JP2003192246A - エレベータの速度制御装置及び速度制御方法、並びに速度制御プログラム - Google Patents

エレベータの速度制御装置及び速度制御方法、並びに速度制御プログラム

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JP2003192246A JP2001394813A JP2001394813A JP2003192246A JP 2003192246 A JP2003192246 A JP 2003192246A JP 2001394813 A JP2001394813 A JP 2001394813A JP 2001394813 A JP2001394813 A JP 2001394813A JP 2003192246 A JP2003192246 A JP 2003192246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗りかごを駆動するモータの能力を最大限利
用し、乗りかごが可能な限り速やかに行き先階へと移動
できるようにして、エレベータのサービス向上を実現す
る。 【解決手段】 乗りかご1の戸閉が完了して停止してい
る間に、定格速度設定部11が荷重センサ14により検
出された乗りかご1の積載質量に応じて、乗りかご1を
行き先階へと移動させる際の定格速度及びこの定格速度
にまで加速する加速度を設定する。そして、モータ制御
部13が、定格速度設定部11により設定された定格速
度及び加速度で乗りかご1が行き先階へと移動するよう
に、乗りかご1の駆動源であるモータ5を駆動制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの駆動によ
って乗りかごが移動するエレベータの速度制御装置及び
速度制御方法、並びに、速度制御装置に組み込まれる速
度制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータは、乗客や荷物が積載された
乗りかごをモータの駆動によって移動操作させて、乗客
や荷物を目的階まで運搬するようにしている。このよう
なエレベータにおいて、乗りかごの移動速度は、予め決
められた定格速度で一定となるように制御されているの
が一般的である。ここで、定格速度とは、乗りかごに積
載荷重を作用させて上昇するときの最高速度をいう。
【0003】エレベータの乗りかごを駆動するモータ
は、予め決められた乗りかごの定格速度と最大積載質量
とから必要な容量が計算され、乗りかごに最大積載質量
で乗客や荷物が積載された場合でも、乗りかごを定格速
度で確実に移動操作させ得る十分な容量を有するものが
選定される。
【0004】例えば、図6に示すように、乗りかごの定
格速度がVa、最大積載質量がLaに設定されたエレベ
ータにおいては、乗りかごを駆動するモータとして、複
数種のモータのうちから容量C3のモータが選ばれる。
この容量C3のモータを用いて乗りかごを駆動すれば、
乗りかごに最大積載質量Laの乗客や荷物が積載された
場合、この乗りかごは定格速度Vaで確実に移動操作さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エレベータ
の乗りかごに最大積載質量の乗客や荷物が積載されるこ
とは極めて稀であり、通常は、最大積載質量に満たない
積載質量で乗りかごが移動操作されることが多い。
【0006】しかしながら、従来のエレベータでは、乗
りかごの定格速度が予め決定されており、乗りかごの積
載質量が最大積載質量に満たない場合でも、乗りかごを
予め決められた定格速度で移動操作されるため、乗りか
ごを駆動するモータの能力を効率的に利用できていない
のが実情である。すなわち、図6に示した例において
は、例えば乗りかごの積載質量がLbの場合には、容量
C3のモータでは乗りかごを速度Vbで移動操作させる
ことができるにも拘わらず、定格速度Vaで移動操作す
るようにしているので、モータの能力が十分に活かされ
ていない。
【0007】近年では、建物の高層化に伴って、エレベ
ータの乗りかごの移動速度を高速化することが強く求め
られる傾向にある。このような背景を考えると、乗りか
ごの積載質量が最大積載質量に満たない場合におけるモ
ータの余力を有効利用して、乗りかごの移動速度を高め
ることが、エレベータのサービス向上を図る上でも非常
に有効と思われる。
【0008】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て創案されたものであって、乗りかごを駆動するモータ
の能力を最大限利用して、エレベータのサービス向上を
実現することができるエレベータの速度制御装置、及び
速度制御方法、並びにエレベータの速度制御装置に組み
込まれる速度制御プログラムを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエレベータ
の速度制御装置は、モータの駆動によって乗りかごが移
動するエレベータに設けられ、前記乗りかごの移動速度
を制御するものであり、前記乗りかごの積載質量を検出
する積載質量検出手段と、前記乗りかごが停止している
間に、前記積載質量検出手段によって検出された前記乗
りかごの積載質量に応じて、前記乗りかごを移動させる
際の定格速度を設定する定格速度設定手段と、前記乗り
かごが前記定格速度設定手段により設定された定格速度
で移動するように、前記モータを駆動制御するモータ制
御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0010】このエレベータの速度制御装置では、着床
階での乗客の乗り降り等に応じて変化する乗りかごの積
載質量が積載質量検出手段によって検出され、乗りかご
が停止している間に、積載質量検出手段によって検出さ
れた乗りかごの積載質量に応じて、当該乗りかごを移動
させる際の定格速度が定格速度設定手段によって設定さ
れる。そして、乗りかごがこの定格速度設定手段によっ
て設定された定格速度で移動するように、モータ制御手
段によって、乗りかごを駆動するモータが駆動制御され
る。
【0011】このエレベータの速度制御装置では、以上
のように乗りかごの積載質量に応じて定格速度が設定さ
れるので、乗りかごの積載質量が減少してモータに余力
が生じたときは、その分乗りかごの移動速度を高めるこ
とができ、モータの能力を有効に活かした効率的な運用
が可能となる。
【0012】また、本発明に係るエレベータの速度制御
方法は、モータの駆動によって乗りかごが移動するエレ
ベータの前記乗りかごの移動速度を制御する方法であ
り、前記乗りかごの積載質量を検出し、前記乗りかごが
停止している間に、前記検出された乗りかごの積載質量
に応じて、前記乗りかごを移動させる際の定格速度を設
定し、前記乗りかごが前記設定された定格速度で移動す
るように、前記モータを駆動制御することを特徴とする
ものである。
【0013】このエレベータの速度制御方法では、着床
階での乗客の乗り降り等に応じて変化する乗りかごの積
載質量に応じて定格速度が設定され、この定格速度で乗
りかごが移動操作されるようにモータが駆動制御される
ので、積載質量が減少して乗りかごを駆動するモータに
余力が生じたときは、その分乗りかごの移動速度を高め
ることができ、モータの能力を有効に活かした効率的な
運用が可能となる。
【0014】また、本発明に係る速度制御プログラム
は、モータの駆動によって乗りかごが移動するエレベー
タに設けられて前記乗りかごの移動速度を制御する速度
制御装置に組み込まれるプログラムであり、前記エレベ
ータの速度制御装置に、前記乗りかごが停止している間
に、積載量検出手段によって検出された乗りかごの積載
質量に応じて、前記乗りかごを移動させる際の定格速度
を設定する定格速度設定機能と、前記乗りかごが前記設
定された定格速度で移動するように、前記モータを駆動
制御するモータ制御機能とを実現させることを特徴とす
るものである。
【0015】この速度制御プログラムがエレベータの速
度制御装置に組み込まれると、速度制御装置が、着床階
での乗客の乗り降り等に応じて変化する乗りかごの積載
質量に応じて定格速度を設定し、この定格速度で乗りか
ごが移動操作されるようにモータを駆動制御するので、
積載質量が減少して乗りかごを駆動するモータに余力が
生じたときは、その分乗りかごの移動速度を高めること
ができ、モータの能力を有効に活かした効率的な運用が
可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】(第1の実施形態)本発明を適用したエレ
ベータの概略構成を図1に模式的に示す。この図1に示
すエレベータは、乗客や荷物が積載される乗りかご1を
備えている。この乗りかご1には、当該乗りかご1をエ
レベータ昇降路内でつり下げ支持するためのメインロー
プ2の一端側が締結されている。また、このメインロー
プ2の他端側は、乗りかご2と重量バランスを取るため
のつり合いおもり3に締結されている。
【0018】これら乗りかご2やつり合いおもり3の上
方には、メインロープ2が掛けられるメインシーブ4が
設けられている。このメインシーブ4は、モータ5の回
転軸に取り付けられており、モータ5の駆動力を受けて
回転して、メインロープ2を送り動作させるようになっ
ている。そして、メインロープ2が送り動作されること
で、乗りかご1が上下階に亘ってエレベータ昇降路内を
移動するようになっている。
【0019】また、乗りかご1の下端部とつり合いおも
り3の下端部には、コンペンロープ(コンペンセーティ
ングロープ)6の一端側と他端側とがそれぞれ締結され
ている。コンペンロープ6は、乗りかご1の移動に伴う
乗りかご1とつり合いおもり3との間での重量バランス
の変動を低減させるためのものであり、コンペンシーブ
(コンペンセーティングシーブ)7によって所定のテン
ションが付与された状態で乗りかご1とつり合いおもり
3との間に架張されている。
【0020】このエレベータの運転は、エレベータ制御
装置10によって制御されるようになっている。エレベ
ータ制御装置10は、乗客によるホール呼びやかご呼び
に応じて乗りかご1の行き先階を決定し、モータ5を駆
動制御して乗りかご1を行き先階まで移動操作させる等
の各種制御を行う。特に、本発明を適用したエレベータ
では、このエレベータ制御装置10に、定格速度設定部
11や速度テーブル12、モータ制御部13が設けら
れ、定格速度設定部11で設定された定格速度で乗りか
ご1が移動するように、モータ制御部13がモータ5を
駆動制御するようになっている。また、乗りかご1に
は、この乗りかご1の積載質量を検出するための荷重セ
ンサ14が設けられており、この荷重センサ14からの
検出信号がエレベータ制御装置10の定格速度設定部1
1に供給されるようになっている。そして、エレベータ
制御装置10の定格速度設定部11、速度テーブル1
2、モータ制御部13と、乗りかご1に設けられた荷重
センサ14とにより、本発明に係るエレベータの速度制
御装置が構成されている。
【0021】定格速度設定部11は、荷重センサ14に
より検出された乗りかご1の積載質量に応じて、乗りか
ご1を移動させる際の定格速度を設定するものである。
ここで、定格速度は、加速時及び減速時を除いた乗りか
ご1の移動速度であり、例えば、300m/分、240
m/分、210m/分、180m/分、150m/分、
120m/分等の中から選択的に設定される。これらの
速度のうちで乗りかご1を移動させる際の定格速度とし
て選択可能な速度は、その時点における乗りかご1の積
載質量と、モータ5の容量とによって決定される。
【0022】すなわち、モータ5が乗りかご1を駆動す
る際に要求される所要動力は、その時点における乗りか
ご1の積載質量と、この乗りかご1の定格速度との積に
よって求められる。ここで、例えば、モータ5が図2中
の曲線で示される容量(最大トルク)を有するものであ
る場合、乗りかご1の積載質量がL1であれば、乗りか
ご1を移動させる際の定格速度としてV1以下の速度
(例えば150m/分、120m/分等)が選択可能で
あり、また、乗りかご1の積載質量がL2であれば、乗
りかご1を移動させる際の定格速度としてV2以下の速
度(例えば240m/分、210m/分、180m/分
等)が選択可能である。
【0023】定格速度設定部11は、以上のように、モ
ータ5の容量と荷重センサ14により検出された乗りか
ご1の積載質量とから求められる選択可能な速度のうち
で、最速の速度を定格速度として設定するようにしてい
る。例えば、上述した例で、乗りかご1の積載質量がL
1である場合には、定格速度設定部11は、乗りかご1
の定格速度を150m/分に設定し、乗りかご1の積載
質量がL2である場合には、定格速度設定部11は、乗
りかご1の定格速度を240m/分に設定する。
【0024】詳述すると、定格速度設定部11は、乗り
かご1が停止している間、荷重センサ14から供給され
る検出信号をもとに、乗りかご1の積載質量を常時監視
する。そして、乗りかご1の戸閉が完了し、乗りかご1
の積載質量に変動が生じない状況となったら、その時点
での乗りかご1の積載質量をもとに、速度テーブル12
を参照して乗りかご1の定格速度を設定する。
【0025】速度テーブル12には、乗りかご1の積載
質量と、モータ5の容量の範囲内において設定可能な最
速の定格速度とが対応付けられて記載されている。具体
的には、例えば図2に示したモータ5の容量を示す曲線
上で複数の点がサンプリングされ、これらサンプリング
された各点に対応する積載質量と定格速度とが、それぞ
れ対応付けられて速度テーブル12に記載されている。
【0026】定格速度設定部11は、乗りかご1の戸閉
が完了した時点での積載質量をもとに、速度テーブル1
2を参照して、モータ5の容量の範囲内において設定可
能な最速の定格速度を、乗りかご1を移動させる際の定
格速度として設定するようにしている。
【0027】また、定格速度設定部11は、乗りかご1
の定格速度を設定すると、乗りかご1を設定した定格速
度にまで加速させる加速度を設定する。この加速度は、
乗りかご1の乗り心地を考慮して、定格速度毎に理想的
な値が予め定められており、例えば、定格速度と対応付
けられて速度テーブル12に記載されている。そして、
定格速度設定部11は、乗りかごの定格速度を設定する
と、速度テーブル12を参照して、設定した定格速度に
対応した加速度を、乗りかご1を定格速度にまで加速さ
せる加速度として設定する。具体的には、例えば、定格
速度が60m/分或いは45m/分に設定されたとき
は、加速度は0.5m/sに設定され、定格速度が1
05m/分或いは90m/分に設定されたときは、加速
度は0.7m/sに設定され、定格速度が120m/
分以上に設定されたときは、加速度は0.9m/s
設定されるようになっている。
【0028】ただし、本発明を適用したエレベータで
は、乗りかご1の定格速度がモータ5の容量の範囲内に
おいて設定可能なほぼ最速の定格速度に設定されるよう
になっているので、以上のように定格速度に応じて一義
的に加速度を設定すると、モータ5を駆動するための必
要トルクがモータ5の最大トルクを上回る場合がある。
そこで、このような場合には、定格速度設定部11は加
速度を低い値に再設定し、モータ5を駆動するための必
要トルクがモータ5の最大トルク以下となるようにして
いる。
【0029】モータ制御部13は、定格速度設定部11
によって設定された定格速度で乗りかご1が移動するよ
うに、メインシーブ4及びメインロープ2を介して乗り
かご1を駆動するモータ5の駆動制御を行うものであ
る。具体的には、このモータ制御部13は、モータ5の
回転速度を監視しながら、この回転速度が乗りかご1を
定格速度設定部11で設定された定格速度で移動させる
速度となるように、フィードバック制御を行う。
【0030】なお、エレベータ制御装置10における定
格速度設定部11やモータ制御部13は、エレベータ制
御装置10に設けられた演算処理回路が、エレベータ制
御装置10に組み込まれた速度制御プログラムに応じた
処理を実行することで実現されるものである。この速度
制御プログラムは、予めプログラムROMとしてエレベ
ータ制御装置10内に組み込まれていてもよいし、後
日、記録媒体からエレベータ制御装置10内のメモリに
書き込まれるようにしてもよい。
【0031】ここで、以上のような本発明を適用したエ
レベータにおいて、乗りかご1を行き先階に移動させる
際の一連の処理の流れを図3のフローチャートを参照し
て説明する。
【0032】まず、ステップS1−1において、所定の
階床に着床している乗りかご1の戸閉が完了して乗りか
ご1の積載質量に殆ど変動が生じない状況となると、ス
テップS1−2において、エレベータ制御装置10の定
格速度設定部11により、その時点で荷重センサ14に
より検出された乗りかご1の積載質量が、乗りかご1が
行き先階へと移動する間の積載質量として設定される。
この乗りかご1の積載質量は、乗りかご1が行き先階に
着床し戸開されて乗客の乗り降りや荷物の積み降ろしが
あるまで変動しない。
【0033】次に、ステップS1−3において、定格速
度設定部11により速度テーブル12が参照されて、乗
りかご1の積載質量をもとに、モータ5の容量の範囲内
において設定可能な最速の定格速度が取得され、乗りか
ご1を行き先階へと移動させる際の定格速度として設定
される。
【0034】次に、ステップS1−4において、定格速
度設定部11により速度テーブル12が参照されて、乗
りかご1を設定した定格速度にまで加速させる加速度が
仮設定される。
【0035】次に、ステップS1−5において、定格速
度設定部11により、乗りかごが着床している階床と乗
りかご1の積載質量とに基づいてアンバランストルクが
算出され、モータ5を駆動するための必要トルクがモー
タ5の最大トルク以下であるかどうかが判断される。こ
こで、アンバランストルクは、乗りかご1の位置に応じ
て変動する乗りかご1とつり合いおもり3との重量アン
バランスを是正するために必要な力である。このアンバ
ランストルクが大きい場合には、モータ5を駆動するた
めの必要トルクがモータ5の最大トルクを越える場合も
ある。
【0036】モータ5を駆動するための必要トルクがモ
ータ5の最大トルク以下であると判断されると、次に、
ステップS1−6において、定格速度設定部11によ
り、ステップS1−4で仮設定された加速度が、乗りか
ご1をステップS1−3で設定した定格速度にまで加速
させる加速度として設定される。一方、モータ5を駆動
するための必要トルクがモータ5の最大トルクを越える
と判断されると、ステップS1−4に戻って加速度が低
い値に再設定され、再度ステップS1−5の判断が行わ
れる。
【0037】定格速度設定部11により乗りかご1を行
き先階へと移動させる際の定格速度及び加速度が設定さ
れると、次に、ステップS1−7において、モータ制御
部13により、定格速度設定部11で設定された定格速
度及び加速度で乗りかご1が行き先階へと移動するよう
に、モータ5が駆動制御される。これにより、モータ5
の能力が最大限活かされて、乗りかご1が行き先階へと
速やかに移動することになる。
【0038】以上説明したように、本発明を適用したエ
レベータでは、乗りかご5を行き先階へと移動させる際
に、乗りかご5の積載質量が検出され、この乗りかご5
の積載質量に応じて、モータ5の容量の範囲内において
最速の定格速度及び加速度が設定されるようになってい
るので、乗りかご5を可能な限り速やかに行き先階へと
移動させることができ、サービス向上を実現できる。
【0039】また、このエレベータでは、エレベータ制
御装置10に、乗りかご1の積載質量と、モータ5の容
量の範囲内において設定可能な最速の定格速度とが対応
付けられて記載された速度テーブル12が設けられ、定
格速度設定部11が、この速度テーブル12を参照し
て、乗りかご1を行き先階へと移動させる際の定格速度
を設定するようにしているので、乗りかご1の積載質量
に応じた定格速度の設定を極めて簡便且つ正確に行うこ
とができる。
【0040】なお、以上は、予め定められた複数の速
度、例えば、300m/分、240m/分、210m/
分、180m/分、150m/分、120m/分等のう
ちで、乗りかご1の積載質量に応じて、モータ5の容量
の範囲内で設定可能な最速の速度を乗りかご1の定格速
度に設定するようにした例について説明したが、本発明
は、以上の例に限定されるものではなく、モータ5の容
量と乗りかご5の積載質量とからリニアに算出される速
度を乗りかご1の定格速度として設定するようにしても
よい。
【0041】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。この第2の実施形態では、
エレベータ制御装置10の定格速度設定部11が、乗り
かご1の積載質量に応じて乗りかご1を移動させる際の
定格速度及び加速度を設定したときに、乗りかご1の移
動距離がこれら設定した定格速度及び加速度が出せる距
離であるかどうかを判断し、乗りかご1の移動距離が定
格速度及び加速度が出せない距離である場合には、定格
速度及び加速度を再設定するようにしている。その他の
構成については、第1の実施形態と同様であるので、以
下、第2の実施形態で特徴的な部分についてのみ説明す
る。
【0042】乗りかご1の移動距離は、乗りかご1が着
床している階床と、乗客によるホール呼びやかご呼びに
応じて決定される乗りかご1の行き先階との間の距離で
ある。また、定格速度及び加速度が出せる距離とは、乗
りかご1が設定された加速度で加速し、設定された定格
速度に達した後、加速度と同様の減速度で減速して停止
するまでの距離である。ここで、例えば、1階に着床し
ている乗りかご1が、乗客によるホール呼びやかご呼び
に応じて2階に移動する場合を考えると、乗りかご1の
積載質量に応じて、乗りかご1の定格速度が90m/分
以上、加速度が0.7m/s以上に設定された場合に
は、図4に示すように、乗りかご1の移動距離(1階と
2階との間の距離)が、設定された乗りかご1の定格速
度(90m/分)及び加速度(0.7m/s)を出す
のに十分ではない。
【0043】このような場合には、エレベータ制御装置
10の定格速度設定部11は、定格速度及び加速度を低
い値に再設定し、乗りかご1の移動距離がこれら再設定
した定格速度及び加速度が出せる距離であるかどうかを
再度判断する。そして、定格速度及び加速度が出せる距
離が乗りかご1の移動距離以内となった時点における定
格速度及び加速度を、最終的に、乗りかご1を移動させ
る際の定格速度及び加速度として設定する。
【0044】上述した例では、例えば、乗りかご1の積
載質量に応じて設定された乗りかご1の定格速度が10
5m/分、加速度が0.7m/sであったとすると、
1階から2階へと移動する乗りかご1の移動距離は、こ
れら定格速度及び加速度を出すのに十分な距離ではない
ので、エレベータ制御装置10の定格速度設定部11
は、定格速度を90m/分、加速度を0.7m/s
再設定し、乗りかご1の移動距離がこれら再設定した定
格速度及び加速度が出せる距離であるかどうかを再度判
断する。定格速度が90m/分、加速度が0.7m/s
の場合には、これら定格速度及び加速度を出せる距離
が、未だ乗りかご1の移動距離よりも大きいので、定格
速度設定部11は、次に、定格速度を60m/分、加速
度を0.5m/sに再設定し、乗りかご1の移動距離
がこれら再設定した定格速度及び加速度が出せる距離で
あるかどうかを再度判断する。定格速度が60m/分、
加速度が0.5m/sの場合には、これら定格速度及
び加速度を出せる距離が乗りかご1の移動距離以内とな
るので、定格速度設定部11は、定格速度60m/分、
加速度0.5m/sを、乗りかご1を移動させる際の
定格速度及び加速度として最終的に設定する。
【0045】第2の実施形態のエレベータでは、以上の
ように、乗りかご1の移動距離が乗りかご1の積載質量
に応じて設定された定格速度及び加速度が出せない距離
である場合に、定格速度及び加速度を低い値に再設定す
ることで、乗りかご1の乗り心地の低下を抑制しなが
ら、乗りかご5を可能な限り速やかに行き先階へと移動
させることができる。すなわち、乗りかご1の移動距離
が短い場合に、この乗りかご1の積載質量に応じて定格
速度及び加速度が高い値に設定されると、乗りかご1の
加速と減速との切り換えを急激に行う必要が生じ、乗り
かご1の乗り心地を低下させる場合がある。これに対し
て、第2の実施形態のエレベータでは、乗りかご1の積
載質量に加えて移動距離も考慮して最適な定格速度及び
加速度を設定するようにしているので、乗りかご1の乗
り心地の確保と高速移動とを両立させて、サービスの更
なる向上を実現することができる。
【0046】ここで、以上のような本発明を適用した第
2の実施形態のエレベータにおいて、乗りかご1を行き
先階に移動させる際の一連の処理の流れを図5のフロー
チャートを参照して説明する。
【0047】まず、ステップS2−1において、所定の
階床に着床している乗りかご1の戸閉が完了して乗りか
ご1の積載質量に変動が生じない状況となると、ステッ
プS2−2において、エレベータ制御装置10の定格速
度設定部11により、その時点で荷重センサ14により
検出された乗りかご1の積載質量が、乗りかご1が行き
先階へと移動する間の積載質量として認識される。この
乗りかご1の積載質量は、乗りかご1が行き先階に着床
し戸開されて乗客の乗り降りや荷物の積み降ろしがある
まで変動しない。
【0048】次に、ステップS2−3において、乗客に
よるホール呼びやかご呼びに応じて、エレベータ制御装
置10により、乗りかご1の行き先階が決定される。
【0049】次に、ステップS2−4において、定格速
度設定部11により速度テーブル12が参照されて、乗
りかご1の積載質量をもとに、モータ5の容量の範囲内
において設定可能な最速の定格速度が取得され、乗りか
ご1を行き先階へと移動させる際の定格速度として仮設
定される。
【0050】次に、ステップS2−5において、定格速
度設定部11により速度テーブル12が参照されて、乗
りかご1を設定した定格速度にまで加速させる加速度が
仮設定される。
【0051】次に、ステップS2−6において、定格速
度設定部11により、乗りかご1が行き先階に到着する
までの移動距離が、仮設定された定格速度及び加速度を
出せる距離であるかどうかが判断される。ここで、乗り
かご1の移動距離が仮設定された定格速度及び加速度を
出すのに十分でないと判断されると、ステップS2−4
に戻って定格速度が低い値に再設定され、ステップS2
−5において再設定された定格速度に応じた加速度が仮
設定されて、再度ステップS2−6の判断が行われる。
【0052】乗りかご1の移動距離が仮設定された定格
速度及び加速度を出すのに十分な距離であると判断され
ると、次に、ステップS2−7において、定格速度設定
部11により、乗りかごが着床している階床と乗りかご
1の積載質量とに基づいてアンバランストルクが算出さ
れ、モータ5を駆動するための必要トルクがモータ5の
最大トルク以下であるかどうかが判断される。ここで、
モータ5を駆動するための必要トルクがモータ5の最大
トルク以下であると判断されると、次に、ステップS2
−8において、定格速度設定部11により、ステップS
2−4で仮設定された定格速度が乗りかご1を行き先階
へと移動させる際の定格速度として設定され、ステップ
S2−9において、定格速度設定部11により、ステッ
プS2−5で仮設定された加速度が、乗りかご1を設定
した定格速度にまで加速させる加速度として設定され
る。
【0053】一方、モータ5を駆動するための必要トル
クがモータ5の最大トルクを越えると判断されると、ス
テップS2−5に戻って加速度が低い値に仮設定され、
再度ステップS2−6及びステップS2−7の判断が行
われる。
【0054】定格速度設定部11により乗りかご1を行
き先階へと移動させる際の定格速度及び加速度が設定さ
れると、次に、ステップS2−10において、モータ制
御部13により、定格速度設定部11で設定された定格
速度及び加速度で乗りかご1が行き先階へと移動するよ
うに、モータ5が駆動制御される。これにより、モータ
5の能力が最大限活かされて、乗りかご1が行き先階へ
と速やかに移動することになる。
【0055】以上説明したように、本発明を適用した第
2の実施形態のエレベータでは、乗りかご1の積載質量
に応じて乗りかご1を移動させる際の定格速度及び加速
度を設定したときに、乗りかご1の移動距離がこれら定
格速度及び加速度が出せない距離である場合には、定格
速度及び加速度を再設定するようにしているので、乗り
かご1の乗り心地の確保と高速移動とを両立させて、更
なるサービス向上を実現することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、乗りかごの積載質量に
応じて定格速度が設定されるので、乗りかごの積載質量
が減少して乗りかごを駆動するモータに余力が生じたと
きは、その分乗りかごの移動速度を高めることができ、
モータの能力を効率的に活用することができる。したが
って、本発明を適用したエレベータでは、乗りかごを可
能な限り速やかに行き先階へと移動させることができ、
サービスの向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエレベータの概略構成を示す
模式図。
【図2】乗りかごの積載質量と設定可能な定格速度との
関係を示す図。
【図3】本発明を適用した第1の実施形態のエレベータ
において、乗りかごを行き先階に移動させる際の一連の
処理の流れを示すフローチャート。
【図4】乗りかごの移動距離と定格速度及び加速度が出
せる距離との関係を示す図。
【図5】本発明を適用した第2の実施形態のエレベータ
において、乗りかごを行き先階に移動させる際の一連の
処理の流れを示すフローチャート。
【図6】従来のエレベータにおいて、予め設定された乗
りかごの最大積載質量及び定格速度と、選択されるモー
タ容量との関係を示す図。
【符号の説明】
1 乗りかご 5 モータ 10 エレベータ制御装置 11 定格速度設定部 12 速度テーブル 13 モータ制御部 14 荷重センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの駆動によって乗りかごが移動す
    るエレベータに設けられ、前記乗りかごの移動速度を制
    御する速度制御装置において、 前記乗りかごの積載質量を検出する積載質量検出手段
    と、 前記乗りかごが停止している間に、前記積載質量検出手
    段によって検出された前記乗りかごの積載質量に応じ
    て、前記乗りかごを移動させる際の定格速度を設定する
    定格速度設定手段と、 前記乗りかごが前記定格速度設定手段により設定された
    定格速度で移動するように、前記モータを駆動制御する
    モータ制御手段とを備えることを特徴とするエレベータ
    の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記定格速度設定手段は、前記積載質量
    検出手段によって検出された前記乗りかごの積載質量に
    応じて、前記乗りかごを移動させる際の定格速度を、前
    記モータの容量の範囲内において設定可能な最速の定格
    速度に設定することを特徴とする請求項1に記載のエレ
    ベータの速度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記乗りかごの積載質量と前記モータの
    容量の範囲内において設定可能な最速の定格速度とが対
    応付けられて記載された速度テーブルを備え、 前記定格速度設定手段が、前記速度テーブルを参照して
    前記乗りかごを移動させる際の定格速度を設定すること
    を特徴とする請求項2に記載のエレベータの速度制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記定格速度設定手段は、前記乗りかご
    が停止している間に、前記積載質量検出手段によって検
    出された前記乗りかごの積載質量と前記乗りかごの行き
    先階までの移動距離とに応じて、前記乗りかごを移動さ
    せる際の定格速度及びこの定格速度にまで加速させる加
    速度を設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載のエレベータの速度制御装置。
  5. 【請求項5】 モータの駆動によって乗りかごが移動す
    るエレベータの前記乗りかごの移動速度を制御する速度
    制御方法において、 前記乗りかごの積載質量を検出し、 前記乗りかごが停止している間に、前記検出された乗り
    かごの積載質量に応じて、前記乗りかごを移動させる際
    の定格速度を設定し、 前記乗りかごが前記設定された定格速度で移動するよう
    に、前記モータを駆動制御することを特徴とするエレベ
    ータの速度制御方法。
  6. 【請求項6】 前記検出された乗りかごの積載質量に応
    じて、前記乗りかごを移動させる際の定格速度を、前記
    モータの容量の範囲内において設定可能な最速の定格速
    度に設定することを特徴とする請求項5に記載のエレベ
    ータの速度制御方法。
  7. 【請求項7】 前記乗りかごの積載質量と前記モータの
    容量の範囲内において設定可能な最速の定格速度とが対
    応付けられて記載された速度テーブルを設け、この速度
    テーブルを参照して前記乗りかごを移動させる際の定格
    速度を設定することを特徴とする請求項6に記載のエレ
    ベータの速度制御方法。
  8. 【請求項8】 前記乗りかごが停止している間に、前記
    検出された前記乗りかごの積載質量と前記乗りかごの行
    き先階までの移動距離とに応じて、前記乗りかごを移動
    させる際の定格速度及びこの定格速度にまで加速させる
    加速度を設定することを特徴とする請求項5乃至7の何
    れかに記載のエレベータの速度制御方法。
  9. 【請求項9】 モータの駆動によって乗りかごが移動す
    るエレベータに設けられて前記乗りかごの移動速度を制
    御する速度制御装置に組み込まれる速度制御プログラム
    であって、 前記エレベータの速度制御装置に、 前記乗りかごが停止している間に、積載量検出手段によ
    って検出された乗りかごの積載質量に応じて、前記乗り
    かごを移動させる際の定格速度を設定する定格速度設定
    機能と、 前記乗りかごが前記設定された定格速度で移動するよう
    に、前記モータを駆動制御するモータ制御機能とを実現
    させることを特徴とする速度制御プログラム。
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