JP2008042451A - 無線lanネットワークシステム、ポリシコントロール装置、アクセスポイント、および負荷制御方法 - Google Patents

無線lanネットワークシステム、ポリシコントロール装置、アクセスポイント、および負荷制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】少ない処理量で複数のWLAN−APの負荷を良好に制御することができるWLANネットワークシステムを提供する。
【解決手段】複数のアクセスポイント11,12は、カバーエリア内の端末15〜17と無線で接続すると、上位ネットワーク14と端末15〜17の間の通信を可能にすると共に、端末15〜17との接続を通知するための接続通知を送信する。ポリシコントロール装置15〜17は、アクセスポイント11,12から送信された接続通知に基づいてアクセスポイント11,12の各々の負荷状態を管理し、過負荷となったアクセスポイント11,12に対して端末15〜17との接続を制限するように指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線LANネットワークに関し、特に、無線LANネットワークを構成するアクセスポイントの負荷制御に関する。
一般的なWLAN(Wireless Local Area Network)ネットワークは、上位ネットワークに有線回線で接続されたWLAN−AP(Access Point)が無線回線でWLAN端末を収容し、WLAN端末と上位ネットワークの間の接続を可能にするという構成である。上位ネットワークの例としては、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、ISP(Internet Services Provider)ネットワーク、インターネット、イントラネット等がある。
WLANネットワークでは、無線区間のアクセス制御にCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式を採用している。このCSMA/CA方式の制御により、複数のWLAN端末が同一の無線チャネルを時分割でシェアする。
このような構成のWLANネットワークにおいて、WLAN−APに接続するユーザ数(WLAN端末数)の増大やトラヒックの集中により帯域使用率が上昇し、スループットが低下することがある。スループットが低下すれば遅延の増大などサービスに悪影響がある。
スループットの低下を考えたとき、スループットのボトルネックとなる可能性が高いのは無線区間である。通常、WLAN−APと上位ネットワークの間の有線区間には比較的余裕のある伝送容量が与えられるのに対して、WLAN−APとWLAN端末の間の無線区間には限られた帯域しか与えられないからである。これは、無線周波数に限りがあるためWLANネットワークに与えられた限られたリソースを有効に利用しなければならないという無線通信の性質に起因している。
スループットを低下させる要因の1つとして、1台のWLAN−APの配下に多数のWLAN端末が接続することによる無線チャネル中のリソースの減少がある。CSMA/CA方式では、対象の無線チャネルに対して同時に複数のWLAN端末がアクセスすることはできない。また、多数のWLAN端末が無線チャネルを時分割で使用すれば1台のWLAN端末のアクセスのために与えられる時間が短くなる。これもスループットを低下させる要因となる。
また、WLAN−APに接続しているWLAN端末の数が少なくても、その中の複数のWLAN端末がリッチサービスを利用することによりスループットが低下してしまうことがある。リッチサービスとは、VoIPやVideoなど、リアルタイム性が必要でかつ一定以上の帯域を必要とするサービスである。VoIPやVideoのストリーミングサービスといったようなリアルタイム系のリッチサービスでは、品質安定したサービスを提供するために、高レートでかつ安定したスループットの確保が必要される。そのためリッチサービスはWLANネットワークのスループットに対する影響が大きい。
近年ではWLAN関連の市場拡大に伴ってWLANサービスの提供されるエリアが広がり、またWLANサービスを利用するWLAN端末の数が増加している。WLAN端末の増加に伴い、WLANネットワークが過負荷状態となってスループットが低下し、サービス品質や接続状況が悪化することが懸念される。
また、WLANネットワークには、適用場所などによって様々な規模のサービスエリアの提供が要求される。これに対し、必要に応じた数のWLAN−APを近接して配置することで所望の規模のサービスエリアを形成している。一般にWLAN端末は移動が可能なので、あるWLAN−APのカバーエリアから他のWLAN−APのカバーエリアに移動することがある。そのときWLAN端末はハンドオーバや再接続によって通信を継続させる。
このように複数のWLAN−APが近接して配置されるようなWLANネットワークにおいては、各WLAN−APに負荷を分散してバランスを取ることにより、過負荷状態を緩和して全体のサービス品質を良好に維持することが期待できる。
そのため、複数のWLAN−APの輻輳状態を一括で管理する管理装置を配置し、管理装置からWLAN端末に対して輻輳を考慮した制御を行う技術が提案されている。例えば、特許文献1には、管理サーバが複数のWLAN−APの各々に接続されたWLAN端末の数を管理し、新たに接続してきたWLAN端末に対して最適なWLAN−APへの接続を指示するという技術が開示されている。
特開2006−067103号公報(段落0043,0059〜0071、図1,4)
上述した特許文献1に開示された技術では、WLANネットワークが輻輳の緩和を必要とする状態か否かに関わらず、管理サーバは、新たにWLAN端末が接続してくる毎に、各WLAN−AP等の状態に基づいて最適なWLAN−APを判定し、WLAN端末に通知している。そのため管理サーバ配下のWLAN−APの数やWLAN−APに接続してくるWLAN端末の数が増えれば、管理サーバにおける判定および通知の処理が増大するという問題がある。
本発明の目的は、少ない処理量で複数のWLAN−APの負荷を良好に制御することができるWLANネットワークシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の無線LANネットワークシステムは、無線で端末と接続することで該端末と上位ネットワークの間の通信を可能にする無線LANネットワークシステムであって、
予め前記上位ネットワークと接続され、無線でカバーエリアを形成しており、該カバーエリア内の前記端末と無線で接続すると、前記上位ネットワークと前記端末の間の通信を可能にすると共に、端末との接続を通知するための接続通知を送信する複数のアクセスポイントと、
前記複数のアクセスポイントと接続されており、前記アクセスポイントから送信された前記接続通知に基づいて前記アクセスポイントの各々の負荷状態を管理し、過負荷となったアクセスポイントに対して端末との接続を制限するように指示するポリシコントロール装置と、を有している。
本発明によれば、ポリシコントロール装置、アクセスポイントからの通知に基づいて各アクセスポイントの負荷状態を管理しており、過負荷となったアクセスポイントがあった場合にだけ、そのアクセスポイントに指示を出すので、少ない処理量で複数のアクセスポイントの負荷を良好に制御することができる。また、本発明によれば、ポリシコントロール装置は過負荷状態となったアクセスポイントの状態を予め移行させるので、それ以降に接続要求が発生したときアクセスポイントは早期に接続要求の拒否を決定できる。
また、前記アクセスポイントは、新規呼と既存呼を区別した前記接続通知を前記ポリシコントロール装置に送り、
前記ポリシコントロール装置は、新規呼の接続を制限するための第1の閾値と、既存呼の接続を制限するための第2の閾値とを予め設定しておき、前記接続通知を元に、前記アクセスポイントの各々に接続されている端末数をカウントし、前記端末数が前記第1の閾値に達したとき新規呼の接続を制限するように前記アクセスポイントに指示し、前記端末数が前記第2の閾値に達したとき既存呼の接続を制限するように前記アクセスポイントに指示することとしてもよい。
これによれば、新規呼と既存呼のそれぞれに異なる閾値を設けて負荷を制御するので、負荷制御において新規呼と既存呼に優先順位を付けることができる。
また、前記第1の閾値が前記第2の閾値以下の値であることとしてもよい。
これによれば、新規呼の接続性よりも既存呼の継続性を重視するポリシに基づき、新規呼の接続を抑えて既存呼の継続のために帯域に余裕を持たせておくことで通信中の呼が切断される可能性を低減することができる。
また、前記アクセスポイントは、前記端末と無線で接続すると、QoSクラスを区別した前記接続通知を前記ポリシコントロール装置に送り、
前記ポリシコントロール装置は、前記QoS毎に呼の重みを予め設定しておき、前記接続通知を元に、前記重みによって重み付けした値を積算することで前記アクセスポイントの各々の負荷の積算値を管理することとしてもよい。
これによれば、重み付けした積算値を用いることで、より適切な負荷状況の判断が可能となる。
また、前記ポリシコントロール装置は、前記QoSクラス毎に呼の接続を制限するための複数の閾値を予め設定しておき、前記接続通知を元に算出した前記積算値と前記複数の閾値とを比較し、それぞれの比較結果に従って前記QoSクラス毎に呼の接続を制限することとしてもよい。
これによれば、接続要求を許可するか否かをQoSクラス毎に判断することで、より適切な負荷の制御が可能となる。
また、前記アクセスポイントは、前記ポリシコントロール装置からの指示に従って端末からの接続要求を拒否したとき、接続拒否の通知を前記ポリシコントロール装置に送信し、
前記ポリシコントロール装置は、前記接続拒否の通知を受信すると、該接続拒否の通知を送信したアクセスポイントが過負荷の状態であり、かつ該アクセスポイントとカバーエリアが重複している近隣のアクセスポイントが過負荷でない状態であれば、該過負荷の状態のアクセスポイントから該過負荷でない状態のアクセスポイントへ端末を誘導することとしてもよい。
これによれば、無線LANネットワークに負荷を分散させ、全体としてトラヒックの安定化を実現することができる。
また、前記ポリシコントロール装置は、前記過負荷の状態のアクセスポイントに送信電力を低減させ、前記過負荷でない状態のアクセスポイントに送信電力を増大させることで、該過負荷の状態のアクセスポイントから該過負荷でない状態のアクセスポイントへ端末を誘導することとしてもよい。
本発明によれば、無線LANネットワークを一括管理するポリシコントロール装置にて少ない処理量で複数のアクセスポイントの負荷を良好に制御することができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態によるWLANネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態のWLANネットワークシステムは、複数のWLAN−AP11,12とポリシコントロール装置13を有している。
WLAN−AP11,12はポリシコントロール装置13に接続され、その配下に置かれる。また、WLAN−AP11,12は上位ネットワーク14に接続されている。上位ネットワーク14は例えば3GPPネットワーク、ISPネットワーク、インターネット、イントラネット等である。
また、WLAN−AP11,12は無線電波によりカバーエリアを形成し、そのカバーエリア内のWLAN端末を無線回線で収容することができる。本実施形態ではWLAN−AP11のカバーエリアとWLAN−AP11のカバーエリアとがオーバラップしている。本実施形態では一例として3つのWLAN端末15〜17が存在している。WLAN端末15,16はWLAN−AP11のみのカバーエリア内におり、WLAN端末17はWLAN−AP11のカバーエリアとWLAN−AP12のカバーエリアがオーバラップした位置にいる。
このような構成において、WLAN−AP11,12はポリシコントロール装置13との間で制御信号を送受信する。具体的には、WLAN−AP11,12はポリシコントロール装置13へトラヒック報告を送信し、ポリシコントロール装置13から制御指示を受信する。
トラヒック報告は各WLAN−APのトラヒックの状況を通知するための制御信号である。このトラヒック報告に基づいて、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP11,12のロードバランスを制御する。制御指示は、ポリシコントロール装置13からWLAN−AP11,12のロードバランスを制御するための制御信号であり、具体的にはWLAN端末からの接続要求を許可するか否かをWLAN−AP11,12に指示するための信号である。
本実施形態では、接続要求には新規接続要求と継続接続要求がある。新規接続要求は、WLAN端末が新たにWLAN−APに接続しようとするときに発する要求である。継続接続要求は、WLAN端末がハンドオーバや再接続でWLAN−APに接続しようとするときに発する要求である。
WLAN−AP11,12は、WLAN端末から接続要求を受けると、その接続要求を許可するか否か判定する。接続要求を許可するか否かはポリシコントロール装置13からの制御指示に基づいて判定される。
ポリシコントロール装置13から接続要求を許可するように指示されていれば、WLAN−AP11,12は接続要求を許可してWLAN端末と接続する。接続要求を許可してWLAN端末と接続すると、WLAN−AP11、12はWLAN端末と上位ネットワーク14の間のユーザデータを中継転送する。なお、WLAN端末と上位ネットワーク14の間で送受信されるユーザデータは、ポリシコントロール装置13を経由せず、WLAN−AP11,12と上位ネットワーク14の間で直接転送される。
一方、ポリシコントロール装置13から接続要求を許可しないように指示されていれば、WLAN−AP11,12は接続要求を拒否する。
また、ポリシコントロール装置13は、WLAN−AP11,12からトラヒック報告を受信すると、WLAN−AP11,12の負荷の状態を調査する。そして、ポリシコントロール装置13は、その負荷状態から、WLAN−AP11,12を、接続要求を許可する状態とするか、許可しない状態とするかを判定する。
そして、WAN−APを、接続要求を許可しない状態にすることを決めると、ポリシコントロール装置13は接続要求の拒否を指示する制御信号をWLAN−APに送信する。また、それまで接続要求を許可しない状態であったWLAN−APを、接続要求を許可する状態にすることを決めると、ポリシコントロール装置13は接続要求の許可を指示する制御信号をWLAN−APに送信する。
接続要求の拒否を指示する制御信号を受信したWLAN−AP11,12は接続要求を許可しない状態に移行し、それ以降にWLAN端末から接続要求があって拒否する。接続要求の許可を指示する制御信号を受信したWLAN−AP11,12は接続要求を許可する状態に移行し、それ以降にWLAN端末から接続要求があれば許可する。
図2は、第1の実施形態におけるWLAN−AP11,12の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、WLAN−11,12は、制御信号通信部21および接続処理部22を有している。
接続処理部22は、WLAN端末からの接続要求を受けると、制御信号通信部21を介してポリシコントロール装置13にトラヒック報告を送信すると共に、その接続要求を許可するか否か判定する。
接続処理部22は、接続要求を許可するか否かの判定を、ポリシコントロール装置13からの指示により定まる管理情報に従って行う。許可すると判定した場合、接続処理部22はWLAN端末との接続を確立する。許可しないと判定した場合、接続処理部22はWLAN端末との接続を確立しない。
また、ポリシコントロール装置13から制御信号通信部21を介して制御指示を受信すると、接続処理部22は制御指示に応じて管理情報を更新する。管理情報には、接続要求を許可するか否かが設定されている。上述したように本実施形態では接続要求として新規接続要求と継続接続要求とがある。そこで管理情報では、新規接続要求と継続接続要求のそれぞれについて、接続要求を許可するか否かが設定されるものとする。
制御信号通信部21は、ポリシコントロール装置13との制御信号による通信を行う。
図3は、第1の実施形態におけるポリシコントロール装置13の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、ポリシコントロール装置13はロードバランス部31および制御信号通信部32を有している。
ロードバランス部31は、制御信号通信部32を介してWLAN−APからトラヒック報告を受信すると、WLAN−APを接続要求を許可する状態とするか、許可しない状態とするかを判定し、判定結果に応じて制御指示を制御信号通信部32を介してWLAN−APに送信する。その際、ロードバランス部31は、WLAN−APを接続要求を許可する状態とするか、許可しない状態とするかの判定に負荷状態管理テーブルを用いる。
図4は、第1の実施形態のロードバランス部31が判定に用いる負荷上体管理テーブルの一例を示す図である。図4を参照すると、負荷状態管理テーブルには、WLAN−AP毎に、新規接続閾値、継続接続閾値、および現接続数が記録される。図4の例ではWLAN−AP#aとWLAN−AP#bの2つのWLAN−APがある。
現接続数はWLAN−APに現在接続されているWLAN端末の数を示す。新規接続閾値は、新規接続要求を許可するか否かを決める端末接続数の閾値である。継続接続閾値は、継続接続要求を許可するか否かを決める端末接続数の閾値である。
現接続数が新規接続閾値に達していなければ新規接続要求を許可する。一方、現接続数が新規接続閾値に達していれば新規接続要求を許可しない。また、現接続数が継続接続閾値に達していなければ継続接続要求を許可する。一方、現接続数が継続接続閾値に達していれば継続接続要求を許可しない。
例えばWLAN−AP11,12へのWLAN端末の新規の接続あるいは接続の解除があると、ロードバランス部31は現接続数を更新して新規接続閾値および継続接続閾値と比較し、その比較結果に基づく制御指示をWLAN−APに送信する。
なお、新規接続閾値と継続接続閾値のそれぞれの値は(新規接続閾値≦継続接続閾値)となるようするのが好ましい。新規の呼の接続性よりも既存呼の継続性を重視するポリシに基づき、新規呼の接続を抑えて既存呼の継続のために帯域に余裕を持たせておくことで通信中の呼が切断される可能性を低減することができる。新規接続閾値と継続接続閾値にどれだけの差を持たせるかは運用状況に応じて調整してもよい。
また、継続接続閾値は、WLAN−APに接続するWLAN端末の最大許容数よりも小さな値にするのが好ましい。複数のWLAN端末が同時に接続要求を送信した場合にWLAN−APがそれらの接続を許容できるように、帯域に余裕を持たせて過渡的なトラヒックの増加に対応している。どの程度の余裕を持たせるかは運用状況に応じて調整してもよい。
制御信号通信部32は、WLAN−AP11,12との制御信号による通信を行う。
図5は、第1の実施形態によるWLANネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。ここでは、ポリシコントロール装置13の配下にWLAN−AP#aとWLAN−AP#bが接続されている。WLAN端末#1〜#3が順にWLAN−AP#aに対して接続要求を送信するものとする。
図6は、図5の動作例における負荷状態管理テーブルの初期状態を示す図である。図6の例では、WLAN−AP#aの現接続数が“4”であり、WLAN−AP#bの現接続数が“2”である。また、WLAN−AP#aの新規接続閾値が“6”であり、WLAN−AP#bの新規接続閾値が“4”である。WLAN−AP#aの継続接続閾値が“8”であり、WLAN−AP#bの継続接続閾値が“8”である。
この初期状態からWLAN端末#1がWLAN−AP#aに接続要求を送信する。この接続要求は新規接続要求であるとする。なお、上述したように接続要求には新規接続要求(新規呼)と継続接続要求(既存呼)があるが、新規接続要求と継続接続要求では要求メッセージが異なり、WLAN−APは要求メッセージによって識別することができる。
新規接続要求を契機としてWLAN端末#1とWLAN−AP#aの間で“802.11 Association”プロシージャが実行される(ステップ101)。“802.11 Association”プロシージャはIEEE802.11で規定された新規接続の処理手順である。
この時点ではWLAN−AP#aの現接続数が“4”であり新規接続閾値“6”に達していないため、WLAN−AP#aは新規接続要求を許可する状態にある。WLAN−AP#aは新規接続要求を許可し、トラヒック報告として接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ102)。この接続通知メッセージは、WLAN端末#1がWLAN−AP#aと接続したことをポリシコントロール装置13に通知するものであり、また新規呼の接続であることを示す情報を含む。また、新規接続要求の許可により、WLAN端末#1はWLAN−AP#aとデータ通信できる状態となる(ステップ103)。
接続通知メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、負荷状態管理テーブルにおいて、現接続数に1を加算して“5”とし、その現接続数“5”と新規接続閾値“6”を比較する(ステップ104)。ここでは現接続数<新規接続閾値なので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aに対して制御指示メッセージを送信しない。
続いて、WLAN端末#2がWLAN−AP#aに接続要求を送信する。この接続要求も新規接続要求であるとする。新規接続要求を契機としてWLAN端末#2とWLAN−AP#aの間で“802.11 Association”プロシージャが実行される(ステップ105)。
この時点ではWLAN−AP#aは新規接続要求を許可する状態のままである。WLAN−AP#aは新規接続要求を許可し、トラヒック報告として接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ106)。この接続通知メッセージは、WLAN端末#2がWLAN−AP#aに接続したことをポリシコントロール装置13に通知するものであり、また新規呼の接続であることを示す情報を含む。また、新規接続要求の許可により、WLAN端末#2はWLAN−AP#aとデータ通信できる状態となる(ステップ107)。
接続通知メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、負荷状態管理テーブルにおいて、現接続数に1を加算して“6”とし、その現接続数“6”と新規接続閾値“6”を比較する(ステップ108)。ここでは現接続数=新規接続閾値なので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aに対して、新規接続要求を許可しない状態にする旨の制御指示メッセージを送信する(ステップ109)。新規接続要求の拒否は一例として認証拒否により実現するものとする。制御指示メッセージを受信したWLAN−AP#aは新規接続要求を許可しない状態に移行する。
続いて、WLAN端末#3がWLAN−AP#aに接続要求を送信する。この接続要求も新規接続要求であるとする。新規接続要求を契機としてWLAN端末#3とWLAN−AP#aの間で“802.11 Association”プロシージャが実行される(ステップ110)。
この時点ではWLAN−AP#aは新規接続要求を許可しない状態である。WLAN−AP#aは、WLAN端末#3から要求された新規呼を接続しない旨の接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ111)。
また、WLAN−AP#aは、WLAN端末#3に対して“802.11 DisAssociation”プロシージャにより接続解除を指示する(ステップ112)。“802.11 DisAssociation”プロシージャは、IEEE802.11で規定された接続解除の処理手順である。新規接続要求が拒否されるので、WLAN端末#3はWLAN−AP#aとデータ通信できる状態とならない。
接続通知を受信したポリシコントロール装置13は、負荷状態管理テーブルにおいて、現接続数をそのままの値“6”とし、その現接続数“6”と新規接続閾値“6”を比較する(ステップ113)。ここでは現接続数=新規接続閾値なので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aに対して、新規接続要求を許可しない状態にする旨の制御指示メッセージを送信する(ステップ114)。
本例では、WLAN−AP#aはWLAN端末からの接続解除通知を受信したとき、そのWLAN端末との接続を解除する。また、WLAN−AP#aはWLAN端末と接続したときに、一定時間で満了するタイマをスタートし、そのタイマが満了したときにWLAN端末との接続を解除することにしてもよい。
WLAN−AP#aは、WLAN端末との接続を解除するとき、WLAN端末との接続を解除する旨の解除要求メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ115)。WLAN−AP#aから解除要求メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、WLAN−AP#aの現接続数から1を減算して“5”とし、その現接続数“5”と新規接続閾値“6”および継続接続閾値“8”とを比較する(ステップ116)。ここでは現接続数“5”が新規接続閾値“6”より小さくなったので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aに対して、新規接続要求を許可する状態にする旨の制御指示メッセージを送信する(ステップ117)。
なお、図5の例では、WLAN−AP#aは、ステップ102,106において新規呼を接続する旨の接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送り、ステップ111において新規呼を接続しない旨の接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送ることとしたが、本発明はこの手順に限定されるものではない。他の例として、WLAN−AP#aからポリシコントロール装置13に送信する接続通知メッセージは新規接続要求があった旨を通知するものとし、WLAN−AP#aはステップ102,106,111にてポリシコントロール装置13に同じ接続通知メッセージを送信することにしてもよい。その場合、ポリシコントロール装置13は、新規接続要求が許可されるかどうかを、WLAN−AP#aが新規接続要求を許可する状態にあるいか否かに基づいて自身で判断し、現接続数をカウントアップするか否か判断すればよい。
また、更に他の例として、WLAN−AP#aは接続要求を許可するときにだけ接続通知メッセージを送り、接続要求を許可しないときには接続通知メッセージを送らないことにしてもよい。すなわち、図5の例では、WLAN−AP#aはステップ102,106には接続通知メッセージを送り、ステップ111には接続通知メッセージを送らない。
また、更に他の例として、WLAN−AP#aは、“Association”プロシージャを実行する毎に、WLAN端末との接続を通知する接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送り、“DisAssociation”プロシージャを実行する毎に、WLAN端末との接続の解除を通知する解除通知メッセージをポリシコントロール装置13に送ることにしてもよい。その場合、ポリシコントロール装置13は、接続通知メッセージで現接続数をカウントアップし、接続解除メッセージでカウントダウンすればよい。
また、図5の例では、接続要求を許可しない状態のWLAN−APがWLAN端末から接続要求を受信すると、認証拒否によって接続を拒否することとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、接続要求を許可しない状態のWLAN−APがWLAN端末から接続要求を受信すると、そのWLAN端末に他のWLAN−APへの接続を指示することにしてもよい。
また、図5の例では、WLAN端末#1,#2,#3がWLAN−AP#aに新規接続要求を送信した場合を例示したが、継続接続要求であってもWLANネットワークシステムは同様の動作をする。WLAN−AP#aから継続接続の接続通知メッセージを受信すると、ポリシコントロール装置13は現接続数に1を加算して得られた現接続数を継続接続閾値と比較する。
以上説明したように、本実施形態によれば、各WLAN−AP11、12がWLAN端末と接続すると、WLAN端末と接続した旨のトラヒック報告をポリシコントロール装置13に送る。ポリシコントロール装置13は、トラヒック報告に基づいて各WLAN−AP11,12の負荷状態を管理しており、過負荷となったWLAN−APがあると、そのWLAN−APに対して、接続要求を許可しない状態に移行するように指示する。ポリシコントロール装置13は、負荷状態と閾値の比較という単純な処理の結果として制限が必要な場合にだけWLAN−APに指示を送るので、少ない処理量で複数のWLAN−APの負荷を良好に制御することができる。
また、本実施形態によれば、ポリシコントロール装置13は、過負荷状態となったWLAN−AP11,12の状態を予め移行させるので、それ以降に接続要求が発生したときにはWLAN−AP11,12は早期に接続要求の拒否を決定することができる。
また、本実施形態によれば、新規接続要求と継続接続要求のそれぞれに異なる閾値を設けて負荷を制御するので、負荷制御において新規呼と既存呼に優先順位を付けることができる。例えば、新規接続閾値≦継続接続閾値とすることで、新規呼の接続性よりも既存呼の継続性を重視するポリシに基づき、新規呼の接続を抑えて既存呼の継続のために帯域に余裕を持たせておくことで通信中の呼が切断される可能性を低減することができる。
なお、本実施形態において、実際の通信におけるリアルタイムのデータ量を用いて判断しないのは、“Best Effort”や“Back Ground”などバースト性が高く、データ量の変動が激しいサービスを瞬時値で把握することができないからである。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、WLAN−APの負荷状態をWLAN−APに接続しているWLAN端末の数で判断したが、第2の実施形態ではQoS毎に重み付けした積算値で負荷状態を判断する。一般に1つの呼に使用される帯域はQoSによって異なる。重み付けした積算値を用いることで、より適切な負荷状況の判断が可能となる。
また、第2の実施形態では、QoS毎の積算値についての閾値と全QoSの積算値の合計についての閾値とを設定し、それらの閾値を用いてQoS毎に接続要求を許可するか否か判断する。1つの呼によって使用される帯域がQoSクラス毎に異なるのに加えて、QoSクラス毎に、特性、優先度、他の呼への影響などが異なる。接続要求を許可するか否かをQoSクラス毎に判断することで、より適切な負荷の制御が可能となる。
第2の実施形態のWLANネットワークシステムの構成は、図1に示した第1の実施形態のものと同様である。また、第2の実施形態のWLAN−AP11,12の構成は、図2に示した第1の実施形態のものと同様である。また、第2の実施形態のポリシコントロール装置13の構成は、図3に示した第1の実施形態のものと同様である。
第2の実施形態では第1の実施形態と異なり、ポリシコントロール装置13のロードバランス部31は各WLAN−AP11,12の負荷状態をQoSクラス毎に管理し、WLAN−AP11,12にQoS毎の制御指示を送信する。また、WLAN−AP11,12の接続処理部22は、接続要求を許可するか否かを、ポリシコントロール装置13からの制御指示により定まるQoSクラス毎の管理情報に従ってQoS毎に判定する。
図7は、第2の実施形態のロードバランス部31が判定に用いる負荷状態管理テーブルの一例を示す図である。図7を参照すると、負荷状態管理テーブルには、WLAN−AP毎に、各QoSクラス(“Voice”、“Video”、“Best Effort”、“Back Ground")の現積算値および積算閾値が記録される。また、各QoSクラスの現積算値を算出するための重みが予め定められている。
重みは、QoSクラス毎に無線帯域の使用量を想定して設定する重み付けの値であり、ネットワーク管理者により設定される。呼(WLAN端末)毎に重み付けされた値を積算していくことで、WLAN−AP毎、QoSクラス毎の帯域使用量を現実に近い値として把握することができる。
現積算値は、接続した呼(WLAN端末)を重み付けしてQoSクラス毎に積算した値であり、無線区間における現在の帯域使用量を示す。QoSクラス毎の重み付けにより、この現積算値はWLAN−AP毎、QoSクラス毎の現在の帯域使用量の現実に近い値となる。本実施形態のWLAN−AP11,12は、WLAN端末との接続を通知する接続通知にQoS情報を含めてポリシコントロール装置13に送信する。QoS情報は、接続した呼のQoSクラスを示す情報である。このQoS情報によりポリシコントロール装置13は各WLAN−AP11,12の負荷状態をQoSクラス毎に管理することが可能となる。
図7では、負荷状態管理テーブルにQoSクラス毎の積算値とWLAN−AP全体の積算値の両方が記録されている。ポリシコントロール装置13が両方の積算値を用いて制御を行ってもよく、いずれか一方を用いて制御を行ってもよい。また、どの方法を選択するかをWLANネットワーク管理者の意図により選択可能としてもよい。
積算閾値は、QoSクラス毎の許容される帯域使用量の上限値、およびWLAN−AP全体で許容される帯域使用量を示す上限値であり、現積算値に対応している。
ポリシコントロール装置13は、この負荷状態管理テーブルを用いて以下のような制御を行う。ポリシコントロール装置13は、現積算値が積算閾値より小さい間は、接続通知があったときに現積算値を更新しつつ各WLAN−APおよび各QoSクラスの負荷状態を管理している。
あるWLAN−APのいずれかのQoSクラスの現積算値が積算閾値に達すると、ポリシコントロール装置13は、そのWLAN−APの該当するQoSクラスに制限をかける。QoSクラスへの制限は、そのQoSクラスの呼の接続を許可しない状態にすることにより実現する。
また、あるWLAN−APの全体合計の現積算値が積算閾値に達すると、ポリシコントロール装置13は、そのWLAN−AP全体に制限をかける。WLAN−APへの制限は、そのWLAN−APへの呼の接続を許可しない状態にすることにより実現する。
なお、QoSクラスへの制限あるいはWLAN−APへの制限を、WLAN端末の要求するQoSクラスのサービスを提供できる状態にある近隣のWLAN−APへの接続を促すことで実現してもよい。
図8は、第2の実施形態によるWLANネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。ここでは、ポリシコントロール装置13の配下にWLAN−AP#aとWLAN−AP#bが接続されている。WLAN端末#1、#2が順にWLAN−AP#aに対して接続要求を送信するものとする。
図9は、図8の動作例における負荷状態管理テーブルの初期状態を示す図である。図9の例では、“Voice”の重みが“3”であり、“Video”の重みが“5”であり、“Best Effort”の重みが“1”であり、“Back Ground”の重みが“0”である。重みが“0”であることは、対応するQoSクラスについて負荷の積算を行わないことを意味する。
初期状態ではWLAN−AP#aはいずれのQoSクラスも制限されていない(ステップ201)。この初期状態からWLAN端末#1がWLAN−AP#aにVoIPの接続要求を送信する。
接続要求を契機としてWLAN端末#1とWLAN−AP#aの間で“QoSネゴシエーション”が実行される(ステップ202)。このQoSネゴシエーションにおいてWLAN端末#1はVoIP(Voice over IP)を要求する。
この時点では、WLAN−AP#aはVoIPを許可する状態なので、VoIPの接続要求を許可し、VoIPの接続を通知するための接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ203)。
接続通知メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、VoIPの現積算値“6”に、重み付けした値“3”を加算して“9”とし、その現積算値“9”と積算閾値“9”を比較する(ステップ204)。ここでは現積算値=積算閾値なので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aのVoIPが過負荷状態(Busy)になったと判断し、WLAN−AP#aに対して、VoIPの接続要求を許可しない状態にする旨の制御指示メッセージを送信する(ステップ205)。制御指示メッセージを受信したWLAN−AP#aは、VoIPの接続要求を許可しない状態に移行する(ステップ206)。
続いて、WLAN端末#2がWLAN−AP#aにVoIPの接続要求を送信する。接続要求を契機としてWLAN端末#2とWLAN−AP#aの間で“QoSネゴシエーション”が実行される(ステップ207)。
この時点ではWLAN−AP#aは、VoIPの接続要求を許可しない状態である。そのため、WLAN−AP#aはWLAN端末#1にBest Effortを割り当て、Best Effortの呼の接続を通知するための接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ208)。
接続通知メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、Best Effortの現積算値“3”に、重み付けした値“1”を加算して“4”とし、その現積算値“4”と積算閾値“10”を比較する(ステップ209)。ここでは現積算値<積算閾値なので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aに対して制御指示メッセージを送信しない。
本例では、WLAN−AP#aはWLAN端末からの接続解除通知を受信したとき、そのWLAN端末との接続を解除する。また、WLAN−AP#aはWLAN端末と接続したときに、一定時間で満了するタイマをスタートし、そのタイマが満了したときにWLAN端末との接続を解除することにしてもよい。
WLAN−AP#aは、WLAN端末#1との接続を解除するとき、WLAN端末#1との接続を解除する旨の解除要求メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ210)。WLAN−AP#aから解除要求メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、WLAN−AP#aの現積算値“9”から、VoIPの重みの値“3”を減算し、現積算値“6”と積算閾値“9”を比較する(ステップ211)。ここでは現積算値“6”が積算閾値“9”より小さくなったので、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aに対して、VoIPの接続要求を許可する状態にする旨の制御指示メッセージを送信する(ステップ212)。
制御指示メッセージを受信したWLAN−AP#aはVoIPの制限を解除し、呼の接続を許可する状態に移行する(ステップ213)。
以上説明したように、本実施形態によれば、各WLAN−AP11,12がWLAN端末と接続すると、呼接続があった旨とその呼のQoSクラスを示すトラヒック報告をポリシコントロール装置13に送る。ポリシコントロール装置13は、トラヒック報告に基づいて、各QoSクラス毎に重み付けした積算値で負荷状態を管理しており、WLAN−AP毎およびQoS毎に負荷を制御する。重み付けした積算値を用いることでQoSクラス毎の負荷状況の適切な把握が可能となり、各QoSクラスの負荷の良好な制御が可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1の実施形態と同様、過負荷状態を検出したWLAN−APを接続要求を拒否する状態にする。そして、第3の実施形態では、それに加えて、過負荷状態のWLAN−APがWLAN端末の接続を拒否したときWLAN端末を他のWLAN−APに誘導する制御を行う。過負荷状態のWLAN−APを接続要求を拒否する状態にすることで既存呼のサービス品質の低下を防止すると共に、WLAN端末を他のWLAN−APに誘導することで新規呼の接続性やサービス品質を改善することができる。
第3の実施形態のWLANネットワークシステムの構成は、図1に示した第1の実施形態のものと同様である。また、第3の実施形態のポリシコントロール装置13の構成は、図3に示した第1の実施形態のものと同様である。
図10は、第3の実施形態におけるWLAN−AP11,12の構成を示すブロック図である。図10を参照すると、WLAN−11,12は、制御信号通信部21、接続処理部22、および誘導制御部23を有している。制御信号通信部21および接続処理部22は第1の実施形態と同様の動作をする。
誘導処理部23は、ポリシコントロール装置13からの指示に従ってWLAN端末の接続先を誘導する処理を行う。誘導の処理には、自装置に接続しているWLAN端末を他のWLAN−APに誘導する処理と、他のWLAN−APにに接続しているWLAN端末を自装置に誘導する処理がある。
誘導の処理の一具体例として送信電力制御がある。WLAN−AP11,12は送信電力を下げれば、自身に接続しているWLAN端末を他のWLAN−APに誘導することができる。逆に、WLAN−AP11,12は送信電力を上げれば、他のWLAN−APに接続しているWLAN端末を自装置に誘導することができる。
誘導の処理の他の具体例としてネットワーク主導のハンドオーバがある。WLAN−AP11,12は、自身に接続しているWLAN端末にハンドオーバを指示することで、そのWLAN端末を他のWLAN−APに誘導することができる。
誘導の処理の更に他の具体例として再接続の指示がある。WLAN−AP11,12は、自身に接続しているWLAN端末に他のWLAN−APへの再接続を指示することで、そのWLAN端末を他のWLAN−APに誘導することができる。逆に、WLAN−AP11,12は、他のWLAN−APに接続しているWLAN端末に自装置への再接続を指示することで、そのWLAN端末を自装置に誘導することができる。
本実施形態では、ポリシコントロール装置13のロードバランス部31は、第1の実施形態に示した処理に加えて以下に示す処理を行う。
ロードバランス部31は、各WLAN−APの負荷の状況を管理しており、過負荷状態(Busy)となったWLAN−APがあると、そのWLAN−APから他のWLAN−APにWLAN端末を誘導する処理を各WLAN−APに指示する。
そのため、ロードバランス部31は、制御信号通信部32を介してWLAN−APからトラヒック報告を受信したとき、そのWLAN−APが過負荷状態となっていれば、カバーエリアが重複している近隣のWLAN−APを検出する。続いて、ロードバランス部31は、近隣のWLAN−APの負荷状態を調べ、WLAN端末を受け入れることができるか否か判定する。具体的には、近隣のWLAN−APが過負荷状態になっているか否か判定する。近隣のWLAN−APがWLAN端末を受け入れることができる状態であれば、ロードバランス部31は、過負荷状態のWLAN−APに送信電力の低減を指示し、近隣のWLAN−APに送信電力の増加を指示する。これにより、それ以降に接続要求を行うWLAN端末を近隣のWLAN−APに誘導することができる。
図11は、第3の実施形態によるWLANネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。ここでは、ポリシコントロール装置13の配下にWLAN−AP#aとWLAN−AP#bが接続されている。WLAN端末#1がWLAN−AP#aに対して接続要求を送信する。
図11を参照すると、ポリシコントロール装置13はWLAN−AP#aの現接続数が新規接続閾値に達したことで(ステップ301)、WLAN−AP#aに対して、新規接続要求を許可しない状態にする旨の制御指示メッセージを送信する(ステップ302)。制御指示メッセージを受信したWLAN−AP#aは新規接続要求を許可しない状態に移行する。
この状態から、WLAN端末#1がWLAN−AP#aに接続要求を送信する。この接続要求は新規接続要求であるとする。新規接続要求を契機としてWLAN端末#1とWLAN−AP#aの間で“802.11 Association”プロシージャが実行される(ステップ303)。
この時点ではWLAN−AP#aは新規接続要求を許可しない状態である。WLAN−AP#aは、WLAN端末#1から要求された新規呼を接続しない旨の接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ304)。
また、WLAN−AP#aは、WLAN端末#1に対して“802.11 DisAssociation”プロシージャにより接続解除を指示する(ステップ305)。新規接続要求が拒否されるので、WLAN端末#1はWLAN−AP#aとデータ通信できる状態とならない。
接続しない旨の接続通知メッセージを受信したポリシコントロール装置13は、WLAN−AP#aの現接続数と新規接続閾値および継続接続閾値とを比較する(ステップ306)。このときWLAN−AP#aは、現接続数が新規接続閾値に達しており過負荷状態である。
続いて、ポリシコントロール装置13は、WLAN−AP#bの現接続数と新規接続閾値および継続接続閾値とを比較する(ステップ307)。このときWLAN−AP#bの現接続数は新規接続閾値と継続接続閾値のいずれにも達していない状態(通常負荷状態)であるとする。そこで、ポリシコントロール装置13は、WLAN端末をWLAN−AP#aからWLAN−AP#bに誘導することを決定する。
そして、ポリシコントロール装置13は、WLAN−AP#bに送信電力の増加を指示し(ステップ308)、WLAN−AP#aに送信電力の低減を指示する(ステップ309)。本実施形態において、WLAN端末を誘導するための送信電力制御は、一定時間が経過すると解除されるものとする。その一定時間を計測するためにポリシコントロール装置13は、送信電力制御をWLAN−AP#a,#bに指示すると共に、一定時間を計測するタイマをスタートさせる。
ここでは、認証拒否されたWLAN端末#1がWLAN−AP#aからの無線信号を喪失し、WLAN−AP#bからの無線信号を検出したものとする(ステップ310)。WLAN−AP#bからの無線信号を検出したWLAN端末#1はWLAN−AP#bに継続接続要求を送信する。継続接続要求を契機としてWLAN端末#1とWLAN−AP#bの間で“802.11 ReAssociation”プロシージャが実行される(ステップ311)。
この時点ではWLAN−AP#bの現接続数は継続接続閾値に達しておらず、WLAN−AP#bは継続接続要求を許可する状態にあるとする。WLAN−AP#bは継続接続要求を許可し、トラヒック報告として接続通知メッセージをポリシコントロール装置13に送信する(ステップ313)。この接続通知メッセージは、WLAN端末#1がWLAN−AP#bと接続したことをポリシコントロール装置13に通知するものであり、また新規呼の接続であることを示す情報を含む。また、新規接続要求の許可により、WLAN端末#1はWLAN−AP#bとデータ通信できる状態となる(ステップ314)。
送信電力制御の時間を計測するタイマーが満了すると(ステップ315)、ポリシコントロール装置13は、WLAN端末の誘導を解除するため、WLAN−AP#aに送信電力の低減を指示し(ステップ316)、WLAN−AP#bに送信電力の増加を指示する(ステップ317)。
以上説明したように、本実施形態によれば、各WLAN−AP11,12はWLAN端末と接続すると、WLAN端末と接続した旨のトラヒック報告をポリシコントロール装置13に送る。ポリシコントロール装置13は、トラヒック報告に基づいて各WLAN−AP11,12の負荷状態を管理しており、過負荷となったWLAN−APがあるとWLAN端末をそのWLAN−APから他のWLAN−APに誘導する。これにより、WLANネットワークに負荷を分散させ、全体としてトラヒックの安定化を実現することができる。
なお、上述した各実施形態では、WLAN−AP毎に各負荷状態を管理することとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。WLAN−AP内の無線リンクを論理的に分割し、仮想AP(仮想アクセスポイント)あるいはVLANを定義している場合、仮想AP毎あるいはVLAN毎に負荷状態を管理することにしてもよい。これによれば、更にきめ細かい負荷状態の管理および制御が可能となる。
第1の実施形態によるWLANネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるWLAN−AP11,12の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるポリシコントロール装置13の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のロードバランス部31が判定に用いる負荷上体管理テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態によるWLANネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。 図5の動作例における負荷状態管理テーブルの初期状態を示す図である。 第2の実施形態のロードバランス部31が判定に用いる負荷状態管理テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態によるWLANネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。 図8の動作例における負荷状態管理テーブルの初期状態を示す図である。 第3の実施形態におけるWLAN−AP11,12の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態によるWLANネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
11,12 WLAN−AP
13 ポリシコントロール装置
14 上位ネットワーク
15〜17 WLAN端末
21 制御信号通信部
22 接続処理部
23 誘導制御部
31 ロードバランス部
32 制御信号通信部
101〜117、201〜213、301〜317 ステップ

Claims (16)

  1. 無線で端末と接続することで該端末と上位ネットワークの間の通信を可能にする無線LANネットワークシステムであって、
    予め前記上位ネットワークと接続され、無線でカバーエリアを形成しており、該カバーエリア内の前記端末と無線で接続すると、前記上位ネットワークと前記端末の間の通信を可能にすると共に、端末との接続を通知するための接続通知を送信する複数のアクセスポイントと、
    前記複数のアクセスポイントと接続されており、前記アクセスポイントから送信された前記接続通知に基づいて前記アクセスポイントの各々の負荷状態を管理し、過負荷となったアクセスポイントに対して端末との接続を制限するように指示するポリシコントロール装置と、を有する無線LANネットワークシステム。
  2. 前記アクセスポイントは、新規呼と既存呼を区別した前記接続通知を前記ポリシコントロール装置に送り、
    前記ポリシコントロール装置は、新規呼の接続を制限するための第1の閾値と、既存呼の接続を制限するための第2の閾値とを予め設定しておき、前記接続通知を元に、前記アクセスポイントの各々に接続されている端末数をカウントし、前記端末数が前記第1の閾値に達したとき新規呼の接続を制限するように前記アクセスポイントに指示し、前記端末数が前記第2の閾値に達したとき既存呼の接続を制限するように前記アクセスポイントに指示する、請求項1に記載の無線LANネットワークシステム。
  3. 前記第1の閾値が前記第2の閾値以下の値である、請求項2に記載の無線LANネットワークシステム。
  4. 前記アクセスポイントは、前記端末と無線で接続すると、QoSクラスを区別した前記接続通知を前記ポリシコントロール装置に送り、
    前記ポリシコントロール装置は、前記QoS毎に呼の重みを予め設定しておき、前記接続通知を元に、前記重みによって重み付けした値を積算することで前記アクセスポイントの各々の負荷の積算値を管理する、請求項1に記載の無線LANネットワークシステム。
  5. 前記ポリシコントロール装置は、前記QoSクラス毎に呼の接続を制限するための複数の閾値を予め設定しておき、前記接続通知を元に算出した前記積算値と前記複数の閾値とを比較し、それぞれの比較結果に従って前記QoSクラス毎に呼の接続を制限する、請求項4に記載の無線LANネットワークシステム。
  6. 前記アクセスポイントは、前記ポリシコントロール装置からの指示に従って端末からの接続要求を拒否したとき、接続拒否の通知を前記ポリシコントロール装置に送信し、
    前記ポリシコントロール装置は、前記接続拒否の通知を受信すると、該接続拒否の通知を送信したアクセスポイントが過負荷の状態であり、かつ該アクセスポイントとカバーエリアが重複している近隣のアクセスポイントが過負荷でない状態であれば、該過負荷の状態のアクセスポイントから該過負荷でない状態のアクセスポイントへ端末を誘導する、請求項1から5のいずれか1項に記載の無線LANネットワークシステム。
  7. 前記ポリシコントロール装置は、前記過負荷の状態のアクセスポイントに送信電力を低減させ、前記過負荷でない状態のアクセスポイントに送信電力を増大させることで、該過負荷の状態のアクセスポイントから該過負荷でない状態のアクセスポイントへ端末を誘導する、請求項6に記載の無線LANネットワークシステム。
  8. 無線で端末と接続することで該端末と上位ネットワークの間の通信を可能にする無線LANネットワークを構成するアクセスポイントに接続されるポリシコントロール装置であって、
    予め前記上位ネットワークと接続された複数の前記アクセスポイントに接続し、前記アクセスポイントの各々との間で制御信号による通信を行う制御信号通信部と、
    前記端末と無線で接続して前記上位ネットワークと前記端末の間の通信を可能にしたアクセスポイントから送信された、端末との接続を通知するための接続通知を前記制御信号通信部を介して受信し、前記接続通知に基づいて前記アクセスポイントの各々の負荷状態を管理し、過負荷となったアクセスポイントに対して、端末との接続を制限するように前記制御信号通信部を介して指示するロードバランス部と、を有するポリシコントロール装置。
  9. 前記アクセスポイントは、新規呼と既存呼を区別した前記接続通知を前記ポリシコントロール装置に送り、
    前記ポリシコントロール装置の前記ロードバランス部は、新規呼の接続を制限するための第1の閾値と、既存呼の接続を制限するための第2の閾値とを予め設定しておき、前記接続通知を元に、前記アクセスポイントの各々に接続されている端末数をカウントし、前記端末数が前記第1の閾値に達したとき新規呼の接続を制限するように前記アクセスポイントに指示し、前記端末数が前記第2の閾値に達したとき既存呼の接続を制限するように前記アクセスポイントに指示する、請求項8に記載のポリシコントロール装置。
  10. 前記第1の閾値が前記第2の閾値以下の値である、請求項9に記載のポリシコントロール装置。
  11. 前記アクセスポイントは、前記端末と無線で接続すると、QoSクラスを区別した前記接続通知を前記ポリシコントロール装置に送り、
    前記ポリシコントロール装置の前記ロードバランス部は、前記QoS毎に呼の重みを予め設定しておき、前記接続通知を元に、前記重みによって重み付けした値を積算することで前記アクセスポイントの各々の負荷の積算値を管理する、請求項8に記載のポリシコントロール装置。
  12. 前記ロードバランス部は、前記QoSクラス毎に呼の接続を制限するための複数の閾値を予め設定しておき、前記接続通知を元に算出した前記積算値と前記複数の閾値とを比較し、それぞれの比較結果に従って前記QoSクラス毎に呼の接続を制限する、請求項11に記載のポリシコントロール装置。
  13. 前記アクセスポイントは、前記ポリシコントロール装置からの指示に従って端末からの接続要求を拒否したとき、接続拒否の通知を前記ポリシコントロール装置に送信し、
    前記ポリシコントロール装置のロードバランス部は、前記接続拒否の通知を受信すると、該接続拒否の通知を送信したアクセスポイントが過負荷の状態であり、かつ該アクセスポイントとカバーエリアが重複している近隣のアクセスポイントが過負荷でない状態であれば、該過負荷の状態のアクセスポイントから該過負荷でない状態のアクセスポイントへ端末を誘導する、請求項8から12のいずれか1項に記載のポリシコントロール装置。
  14. 前記ロードバランス部は、前記過負荷の状態のアクセスポイントに送信電力を低減させ、前記過負荷でない状態のアクセスポイントに送信電力を増大させることで、該過負荷の状態のアクセスポイントから該過負荷でない状態のアクセスポイントへ端末を誘導する、請求項13に記載のポリシコントロール装置。
  15. 無線で端末と接続することで該端末と上位ネットワークの間の通信を可能にする無線LANネットワークを構成し、前記無線LANネットワークを管理するポリシコントロール装置に接続されたアクセスポイントであって、
    前記ポリシコントロール装置との間で制御信号による通信を行う制御信号通信部と、
    カバーエリア内の前記端末と無線で接続すると、前記上位ネットワークと前記端末の間の通信を可能にすると共に、端末との接続を通知するための接続通知を、前記制御信号通信部を介して前記ポリシコントロール装置に送信し、前記ポリシコントロール装置から前記制御信号通信部を介して、端末との接続を制限するように指示を受けると、該指示に従ってそれ以降の端末からの接続要求を拒否する接続処理部と、を有するアクセスポイント。
  16. 無線で端末と接続することで該端末と上位ネットワークの間の通信を可能にする複数のアクセスポイントと前記複数のアクセスポイントに接続されたポリシコントロール装置とを含む無線LANネットワークシステムにおける負荷制御方法であって、
    前記アクセスポイントがカバーエリア内の前記端末と無線で接続すると、前記上位ネットワークと前記端末の間の通信を可能にすると共に、端末との接続を通知するための接続通知を前記ポリシコントロール装置に送信し、
    前記ポリシコントロール装置が、前記アクセスポイントから受信した前記接続通知に基づいて前記アクセスポイントの各々の負荷状態を管理し、過負荷となったアクセスポイントに対して端末との接続を制限するように指示する、負荷制御方法。
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