JP2008056427A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごの適切な速度制御を行なう。
【解決手段】乗りかご8が走行開始すると、トルク指令検出装置12は、一定加速時のトルク指令値を検出する。定格速度判定装置11は、乗りかご8の一定加速時においてトルク指令検出装置12から入力したトルク指令値と閾値設定装置14に記憶されたトルク指令値の閾値をもとに、モータの5の負荷の大小を判定し、モータ5の定格電力の許容範囲内で出来るだけ高い定格速度を判定する。速度設定装置10は、定格速度判定装置11による定格速度の判定結果をもとに速度パターンを生成して、速度指令装置1に出力する。この結果、乗りかご8は、この速度パターンにしたがって目的階まで走行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗りかごの走行制御を行なうエレベータに関する。
従来、エレベータの乗りかごと吊り合い錘をシーブを介してロープで連結し、シーブを回転させる事によって乗りかごを昇降させる駆動方式において、モータはかご側の重量と吊り合い錘の重量の差分を駆動している。よって乗りかごの最大積載時に最も電力を必要とするため、モータは最大積載時にかごが定格速度で駆動できる性能となっている。逆にかごと吊り合い錘の重量差が小さい場合には駆動のためのトルクが小さくて済むのでモータ容量に余裕ができる。
そこで、モータ容量を有効に活用するために、乗りかごの荷重信号によって当該乗りかごの積載状態を把握し、モータの負荷が小さい場合には定格速度を上昇させる方法が取られていた。
図13は従来のエレベータの構成例を示す図である。このエレベータは、速度指令装置21、速度制御装置22、電流制御装置23、電流検出装置24、モータ25、速度検出装置26、シーブ27、乗りかご28、吊り合い錘29、速度設定装置30、定格速度判定装置31および荷重検出装置32を備える。
速度指令装置21は、乗りかご28の予め定められた走行パターンに従った速度指令値を示す信号を出力する。速度検出装置26は、モータ25の回転速度を検出する。速度制御装置22は速度指令装置21からの速度指令値と速度検出装置26が検出した速度値との偏差を計算し、この偏差が無くなるようにモータ25の回転速度制御のためのトルク指令値を示す信号を出力する。
電流制御装置23は、速度制御装置22からの出力値をもとに、モータ25への供給電流値の目標値を決定する。電流検出装置24は、図示しない配電系統からモータ25への供給電流値を検出し、この値を示す信号を電流制御装置23に出力する。
電流制御装置23は、電流検出装置24が検出した供給電流値が供給電流値の目標値となるようにモータ25への供給電流値の制御値を可変する。
定格速度判定装置31は荷重検出装置32によって検出された荷重信号をもとにモータ25の定格電力の許容範囲内となる定格速度を判定する。速度設定装置は30は定格速度判定装置31が判定した定格速度を実現するような速度パターンを生成して速度指令装置21に出力する。また、同様の構成の装置は例えば特許文献1に開示される。
特開2005−170537号公報
ところで、モータにかかる負荷は乗りかごの積載重量によって大きく変化するが、それ以外にガイドレールとガイドレール案内装置の問の摩擦やロープとシーブ間の摩擦、気温、湿度等による部材の変化の影響も無視できない。
しかし、前述したように荷重検出装置により検出した荷重信号をもとに定格速度を判定したのでは、前述した摩擦、気温、湿度などを考慮した定格速度判定を行なうことはできないので、正確な速度判定が行なえるとは限らない。
そこで、本発明の目的は、乗りかごの適切な速度制御を行なうことが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウェイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、シーブを回転させる巻き上げ機とを備え、乗りかごの走行速度の指令値を設定する速度指令手段と、巻き上げ機の回転速度を検出する速度検出手段と、速度指令手段が設定した速度指令値と速度検出手段が検出した速度検出値との偏差に基づいて巻き上げ機の回転速度制御のためのトルク指令値信号を出力するトルク指令出力手段と、トルク指令出力手段が出力した信号で示されるトルク指令値をもとに巻き上げ機への供給電流を制御する電流制御手段とを備え、トルク指令出力手段が出力したトルク指令値信号を検出し、この検出した信号で示されるトルク指令値と予め定められた基準値との大小に基づいて乗りかごの走行速度の適切な指令値を判定し、速度指令手段により設定する指令値を判定済みの指令値に変更することを特徴とする。
本発明によれば、乗りかごの適切な速度制御を行なうことができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータは、速度指令装置1、速度制御装置2、電流制御装置3、電流検出装置4、モータ5、速度検出装置6、シーブ7、乗りかご8、吊り合い錘(カウンタウェイト)9、速度設定装置10、定格速度判定装置11、トルク指令検出装置12、閾値設定装置14を備える。
速度指令装置1は乗りかご8の予め定められた走行パターンに従った速度指令値を示す信号を出力する。速度検出装置6はモータ5の回転速度を検出する。
速度制御装置2は、速度指令装置1からの出力値及び速度検出装置6からの出力値をもとに、モータ5の回転速度制御のためのトルク指令値を示す信号を出力する。
電流制御装置3は、速度制御装置2からの出力値をもとに、モータ5への供給電流値の目標値を決定する。電流検出装置4は、モータ5への供給電流値を検出し、この値を示す信号を電流制御装置3に出力する。電流制御装置3は、電流検出装置4が検出した供給電流値が供給電流値の目標値となるようにモータ5への供給電流値の制御値を可変する。
トルク指令検出装置12は、速度制御装置2からの出力値を検出し、この値を定格速度判定装置11に出力する。閾値設定装置14は定格速度判定に使用する閾値の情報が記憶される。この実施形態では、閾値設定装置14は、トルク指令値の第1閾値および当該第1閾値より低い第2閾値を記憶する。
定格速度判定装置11は、トルク指令検出装置12からのトルク指令値および閾値設定装置14により設定された閾値に基づいて、モータ5の定格電力の許容範囲内における乗りかご8の適切な定格速度を判定する。速度設定装置10は、定格速度判定装置11の定格速度の判定に基づき、これを実現するような速度パターンを生成して速度指令装置1に出力する。
図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの速度特性グラフおよびトルク特性グラフの一例を示す図である。
図2に示したグラフは、乗りかご8の昇降速度の時間特性および速度制御装置2によるトルク指令値の時間特性を示す。
図2では3種類の負荷状態に応じたトルク指令値とこの指令値にしたがった速度パターンが示される。ここではトルク指令値のパターンおよび速度パターンとして、第1パターン、第2パターンおよび第3パターンを考える。
第1パターンでは主に乗りかご8と吊り合い錘9が吊り合っている場合のパターンであり、負荷が各パターンにおいて一番軽い。つまり第1パターンにおける定格速度である第1定格速度は第1乃至第3パターンのうちで最も高い値であり、第1パターンにおける一定加速時のトルク指令値は第1乃至第3パターンのうちで最も低い値である。第3パターンでは主に乗りかご8が定格積載である場合のパターンであり、負荷が各パターンにおいて一番重い。つまり第3パターンにおける定格速度である第3定格速度は第1乃至第3パターンのうちで最も低い値であり、第3パターンにおける一定加速時のトルク指令値は第1乃至第3パターンのうちで最も高い値である。
また、第2パターンでの負荷状態は第1パターン時の負荷と第3パターン時の負荷の中間の状態である。つまり第2パターンにおける定格速度である第2定格速度および一定加速時のトルク指令値は第1乃至第3パターンのうちで中間の値である。乗りかご8が走行を開始すると、まず第1乃至第3パターンに共通部分の速度パターンによる乗りかご8の一定加速を開始する。
図2に示した第1パターンにおける一定加速時のトルク指令値は、第2閾値未満である。図2に示した第2パターンにおける一定加速時のトルク指令値は、第2閾値を超え、かつ第1閾値未満である。また、図2に示した第3パターンにおける一定加速時のトルク指令値は、閾値設定装置14に記憶される第1閾値を超える。
トルク指令検出装置12は、この一定加速時のトルク指令値を検出して、定格速度判定装置11に出力する。
図3は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの加速時の速度判定テーブルの一例を表形式で示す図である。
この速度判定テーブルは定格速度判定装置11に記憶されるテーブルである。このテーブルでは、トルク指令値と加速時に対応する閾値との大小関係ならびにこの大小関係に基づく定格速度判定結果が関連付けられて管理される。
図3に示した速度判定テーブルでは、一定加速時のトルク指令値が第2閾値未満である場合には定格速度判定結果は最高速度である第1定格速度となり、一定加速時のトルク指令値が第2閾値以上で第1閾値未満である場合には定格速度判定結果は中間速度である第2定格速度となり、一定加速時のトルク指令値が第1閾値以上である場合には定格速度判定結果は最低速度である第3定格速度である事を示す。
次に、図1に示した構成のエレベータの動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータによる速度制御に関する処理動作の一例を示すフローチャートである。
乗りかご8が走行開始すると(ステップS1)、トルク指令検出装置12は、一定加速時のトルク指令値を検出する(ステップS2)。
定格速度判定装置11は、乗りかご8の現在の定格速度および、この定格速度に従った速度パターンで乗りかご8が昇降した際の、一定加速時のタイミングを認識しており、この一定加速時においてトルク指令検出装置12から入力したトルク指令値、閾値設定装置14に記憶された各種閾値、速度判定テーブルを照合して定格速度を判定する(ステップS3)。
具体的には、定格速度判定装置11は、図3に示したテーブルにしたがい、トルク指令値が第2閾値未満であれば負荷が軽い第1状態とみなし、適切な定格速度は最高速度である第1定格速度であると判定する。また定格速度判定装置11は、図3に示したテーブルにしたがい、トルク指令値が第1閾値以上であれば負荷が重い第3状態とみなし、適切な定格速度は最低速度である第3定格速度であると判定する。
また、定格速度判定装置11は、図3に示したテーブルにしたがい、トルク指令値が第2閾値以上で第1閾値未満であれば負荷が第1状態と第3状態の中間である第2状態であるとみなし、適切な定格速度は最高速度と最低速度の中間である第2定格速度であると判定する。これにより、モータ5の定格電力の許容範囲内で出来るだけ高い定格速度を判定することができる。
速度設定装置10は、定格速度判定装置11による定格速度の判定結果をもとに速度パターンを生成して、速度指令装置1に出力する。この結果、乗りかご8は、この速度パターンにしたがって目的階まで走行する(ステップS4,S5)。結果的に負荷の軽い第1パターンが速いかご速度で移動できるため第2パターン、第3パターンよりも走行時間が短いことが図2より分かる。
以上のように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータでは、走行中のトルク指令値の大小をもとにしてモータ5の負荷の大小を判別し、モータ5の容量の範囲内で乗りかご8の出来るだけ高い定格速度を判別して、この定格速度に応じた速度パターンで乗りかご8を昇降させるので、かご積載によるアンバランス負荷に加えてレールやシーブ等の接触面による摩擦および温度、湿度の変化による部材の変化といった、モータ5が必要とする複数種類の負荷を考慮した速度判定ができる。よって、モータ5の性能の安全性を保った上で、乗りかご8のより適切な速度制御を行なうことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態に係るエレベータの構成は図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図である。
このエレベータは第1の実施形態と比較して、速度判定異常検出装置13をさらに備える。この速度判定異常検出装置13は、定格速度判定装置11による判定結果が予め定められた条件を満たさない場合に、定格速度判定の異常があると判定して、低い定格速度を示す信号を速度設定装置10に出力する。
図6は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの速度特性グラフおよびトルク特性グラフの一例を示す図である。図7は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの定常走行時の速度判定テーブルの一例を表形式で示す図である。
この第2の実施形態では、閾値設定装置14は、トルク指令値の第3閾値および当該第3閾値より低い第4閾値をさらに記憶する。第3閾値は第1閾値未満であり、第4閾値は第2閾値未満である。
また、図6に示した第2パターンにおける一定加速時のトルク指令値は、第1の実施形態で説明したように第2閾値を超え、かつ第1閾値未満である。また、図6に示した第2パターンにおける定常走行時のトルク指令値は、第4閾値を超え、かつ第3閾値未満である。
この第2の実施形態では、図3に示した速度判定テーブルに加え、図7に示した速度判定テーブルが定格速度判定装置11に記憶される。図3に示した速度判定テーブルが乗りかご8の一定加速時に用いられるテーブルであるのに対し、図7に示したテーブルは、乗りかご8の加速終了後の定常走行時に用いられるテーブルである。
このテーブルでは、トルク指令値と定常走行時に対応する閾値との大小関係ならびにこの大小関係に基づく定格速度判定結果が関連付けられて管理される。
図7に示した速度判定テーブルでは、定常走行時のトルク指令値が第4閾値未満である場合には定格速度判定結果は最高速度である第1定格速度となり、定常走行時のトルク指令値が第4閾値以上で第3閾値未満である場合には定格速度判定結果は中間速度である第2定格速度となり、定常走行時のトルク指令値が第3閾値以上である場合には定格速度判定結果は最低速度である第3定格速度となる事を示す。
次に、図5に示した構成のエレベータの動作について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータによる速度制御に関する処理動作の一例を示すフローチャートである。
ここでは、乗りかご8は、図6に示すように第2定格速度にしたがった速度パターンにより走行を開始すると仮定する。
このように乗りかご8が走行開始すると(ステップS11)、トルク指令検出装置12は、一定加速時のトルク指令値を検出する(ステップS12)。
定格速度判定装置11は、このトルク指令値を入力すると、当該指令値、閾値設定装置14に記憶された各種閾値、図2に示した速度判定テーブルを照合して加速時の定格速度を判定する(ステップS13)。ここで判定した定格速度を定格速度Aと呼称する。
ここでは、トルク指令値が第2閾値以上で第1閾値未満であって、負荷状態が第1状態と第3状態の中間である第2状態であるとみなし、適切な定格速度は第2定格速度であると判定する。
速度設定装置10は、定格速度判定装置11による定格速度の判定結果をもとに速度パターンを生成して、速度指令装置1に出力する。この結果、乗りかご8は、定常走行に移行するまでは、この速度パターンにしたがって走行する(ステップS14)。
定格速度判定装置11は、乗りかご8の現在の定格速度および、この定格速度に従った速度パターンで乗りかご8が昇降した際の、定常走行時のタイミングを認識している。この定常走行時においてトルク指令検出装置12がトルク指令値を検出すると(ステップS15)、定格速度判定装置11は、トルク指令検出装置12から入力したトルク指令値、閾値設定装置14に記憶された各種閾値および定常走行時の速度判定テーブルを照合して定格速度を判定する(ステップS16)。ここで判定した定格速度を定格速度Bと呼称する。
具体的には、定格速度判定装置11は、図7に示したテーブルにしたがい、トルク指令値が第4閾値未満であれば負荷状態が軽い第1状態であるとみなし、適切な定格速度は最高速度である第1定格速度であると判定する。また定格速度判定装置11は、図7に示したテーブルにしたがい、トルク指令値が第3閾値以上であれば負荷状態が重い第3状態であるとみなし、適切な定格速度は最低速度である第3定格速度であると判定する。
また、定格速度判定装置11は、図7に示したテーブルにしたがい、トルク指令値が第3閾値以上で第4閾値未満であれば負荷状態が第1状態と第3状態の中間である第2状態であるとみなし、適切な定格速度は最高速度と最低速度の中間である第2定格速度であると判定する。
そして、速度判定異常検出装置13は、定格速度判定装置11によりステップS13の処理で判定された定格速度Aが、定格速度判定装置11によりステップS16の処理で判定された定格速度Bと等しいか否かを判別する(ステップS17)。
速度判定異常検出装置13は、ステップS17の処理の結果「YES」と判別した場合には、現在の定格速度にしたがった速度パターンによる乗りかご8の昇降に問題がないとみなし、信号出力を行なわない。この結果、乗りかご8は定格速度Aに従った速度パターンにより目的階まで走行して到着することになる(ステップS18)。
一方、速度判定異常検出装置13は、ステップS17の処理の結果「NO」と判別した場合、つまり加速中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Aと定常走行中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Bが異なっている場合には、現在の定格速度にしたがった速度パターンによる乗りかご8の昇降に問題があるとみなし、定格速度を最も遅い第3定格速度に設定する旨を示す制御信号を速度設定装置10に出力する。
速度設定装置10は、速度判定異常検出装置13からの制御信号で示される第3定格速度にしたがった速度パターンを生成して、速度指令装置1に出力する。以後、乗りかご8は、図6に示すように第3定格速度にしたがった速度パターンにしたがって目的階まで走行して到着することになる(ステップS19,S18)。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータでは、乗りかご8の加速時に判定された定格速度と定常走行時に判定された定格速度との整合性がとれない場合でも、定格速度を減速させる事でモータ5の消費電力過多の危険を回避するので、安全性が向上する。
この実施形態では、速度判定異常検出装置13は、乗りかご8の加速中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Aと定常走行中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Bが異なっている場合には、現在の定格速度にしたがった速度パターンによる乗りかご8の昇降に問題があるとみなし、定格速度を最も遅い第3定格速度に設定する旨を示す制御信号を速度設定装置10に出力すると説明したが、これに限らず、速度判定異常検出装置13は、乗りかご8の加速中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Aより定常走行中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Bが低い場合には、現在の定格速度にしたがった速度パターンによる乗りかご8の昇降に問題があるとみなし、定格速度を定格速度A,Bのうち低い定格速度Bに設定する旨を示す制御信号を速度設定装置10に出力する構成としても良い。
また、この実施形態では、速度判定異常検出装置13は、乗りかご8の加速中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Aより定常走行中に定格速度判定装置11が判別した定格速度Bが高い場合には、定格速度を定格速度A,Bのうち低い定格速度Aに設定する旨を示す制御信号を速度設定装置10に出力する構成としても良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図9は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図である。
図9に示すように、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータは、図5に示した構成と比較して、かご位置を検出するかご位置検出装置16と、かご位置によってロープ自重アンバランスを補償するロープ自重アンバランス補償トルクを設定するロープ自重補償トルク設定装置15とをさらに備える。以下、ロープ自重アンバランス補償トルクを単にロープ自重補償トルクと称する。
また、速度制御装置2と電流制御装置3の間には加算器17が設けられる。この加算器17は、速度制御装置2からの出力値およびロープ自重補償トルク設定装置15からの出力値との和を示す信号を電流制御装置3に出力する。
第2実施形態では、速度制御装置2は、ロープ自重補償トルクを考慮せずにトルク指令値を出力する。一方、第3実施形態では、速度制御装置2は、第2実施形態と比較して、この補償トルクを考慮して決定した幅だけ変動させたトルク指令値を出力する。
図10は、エレベータにおけるロープ自重補償トルクを考慮した階床とトルクの関係をグラフで示した図である。
図10には、ロープ自重補償トルクを考慮したトルク変動率の高いエレベータの乗りかごが一定の荷重状態で最下階から最上階に走行する場合のトルク指令値の変化、および乗りかごが中間階から最上階に走行する場合のトルク指令値の変化を示す。 図10に示すように、かご位置が中間階から離れるほど、ロープ自重補償トルクによるトルク指令値の変動幅が大きくなる。よって、最下階から走行する乗りかごのトルク指令値と中間階から最上階に向かって走行する乗りかごのトルク指令値との間には同じ走行距離においてα分の差が生ずる。つまり、最下階から出発した乗りかごの出発時におけるトルク指令値は中間階から出発した乗りかごの出発時におけるトルク指令値より高い。
この結果、加速中のトルク指令値と、前述したような固定値である第1閾値および第2閾値をもとに速度判定を行なっても正しい判定結果が得られない可能性がある。同様に、定常走行中のトルク指令値と、前述したような固定値である第3閾値および第4閾値をもとに速度判定を行なっても正しい判定結果が得られない可能性がある。
ここで、比例定数をGc、かご位置検出装置16により検出するかご位置をPOS(m)、昇降路の中間位置をMID_POS(m)とすると、ロープ自重補償トルクをTmCMPとすると、ロープ自重補償トルクは、以下の式(1)に示すような一次関数で示される。
TmCMP=Gc×(POS−MID_POS)…式(1)
式(1)に示すように、かご位置が昇降路の中間位置である場合にはロープ自重補償トルクは0となり、かご位置が中間階から離れるほど、ロープ自重補償トルクの値は高くなる。これにより、ロープ自重補償トルクを反映させたトルク指令値は、かご位置が最下階または最上階の場合にロープ自重補償トルクの影響を最も受けることになる。
図11は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの速度特性およびトルク特性グラフの一例を示す図である。
ロープ自重補償トルク設定装置15は、かご位置検出装置16により検出するかご位置を入力すると、式(1)にしたがってロープ自重補償トルクを計算し、この値を閾値設定装置14に出力する。
閾値設定装置14は、第1の実施形態で説明した第1閾値にロープ自重補償トルク設定装置15からのロープ自重補償トルクを加算した第5閾値を計算し、第1の実施形態で説明した第2閾値にロープ自重補償トルク設定装置15からのロープ自重補償トルクを加算した第6閾値を計算する。
また、閾値設定装置14は、第2の実施形態で説明した第3閾値にロープ自重補償トルク設定装置15からのロープ自重補償トルクを加算した第7閾値を計算し、第2の実施形態で説明した第4閾値にロープ自重補償トルク設定装置15からのロープ自重補償トルクを加算した第8閾値を計算する。
定格速度判定装置11は、トルク指令検出装置12からのトルク指令値および閾値設定装置14により計算された閾値に基づいて、モータ5の定格電力の許容範囲内における乗りかご8の適切な定格速度を判定し、これを実現するような速度パターンを生成して速度指令装置1に出力する。ここでは、トルク指令検出装置12からのトルク指令値は、ロープ自重補償トルク設定装置を考慮しない速度制御装置2からの出力値およびロープ自重補償トルク設定装置15からの出力値との和である。
この場合、定格速度判定装置11は、一定加速時は、トルク指令検出装置12から入力したトルク指令値、閾値設定装置14に記憶された各種閾値および一定加速時の速度判定テーブルを照合して適切な定格速度を判定する。ここで用いられる速度判定テーブルは、図3に示した速度判定テーブル中の第1閾値を第5閾値と読み替え、第2閾値を第6閾値と読み替えたものとする。
また、定格速度判定装置11は、定常走行時は、トルク指令検出装置12から入力したトルク指令値、閾値設定装置14に記憶された各種閾値および定常走行時の速度判定テーブルを照合して適切な定格速度を判定する。ここで用いられる速度判定テーブルは、図7に示した速度判定テーブル中の第3閾値を第7閾値と読み替え、第4閾値を第8閾値と読み替えたものとする。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータでは、ロープ自重補償トルクを考慮したトルク指令値をもとに乗りかご8の適切な定格速度を判別して、この定格速度に応じた速度パターンで乗りかご8を昇降させるので、第2実施形態と比較して、より適切な速度制御を行なうことができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図12は、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図である。
図12に示すように、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータは、図1に示した構成と比較して、速度制御装置2とトルク指令検出装置12の間にフィルタ18が設けられ、フィルタ18にはトルク指令値フィルタ周波数設定装置19が接続される。トルク指令値フィルタ周波数設定装置19はトルク指令値フィルタ周波数をフィルタ18に設定する。
フィルタ18は速度制御装置2からのトルク指令値の信号の周波数成分のうちトルク指令値フィルタ周波数を超える周波数成分を除去する。これによりトルク指令値の脈動分が除去されるので、トルク指令検出装置12による検出を正しく行なうことができる。よって、異常な速度判定が行われることを未然に防ぐことができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの速度特性グラフおよびトルク特性グラフの一例を示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの加速時の速度判定テーブルの一例を表形式で示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータによる速度制御に関する処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの速度特性グラフおよびトルク特性グラフの一例を示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの定常走行時の速度判定テーブルの一例を表形式で示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータによる速度制御に関する処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図。 エレベータにおけるロープ自重補償トルクを考慮した階床とトルクの関係をグラフで示した図。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの速度特性およびトルク特性グラフの一例を示す図。 本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示す図。 従来のエレベータの構成例を示す図。
符号の説明
1,21…速度指令装置、2,22…速度制御装置、3,23…電流制御装置、4,24…電流検出器、5,25…モータ、6,26…速度検出装置、7,27…シーブ、8,28…乗りかご、9,29…吊り合い錘、10,30…速度設定装置、11,31…定格速度判定装置、12…トルク指令検出装置、13…速度判定異常検出装置、14…閾値設定装置、15…ロープ自重補償トルクゲイン設定装置、16…かご位置検出装置、17…加算器、18…フィルタ、19…トルク指令値フィルタ周波数設定装置、32…荷重検出装置。

Claims (5)

  1. シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウェイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、
    前記シーブを回転させる巻き上げ機と、
    前記乗りかごの走行速度の指令値を設定する速度指令手段と、
    前記巻き上げ機の回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度指令手段が設定した速度指令値と前記速度検出手段が検出した速度検出値との偏差に基づいて前記巻き上げ機の回転速度制御のためのトルク指令値信号を出力するトルク指令出力手段と、
    前記トルク指令出力手段が出力した信号で示されるトルク指令値をもとに前記巻き上げ機への供給電流を制御する電流制御手段と、
    前記トルク指令出力手段が出力したトルク指令値信号を検出するトルク検出手段と、
    前記トルク検出手段が検出した信号で示されるトルク指令値と予め定められた基準値との大小に基づいて前記乗りかごの走行速度の適切な指令値を判定する判定手段と、
    前記速度指令手段により設定する指令値を前記判定手段により判定した指令値に変更する指令値変更手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 前記乗りかごの走行速度の適切な指令値は、予め定められた複数種類の指令値のうち、前記巻き上げ機の定格電力の範囲内で出来るだけ高い速度の指令値であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記判定手段は、前記乗りかごの発車後の加速時に前記トルク検出手段が検出した信号で示されるトルク指令値と予め定められた第1の基準値との大小に基づいて前記乗りかごの走行速度の適切な指令値を判定する第1判定手段であり、
    前記乗りかごの加速後の定常走行時に前記トルク検出手段が検出した信号で示されるトルク指令値と予め定められた第2の基準値との大小に基づいて前記乗りかごの走行速度の適切な指令値を判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段による判定結果と前記第2判定手段による判定結果をもとに前記速度指令手段により設定した指令値が適切であるか否かを判定する第3判定手段と
    をさらに備え、
    前記指令値変更手段は、前記速度指令手段により設定した指令値が適切でないと前記第3判別手段が判別した際に、前記設定手段により設定した指令値を予め定められた低い指令値に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  4. かご位置を検出するかご位置検出手段と、
    前記かご位置検出手段が検出したかご位置をもとに前記トルク指令値の補正値を計算する補正値計算手段と、
    前記補正値計算手段が計算した補正値をもとに前記定められた基準値を変更する基準値変更手段とをさらに備え、
    前記電流制御手段は、前記トルク指令出力手段が出力したトルク指令値および前記補正値計算手段が計算した補正値をもとに前記巻き上げ機への供給電流を制御する
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  5. 前記トルク指令値出力手段が出力したトルク指令値信号に含まれる脈動成分を除去する除去手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
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