JP2008029061A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車に配索されるワイヤハーネスに接続される電気接続箱の樹脂成形品からなるケース本体の外面に、車体側から突設される金属製車体ブラケットと係止される車体ブラケット受部が一体的に突設され、前記車体ブラケット受部が、該ケース本体の外面に突設される他部材とのロック部あるいは他部材のホルダー部からなる突設部と、補強用の連結部を介して一体化されている。
【選択図】図1
Description
その場合、樹脂成形品からなる電気接続箱のケースから突設したブラケット受部で高強度の金属製の車体ブラケットを係止するため、ブラケット受部側に損傷が発生する恐れがある。
また、近年、自動車の高機能化に伴って車載電装品が急増していると共に車両内の電気回路システムも増加し、電気接続箱の重量が従来のものと比べて2〜3倍に増加しているため、車体ブラケット受部の強度を高めることが望まれている。
前記特許文献1に開示されている樹脂ケース補強構造では、図8に示すように、樹脂ケース1の側壁2にブラケット保持壁部3が設けられ、該ブラケット保持壁部3の外面に相手部材に固定するための取付ブラケット4が設けられている。前記ブラケット保持壁部3は樹脂ケース1の側壁2から外方に段差をもって突出され、ブラケット保持壁部3の内壁に上下に延在するリブ5が一体的に設けられている。前記リブ5を設けたことにより、ブラケット保持壁部3の肉厚を厚くしている。
前記車体ブラケット受部が、該ケース本体の外面に突設される他部材とのロック部あるいは他部材のホルダー部からなる突設部と、補強用の連結部を介して一体化されていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
このように、車体ブラケット受部と突設部とは互いに補強し合うことで、車体ブラケット受部および突設部両方の強度を高めることができる。
前記突設部は、アッパーカバー等の他部材とのロック部としてもよいし、電気接続箱と別体のカセットリレーやコネクタを保持するホルダー部としてもよい。
アッパーカバーのロック部が車体ブラケット受部の近接している場合、大幅な設計変更を加えなくても、車体ブラケット受部をロック部と一体化させることができるため、設計変更の工数をあまり要さず、車体ブラケット受部とロック部とを連結して車体ブラケット受部の強度を高めることができる。
前記構成とすると、電気接続箱を3ヶ所で車体に固定することになり、3点支持となるので荷重が偏ることなく均等に分散されるため、電気接続箱の取り付け安定性を高めることができ、電気接続箱のガタつきを防止することができると共に、車体取付部および車体ブラケット受部の損傷を防止することができる。
前記車体ブラケット受部は、前記ケース本体外側面から枠状に突設されている前記周壁と、前記ケース本体外側面と対向する該周壁内面の上部から突設された爪部と、該爪部の両側部に配置されたリブとを備え、前記車体ブラケットを前記リブで挟持する共に前記爪部に係止する構成とされているのが好ましい。
前記車体ブラケット受部の周壁内面に対向して突出するリブを1組のリブとし、1組のリブを爪部の両側にそれぞれ2組ずつ設けるのが好ましく、1組ずつ以上であればよい。
また、連結部はその側部が前記ブラケット受部の周壁の側面と連結されていればよく、連結部が車体ブラケット受部の下端まで延在していてもよい。
図1乃至図6は本発明の第1実施形態を示す。
本発明の電気接続箱10は、図1に示すように、樹脂成形品からなるケース本体11に上下方向からアッパーカバー12およびロアカバー13を被せてロック結合している。該電気接続箱10にはケース本体11内に収容する内部回路と電気接続するワイヤハーネスWを取り付けられている。
前記電気接続箱10は、車両搭載時に、車体20に突設した金属製の車体ブラケット21を介して車体20に固定されるものである。
前記周壁11aは、車体ブラケット取付側の周壁11aを第1車体取付側壁11bとする一方、該第1車体取付側壁11bと対向する周壁11aを第2車体取付側壁11cとしている。
前記第1車体取付側壁11bの下端中央からワイヤハーネスガイド片11dを突設し、電気接続箱10に接続するワイヤハーネスWをガイドしている。
前記第1車取付側壁11bにおいて、各1個のロック部16と車体ブラケット受部14とを連結部17で連結した一体化したものを、ワイヤハーネスガイド片11dを挟んで対称に2組設けている。
前記弾性片14eの両側部にはそれぞれ、第1車体取付側壁外面11eから一対の第1リブ14g−1を間隔をあけて設けている。一方、前記第1周壁14cの内面からは、第1リブ14g−1と対向する位置に第2リブ14g−2を設けており、第1リブ14c−1と第2リブ14g−2とは隙間S1をあけて配置している。ブラケット収容空間BSには計4組の対向するリブを設けている。
前記第3側壁17cは車体ブラケット受部14の第1周壁14cおよびロック部16の周壁16aと連続している。連結部17の第1側壁17aはロック部16の側壁16dおよびブラケット受部の側壁14bの一部と連続しており、第1側壁17aと側壁14bは一部が兼用壁18となっており、連結部17の第2側壁17bは兼用壁18と同一長さに設定している。
ロアカバー13は、図2(A)に示すように、ケース本体11に接続しているワイヤハーネスWをワイヤハーネス挿通孔13dに挿通させると共に、ワイヤハーネスガイド片11dをワイヤハーネス挿通部13eの外面13gに当接してロアカバー13をケース本体11に被せている。
詳しくは、車体ブラケット受部14の対向配置しているリブ14g−1、14g−2の間の隙間S1に、車体ブラケット21の係止部21aを下方から挿入し、爪部14fを車体ブラケット21の係止孔21bに係止すると共に、車体ブラケット21の係止部21aをリブ14g−1、14g−2の隙間S1で挟持して、電気接続箱10を車体ブラケット21に固定している。
また、ケース本体11から突設した車体取付部15の本体部15aを車体20側に取付部(図示せず)に重ねて、ボルト穴15cを通してボルト締め固定している。該車体取付部15は、板状の本体部15aの両側に本体部15aを補強する補強リブ15bを設けている。
また、電気接続箱10を3ヶ所で車体20に固定することで、電気接続箱10の取り付け安定性を高めることができ、電気接続箱10のガタつきを防止することができると共に、車体取付部15および車体ブラケット受部14の損傷を防止することができる。
第1実施形態との相違点は、車体ブラケット受部14と連結する突起部を、ケース本体11の外面に突設したコネクタホルダー部46としている。該コネクタホルダー部46でジョイントコネクタ30を電気接続箱10の外面で保持している。
前記コネクタホルダー部46の側枠部と車体ブラケット受部14とを連結部17を介して連結して一体化している。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
11 ケース本体
12 アッパーカバー
12c 被ロック部
13 ロアカバー
14 車体ブラケット受部
14a 周壁
14f 爪部
14g−1、14g−2 リブ
15 車体取付部
16 ロック部(突起部)
17 連結部
20 車体
21 車体ブラケット
46 ホルダー部(突起部)
W ワイヤハーネス
Claims (4)
- 自動車に配索されるワイヤハーネスに接続される電気接続箱の樹脂成形品からなるケース本体の外面に、車体側から突設される車体ブラケットと係止される車体ブラケット受部が一体的に突設され、
前記車体ブラケット受部が、該ケース本体の外面に突設される他部材とのロック部あるいは他部材のホルダー部からなる突設部と、補強用の連結部を介して一体化されていることを特徴とする電気接続箱。 - 前記ケース本体にはアッパーカバーが被せられ、前記車体ブラケット受部と前記連結部を介して一体化される突設部が、前記アッパーカバーの被ロック部とロック結合されるロック部である請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記車体ブラケット受部がケース本体の同一外面に間隔をあけて2個設けられていると共に、ケース本体の反対側の外面には車体とボルト締め固定される車体取付部が1個突設されて、車体に3カ所で固定される構成とされている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
- 前記車体ブラケット受部に対して前記アッパーカバー用のロック部は上方に位置し、前記連結部は前記ロック部の下端から突出して、その側部が前記ブラケット受部の周壁の側面と連結され、
前記車体ブラケット受部は、前記ケース本体外側面から枠状に突設されている前記周壁と、前記ケース本体外側面と対向する該周壁内面の上部から突設された爪部と、該爪部の両側部に配置されたリブとを備え、前記車体ブラケットを前記リブで挟持する共に前記爪部に係止する構成とされている請求項2または請求項3に記載の電気接続箱。
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