JP2008038465A - 目地溝付パネルの製造方法 - Google Patents

目地溝付パネルの製造方法 Download PDF

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龍人 守田
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Abstract

【課題】 住宅等建築物のドアや引き戸等に用いる戸パネルに好適な目地溝付パネルの製造方法で、特に生産性良く製造できる方法を提供する。
【解決手段】 芯材7の表面および裏面に、表面材3および裏面材4を接着した目地溝付パネルAの製造方法で、複数枚の表面材3a、3bおよび裏面材4a,4bを、その裏面側を夫々上向きにして表面材3および裏面材4の厚さよりも薄い厚さの適宜幅を有するスペーサ2を介在させて載置台1上に載置する載置工程と、上記載置した複数枚の表面材3a、3bおよび裏面材4a、4bを、夫々裏面側から帯状テープ材5により接着して連結する連結工程と、該連結された連結表面材3および連結裏面材4を上記スペーサ2から分離してその連結部に目地溝10を形成するスペーサ分離工程と、該連結表面材3および連結裏面材4の裏面を夫々芯材7の表面および裏面に接着して一体化する接着一体化工程とからなるもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアや引き戸等の戸パネルや間仕切り材などの化粧パネルとして用いるに好適な目地溝付パネルの製造方法に関する。
従来、例えば特許文献1に示すような目地溝付ドアパネルはよく知られている。このドアパネルは、芯材を格子状に組み上げた枠体の表裏両面に鏡板および框を形成する表面材を貼り付け、この表面材の芯材に沿う部分を芯材とともに切除して鏡板の外周に沿う凹溝を形成し、この凹溝内に化粧凹溝部を有するモール材を嵌め込むようにして製造される。
しかしながら、この特許文献1による方法では、芯材に表面材を貼り付けたドアパネルに、モール材を埋設するための条溝を芯材に至る深さに切削し、更にこの条溝内に接着剤を塗布してモール材を固定しなければならないという複雑な工程が必要となり生産性が悪いという問題があった。
特開平7−91147号
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みなされたもので、戸パネル等に用いるに好適な目地溝付パネルを生産性よく製造することができる目地溝付パネルの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の目地溝付パネルの製造方法は、芯材の表面および裏面に、夫々複数枚の表面材および裏面材を目地溝を介して接着した目地溝付パネルの製造方法で、複数枚の表面材および裏面材を、その裏面側を夫々上向きにして該表面材間および裏面材間に該表面材および裏面材の厚さよりも薄い厚さの適宜幅を有するスペーサを介在させて載置台上に載置する載置工程と、上記載置台上に載置した複数枚の表面材および裏面材を、夫々それらの裏面間に跨って裏面側から帯状テープ材により接着して連結する連結工程と、該連結された連結表面材および連結裏面材を上記スペーサから分離してその連結部に目地溝を形成するスペーサ分離工程と、該連結表面材および連結裏面材の裏面を夫々芯材の表面および裏面に接着して一体化する接着一体化工程とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記請求項1の発明において、その載置工程において用いるスペーサが載置台上に固定されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項1又は2の発明において、その連結工程において用いる帯状テープ材に、表面材裏面および裏面材裏面と帯状テープ材との当接位置である帯状テープ材の長手方向両側端部表面に予めホットメルト樹脂接着剤が塗布されたものを用い、該帯状テープ材を表面材裏面間および裏面材裏面間に跨って配した後、その裏面から加熱して塗布されたホットメルト樹脂接着剤を溶融させることにより複数枚の表面材および裏面材を接着して連結することを特徴とする
また、請求項4に係る発明は、前記請求項1乃至3の発明において、帯状テープ材の表面側が化粧面に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明に係る目地溝付パネルの製造方法によると、複数枚の表面材および裏面材を、該表面材および裏面材間に目地溝が形成されるように帯状テープ材で接着して予め連結表面材および連結裏面材に形成し、次いでこの連結表面材および連結裏面材を芯材に接着一体化して製造することができるので、従来のように芯材に表面材を貼り付けたドアパネルに、芯材に至るような条溝を切削したり、或いは条溝にモール材を埋設して接着する等の工程が不要となり、生産性を大幅に改善することができる。
請求項2の発明に係る目地溝付パネルの製造方法によると、請求項1の発明において、その載置工程において用いるスペーサを予め載置台上に固定するようにしているので、請求項1の発明の効果に加えて、表面材間および裏面材間に目地溝を形成する作業を効率良く行なうことができ、生産性を更に高めることができる。
また、請求項3の発明に係る目地溝付パネルの製造方法によると、請求項1又は2の発明において、連結工程において用いる帯状テープ材として予めホットメルト樹脂接着剤が塗布されたものを用い、これを加熱溶融させて接着するようにしているので、請求項1又は2の発明の効果に加えて表面材同士及び裏面材同士の連結を接着剤塗布設備等の必要がなく作業性良く行なうことができ、その生産性を更に高めることができる。
また、請求項4の発明に係る目地溝付パネルの製造方法によると、請求項1乃至3の発明において、帯状テープ材の表面側を化粧面に形成したものを用いているので、請求項1乃至3の発明の効果に加えて、形成される目地溝の内底面を別途に化粧する必要がなくなり、生産性と目地意匠性を一層高めることができる。
以下、本発明の目地溝付パネルAの製造方法に関する実施例を図面に基づき説明する。尚、本発明は本実施例の記載内容に限られるものではない。
図1は載置工程を説明する部分断面図である。図1(a)は、本実施例に用いる載置台1の部分断面図を示し、該載置台1は、その表面に角棒状のスペーサ2が接着、釘着、嵌着等適宜手段により固定されている。図1(b)は、載置台1に2枚の表面材3a、3bを載置した状態の部分断面図を示し、夫々その裏面側を上向きにして上記スペーサ2を介在させて載置台1に載置されている。(尚、図示していないが裏面材4a、4bも上記表面材の場合と同様にして載置台1に載置する。そして、次工程の連結工程においても、以下に示す表面材の場合と同様に連結するものとし、その詳細な説明は省略する。)
ここにおいて、載置台1の表面に固定されたスペーサ2の幅は、形成される目地溝10の幅と略同一の適宜幅hに形成されている。また、その厚さは表面材3a、3b(及び裏面材4a、4b)の厚さよりも小さい厚さtに形成されている。このように、スペーサ2の厚さtを表面材よりも小さくしておくことによって、後述する連結工程で表面材3a、3bを帯状テープ材5によって連結する作業を、スペーサ2が障害とならずに良好に行なうことができるので好ましい。
また、上記本実施例で用いる表面材3a、3b(及び裏面材4a、4b)には、合板、MDF、LVL、パーティクルボード、木材単板その他の木質板材、あるいはそれらの2種以上が複合された複合木質板材を基板としている。そしてその裏面側側端部には段差3dが設けられてなるとともに、その表面から端面を経て裏面である段差3dに至るように合成樹脂製印刷化粧シート3cが予めラッピングされた化粧板を用いている。このような場合には、スペーサー2の厚さは表面材3a、3b(及び裏面材4a、4b)の上記段差3dが設けられた部分の厚さよりも小さい厚さtに形成されることになる。尚、表面材3a、3b(及び裏面材4a、4b)は、上記に限らず種々の基板、種々の化粧板を用いることができるのは言うまでもない。
尚、上記本実施例では、載置台1の表面に固定されたスペーサ2の数を1とし、載置台1上に2枚の表面材3a、3bを載置する例を示したが、これに限るものではない。例えばスペーサ2の数を2とし、3枚の表面材を載置するようにすることもできる。
また、上記本実施例では、スペーサ2が載置台1の表面に固定されたものを示した。このように予めスペーサ2を固定しておくことによって、表面材3a、3bの載置や位置決めを極めて容易に行なうことができるので好ましい。しかし、これに限らずスペーサ2を載置台1に固定しないでその都度表面材3a、3b間に配して用いることもできる。
次に、このようにして載置台1の表面に載置した表面材3a、3bを、図2に示す連結工程で連結する。図2(a)は、表面材3a、3bの裏面側段差3d内に帯状テープ材5を配した状態の部分断面図を示す。図2(a)より、先ず上記で載置台1上にスペーサ2を介在させて載置した表面材3a、3bの裏面間に跨って、それらの裏面側に帯状テープ材5を配する。
ここにおいて、本実施例では、帯状テープ材5として、図3にその部分断面図を示すようにその基体5aの長手方向両側端部表面に予めホットメルト樹脂接着剤5b、5bが塗布されており、その間のホットメルト樹脂接着剤5b、5bが塗布されていない部分には、印刷、塗装等により化粧層5cが形成されているものを用いている。
次いで、図2(b)に示すように、上記帯状テープ材5の裏面側を加熱ロール、加熱プレート等の加熱手段6によって加熱又は加熱加圧し、上記塗布されたホットメルト樹脂接着剤5b、5bを溶融させて活性化させ、冷却することによって表面材3a、3b同士を帯状テープ材5によって連結する。
本実施例のように、帯状テープ材5として、予めホットメルト樹脂5b、5bを塗布したものを用いると、接着剤塗布装置などの特別な装置を必要とせずに表面材3a、3bの連結を生産作業性良く強固に行なうことができるので好ましい。また、帯状テープ材5の表面のホットメルト樹脂5b、5bが塗布されていない部分に印刷、塗装等により化粧層5cが形成されているので、形成される目地溝10の底面の化粧工程を省くことができ、生産性を高めることができるので好ましい。
尚、帯状テープ材5は、上記ホットメルト樹脂接着剤5b、5bを予め塗布したものに代えて、接着剤を塗布したものや、粘着剤層を設けたものを用いることもできる。また、その表面に化粧層5cを設けないものを用いることもできる。
次にスペーサ2の分離工程において、帯状テープ材5で連結された載置台1上の表面材3a、3bを、例えば図示しない吸引移動装置等によってスペーサ2から分離して載置台1から取り外し、図4に示す連結表面材3に形成する。この連結表面材3は、ラッピングにより表面から側面まで合成樹脂製印刷化粧シート3cによる化粧が施されているとともに、連結された表面材3aと3bの間には目地溝10が形成され、この目地溝10の底面には帯状テープ材5の表面に形成した化粧層5cが現出した装飾性の優れたものに形成されている。
次に、このようにして形成された連結表面材3と連結裏面材4とを、図5に示す接着一体化工程において、パネルの芯組み7の表裏面に夫々接着剤を用いて加圧接着又は加熱加圧接着する。この際、連結表面材3および連結裏面材4の目地溝10相当位置に、芯組み7が当接するように接着して、本実施例の目地溝付パネルAを得る。
本発明の実施例である目地溝付パネルAの製造工程である載置工程を説明する部分断面図。 本発明の実施例である目地溝付パネルAの製造工程である連結工程を説明する部分断面図。 本発明の実施例である帯状テープ材5の部分断面図。 本発明の実施例である連結表面材3の部分断面図。 本発明の実施例である目地溝付パネルAの部分断面図。
符号の説明
A 目地溝付パネル
1 載置台
2 スペーサ
3 連結表面材
3a、3b 表面材
3c 合成樹脂製印刷化粧シート
3d 段差
4 連結裏面材
4a、4b 裏面材
5 帯状テープ材
5a 基体
5b ホットメルト樹脂接着剤
5c 化粧層
6 加熱手段
7 芯組
10 目地溝

Claims (4)

  1. 芯材の表面および裏面に、夫々複数枚の表面材および裏面材を目地溝を介して接着した目地溝付パネルの製造方法で、複数枚の表面材および裏面材を、その裏面側を夫々上向きにして該表面材間および裏面材間に該表面材および裏面材の厚さよりも薄い厚さの適宜幅を有するスペーサを介在させて載置台上に載置する載置工程と、上記載置台上に載置した複数枚の表面材および裏面材を、夫々それらの裏面間に跨って裏面側から帯状テープ材により接着して連結する連結工程と、該連結された連結表面材および連結裏面材を上記スペーサから分離してその連結部に目地溝を形成するスペーサ分離工程と、該連結表面材および連結裏面材の裏面を夫々芯材の表面および裏面に接着して一体化する接着一体化工程とを備えていることを特徴とする目地溝付パネルの製造方法。
  2. 載置工程において、スペーサが載置台上に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の目地溝付パネルの製造方法。
  3. 連結工程において、表面材裏面および裏面材裏面と帯状テープ材との当接位置である帯状テープ材の長手方向両側端部表面に予めホットメルト樹脂接着剤が塗布されたものを用い、該帯状テープ材を表面材裏面間および裏面材裏面間に跨って配した後、その裏面から加熱して塗布されたホットメルト樹脂接着剤を溶融させることにより複数枚の表面材および裏面材を接着して連結することを特徴とする請求項1又は2に記載の目地溝付パネルの製造方法。
  4. 帯状テープ材の表面側が化粧面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の目地溝付パネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104328890A (zh) * 2014-09-15 2015-02-04 马义和 一种3d打印高强复合板

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