JP2008022938A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を抜き出さない状態を十分に維持可能な球抜機構を備え、球送り部材や球発射位置への遊技球の供給を安定して行うことができる遊技機を提供する。
【解決手段】球送り流路70は、その両側に球支持突条部82を備え、遊技球の下部を球支持突条部82の間に沈ませ、この沈ませた状態で遊技球を回転しながら流下するように構成され、球支持突条部82の一方を移動突条部82aとし、他方を固定突条部82bとし、流路側球抜機構110は、移動突条部82aを上下方向へ移動可能な移動機構111と、移動突条部82aの移動を規制する第1規制部とを備え、移動突条部82aを上方へ移動して移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔を遊技球の直径よりも広げた球抜状態と、第1規制部により移動突条部82aの移動を規制して移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔を遊技球の直径よりも狭めた球抜阻止状態とに変換可能とした。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技球を1個ずつ球発射位置へ供給可能な球送り部材と、該球送り部材側へ向けて遊技球を流下可能な球送り流路と、該球送り流路内の遊技球を抜き出し可能な球抜機構とを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、球排出装置から排出された賞球あるいは貸球としての遊技球を貯留皿に貯留し、該貯留皿内の遊技球を発射装置の球発射位置に1個ずつ供給し、発射操作ハンドルが操作されたことに基づいて球発射位置の遊技球を打球発射杵で弾発して遊技領域へ向けて発射するように構成されている。また、貯留皿と球発射位置との間には、遊技球を1列に整列して流下する球送り流路(整列樋)と、該球送り流路を流下する遊技球を1個ずつ球発射位置へ供給可能な球送り部材(球送り装置)とを備えている。そして、特許文献1に開示されたパチンコ遊技機では、球送り流路の底面を開口し、該開口部から正規の遊技球より小さい小径球を排除できるように構成されている。
特開平1−034476号公報
ところで、一般のパチンコ遊技機には、遊技者が操作可能な球抜機構(排出機構)を備え、該球抜機構により貯留皿内の遊技球や球送り流路内の遊技球を外部(例えば貯留皿の下方)へ抜き出せるように構成されている。そして、上記した特許文献における球送り流路に球抜機構を設けるとすると、球送り流路の底面に形成された開口を広げられるように構成し、開口幅を広げた状態で、小径球だけではなく正規の遊技球をも球送り流路から下方へ落下できるように構成することが考えられる。ところが、単に開口幅を広げられるように構成すると、開口部に支持された遊技球の自重で開口幅が自然に広がり易く、遊技球が開口に嵌ってしまったり、球抜操作をしていないにも拘らず遊技球が球送り流路から抜き出されてしまったりする虞がある。この結果、遊技球を球送り部材へ安定して供給できなくなる不具合、ひいては遊技者が安定して遊技球を発射することができなくなる不具合が発生し易くなり、遊技の興趣が低減する虞がある。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技球を抜き出さない状態を十分に維持可能な球抜機構を備え、球送り部材や球発射位置への遊技球の供給を安定して行うことができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技球を1個ずつ球発射位置へ供給可能な球送り部材と、該球送り部材側へ向けて遊技球を整列した状態で流下可能な球送り流路と、該球送り流路内の遊技球を抜き出し可能な球抜機構と、を備えた遊技機において、
前記球送り流路は、当該球送り流路の両側に球支持突条部を下流側へ下り傾斜した状態で備え、両球支持突条部に遊技球の側部を転動可能な状態で支持して遊技球の下部を球支持突条部の間に沈ませ、この沈ませた状態で遊技球の側部を転動することにより遊技球を回転しながら流下するように構成され、
前記球支持突条部の一方を移動突条部とし、他方を固定突条部とし、
前記球抜機構は、
前記移動突条部を上下方向へ移動可能な移動機構と、移動突条部の下方への移動を規制する第1規制部と、移動突条部が固定突条部から側方へ遠ざかる移動を規制する第2規制部と、を備え、移動機構により移動突条部を上方へ移動して移動突条部と固定突条部との間隔を遊技球の直径よりも広げた球抜状態と、第1規制部により移動突条部の移動を規制して移動突条部と固定突条部との間隔を遊技球の直径よりも狭めた球抜阻止状態と、に変換可能とし、
前記球抜機構を球抜状態へ変換すると、球送り流路内の遊技球を球支持突条部の下方へ流下可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記球抜機構は、移動突条部を第1規制部側へ付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記球抜機構は、固定突条部の上方を球送り流路の側方へ凹ませて遊技球の移動空間部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記球支持突条部は、遊技球の側部を載置する載置部を傾斜面で形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、球送り流路は、当該球送り流路の両側に球支持突条部を下流側へ下り傾斜した状態で備え、両球支持突条部に遊技球の側部を転動可能な状態で支持して遊技球の下部を球支持突条部の間に沈ませ、この沈ませた状態で遊技球の側部を転動することにより遊技球を回転しながら流下するように構成したので、球送り流路の底面上を転動して流下する場合に比べて遊技球の流下勢を小さく抑えることができる。したがって、球送り流路を流下する遊技球が球送り部材に与える負荷を軽減することができ、球送り部材の駆動力が弱い場合であっても、球送り部材による球送り動作を円滑に行い易い。
また、球支持突条部の一方を移動突条部とし、他方を固定突条部とし、球抜機構は、移動突条部を上下方向へ移動可能な移動機構と、移動突条部の下方への移動を規制する第1規制部と、移動突条部が固定突条部から側方へ遠ざかる移動を規制する第2規制部とを備え、移動機構により移動突条部を上方へ移動して移動突条部と固定突条部との間隔を遊技球の直径よりも広げた球抜状態と、第1規制部により移動突条部の移動を規制して移動突条部と固定突条部との間隔を遊技球の直径よりも狭めた球抜阻止状態とに変換可能とし、球抜機構を球抜状態へ変換すると、球送り流路内の遊技球を球支持突条部の下方へ流下可能としたので、遊技球の自重で不用意に球支持突条部の間隔が広がることがなく、遊技球を抜き出さない状態(球抜阻止状態)を十分に維持することができる。したがって、遊技球を球送り部材、ひいては球発射位置へ安定して供給することができ、遊技の興趣の低減を抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、球抜機構は、移動突条部を第1規制部側へ付勢する付勢部材を備えたので、球送り流路から遊技球を抜き出した操作の後に、球抜機構を確実に球抜阻止状態へ変換することができる。したがって、遊技球を球送り部材、ひいては球発射位置へ一層安定して供給することができる。
請求項3に記載の発明によれば、球抜機構は、固定突条部の上方を球送り流路の側方へ凹ませて遊技球の移動空間部を形成したので、球抜機構を球抜状態へ変換する際に、遊技球が球送り流路内に引っ掛かる不具合を抑制することができる。したがって、球送り流路内の遊技球をスムーズに抜き出すことができる。
請求項4に記載の発明によれば、球支持突条部は、遊技球の側部を載置する載置部を傾斜面で形成したので、載置部を角部で形成した場合に比べて、載置部の摩耗等の損傷を抑制することができる。したがって、球送り流路内の遊技球を一層円滑に転動し易く、遊技球の球発射位置への供給に悪影響を及ぼし難い。さらに、球抜機構を球抜状態へ変換する際、または遊技球が球送り流路から下方へ流下する際に、遊技球が球支持突条部に引っ掛かる不具合を抑制することができる。したがって、球送り流路内の遊技球を一層スムーズに抜き出すことができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1は透明部材保持枠および貯留皿ユニットを開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる略額縁状の前面枠本体4に矩形状の遊技盤5を収納可能とし、遊技盤5の表面には、区画部材(サイドケース)7を配置して略円形状の遊技領域8を区画形成し、該遊技領域8内に表示装置や入賞口等の役物(いずれも図示せず)を配設している。また、前面枠3の前面側には、一側(図1中、右側)が軸着された透明部材保持枠9を開閉(回動)可能に設け、該透明部材保持枠9に透視可能な透明部材10を収納し、透明部材保持枠9の裏面側には、遊技球を遊技領域8内へ案内するための縦長な発射案内路12を形成し、透明部材保持枠9を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠9により覆われるとともに、透明部材10が遊技領域8の前方に配置され、透明部材10を通して遊技領域8を前方から視認できるように構成している。さらに、透明部材保持枠9の下方には、一側(図1中、右側)が軸着された横長な貯留皿ユニット14を開閉(回動)可能に備え、該貯留皿ユニット14の側方(図1中、右側方)には、後述する発射装置17を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)18を備えている。
前面枠本体4は、矩形状の開口部を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、開口部の周縁に額縁状の遊技盤収納部23を備え、遊技盤収納部23内に遊技盤5を着脱可能な状態で収納するように構成されている。また、遊技盤収納部23の下方にボード部24を備え、該ボード部24の上端に遊技盤載置部(図示せず)を設け、該遊技盤載置部に遊技盤5の下端を載置することで、遊技盤5の上下方向の位置を規制できるように構成されている。さらに、ボード部24の前面側の一側寄り(図1中、左寄り)の上部には、前面枠本体4の裏側の球排出装置(図示せず)から供給される賞球あるいは貸球としての遊技球を貯留皿ユニット14へ排出する球排出口29を開設している。そして、ボード部24の他側寄り(図1中、右寄り)、すなわち発射操作ユニット18寄りの位置には、貯留皿ユニット14の自由端部を係止可能なロック係止受部30を設け、該ロック係止受部30に貯留皿ユニット14の自由端部を係止して貯留皿ユニット14を前面枠本体4に対して閉状態に維持できるように構成されている。
貯留皿ユニット14は、遊技球を貯留し、この貯留した遊技球を弾発して遊技盤5の遊技領域8へ発射するためのユニットである。貯留皿ユニット14は、図1に示すように、横長なベースパネル(開閉部材)31を備え、該ベースパネル31の一端部(図1中、右端部)には、ベースパネル31を前面枠本体4に対して開閉可能な状態で軸着する軸着部(ヒンジ部)31aを配置し、他側部(図1中、左側部)には、ロック係止受部30に係止可能なロック係止部31bを配置している。また、図2〜図4に示すように、ベースパネル31の前面側には、遊技球を貯留可能な皿部材(貯留皿)33と、該皿部材33の前側部およびベースパネル31の前面側全体を覆うカバー部材34とを配置している。さらに、ベースパネル31の後面側には、球排出口29から排出された遊技球(賞球または貸球)、あるいは発射装置17から発射されたが遊技領域8まで到達せずに発射案内路12を逆流してきた遊技球(ファール球)を流下させる横長な球流下樋35を配置している。そして、ベースパネル31の軸着部31a寄り(図4中、左寄り)の部分を略矩形状に大きく前方へ凹ませて発射収納部37とし、該発射収納部37内に発射装置17を後方から収納している。さらに、発射収納部37の上寄りの部分には前後方向に貫通する収納貫通口38を開設し、該収納貫通口38から発射装置17の前面側の一部を前方へ突出できるように構成されている。また、ベースパネル31のロック係止部31b側(図3中、右側)には、樋側球抜機構41の一部をベースパネル31の前後両面側に亘って配置し、該樋側球抜機構41を球流下樋35の下流端(図3中、右端)に接続し、球流下樋35を流下する遊技球を貯留皿ユニット14の下方へ抜き出せるように構成されている。
なお、球流下樋35は、その上流部(図1中、右側部)を発射装置17の上方に配置し、この上流部の前後幅を下流部の前後幅よりも広く設定して略箱状の球受部42を形成し、該球受部42の後部に球受開口42aを開設して、球受開口42aと球排出口29とが連通、すなわち球流下樋35と球排出口29とが連通するように構成されている。また、球受部42の上部を開放して発射案内路12の下端に連通し、発射案内路12を逆流してきたファール球を球受部42に受け入れるように構成されている。さらに、球受部42の底部には、発射装置17と発射案内路12とを連通(接続)する発射接続路43を上下に貫通する状態で配置している。
また、樋側球抜機構41は、図1および図3に示すように、球流下樋35の下流端の側壁に開設された樋側球抜開口(図示せず)と、開閉部材(図示せず)が設けられた開閉ユニット45と、樋側球抜開口を通過した遊技球を流下させる球抜流路46(後側球抜流路47および前側球抜流路48)と、カバー部材34に配置され、開閉部材を操作するための樋側球抜操作機構49(図10(a)参照)と、樋側球抜操作機構49の操作により生じる動力を伝達可能な操作リンク機構50とを備えて構成されている。そして、カバー部材34の中央部分に設けられた樋側球抜操作機構49の樋側球抜操作部(樋側球抜ボタン)51を押し込み操作すると、開閉部材を開いて樋側球抜開口と球抜流路46とを連通し、球流下樋35内の遊技球を貯留皿ユニット14から抜き出すことを許容する抜き出し状態に変換する。さらに、抜き出し状態で再び樋側球抜操作部51を押し込み操作すると、開閉部材を閉じて樋側球抜開口と球抜流路46とを遮断し、遊技球を貯留皿ユニット14から抜き出すことを規制する抜き出し規制状態に変換する。なお、抜き出し状態においては、遊技球は、カバー部材34の下部に開設された球抜排出口53(図10(a)参照)から下方へ流下して貯留皿ユニット14の外方へ抜き出される。
そして、図3に示すように、ベースパネル31の上側のうちロック係止部31b寄り(図3中、右寄り)の部分には、前後に貫通する流下開口31cを開設し、球流下樋35をベースパネル31の自由端側へ下り傾斜した状態、言い換えると球排出口29の前方から流下開口31cへ向けて下り傾斜した状態で設定し、流下開口31cを介して皿部材33の内側(詳しくは皿部材33の内側の上部)と球流下樋35の下流端とを連通している。また、皿部材33の底面を流下開口31cから発射収納部37の収納貫通口38へ向けて下り傾斜する状態に設定し、発射装置17のうち収納貫通口38から前方へ臨ませた部分と、皿部材33の内側(詳しくは皿部材33の内側の下部)とを連通している。したがって、貯留皿ユニット14は、球排出口29から排出された遊技球(賞球あるいは貸球)を球流下樋35、流下開口31c、皿部材33を経て発射装置17へ供給するように構成されている。
次に、発射装置17について説明する。
発射装置17は、図5および図6に示すように、当該発射装置17の基部となる発射ベース56に、当該発射装置17に供給された遊技球を回動動作(揺動動作)により弾発する打球発射杵(発射部材)57と、該打球発射杵57を駆動するロータリーソレノイド58等の回動駆動源(揺動駆動源)と、打球発射杵57の回動範囲を規制する回動規制部59と、打球発射杵57に接続されたリンク機構60とを備えて構成され、後方の前面枠本体4のボード部24に対向する状態で配置されている。
発射ベース56は、後方および上方が開放された略箱形状に形成され、その内部に打球発射杵57、回動規制部59およびリンク機構60を収容している。また、発射ベース56の四隅から係合突部61を後方の前面枠本体4へ向けて突設し、係合突部61をボード部24に設けられた係合受部62(図1参照)へ係合して発射装置17を前面枠本体4の前方に位置決めできるように構成されている。さらに、発射ベース56の前側には矩形状のベース基部63を備え、該ベース基部63の四隅からスペーサ65を前方へ向けて突設し、該スペーサ65の先端に平板状のソレノイドベース66をベース基部63から離間した状態で配置している。そして、該ソレノイドベース66の前面側にロータリーソレノイド58を配置し、該ロータリーソレノイド58の出力軸(発射回動軸)69をベース基部63の中央部分よりも上寄りの位置を貫通して後方へ向けて突出し、発射回動軸69の先端(後端)に後述の打球発射杵57を軸着している。また、ベース基部63の後面側のうち発射回動軸69の突出部分よりも上方には、遊技球を1列に整列した状態で流下可能な球送り流路(整列路)70を一側(図5中、右側)へ下り傾斜した姿勢で配置している。そして、該球送り流路70の上流端(図5中、左端部)には、ベース基部63を前後に貫通する貫通流路71を球送り流路70へ連通した状態で備え、該貫通流路71の前端部を収納貫通口38から前方へ突出して皿部材33の傾斜下端に接続して(図3参照)、遊技球を皿部材33から貫通流路71を介して球送り流路70へ導入できるように構成されている。
さらに、図7(a)および図8に示すように、球送り流路70の下流部(図7中、右側部)を下方へ屈曲し、この屈曲部に球送り部材73を回動自在な状態で配置して、球送り流路70内の遊技球が球送り部材73側へ向けて流下するように構成されている。また、球送り流路70の下流端の側方(図8中、右側方)には、球送り流路70から供給された遊技球を1個保持可能な弾発球保持部74を備え、該弾発球保持部74に保持される遊技球(すなわち打球発射杵57に弾発される遊技球)の配置空間部を球発射位置75としている。そして、該弾発球保持部74の下部を開放して後述する打球発射杵57の一部を球発射位置75へ下方から進入可能とし、弾発球保持部74および球発射位置75の上方には、発射接続路43の下端と球発射位置75とを上下に連通可能な発射連通路76を備え、遊技球が球発射位置75から発射連通路76および発射接続路43を介して透明部材保持枠9の発射案内路12へ飛翔できるように構成されている。
なお、球送り流路70は、図7に示すように、ベース基部63に設けられ、後方へ向けて開放された断面コ字状を呈する樋状の流路基部79と、該流路基部79の開放部分を後方から閉塞する流路蓋部80とを前後に重ねて構成されている。また、球送り流路70の前後両側には、直線状の球支持突条部82を球送り流路70の傾斜方向に沿って傾斜した状態、すなわち球送り流路70の下流側へ下り傾斜した状態で備えている。具体的には、流路基部79のうち、球送り部材73よりも上流側に位置する部分のベース基部63側(すなわち前側)および上側を別部材にして、上下方向へ移動可能な断面逆L字状の流路壁部84とし、該流路壁部84のうちベース基部63側の縦向き部分から一方の球支持突条部82としての移動突条部82aを球送り流路70の内側(すなわち後方)へ向けて突設している(図7(a)参照)。なお、ベース基部63は、流路壁部84に対向する部分を前方へ1段凹ませて壁収容部85を形成し、該壁収容部85内で流路壁部84を上下方向へ移動できるように構成している。また、移動突条部82aを上下移動するための機構については、後で詳細に説明する。
さらに、図7(b)に示すように、流路蓋部80の前面側のうち球送り部材73よりも上流側に位置する部分から他方の球支持突条部82としての固定突条部82bを球送り流路70の内側(すなわち前方)へ向けて突設している。また、流路蓋部80のうち、固定突条部82bの上方を球送り流路70の側方へ僅かに凹ませて遊技球の移動空間部86を固定突条部82bに沿って横長に形成し、遊技球の側部が移動空間部86に進入して遊技球が固定突条部82b側(すなわち後側)に移動できるように構成されている。そして、移動突条部82aおよび固定突条部82bを球送り流路70と同じ傾斜角度でベース基部63の一側(図7(a)中、右側)へ下り傾斜した姿勢に設定するとともに、移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔を遊技球(詳しくは不正部材ではない正規の遊技球)の直径よりも僅かに狭く設定している。したがって、球送り流路70は、遊技球の前側部を移動突条部82aに支持するとともに、後側部を固定突条部82bに支持し、この支持状態、言い換えると遊技球の下部を両球支持突条部82の間に沈ませた状態で遊技球の側部を球支持突条部82上に転動することにより、遊技球を回転しながら球送り部材73側へ流下させる(図11(a)および図12参照)。なお、球支持突条部82は、遊技球の側部が当接する載置部(当接部)82cを遊技球の接線方向に延設された傾斜面で形成し(図11(c)参照)、遊技球が当該球支持突条部82の角部分に引っ掛からないように構成されている。そして、球送り流路70内における遊技球の流下状態(挙動)については、後で詳細に説明する。
また、球送り部材73は、球送り流路70を流下する遊技球を球発射位置75へ1個ずつ供給するための部材であり、図7(a)に示すように、球送り軸88を介して前方のベース基部63および後方の流路蓋部80に回動自在な状態で軸着され、球送り軸88の上方に遊技球を1個保持可能な球保持部(切欠部)89を形成している。そして、球送り軸88を中心にして後方から見て反時計方向へ回動して球保持部89を屈曲部よりも上流側へ向けて開放すると(図8(a)参照)、球保持部89に遊技球を1個保持した状態で球送り流路70を遮断し、遊技球を球発射位置75へ供給することを停止する状態(球供給停止状態)に変換する。一方、後方から見て時計方向へ回動して球保持部89を屈曲部よりも下流側へ向けて開放すると、球保持部89に保持した遊技球のみを球送り流路70の下流端へ流下して球発射位置75に供給するが、屈曲部よりも上流側に配置された遊技球の流下を球送り部材73の先端部分で阻止する状態(球供給状態)に変換する。
打球発射杵57は、図5および図6に示すように、ロータリーソレノイド58の発射回動軸69に止着される軸着部分から縦長な杵部92を球発射位置75側(図5中、右側)へ僅かに屈曲した状態で延設し、該杵部92の先端部には、遊技球を弾発する弾発部93を球発射位置75側(右側)へ突設している。そして、発射回動軸69を揺動中心にして、弾発部93を球発射位置75へ向けて移動(回動)する第1動作と、球発射位置75から離れる第2動作とを行って揺動するように構成されている。具体的に説明すると、ロータリーソレノイド58を駆動(励磁)して発射回動軸69を図5に示す回転方向Aへ回転すると第1動作を行い、杵部92を横向き姿勢にして弾発部93を弾発球保持部74の内部へ下方から進入させ、弾発球保持部74上に保持された遊技球を上方へ弾発する弾発状態に変換する。一方、ロータリーソレノイド58の駆動を停止(すなわち消磁)して打球発射杵57の自重により発射回動軸69を図5に示す回転方向Bへ回転すると第2動作を行い、弾発部93を球発射位置75および弾発球保持部74の下方へ移動して杵部92を縦向き姿勢に変えて、次の遊技球を弾発するための弾発準備状態に変換する。さらに、打球発射杵57のうち軸着部分(発射回動軸69)を挟んで杵部92と反対側には、後述する回動規制部59に衝突可能な発射ストッパー94を杵部92の延設方向とは異なる方向(杵部92の延設方向から「へ」字状に屈曲した方向)へ向けて突設し、発射ストッパー94および杵部92を回動規制部59に係合(当接)することで、打球発射杵57の回動範囲を規制するように構成されている。なお、打球発射杵57の回動範囲の規制状態については、後で詳細に説明する。
回動規制部59は、該打球発射杵57と衝突して打球発射杵57の回動動作を規制するための厚肉な円筒状の部材であり、衝撃を吸収し易い材料、例えばゴム材等の弾性体で形成されている。また、ベース基部63の後面側のうち杵部92の回動範囲と発射ストッパー94の回動範囲との間に位置する部分、具体的には、打球発射杵57の軸着部(発射回動軸69)の下方であって杵部92を挟んで球発射位置75とは反対側(図5中、左側)に、ホルダ部96に保持された状態で配置されている。そして、回動規制部59の中心軸と発射回動軸69との距離を杵部92の延出長さおよび発射ストッパー94の延出長さよりも短く設定し、杵部92および発射ストッパー94が回動規制部59の外周部に係合(当接)できるように構成されている。なお、回動規制部59は、その左右両側部分に打球発射杵57を当接できるように設定されている。具体的には、回動規制部59の一側部(図5中、左側部)の表面部分を第1杵規制部59aとし、該第1杵規制部59aに発射ストッパー94を衝突できるように構成されている。また、回動規制部59の他側部(図5中、右側部)、言い換えると回動規制部59を挟んで第1杵規制部59aとは反対側の表面部分を第2杵規制部59bとし、該第2杵規制部59bに杵部92を衝突できるように構成されている。
リンク機構60は、打球発射杵57と球送り部材73とを連動させるための機構であり、打球発射杵57に設けられた杵側リンク部材100と、杵側リンク部材100と球送り部材73とを接続する球送りリンク部101とを備えて構成されている。また、球送りリンク部101を、杵側リンク部材100の球送り部材73側(図5中、右側)に設けられた縦長な略円弧状のカム溝部102と、球送り部材73の球送り軸88を挟んで球保持部89とは反対側に設けられたカムフォロワ103とから構成している。さらに、カムフォロワ103を後方へ延設された円筒状の回動ころで形成し、カム溝部102内にカムフォロワ103を嵌合した状態で転動することで打球発射杵57と球送り部材73とを連動するように構成されている。
そして、貯留皿ユニット14は、流路壁部84を上下方向へ移動して球送り流路70内の遊技球を抜き出し可能な流路側球抜機構110(本発明における球抜機構に相当)を備えている。具体的に説明すると、流路側球抜機構110は、流路壁部84とともに移動突条部82aを上下方向へ移動可能な移動機構111と、流路壁部84および移動突条部82aの移動を規制する第1規制部112および第2規制部113と、遊技球を発射装置17の外方へ抜き出すための流路側球抜開口114と、該流路側球抜開口114と球抜流路46とを連通する球抜連通路115と、カバー部材34に配置された流路側球抜操作機構116と、該流路側球抜操作機構116と流路壁部84とを接続する流路側球抜接続部117とを備えて構成されている。
移動機構111は、図7に示すように、流路壁部84の側壁の前面側から前方へ向けて突設された円柱状の移動ロッド111aと、ベース基部63の壁収容部85の前面側に開設された縦向き長穴形状の移動ガイド部111bとから構成されている。そして、移動ガイド部111bに移動ロッド111aを上下方向へ摺動可能な状態で後方から挿通し、流路壁部84および移動突起部がベース基部63と前後に重なる状態で配置され、且つベース基部63の壁収容部85に沿って上下方向へ移動できるように構成されている。また、移動ロッド111aの先端部を移動ガイド部111bよりも前方へ突出し、この突出端に後述の流路側球抜接続部117を止着している。
第1規制部112は、壁収容部85の下縁部の左右両端に後方へ突設した突起で構成されており、流路壁部84の下縁部に当接して流路壁部84および移動突条部82aの下方への移動、具体的には、移動突条部82aが固定突条部82bよりも低い位置に移動することを規制する。また、第2規制部113は、壁収容部85のうち移動ガイド部111bが開設された前側平面部で構成されており、流路壁部84を前後に重なる状態で当接して流路壁部84および移動突条部82aが固定突条部82bから側方へ遠ざかる移動(前後に離れる移動)を常時規制している。なお、流路壁部84の前面の左右両側には、縦長な当接突起84aを前方へ突設し(図7(c)参照)、該当接突起84aのみを第2規制部113へ当接して第2規制部113(壁収容部85)と流路壁部84との摺動摩擦を低く抑えるように構成されている。
流路側球抜開口114は、ベース基部63のうち流路基部79の誘導部120と壁収容部85との間を前後方向へ貫通して開設された横長な矩形状の開口であり、遊技球が通過可能な程度の上下幅に設定されている。なお、流路側球抜開口114の下縁部には、誘導部120を流路側球抜開口114へ向けて下り傾斜した状態で配置しており、上方の球送り流路70から流下してきた遊技球を流路側球抜開口114へ誘導できるように構成されている。
また、ベース基部63とソレノイドベース66との間には、球抜連通路115の上流部となる第1連通路121を一側(図9中、右側)へ下り傾斜したクランク状態で区画形成し、該第1連通路121の上流側と流路側球抜開口114とを前後に連通し、下流側を発射装置17の側方へ開放している(図4参照)。なお、第1連通路121は、図9に示すように、ベース基部63の前面側に設けられ、前方へ向けて開放された断面コ字状を呈する樋状の連通路基部121aを備え、該連通路基部121aの前側開放部分をソレノイドベース66で前方から閉塞して区画形成されている。
さらに、図4に示すように、ベースパネル31の前面側のうち発射収納部37と球抜流路46(詳しくは前側球抜流路48)との間には、球抜連通路115の下流部となる第2連通路122を前側球抜流路48側へ(図4中、右側)へ向けて下り傾斜した状態、具体的には正面視略L字状となる状態で区画形成している。また、図10(a)に示すように、カバー部材34の裏側から断面逆L字状の球脱落阻止部123を第2連通路122の前方へ向けて延設し、第2連通路122を流下する遊技球が第2連通路122を外れて前方へ脱落する不具合を阻止している。そして、発射収納部37の側部に上流側連通口124を開設し、該上流側連通口124を介して第2連通路122の上流部を第1連通路121の下流端へ連通している。また、前側球抜流路48の側部に下流側連通口125を開設し、該下流側連通口125を介して第2連通路122の下流側を前側球抜流路48へ連通している。したがって、流路側球抜開口114を通過した遊技球は、第1連通路121、上流側連通口124、第2連通路122、下流側連通口125を経て球抜流路46へ到達し、さらには球抜流路46を流下して球抜排出口53を通過し、貯留皿ユニット14の外方へ抜き出される。
流路側球抜操作機構116は、図10に示すように、カバー部材34の裏側に樋側球抜操作機構49と横に並んだ状態で配置されている。具体的に説明すると、流路側球抜操作機構116は、カバー部材34の左右方向の発射装置17寄り(図10(a)中、右寄り)に貫通した矩形状の操作開口128と、該操作開口128の縁部から後方へ延設され、前後を開放した箱状の操作ベース部129と、該操作ベース部129に上下方向へ回動可能な状態で支持される操作部130と、操作ベース部129との間で操作部130を挟持する操作カバー131とを備えて構成されている。また、操作部130の前側には平板状の操作レバー133を突設し、後側には流路側球抜接続部117の一部を遊嵌する接続受部134を備え、左右両側部には操作ベース部129に軸支するための操作回動軸135を突設し、操作部130の側部(図10(b)中、右側部)のうち操作回動軸135と接続受部134との間から円柱状の付勢係止部136を外方へ延設している。そして、操作ベース部129内に操作部130を後方から挿入して操作レバー133を操作開口128から前方へ臨ませ、この状態で操作回動軸135を操作ベース部129の後端に形成した操作軸受部138で支持している。さらに、この支持状態で操作カバー131を操作部130の後方から覆う状態で操作ベース部129に止着し、操作カバー131の一側の前縁部(図10中、左側の前縁部)に形成された凹部139を一側の操作回動軸135の後側に嵌合して、操作部130が操作ベース部129から脱落する不都合を阻止している。
また、操作カバー131の後部を後方へ開放し、この開放口131aから操作部130の接続受部134を後方へ臨ませている。さらに、操作カバー131の他側部、具体的には凹部139とは反対側の側部(図10中、右側部)の前側を大きく切り欠き、該切欠部131bから操作部130の付勢係止部136を外方へ突出している。そして、付勢係止部136の先端にコイルばね等の操作付勢部材140の一端(上端)を係止し、該操作付勢部材140の他端(下端)を操作回動軸135よりも下方の位置、具体的には、カバー部材34の裏側から操作回動軸135の下方へ向けて延設された付勢支持ロッド141の先端に係止して、操作付勢部材140の付勢力により操作部130の接続受部134を下方へ常時付勢するとともに、操作レバー133を上方へ常時付勢している。したがって、操作レバー133を指などで操作して下方へ押圧すると、操作部130が操作付勢部材140に抗して回動し、接続受部134が上方へ移動する状態(開操作状態)となる。また、操作レバー133の押圧状態を解除、例えば、操作レバー133を押圧していた指等を操作レバー133から離すと、操作付勢部材140の付勢力により操作部130が回動し、接続受部134が下方へ移動するとともに操作レバー133が上方へ移動して元に戻る(閉操作状態)。なお、操作カバー131の切欠部131bの下縁部には厚肉の係止部142を形成してあり、閉操作状態における付勢係止部136を係止部142へ係止して、操作レバー133が閉操作状態の位置よりも上方へ移動する不具合、さらには接続受部134が閉操作状態の位置よりも下方へ移動する不具合を阻止するように構成している。また、操作部130の側部のうち付勢係止部136の基部およびその周辺には、操作回動軸135を曲率中心とした円弧状の当接ガイド143を外方へ向けて突設し、該当接ガイド143の外周面(後側面)を切欠部131bの奥手側の縁部(後縁部)に摺動可能な状態で当接し、この当接ガイド143と切欠部131bとの当接により操作部130の前後位置を維持して、操作部130の操作ベース部129に対する回動を円滑に行えるように構成されている。なお、当接ガイド143は、操作カバー131の係止部142に緩衝しない程度の突出幅に設定されている。
流路側球抜接続部117は、図3,図4,図6および図11に示すように、ロータリーソレノイド58を上方から覆う箱状で形成されており、発射収納部37の収納貫通口38を介してロータリーソレノイド58とともに前方へ突出する状態で配置されている(図3参照)。また、流路側球抜接続部117の上部には、流路壁部84の移動ロッド111aの先端を止着する止着部145を備え、流路側球抜接続部117の後側端部の左右両端部には縦長な摺動当接部146を後方へ向けて突設し、該摺動当接部146をソレノイドベース66の一部、具体的にはソレノイドベース66のうちロータリーソレノイド58の左右両側方に位置する前面部に摺動可能な状態で当接している。さらに、流路側球抜接続部117の前面側には、操作部130の接続受部134に遊嵌する接続突起147を前方へ向けて突設している。そして、止着部145の側部に付勢支持腕部148を延設し、該付勢支持腕部148の先端にコイルばね等の接続付勢部材149(本発明における付勢部材に相当)の一端(上端)を係止し、該接続付勢部材149の他端(下端)を止着部145よりも下方の位置、具体的には、ソレノイドベース66の上部から後方へ延設された付勢係止爪150(図6参照)に係止して、接続付勢部材149の付勢力により流路側球抜接続部117を下方へ常時付勢している。したがって、流路壁部84および移動突条部82aは、接続付勢部材149の付勢力により下方の第1規制部112側へ常時付勢される。
このような構成の流路側球抜機構110を備え、操作レバー133を操作して流路側球抜操作機構116を開操作状態へ変換すると、接続受部134に遊嵌する接続突起147および流路側球抜接続部117が接続付勢部材149の付勢力に抗して上方へ押し上げられる。すると、流路壁部84および移動突条部82aが移動機構111により上方へ移動する。この結果、流路側球抜機構110は、移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔を遊技球の直径よりも広げた球抜状態に変換する(図11(b)参照)。なお、球抜状態では、移動機構111の移動ロッド111aが移動ガイド部111bの上縁部に当接して、流路壁部84および移動突条部82aがさらに上方へ移動することを規制している。
一方、流路側球抜操作機構116を常態である閉操作状態へ戻すと、接続受部134に遊嵌する接続突起147および流路側球抜接続部117が接続付勢部材149の付勢力により下方へ移動して元の位置に戻る。すると、流路壁部84および移動突条部82aが移動機構111により下方へ移動し、流路壁部84の下縁部が第1規制部112に上方から当接する。この結果、流路側球抜機構110は、第1規制部112により移動突条部82aが下方へ移動することを規制して移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔を遊技球の直径よりも狭めた球抜阻止状態に変換する(図11(a)参照)。
次に、発射装置17の作用について説明する。なお、球発射位置75および球送り流路70には、予め遊技球が配置されているものとする。さらに、流路側球抜操作機構116が操作付勢部材140の付勢力により閉操作状態に維持され、且つ、流路側球抜機構110が接続付勢部材149の付勢力により球抜阻止状態に維持されているものとする。
まず、ロータリーソレノイド58の駆動を停止した常態では、発射装置17は、打球発射杵57を弾発準備状態に設定し、杵部92を回動規制部59の第2杵規制部59bに当接する。さらに、球送り部材73を球供給状態(球保持部89を球発射位置75側へ向けた状態)に維持するとともに、球送り部材73の回動を阻止する。
この状態からロータリーソレノイド58を駆動して打球発射杵57が第1動作(すなわち弾発部93を球発射位置75へ向けて移動する動作)を行うと、リンク機構60が打球発射杵57の第1動作によって発生した回動力を球送り部材73へ伝達し、この伝達力により球送り部材73が回動して球供給状態から球供給停止状態(球保持部89を球送り流路70の上流側へ向けた状態)へ変換する。すると、球送り部材73は、球保持部89に球送り流路70から流下した遊技球を1個保持し、この保持状態で球送り流路70および球保持部89内の遊技球が球発射位置75へ流下することを阻止する。そして、この保持状態になると、その後は打球発射杵57が更に回動しても球送り部材73は動かない。
また、球送り部材73が球保持部89に遊技球を保持すると、球送り流路70内の遊技球が下流の球送り部材73側へ向けて遊技球1個分だけ流下する。このとき、球送り流路70を流下する遊技球は、図11(a)および図12に示すように、その側部を移動突条部82aおよび固定突条部82bに支持され、この支持状態で回転しながら流下する。具体的には、遊技球の上部を球送り部材73側(球送り流路70の下流側)へ移動するとともに、下部を貫通流路71側(球送り流路70の上流側)へ移動する状態で回転する。そして、球送り流路70の上流部においては、流路床面上に載って下端の一点で支持された状態で転動してきた遊技球が左右の球支持突条部82により当該遊技球の側部をそれぞれ支持された状態で転動することになる。したがって、遊技球が球支持突条部82よりも上流側から球支持突条部82へ流下する際には、遊技球が支持される箇所と遊技球の回転中心との距離、すなわち遊技球の転がり半径Rが小さくなる。さらに、両球支持突条部82により遊技球を2点で支持することから、遊技球が受ける摩擦力は、下部の1点で支持されている場合よりも大きくなる。このため、遊技球の転動速度(流下速度)が遅くなり、遊技球の回転数、具体的には遊技球が単位距離を流下する間に回転する回転数が多くなる。このことから、球送り流路70の底面上を転動して流下する場合に比べて遊技球の流下勢を小さく抑えることができる。したがって、球送り流路70を流下する遊技球が球送り部材73に与える負荷を軽減することができ、球送り部材73の駆動力が弱い場合であっても、球送り部材73による球送り動作を円滑に行い易い。
さらに、両球支持突条部82の載置部82cを傾斜面で形成しているので、載置部82cを角部で形成した場合に比べて、載置部82cの摩耗等の損傷を抑制することができる。したがって、球送り流路70内の遊技球を一層円滑に転動し易く、遊技球の球発射位置75への供給に悪影響を及ぼし難い。
引き続き打球発射杵57が第1動作を行って弾発部93を球発射位置75へ進入させると、弾発部93は球発射位置75に配置された遊技球に衝突する。弾発部93により衝突(弾発)された遊技球は、発射連通路76および発射接続路43を上昇し、透明部材保持枠9の発射案内路12へ向けて勢いよく飛翔する。このようにして発射装置17は遊技球を発射する。さらに打球発射杵57が第1動作を続けると、発射ストッパー94が回動規制部59の第1杵規制部59aに衝突(係合)し、打球発射杵57の第1動作および回動範囲が規制される。
打球発射杵57の第1動作を規制したならば、ロータリーソレノイド58を消磁して、自重により打球発射杵57に球発射位置75から離れる第2動作を行わせる。打球発射杵57が第2動作を行うと、リンク機構60が打球発射杵57の第2動作により発生した回動力を球送り部材73へ伝達し、この伝達力により球送り部材73が回動して球供給停止状態から球供給状態へ戻る。すると、球送り部材73は、球供給停止状態時に保持した遊技球1個を球送り流路70の下流側へ流下して球発射位置75へ供給する。これにより、次回発射する遊技球を球発射位置75へ配置して発射準備を行う。また、球送り部材73の一部(球保持部89の側部)により球送り流路70の屈曲部を遮断し、球送り流路70の上流側の遊技球が球発射位置75へ流下することを阻止する。さらに打球発射杵57が第2動作を続けると、に示すように、杵部92が回動規制部59の第2杵規制部59bに衝突(係合)し、打球発射杵57の第2動作が規制される。
そして、遊技球の発射動作を終了した後、遊技球が球送り流路70内や皿部材33内に残っている場合には、流路側球抜機構110を操作して遊技球を球送り流路70および皿部材33から貯留皿ユニット14の外方へ抜き出すことができる。具体的には、遊技球が球送り流路70内や皿部材33内に貯留(停留)している状態で、操作レバー133を下方へ押圧する。すると、移動突条部82aが固定突条部82bから上方へ離れ、移動突条部82aに支持されていた遊技球の側部(図11(c)中、右側部)が流路壁部84および移動突条部82aとともに上昇する。これにより、遊技球は、固定突条部82bの載置部82cを登るようにして転動し、当該遊技球の固定突条部82b側(図11(c)中、左側)の側部を移動空間部86に進入させる。したがって、流路側球抜機構110を球抜状態へ変換する際に、遊技球が球送り流路70内に引っ掛かる不具合を抑制することができる。これにより、球送り流路70内の遊技球をスムーズに抜き出そうとすることができる。
引き続き操作レバー133を下方へ押圧して、移動ロッド111aと移動ガイド部111bの上縁部とを当接させて流路側球抜機構110を球抜状態へ変換すると、移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔が遊技球の直径よりも広く設定される。すると、球送り流路70内の遊技球のうち移動突条部82aに係合していた側部が移動突条部82aから外れる。この結果、遊技球は、固定突条部82bの載置部82cを下るようにして球支持突条部82の下方へ流下し、流路基部79の誘導部120に落下する。そして、流路側球抜開口114、球抜連通路115、前側球抜流路48、球抜排出口53を通過して貯留皿ユニット14の下方(すなわちパチンコ遊技機1の外方)へ落下し、例えば、遊技者が予め球抜排出口53の下方に載置しておいた遊技球貯留箱(図示せず)へ抜き出される。また、球送り流路70内の遊技球が球支持突条部82の下方へ流下して抜き出されると、皿部材33内に貯留されていた遊技球が球送り流路70内に流下してくる。このとき、流路側球抜機構110を球抜状態に維持しておけば、皿部材33から球送り流路70内に流下してきた遊技球も、流路側球抜開口114、球抜連通路115、前側球抜流路48、球抜排出口53を通過して貯留皿ユニット14の下方へ落下し、遊技球貯留箱へ抜き出される。
球送り流路70内および皿部材33内の遊技球を抜き出し終わったならば、操作レバー133の押圧状態を解除して流路側球抜機構110を球抜阻止状態へ変換する。すると、流路壁部84が降下して第1規制部112に当接し、移動突条部82aが固定突条部82bと同じ高さに配置され、移動突条部82aと固定突条部82bとの間隔が遊技球の直径よりも狭く設定される。この状態で再び皿部材33に遊技球を貯留すれば、この遊技球を球送り流路70内に流下して両球支持突条部82に支持し、球発射位置75へ供給可能、すなわち発射装置17から遊技球を発射可能となる。
このようにして移動突条部82aを上方へ移動して球送り流路70内の遊技球を球支持突条部82の下方へ抜き出すので、遊技球の自重で不用意に球支持突条部82の間隔が広がることがなく、遊技球を抜き出さない状態(球抜阻止状態)を十分に維持することができる。したがって、遊技球を球送り部材73、ひいては球発射位置75へ安定して供給することができ、遊技の興趣の低減を抑えることができる。また、接続付勢部材149により流路壁部84および移動突条部82aを下方の第1規制部112側へ常時付勢するので、球送り流路70から遊技球を抜き出した操作の後に、流路側球抜機構110を確実に球抜阻止状態へ変換することができる。したがって、遊技球を球送り部材73、ひいては球発射位置75へ一層安定して供給することができる。
さらに、両球支持突条部82の載置部82cを傾斜面で形成したので、流路側球抜機構110を球抜状態へ変換する際、または遊技球が球送り流路70から下方へ流下する際に、遊技球が球支持突条部82に引っ掛かる不具合を抑制することができる。したがって、球送り流路70内の遊技球を一層スムーズに抜き出すことができる。
ところで、上記実施形態では、流路基部79側に設けられた球支持突条部82を移動突条部82aとし、流路蓋部80側に設けられた球支持突条部82を固定突条部82bとしたが、本発明はこれに限定されず、流路基部79側の球支持突条部82を固定突条部とし、流路蓋部80を上方へ移動できるようにして流路蓋部80側の球支持突条部82を移動突条部としてもよい。また、移動機構111は、移動突条部上下移動することができるものであれば、どのような機構であってもよい。
さらに、上記実施形態では、流路側球抜機構110とは別個に樋側球抜機構41を設けているが、本発明はこれに限定されない。例えば、樋側球抜機構41を設けず、球流下樋35内の遊技球を皿部材33を介して球送り流路70まで流下し、流路側球抜機構110により貯留皿ユニット14の外部へ抜き出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技球を1個ずつ球発射位置へ供給可能な球送り部材と、該球送り部材側へ向けて遊技球を整列した状態で流下可能な球送り流路と、該球送り流路内の遊技球を抜き出し可能な球抜機構とを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
前面枠の前側を開放したパチンコ遊技機の斜視図である。 貯留皿ユニットの斜視図である。 貯留皿ユニットの分解斜視図である。 ベースパネルと発射装置の斜視図である。 発射装置の後方から見た斜視図である。 発射装置の後方から見た分解斜視図である。 (a)は球送り流路の構成を示す分解斜視図、(b)は流路蓋部の斜視図、(c)は流路壁部の斜視図である。 発射ベースの後方から見た斜視図である。 発射ベースの前方から見た斜視図である。 (a)はカバー部材の後方から見た斜視図、(b)は流路側球抜操作機構の分解斜視図である。 流路側球抜機構の説明図であり、(a)は球抜阻止状態の断面図、(b)は球抜状態の断面図、(c)は球抜状態における球送り流路の拡大断面図である。 球送り流路を流下する遊技球の挙動を示す概略図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
14 貯留皿ユニット
17 発射装置
31 ベースパネル
33 皿部材
34 カバー部材
35 球流下樋
37 発射収納部
38 収納貫通口
41 樋側球抜機構
46 球抜流路
51 樋側球抜操作部
56 発射ベース
57 打球発射杵
58 ロータリーソレノイド
59 回動規制部
60 リンク機構
63 ベース基部
66 ソレノイドベース
70 球送り流路
71 貫通流路
73 球送り部材
75 球発射位置
79 流路基部
80 流路蓋部
82 球支持突条部
82a 移動突条部
82b 固定突条部
82c 載置部
84 流路壁部
85 壁収容部
86 移動空間部
89 球保持部
92 杵部
93 弾発部
94 発射ストッパー
110 流路側球抜機構
111 移動機構
111a 移動ロッド
111b 移動ガイド部
112 第1規制部
113 第2規制部
114 流路側球抜開口
115 球抜連通路
116 流路側球抜操作機構
117 流路側球抜接続部
120 誘導部
128 操作開口
129 操作ベース部
130 操作部
133 操作レバー
134 接続受部
135 操作回動軸
140 操作付勢部材
147 接続突起
149 接続付勢部材

Claims (4)

  1. 遊技球を1個ずつ球発射位置へ供給可能な球送り部材と、該球送り部材側へ向けて遊技球を整列した状態で流下可能な球送り流路と、該球送り流路内の遊技球を抜き出し可能な球抜機構と、を備えた遊技機において、
    前記球送り流路は、当該球送り流路の両側に球支持突条部を下流側へ下り傾斜した状態で備え、両球支持突条部に遊技球の側部を転動可能な状態で支持して遊技球の下部を球支持突条部の間に沈ませ、この沈ませた状態で遊技球の側部を転動することにより遊技球を回転しながら流下するように構成され、
    前記球支持突条部の一方を移動突条部とし、他方を固定突条部とし、
    前記球抜機構は、
    前記移動突条部を上下方向へ移動可能な移動機構と、移動突条部の下方への移動を規制する第1規制部と、移動突条部が固定突条部から側方へ遠ざかる移動を規制する第2規制部と、を備え、移動機構により移動突条部を上方へ移動して移動突条部と固定突条部との間隔を遊技球の直径よりも広げた球抜状態と、第1規制部により移動突条部の移動を規制して移動突条部と固定突条部との間隔を遊技球の直径よりも狭めた球抜阻止状態と、に変換可能とし、
    前記球抜機構を球抜状態へ変換すると、球送り流路内の遊技球を球支持突条部の下方へ流下可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球抜機構は、移動突条部を第1規制部側へ付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記球抜機構は、固定突条部の上方を球送り流路の側方へ凹ませて遊技球の移動空間部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記球支持突条部は、遊技球の側部を載置する載置部を傾斜面で形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
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