JP4858075B2 - 車載用の電気接続箱 - Google Patents
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Description
そこで、電気接続箱の側壁から係止用のクリップを突設し、車体パネルに穿設した係止孔に該クリップを挿入係止させ、ボルト締めによらずに、電気接続箱を簡単に車体パネルに固定する電気接続箱の連結構造が提供されている。
しかし、電気接続箱をクリップだけで固定した場合、特に、大型の電気接続箱の一面側のみを車体に固定する片持ち支持の場合、走行時の衝撃や振動によって、クリップに過剰な力がかかり、ひいてはクリップに損傷が発生する恐れがある。
前記連結構造は、図8に示すように、付設電気接続箱1の側壁に係止部1aを設けると共に、連結時にジャンクションボックス本体2の側壁の上端部に係合可能なL字形状のフック1bを突設し、ジャンクションボックス本体2の係止受部2aに前記係止部1aをスライドして係合すると共に、前記スライド方向と同方向からジャンクションボックス本体2の上壁2bにフック1bを係合している。
前記連結構造では、フック1bを設けることにより、付設電気接続箱1に電気部品を収容する際の押圧荷重が係止部1aと係止受部2aだけではなく、フック1bにも分散されて負荷されるため、ジャンクションボックス本体2と付設電気接続箱1の連結部分の破損を防ぐ。
前記ロック用クリップは前記側壁から突設した軸部の先端から両側へ羽根部を折り返し、該羽根部の先端に前記車体パネルの係止孔の周縁に係止する係止段部を設けた羽根付きクリップとし、
一対の前記羽根付きクリップを間隔をあけて配置すると共に、これら羽根付きクリップの間に、潰しリブを略直方体の外面から突設した防護壁を前記側壁から突出し、かつ、
前記一対の羽根付きクリップの一方は、前記軸部の上下いずれか一方で上側の先端に潰しリブを前記側壁側に延在させると共に上下いずれか他方の前記軸部の先端より間隔をあけた下側位置に潰しリブを設けた圧接片を側壁から突出させ、前記上下両側の潰しリブを前記係止孔への挿入時に潰して係止孔の上下内面に圧接する一方、他方の前記羽根付きクリップは前記一方の羽根付きクリップと上下対称位置に前記圧接片および潰しリブを設けており、
前記防護壁を前記一対の羽根付きクリップに対応して設けた前記車体パネルの係止孔の間に設けた開口に前記潰しリブを潰しながら圧入固定する構成としていることを特徴とする車載用の電気接続箱を提供している。
また、電気接続箱内に装填したヒューズやリレー等の電気部品を交換する際、これら電気部品の引き抜き力や挿入力が電気接続箱に負荷されるが、このように負荷に対しても、電気接続箱を車体パネルに強固に安定支持しているため、電気接続箱にぐらつきを発生させず、部品交換作業性を高めることができる。
さらに、本発明の電気接続箱では、車体パネルの係止孔および開口に羽根付きクリップおよび防護壁を差し込むだけで、電気接続箱を車体パネルに固定することができるため、作業が容易であり、作業者の負担を軽減することができる。さらに、電気接続箱に羽根付きクリップを一体成形することで、部品点数を削減することができる。
他方の前記羽根付きクリップは、前記一方の羽根付きクリップと上下対称位置に前記圧接片および潰しリブを設けている。
また、一対の羽根付きクリップの上下対称位置に圧接片を設けることで、電気接続箱を車体パネルに取り付けていない状態では他の物体が直接羽根付きクリップに当たることを防止することができると共に、車体パネルに電気接続箱を取り付けた状態では外部から電気接続箱に力が負荷された場合に、羽根付きクリップの破損を防ぐことができる。
羽根付きクリップを係止孔に差し込む構造となっているため、設計上、車体パネルへの挿入時には、羽根付きクリップの係止段部と車体パネルとの間に0.8mm〜1.0mmのクリアランスが必要となる。
電気接続箱にリレーやヒューズ、コネクタ等の電子部品を着脱する際に、電気接続箱には上下方向に力が負荷されることになる。本発明のように、補強リブを上下方向に突設させると、車体パネルに補強リブを押圧させることで電子部品を着脱する際に負荷される上下方向の力を支えることができる。従って、羽根付きクリップを保護することで、羽根付きクリップの破損を防止することができる。
また、羽根付きクリップ自体も上下両側に潰しリブを設けているため、羽根付きクリップおよび圧接片を係止孔に隙間なく圧接することができるため、走行時の衝撃や振動によって電気接続箱がガタつくことを抑制できると共に、羽根付きクリップの破損発生を防止することができる。
図1乃至図7は本発明の実施形態を示す。
本実施形態の電気接続箱10は、図1に示すように、樹脂で一体成形しており、一側壁11cから突設しているロック用クリップ12を車体パネル20に差し込み、片持ち支持で車体パネル20に固定している。
リレーP1およびヒューズP2の交換時には、電気接続箱10を車体パネル20に固定した状態で、リレーP1およびヒューズP2を引き抜く作業および差し込む作業が行われる。
電気接続箱10を固定する車体パネル20には、ロック用クリップ12A、12Bを係止固定する一対の係止孔21を穿設していると共に、該ロック用クリップ12A、12Bの間に防護壁14を圧入する開口22を設けている。
他方の羽根付きクリップ12Bは、下側先端に潰しリブ12dを設けていると共に、上側に間隔をあけて圧接片13Bを設けており、羽根付きクリップ12Aおよび圧接片13Aとは上下対称の配置となっている。
補強リブ16−1〜16−4の長さ方向の位置は、ケース上面11dから突設している補強リブ16−1、16−2と下面11eから突設している補強リブ16−3、16−4で相違させており、千鳥配置としている。
ケース11へリレーP1あるいはヒューズP2を引き抜く際には、羽根付きクリップ12A、12Bおよび防護壁14を支点として上向きにモーメントを受け、それに伴い、ケース11の上面11dから突出している補強リブ16−1、16−2の車体パネル当接面16aが車体パネル20に当接する。
羽根付きクリップ12A、12Bと圧接片13A、13Bとを一体として車体パネル20の係止孔21に挿入し、羽根付きクリップ12A、12Bに設けた潰しリブ12dと圧接片13A、13Bに設けた潰しリブ13aを潰しながら、羽根付きクリップ12A、12Bおよび圧接片13A、13Bを係止孔21の上下内面に圧接していく。それと同時に、車体パネル20の係止孔21の間に設けている開口22に該防護壁14を挿入し、該潰しリブ14aを潰しながら該開口22に防護壁14を圧入していく。バネ片15は車体パネル20に押されていき、撓んだ状態となる。
羽根付きクリップ12A、12Bの係止段部12cが係止孔21を貫通すると、図7(A)に示すように、羽根付きクリップ12Aの係止段部12cと車体パネル20との間に約1.0mmのクリアランスC2が発生する。
さらにまた、リレーP1、ヒューズP2を着脱する際に、補強リブ16−1〜16−4の車体パネル当接面16aが車体パネル20に当接し、電気接続箱10にかかる上下方向の力を支持することで、羽根付きクリップ12A、12Bを保護し、羽根付きクリップ12A、12Bの破損を防止することができる。さらに、補強リブ16を千鳥配置していることで、金型成形を容易とすることができる。
11 ケース
11c一側壁
12A、12B 羽根付きクリップ(ロック用クリップ)
12a 軸部
12b 羽根部
12c 係止段部
12d 潰しリブ
13A、13B 圧接片
13a 潰しリブ
14 防護壁
14a、14b 潰しリブ
15 バネ片
16 補強リブ
20 車体パネル
21 係止孔
22 開口
Claims (3)
- 電気接続箱のケースの一側壁より突設したロック用クリップを、車体パネルの係止孔に挿入係止して片持ち支持で固定する電気接続箱であって、
前記ロック用クリップは前記側壁から突設した軸部の先端から両側へ羽根部を折り返し、該羽根部の先端に前記車体パネルの係止孔の周縁に係止する係止段部を設けた羽根付きクリップとし、
一対の前記羽根付きクリップを間隔をあけて配置すると共に、これら羽根付きクリップの間に、潰しリブを略直方体の外面から突設した防護壁を前記側壁から突出し、かつ、
前記一対の羽根付きクリップの一方は、前記軸部の上下いずれか一方で上側の先端に潰しリブを前記側壁側に延在させると共に上下いずれか他方の前記軸部の先端より間隔をあけた下側位置に潰しリブを設けた圧接片を側壁から突出させ、前記上下両側の潰しリブを前記係止孔への挿入時に潰して係止孔の上下内面に圧接する一方、他方の前記羽根付きクリップは前記一方の羽根付きクリップと上下対称位置に前記圧接片および潰しリブを設けており、
前記防護壁を前記一対の羽根付きクリップに対応して設けた前記車体パネルの係止孔の間に設けた開口に前記潰しリブを潰しながら圧入固定する構成としていることを特徴とする車載用の電気接続箱。 - 前記防護壁の左右両側に屈曲させたバネ片を突設し、これらバネ片の先端面を前記車体パネルの表面に押し当てる構成としている請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
- 前記羽根付きクリップおよび防護壁を設けたケースの側壁の長さ方向の両端側には、その上面と下面から前記車体パネルの表面に押し当てる補強リブをそれぞれ突設している請求項1または請求項2に記載の車載用の電気接続箱。
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