JP2008057070A - 流体噴射式織機の緯入れノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 伸縮性の強い緯糸製織時に発生する緯糸のノズル抜けを防止する緯入れノズルを提供する。
【解決手段】 緯入れノズル(10)を構成するスレットガイド(14)の収容部(52)に、ガイド部材(50)を配置し、前記ガイド部材(50)には、上流側より下流側に進むにつれて半径方向に縮径されかつ下流側端部における内径(d1,d2)が当該案内孔(55)における最小内径であり、下流側端部(61)における内径(d1,d2)が前記導出部(53,54)の上流側端部(66)の内径(D1)よりも小さくなるように形成されるテーパ面(57)と、前記テーパ面(57)の下流側内周端(61)より前記ガイド部材の下流側外周端(62)に向けて連続される下流側対向面(58)とを形成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、流体噴射式織機の緯入れノズルに関するものであり、より詳しくは、伸縮性の強い緯糸製織時に発生する緯糸のノズル抜けを防止する技術に関する。
流体噴射式織機では、経糸開口内に向けて緯糸を射出する緯入れノズルによって緯入れされる。緯入れノズルには緯糸が予め挿通されており、経糸開口が形成されて所定の緯入れ開始タイミングになると、緯入れノズルから噴出されるジェット噴流にのせて緯糸は射出され緯入れされる。そして、緯糸は反緯入れ側の織端付近に到達するころにはジェット噴射は終了され、その後経糸は閉口状態にされるとともに、前進される筬によって緯糸は織前に打ち付けられる。そして緯入れノズルと織布とに連なる緯糸は、織端近傍に配置される給糸カッタの作動により織布から切り離される。そして、織機では、以降次の緯入れのために経糸開口が形成されるとともに緯入れノズルの噴射及び筬打ちが繰り返し実行されて、連続的な製織運転が行われる。
近年、流体噴射式織機の製織対象として、ウーリ糸やカバーリング糸などの伸縮性の強い緯糸が使用されることがあり、このような緯糸使用時において、筬打ち後に給糸カッタによる緯糸切断されると、緯糸自らが有する弾性力によって切断された緯糸端が上流側に移動する結果、緯糸が緯入れノズルから抜けてしまうことがあり、これによって連続的な運転が行えないという問題がある。
これを防止する技術として、例えば緯入れ時以外にも緯入れノズルから低圧の流体を連続的に噴出させる(つまり常時噴射させる)ことにより、上記ノズル抜けを阻止することが考えられる。しかし、伸縮性の強い緯糸ほど必要となる常噴圧力は大きくなるため流体消費量が増大し、流体エネルギーの浪費という観点で好ましくない。また、停台状態、あるいは多色緯入れ織機にあっては緯糸の非選択状態が継続されることによって緯糸が長い期間常噴気流にさらされる結果、緯糸にダメージを与えてしまう。その後の緯入れ時に噴射される高圧のジェット噴流によって緯糸の先端切れが発生したりして、やはり連続的な運転に支障をきたすという不都合もある。
また常時噴射を用いない別の方法として、特許文献1の技術がある。特許文献1では、2つの技術を示しており、その一つの技術としては、所定のタイミングで積極的に開閉駆動される緯糸把持機構を緯入れノズルの先端部に配置し、所定のタイミングで緯糸の把持駆動実行することでノズル抜けを防止するものである。しかしこの技術では、積極駆動する機構を備えるがゆえに構成が複雑であるという問題がある。また特許文献1に示されるもう一つの技術としては、緯入れノズルの噴射孔の回りに複数のテグスや金属線などの線状部材がこれよりも下流側で収束されるように緯入れノズルに埋め込まれるものであり、緯糸切断時に緯糸の戻りが発生したとしても緯糸が上記収束される線状部材に把持されることでノズル抜けを防止するものである。しかしこの技術では、線状部材が常に緯糸に接触するため、緯入れが不安定になったり、緯糸を傷つけるなどの問題もある。
また常時噴射を用いないで気流により緯糸を保持する技術として、特許文献2の技術がある。特許文献2では、緯入れノズルの上流側端部に空気噴射による緯糸把持機構が配置され、その緯糸把持機構は、空気噴射孔と、複数の貫通孔を有する緯糸把持部とを、緯糸の経路を挟むように対向させて配置し、所定のタイミングで空気噴射孔から空気を噴射させて、緯糸を緯糸把持部に押し付けて保持するものである。しかし、空気噴射を制御する機構を備えなければならず構成が複雑であり、また風綿などが貫通孔に溜ると機能しなくなるため、定期的な清掃が必要であるという問題もある。
実開昭51-124159号 特開平11-200193号
本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、構成がよりシンプルで、しかも緯糸切断時における緯糸のノズル抜けが防止される技術を提供することにあり、しかも従来装置のような流体エネルギーの浪費や緯糸へのダメージを与えるようなことがなく、定期的なメンテナンス作業が不要となる技術を提供することにある。
課題を解決するための手段、作用、発明の効果
本発明者が開発した緯入れノズルについて、緯入れノズルの緯糸導入孔を、緯糸切断時において緯糸が上流側に移動される際の衝撃(糸の運動エネルギー)を吸収可能な構造とすることにより、上記目的を達成することが可能になった。本発明である流体噴射式織機の緯入れノズルは、挿入孔を有するノズル本体と、前記挿入孔に挿入されるスレットガイドとを有し、前記スレットガイドは、貫通される導入孔を有するとともに、その一端が前記挿入孔に嵌り合う大径部と、これより下流側に形成される小径部と、これより下流側の一部区間において下流側に進むにつれてその外径が縮径されるとともに下流側先端に連なるニードル部とを有しており、スレットガイドの小径部とノズル本体の前記挿入孔との間の空間に圧縮流体を供給して導入孔に挿通されている緯糸を射出する流体噴射式織機の緯入れノズルをその前提とする。
そして本発明の特徴的な構成としては、スレットガイドの前記導入孔は、その上流側よりガイド部材が挿入される収容部と、これよりも下流側に設けられその上流側端部における内径が前記収容部よりも小さい内径にされる導出部とを形成し、スレットガイドの前記収容部には、貫通される案内孔を有するガイド部材が挿入されており、前記ガイド部材の案内孔には、上流側より下流側に進むにつれて半径方向に縮径され、かつ下流側端部における内径が当該案内孔における最小内径であり、下流側端部における内径が前記導出部の上流側端部の内径よりも小さくなるように形成されるテーパ面と、前記テーパ面の下流側内周端より前記ガイド部材の下流側外周端に向けて連続される下流側対向面とを形成することをその要旨とする。
上記要旨によれば、スレットガイドの収容部には、上記したテーパ面および下流側対向面を構成するガイド部材が挿入されて、スレットガイドの収容部とガイド部材のテーパ面とスレットガイドの導出部とで緯入れノズルの導糸孔を構成し、しかもガイド部材に形成されるテーパ面の下流側端における内径がスレットガイドの導出部の上流側端における内径よりも小さくなるように設けられるため、テーパ面の下流側内周端より前記ガイド部材の下流側外周端に向けて連続される下流側対向面は、緯入れノズルの導糸孔に対して露出されることになる。この下流側対向面は、緯入れノズルの軸線方向に対して半径方向に、かつ緯糸経路の周りに連続して延びている。このため、筬打ち終了後の緯糸切断されたとき、緯糸の弾性力の作用によって、導入孔に挿入されている緯糸が上流側に移動されたとしても、緯糸は、緯糸経路の周りに形成される上記ガイド部材の下流側対向面に衝突してその移動エネルギーが吸収されるため、その移動を遅らせることができるから、従来発生していた緯糸切断時のノズル抜けを防止することができる。
上記要旨によれば、緯糸把持部材を積極駆動する従来装置に比べ、その構成がシンプルであり、また線状部材を接触させる従来装置のように、緯入れの際に緯糸を傷つけたり緯入れが不安定になるといった不都合も生じない。また本発明によれば、緯入れの際に緯糸はガイド部材のテーパ面に接触し、また切断される際にガイド部材の下流側対向面に緯糸が接触されるため、緯入れが行われる度に導糸孔内が挿通された緯糸(毛羽など)によって清掃されるから、気流を作用させて緯糸を押し付け保持する従来技術のような風綿除去などの清掃を頻繁に行う必要もない。
好適には、前記ガイド部材は、前記テーパ面の軸線方向に対してなす角度(θ1)が、前記下流側対向面の軸線方向に対してなす角度(θ2)よりも小さくなるように形成される。これにより、緯糸切断時に上流側に移動される緯糸を上記形成される端面により確実に衝突させることができ、その移動をより確実に遅らせることができる。より好適な角度(θ2)としては、90°以上150°以下となるように形成される。これによりガイド部材に形成される端面は、軸線に対して90度以上の鈍角となるため、上流側に移動される緯糸が端面に衝突する際に、緯糸が形成される角部によっていわゆる腰折れ状態になる。この結果、角度θ2が90°未満に設けられる場合に比べ、緯糸の上流側への移動エネルギーをより吸収できるため、緯糸切断時に上流側に移動される緯糸の移動量が短くなり、緯糸のノズル抜けを確実に防止できる。
より好適には、ガイド部材は、前記第2の導糸部内に複数配置される。これにより、ガイド部材が増設されて緯糸引き戻し時に緯糸端が当接される下流側対向面が増設される分、下流側対向面に当接される機会が増加されるから、これにより緯糸切断時における反発にともなう衝撃をより吸収することができ、より確実に緯糸切断時におけるノズル抜けを確実に防止できる。
より好適には、複数配置される前記ガイド部材のうち、上流側のガイド部材の終端における内径(d2)は、下流側のガイド部材の終端における内径(d1)よりも小さい値となるように、上流側の前記ガイド部材が形成される。これにより、上流側ガイド部材の下流側対向面が下流側ガイド部材の下流側対向面に比べてより広く設けられることになり、緯糸切断時において緯糸がより確実に衝突しやすくなるので好ましい。
より具体的には、ガイド部材のテーパ面が形成された軸方向の区間長さ(L1、L2)は、ガイド部材の下流側終端の内径(d1,d2)よりも大きくなるように、前記ガイド部材が形成される。これにより、傾斜が緩やかなテーパ面が形成されて緯入れ時における緯糸がテーパ面に接触する機会が減少される。このため、緯入れの際に緯糸がノズルから受ける抵抗が減少される分、緯入れにとってはより有利である。
本発明を具体的に実施しうる緯入れノズル10として、エアージェット織機で用いられるメインノズルを一例として、図1〜図3を用いて以下説明する。図1ないし図2を参照するに、緯入れノズル10は、大まかにいえば、例えば、その外径が円筒状に形成され、その中心に貫通される挿入孔20を有するノズル本体12と、貫通される導入孔30を有し前記ノズル本体12の挿入孔20に同軸的に挿入されるスレットガイド14とを含む。
ノズル本体12は、一端(後端)側に開口された第1の挿入孔20と、第1の挿入孔20に連通され他端(先端)側に開口された第2の挿入孔21とを同軸的に備えている。第1の挿入孔20および第2の挿入孔21は、前者の直径寸法が後者のそれより大きい円形の断面形状を有している。
第1の挿入孔20には、貫通孔を有するオリフィス部材18が一端(後端)側より同軸的に挿入される一方、第2の挿入孔21には、円筒状のパイプ22が他端(先端)側より同軸的に挿入されてノズル本体12に対して固着されている。また、オリフィス部材18の貫通孔の内周面23は、一端側より他端側に進むにつれてその内径が縮径するように形成されて内向き誘導面23を構成し、またパイプ22の中空部24は、上記内向き誘導面23の下流端の内径と同径に構成されて貫通孔と中空部24は互いに通ずる流路45を構成する。
スレットガイド14は、その軸心を中心として一端(後端)側より他端(先端)側に貫通される導入孔30を有するとともに、その外周には一端(後端)側から順に、基端部32と,これよりも小径であって前記ノズル本体12の第1の挿入孔20の内径とほぼ同径の大径部33と、これよりも小径にされる小径部34と、これよりも他端(先端)側に進むにつれて縮径される外向き誘導面25を有するとともに他端側(前端)に延びるニードル部35とを有している。また、スレットガイド14には、大径部33の一端側に雄ねじ部36が設けられるのに対し、ノズル本体12の第1の挿入孔20の一端側には、雌ねじ部37が設けられており、スレットガイド14は、ノズル本体12の第1の挿入孔20の内部に一端側より挿入されて収容されるとともに、雄ねじ部36を上記雌ねじ部37に螺合させることによりノズル本体12に取付けられる。これにより、スレットガイド14とノズル本体12は、大径部33より上流側の位置において気密状態にされる。
一方、スレットガイド14の外周では、小径部34の下流側区間において、小径部34の内周端面38より半径に延びる案内面39を有する整流フィン40が周方向に間隔をおいて複数並び設けられており、圧縮流体(圧縮空気)の流れを整える整流部を構成する。このため、スレットガイド14の大径部33および整流フィン40と、ノズル本体12の第1の挿入孔20とで囲まれる空間に環状流路41を構成し、また整流フィン40とニードル部35とオリフィス部材18の内向き誘導面23と第1の挿入孔20とで囲まれる空間によって環状のオリフィス流路42を構成し、これらの2つの流路は、上記並設される整流フィン40、40間に形成される複数の整流流路43を介して互いに連通される。
他方、ノズル本体12には、圧縮空気を供給するための空気供給孔47が環状流路41に連通するように設けられる。ノズル本体12の空気供給孔47には、管路49を接続するコネクタ48が接続され、管路49内の流路と空気供給孔47とが互いに気密に接続されている。そして管路49の上流側には、圧縮流体源からの圧縮空気を電磁開閉弁等を開閉させて下流側に供給する図示しない空気制御回路が接続されている。これにより、緯入れノズル10の空気供給孔47には、所定の緯入れタイミングに達すると所定期間にわたって図示しない空気制御回路を介して圧縮空気が供給され、この圧縮空気は、環状流路41、整流フィン40、オリフィス流路42を経て、スレットガイド14の先端に形成される環状の噴出口44から噴出される。この気流は、さらにパイプ22の流路45内を流れ、導糸孔に挿通された緯糸もその気流により運ばれる結果、緯糸70は、圧縮空気とともにパイプ22の噴出口46より噴出されて射出される。
なお、ノズル本体12は、軽量材である例えばアルミを材料とし、またノズル本体23に収納されるパイプ22,オリフィス部材23、スレットガイド14、さらにはスレットガイド14に挿入されるガイド部材50a,50bは、耐摩耗性を有する例えばステンレス鋼を材料とされる。これら各部材の外周あるいは内周は、切削あるいはワイヤ放電などにより加工されている。また、ノズル本体23の第2の挿入孔21に挿入されるパイプ22は、接着されてそれに固着されるのに対し、第1の挿入孔20に挿入されるオリフィス部材18は、圧入されてそれに固着される。
スレットガイド14の導入孔30は、一端(後端)側よりガイド部材50を収容可能な内径D2を有する収容部52と、上記収容部52に連続されるとともに他端側に進むにつれてその内径が縮径される第1の導出部53と、第1の導出部53に連続されるとともに先端側まで延びる第2の導出部54とを含む。図示例では、スレットガイド14の収容部52は、その軸方向の区間において、ガイド部材50の外周とほぼ同径の内径D2を維持するように形成されており、また第1の導出部53は、その上流側端部j1の内径が上記内径D2よりも小さい内径D1に形成されており、これよりも軸線方向下流側端部j2の内径が上記内径D1よりも小さい内径D0にされ、上流側端部j1から下流側端部j2に進むにつれてその内径が内径D1から内径D0に向けて徐々に縮径されるように形成されている。また、第2の導出部54は、スレットガイド14の先端部j3に至るまでその内径が上記内径D0を維持するように形成されている。これにより、第1の導出部53の内周面と第2の導出部54の内周面とで緯糸に対する案内面の一部を構成する。また第1の導出部53は、その上流側端部の内径が、収容部52の内径D2よりも小さい内径D1にされることにより、収容部52の下流側端部に、収容部52と第1の導出部53とに連続されるように半径方向に延びかつ円周方向に延びる底部56を形成する。このため、挿入される後述のガイド部材50は、収容部52より底部56に当接するようにして挿入配置されることにより、スレットガイド14に対して軸方向に位置決め可能にされている。
そのように設けられる導入孔30には、貫通される案内孔55が設けられる2つのガイド部材50a,50bが、一端(上流側)より順に挿入されている。より詳しくは、最下流側のガイド部材50aは、収容部52の底部56に当接するように挿入されて底部56および収容部52に対して接着固定されており、また最上流側のガイド部材50bは、下流側ガイド部材50aの上流側端面に当接するように挿入されて、その上流側端面および収容部52に対して接着固定されている。ガイド部材50a,50bの詳細について、図3を用いて説明する。図3(a)には、ガイド部材50a,50bの軸方向の断面図であり、図3(b)には、ガイド部材50aを下流側より見た図を示している。
下流側ガイド部材50aの案内孔55は、その下流側端部の内径が内径d1にされるとともに、上流側端より下流側端に軸方向にその内径が内径d1に向けて徐々に縮径されていて、いわゆる下流側端部においてその案内孔55の内径がその案内孔55における最小内径を有するように形成されるテーパ面57が形成される。そのようなテーパ面57は、軸線方向に対してなす角度を角度θ1として定義されるとともに、緯糸を案内するための案内面として機能される。またガイド部材50aには、テーパ面57の下流側端部とガイド部材50aの下流側外周端とに連続される下流側対向面58aが構成されている。そのように形成される下流側対向面58aは、軸線方向に対する角度θ2と定義したとき、図示例は軸線方向に直交されるいわゆる角度90°になっており、いわゆるガイド部材50aは、テーパ面57の軸線方向に対してなす角度θ1が鋭角にされるのに対し、下流側対向面58aの軸線方向に対してなす角度θ2が直角となっており、言い換えれば角度θ2は、角度θ1 よりも小さくなるように形成されている。また、上流ガイド部材50bについても、下流側ガイド部材50aとほぼ同じ形態に形成されている。
そしてガイド部材50aの上記内径d1は、スレットガイド14の第1の導出部53の上流側端の内径D1よりも小さい内径とされて、下流側対向面58aが軸方向に対して交差する方向にかつ軸線すなわち緯糸の周りに連続的に延びるように形成され、しかも導入孔30内において突出するように設けられている。また、上流側ガイド部材50bの下流側端61の内径d2は、下流側ガイド部材50aの上流側端60の内径d3よりも小さい内径とされて、下流側対向面58bが軸方向に対して交差する方向にかつ軸線すなわち緯糸経路の周りに連続的に延びるように形成され、しかも導入孔30内において突出するように設けられている。
図示例では、ガイド部材50として2つのガイド部材50a,50bが挿入されている例であり、上流側のガイド部材50aと下流側のガイド部材50bの2つで構成される。いずれのガイド部材も、ほぼ同じ形状とされる。しかし、内径や距離などの寸法が互いに異なるように構成しても良いし、また異なる形状としたり、またガイド部材50を1つあるいは3以上挿入する構成も可能である。
一方スレットガイド14の基端部32には、内径D3として貫通され、その導入部が断面半円形状に形成されて、上流側に向かって開口された案内孔を有するヤーンガイド16が配置され、しかもヤーンガイド16の案内孔69の中心がスレットガイド14の収容部52の軸線に合致するようにその一端(上流)側より装着されている。スレットガイド14の基端部32の一端(後側)端部には、ヤーンガイド16を収容可能に形成される座部59が設けられ、ヤーンガイド16は座部59に接着固着される。なお案内孔69の内径D3は、スレットガイド14の導入孔30の内径D2以下に形成されている。
そのような緯入れノズル10は、筬73が取付けられる図示しない筬打ちスレーに対して取付部材等を介して取付けられ、また緯入れノズル10は、織布74に対して緯入れ上流側の位置に配置されている。緯糸70は、そのように構成される緯入れノズル10の導入孔30、より具体的には、収容部52、ガイド部材50a,50bの各案内孔55、第1の導出部53および第2の導出部54を通じて挿通されている。図1に示すように、緯糸70は、案内孔69、スレットガイド14内に構成される導入孔30に挿通され、またパイプ22の流路45にも挿通される。このように緯糸70を挿通するに際し、低圧の圧縮空気を空気供給孔47に供給して緯入れノズル10の噴射孔46より空気噴射を行わせ、導入孔30内を副次的に流れる軸方向の吸引気流を利用して緯糸70を挿通することになる。なお、導入孔30の一部を構成するガイド部材50a,50bの案内面すなわちテーパ面57が、下流側に進むにつれて縮径されるように形成されるため、緯糸70を挿通させる際に引っ掛かることはなく、緯糸の挿通作業を円滑に行うことができる。またガイド部材の50a,50bの軸方向の長さL2,L1がその直径D2よりも小さく形成されることも、緯糸に対して摩擦力を与えないことになるため、上記緯糸の挿通作業を円滑に行ったり、あるいは緯入時における緯糸の張力上昇を誘発しない点で有利である。
そして、織機運転中には、多数の経糸72が開口状態にされたあと、所定の緯入れタイミングより緯入れノズル10の噴射孔より圧縮流体が噴出されて、緯糸70は、経糸開口内に緯入れされる。そして緯糸70の先端が緯入れ方向下流側の織端に達したあと、筬73は図示しない筬打ちスレーを介して前方に駆動され、緯入れされた緯糸70は織前に打ち付けられて織布74が形成される。そして筬73が後退されると、緯入れノズル10より下流側の位置に設けられる給糸カッタ75の作動により、緯糸70は織布74から切り離される。このような緯糸切断時には、特にウーリ糸やカバーリング糸などの伸縮性の強い緯糸が使用されるときには、切断時の反発により切断された緯糸端は多少なりとも上流側に縮むことになる。これに対し、スレットガイド14の内部に構成される導入孔30には、挿入されるガイド部材50a,50bによって導入孔30内に突出される下流側対向面58が設けられるため、上記切断されて自由になった緯糸70は、反発力をうけて蛇行しながら上流側に移動される過程で、緯糸70自身あるいは緯糸70が有する毛羽などが、上記した2つの下流側対向面58a,58bの少なくともいずれかに当接することになって緯糸に作用している運動エネルギーが吸収される。これにより、緯糸の運動エネルギーが減少される分だけ緯糸の移動量が少なくなる結果、いわゆる緯糸のノズル抜けを防止することができる。このような下流側対向面がスレットガイド14の上流側(一端側)から離れたより下流側に設けられることは、緯糸切断時の緯糸の運動エネルギーを減少させる点でより有利である。
図3に示されるガイド部材50a,50bについて、それを構成する設計的な寸法を以下のようにすることができる。
(1)スレットガイド14の導入孔30を構成する各部の内径(具体的には、第1の導出部53の上流側端部の内径D1、第2の導出部54の内径D0)、収容部52の内径D2、ヤーンガイド16の案内孔69の内径D3の大小関係
内径D0≦内径D1、内径D1<内径D2、内径D3≦内径D2
(2)第1の導出部53の上流側端部の内径D1とテーパ面57の下流側端の内径d1との大小関係
内径D1>内径d1
(3)2つのガイド部材50a,50bのテーパ面の下流側端部における内径(d1,d2)の大小関係
内径d1≧内径d2
(4)ガイド部材の軸方向長さL1,L2とテーパ面の下流側端部における内径d1,d2との大小関係
長さL1≧内径d1、長さL2≧内径d2
また、ガイド部材50a,50bにおけるテーパ面57が軸線に対してなす角度θ1と、下流側対向面58が軸線に対してなす角度θ2との大小関係について、角度θ1<角度θ2となるようにすればよい。緯糸の運動エネルギーをより吸収するには、角度θ2は大きい方がよく、角度θ2は、より好適には90゜以上150°以下とする。以下に示す例は、この角度を種々異ならせた例である。
またガイド部材50a,50bに設けられるテーパ面57および下流側対向面58の形態について、種々変形することが可能であり、その一部を図面を用いて以下説明する。図4に示す例は、テーパ面57の下流側端61が、図3に示される例に対し軸方向のさらに下流側に設けられる例である。そしてガイド部材50の下流側外周端62からテーパ面57の下流側端61との間に連続する2つの面、すなわちの下流側外周端62から半径中心方向に延びる端面58cとこの内端よりテーパ面57の下流側端61に向けて延びる端面58dが形成され、端面58dが第1の導入部53の内周面より露出(突出)するように構成されて、いわゆる下流側対向面として機能される例である。この結果、下流側対向面を構成する端面58dが軸線方向に対してなす角度θ2は鈍角に形成されている。
また、図5に示す例は、テーパ面57の下流側端61を図4のような下流側ではなく、さらに上流側に設けられる例である。そして、テーパ面57の下流側端61より軸方向下流側の連結点64に向けて平行に延びる内周面76を形成する。ガイド部材50の下流側外周端62より半径中心方向の連結点63に連続する端面58eとこれに連続しかつ上記内周面76の連結点64に向けて延びる端面58fが形成され、端面58eの一部および端面58fが第1の導入部53の内周面より露出(突出)するように構成されて、いわゆる下流側対向面として機能される例である。この結果、下流側対向面を構成する端面58fの軸線方向に対してなす角度θ2は鋭角に形成されており、また端面58eの軸線方向に対してなす角度θ3は直角に形成されており、いずれの角度θ2〜θ3も、テーパ面57の軸線方向に対してなす角度θ1 に比べて大きくなるように設けられる例である。
また図6に示す例は、図4のようにテーパ面57の下流側端61を下流側に設けられるが、さらにこれよりも下流側に連結点64に向けて軸線方向に平行に延びる内周面77を形成するものである。そしてガイド部材50の下流側外周端62から内周面77との間に連続する2つの面、すなわち下流側外周端62から半径中心方向に延びる端面58gと端面58gの内端より上記内周面76の連結点64に向けて延びる端面58hが形成され、端面58hが第1の導出部53の内周面より露出(突出)するように構成されて、いわゆる下流側対向面として機能される例である。この結果、下流側対向面を構成する端面58hが軸線方向に対してなす角度θ2は、図4の場合と同様、鈍角に形成されている。
また図4のように、下流側対向面を第1の導出部53の下流側の領域に突出させる代わりに、上流側領域に陥没するように設けても良い。より具体的には図7のように、下流側対向面を、ガイド部材の下流側外周端62より半径方向内側に向かって延びる端面58iと、これより軸方向上流側に陥没させた端面58kと、端面58kよりテーパ面57の下流側端61に連なるように形成される端面58mと、端面58iの内周端より端面58kの上流側端に向かってほぼ同径に連続される内周端面58jとで構成する例である。この結果下流側対向面を構成する端面58mが軸線方向に対してなす角度θ2は、図4の場合と同様に鈍角に形成されている。
上記実施例について以下変形することができる。上記図1〜図2に示した緯入れノズル10では、スレットガイド14に構成される第1の導出部53の内径が、内径D1から内径D0に向けて縮径されるように形成されているが、縮径されないように構成しても良い。この場合第1の導出部53と第2の導出部54との接続部分で段差が生じ、緯糸挿通時に緯糸がこれに引っ掛かるおそれがあるから、より好ましくは、第1の導出部53及び第2の導出部54を同一の内径D1にし、言い換えれば軸方向に進むにつれて縮径されないように形成すればよい。
上記実施例では、スレットガイド14に対するガイド部材50a,50bの位置は、軸方向の中心位置よりも上流側にされている例である。しかし図示例よりも軸方向のより上流側に配置するようにしても良く、逆に図示例よりも下流側に配置するようにしても良い。言い換えれば、ガイド部材50a,50bを、スレットガイド14の両端部を除く軸方向の任意の位置に配置することが可能である。
スレットガイド14の第1の導出部53について、スレットガイド14と別部材により構成することも可能である。より具体的には図8に示すように、スレットガイド14の収容部52を、貫通孔79を有するガイド部材78を収容可能に設けるとともに、ガイド部材78の貫通孔79として、下流側に進むにつれて縮径されるテーパ部79を、上記実施例における第1の導出部53のテーパ面の角度と同様に形成される。そのようなガイド部材78を収容部52に最初に挿入し、次いで上記ガイド部材50a,50bの順に挿入することにより緯入れノズル10が構成される。なお、ガイド部材50a,50b、78のうち連続する2以上を一体部材で構成することも可能である。
上記実施例は、エアージェット織機のメインノズルを一例としたが、例えばウオータジェット織機の緯入れノズルに対しても適用可能である。
本発明の緯入れノズルの断面図および緯入れノズルの周辺部を示す図である。 本発明の緯入れノズルの断面図の拡大図である。 本発明の緯入れノズルを構成するガイド部材の拡大図であり、(a)には軸方向の断面図を示し、(b)には軸方向下流方向より見た図を示す。 図3に対して異形状に形成されたガイド部材の軸方向断面図である。 図4に同じく、異形状に形成されたガイド部材の軸方向断面図である。 図4に同じく、異形状に形成されたガイド部材の軸方向断面図である。 図4に同じく、異形状に形成されたガイド部材の軸方向断面図である。 本発明の他の実施形態であるスレットガイドの軸方向断面図である。
符号の説明
10 緯入れノズル
12 ノズル本体
14 スレットガイド
16 ヤーンガイド
18 オリフィス部材
20 挿入孔(第1の挿入孔)
21 第2の挿入孔
22 パイプ
23 内向き誘導面
24 中空部
25 外向き誘導面
30 導入孔
32 基端部
33 大径部
34 小径部
35 ニードル部
36 雄ねじ部
37 雌ねじ部
38 内周端面
39 案内面
40 整流フィン
41 環状流路
42 オリフィス流路
43 整流流路
44 噴出口
45 流路
47 空気供給孔
48 コネクタ
49 管路
50,(50a,50b) ガイド部材
52 収容部
53 第1の導出部
54 第2の導出部
55 案内孔
56 底部
57 テーパ面(案内面)
58 下流側対向面
58a〜58m 端面
59 座部
60 上流側端
61 下流側端
62 下流側外周端
63〜65 連結点
66 上流側端
69 案内孔
70 緯糸
72 経糸
73 筬
74 織布
75 給糸カッタ
76 、77内周面
78 ガイド部材
79 テーパ部
θ1 角度
θ2 角度
D0,D1,D2,D3 内径
d1,d2 内径

Claims (6)

  1. 挿入孔(20)を有するノズル本体(12)と、
    前記挿入孔(20)に挿入されるスレットガイド(14)とを有し、
    前記スレットガイド(14)は、貫通される導入孔(30)を有するとともに、その一端が前記挿入孔(20)に嵌り合う大径部(33)と、これより下流側に形成される小径部(34)と、これより下流側の一部区間において下流側に進むにつれてその外径が縮径されるとともに下流側先端に連なるニードル部(35)とを有しており、
    スレットガイド(14)の小径部(34)とノズル本体(12)の前記挿入孔(20)との間の空間に圧縮流体を供給して導入孔(30)に挿通されている緯糸(70)を射出する流体噴射式織機の緯入れノズル(10)において、
    スレットガイド(14)の前記導入孔(30)は、その上流側よりガイド部材が挿入される収容部(52)と、これよりも下流側に設けられその上流側端部における内径が前記収容部(52)よりも小さい内径(D1)にされる導出部(53,54)とを形成し、
    スレットガイド(14)の前記収容部(52)には、貫通される案内孔(55)を有するガイド部材(50)が挿入されており、
    前記ガイド部材(50)の案内孔には、上流側より下流側に進むにつれて半径方向に縮径され、かつ下流側端部における内径(d1,d2)が当該案内孔(55)における最小内径であり、下流側端部(61)における内径(d1,d2)が前記導出部(53,54)の上流側端部(66)の内径(D1)よりも小さくなるように形成されるテーパ面(57)と、前記テーパ面(57)の下流側内周端(61)より前記ガイド部材の下流側外周端(62)に向けて連続される下流側対向面(58)とを形成することを特徴とする、流体噴射式織機の緯入れノズル。
  2. 前記ガイド部材(50)は、前記テーパ面(57)の軸線方向に対してなす角度(θ1)が、前記下流側対向面(58,58a、58b、58d、58f、58h,58m)の軸線方向に対してなす角度(θ2)よりも小さくなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射式織機の緯入れノズル。
  3. 前記ガイド部材(50)は、前記角度(θ2)が90°以上150°以下となるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の流体噴射式織機の緯入れノズル。
  4. 前記収容部(52)には、前記ガイド部材(50a,50b)が複数配置されることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の流体噴射式織機の緯入れノズル。
  5. 前記複数のガイド部材(50a,50b)のうち、上流側ガイド部材(50b)の前記テーパ面(57)の下流側端部における内径(d2)が、下流側ガイド部材(50a)の前記テーパ面(57)の下流側端部における案内孔の内径(d1)以下となるように形成されることを特徴とする、請求項4に記載の流体噴射式織機の緯入れノズル。
  6. 前記ガイド部材(50a,50b)の前記テーパ面(57)が形成される軸方向の区間長さ(L1、L2)が、当該ガイド部材の下流側端部における内径(d1,d2)よりも大きくなるように、当該ガイド部材が形成されることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載の流体噴射式織機の緯入れノズル。
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