JP2008030375A - キャップ - Google Patents

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圭章 古屋
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Abstract

【課題】天冠をキャップに組み付ける際、位置合わせ作業を容易にし、機械で組み立てる場合に、突片の頂部や係合溝の入り口部分が破損することを防止する。
【解決手段】貫通した筒状のキャップ本体13の一方の端部に頭冠22が挿着され、それらキャップ本体と頭冠とは傾斜した端面15によって接合してなるキャップ12であって、前記頭冠のキャップ本体側に、そのキャップ本体への圧入部となる筒状部26を形成すると共に、その筒状部の外周面に嵌合突部18を形成するが、その嵌合突部を傾斜した状態で形成し、また、その傾斜した状態で形成された嵌合突部を前記キャップ本体の内面に形成した嵌合凹部17に係合させたキャップ。
【選択図】図2

Description

本発明は、貫通した筒状のキャップ本体の一方の端部に頭冠が挿着され、それらキャップ本体と頭冠とは傾斜した端面によって接合してなるキャップに関する。
近年、デザインの多様化から、貫通した筒状のキャップ本体の一方の端部に頭冠が挿着され、それらキャップ本体と頭冠とは傾斜した端面によって接合してなるキャップが製品化されている。
以下、具体的に説明する。クリップと一体化した天冠の外径は、キャップ筒の外径と略同一をなしているが、それらの接合面は傾斜した状態で接合されている。また、天冠の天面の反対側の周壁端面をキャップ筒の頂端面にスプリングの力で接触させるとともに、複数の突片をキャップ筒の頂端面に形成し、その複数の突片を頭冠の内壁面に係合させている。即ち、複数の突起を天冠に係合させることによって、その天冠とキャップ筒との相対的な回転が防止されている。
特開2000−79788号公報。
しかし、上述した従来の技術にあっては、天冠をキャップに組み付ける際、キャップ筒の突片を天冠の係合溝に確認しながら係合させなければならず、その位置合わせ作業が面倒であった。また、機械で組み立てる場合には、多少でも位置ずれを起こしてしまうと、前記突片の頂部や係合溝の入り口部分が破損してしまったり、ややもすると、機械自体を破損させてしまう危険性があった。
本発明は、貫通した筒状のキャップ本体の一方の端部に頭冠が挿着され、それらキャップ本体と頭冠とは傾斜した端面によって接合してなるキャップであって、前記頭冠のキャップ本体側に、そのキャップ本体への圧入部となる筒状部を形成すると共に、その筒状部の外周面に嵌合突部を形成するが、その嵌合突部を傾斜した状態で形成し、また、その傾斜した状態で形成された嵌合突部を前記キャップ本体の内面に形成した嵌合凹部に係合させたことを要旨とする。
本発明は、貫通した筒状のキャップ本体の一方の端部に頭冠が挿着され、それらキャップ本体と頭冠とは傾斜した端面によって接合してなるキャップであって、前記頭冠のキャップ本体側に、そのキャップ本体への圧入部となる筒状部を形成すると共に、その筒状部の外周面に嵌合突部を形成するが、その嵌合突部を傾斜した状態で形成し、また、その傾斜した状態で形成された嵌合突部を前記キャップ本体の内面に形成した嵌合凹部に係合させたので、容易に頭冠をキャップ本体に挿着することができる。
本発明の1例を説明するが、ボールペンのペン先を覆うキャップの例である。図中、上方を前と言い、下方を後ろと言う。アクリロニトリルスチレン共重合体から成る軸筒1の後端部には、ポリエステルから成る尾栓2が圧入・固定されており、その尾栓2はカップ状をなしている。万が一、インキが漏れ出したときのインキ溜め部3となっている。また、軸筒1の内部には、ボールペンリフィル4が内接されており、そのボールペンリフィル4にはインキ5が収容されている。そのインキ5の後部には、インキ5の消費と共に前進するグリース状の追従体6が配置されている。ボールペンリフィル4の前方には、チップホルダー7を介してボールペンチップ8が固定されており、そのボールペンチップ8の前端には、塗布部となるボール9が回転自在に取り付けられている。符号10は、前記軸筒1の前方に螺合されボールペンリフィル4の脱落を防止する先部材である。その先部材10は、真鍮で形成されているが、ニッケルメッキ及び電解クロメート処理が施されている。先部材10を着脱することにより、軸筒1の内部に収納されているボールペンリフィル4の交換を容易なものとしている。また、符号11は、後述するキャップを軸筒1に嵌合させるための係合突起であって、その係合突起11は軸筒1の表面に周状に形成されている。
次に、キャップ12について説明する。ポリカーボネートから成るキャップ本体13は、貫通した筒状をなしており、その前方内面には、前記軸筒1の係合突起11と係合する突起14が形成されているが、この突起14は部分的に形成されている。具体的には、放射状の4箇所に形成されているが、これに限定されることなく、6箇所などであっても良いが等間隔な位置に形成するのが好ましい。
キャップ本体13の前端部は、傾斜した状態で開口しており、その傾斜によって傾斜面15が形成されている。その傾斜面15の角度αは、キャップ本体13の中心軸線に対して約120度の角度を有しているが、これに限定されることはない。その傾斜面15の上部には、ポリカーボネートから成る飾りリング16が位置しているが、その飾りリング16は後述する頭冠とキャップ本体13によって挟みこまれた状態で固定されている。その飾りリング16は、均一な幅を有しているのではなく、扁平な形状を有している。具体的に説明すると、一方の側が高く、他方の側が低く形成されているが、高い側から低い側に架けて直線状の傾斜面16aと湾曲した傾斜面16bから形成されている。この飾りリング16は、デザイン状の観点から付与されたものであるが、前記ボールペンリフィル4に収納されているインキ5の色表示ともなっている。つまり、飾りリング16は、インキ5の色と同様な色に着色されている。
一方、キャップ本体13の上方内面には、前記傾斜面15と同等の角度を有する傾斜凹部17が形成されており、その傾斜凹部17の上方には嵌合突部18が周状に形成されている。そして、その嵌合突部18の上方には、大径の案内孔19がキャップ本体13の後端開口部20に架けて形成されている。つまり、その案内孔19の内径は、前記嵌合突部18の内径よりも大きいが、前記傾斜凹部17の内径よりも小さなものとなっている。符号21は、前記傾斜面15の低い側に形成された切欠部である。
前記キャップ本体13の上部には、頭冠22が圧入固定されている。その頭冠22について詳述する。頭冠22の上部には、ほぼ半球状の頭部23が形成されており、その頭部の前方部には、前記キャップ本体22の傾斜面15の傾斜角度と同等な傾斜面22aが形成されている。また、その頭部22から連続してクリップ24が形成されている。そのクリップ24の下方には、玉部25が形成されているが、その玉部25は前記キャップ本体13に抜けて形成されており、また、キャップ本体13の表面に接触もしている。
また、前記頭部23の下方には、キャップ本体13に嵌合する筒状部26が形成されている。その筒状部26の中間部には、前記キャップ本体13の内面に形成された傾斜凹部17に係合・嵌合する傾斜突部27が周状に形成されているが、この傾斜突部27も傾斜凹部17の角度と同等な傾斜角度を有している。その傾斜突部27の外径は、前記傾斜凹部17の内径とほぼ同径となっているが、前記案内孔19の内径よりも小径なものとなっている。
また、前記頭部23と筒状部26との連結部には、縦リブ28が等間隔な4箇所に形成されている。その縦リブ28は、前記キャップ本体13の案内孔19に圧入されるものとなっており、キャップ本体13との位置ずれや振れなどが防止されている。
符号29は、前記ボールペンチップ8の先端部を覆い、ボール9からのインキの蒸発を防止するニトリルブタジエンラバーやシリコーンゴム、ブチルゴムなどのゴム状弾性体からなるパッキンであって、前記頭冠22の筒状部26の内面に圧入されている。また、符号30は、前記筒状部26の側面に形成された貫通孔であって、前記パッキン29を装着する際に発生する圧縮された空気の抜け孔となっている。
次に、頭冠22のキャップ本体13への挿着方法について説明する。頭冠22の筒状部26の前方部をキャップ本体13の案内孔19に挿入すると、キャップ本体13の案内孔19によって筒状部26が案内され、これによって、大まかな位置決めがなされる。ここで、更に頭冠22をカップ本体13に向けて押し込むと、頭冠22の筒状部26の傾斜突起27が嵌合突部18に当接する。このとき、その嵌合突部18も傾斜突起27と同様な傾斜角度を有しているため、それらは多少の位置ずれが発生していても、互いの傾斜面によってその位置ずれが矯正され、正確な状態へと位置決めされる。即ち、互いの部材(頭冠22並びに、キャップ本体13)が互いの傾斜面によって案内され回転し合い、互いの傾斜を合致させることにより、正確な位置決めがなされるのである。この状態で、更に頭冠22をキャップ本体13に押し込むと、傾斜突起27は正確な位置を保ちつつ前記嵌合突起18に圧入されつつ乗り越え、前記傾斜凹部17に落ち込み、その傾斜凹部17との係合・嵌合がなされる。このとき、頭冠22の傾斜面22aとキャップ本体13の傾斜面15が接触し、互いの接合面となる。また、このとき、前記筒状部16の縦リブ28も案内孔19に嵌まり込み、また、頭部23と筒状部26との連結部に形成された転結突起31がキャップ本体13の切欠部21に嵌まり込む。そして、これら傾斜突起27の傾斜凹部17への嵌合と、縦リブ28の案内孔19への圧入、並びに、連結突起31の切欠部21への係合によって、頭冠22のキャップ本体13からの抜け出しが防止されると共に、キャップ本体13に対する振れ、相対的な回転などが防止される。
第2例を図5〜図8に示し説明する。前記頭冠22の筒状部26の傾斜突起27の一部に突起32を形成すると共に、その突起32と係合する係合溝33をキャップ本体13の内面に形成した例である。その係合溝33は、嵌合突部18の長手方向に形成されている。つまり、互いの傾斜角度によって位置決め(特に、回転方向に対する位置決め)された頭冠22が、キャップ本体13の嵌合突起18を乗り越える際にも確実に、その位置決めされた状態が維持されるものとなっている。即ち、傾斜突起27の突起32が係合溝33に係合した状態で、前記の乗り越えがなされるのである。
尚、以上の例においては、キャップ本体13の傾斜面15の傾斜角度と、筒状部26に形成した傾斜突起27、並びに、キャップ本体13に形成した嵌合突起18との傾斜角度を同一なものとしているが、これに限定されることなく、前記キャップ本体13の傾斜面15との傾斜角度を異ならしめても良い。
本発明の縦断面図。 図1の要部拡大図。 キャップ本体の縦断面図。 キャップ本体の外観斜視図。 飾りリングの縦断面図。 頭冠の側面図。 第2例の縦断面図。 第2例の頭冠の要部外観斜視図。 第2例のキャップ本体の外観斜視図。
符号の説明
1 軸筒
2 尾栓
3 インキ溜め部
4 ボールペンリフィル
5 インキ
6 追従体
7 チップホルダー
9 ボール
10 先部材
11 係合突起
12 キャップ
13 キャップ本体
14 突起
15 傾斜面
16 飾りリング
17 傾斜凹部
18 嵌合突部
19 案内孔
20 後端開口部
21 切欠部
22 頭冠
23 頭部
24 クリップ
25 玉部
26 筒状部
27 傾斜突部
28 縦リブ
29 パッキン
30 貫通孔
31 連結突起
32 突起
33 係合溝

Claims (2)

  1. 貫通した筒状のキャップ本体の一方の端部に頭冠が挿着され、それらキャップ本体と頭冠とは傾斜した端面によって接合してなるキャップであって、前記頭冠のキャップ本体側に、そのキャップ本体への圧入部となる筒状部を形成すると共に、その筒状部の外周面に嵌合突部を形成するが、その嵌合突部を傾斜した状態で形成し、また、その傾斜した状態で形成された嵌合突部を前記キャップ本体の内面に形成した嵌合凹部に係合させたことを特徴とするキャップ。
  2. 前記嵌合突部の傾斜角度を頭冠とキャップ本体との接合角度と同等となしたことを特徴とする請求項1記載のキャップ。
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