JP2007238300A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごを常に十分な速度で走行させるエレベータを提供する。
【解決手段】速度指令変更装置21は電力算出装置22が算出した消費電力値が定格電力値より低い場合には速度指令装置11が通常時に設定する速度指令値の加算値を示す信号を出力する。速度指令装置11は通常時に設定する速度指令変更装置21からの信号で示される加算値の和の速度指令値を示す信号を出力する。この結果、速度指令値は電動機1の回転速度が通常時の定格速度値を超えるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、吊り下げ式の乗りかごの走行制御を行なうエレベータに関する。
図11は従来のエレベータの構成例を示す図である。このエレベータは電動機61、シーブ62、乗りかご63、吊り合い錘64、速度指令装置71、速度検出装置72、速度制御装置73、電流制御装置74、電流検出器75を備える。
速度指令装置71は、乗りかご63の予め定められた走行パターンに従った速度指令値を示す信号を出力する。速度検出装置72は、電動機61の回転速度を検出する。速度制御装置73は速度指令装置71からの速度指令値と速度検出装置72が検出した速度値との偏差を計算し、この偏差が無くなるように電動機61の回転速度制御のためのトルク指令値を示す信号を出力する。
電流制御装置74は、速度制御装置73からの出力値をもとに、電動機61への供給電流値の目標値を決定する。電流検出器75は、図示しない配電系統から電動機61への供給電流値を検出し、この値を示す信号を電流制御装置74に出力する。
電流制御装置74は、電流検出器75が検出した供給電流値が供給電流値の目標値となるように電動機61への供給電流値の制御値を可変する。また、同様の構成の装置は例えば特許文献1に開示される。
特開2005−170537号公報
電動機61の消費電力は乗りかご63の運転形態により大幅に異なる。具体的には、例えば乗りかご63内の負荷が大きいなどの理由で乗りかご63の昇降に大きな力が必要になる場合には電動機61の消費電力は大きい。一方、乗りかご63内の負荷が小さいなどの理由で乗りかご63の昇降に大きな力が必要ない場合には電動機61の消費電力は小さい。
ここで、電動機61の消費電力が小さい場合には、この消費電力は定格電力を下回る。つまり前述したように、乗りかご63の運転に必要な力を考慮せずに乗りかご63の速度を制御するのでは、電動機61の消費電力が定格電力を大幅に下回る場合があり、当該電動機61の機能を乗りかご63の昇降に十分に生かすことができない。したがって乗りかご63を常に十分な速度で走行させることができない。
そこで、本発明の目的は、乗りかごを常に十分な速度で走行させることが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウェイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、シーブを回転させる電動機とを備え、乗りかごの走行速度の指令値を設定し、電動機の回転速度を検出する速度検出し、設定済みの速度指令値と前記速度検出手段が検出した速度検出値との偏差に基づいて前記電動機の回転速度制御のためのトルク指令値を出力し、出力されたトルク指令値をもとに前記電動機への供給電流を制御し、出力されたトルク指令値と速度検出値とをもとに電動機の駆動電力を計算し、この計算した駆動電力があらかじめ定められた定格電力値より低い場合に設定する速度指令値を上昇させることを特徴とする。
本発明によれば、乗りかごを常に十分な速度で走行させることができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。
このエレベータは電動機1、シーブ2、乗りかご3、吊り合い錘4、速度指令装置11、速度検出装置12、速度制御装置13、電流制御装置14、電流検出器15、速度指令変更装置21および電力算出装置22を備える。
速度指令装置11は、乗りかご3の予め定められた走行パターンに従った速度指令値を示す信号を出力する。速度検出装置12は、電動機1の回転速度を検出する。速度制御装置13は、速度指令装置11からの速度指令値と速度検出装置12が検出した速度値との差分をもとに、この差分が無くなるように電動機1の回転速度制御のためのトルク指令値を示す信号を出力する。
電流制御装置14は、速度制御装置13からの出力値をもとに電動機1への供給電流値の目標値を決定する。電流検出器15は図示しない配電系統から電動機1への供給電流値を検出し、この値を示す信号を電流制御装置14に出力する。
電流制御装置14は電流検出器15が検出した供給電流値が供給電流値の目標値となるように電動機1への供給電流値の制御値を可変する。電力算出装置22は速度制御装置13からの出力指令値Tmおよび速度検出装置12による速度検出値ωをもとに電動機1の消費電力値Pを以下の式(1)にしたがって算出する。
P=K×Tm×ω(K:比例定数) …式(1)
図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの電動機の消費電力と速度指令値の関係を示した図である。
図2に示すように、本実施形態にしたがったエレベータの速度指令変更装置21は、電力算出装置22が算出した電動機1の消費電力値Pが電動機1の定格電力値Prateである場合には信号出力を行なわない。この結果、速度指令値は電動機1の回転速度が定格速度値Vrateを超えないように制御される。
一方、速度指令変更装置21は、電力算出装置22が算出した消費電力値Pが定格電力値Prateより低い場合には、速度指令装置11が通常時に設定する速度指令値の加算値Vaddを示す信号を出力する。通常時に設定する速度指令値とは、速度指令変更装置21が信号出力を行なわない場合の速度指令値である。
速度指令装置11は、通常時の速度指令値に速度指令変更装置21からの信号で示される加算値を加えた速度指令値を示す信号を出力する。この結果、速度指令値は電動機1の回転速度が定格速度値Vrateを超えるようになる。
図3は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの電動機の消費電力と速度指令値の関係を表形式で示す図である。図3に示すように、消費電力値Pが定格電力値Prateである場合には、速度指令装置11からの最大速度指令値は通常時の定格速度値Vrateとなる。一方、消費電力値Pが定格電力値Prate未満または0以下である場合には、最大速度指令値は定格速度値Vrateと上昇分Vaddの和となる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータでは、電動機1の消費電力値が定格電力値に対して余裕がある場合には速度指令値を上昇させるので、乗りかご3の走行時間を短縮することができる。つまり、乗客の待ち時間及び移動時間の短縮が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態に係るエレベータの構成は図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので同一部分の説明は省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの電力算出装置22は、第1の実施形態と異なり、速度検出装置12が検出した速度値と電流検出器15が検出した電流値Iをもとに電動機1の消費電力値Pを以下の式(2)にしたがって算出する。
P=K1×I×ω(K1:比例定数) …式(2)
これにより、本発明の第1の実施形態と比較して、速度検出装置12が検出した速度値と電流検出器15が検出した電流値Iをもとに電動機1の消費電力値Pを算出しており、本発明の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータでは、電動機1の消費電力値が定格電力値に対して余裕がある場合には速度指令値を上昇させるので、乗りかご3の走行時間を短縮することができる。つまり、乗客の待ち時間及び移動時間の短縮が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図5は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータは第1の実施形態と比較して、交流電源5、整流器6、平滑コンデンサ7およびインバータ8をさらに備える。また、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータは第1の実施形態と比較して、電力算出装置22に代えて電圧検出装置31を備える。
交流電源5は整流器6と接続される。整流器6は交流電源5から出力される三相交流電流を直流電流に変換する。整流器6の直流出力ライン間には平滑コンデンサ7が設けられる。平滑コンデンサ7は整流器6で変換された直流電流に含まれる脈動分(リプル)を平滑化する。
整流器6からみた平滑コンデンサ7の後段にはインバータ8が設けられる。インバータ8は、平滑コンデンサ7で平滑化された直流電流を可変電圧可変周波数の交流電流に変換して電動機1に供給する。また、電流制御装置14はインバータ8が電動機1に供給する電流値を制御する。
電圧検出装置31は平滑コンデンサ7の端子電圧を検出する。速度指令変更装置21は電圧検出装置31が検出した電圧値をもとに速度指令装置11による速度指令値の加算値を示す信号を出力する。
図6は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの速度指令値と平滑コンデンサ端子電圧の関係を示す図である。
図6に示すように、電圧検出装置31にて検出される電圧値の変動は、電動機1の消費電力値の変動を意味する。この消費電力は電動機1の運転状態が力行運転と回生運転の間で遷移する際に変動する。電動機1の運転状態が回生運転にある場合には、電動機1は電力を消費せずに当該電動機1の方から平滑コンデンサ7に向かって電力が戻る。力行運転時の平滑コンデンサ7の端子電圧は回生運転時の平滑コンデンサ7の端子電圧の下限値と比較して低い。
この性質にしたがって、速度指令変更装置21は、電圧検出装置31が検出した電圧値が回生運転時の下限値である基準電圧値より低い場合には力行運転であるとみなし、信号出力を行なわない。
一方、速度指令変更装置21は電圧検出装置31が算出した検出した電圧値が基準電圧値以上である場合には回生運転にあるとみなし、速度指令装置11が設定する速度指令値の加算値を出力する。
この結果、電動機1の消費電力値が定格電力値に達していると検出された場合には、速度指令値は定格速度値を超えないように制御され、電動機1の消費電力値が定格電力に比べて余裕があると検出された場合には速度指令値は定格速度値を超えるようになる。
つまり本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータは電動機1の運転状態が回生運転にある場合で電動機1の消費電力値が定格電圧値より低い場合に乗りかご3の速度指令値を上昇させるので、乗りかご3の走行時間を短縮することができる。つまり、乗客の待ち時間及び移動時間の短縮が可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図7は、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータは第3の実施形態と比較して、電圧検出装置31と速度指令変更装置21の間に電圧幅検出装置41をさらに備える。
図8は、本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの速度指令値と平滑コンデンサ端子電圧の関係を示す図である。
図8に示すように、電圧幅検出装置41は電圧検出装置31が検出した直流電圧値が予め定められた直流電圧幅の下限値および上限値の間にある場合のみに、これを示す制御信号を出力する。
この直流電圧幅の下限値は電動機1の運転状態が軽負荷力行運転にある場合の平滑コンデンサ7の端子電圧の下限値であり、この下限値は第3の実施形態で説明した基準電圧値より低い。電動機1の運転状態が軽負荷力行運転にある場合には電動機1の消費電力値は定格電力値より低い。
また、直流電圧幅の上限値は電動機1の運転状態が回生運転にある場合の平滑コンデンサ7の端子電圧の上限値である。
速度指令変更装置21は、電圧幅検出装置41からの信号を入力した場合には電動機1の運転状態が回生運転および軽負荷力行運転の何れかにあるとみなし、速度指令装置11が設定する速度指令値の加算値を出力する。
つまり、このエレベータは本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータと比較して、電動機1の運転状態が軽負荷力行運転にある場合でも乗りかご3の速度指令値を上昇させるので、乗りかご3の走行時間をさらに短縮することができる。よって、乗客の待ち時間及び移動時間のさらなる短縮が可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図9は、本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。
図9に示すように、本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータは第1の実施形態と比較して、速度指令変更装置21と速度指令装置11の間に速度指令リミット装置51をさらに備える。
速度指令リミット装置51は、速度指令変更装置21からの加算値が予め定められた上限値を超えるか否かを判別する。速度指令リミット装置51は速度指令変更装置21からの加算値が上限値を超える場合には信号出力を行わず、速度指令変更装置21からの加算値が上限値以下である場合には、この加算値を示す信号を出力する。
これにより、機器異常などにより速度指令変更装置21が出力した加算値が明らかに高い場合でも当該加算値を制限することができるので、速度指令装置11からの速度指令値の不必要な上昇を防止することができる。よって電動機1を保全できる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。この実施形態にしたがったエレベータの構成は図1に示した構成と同様である。
図10は、本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの電動機の消費電力と速度指令値の関係を表形式で示す図である。
図10に示すように、このエレベータの速度指令変更装置21は電力算出装置22からの電力値が定格電力値Prate未満である場合には、速度指令装置11が設定する速度指令値の第1加算値を示す信号を速度指令装置11に出力する。この結果、速度指令装置11による速度指令値は当初の値に第1加算値を加えた値となり、図10に示すように電動機1の消費電力値は第1上昇値だけ上昇する。
この後、速度指令変更装置21は電力算出装置22からの電力値を再度入力し、この値が定格電力値Prate未満である場合には、速度指令装置11による速度指令値の第2加算値を示す信号を出力する。この結果、速度指令装置11による速度指令値は当初の値に第1加算値および第2加算値を加えた値となる。この結果、図10に示すように電動機1の消費電力値は第2上昇値だけさらに上昇し、この値は定格電力値Prateを超えないものとする。
つまり、このエレベータは第1の実施形態で説明した速度指令値の加算制御を一度行なった後で電動機1の消費電力が依然として定格電力値未満である場合には、速度指令装置11による速度指令値をさらに加算することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの電動機の消費電力と速度指令値の関係を示した図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの電動機の消費電力と速度指令値の関係を表形式で示す図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの速度指令値と平滑コンデンサ端子電圧の関係を示す図。 本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態にしたがったエレベータの速度指令値と平滑コンデンサ端子電圧の関係を示す図。 本発明の第5の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の第6の実施形態にしたがったエレベータの電動機の消費電力と速度指令値の関係を表形式で示す図。 従来のエレベータの構成例を示す図。
符号の説明
1,61…電動機、2,62…シーブ、3,63…乗りかご、4,64…吊り合い錘、
5…交流電源、6…整流器、7…平滑コンデンサ、8…インバータ、11,71…速度指令装置、12,72…速度検出装置、13,73…速度制御装置、14,74…電流制御装置、15,75…電流検出器、21…速度指令変更装置、22…電力算出装置、31…電圧検出装置、41…電圧幅検出装置、51…速度指令リミット装置。

Claims (6)

  1. シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウェイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、
    前記シーブを回転させる電動機と、
    前記乗りかごの走行速度の指令値を設定する速度指令手段と、
    前記電動機の回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度指令手段が設定した指令値と前記速度検出手段が検出した速度検出値との偏差に基づいて前記電動機の回転速度制御のためのトルク指令値を出力するトルク指令出力手段と、
    前記トルク指令出力手段が出力したトルク指令値をもとに前記電動機への供給電流を制御する電流制御手段と、
    前記トルク指令出力手段が出力したトルク指令値と前記速度検出手段が検出した速度検出値とをもとに前記電動機の駆動電力を計算する計算手段と、
    この計算手段が計算した駆動電力があらかじめ定められた定格電力値より低い場合に前記速度指令手段が設定する指令値を上昇させる指令値変更手段と
    を備えた事を特徴とするエレベータ。
  2. シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウェイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、
    前記シーブを回転させる電動機と、
    前記乗りかごの走行速度の指令値を設定する速度指令手段と、
    前記電動機の回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度指令手段が設定した指令値と前記速度検出手段が検出した速度検出値との偏差に基づいて前記電動機の回転速度制御のためのトルク指令値を出力するトルク指令出力手段と、
    前記トルク指令出力手段が出力したトルク指令値をもとに前記電動機への供給電流を制御する電流制御手段と、
    この電流制御手段により制御される供給電流値を検出する電流検出手段と、
    この電流検出手段が検出した電流値と前記速度検出手段が検出した速度検出値とをもとに前記電動機の駆動電力を計算する計算手段と、
    この計算手段が計算した駆動電力があらかじめ定められた定格電力値より低い場合に前記速度指令手段が設定する指令値を上昇させる指令値変更手段と
    を備えた事を特徴とするエレベータ。
  3. シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウェイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、
    交流電源からの交流電流を直流電流に変換する整流回路と、
    この整流回路で変換された直流電流の脈動を平滑化する平滑コンデンサと、
    この平滑化された直流電流を可変電圧可変周波数の交流電流に変換して出力するインバータと、
    このインバータから出力された交流電流で駆動して前記シーブを回転させる電動機と、
    前記乗りかごの走行速度の指令値を設定する速度指令手段と、
    前記電動機の回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度指令手段が設定した指令値と前記速度検出手段が検出した速度検出値との偏差に基づいて前記電動機の回転速度制御のためのトルク指令値を出力するトルク指令出力手段と、
    前記トルク指令出力手段が出力したトルク指令値をもとに前記インバータから前記電動機への電流を制御する電流制御手段と、
    前記平滑コンデンサの端子電圧を検出する電圧検出手段と、
    この電圧検出手段により検出した電圧が回生運転時の電圧である場合に前記速度指令手段が設定する指令値を上昇させる指令値変更手段と
    を備えた事を特徴とするエレベータ。
  4. 前記指令値変更手段は、前記電圧検出手段により検出した電圧が前記回生運転時および軽負荷力行運転時のいずれかの電圧である場合に前記速度指令手段が設定する指令値を上昇させることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  5. 前記指令値変更手段が上昇させた指令値が予め定められた条件を満たすように当該指令値の調整を行なう指令値調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  6. 前記指令値変更手段は、前記計算手段が計算した駆動電力があらかじめ定められた定格電力値より低い場合に前記速度指令手段が設定する指令値を第1の指令値まで上昇させ、この上昇後、前記計算手段が計算した駆動電力があらかじめ定められた定格電力値より低いままの場合に前記速度指令手段が設定する指令値を前記第1の指令値を超える第2の指令値まで上昇させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
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