JP2008015969A - 非接触型データキャリア用導電部材の製造方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面に非導電性の熱可塑性接着剤層6が形成されている導電体3を、熱可塑性接着剤層の側から非導電性の基材2に重ね合わせる重畳工程と、基材上で導電体を所定のパターンで打ち抜く打ち抜き工程と、導電体を基材に上記パターンで加熱接着する接着工程とを含む。導電体の熱可塑性接着剤層と基材との一方又は双方を帯電処理し、導電体の熱可塑性接着剤層と基材とが帯電した互いに異種の電荷の吸引力により、重畳工程で導電体と基材とを密着させる。
【選択図】図5
Description
図1乃至図4に示すように、非接触型データキャリア用導電部材1又はその素材シート1aにおける非導電性の基材2の表裏面には、それぞれ熱可塑性接着剤層6,7が所定のパターンに形成され、この熱可塑性接着剤層6,7の上から同様なパターンの導電体3,4がそれぞれ積層され固着される。
まず、基材2の連続体と金属箔である導電体3の連続体とを用意する。金属箔の導電体3の片面には、予め熱可塑性接着剤が塗布され乾燥されることにより熱可塑性接着剤層6が積層されている。
ここでは一例としてコロナ放電式帯電器を用いた場合について説明するが、接触式帯電器を用いることももちろん可能である。
導電体3と基材2の両連続体の走行方向に見て帯電器9よりも下流側には、平プレス盤が配置される。平プレス盤は上型12と下型13とを備え、両型12,13が密着した連続体を間に挟んで対峙する。
上記平プレス盤の上型12には、上記打ち抜き刃12aに隣接してアンテナのパターンに対応した凸部12bが形成される。上型12には凸部12bを加熱するための図示しない電気熱線が埋設される。
上記重ね合わされた導電体3と基材2の両連続体の走行方向に見て平プレス盤よりも下流側には、ガイドローラ14のほか分離装置が配置される。
上記分離装置の下流側には、必要に応じて除電器18が設けられる。ここで除電器18としてはコロナ放電式除電器が用いられているが、この除電はブラシの接触等によっても可能である。除電器18は上記帯電器9と同様に配置される。除電器18等は上記分離装置よりも上流側に配置することも可能である。
図6に示すように、この実施の形態2では実施の形態1における非接触型データキャリア用導電部材の製造装置に空気吸引手段が付加される。
図7に示すように、この実施の形態3では実施の形態1、2の場合と異なり、帯電器9とアースバー11とが導電体3の連続体におけるニップローラ8a,8bよりも上流側に配置される。この帯電器9は導電体3の熱可塑性接着剤層6である誘電体を正(+)または負(−)の電荷に帯電させる。
3…導電体
3e…導電体の不要部
6…熱可塑性接着剤層
9…帯電器
10…ICチップ
18…除電器
20…ノズル
Claims (13)
- 表面に非導電性の熱可塑性接着剤層が形成されている導電体を、熱可塑性接着剤層の側から非導電性の基材に重ね合わせる重畳工程と、上記基材上で上記導電体を所定のパターンで打ち抜く打ち抜き工程と、上記導電体を上記基材に上記パターンで加熱接着する接着工程とを包含してなる非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、上記導電体の熱可塑性接着剤層と上記基材との一方又は双方を帯電処理し、上記導電体の熱可塑性接着剤層と上記基材とが帯電した互いに異種の電荷の吸引力により、上記重畳工程で上記導電体と上記基材とを密着させるようにしたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 請求項1に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、導電体の熱可塑性接着剤層を帯電処理した後、この導電体を基材に重ね合わせることを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 請求項1に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、導電体と基材とを重ね合わせた後に帯電処理することを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、導電体と基材とを一方向に走行させ、両者を重ね合わせる位置の上流側で導電体と基材との間から空気を吸引することを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 請求項1に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、基材から導電体の不要部を分離する分離工程を更に含むことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 請求項5に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、分離工程で導電体の不要部が除去された後の基材から除電することを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 請求項1に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造方法において、接着工程と打ち抜き工程とを同時に行うか又はいずれか一方を先に行うことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造方法。
- 表面に非導電性の熱可塑性接着剤層が形成されている導電体を、熱可塑性接着剤層の側から非導電性の基材に重ね合わせる重畳手段と、上記基材上で上記導電体を所定のパターンで打ち抜く打ち抜き手段と、上記導電体を上記基材に上記パターンで加熱接着する接着手段とを包含してなる非接触型データキャリア用導電部材の製造装置において、帯電器を所定箇所に設けることにより上記導電体上の熱可塑性接着剤層と上記基材との一方又は双方を帯電させ、上記導電体の熱可塑性接着剤層と上記基材とが帯電した互いに異種の電荷の吸引力により、上記重畳手段で上記導電体と上記基材とを密着させるようにしたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造装置。
- 請求項8に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造装置において、導電体が基材に重ね合わされる前の導電体の走行路に帯電器が設けられたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造装置。
- 請求項8に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造装置において、導電体が基材に重ね合わされた後の導電体及び基材の走行路に帯電器が設けられたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造装置。
- 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造装置において、導電体と基材との走行路における両者の重ね合わせ位置の上流側に、導電体と基材との間から空気を吸引するノズルが設けられたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造装置。
- 請求項8に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造装置において、導電体の打ち抜き後に基材から導電体の不要部を分離する分離手段が更に設けられたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造装置。
- 請求項12に記載の非接触型データキャリア用導電部材の製造装置において、分離手段により導電体の不要部が除去された後の基材から除電する除電器が設けられたことを特徴とする非接触型データキャリア用導電部材の製造装置。
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