JP6977548B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来から、現像剤としてのトナーを用いて媒体に画像を形成する画像形成装置が使用されている。画像形成装置は、媒体に転写されたトナー像を、加熱及び加圧することにより媒体に定着させる定着器を備える。
定着器は、例えば、特許文献1に記載されているように、加熱ローラ内部に大きなサイズの媒体用のヒータと、小さなサイズの媒体用のヒータと、加熱ローラに掛け渡された定着ベルトと、加熱対象である定着ベルト表面の温度を検出する複数の温度センサとを備える。そして、画像形成装置は、複数の温度センサでの検出結果に基づいて、定着ベルトの温度を制御している。
特開2001−201978号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、媒体の搬送方向に対して垂直方向における定着ベルトの温度分布を均一化するために、定着ベルトの表面の温度を検出するための複数の温度センサが必要であった。このため、画像形成装置のコストが上がるといった問題があった。
そこで、本発明の1又は複数の態様は、加熱対象の表面の温度を1つのセンサで検出することで、加熱対象の温度分布を均一化できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、媒体を搬送する搬送ベルトと、現像剤像を形成する画像形成ユニットと、前記現像剤像を前記媒体に転写する転写部と、前記転写された現像剤像を前記媒体に定着させる定着器と、前記定着器の温度を制御する定着温度制御部と、を備える画像形成装置であって、前記定着器は、円筒状に形成され、前記転写された現像剤像を溶かすために使用される加熱対象と、前記加熱対象の内部に設置され、前記加熱対象の第1の部分を加熱するメインヒータと、前記メインヒータの温度を検出するメインヒータ温度検出部と、前記加熱対象の内部に設置され、前記加熱対象の第2の部分を加熱するサブヒータと、前記サブヒータの温度を検出するサブヒータ温度検出部と、前記加熱対象の、前記第1の部分に対応する表面の温度を検出する表面温度検出部と、を備え、前記定着温度制御部は、前記第1の部分及び前記第2の部分を用いて前記転写された現像剤像を前記媒体に定着する場合には、前記サブヒータ温度検出部で検出された温度が第1の目標温度に到達する第1の条件が満たされ、前記表面温度検出部で検出された温度が第2の目標温度に到達する第2の条件が満たされ、かつ、前記第1の条件及び前記第2の条件が満たされてから予め定められた時間が経過する第3の条件が満たされたときに、前記定着器のウォームアップが完了したと判定し、前記第1の目標温度は、前記メインヒータ温度検出部で検出される温度であることを特徴とする。
本発明の1又は複数の態様によれば、加熱対象の表面の温度を1つのセンサで検出することで、加熱対象の温度分布を均一化することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の断面図である。 定着器の構成を概略的に示す正面図である。 定着器の構成を概略的に示す側面図である。 定着器での定着温度を制御する定着温度制御部の構成を示すブロック図である。 画像形成装置での印刷を制御する印刷制御部を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、ハードウェア構成例を示す概略図である。 (A)〜(C)は、A4横サイズで媒体に印刷を行う印刷ジョブが取得された場合のメインヒータ、第1のサブヒータ及び第2のサブヒータの温度制御を示すタイミングチャートである。 (A)〜(C)は、A5横サイズで媒体に印刷を行っている際に、A4横サイズで媒体に印刷を行う印刷ジョブが取得された場合のメインヒータ、第1のサブヒータ及び第2のサブヒータの温度制御を示すタイミングチャートである。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の断面図である。
画像形成装置100は、給紙カセット101と、ホッピングローラ102と、レジストローラ103、104と、搬送ベルト105と、駆動ローラ106と、従動ローラ107と、画像形成ユニットとしてのID(Image Drum)ユニット120K、120Y、120M、120Cと、転写ローラ108K、108Y、108M、108Cと、定着器130と、排出ローラ109、110とを備える。
なお、IDユニット120K、120Y、120M、120Cは、同じ構成を有しているため、それらの各々を特に区別する必要がない場合には、IDユニット120という。
また、転写ローラ108K、108Y、108M、108Cも、同じ構成を有しているため、それらの各々を特に区別する必要がない場合には、転写ローラ108という。
さらに、以下の説明では、符号の末尾に付加されている記号Kはブラックを、記号Yはイエローを、記号Mはマゼンタを、記号Cはシアンを示すものとする。記号K、Y、M、Cは、適宜、省略されるものとする。
給紙カセット101は、媒体PAを保持する。
ホッピングローラ102は、給紙カセット101に保持された媒体PAを繰り出す。
レジストローラ103、104は、繰り出された媒体PAの斜行を修正して、予め定められたタイミングで搬送ベルト105へ媒体PAを送り出す。
搬送ベルト105は、媒体PAを搬送する。具体的には、搬送ベルト105は、駆動ローラ106及び従動ローラ107に掛け渡されており、送り出された媒体PAを、IDユニット120及び定着器130へと搬送する。
駆動ローラ106は、搬送ベルト105を駆動するローラである。
従動ローラ107は、駆動ローラ106の駆動に従って、回転するローラである。
IDユニット120は、現像剤像としてのトナー像を形成する。
例えば、IDユニット120は、像担持体としての感光体ドラム121と、露光装置としてのLED(Light Emitting Diode)ヘッド122とを備える。
帯電された感光体ドラム121には、LEDヘッド122により静電潜像が形成され、形成された静電潜像に、現像剤としてのトナーが付着されることにより、トナー像が形成される。
転写ローラ108は、感光体ドラム121に形成されたトナー像を搬送ベルト105により搬送されてきた媒体PAに転写する転写部である。そして、転写ローラ108は、トナー像が転写された媒体PAを定着器130へと搬送する。
定着器130は、トナー像を加熱して溶かすとともに、加圧して媒体PAに定着させる定着部である。
排出ローラ109、110は、トナー像が定着された媒体PAを画像形成装置100の外部へ排出する。
図2は、定着器130の構成を概略的に示す正面図である。
図3は、定着器130の構成を概略的に示す側面図である。
定着器130では、定着ベルト131と、加圧ローラ132とが、搬送ベルト105から搬送されてきた媒体PAを挟むように対向して配置されている。図2では、媒体PAは、図2の手前から奥に搬送されるものとする。そして、媒体PAに転写されて弱い静電気力だけで付着しているトナー画像は、定着ベルト131の熱によって溶かされ、加圧ローラ132の加圧力により媒体PAに定着される。
定着ベルト131は、円筒状のフィルムであり、ゴム又はSUS(Steel Use Stainless:ステンレス鋼)等の金属で形成されてもよい。定着ベルト131は、後述する面状ヒータ134の加熱対象であり、トナー像を溶かすために使用される。
定着ベルト131の内部には、熱拡散部材133と、面状ヒータ134とを備える。熱拡散部材133及び面状ヒータ134は、図示しないバネ等の付勢部材により、加圧ローラ132の方向に付勢されている。
熱拡散部材133は、面状ヒータ134の熱を定着ベルト131に伝導する部材であり、例えば、ステンレスで形成されている。熱拡散部材133は、定着ベルト131に熱を伝導するため、定着ベルト131の周方向に対して垂直方向に延びている。図3に示されているように、熱拡散部材133の一面133aは、面状ヒータ134に接触し、他面133bは、定着ベルト131に対向し、その一部が定着ベルト131に接触している。
面状ヒータ134は、定着ベルト131の周方向に対して垂直方向、言い換えると、面状ヒータ134の軸に平行な方向に延びる面状の発熱体である。例えば、面状ヒータ134は、ステンレス基板上に、電気絶縁層、抵抗発熱体、電極及び保護層を順に積層することにより構成されている。面状ヒータ134に電力を供給することにより、面状ヒータ134を発熱させることができる。
面状ヒータ134は、面状ヒータ134が延びる方向に、5つに分割されている。具体的には、面状ヒータ134は、中央部に位置するメインヒータ134aと、メインヒータ134aの両端に配置されている第1のサブヒータ134bと、第1のサブヒータ134bの両端に配置されている第2のサブヒータ134cとを備える。
第1のサブヒータ134bは、メインヒータ134aの両端に分かれているが、電気的には接続されており、通電することにより同時に加熱される。第2のサブヒータ134cも同様に、通電することにより同時に加熱される。
メインヒータ134aは、発熱する部分の長さL1が138mmあり、B6縦サイズ(128mm)の幅の媒体PAに対応している。
第1のサブヒータ134bは、メインヒータ134aと合せて、発熱する部分の長さL2が、230mmあり、Letter縦サイズ(215.9mm)の幅に対応している。
第2のサブヒータ134cは、メインヒータ134a及び第1のサブヒータ134bと合せて、発熱する部分の長さL3が306mmあり、A4横(297mm)の幅に対応している。
媒体PAのサイズ及び媒体PAが搬送ベルト105により搬送される向きに応じて、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cへの通電を調整することで、媒体PAが通過しない領域の定着ベルト131の温度上昇を抑制することができる。
即ち、定着ベルト131は、媒体PAのサイズ及び媒体PAが搬送ベルト105により搬送される向きの組み合わせに係わらずメインヒータ134aにより加熱される第1の部分と、媒体PAのサイズ及び媒体PAが搬送ベルト105により搬送される向きの組み合わせに応じて、第1のサブヒータ134b、又は、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cにより加熱される第2の部分とを備える。言い換えると、第1の部分は、媒体PAのサイズ及び媒体PAが搬送ベルト105により搬送される向きの組み合わせに係わらず使用される部分であり、第2の部分は、媒体PAのサイズ及び媒体PAが搬送ベルト105により搬送される向きの組み合わせに応じて、使用及び不使用が選択される部分である。なお、第2の部分を使用する際には、媒体PAのサイズ及び媒体PAが搬送ベルト105により搬送される向きの組み合わせに応じて、使用の方法、例えば、供給する電力等が変更されてもよい。
図2に示されているように、定着器130には、メインヒータ134aの温度を検出するためのメインヒータ温度検出部である第1のサーミスタ135aと、第1のサブヒータ134bの温度を検出するための第1のサブヒータ温度検出部である第2のサーミスタ135bと、第2のサブヒータ134cの温度を検出するための第2のサブヒータ温度検出部である第3のサーミスタ135cとが設けられている。
第1のサーミスタ135a、第2のサーミスタ135b及び第3のサーミスタ135cは、面状ヒータ134の温度を検出するためのヒータ温度検出部として機能する。第1のサーミスタ135a、第2のサーミスタ135b及び第3のサーミスタ135cは、面状ヒータ134が異常に高温な状態にならないように保護するために設けられている。
ここで、本実施の形態では、以上のような目的で設置されている第1のサーミスタ135a、第2のサーミスタ135b及び第3のサーミスタ135cを、面状ヒータ134の温度を均一化するためにも使用される。
定着器130には、定着ベルト131の表面の温度を検出するための表面温度検出部であるサーモパイル136が設けられている。
サーモパイル136は、図3に示されているように、媒体PAが搬送される方向Dの入り口側の定着ベルト131の側面に対向するように設置され、定着ベルト131の表面から発せられる赤外線を受光して温度に変換する非接触の温度センサである。サーモパイル136は、定着ベルト131の周方向に対する垂直方向において、メインヒータ134aにより加熱される中央部に配置されており、第1のサーミスタ135aと同様の位置に配置されていることが望ましい。
図4は、定着器130での定着温度を制御する定着温度制御部140の構成を示すブロック図である。
定着温度制御部140は、定着制御部141と、第1のトライアック142aと、第2のトライアック142bと、第3のトライアック142cと、トライアック駆動回路143とを備える。
面状ヒータ134の片側の電極には、商用電源111が接続されている。
また、商用電源111は、第1のトライアック142a、第2のトライアック142b及び第3のトライアック142cに接続されている。
定着制御部141は、第1のサーミスタ135a、第2のサーミスタ135b、第3のサーミスタ135c及びサーモパイル136からの信号の入力を受け、これらで検出された温度を取得する。
定着制御部141は、サーモパイル136で検出された温度と、印刷条件(画像形成条件)で決まる目標温度との差に基づいてPID(Proportional Integral Differential)制御を行い、トライアック駆動回路143へヒータON信号SG1を出力する。これにより、定着ベルト131の、メインヒータ134aの近辺の部分が目標温度となるように加熱される。
定着制御部141は、第2のサーミスタ135b及び第1のサーミスタ135aとの差に基づいてPID制御を行い、トライアック駆動回路143へヒータON信号SG2を出力する。これにより、定着ベルト131の、第1のサブヒータ134bの近辺の部分が加熱される。
定着制御部141は、第3のサーミスタ135c及び第1のサーミスタ135aとの差に基づいてPID制御を行い、トライアック駆動回路143へヒータON信号SG3を出力する。これにより、定着ベルト131の、第2のサブヒータ134cの近辺の部分が加熱される。
第1のトライアック142aは、メインヒータ134aに接続されており、商用電源111からメインヒータ134aへの電力の供給及び切断を切り替える第1の切替部として機能する半導体スイッチである。
第2のトライアック142bは、第1のサブヒータ134bに接続されており、商用電源111から第1のサブヒータ134bへの電力の供給及び切断を切り替える第2の切替部として機能する半導体スイッチである。
第3のトライアック142cは、第2のサブヒータ134cに接続されており、商用電源111から第2のサブヒータ134cへの電力の供給及び切断を切り替える第3の切替部として機能する半導体スイッチである。
第1のトライアック142a、第2のトライアック142b及び第3のトライアック142cのゲート端子は、トライアック駆動回路143に接続されている。
トライアック駆動回路143は、第1のトライアック142a、第2のトライアック142b及び第3のトライアック142cの駆動を制御する。例えば、トライアック駆動回路143は、フォトトライアックを使用して、1次側と2次側とを絶縁するように構成されている。これにより、トライアック駆動回路143は、入力されるヒータON信号SG1、SG2、SG3のパルス幅に応じて、第1のトライアック142a、第2のトライアック142b又は第3のトライアック142cの導通する時間を変更することで、面状ヒータ134への供給電力を調節する。
以上のような構成により、定着制御部141は、メインヒータ134aにより加熱される第1の部分、並びに、第1のサブヒータ134b、又は、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cにより加熱される第2の部分を用いて定着を行う場合には、対応するサーミスタ135b、135cで検出された温度が第1の目標温度に到達する第1の条件を満たし、サーモパイル136で検出された温度が第2の目標温度に到達する第2の条件を満たし、かつ、第1の条件及び第2の条件が満たされてから予め定められた時間が経過する第3の条件を満たしたときに、定着器130のウォームアップが完了したと判定する。なお、第1の部分及び第2の部分は、定着ベルト131の部分である。
また、定着制御部141は、メインヒータ134aにより加熱される第1の部分を用いて定着を行う場合には、サーモパイル136で検出された温度が第2の目標温度に到達する第2の条件を満たしたときに、定着器130のウォームアップが完了したと判定する。
また、定着制御部141は、サーミスタ135a、135b、135cの少なくとも何れか一つで検出された温度が予め定められた上限温度に達した場合には、面状ヒータ134による加熱を停止する。これにより、面状ヒータ134が異常な高温となることを防止することができる。ここで、上限温度は、面状ヒータ134の異常を検知することができるように、予め定められていればよい。
図5は、画像形成装置100での画像形成(印刷)を制御する画像形成制御部としての印刷制御部160を示すブロック図である。
印刷制御部160は、定着制御部141と接続されている。そして、印刷制御部160は、媒体PAの厚さ又は幅等の画像形成条件としての印刷条件に応じて、定着制御部141に目標温度を指令する。そして、印刷制御部160は、定着制御部141が、定着器130のウォームアップが完了したと判定した場合に、定着器130に定着を行わせる。
また、印刷制御部160は、給紙モータ161と接続されている。給紙モータ161は印刷媒体の給紙及び搬送をサーミスタ135b、135c行うためのステッピングモータである。
印刷制御部160は、ベルトモータ162と接続されている。ベルトモータ162は、搬送ベルト105を駆動するためのステッピングモータである。
印刷制御部160は、IDモータ163と接続されている。IDモータ163は、IDユニット120を駆動するためのブラシレスDC(Direct Current)モータである。
印刷制御部160は、定着モータ164と接続されている。定着モータ164は、定着器130、排出ローラ109、110を駆動するためのブラシレスDCモータである。
印刷制御部160は、LEDヘッド122と接続されている。LEDヘッド122は、帯電された感光体ドラム121の表面を露光する。
印刷制御部160は、高圧回路165と接続されている。高圧回路165は、IDユニット120及び転写ローラ108において、帯電、現像及び転写を行うための高電圧を生成する回路である。
印刷制御部160は、インターフェース部(I/F部)166と接続されている。I/F部166は、媒体PAに画像を形成する画像形成ジョブである印刷ジョブを受信する通信インターフェースである。例えば、I/F部166は、NIC(Network Interface Card)で実現される。
以上に記載された印刷制御部160及び定着制御部141の一部又は全部は、例えば、図6(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、印刷制御部160及び定着制御部141の一部又は全部は、例えば、図6(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路12で構成することもできる。
図7(A)〜(C)は、A4横サイズ(297mm幅)で媒体PAに印刷を行う印刷ジョブが取得された場合のメインヒータ134a、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの温度制御を示すタイミングチャートである。
A4横サイズでは、A4サイズの媒体PAが、A4サイズの横方向、言い換えると、A4サイズの長手方向が、定着ベルト131の周方向に対する垂直方向となるように搬送される。このような場合には、メインヒータ134a、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cで定着ベルト131を加熱して、定着が行われる。
図7(A)に示されている実線TE01及び図7(B)及び(C)に示されている破線TE01は、メインヒータ134aの温度の推移を示している。メインヒータ134aの温度は、第1のサーミスタ135aで検出された温度である。
図7(A)に示されている実線TE02は、定着ベルト131のメインヒータ134aで加熱される部分の温度の推移を示している。この部分の温度は、サーモパイル136で検出された温度である。
図7(B)に示されている実線TE03は、第1のサブヒータ134bの温度の推移を示している。第1のサブヒータ134bの温度は、第2のサーミスタ135bで検出された温度である。
図7(B)に示されている実線ETE01は、定着ベルト131の、第1のサブヒータ134bで加熱される部分の温度の推移を示している。この部分の温度は、推定された温度である。
図7(C)に示されている実線TE04は、第2のサブヒータ134cの温度の推移を示している。第2のサブヒータ134cの温度は、第3のサーミスタ135cで検出された温度である。
図7(C)に示されている実線ETE02は、定着ベルト131の、第2のサブヒータ134cで加熱される部分の温度の推移を示している。この部分の温度は、推定された温度である。
まず、時刻T01において、印刷制御部160は、I/F部166で受信された印刷ジョブを取得する。印刷ジョブは、A4横送り、媒体PAの厚さは薄紙及び10ページの印刷を実行することを示しているものとする。そして、印刷制御部160は、定着制御部141へ目標温度の指示をする。この指示を受けて、定着制御部141は、メインヒータ134aにより加熱される定着ベルト131の部分の目標温度(第2の目標温度)、言い換えると、サーモパイル136で検出される温度の目標温度を、予め定められた温度、例えば、150℃に設定する。また、定着制御部141は、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの目標温度(第1の目標温度)を、メインヒータ134aの温度に設定して、各ヒータ134a、134b、134cのウォームアップを開始する。
第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの目標温度は、メインヒータ134aの温度に設定されているため、この目標温度は、第1のサーミスタ135aで逐次検出される温度に応じて、逐次変化する。
なお、ここでは、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの目標温度は、メインヒータ134aの温度に設定されているが、本実施の形態はこのような例に限定されない。例えば、この目標温度が、180℃等の特定の温度に設定されてもよい。
時刻T02において、メインヒータ134aに続いて、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの温度が目標温度であるメインヒータ134aの温度に到達する。しかし、この時点では、図7(A)に示されているように、サーモパイル136で検出された定着ベルト131の温度は、目標温度150℃に到達しておらず、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cで加熱される部分も、定着ベルト131の目標温度である150℃に到達していないと推定できるため、定着制御部141は、ウォームアップの完了を判定しない。
時刻T03において、図7(A)に示されているように、サーモパイル136で検出された定着ベルト131の温度が目標温度150℃に到達する。言い換えると、定着ベルト131の中央部の温度が目標温度150℃に到達する。
時刻T04において、定着制御部141は、定着ベルト131について、メインヒータ134aで加熱される部分に続いて、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cで加熱される部分の温度も目標温度である150℃に到達したものと推定して、ウォームアップの完了を判定する。このような判定に応じて、印刷制御部160は、印刷を開始する。
ここで、時刻T03〜時刻T04までの間の期間PE1は、予め定められた期間である。本実施の形態では、期間PE1は、定着ベルト131の表面温度のムラが小さく、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cで加熱される部分の温度が十分に目標温度に近づいたことを実験で確認することにより定められている。なお、この期間PE1は、ここでは、定着ベルト131が一周するのに要する期間となっている。
そして、時刻T05において、印刷ジョブによる印刷が終了したため、印刷制御部160からの指示に応じて、定着制御部141は、メインヒータ134a、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの加熱を停止する。
図8(A)〜(C)は、A5横サイズ(210mm幅)で媒体PAに印刷を行っている際に、A4横サイズ(297mm幅)で媒体PAに印刷を行う印刷ジョブが取得された場合のメインヒータ134a、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの温度制御を示すタイミングチャートである。
A5横サイズでは、A5サイズの媒体PAが、A5サイズの横方向、言い換えると、A5サイズの長手方向が、定着ベルト131の周方向に対する垂直方向となるように搬送される。このような場合には、メインヒータ134a及び第1のサブヒータ134bで定着ベルト131を加熱して、定着が行われる。
図8(A)に示されている実線TE11及び図8(B)及び(C)に示されている破線TE11は、メインヒータ134aの温度の推移を示している。メインヒータ134aの温度は、第1のサーミスタ135aで検出された温度である。
図8(A)に示されている実線TE12は、定着ベルト131のメインヒータ134aで加熱される部分の温度の推移を示している。この部分の温度は、サーモパイル136で検出された温度である。
図8(B)に示されている実線TE13は、第1のサブヒータ134bの温度の推移を示している。第1のサブヒータ134bの温度は、第2のサーミスタ135bで検出された温度である。
図8(B)に示されている実線ETE11は、定着ベルト131の、第1のサブヒータ134bで加熱される部分の温度の推移を示している。この部分の温度は、推定された温度である。
図8(C)に示されている実線TE14は、第2のサブヒータ134cの温度の推移を示している。第2のサブヒータ134cの温度は、第3のサーミスタ135cで検出された温度である。
図8(C)に示されている実線ETE12は、定着ベルト131の、第2のサブヒータ134cで加熱される部分の温度の推移を示している。この部分の温度は、推定された温度である。
まず、A5横サイズの印刷中のため、第2のサブヒータ134cは、目標温度が0℃又は設定されておらず、第2のサブヒータ134cへの通電は行われていない。
時刻T11において、印刷制御部160は、I/F部166で受信された印刷ジョブを取得する。印刷ジョブは、A4横送り、媒体PAの厚さは薄紙及び20ページの印刷を実行することを示しているものとする。
時刻T12において、既に実行されていたA5横送りサイズの印刷が完了する。印刷制御部160は、次の印刷ジョブの条件が、A4横送りサイズ、媒体PAの厚さは薄紙及び20ページであるため、定着制御部141へ目標温度の指示をする。
このような指示を受けて、定着制御部141は、メインヒータ134aにより加熱される定着ベルト131の部分の目標温度は、150℃に設定し、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの目標温度は、メインヒータ134aの温度に設定して、各ヒータ134a、134b、134cのウォームアップを開始する。
なお、ここでは、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cの目標温度は、メインヒータ134aの温度に設定されているが、本実施の形態はこのような例に限定されない。例えば、これらの目標温度が、180℃等の特定の温度に設定されてもよい。
時刻T13において、図8(C)に示されているように、第2のサブヒータ134cの温度が目標温度に到達する。この際、図8(A)に示されているように、定着ベルト131の温度も既に目標温度に到達している。
時刻T14において、定着制御部141は、定着ベルト131について、メインヒータ134a及び第1のサブヒータ134bで加熱される部分に続いて、第2のサブヒータ134cで加熱される部分の温度も目標温度である150℃に到達したものと推定して、ウォームアップの完了を判定する。このような判定に応じて、印刷制御部160は、印刷を開始する。
ここで、時刻T13〜時刻T14までの間の期間PE2は、予め定められた期間である。本実施の形態では、期間PE2は、定着ベルト131の表面温度のムラが小さく、第2のサブヒータ134cで加熱される部分の温度が十分に目標温度に近づいたことを実験で確認することにより定められている。なお、この期間PE2は、ここでは、定着ベルト131が一周するのに要する期間となっている。
以上のように実施の形態によれば、定着ベルト131の表面の温度を検出する表面温度検出部が1つでも、定着ベルト131の温度分布を均一化することができる。
以上に記載された画像形成装置100は、電子写真式のプリンタとして説明したが、定着器130を備える装置であれば、MFP(Multi Function Printer)等の他の装置であってもよい。
以上に記載された実施の形態では、面状ヒータ134が、メインヒータ134a、第1のサブヒータ134b及び第2のサブヒータ134cに分けられているが、実施の形態は、このような例に限定されない。例えば、面状ヒータ134が、メインヒータ及びサブヒータの2つに分けられていてもよい。また、面状ヒータ134は、メインヒータと、3つ以上のサブヒータとに分けられていてもよい。このような場合でも、上述と同様に、メインヒータで加熱される部分の表面温度を検知するだけで、他のサブヒータで加熱される部分の表面温度を推定して、定着器130のウォームアップの完了を判定することができる。
なお、以上に記載した実施の形態では、加熱対象は定着ベルト131であるが、加熱対象は、加熱ローラであってもよい。
100 画像形成装置、 101 給紙カセット、 102 ホッピングローラ、 103 レジストローラ、 104 レジストローラ、 105 搬送ベルト、 106 駆動ローラ、 107 従動ローラ、 108 転写ローラ、 109 排出ローラ、 110 排出ローラ、 111 商用電源、 120 IDユニット、 130 定着器、 131 定着ベルト、 132 加圧ローラ、 140 定着温度制御部、 141 定着制御部、 142a 第1のトライアック、 142b 第2のトライアック、 142c 第3のトライアック、 143 トライアック駆動回路。

Claims (5)

  1. 媒体を搬送する搬送ベルトと、
    現像剤像を形成する画像形成ユニットと、
    前記現像剤像を前記媒体に転写する転写部と、
    前記転写された現像剤像を前記媒体に定着させる定着器と、
    前記定着器の温度を制御する定着温度制御部と、を備える画像形成装置であって、
    前記定着器は、
    円筒状に形成され、前記転写された現像剤像を溶かすために使用される加熱対象と、
    前記加熱対象の内部に設置され、前記加熱対象の第1の部分を加熱するメインヒータと、
    前記メインヒータの温度を検出するメインヒータ温度検出部と、
    前記加熱対象の内部に設置され、前記加熱対象の第2の部分を加熱するサブヒータと、
    前記サブヒータの温度を検出するサブヒータ温度検出部と、
    前記加熱対象の、前記第1の部分に対応する表面の温度を検出する表面温度検出部と、を備え、
    前記定着温度制御部は、前記第1の部分及び前記第2の部分を用いて前記転写された現像剤像を前記媒体に定着する場合には、前記サブヒータ温度検出部で検出された温度が第1の目標温度に到達する第1の条件が満たされ、前記表面温度検出部で検出された温度が第2の目標温度に到達する第2の条件が満たされ、かつ、前記第1の条件及び前記第2の条件が満たされてから予め定められた時間が経過する第3の条件が満たされたときに、前記定着器のウォームアップが完了したと判定し、
    前記第1の目標温度は、前記メインヒータ温度検出部で検出される温度であること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 媒体を搬送する搬送ベルトと、
    現像剤像を形成する画像形成ユニットと、
    前記現像剤像を前記媒体に転写する転写部と、
    前記転写された現像剤像を前記媒体に定着させる定着器と、
    前記定着器の温度を制御する定着温度制御部と、を備える画像形成装置であって、
    前記定着器は、
    円筒状に形成され、前記転写された現像剤像を溶かすために使用される加熱対象と、
    前記加熱対象の内部に設置され、前記加熱対象の第1の部分を加熱するメインヒータと、
    前記メインヒータの温度を検出するメインヒータ温度検出部と、
    前記加熱対象の内部に設置され、前記加熱対象の第2の部分を加熱するサブヒータと、
    前記サブヒータの温度を検出するサブヒータ温度検出部と、
    前記加熱対象の、前記第1の部分に対応する表面の温度を検出する表面温度検出部と、を備え、
    前記定着温度制御部は、前記第1の部分及び前記第2の部分を用いて前記転写された現像剤像を前記媒体に定着する場合には、前記サブヒータ温度検出部で検出された温度が第1の目標温度に到達する第1の条件が満たされ、前記表面温度検出部で検出された温度が第2の目標温度に到達する第2の条件が満たされ、かつ、前記第1の条件及び前記第2の条件が満たされてから予め定められた時間が経過する第3の条件が満たされたときに、前記定着器のウォームアップが完了したと判定し、
    前記第1の目標温度は、前記メインヒータ温度検出部で検出される温度であり、前記メインヒータ温度検出部で逐次検出される温度に応じて、逐次変化すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 前記定着温度制御部は、前記第2の部分を用いずに前記転写された現像剤像を前記媒体に定着する場合には、前記第2の条件が満たされたときに、前記定着器のウォームアップが完了したと判定すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着温度制御部は、前記メインヒータ温度検出部で検出された温度及び前記サブヒータ温度検出部で検出された温度の少なくとも何れか一方が予め定められた上限温度に達した場合には、前記メインヒータ及び前記サブヒータの少なくとも何れか一方による加熱を停止すること
    を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記加熱対象は、定着ベルトであること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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