JPWO2005092769A1 - エレベータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ制御装置においては、かご内の積載重量に応じて、かごの最高速度及び加速度が変化される。エレベータ制御装置には、かご内の積載重量に応じてモータ部の運転を制御するモータ制御部と、エレベータの異常を検出する異常検出部とが設けられている。最高速度及び加速度を上げてかごを走行させているとき、異常検出部により異常が検出されると、モータ制御部の運転モードが通常時モードから異常時モードに切り換えられる。

Description

この発明は、かごの最高速度及び加速度をかご負荷に応じて可変としたエレベータ制御装置に関するものである。
例えば、特開2003−238037号公報に示された従来のエレベータ制御装置では、かご内の積載重量による負荷(以下「かご負荷」と称す)に応じて、モータ及びそれを駆動する電気機器の駆動範囲内で、かごの最高速度及び加速度(減速度も含む)が変化される。これにより、モータの余力が活用され、かごの運行効率が向上される。
しかし、従来のエレベータ制御装置では、かご負荷検出装置からの信号に基づいて最高速度や加速度を変化させているため、かご負荷検出装置の信号に異常が発生した場合には、かご負荷を誤って認識し、モータやインバータの容量範囲を超えて最高速度及び加速度を上げてしまい、機器の故障につながる恐れがあった。
また、かごや釣合おもりの走行ロスや、巻上機の機械的ロスが大きい場合も、必要なモータトルクが増加するため、容量範囲を超えてモータやインバータが使用され、機器の故障につながる恐れがあった。
さらに、モータやインバータを常に容量範囲の最大状態で使用することになるため、モータやインバータの発熱が増加し、エレベータの起動頻度が高い場合に、モータやインバータが異常発熱により故障する恐れもある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベータの異常時に二次的な機器の故障を防止することができ、信頼性を向上させることができるエレベータ制御装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ制御装置は、かご側の重量と釣合おもりの重量との差が大きいときよりも小さいときに、かごの最高速度及び加速度を上げてかごを走行させるものであって、かご内の積載重量に応じて、かごを昇降させるモータ部の運転を制御するモータ制御部、及びエレベータの異常を検出する異常検出部を備え、最高速度及び加速度を上げてかごを走行させているとき、異常検出部により異常が検出されると、モータ制御部の運転モードが通常時モードから異常時モードに切り換えられる。
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図、
図2は図1のエレベータ制御装置の具体的な構成例を示すブロック図、
図3は実施の形態1における異常時モードの第1例によるかご速度の制御方法を示すタイミングチャート、
図4は実施の形態1における異常時モードの第3例によるかご速度の制御方法を示すタイミングチャート、
図5は実施の形態1における異常時モードの第3例によるかご速度の制御方法を示すタイミングチャート、
図6はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図、
図7は図6の異常判断部による異常判断方法の第1例を示す説明図、
図8は図6の異常判断部による異常判断方法の第2例を示す説明図、
図9は図6のエレベータ制御装置のかご走行中の動作を示すフローチャート、
図10は図6のエレベータ制御装置のかご停止中の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路の上部には、駆動装置(巻上機)1が設置されている。巻上機1は、モータ部2と、モータ部2により回転される駆動シーブ3とを有している。モータ部2には、駆動シーブ3の回転を制動するブレーキ装置(図示せず)が設けられている。
また、昇降路の上部には、回転自在のそらせ車4が設けられている。駆動シーブ3及びそらせ車4には、複数本(図では1本のみ示す)の主ロープ5が巻き掛けられている。主ロープ5の一端部には、かご6が吊り下げられている。主ロープ5の他端部には、釣合おもり7が設置されている。
釣合おもり7の重量は、かご6の積載重量が最大積載重量(full load)の約半分(half load)であるときに釣り合うように設定されている。
モータ部2の運転は、インバータ8により給電され駆動される。かご6内の積載重量(かご負荷)は、かご負荷検出部9により検出される。かご負荷検出部9としては、例えば既知の秤装置を用いることができる。
インバータ8を制御するエレベータ制御装置は、モータ制御部10及び異常検出部11を有している。かご負荷検出部9からの検出信号は、モータ制御部10に送られる。モータ制御部10は、かご6の速度パターンを演算する速度パターン生成部12と、速度パターン生成部12により生成された速度パターンに従ってモータ部2の駆動を制御する速度制御部13とを有している。また、速度制御部13は、インバータ8の制御プログラムを実行する手段を有している。
速度パターン生成部12は、かご6内の積載重量に応じて、最短時間で目的階に到達するような速度パターンを生成する。具体的には、速度パターン生成部12は、かご負荷検出部9から得られるかご負荷の情報に基づいて、かご6側の重量と釣合おもり7の重量との差(アンバランス量)を算出するアンバランス量算出部を有している。また、速度パターン生成部12は、上記のアンバランス量が小さいときには、アンバランス量が大きいときよりも、モータ部2やインバータ8の許容される駆動範囲内で最高速度や加速度(減速度を含む)を上げるように速度パターンを生成する。ここでの最高速度とは、1つの速度パターンの中での最高速度であり、通常は一定速走行時の速度である。
速度パターンの計算方法は、例えば特開2003−238037公報に示されている方法を用いることができる。
また、異常検出部11は、例えば温度センサ等のセンサやかご負荷検出部9からの信号によりエレベータの異常状態を検出する。異常検出部11でエレベータの異常が検出されると、その情報は速度パターン生成部12及び速度制御部13の少なくともいずれか一方に送られる。実施の形態1では、最高速度及び加速度を上げてかご6を走行させているとき、異常検出部11により異常が検出されると、モータ制御部10の運転モードが通常時モードから異常時モードに切り換えられる。
異常時モードの第1例として、モータ制御部10は、例えばかご8を急停止させる。また、異常時モードの第2例として、モータ制御部10は、かご6の最高速度を下げる。異常時モードの第3例として、モータ制御部10は、次回以降のかご6の走行について、かご6の最高速度及び加速度を、アンバランス量が大きいときと同様にする。
図2は図1のエレベータ制御装置の具体的な構成例を示すブロック図である。エレベータ制御装置には、入出力部14、CPU(処理部)15及び記憶部16が設けられており、これらがモータ制御部10と異常検出部11とを兼ねている。
エレベータの異常を検出するためのセンサやかご負荷検出部9からの検出信号は、入出力部14を通してCPU15に入力される。また、インバータ8への指令信号は、入出力部14から出力される。記憶部16は、プログラム等を記憶したROM、及びCPU15での演算に使用するデータを一時的に記憶するRAMを含んでいる。
記憶部16のROMには、速度パターンを生成するためのプログラム、エレベータの異常の有無を判断するためのプログラム、エレベータの状態に応じて運転モードを切り換えるためのプログラム、及び運転モード毎の運転方法についての情報等が予め記憶されている。
CPU15は、記憶部16に格納されたプログラムに基づいて演算周期毎に演算処理を実行する。
次に、異常時モードでのモータ部2の制御方法について具体的に説明する。
まず、図3は実施の形態1における異常時モードの第1例によるかご速度の制御方法を示すタイミングチャートである。第1例では、速度パターン生成部8によりかご6の最高速度や加速度が上げられているとき、異常検出部11により異常が検出された場合、その情報が速度制御部13に送られ、かご6を急停止させるための指令信号が速度制御部13からインバータ8に出力される。これにより、モータ部2への電力の供給が停止されるとともに、モータ部2のブレーキ装置により駆動シーブ3の回転が制動され、かご6が急停止される。
また、図4は実施の形態1における異常時モードの第2例によるかご速度の制御方法を示すタイミングチャートである。第2例では、速度パターン生成部8によりかご6の最高速度や加速度が上げられているとき、異常検出部11により異常が検出された場合、その情報が速度パターン生成部12に送られ、かご6の最高速度が下げられる。このような最高速度の低減は、モータ部2又はインバータ8が故障に至らないように速やかに、かつ、かご6に振動が発生しないように滑らかに行われる。
さらに、図5は実施の形態1における異常時モードの第3例によるかご速度の制御方法を示すタイミングチャートである。第3例では、速度パターン生成部8によりかご6の最高速度や加速度が上げられているとき、異常検出部11により異常が検出された場合、その情報が速度パターン生成部12に送られ、次回以降のかご6の走行について、かご6の最高速度及び加速度が、かご6側の重量と釣合おもり7の重量との差が大きいときと同程度に制限される。
この後、異常から正常に復帰したら、その情報が速度パターン生成部12に送られ、最高速度及び加速度を再び上げて走行できるようにしている。
なお、異常から正常に復帰しても、例えば保守員等による確認が済むまでは最高速度及び加速度を再び上げられないようにしてもよい。この場合、保守員が確認した後にリセットスイッチを操作し、そのリセットスイッチの操作に応じて最高速度及び加速度を再び上げられるようにすればよい。
このようなエレベータ制御装置によれば、エレベータの異常時に二次的な機器の故障を防止することができ、信頼性を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、モータ部2及びインバータ8の温度は、温度検出部17により検出される。異常検出部11には、エレベータの異常の状態を判断する異常判断部18が設けられている。異常判断部18は、かご負荷検出部9、速度制御部13及び温度検出部17からの信号に基づいて異常の状態を判断し、異常についての情報を速度パターン生成部12及び速度制御部13に送る。他の構成は、実施の形態1と同様である。
図7は図6の異常判断部18による異常判断方法の第1例を示す説明図である。異常判断部18は、例えば一定速走行中におけるモータトルク値τ1と、かご負荷検出部9の出力信号から求められるトルク値τ0との差分Δτを計算し、Δτが予め設定された閾値以上であるときに異常が生じていると判断する。一定速走行中のモータトルク値τ1は、例えばトルクメータ等により直接計測してもよいし、速度制御部13の内部信号であるトルク指令値を用いてもよい。
また、かご6及び釣合おもり7の走行ロスや、駆動装置1の機械ロスが異常に大きい場合にも、Δτの値が大きくなるが、この場合も同様に異常状態として検出することができる。
さらに、上記はかご6の走行中の異常検出だが、かご6の停止中にも、異常を検出することができる。例えば、かご負荷検出部9の出力信号の変化量が、予め設定された設定範囲内に収まらず、変化し続けるような場合にも、かご負荷検出部9の異常として検出することができる。このような異常が検出された場合、例えば次回走行の最高速度及び加速度を上げないようにすることができる。
次に、図8は図6の異常判断部18による異常判断方法の第2例を示す説明図である。第2例では、温度検出部17により検出されたモータ温度により、異常判断部18がエレベータの異常の度合いを段階的に判断する。即ち、モータ温度が予め設定された異常レベルA以下である場合は、最高速度及び加速度を上げて走行可能とする。
また、モータ温度が異常レベルA以上、異常レベルB以下の場合には、例えばかご6が走行中ならば最高速度を下げるようにし(図中(a))、停止中ならば次回走行は最高速度及び加速度を上げないようにする。そして、モータ温度が異常レベルAよりも下がれば(図中(b))、再び最高速度及び加速度を上げて走行可能とする。
さらに、かご6の走行中にモータ温度が予め設定された異常レベルBを超えた場合(図中(c))には、かご6を急停止させる。
なお、この例では、異常レベルを3段階に状態を分けて対応方法を変化させたが、2段階又は4段階以上に分けてもよい。また、例えば異常レベルA以上B以下の部分を段階的又は連続的に分けて、最高速度及び加速度の両方、又はどちらか一方の上限値を制限するようにしてもよい。
また、この例では、モータ温度を検出したが、インバータ温度についても同様である。
さらに、モータ部2からの回生電力を消費するための回生抵抗を有するエレベータにおいては、回生抵抗の温度についても同様に考えることができる。
さらにまた、モータ温度、インバータ温度及び回生抵抗温度の異常検出レベルは全て同じとしてもよいが、それぞれ個別に設定する方がよい。
また、温度検出部17は、例えばサーミスタ等の温度検出器(温度センサ)を用いて直接計測してもよいし、モータ電流値や、速度制御部13の内部信号であるモータトルク指令値から計算して求めてもよい。また、回生抵抗の温度についても、温度検出器を用いて直接計測してもよいし、回生電力量を計算して、温度上昇を推定して求めてもよい。
ここで、図9は図6のエレベータ制御装置のかご走行中の動作を示すフローチャートである。なお、この判断アルゴリズムは、図2に示したようなコンピュータにより実現される。
まず、温度検出部17による検出温度が異常レベルB以下かどうかを判断する(ステップS1)。そして、検出温度が異常レベルBを超えている場合は、かご6を急停止させる(ステップS2)。
検出温度が異常レベルB以下である場合、検出温度が異常レベルA以上かどうかを判断する(ステップS3)。そして、検出温度が異常レベルA以上であった場合、最高速度及び加速度を上げているかどうかを判断する(ステップS4)。最高速度及び加速度を上げて走行中の場合は、最高速度を下げる(ステップS5)。
検出温度が異常レベルA未満である場合や、最高速度及び加速度を上げずに走行している場合は、そのままの状態を維持する。
検出温度をチェックした後、かご負荷検出に異常がないかどうかをチェックする。即ち、一定速走行中のモータトルクτ1とかご負荷検出装置の出力信号から求められるトルク値τ0との差Δτが、予め設定された閾値α1以上かどうかを判断する(ステップS6)。Δτがα1以上である場合は、かご負荷検出部9の異常、かご6及び釣合おもり7の走行ロス異常、又は駆動装置1の機械ロス異常とし、かご負荷検出異常信号をONにする(ステップS7)。Δτがα1未満である場合は、かご負荷検出異常信号をOFFにする(ステップS8)。なお、このかご負荷検出異常信号は以下に記載する停止中の異常状態の判断に使用される。
次に、図10は図6のエレベータ制御装置のかご停止中の動作を示すフローチャートである。この判断アルゴリズムも、図2に示したようなコンピュータにより実現されることは勿論である。
まず、温度検出部17による検出温度が異常レベルB以下かどうかを判断する(ステップS11)。そして、検出温度が異常レベルBを超えている場合は、エレベータの起動を禁止する(ステップS12)。
検出温度が異常レベルB以下である場合、検出温度が異常レベルA以上かどうかを判断する(ステップS13)。そして、検出温度が異常レベルA以上であった場合、次回以降のかご6の走行について、かご6の最高速度及び加速度を上げないように設定する(ステップS14)。即ち、かご6の最高速度及び加速度を、かご6側の重量と釣合おもり7の重量との差が大きいときと同様にする。
検出温度が異常レベルA未満である場合は、かご負荷検出異常信号がON状態かどうかを判断する(ステップS15)。かご負荷検出異常信号がONの場合は、次回以降のかご6の走行について、かご6の最高速度及び加速度を上げないように設定する(ステップS14)。
かご負荷検出異常信号がOFFの場合は、かご負荷検出部9の出力信号の変化量Δxが予め設定された閾値α2よりも大きいかどうかを判断する(ステップS16)。変化量Δxは、CPUの演算周期で、前回演算時の出力信号xz−1と、現在の出力信号xとの差分Δx=x−xz−1として、求めることができる。
Δxがα2よりも大きい場合は、かご負荷検出部9の異常として、次回以降のかご6の走行について、かご6の最高速度及び加速度を上げないように設定する(ステップS14)。
また、Δxがα2よりも小さい場合は、正常状態として、最高速度及び加速度を上げた走行を可能とする(ステップS17)。
このようなエレベータ制御装置によれば、かご負荷検出部9の故障、かご6及び釣合おもり7の走行ロスの異常増加、駆動装置1の機械ロスの異常増加、及びモータ温度やインバータ温度の異常上昇など、一次的な故障が発生しても、二次的にモータ部2やインバータ8の故障が発生することを防ぎ、信頼性が高く効率の良いエレベータを提供することができる。
なお、上記の例で示した異常状態と異常検出後のエレベータの動きとの組合わせは、一例であり、上記の例に限定されるものではない。
また、上記の例では、記憶部としてROM及びRAMを示したが、例えばハードディスク装置等であってもよい。また、ROMとしてCD−ROM等の記憶媒体を用いてもよい。

Claims (7)

  1. かご側の重量と釣合おもりの重量との差が大きいときよりも小さいときに、上記かごの最高速度及び加速度を上げて上記かごを走行させるエレベータ制御装置であって、
    上記かご内の積載重量に応じて、上記かごを昇降させるモータ部の運転を制御するモータ制御部、及び
    エレベータの異常を検出する異常検出部
    を備え、最高速度及び加速度を上げて上記かごを走行させているとき、上記異常検出部により異常が検出されると、上記モータ制御部の運転モードが通常時モードから異常時モードに切り換えられるエレベータ制御装置。
  2. 上記異常時モードでは、上記モータ制御部は、上記かごを急停止させる請求項1記載のエレベータ制御装置。
  3. 上記異常時モードでは、上記モータ制御部は、上記かごの最高速度を下げる請求項1記載のエレベータ制御装置。
  4. 上記異常時モードでは、上記モータ制御部は、次回以降の上記かごの走行について、上記かごの最高速度及び加速度を、上記かご側の重量と上記釣合おもりの重量との差が大きいときと同様にする請求項1記載のエレベータ制御装置。
  5. 上記異常検出部は、上記エレベータの異常の度合いを段階的に判断する異常判断部を含む請求項1記載のエレベータ制御装置。
  6. 上記異常検出部は、かご負荷を検出するかご負荷検出部からの情報により、上記エレベータの異常を検出する請求項1記載のエレベータ制御装置。
  7. 上記異常検出部は、上記モータ部と上記モータ部を駆動するためのインバータとの少なくともいずれか一方の温度を検出する温度検出部からの情報により、上記エレベータの異常を検出する請求項1記載のエレベータ制御装置。
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