JP2008104329A - 車載用の電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体パネルにクリップを用いて片持ち支持で取り付ける電気接続箱の連結強度を高めて、ガタ付き発生の防止しおよびクリップの破損を防止する。
【解決手段】電気接続箱のケースの一側壁より突設したロック用クリップを、車体パネルの係止孔に挿入係止して片持ち支持で固定する電気接続箱であって、前記ロック用クリップは前記側壁から突設した軸部の先端から両側へ羽根部を折り返し、該羽根部の先端に前記車体パネルの係止孔の周縁に係止する係止段部を設けた羽根付きクリップとし、一対の前記羽根付きクリップを間隔をあけて配置すると共に、これら羽根付きクリップの間に、潰しリブを外面から突設した防護壁を前記側壁から突出し、該防護壁を前記一対の羽根付きクリップに対応して設けた前記車体パネルの係止孔の間に設けた開口に前記潰しリブを潰しながら圧入固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は車載用の電気接続箱に関し、車体パネルにロック用クリップで片持ち支持で固定する電気接続箱において、電気接続箱と車体パネルとの連結部分の強度を向上させるものである。
ジャンクションボックス等の大型電気接続箱を車体パネルに固定する際には、電気接続箱から車体取付部を突設させ、該車体取付部を車体パネルにボルト締めする場合が多い。しかし、ボルト締め作業は狭く且つ暗い作業空間で作業者が無理な姿勢で行わなければならないことがあり、作業者にとって負担となる。また、部品点数も多くなり、コストが高くなる問題があった。
そこで、電気接続箱の側壁から係止用のクリップを突設し、車体パネルに穿設した係止孔に該クリップを挿入係止させ、ボルト締めによらずに、電気接続箱を簡単に車体パネルに固定する電気接続箱の連結構造が提供されている。
しかし、電気接続箱をクリップだけで固定した場合、特に、大型の電気接続箱の一面側のみを車体に固定する片持ち支持の場合、走行時の衝撃や振動によって、クリップに過剰な力がかかり、ひいてはクリップに損傷が発生する恐れがある。
この種の電気接続箱を係止具を用いて他部材と連結する構造として、例えば、特開2003−333728号公報(特許文献1)においてジャンクションボックスと付設の電気接続箱の連結構造を本出願人は提供している。
前記連結構造は、図8に示すように、付設電気接続箱1の側壁に係止部1aを設けると共に、連結時にジャンクションボックス本体2の側壁の上端部に係合可能なL字形状のフック1bを突設し、ジャンクションボックス本体2の係止受部2aに前記係止部1aをスライドして係合すると共に、前記スライド方向と同方向からジャンクションボックス本体2の上壁2bにフック1bを係合している。
前記連結構造では、フック1bを設けることにより、付設電気接続箱1に電気部品を収容する際の押圧荷重が係止部1aと係止受部2aだけではなく、フック1bにも分散されて負荷されるため、ジャンクションボックス本体2と付設電気接続箱1の連結部分の破損を防ぐ。
しかしながら、係止部1aやフック1bは、ジャンクションボックス本体2の係止受部2aあるいは上壁2bとの間に、設計上、クリアランスが必要となる。そのため、走行時の衝撃や振動などで付設電気接続箱1がガタ付き、ジャンクションボックス本体2と付設電気接続箱1の連結部が破損する恐れがあると共に、ガタ付きによる異音が発生する問題がある。
特開2003−333728号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、車体パネルと電気接続箱との連結部分を補強することで、ロック用クリップの破損を防止すると共に、ガタ付きを防止することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電気接続箱のケースの一側壁より突設したロック用クリップを、車体パネルの係止孔に挿入係止して片持ち支持で固定する電気接続箱であって、
前記ロック用クリップは前記側壁から突設した軸部の先端から両側へ羽根部を折り返し、該羽根部の先端に前記車体パネルの係止孔の周縁に係止する係止段部を設けた羽根付きクリップとし、
一対の前記羽根付きクリップを間隔をあけて配置すると共に、これら羽根付きクリップの間に、潰しリブを外面から突設した防護壁を前記側壁から突出し、該防護壁を前記一対の羽根付きクリップに対応して設けた前記車体パネルの係止孔の間に設けた開口に前記潰しリブを潰しながら圧入固定する構成としていることを特徴とする車載用の電気接続箱を提供している。
前記本発明の構成では、間隔をあけて配置した羽根付きクリップの間に防護壁を設け、該防護壁に設けた潰しリブを潰しながら車体パネルの開口に圧入して、防護壁で羽根付きクリップと車体パネルとの係止部を補強している。よって、車体パネルに電気接続箱を片持ち支持で取り付けた場合において、その連結部分の強度を向上させることができ、電気接続箱を車体パネルに対してしっかりと支持することができる。よって、羽根付きクリップと車体パネルとの係止部へ負荷が集中するのを抑制でき、羽根付きクリップに損傷が生じることを低減、防止できる。
また、電気接続箱内に装填したヒューズやリレー等の電気部品を交換する際、これら電気部品の引き抜き力や挿入力が電気接続箱に負荷されるが、このように負荷に対しても、電気接続箱を車体パネルに強固に安定支持しているため、電気接続箱にぐらつきを発生させず、部品交換作業性を高めることができる。
さらに、本発明の電気接続箱では、車体パネルの係止孔および開口に羽根付きクリップおよび防護壁を差し込むだけで、電気接続箱を車体パネルに固定することができるため、作業が容易であり、作業者の負担を軽減することができる。さらに、電気接続箱に羽根付きクリップを一体成形することで、部品点数を削減することができる。
前記一対の羽根付きクリップの一方は、前記軸部の上下いずれか先端に潰しリブを設けていると共に上下いずれか他方の先端より間隔をあけた位置に潰しリブを設けた圧接片を備え、前記上下両側の潰しリブを前記係止孔への挿入時に潰して係止孔の上下内面に圧接する一方、
他方の前記羽根付きクリップは、前記一方のクリップと上下対称位置に前記圧接片および潰しリブを設けているのが好ましい。
前記構成とすると、羽根付きクリップは上下両側に潰しリブを設けているため、羽根付きクリップおよび圧接片を係止孔に隙間なく圧接固定することができるため、走行時の衝撃や振動によって電気接続箱がガタつくことがなく、羽根付きクリップの破損を防止することができると共に、異音の発生を防止することができる。
また、一対の羽根付きクリップの上下対称位置に圧接片を設けることで、電気接続箱を車体パネルに取り付けていない状態では他の物体が直接羽根付きクリップに当たることを防止することができると共に、車体パネルに電気接続箱を取り付けた状態では外部から電気接続箱に力が負荷された場合に、羽根付きクリップの破損を防ぐことができる。
前記防護壁の左右両側に屈曲させたバネ片を突設し、これらバネ片の先端面を前記車体パネルの表面に押し当てる構成としているのが好ましい。
羽根付きクリップを係止孔に差し込む構造となっているため、設計上、車体パネルへの挿入時には、羽根付きクリップの係止段部と車体パネルとの間に0.8mm〜1.0mmのクリアランスが必要となる。
本発明によると、係止孔に羽根付きクリップを挿入していくと、車体パネルに押されてバネ片が撓んでいく。羽根付きクリップを係止孔に貫通させると、羽根付きクリップの係止段部と車体パネルとの間には前記クリアランスが発生するが、バネ片の撓み力により、電気接続箱には羽根付きクリップを引き抜こうとする力が負荷されるため、羽根付きクリップの係止段部が車体パネルに押し当てられる。このように、バネ片の撓みが羽根付きクリップの係止段部と車体パネルとの間のクリアランスを吸収することで、該クリアランスによって発生するガタ付きを防止することができ、異音の発生を防止することができる。
前記羽根付きクリップおよび防護壁を設けたケースの側壁の長さ方向の両端側には、その上面と下面から前記車体パネルの表面に押し当てる補強リブをそれぞれ突設しているのが好ましい。
電気接続箱にリレーやヒューズ、コネクタ等の電子部品を着脱する際に、電気接続箱には上下方向に力が負荷されることになる。本発明のように、補強リブを上下方向に突設させると、車体パネルに補強リブを押圧させることで電子部品を着脱する際に負荷される上下方向の力を支えることができる。従って、羽根付きクリップを保護することで、羽根付きクリップの破損を防止することができる。
前述したように、本発明によれば、一対の羽根付きクリップの間に防護壁を設け、車体パネルの開口に潰しリブを潰しながら圧入し、その両側の羽根付きクリップを用いて車体パネルに係止しているため、電気接続箱を車体パネルに片持ち支持で取り付ける場合においてガタ付きなく強固に固定することができる。
また、羽根付きクリップ自体も上下両側に潰しリブを設けているため、羽根付きクリップおよび圧接片を係止孔に隙間なく圧接することができるため、走行時の衝撃や振動によって電気接続箱がガタつくことを抑制できると共に、羽根付きクリップの破損発生を防止することができる。
さらに、防護壁の左右両側にバネ片を設けることで、羽根付きクリップの係止段部が車体パネルに押し付けられるため、羽根付きクリップの係止段部と車体パネルとの間のクリアランスがなくなり、該クリアランスによって発生するガタ付きを防止することができる。 さらにまた、車体パネルの表面に押し当てる補強リブを上下方向に突設させると、電子部品を着脱する際の上下方向の力を、該補強リブでも支持するため、羽根付きクリップを補強することができ、羽根付きクリップの破損を防止することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7は本発明の実施形態を示す。
本実施形態の電気接続箱10は、図1に示すように、樹脂で一体成形しており、一側壁11cから突設しているロック用クリップ12を車体パネル20に差し込み、片持ち支持で車体パネル20に固定している。
該電気接続箱10のケース11の表面には、図2に示すように、リレーP1を収容するリレー収容部11aを設けていると共に、ヒューズP2を収容するヒューズ収容部11bを設けている。また、ケース11の他側壁には、リレーボックス等を固定するカセット部11gを設けている。
リレーP1およびヒューズP2の交換時には、電気接続箱10を車体パネル20に固定した状態で、リレーP1およびヒューズP2を引き抜く作業および差し込む作業が行われる。
図3(A)(B)に示すように、前記ケース11の一側壁11cを車体パネル取付面とし、該一側壁11cから間隔をあけて左右一対のロック用クリップ12(12A、12B)を突設している。該ロック用クリップ12A、12Bの間には防護壁14を突設し、該ロック用クリップ12A、12Bで電気接続箱10を車体パネル20に係止固定していると共に、防護壁14を車体パネル20の開口22に圧入している。
電気接続箱10を固定する車体パネル20には、ロック用クリップ12A、12Bを係止固定する一対の係止孔21を穿設していると共に、該ロック用クリップ12A、12Bの間に防護壁14を圧入する開口22を設けている。
一方のロック用クリップ12Aは、図4(A)〜(C)に示すように、一側壁11cから突設した軸部12aの先端から左右両側へ羽根部12bを折り返し、該羽根部12bの先端に前記車体パネル20の係止孔21の周縁に係止する係止段部12cを設けた羽根付きクリップ(以下、ロック用クリップを羽根付きクリップと称す)としている。該軸部12aの上側の先端には細幅の潰しリブ12dを車体パネル20側に向かって延在させている。
前記羽根付きクリップ12は、下側先端から少し間隔をあけた位置に、羽根付きクリップ12と同じ長さ側壁11cから突出させた圧接片13Aを設けている。該圧接片13Aは、図3(A)に示すように、断面凹形状とし、凹側を羽根付きクリップ12側に向けている。該圧接片13Aには下側の先端に羽根付きクリップ12の潰しリブ12dと同様の潰しリブ13aを設けており、羽根付きクリップ12および圧接片13の上下両側の潰しリブ12d、13aを潰しながら係止孔21の上下内面に圧接している。
他方の羽根付きクリップ12Bは、下側先端に潰しリブ12dを設けていると共に、上側に間隔をあけて圧接片13Bを設けており、羽根付きクリップ12Aおよび圧接片13Aとは上下対称の配置となっている。
前記防護壁14は略直方体形状とし、左右側壁および上下壁から潰しリブ14a、14a、14b、14bを突設している。前記ケース11の側壁11cから、防護壁14の上下壁に向けて矩形状のリブ14cを突設しており、該防護壁14の上下方向の強度を高めている。
前記防護壁14の左右両側部には、図5に示すように、間隔をあけてケース11の側壁11cから平板を蛇行させた一対のバネ片15が突設している。該バネ片15は、図2に示すように、車体パネル20が羽根付きクリップ12の係止段部12cに係止した状態で、車体パネル20を押圧可能な長さとしており、バネ片15が撓んだ状態で先端面15aを車体パネル20の表面に押し当てている。
前記羽根付きクリップ12A、12Bおよび防護壁14を設けたケース11の側壁11cの長さ方向の両端側には、その上面11dと下面11eから前記車体パネル20の表面に押し当てる補強リブ16(16−1〜16−4)をそれぞれ2つずつ突設している。
補強リブ16−1〜16−4の長さ方向の位置は、ケース上面11dから突設している補強リブ16−1、16−2と下面11eから突設している補強リブ16−3、16−4で相違させており、千鳥配置としている。
前記補強リブ16は断面矩形状とし、ケース上面11dあるいは下面11eから車体パネル20に向かって屈曲させて突設させ、先端を車体パネル20と平行とする車体パネル当接面16aとしている。該車体パネル当接面16aは、図6に示すように、電気接続箱10を車体パネル20に固定した状態で、車体パネル20と約1.0mmのクリアランスC1を設けている。
ケース11へリレーP1あるいはヒューズP2を差し込む際、車体パネル20に片持ち支持しているケース11は、羽根付きクリップ12A、12Bおよび防護壁14を支点として下向きにモーメントを受け、それに伴い、ケース11の下面11eから突出している補強リブ16−3、16−4の車体パネル当接面16aが車体パネル20に当接する。
ケース11へリレーP1あるいはヒューズP2を引き抜く際には、羽根付きクリップ12A、12Bおよび防護壁14を支点として上向きにモーメントを受け、それに伴い、ケース11の上面11dから突出している補強リブ16−1、16−2の車体パネル当接面16aが車体パネル20に当接する。
次に、電気接続箱10と車体パネル20との係止構造について説明する。
羽根付きクリップ12A、12Bと圧接片13A、13Bとを一体として車体パネル20の係止孔21に挿入し、羽根付きクリップ12A、12Bに設けた潰しリブ12dと圧接片13A、13Bに設けた潰しリブ13aを潰しながら、羽根付きクリップ12A、12Bおよび圧接片13A、13Bを係止孔21の上下内面に圧接していく。それと同時に、車体パネル20の係止孔21の間に設けている開口22に該防護壁14を挿入し、該潰しリブ14aを潰しながら該開口22に防護壁14を圧入していく。バネ片15は車体パネル20に押されていき、撓んだ状態となる。
羽根付きクリップ12A、12Bの係止段部12cが係止孔21を貫通すると、図7(A)に示すように、羽根付きクリップ12Aの係止段部12cと車体パネル20との間に約1.0mmのクリアランスC2が発生する。
羽根付きクリップ12A、12Bの係止段部12cが係止孔21を貫通すると、図7(B)に示すように、撓んだバネ片15の撓み力によって羽根付きクリップ12A、12Bを抜く方向に力が作用し、係止段部12cを車体パネル20に押し当てる。このように、バネ片15の撓みが羽根付きクリップ12A、12Bの係止段部12cと車体パネル20との間のクリアランスC2を吸収し、羽根付きクリップ12A、12Bの係止段部12cで係止孔21の周縁に係止している状態となる。
前記構成とすると、一対の羽根付きクリップ12A、12Bの間に防護壁14を設け、車体パネル20の開口22に圧入していることで、防護壁14が羽根付きクリップ12A、12Bを補強している。よって、車体パネル20と電気接続箱10の連結部分の強度を向上させることができ、走行時の衝撃や振動による羽根付きクリップ12A、12Bの破損を防ぐことができる。
また、羽根付きクリップ12A、12Bの上下対称位置に圧接片13A、13Bを設けることで、電気接続箱10を車体パネル20に取り付けていない状態では他の物体が直接羽根付きクリップ12A、12Bに当たることを防止することができると共に、車体パネル20に電気接続箱10を取り付けた状態では外部から電気接続箱10に力が負荷された場合、羽根付きクリップ12A、12Bの破損を防ぐことができる。さらに、羽根付きクリップ12A、12Bおよび圧接片13A、13Bの上下両側の潰しリブ12d、13aと防護壁14の潰しリブ14a、14bを潰しながら係止孔21および開口22に圧入しているため、走行時の衝撃や振動によって電気接続箱10がガタつくことがなく、羽根付きクリップ12A、12Bの破損を防止することができる。
さらに、防護壁14の両側部に設けているバネ片15の撓みが羽根付きクリップ12A、12Bの係止段部12cと車体パネル20との間のクリアランスC2を吸収し、該クリアランスC2によって発生するガタ付きを防止することができ、羽根付きクリップ12A、12Bの破損を防止することができる。
さらにまた、リレーP1、ヒューズP2を着脱する際に、補強リブ16−1〜16−4の車体パネル当接面16aが車体パネル20に当接し、電気接続箱10にかかる上下方向の力を支持することで、羽根付きクリップ12A、12Bを保護し、羽根付きクリップ12A、12Bの破損を防止することができる。さらに、補強リブ16を千鳥配置していることで、金型成形を容易とすることができる。
本発明の電気接続箱を車体パネルに取り付けている状態を示す正面図である。 図1の電気接続箱を示す平面図である。 (A)は電気接続箱の斜視図を示す図であり、(B)は(A)の要部を拡大した図である。 羽根付きクリップを示す図であり、(A)は平面図であり、(B)は左側面図であり、(C)は底面図である。 防護壁とバネ片を示す平面図である。 補強リブを示す拡大図である。 電気接続箱と車体パネルとの係止過程を示す図であり、(A)は車体パネルに羽根付きクリップが貫通した状態を示し、(B)は羽根付きクリップの係止段部が車体パネルに係止した状態の図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ケース
11c一側壁
12A、12B 羽根付きクリップ(ロック用クリップ)
12a 軸部
12b 羽根部
12c 係止段部
12d 潰しリブ
13A、13B 圧接片
13a 潰しリブ
14 防護壁
14a、14b 潰しリブ
15 バネ片
16 補強リブ
20 車体パネル
21 係止孔
22 開口

Claims (4)

  1. 電気接続箱のケースの一側壁より突設したロック用クリップを、車体パネルの係止孔に挿入係止して片持ち支持で固定する電気接続箱であって、
    前記ロック用クリップは前記側壁から突設した軸部の先端から両側へ羽根部を折り返し、該羽根部の先端に前記車体パネルの係止孔の周縁に係止する係止段部を設けた羽根付きクリップとし、
    一対の前記羽根付きクリップを間隔をあけて配置すると共に、これら羽根付きクリップの間に、潰しリブを外面から突設した防護壁を前記側壁から突出し、該防護壁を前記一対の羽根付きクリップに対応して設けた前記車体パネルの係止孔の間に設けた開口に前記潰しリブを潰しながら圧入固定する構成としていることを特徴とする車載用の電気接続箱。
  2. 前記一対の羽根付きクリップの一方は、前記軸部の上下いずれか先端に潰しリブを設けていると共に上下いずれか他方の先端より間隔をあけた位置に潰しリブを設けた圧接片を備え、前記上下両側の潰しリブを前記係止孔への挿入時に潰して係止孔の上下内面に圧接する一方、
    他方の前記羽根付きクリップは、前記一方のクリップと上下対称位置に前記圧接片および潰しリブを設けている請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
  3. 前記防護壁の左右両側に屈曲させたバネ片を突設し、これらバネ片の先端面を前記車体パネルの表面に押し当てる構成としている請求項1または請求項2に記載の車載用の電気接続箱。
  4. 前記羽根付きクリップおよび防護壁を設けたケースの側壁の長さ方向の両端側には、その上面と下面から前記車体パネルの表面に押し当てる補強リブをそれぞれ突設している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車載用の電気接続箱。
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