JP2006039362A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置本体と定着装置を接続する電機的コネクタが外れた場合に、定着装置の異常加熱を回避する。
【解決手段】温度検出手段TH1・TH2の出力信号と定着装置仕様手段の検出信号を接続するコネクタ103にジャンパ線109を設け、温度検出手段TH1・TH2への給電をジャンパ線109を介して接続する構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば電子写真方式を用いた複写機・プリンター等の画像形成装置に関する。より詳しくは、記録媒体に未定着トナー像を形成する作像手段と、未定着トナー像を記録媒体に加熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置に関する。
画像形成装置における加熱定着手段(以下、定着装置と記す)は、通電により発熱する電気発熱体を有する電気発熱手段(熱源)と、電気発熱体に電流を供給する電源と、電気発熱手段の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段からの信号に基づいて電源から前記電気発熱体への供給電流を制御する制御手段等を有している。
(定着装置のユニット化構成)
上記のような定着装置の電気発熱体は所望の定着性能を確保するために適当な温度と熱分布が要求される。そのため、画像形成装置の定格電源電圧により異なる仕様の電気発熱体が必要になる。具体的には、定格電源電圧が100Vの画像形成装置本体には抵抗値の小さい電気発熱体、定格電源電圧が200Vの画像形成装置本体には抵抗値の大きな電気発熱体としなければならない。
そこで、定着装置をユニット化し、画像形成装置本体に着脱可能な構成とすることが一般的に行なわれている。ユニット化した定着装置の場合、特許文献1に開示されているように、コネクタを用いて定着装置と画像形成装置本体を電気的に接続する方法が広く用いられている。
(異常加熱回避の従来技術)
上記の定着装置は、上記の手段構成によって画像定着温度が画像定着のための所定の温度に制御される。このような定着装置において、電気発熱体、電源、温度検出手段、制御手段の何れか1つでも正常に機能しない場合は定着装置として機能しない。さらには通電暴走を生じた時には過熱に至るおそれもある。
そこでこのような定着装置においては、特許文献2に開示されているように、電気発熱手段にサーミスタ等の温度検出手段を配置し、過熱状態である場合には通電回路に介入されたリレー等の電流遮断手段によって電気発熱体への通電を遮断させている。
図7は画像形成装置における従来の異常加熱回避装置の構成を示したものである。1001は画像形成装置本体、1002は画像形成装置1001に着脱可能な定着装置である。画像形成装置1001と定着装置1002はコネクタ1006及び1007で電気的に接続される。AC電源1005と、定着装置1002側の電気発熱手段の電気発熱体1003はコネクタ1006を介して接続される。一方、温度検出手段としてのサーミスタ1004はコネクタ1007を介して接続される。サーミスタ1004は電気発熱手段の電気発熱体1003の近傍に配置されている。サーミスタ1004の出力は抵抗1014によって分圧されてオペアンプ1011に入力される。オペアンプ1011には抵抗1012及び1013の分圧レベルが入力されており、サーミスタ1004の出力レベルと比較される。サーミスタ1004が所定温度よりも高い場合には、リレー1009が遮断されて、電気発熱体1003への給電が停止する構成となっている。
(定着装置仕様識別の従来技術)
ユニット化された定着装置を装着して使用する構成の画像形成装置では、画像形成装置の定格電源電圧と、定着装置の発熱体仕様が誤った組みあわせで装着された場合は不適合を生じる。これを回避する手段としては、特許文献3に開示されているように、定着装置に定格電圧識別手段を設ける方式がある。この方式では定着装置が誤った組み合わせの場合に電気発熱体への通電を停止する。
従来の定格電圧識別方式を図7を用いて説明する。コネクタ1007の1、2番端子の定着装置側の接続方法は定着装置の定格電源電圧に応じて設定する。2番端子は画像形成装置1001側でGND接地されている。一方、1番端子は抵抗1016でプルアップされてCPU1017の入力ポートに接続されている。定着装置1002の定格電源電圧が100Vの場合は1番端子と2番端子をジャンパ線1008で接続し、定格電源電圧が200Vの場合は、ジャンパ線1008を接続しないことで、CPU1017によって定着装置1002の定格電源電圧を検知することができる。ここで、定着装置1002の定格電源電圧が画像形成装置1001の電源定格電圧とは異なると判断した場合には、トライアック1010をオフ状態とすることで発熱体への通電を行なわない。
特開2003−50522号公報 特開平08−248813号公報 特開平11−84943号公報
しかしながら、前述したようなユニット化された定着装置をコネクタ1006・1007を用いて画像形成装置本体と電気接続する画像形成装置においては、給電系統のコネクタ1006は接続(嵌合)状態にあるけれども、制御系統のコネクタ1007が非接続の場合に異常過熱回避手段及び定着装置仕様識別手段が正常に作動しなくなってしまう。なお、給電系統のコネクタ1006が非接続の場合には定着装置側への給電がなされないので過熱の事態は生じない。
図7の構成の画像形成装置で、給電系統のコネクタ1006は接続(嵌合)状態にあるけれども、制御系統のコネクタ1007が抜けた状態となった場合の動作について説明する。コネクタ1007が抜けによって温度検出信号であるサーミスタ検出信号の4番端子が非接続になると、抵抗1014でプルアップされてVccのレベルとなる。これは、サーミスタ1004が低温状態の信号レベルであることから、CPU1017のソフトウエア制御によってトライアック1010が通電状態となり、電気発熱体1003が過熱状態となる。またリレー1009も遮断状態とはならない。即ち、異常過熱を回避できなくなる。定格電圧識別手段の1、2番端子が非接続になると、1、2番端子は抵抗1015,1016によってVccレベルとなり、CPU1017による定格電圧識別ができなくなって異常過熱が発生する恐れがある。
本発明はこのような問題を鑑みてなされたものであり、画像形成装置本体と定着装置を接続する制御系統のコネクタが外れ状態にある場合でも、定着装置の異常過熱等の発生を回避することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
記録媒体に未定着トナー像を形成する作像手段と、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、
前記加熱定着手段は、
通電により発熱する電気発熱体を有する電気発熱手段と、
前記電気発熱手段の温度を検出する温度検出手段と、
前記電気発熱体へ供給される電流を制御することで前記電気発熱手段の発熱量を制御する電流制御手段と、
前記温度検出手段の出力値と比較基準値を比較する温度比較手段と、
前記温度比較検出手段の比較結果にもとづいて前記電気発熱体への電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、
前記温度検出手段と前記温度比較手段を電気的に接続するコネクタAと、
を有し、
前記温度検出手段への給電は前記コネクタAに接続されたジャンパ線A1を介して接続され、コネクタAが非接続状態の場合は前記電源供給遮断手段の作動によって前記電気発熱体への通電が遮断されることを特徴とする画像形成装置
である。
また、上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
記録媒体に未定着トナー像を形成する作像手段と、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、
前記加熱定着手段は、
通電により発熱する電気発熱体を有する電気発熱手段と、
前記電気発熱手段の温度を検出する温度検出手段と、
前記電気発熱体へ供給される電流を制御することで前記電気発熱手段の発熱量を制御する電流制御手段と、
前記温度検出手段の出力値と比較基準値を比較する温度比較手段と、
前記温度比較検出手段の比較結果にもとづいて前記電気発熱体への電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、
前記加熱定着手段の仕様を検出する加熱定着仕様検出手段と、
前記加熱定着仕様検出手段の結果に基いて前記電流制御手段を制御する制御手段と、
前記温度検出手段と前記温度比較手段を電気的に接続するコネクタBと、
前記加熱定着仕様検出手段と前記制御手段を電気的に接続するコネクタCと、
を有し、
前記温度検出手段への給電は前記コネクタBに接続されたジャンパ線B1、および前記コネクタCに接続されたジャンパ線C1を介して接続され、前記コネクタBまたは前記コネクタCの少なくとも一方が非接続状態の場合は前記電源供給遮断手段の作動によって前記電気発熱体への通電が遮断されることを特徴とする画像形成装置
である。
即ち本発明の画像形成装置は、温度検出手段の検出信号を含む制御系統のコネクタAに抜けが発生した場合であっても安全装置の作動によって、熱源である電気発熱手段の電気発熱体への通電が遮断し、加熱定着手段の異常過熱を防止することが可能となる。
また、温度検出手段の検出信号を含むコネクタBまたは加熱定着仕様検出手段の検出信号を含むコネクタCで抜けが発生した場合であっても安全装置の作動によって熱源である電気発熱手段の電気発熱体への通電が遮断し、定着装置の異常過熱を防止することが可能となる。
(1)画像形成装置例
図1は画像形成装置例の主要部分の構成を説明するための概略断面模型図である。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセスを用いたレーザビームプリンタである。
1は像担持体としての感光ドラムであり、OPC、アモルファスSe、アモルファスSi等の感光材料がアルミニウムやニッケル等のシリンダ状の基盤上に形成されている。感光ドラム1は矢印の時計方向に回転駆動され、まず、その表面が帯電装置としての帯電ローラ2によって一様に帯電される。次に、その感光ドラム1の一様帯電処理面に対して、像露光装置としてのレーザスキャナユニット3によって、画像情報に応じてON/OFF制御されたレーザビームLによる走査露光が施され、感光ドラム表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置4で現像、可視化される。現像方法としては、ジャンピング現像法、二成分現像法、FEED現像法(Floating Electrode Effect Development)等が用いられ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられることが多い。可視化されたトナー像は、感光ドラム1と転写装置としての転写ローラ5との当接部である転写ニップ部Tに給紙機構部(不図示)から所定のタイミングで搬送された記録媒体としての記録紙(転写材)P上に転写ローラ5により感光ドラム1の表面から静電転写される。記録紙Pは感光ドラム1と転写ローラ5に一定の加圧力で挟持されて搬送される。転写ニップ部Tにてトナー像が転写された記録紙Pは感光ドラム1の表面から分離されて加熱定着手段である定着装置6へと搬送され、そこで永久画像として加熱定着される。一方、感光ドラム1上に残存する転写残りの残留トナーは、クリーニング装置7により感光ドラム1の表面より除去される。感光ドラム1は繰り返して作像に供される。
本実施例の画像形成装置において記録紙Pの搬送基準は全搬送路においてを記録紙中心の中央基準である。
(2)定着装置6
加熱定着手段としての定着装置6は画像形成装置本体に対して着脱可能な定着ユニットとされている。そして、画像形成装置本体に対して装着した定着装置6は電気的コネクタを用いて定着装置側の電気系統と画像形成装置本体側の電気的系統とが電気的に接続化される。これについては後述する。
図2は定着装置6の要部の横断面模型図である。本例の定着装置6は特開平4−44075〜44083号公報、同4−204980〜204984号公報等に開示の、加圧ローラ駆動式・テンションレスタイプのフィルム加熱方式の定着装置である。
11は電気発熱手段としての加熱体であり、図面に垂直方向を長手とする横長部材である。本例のものは所謂セラミックヒータである。12はセラミックヒータ支持体としての耐熱性・断熱性・剛体ステーである。上記セラミックヒータ11はこのステー12の下面に長手に沿って形成した溝部に嵌入して耐熱性接着剤で固定支持させてある。13は円筒状の可撓性部材であり、セラミックヒータ12を取り付けたステー11にルーズに外嵌させてある。
上記の円筒状の可撓性部材(以下、フィルムと記す)13は、例えば、厚さ40〜100μm程度の、耐熱性・離型性・強度・耐久性等を有するPTFE、PFA、FEPなどの円筒状単層フィルム、あるいはポリイミド、ポリアミド、PEEK、PES、PPSなどの円筒状フィルムの外周面にPTFE、PFA、FEPなどをコーティングした複合層フィルムである。金属製のフィルムにすることもできる。
14は加圧部材としての加圧ローラである。芯金14aの外周にシリコーンゴム等の耐熱性弾性層14bをローラ状に同心一体に設けた弾性ローラである。この加圧ローラ14と、上記ステー12側のセラミックヒータ12とをフィルム13を挟ませて加圧ローラ14の弾性に抗して圧接させて所定幅の定着ニップ部Nを形成させている。
加圧ローラ14は定着駆動モータMにより矢示Bの反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ローラ14の回転駆動による、定着ニップ部Nにおける該加圧ローラ14とフィルム13の外面との摩擦力でフィルム13に直接的に回転力が作用し(記録紙Pが矢印A方向で定着ニップ部Nに導入されたときは記録紙Pを介してフィルム13に回転力が間接的に作用)、フィルム13がヒータ12の下面に圧接摺動しつつ矢示の時計方向Cに回転駆動される。ステー11はフィルム内面ガイド部材としても機能してフィルム13の回転を容易にする。フィルム13の内面とセラミックヒータ12の下面との摺動抵抗を低減するために両者の間に耐熱性グリス等の潤滑剤を少量介在させることもできる。
加圧ローラ14の回転によるフィルム13の回転が定常化し、また後述するようにセラミックヒータ12に対する通電により該セラミックヒータが昇温して所定の定着温度に温調された状態において、フィルム13を挟んでセラミックヒータ12と加圧ローラ14とで形成される定着ニップ部Nのフィルム13と加圧ローラ14との間に画像定着すべき記録紙Pが導入されてフィルム13と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されることによりセラミックヒータ12の熱がフィルム13を介して記録紙P・未定着トナー像tに付与され、記録紙P上の未定着トナー像tが記録紙P面に加熱定着されるものである。定着ニップ部Nを通った記録紙Pはフィルム13の面から分離されて搬送される。
図3は本実施例におけるセラミックヒータ12の構造説明図である。(a)はセラミックヒータ12のおもて面側の平面模型図、(b)は表面保護層を取り除いた状態のセラミックヒータ12のおもて面側の平面模型図、(c)はセラミックヒータ12の背面側の平面模型図、(d)は(c)の(d)−(d)線における拡大断面模型図である。

aはセラミックヒータ基材(基板)である。この基材aはアルミナや窒化アルミ等の耐熱性・良熱伝導性・電気絶縁性のセラミック材であり、記録材搬送方向Aに交差(直交)する方向を長手とする横長の薄板部材である。本実施例ではアルミナ(Al)を用いている。
bとcはヒータ基材aの一面側(おもて面側)に、通電により発熱する電気発熱体として形成具備させた第1と第2の2本の電気発熱体パターン(以下、メインヒータとサブヒータと記す)である。このメインヒータbとサブヒータcは抵抗発熱材料のペーストを用いた厚膜印刷によってそれぞれ基材長手方向に沿って形成され、かつ記録材搬送方向(基板短手方向)に配列されている。
dはメインヒータbの長手方向の一端部に電気的に導通させて形成した給電用電極部(以下、メイン接点と記す)、eはサブヒータcの長手方向の一端部に電気的に導通させて形成した給電用電極部(以下、サブ接点と記す)、fはメインヒータbとサブヒータcの長手方向の他端部にそれぞれ電気的に導通させて形成した両者に共通の給電用電極部(以下、共通接点と記す)である。
上記のメイン接点d、サブ接点e、共通接点fは共にセラミックヒータ基板両端部側の表面に厚膜印刷によって導体パターンとして形成してある。
gは表面保護層であり、メインヒータbと、サブヒータ32c、メイン接点dの一部、サブ接点eの一部、共通接点fの一部を覆わせて基板aの表面に形成してある。この表面保護層gは厚膜印刷によってガラスコトートパターンとして形成してある。この表面保護層gの表面に定着フィルム13の内面が密着して摺動する。
メインヒータb及びサブヒータcは発熱分布が大きく異なる。図4はメインヒータb及びサブヒータcの長手に沿う発熱分布を示すものである。メインヒータbは長手中央部で発熱量が大きくなるように形成されている。一方、サブヒータcは端部での発熱量が大きくなるように形成されている。メインヒータbの発熱量とサブヒータcの発熱量の合成発熱量は長手に沿って略一定である。
TH1とTH2はセラミックヒータ12の温度を測定するための第1と第2の2つの温度検出手段としてのメインサーミスタとサブサーミスタである。メインサーミスタTH1はセラミックヒータ12の背面側においてセラミックヒータ長手中央部に、サブサーミスタTH2は端部にそれぞれセラミック基材aに所定の圧で押し当てられて配置されている。h・iはメインサーミスタTH1と電気的に導通させたリード電路(以下、メインサーミスタ接点と記す)である。j・kはサブサーミスタTH2と電気的に導通させたリード電路(以下、サブサーミスタ接点と記す)である。これらのサーミスタ接点h・i・j・kはセラミックヒータ基板の背面に厚膜印刷によって導体パターンとして形成してある。
TH−SWは安全素子としてのサーモスイッチである。このサーモスイッチはセラミックヒータ12の異常加熱時の電流遮断手段であり、セラミックヒータ長手中央部においてセラミックヒータ基板の背面に、所定の圧で押し当てられて配置されている。このサーモスイッチの作動温度は250℃である。
(3)定着装置と画像形成装置との電気的接続
定着装置6は画像形成装置本体に対して着脱可能な定着ユニットとされている。そして、画像形成装置本体に対して装着した定着装置6は電気的コネクタを用いて定着装置側の電気系統と画像形成装置本体側の電気的系統とが電気的に接続化される。図5は定着装置6側の電気系統と画像形成装置本体101側の電気的系統の図である。以下これについて詳述する。
1)コネクタ
103と104は第1と第2の電気的コネクタである。画像形成装置本体101に対して装着した定着装置6はこのコネクタ103と104により定着装置6側の電気系統と画像形成装置本体101側の電気的系統との電気的接続化がなされる。
第1のコネクタ103(コネクタA)は制御系統のコネクタであり、定着装置6側のセラミックヒータ12のメインサーミスタTH1とサブサーミスタTH2を画像形成装置本体101側の制御ラインとを電気的に接続するとともに、後述の定着定格電圧検出信号を接続するものであり、8個の端子を有する。
第2のコネクタ104は給電系統のコネクタであり、定着装置6側のセラミックヒータ12のメインヒータb及びサブヒータbを画像形成装置本体101側の給電ラインに電気的に接続するものであり、3個の端子を有する。
なお、コネクタ103と104の端子は直線上に1列に入れている。端子の番号は最端部の端子から1,2,3の順番で割り振られている。
2)電力制御回路
次にセラミックヒータ12に電力を供給する電力制御回路について説明する。電力制御はメインヒータbとサブヒータcで独立して制御する構成となっている。120は制御手段であるCPU、123と124は第1と第2のトライアック(前記電気発熱体であるメインヒータbとサブヒータcへ供給される電流を制御することで電気発熱手段であるセラミックヒータ12の発熱量を制御する電流制御手段)、125はAC電源、131はリレーである。第1のトライアック123とメインヒータbとは第2のコネクタ104の端子2を介して直列接続し、また第2のトライアック124とサブヒータcとは第2のコネクタ104の端子1を介して直列接続し、それらを並列にAC電源125に対して接続している。第1と第2のトライアック123・124はそれぞれCPU120からの第1と第2のヒータ駆動信号S1・S2のON・OFFでON・OFF制御される。リレー131はメインヒータb、サブヒータcとAC電源125の間に挿入しており、このリレー131の駆動によりメインヒータb及びサブヒータcへの通電を遮断できる構成になっている。リレー131の制御信号は後述の安全回路に接続されている。
3)温度検出回路
定着装置6内に設けられたメインサーミスタTH1及びサブサーミスタTH2は第1のコネクタ103を介して画像形成装置本体101に接続されている。メインサーミスタTH1の一方のラインはグランド接地されており、他方のラインはCPU120のアナログデジタル入力ポート(ADポート)AD1、抵抗112、及びコンパレータ116に接続されている。抵抗112は第1のコネクタ103を介して電源:Vccに接続されており、ADポートAD1には電源Vccを抵抗112とメインサーミスタTH1の抵抗値で分圧されたレベルが入力される。即ち、ADポート:AD1にはメインサーミスタTH1で検出されたセラミックヒータ12の温度に応じたレベルが入力される。サブサーミスタTH2についてもメインサーミスタTH1と同様の動作によって、ADポート:AD2にサブサーミスタTH2で検出されたセラミックヒータ12の温度に応じたレベルが入力される。上記のメインサーミスタTH1とサブサーミスタTH2で検出した温度に応じて前述の電力制御回路を駆動することで、セラミックヒータ12を所望の温度で制御することができる。コンパレータ116・117が温度検出手段であるメインサーミスタTH1及びサブサーミスタTH2の出力値と比較基準値を比較する温度比較手段である。
4)安全回路
本実施例の画像形成装置では安全装置を設けて通電暴走時のセラミックヒータ12の過熱を回避している。安全装置として前述のサーモスイッチTH−SWの他に、サーミスタによってセラミックヒータ301の異常過熱を検知して通電を遮断する安全回路を設けている。
サーモスイッチTH−SWは、前述したように、セラミックヒータ12の異常加熱時の電流遮断手段であり、メインヒータbとサブヒータcに対する給電ラインに直列に挿入してあり、セラミックヒータ12がサーモスイッチTH−SWの作動温度である250℃にまで過昇温するとサーモスイッチTH−SWが電流遮断動作してメインヒータbとサブヒータcに対する電力供給を遮断するものである。
また、もう一つの安全装置である安全回路の動作を以下に説明する。メインサーミスタTH1の検出信号は第1のコネクタ103を介してCPU120に入力されるともにコンパレータ116の正極入力端子入力されており、負極端子の電圧レベルと比較される。負極端子には電源電圧:Vccを抵抗119及び118で分圧された電圧レベルが入力されている。負極端子の電圧レベルはメインサーミスタTH1の検出温度が230℃の場合に相当する値に設定されている。よって、コンパレータ116はメインサーミスタTH1の検出温度が230℃よりも低いの場合に「High状態」となり、メインサーミスタTH1の検出温度が230℃以上の場合に「LOW状態」となる。コンパレータ116の出力はリレー131を駆動するトランジスタ121のベース端子に接続されていることからメインサーミスタTH1の検出温度が230℃以上の場合にはトランジスタ121がオフ状態となりリレーが遮断状態となってセラミックヒータ12への通電が遮断状態となる。サブサーミスタTH2も同様の動作によってに230℃以上でリレーが遮断状態となりセラミックヒータ12への通電が遮断状態となる。即ち、安全回路の動作により、メインサーミスタTH1又はサブサーミスタTH2の検出温度が230℃以上となった場合にはリレー131によってセラミックヒータ12への通電が遮断され、セラミックヒータ12の過熱を防止することができる。リレー131が温度比較検出手段であるコンパレータ116・117の比較結果にもとづいて電気発熱体であるメインヒータbとサブヒータcへの電源供給を遮断する電源供給遮断手段である。
ここで、給電系統の第2のコネクタ104は接続(嵌合)状態にあるけれども、制御系統の第1のコネクタ103(コネクタA)が抜け外れている場合の安全回路の動作について説明する。なお、給電系統の第2のコネクタ104が非接続の場合には定着装置側への給電がなされないので過熱の事態は生じない。
制御系統の第1のコネクタ103の抜けが発生すると、メインサーミスタTH1およびサブサーミスタTH2と安全回路が非接続となる。また、定着装置6のジャンパ線109(ジャンパ線A1)によって接続されていた1番端子と8番端子が非接続状態となり、抵抗112及び113への電源電圧:Vccの通電が遮断される。よって、コンパレータ116及び117の正極端子は抵抗111によってグランド接地された状態となる。一方、負極端子は電源電圧:Vccを抵抗119及び118で分圧した電圧が印加されることから、コンパレータ116及び117の出力はLOW状態となる。即ち、リレー131が遮断状態となり、セラミックヒータ12への通電が停止してセラミックヒータ12の過熱には至らない。
第1のコネクタ103において、メインサーミスタTH1の端子6・7およびサブサーミスタTH2の端子4・5は、ジャンパ線109が接続されている端子1と端子8に対し、内側に配置されている(4・5、6・7端子は1・8端子に挟まれてに配置している)。よって、第1のコネクタ103が不完全な状態で嵌合され、例えば4、5、6、7、8番端子のみが非接続になった場合(片嵌合)においても、抵抗112、113への電源電圧:Vccの通電が遮断され、セラミックヒータ12への通電を回避することができる。
(9)定着定格電圧検出手段
本実施例の画像形成装置では、加熱定着仕様検出手段(定着装置検出手段)として、定着装置6の定格電源電圧検出手段を設けることで、画像形成装置本体101と適合しない定格電源電圧の定着装置6の装着使用を防いでいる。なお、本画像形成装置本体101では定格電源電圧が100Vと200Vの2種類があり、定着装置6も100V/200Vの2種類を設けている。第1のコネクタ103の2,3番端子は定着装置6の定格電源電圧に応じて設定するジャンパ線110の接続端子である。定格電源電圧が100Vの場合は第1のコネクタ103の2番端子と3番端子がジャンパ線110でショートされている。一方、定格電源電圧が200Vの場合はジャンパ線110の接続は行なわない。定着装置6が画像形成装置本体101に装着されると、第1のコネクタ103の4番端子は画像形成装置本体101内でGNDに接地される。2番端子は、CPU120の入力ポートIO1と抵抗115に接続される。抵抗115の一端は電源:Vccに接続されている。定着装置6の定格電源電圧が100Vの場合、ジャンパ線110によって3番端子はGNDレベルとなる。即ち、入力ポートIO1はVccレベルに固定される。一方、定着装置6の定格電源電圧が200Vの場合、2番端子は抵抗115によって電源電圧:Vccレベルに固定される。即ち、入力ポートIO1はVccレベルとなる。CPU101を制御するソフトウエアは入力ポートIO1の状態から定着装置6の定格電源電圧を識別し、画像形成装置本体101に適合する定着装置と判断した場合には前述の電力制御回路でセラミックヒータ12に通電を行なう。一方、画像形成装置101に適合しない定着装置と判断した場合にはセラミックヒータ16への通電制御を行なわない。
ここで、第1のコネクタ103の嵌合が抜けた場合の安全回路の動作について説明する。このコネクタ抜けが発生すると、第1のコネクタ103の2,3番端子が画像形成非接続となり、前述の定格電源電圧の検出手段が動作することができなくなる。しかしながら、前述したようにこのコネクタ抜けが発生した場合には安全回路が作動し、セラミックヒータ12への通電が遮断される。即ち、このコネクタ抜けが発生した場合でも、定格電源電圧の検出手段の誤検知によって発生する機器の破損を未然に防止することができる。
第1のコネクタ103において、定格電源電圧検出で使用する2番、3番端子は、ジャンパ線109が接続されている端子1と端子8に対し、内側に配置されている(2・3端子は1・8端子に挟まれてに配置している)。よって、第1のコネクタ103が不完全な状態で嵌合され、1、2、3番端子のみが非接続になった場合においても、抵抗112、113への電源電圧:Vccの通電が遮断され、セラミックヒータ12への通電を回避することができる。
なお、前述の定着電源電圧検知手段は、定着装置の他の仕様を検知する手段に置き換えても実施することが可能である。例えば、加圧ローラの仕様、サーミスタの仕様等がある。
以上説明したとおり、本実施例の画像形成装置では、サーミスタに印加する電源電圧を、サーミスタ信号線を接続する第1のコネクタ103(コネクタA)を介して印加する構成とした。これにより第1のコネクタ103の嵌合が外れている場合には安全装置の作動によってセラミックヒータ12への通電が遮断し、コネクタ嵌合が外れたことによる不具合を防止することが可能となる。更に、定着装置仕様を識別する信号線を前記第1のコネクタ103を介して接続することにより、コネクタ嵌合が外れたことによる不具合を防止することが可能となる。
また、第1のコネクタ103(コネクタA)は複数の端子が一列状に配置されたものであり、前記ジャンパ線109(ジャンパ線A1)を接続する端子は前記温度検出手段の出力信号および加熱定着仕様検出手段の検出信号の接続端子よりも端部に配置してあることにより、温度検出手段の検出信号を含む第1のコネクタ103の一端側のみで抜けが発生した場合(片嵌合)でも電気発熱体の異常過熱を防止することができる。
本発明の第2の実施例について説明する。第1の実施例ではメインサーミスタTH1およびサブサーミスタTH2に印加する電源電圧を、サーミスタ信号線を接続する第1のコネクタ103(コネクタA)を介して印加し、定着装置種類を識別する信号線も前記コネクタ103を介して接続することを特徴とした。本実施例の基本構成は第1の実施例と同じであり、定着装置種類を識別する信号線の接続方法のみが異なる。第1の実施例と異なる部分のみ説明する。
図6は本実施の画像形成装置の定着装置制御部の構成を示す。本実施例の画像形成装置では定着装置6と画像形成装置本体102を接続する第1と第2と第3のコネクタ503104・523の3個を有する。
第1のコネクター503(コネクタB)はメインサーミスタTH1とサブサーミスタTH2を接続する、制御系統のコネクタである。
第2のコネクタ104は第1の実施例における第2のコネクタ104と同じく、セラミックヒータ12への給電ラインを電気的に接続する、給電系統のコネクタである。
第3のコネクタ523(コネクタC)は定着定格電源電圧検出信号を接続する、制御系統のコネクタである。この第3のコネクタ523において定着装置6の定格電源電圧の検出方式は第1の実施例と同じである。2,3番端子には定着装置6の定格電源電圧に応じて設定するジャンパ線529(加熱定着手段である定着装置の仕様を検出手段する加熱定着仕様検出手段(=定格電源電圧を検出する手段))が接続され、定格電源電圧が100Vの場合は2番端子と3番端子がジャンパ線529でショートする。一方、定格電源電圧が200Vの場合、ジャンパ線529は接続されない。ジャンパ線529の有無によって変化するCPU120の入力ポート:IO1によって定着装置102の種類を検知することができる。第3のコネクタ523の1番端子と4番端子は電源電圧:Vcを接続する端子である。画像形成装置本体101側の1番端子は電源電圧:Vcに接続されている。定着装置6側の1番端子はジャンパ線520(ジャンパ線C1)によって4番端子に接続され、第3のコネクタ523の接続時は画像形成装置本体101の4番端子には電源電圧:Vcが印加される。一方、第3のコネクタ523が非接続は4番端子に電源電圧:Vcは印加されない。4番端子は第3のコネクタ503に1番端子に接続されている。
メインサーミスタTH1とサブサーミスタTH2の接続方法は第1の実施例と同じであり、第1のコネクタ503(コネクタB)の3、4,5,6番端子を介して画像形成装置本体101内の温度検出回路に接続されている。1、2番端子は定着装置6側でジャンパ線510(ジャンパ線B1)によって接続されており、第1のコネクタ503及び第3のコネクタ523が接続状態の場合には抵抗112、113を介してメインサーミスタTH1とサブサーミスタTH2に電源電圧:Vcが印加され、CPU入力ポート:AD1,AD2にはサーミスタ検出温度に応じた電圧レベルが発生する。
第1のコネクタ503と第3のコネクタ523のいずれかが非接続の場合には第1のコネクタ503の6番端子への電源電圧:Vcの印加が停止され、安全回路が作動してセラミックヒータ12への通電が停止する。
以上説明したとおり、本実施例の画像形成装置では、サーミスタに印加する電源電圧を、サーミスタ信号線を接続する第1のコネクタ503(コネクタB)と、定着装置仕様を識別する信号線を接続する第3のコネクタ523(コネクタC)を介して印加する構成とした。すなわち、温度検出手段TH1・TH2への給電は第1のコネクタ503(コネクタB)に接続されたジャンパ線510(ジャンパ線B1)、および第3のコネクタ523(コネクタC)に接続されたジャンパ線520(ジャンパ線C1)を介して接続され、前記第1のコネクタ503または第3のコネクタ523の少なくとも一方が非接続状態の場合は前記電源供給遮断手段(安全装置)の作動によってセラミックヒータへの通電が遮断される。これによりコネクタ503、コネクタ523のいずれかの嵌合が外れている場合には安全装置の作動によってセラミックヒータへの通電が遮断し、コネクタ嵌合が外れたことによる不具合を防止することが可能となる。
本実施例において、第1のコネクタ503(コネクタB)は複数の端子が一列状に配置されたものであり、前記ジャンパ線510(ジャンパ線B1)を接続する端子は前記温度検出手段の出力信号の接続端子よりも端部に配置してあることにより、温度検出手段の検出信号を含む第1のコネクタ503の一端側のみで抜けが発生した場合でも電気発熱体の異常過熱を防止することができる。
また、第3のコネクタ523(コネクタC)は複数の端子が一列状に配置されたものであり、前記ジャンパ線520(ジャンパ線C1)を接続する端子は前記加熱定着仕様検出手段の検出信号の接続端子よりも端部に配置してあることにより、定着装置仕様検出手段の検出信号を含む第3のコネクタ523の一端側のみで抜けが発生した場合でも電気発熱体の異常過熱を防止することができる。
なお、画像形成装置において記録媒体に対して未定着トナー像を形成する作像手段は実施例の転写方式電子写真プロセスに限られるものではなく、直接方式でもよいし、静電記録プロセス、磁気記録プロセスなど任意である。加熱定着装置も実施例のフィルム加熱方式の加熱装置に限られないことは勿論である。
実施例1における画像形成装置例の概略構成図 実施例1における定着装置の構成図 実施例1におけるセラミックヒータの構成図 セラミックヒータのメインヒータとサブヒータの発熱分布図 実施例1における定着制御部の構成図 実施例2における定着制御部の構成図 従来の画像形成装置の定着制御部の構成図
符号の説明
101は画像形成装置、6は定着装置、bはメインヒータ、cはサブヒータ、107および108はサーミスタ、103および104はコネクタ、131はリレー、120はCPU、116及び117はコンパレータ、112は抵抗、123及び124はトライアック、301はセラミックヒータ、503および523はコネクタ

Claims (8)

  1. 記録媒体に未定着トナー像を形成する作像手段と、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、
    前記加熱定着手段は、
    通電により発熱する電気発熱体を有する電気発熱手段と、
    前記電気発熱手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記電気発熱体へ供給される電流を制御することで前記電気発熱手段の発熱量を制御する電流制御手段と、
    前記温度検出手段の出力値と比較基準値を比較する温度比較手段と、
    前記温度比較検出手段の比較結果にもとづいて前記電気発熱体への電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、
    前記温度検出手段と前記温度比較手段を電気的に接続するコネクタAと、
    を有し、
    前記温度検出手段への給電は前記コネクタAに接続されたジャンパ線A1を介して接続され、コネクタAが非接続状態の場合は前記電源供給遮断手段の作動によって前記電気発熱体への通電が遮断されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体に未定着トナー像を形成する作像手段と、前記未定着トナー像を前記記録媒体に加熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、
    前記加熱定着手段は、
    通電により発熱する電気発熱体を有する電気発熱手段と、
    前記電気発熱手段の温度を検出する温度検出手段と、
    前記電気発熱体へ供給される電流を制御することで前記電気発熱手段の発熱量を制御する電流制御手段と、
    前記温度検出手段の出力値と比較基準値を比較する温度比較手段と、
    前記温度比較検出手段の比較結果にもとづいて前記電気発熱体への電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、
    前記加熱定着手段の仕様を検出する加熱定着仕様検出手段と、
    前記加熱定着仕様検出手段の結果に基いて前記電流制御手段を制御する制御手段と、
    前記温度検出手段と前記温度比較手段を電気的に接続するコネクタBと、
    前記加熱定着仕様検出手段と前記制御手段を電気的に接続するコネクタCと、
    を有し、
    前記温度検出手段への給電は前記コネクタBに接続されたジャンパ線B1、および前記コネクタCに接続されたジャンパ線C1を介して接続され、前記コネクタBまたは前記コネクタCの少なくとも一方が非接続状態の場合は前記電源供給遮断手段の作動によって前記電気発熱体への通電が遮断されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記加熱定着手段は、前記加熱定着手段の仕様を検出する加熱定着仕様検出手段と、前記加熱定着仕様検出手段の結果に基いて前記電流制御手段を制御する制御手段を有し、前記コネクタAは前記温度検出手段と前記温度比較手段を電気的に接続すると共に前記加熱定着仕様検出手段と前記制御手段を電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記温度検出手段はサーミスタであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記加熱定着仕様検出手段は定格電源電圧を検出する手段であることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記コネクタAは複数の端子が一列状に配置されたものであり、前記ジャンパ線A1を接続する端子は前記温度検出手段の出力信号および加熱定着仕様検出手段の検出信号の接続端子よりも端部に配置してあることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記コネクタBは複数の端子が一列状に配置されたものであり、前記ジャンパ線B1を接続する端子は前記温度検出手段の出力信号の接続端子よりも端部に配置してあることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置
  8. 前記コネクタCは複数の端子が一列状に配置されたものであり、前記ジャンパ線C1を接続する端子は前記加熱定着仕様検出手段の検出信号の接続端子よりも端部に配置してあることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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