205はセラミックを基材とするヒータである。詳しくは後述する。204はセラミックヒータ205を固定支持するための耐熱性、断熱性材質のステーである。201は、円筒状の耐熱性フィルム材(定着フィルム)であり、セラミックヒータ205、ステー204を覆っている。定着フィルム201は、単層フィルムや、PI+PFAコーティング、SUS+ゴムコーティング等の複合フィルムなどが使われる。
202は加圧ローラであり、芯金もしくは金属パイプ203の外周にシリコーンゴム等の耐熱性弾性層208をローラ状に設けた弾性ローラである。加圧ローラ202とセラミックヒータ205とを定着フィルム201を挟んで圧接させる。
「N」で示した範囲が圧接により形成される定着ニップ部である。加圧ローラ202は定着駆動モータ(非図示)により矢印Bの方向に所定の周速度で回転駆動される。加圧ローラ202の回転駆動による、定着ニップ部Nにおける加圧ローラ202と定着フィルム201の外面との摩擦力で定着フィルム201に回転力が作用する。定着フィルム201がセラミックヒータ205に圧接摺動しつつ矢印Cの方向に回転駆動される。このとき、ステー204は、フィルム内面ガイド部材としても機能して、定着フィルム201の回転を容易にする役割もしている。
206はメインサーミスタである。また、207a、207b、207cはサブサーミスタである。メインサーミスタ206、サブサーミスタ207a、207b、207cの配置に関しては後述する。
加圧ローラ202の回転による定着フィルム201の回転が定常化し、セラミックヒータ205の温度が所定温度まで立ち上がった状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム201と加圧ローラ202との間に、記録材209が矢印A方向に搬送される。搬送された記録材209が定着フィルム201と一緒に定着ニップ部Nを加圧されながら搬送されることにより、セラミックヒータ205の熱が定着フィルム201を介して記録材209に付与され、記録材209の未定着のトナー画像が加熱定着される。
(3)ヒータ
図3は、セラミックヒータ205の構成と、セラミックヒータの発熱分布を例示する図である。セラミックヒータ205は、記録材209の搬送方向(図3のy方向:記録材209の搬送方向)に対して直交する方向(記録材209の幅方向)に配置される。
基板301の材料は酸化アルミ(Al2O3)を用いており、表面にメインヒータ(第1のヒータ)302a、サブヒータ(第2のヒータ)302bが形成されている。メインヒータ302a、サブヒータ302bは、電気絶縁層としてのガラス膜によって被覆されている。また、メインヒータ302a、サブヒータ302bへ電圧を印加するために、基板301上には、電極303a、303b、303cが形成されている。
メインヒータ302aとサブヒータ302bとでは、発熱分布(発熱特性)が異なる。メインヒータ302aは、発熱体の中央部の近傍で発熱量が大きい発熱分布(発熱特性)を有する(図3(b))。また、サブヒータ302bは発熱体の左端及び右端の両端部の近傍で発熱量が大きい発熱分布(発熱特性)を有する(図3(c))。
メインヒータ302aの発熱分布(図3(b))と、サブヒータ302bの発熱分布(図3(c))と、を重ね合わせると、図3(d)に示すように、トータルの発熱分布は、発熱体の全体にわたり均一な分布となる。
(4)サーミスタ及びサーモスイッチ
図4は、サーミスタ及びサーモスイッチの配置を示す図である。本実施形態では、温度制御及び異常過熱検知手段として機能する、メインサーミスタ206と、サブサーミスタ207a、207b、207cの3つと、合計4つのサーミスタを有する。記録材209の搬送方向(y方向:記録材209の搬送方向)に対して直交する方向(x方向:記録材209の幅方向)に、セラミックヒータ205は延設されている。
メインサーミスタ206はセラミックヒータ205の長手方向(x方向:記録材209の幅方向)の略中央部に対応する位置で、定着フィルム201の内面に弾性的に接触した状態で設けられている(図2参照)。メインサーミスタ206は、定着フィルム201の内面の温度を検出する。一方、サブサーミスタ207a、207b、207cは、セラミックヒータ205の略中央部から端部寄りの位置に配置されている。サブサーミスタ207a、207b、207cは、セラミックヒータ205の裏面に所定の圧で押し当てられており(図2参照)、セラミックヒータ205裏面の温度を検出する。サブサーミスタ207b、207cは、セラミックヒータ205の両端部の近傍に配置され、セラミックヒータ205の加熱温度を検出する複数の第1温度検出手段として機能することが可能である。また、サブサーミスタ207aは、複数の第1温度検出手段(サブサーミスタ207b、207c)の間に配置され、セラミックヒータ205の加熱温度を検出する第2温度検出手段として機能することが可能だる。
本実施形態では異常過熱時の電流遮断部として機能するサーモスイッチ403を有する。サーモスイッチ403はセラミックヒータ205の裏面側で、長手方向の略中央部に所定の圧で押し当てられている。
(5)電力制御
セラミックヒータ205に電力を供給する電力制御の方法について説明する。本実施形態に係る電力制御方法は、メインヒータ302aとサブヒータ302bとを独立に制御する。
図5は、制御手段として機能する電力制御回路の構成を示す図である。電力制御回路のCPU501は、記録材の搬送方向と直交する幅方向について、記録材の幅情報をセンサ(不図示)を介して取得することが可能である。CPU501は、記録材の幅情報と、基準となる記録材の幅情報と、を比較する。CPU501は、比較に基づき、記録材を加熱する領域ごとにヒータを駆動するための電流を制御することが可能である。
メインヒータ302aとサブヒータ302bとは、記録材の搬送方向と直交する幅方向に延設されており、記録材を加熱する発熱特性がそれぞれ異なるものである。
502a、502bはトライアックで、それぞれメインヒータ302a、サブヒータ302bと直列に接続されている(502aをメイントライアック、502bをサブトライアックとする)。
CPU501は、メインサーミスタ206、サブサーミスタ207a、207b、207cの検出結果に基づき、信号D、信号Eの出力を制御し、トライアック502a、502bのON/OFFを制御する。電力は、AC商用電源504から供給される。
CPU501は、メインサーミスタ206、サブサーミスタ207a、207b、207cの検出結果に基づき、信号A、信号B、信号Cを生成し、これらの信号を安全回路に入力する。信号A、信号B、信号Cに基づき、安全回路のトランジスタ603a、603b、603cの動作が制御される。
また、AC商用電源504の両極にリレー505a、505bを、また、ACライン上にサーモスイッチ403が配置されており、メインヒータ302a、サブヒータ302bへの通電を遮断できる構成になっている。これらについては、(6)安全回路の項で詳細に説明する。
本実施形態では、メインヒータ302a、サブヒータ302bそれぞれに対し、1半波内の位相角で通電のON/OFFを行うことで各ヒータへの供給電力量を制御する位相制御を行う。
記録材が搬送される領域(通紙領域;セラミックヒータ205の略中央部)と、記録材が搬送されない領域(非通紙領域;セラミックヒータ205の略端部)とで、記録材に奪われる熱量が異なる。通紙領域における定着フィルム201の温度は記録材209に奪われ、非通紙領域は熱を奪われないため、非通紙領域の温度は中央付近に比べて高い温度で推移する。
制御手段として機能する電力制御回路において、CPU501は、非通紙領域の温度上昇を抑制するためメインヒータ302aとサブヒータ302bへの供給電力量を独立に制御する。
CPU501は、メインヒータ302aとサブヒータ302bそれぞれの供給電力量を、記録材の幅方向(搬送方向に対して直交する方向)の幅サイズに応じて変更する。幅サイズが小さい場合ほど、サブヒータ302bの供給電力量をメインヒータ302aの供給電力量に比べて小さく設定することで、プリント中における非通紙領域の温度上昇を抑える。
(6)安全回路
本実施形態では、安全回路(安全装置)を設けて、通電暴走時のセラミックヒータ205の過熱を回避している。安全装置として、前述のサーモスイッチ403と、サブサーミスタ207a、207b、207cによってセラミックヒータ205の異常過熱を検知して通電を遮断する回路を設けている。メインサーミスタ206は定着フィルム201に内接していてセラミックヒータ205に接していない。そのため、定着駆動モータ(非図示)が非回転のときに通電暴走が起こった場合、メインサーミスタ206ではセラミックヒータ205の異常過熱を検知できない。従って、メインサーミスタ206以外のサーミスタであるサブサーミスタ207a、207b、207cによってセラミックヒータ205の異常過熱を検知して通電を遮断する安全回路を設けている。
サブサーミスタ207b、207cにより検出される加熱温度が第1の基準を超え、更にサブサーミスタ207aにより検出される加熱温度が第2の基準を超えた場合、CPU501はメインヒータ302a、サブヒータ302bへの電流の供給を遮断する。
図6は、サブサーミスタ207a、207b、207cの検出によって通電の遮断を制御する安全回路の構成を示す図である。
サブサーミスタ207a、207b、207cの検出信号は、コンパレータ602a、602b、602cの正極にそれぞれ入力される。コンパレータ602a、602b、602cの正極に入力された電圧と、コンパレータ602a、602b、602cの負極に入力されている比較電圧Vref1との比較を行うことで、異常過熱状態が検知される。
コンパレータ602aは、サブサーミスタ207aの検出信号に対応する電圧と、抵抗605a、606a、604aで決まる電圧値とを比較する。抵抗604aは後述する記録材の幅情報を元に決定される信号Aで駆動されるトランジスタ603aと直列に接続されており、比較電圧Vref1は信号Aに応じて切り替わる。
すなわち、比較電圧Vref1は、信号AがLowのときVccを抵抗605a及び606aで分圧した電圧値となる。
比較電圧Vref1は、信号AがHighのときトランジスタ603aがONして、Vccを抵抗605a及び606aと604aとの並列合成抵抗値で分圧した電圧値となる。
本実施形態で使用するサブサーミスタは、温度に対して電気抵抗がマイナスの特性をもつNTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor)である。高温であるほど抵抗が下がるNTCタイプであるので、検出温度が高温であるほどコンパレータ602aの正極の電圧は低くなる。正極の電圧が、比較電圧Vref1を下回ると、コンパレータ602aの出力電圧はLowになる。
信号AがHighのときはLowのときと比べて比較電圧Vref1が低くなる。このため、コンパレータ602aの出力がLowになるためのサブサーミスタ207aの検出温度は、信号AがHighのときのほうが高くなる。
電圧比較の結果、コンパレータ602aの出力がLowになると、Vccから抵抗607aを介してトランジスタ621aに流れていたベース電流がコンパレータ602aの出力側に流れ込む。これにより、トランジスタ621aがOFFし、リレー505aが遮断される。
サブサーミスタ207aに関する上記の内容は、サブサーミスタ207b、207cに関しても同様である。それぞれ信号B、Cによって、リレー505b、フォトトライアック624a、624bを介して、それぞれトライアック502a、502bの導通が遮断される。
また、信号A、信号B、信号Cの値が、全てHighになるようなCPU501の誤動作が発生したときに限り、トランジスタ632にVccから抵抗634を介してベース電流が流れ込み、トランジスタ632がONされる。トランジスタ632のコレクタは、トランジスタ621a、621b、622a、622bのベースに接続されており、トランジスタ632がONするとリレー505a、505b、トライアック502a、502bが全て遮断される。
図10は、CPU501の制御の下に実行される記録材の幅情報に基づく、サブサーミスタの動作温度(温度閾値)の設定の流れを説明する図である。
ステップS1001において、ユーザによる記録材の指定が有るか判定する。ユーザが情報処理装置(PC)や画像形成装置のオペレーションパネル等で記録材を指定した場合は、記録材の指定が有りと判定し(S1001−YES)、処理はステップS1002に進む。
ステップS1002において、ユーザによる記録材の指定に基づき、記録材の幅サイズ(幅情報)を取得する。記録材の幅情報は、記録材の種類や規格サイズに基づき特定することが可能である。
一方、ステップS1003の判定において、ユーザにより記録材の指定がされていない場合(S1001−NO)、処理はステップS1003に進む。
ステップS1003において、ユーザがPCやオペレーションパネル等で記録材を指定しない場合は、記録材の搬送路中に配置された記録材の幅を検知する検知手段として機能するセンサ(不図示)によって、記録材の幅情報を取得することが可能である。
ステップS1004において、取得した記録材の幅情報と、基準となる基準記録材幅と、を比較する。比較結果に基づき、CPU501は、トランジスタ603a、603b、603c(図6)に対して入力する信号A、信号B、信号Cの値(High、またはLow)を決定する(S1005、S1006)。
図7(a)は、サーミスタ及びサーモスイッチの配置と、記録材の幅の関係を示す図である。図7(a)において、参照番号703は、加熱定着を保証する最小の記録材の幅サイズを示し(最小保証記録幅)、参照番号704は、加熱定着を保証する最大の記録材の幅サイズを示す(最大保証記録幅)。
図7(b)は、記録材A710を例示する図である。記録材A710が加熱定着装置130に搬送されてくると、記録材A710の端部712は領域701に対応する範囲に入る。図7(c)は、記録材A710とは、幅サイズが異なる記録材B720を例示する図である。記録材B720が加熱定着装置130に搬送されてくると、記録材B720の端部722は領域702に対応する範囲に入る。
ステップS1002又はS1003において取得した記録材の幅情報が、基準となる記録材の幅以下(例えばハガキのサイズ、または封筒規格(COM10の封筒)のサイズ以下)となる場合(S1004−YES)、処理はステップS1005に進められる。
ステップS1005において、CPU501は、信号AをHigh、信号B及び信号CをLowとする。
信号AをHighとすることで、トランジスタ603aがONして、電圧Vccを抵抗605a及び606aと604aとの並列合成抵抗値で分圧した電圧値(比較電圧Vref1)が、コンパレータ602aの負極に入力される。この比較電圧Vref1は、信号AがLowの場合に比べて低くなる。コンパレータ602からの出力がLowとなるためには、コンパレータ602の正極に入力される電圧<比較電圧Vref1の関係を満たす必要がある。そのため、コンパレータ602の正極に入力される電圧は信号AがLowの場合に比べて低くなる必要がる。
サブサーミスタ207aは、高温であるほど抵抗が下がるNTCタイプであるので、検出温度が高温であるほどコンパレータ602aの正極の電圧は低くなる。この場合、サブサーミスタ207aの温度閾値のみが上がることなる。
コンパレータ602aの出力がLowになると、Vccから抵抗607aを介してトランジスタ621aに流れていたベース電流が、コンパレータ602a出力側に流れ込むことで、トランジスタ621aがOFFし、リレー505aが遮断される。
逆に信号AをLowとした場合、サブサーミスタ207aの温度閾値は下がることになる。同様に信号B、Cを制御することで、サブサーミスタ207b、207cの温度閾値を制御することが可能である。この場合、信号B、信号CをLowとすることで、サブサーミスタ207b、207cの温度閾値を低くする(S1005)。
Vccから抵抗607bを介してトランジスタ621bに流れていたベース電流が、コンパレータ602bの出力側に流れ込むことで、トランジスタ621bがOFFし、リレー505bが遮断される。
同様に、トランジスタ622a、622bがOFFすることにより、トライアック502a、502bの導通が遮断される。
CPU501は、信号AをHigh、信号B、CをLowとすることで、記録材のサイズを超える範囲では、セラミックヒータ205の中央部に比べて低い温度で加熱が抑制されるように制御する。これにより、ヒータ暴走等の過熱トラブル時に、より早く保護動作を行うことが可能になる。
一方、ステップS1004の判定で、取得した記録材の幅情報が、基準となる記録材の幅を超える場合(S1004−No)、処理はステップS1006に進められる。
ステップS1006において、CPU501は、信号AをLow、信号B及び信号CをHighとする。信号AをLowとすることで、サブサーミスタ207aの温度閾値を下げることができる。また、信号B、信号CをHighとすることで、サブサーミスタ207b、207cの温度閾値を上げることができる。
本実施形態に拠れば、記録材の幅情報に応じて、複数のサブサーミスタの動作温度(温度閾値)を切り換えることができる。これにより、正常動作時に安全装置を誤作動させることなく、通電暴走時には低い温度でセラミックヒータへの通電を遮断することが可能となる。
本実施形態に拠れば、記録材の幅情報に基づきヒータの加熱温度の基準値をヒータの加熱領域ごとに設定し、ヒータの加熱を制御することで、基準値を超える過熱時における装置のダメージを最小限に抑えることが可能になる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、ユーザが指定した記録材の幅情報、若しくは記録材の搬送中に搬送経路中に配置したセンサ(不図示)により検知した記録材の幅情報に応じて、複数のサブサーミスタの動作温度(温度閾値)を切り替える構成を説明した。本実施形態の基本構成は第1実施形態と同様であるが、サブサーミスタ間の温度の比較に応じて、安全回路の動作を切り換えることを特徴とする。以下の説明では、第1実施形態の構成と相違する安全回路について説明する。
図8は、第2実施形態に係る安全回路の構成を示す図である。信号F、信号G、信号Hは、サブサーミスタ207a、207b、207c間の温度の比較に基づき決定される信号である。信号F、信号G、信号Hを出力する回路構成が、第1実施形態で説明した図6の回路構成と相違する部分である。
サブサーミスタ207aの検出信号(検知温度)及びサブサーミスタ207bの検知信号(検知温度)は、それぞれ、バッファ回路802a、802bを介して、コンパレータ801aに入力される。コンパレータ801aは、両検知信号を比較して、サブサーミスタ207aにより検知される温度が、サブサーミスタ207bにより検知される温度よりも高温となる場合、信号FをLowからHighとする。
また、サブサーミスタ207aの検出信号に対応する電圧は、コンパレータ602aの正極に入力される。
抵抗604aは、サブサーミスタ207a、207b、207c間の温度の比較結果に基づき決定される信号Fに基づき駆動するトランジスタ603aと、直列に接続されている。トランジスタ603aは、信号FのHighまたはLowに基づき動作が制御され、トランジスタ603aがONすると、Vccを抵抗605a及び606aと604aとの並列合成抵抗値で分圧した電圧値が、コンパレータ602aの負極に入力される。信号FのHighまたはLowに基づき比較電圧Vref1を制御することができる。
正極の電圧<負極の電圧となる場合、コンパレータ602aの出力がLowになる。Vccから抵抗607aを介してトランジスタ621aに流れていたベース電流が、コンパレータ602aの出力側に流れ込むことで、トランジスタ621aがOFFし、リレー505aが遮断される。
同様にリレー505b、フォトトライアック624a、624bを介してトライアック502a、502bの導通が、信号G、Hに基づき制御される。
サブサーミスタ207bと207cとは、互いにセラミックヒータ205の中心に対して対称に位置するため、両サブサーミスタにより検出される温度は、ほぼ同温度と考えることができる。例えば、図10のステップS1005に対応する処理として、信号F(セラミックヒータ205の中央部に対応)がHighとなる場合、CPU501は、信号G、信号HをLowとする。これにより、非通紙領域の加熱を防止することができる。
次に、サブサーミスタ207a、207b、207c間の温度比較値と、搬送される記録材の幅サイズとの関係を図9を参照して説明する。
記録材の端部が、領域901の範囲内であるとき、サブサーミスタ間の温度の関係は、サブサーミスタ207aの温度>サブサーミスタ207bの温度≒サブサーミスタ207cの温度となる。
また、記録材の端部が領域903の範囲内であるとき、サブサーミスタ間の温度の関係はサブサーミスタ207a(第2温度検出手段)の温度<サブサーミスタ207bの温度≒サブサーミスタ207c(第1温度検出手段)の温度となる。
第1温度検出手段により検出される加熱温度が、第2温度検出手段により検出される加熱温度を超えた場合、CPU501は、第1の基準となる加熱温度を第2の基準となる加熱温度に対して高く設定することが可能である。また、CPU501は、第1の基準となる加熱温度及び第2の基準となる加熱温度が、共に高く設定されることを禁止することも可能である。
記録材の端部が、領域902及び領域904の範囲内であるとき、サブサーミスタ207a、207b、207c間の温度は、ほぼ等しくなる。このとき、Vrefの切り替えが頻繁に行われることを防ぐために、コンデンサ804a、804b、及び、抵抗803a、803bで時定数を持たせている。
サブサーミスタ207a、207b、207c間の温度比較の結果と、記録材の幅サイズとの関係は、記録材の種類や環境により変化する場合もある。但し、本実施形態によれば、いかなる条件においても信号F、信号G、信号Hが全てHighとり、例えば、非通紙領域の温度が、通紙領域の温度とともに上昇する異常過熱を防止することが可能となる。
本実施形態に拠れば、サブサーミスタ間の温度比較の結果に応じて、安全回路の動作温度を切り換えることができる。これにより、正常動作時に安全装置を誤作動させることなく、通電暴走時には低い温度でセラミックヒータへの通電を遮断することが可能となる。
本実施形態に拠れば、記録材の幅情報に基づきヒータの加熱温度の基準値をヒータの加熱領域ごとに設定し、ヒータの加熱を制御することで、基準値を超える過熱時における装置のダメージを最小限に抑えることが可能になる。
第1実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す図である。 第1実施形態に係る加熱定着装置の概略的な構成を示す図である。 第1実施形態に係るセラミックヒータ205の構成と、セラミックヒータの発熱分布を例示する図である。 第1実施形態に係るサーミスタ及びサーモスイッチの配置を示す図である。 第1実施形態に係る電力制御回路の構成を示す図である。 第1実施形態に係るサブサーミスタ207a、207b、207cの検出によって通電の遮断を制御する安全回路の構成を示す図である。 第1実施形態に係るサーミスタ及びサーモスイッチの配置と、記録材の幅の関係を説明する図である。 第2実施形態に係る安全回路の構成を示す図である。 第2実施形態に係るサブサーミスタ間の温度の比較と、記録材の幅との関係を説明する図である。 第1実施形態に係るCPU501の制御の下に実行される記録材の幅情報によるサーミスタ動作温度の設定の流れを説明する図である。
符号の説明
100 画像形成装置
130 加熱定着装置
205 セラミックヒータ
206 メインサーミスタ
207 サブサーミスタ
403 サーモスイッチ
501 CPU
502 トライアック
505 リレー
602 コンパレータ

Claims (3)

  1. 第1のヒータ及び前記第1のヒータとは発熱分布が異なる第2のヒータを有するセラミックヒータと、
    前記第1のヒータに供給する電力及び前記第2のヒータに供給する電力を制御するCPUと、
    所定の最大サイズの記録材が通過する領域内であって所定の最小サイズの記録材が通過しない前記セラミックヒータの非通紙領域の温度を検出する第1温度検出手段と、
    前記第1温度検出手段よりも前記最小サイズの記録材が通過する領域寄りの前記セラミックヒータの非通紙領域の温度を検出する第2温度検出手段と、
    を有し、前記第1のヒータと前記第2のヒータのトータルの発熱分布を記録材のサイズに応じた発熱分布に切り替えられる定着装置において、
    前記第1温度検出手段の検出温度が第1の温度閾値を超えると前記第1のヒータへの電力供給を遮断する回路と、前記第2温度検出手段の検出温度が第2の温度閾値を超えると前記第2のヒータへの電力供給を遮断する回路と、を有する安全回路を有し、
    前記安全回路は、
    前記第1の温度閾値と前記第2の温度閾値を記録材のサイズ情報に応じて変更可能であり、
    記録材のサイズが基準となる幅以下である場合、前記第1の温度閾値を前記第2の温度閾値に対して低く設定することを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着装置は筒状の定着フィルムを有し、前記セラミックヒータは前記フィルムの内面に接触していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 記録材にトナー画像を形成する画像形成手段と、
    前記トナー画像を加熱して、前記記録材に当該トナー画像を定着させる請求項1又は2に記載の定着装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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