JP2008015899A - 系統連系パワーコンディショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光パネルの最大出力電力追跡制御により太陽光パネルの動作点が変動しても、また、負荷条件が変動しても、安定に且つ効率的に系統に交流電力を出力できる系統連系パワーコンディショナを提供する。
【解決手段】太陽光パネル11の出力電圧を該太陽光パネルの最大出力電力となる電圧に調整する昇圧チョッパ12と、該昇圧チョッパにより昇圧された電圧を直流リンク電圧として、系統に連系する交流電力を出力するインバータ15とを備え、インバータは、直流リンク電圧を一定に制御する。インバータ15は、直流リンク電圧が一定となるようにインバータ出力電流をフィードバック制御するとともに、インバータ出力電流の無効電力成分をゼロとするようにフィードバック制御する。
【選択図】図1
【解決手段】太陽光パネル11の出力電圧を該太陽光パネルの最大出力電力となる電圧に調整する昇圧チョッパ12と、該昇圧チョッパにより昇圧された電圧を直流リンク電圧として、系統に連系する交流電力を出力するインバータ15とを備え、インバータは、直流リンク電圧を一定に制御する。インバータ15は、直流リンク電圧が一定となるようにインバータ出力電流をフィードバック制御するとともに、インバータ出力電流の無効電力成分をゼロとするようにフィードバック制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽光パネル(太陽電池)により発電された直流電力を昇圧する昇圧チョッパと、昇圧した直流電力を系統に連系した交流電力に変換するインバータとからなる系統連系パワーコンディショナ(電力変換装置)に関する。
一般に、太陽光パネルの発電出力は日照条件に左右され変動が大きいが、図7(a)(b)に示すものとなる。すなわち、図7(a)は太陽電池の電流―電圧特性を示し、太陽光が入射することで、無負荷時には開放電圧Voが現れ、短絡時には短絡電流Isが流れ、負荷が接続された時には負荷線に対応した電圧Vと電流Iとが出力される。この曲線は、入射光の大きさをパラメータとして図中矢印で示す方向に変化する。図7(b)は、出力電力―電圧特性を示し、太陽光パネルの出力電力Pの大きさは出力電圧Vによって変化し、最大出力点を有する山のような曲線になる。また、この曲線は日射の強さ、周囲温度などにより変動し、その最大出力電力点は、日照条件の変動に従って、線Aのような斜めの曲線軌跡になっている。
このため、太陽光パネルから効率的に発電電力を取り出すため、その日照条件における最大出力電力点を追跡して、その点で動作させるように、各種の最大出力電力追跡制御(MPPT)が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、太陽光パネルにより発電された直流電力を昇圧する昇圧チョッパと、昇圧した直流電力を系統に連系した交流電力に変換するインバータとからなる系統連系パワーコンディショナ(電力変換装置)においては、上記昇圧チョッパが太陽光パネルの出力電圧を一定の昇圧比率で昇圧すると、交流電力を形成するための直流リンク電圧に過不足が生じ、効率的に所要振幅の電圧波形が得られないという問題がある。また、最大出力電力追跡制御は、太陽光パネルから見た負荷側の動作点を変更するものであるので、負荷条件の変動に対する追従性や、日射条件の急変に対する応答性が良好であることが要求される。
特許第3733481号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、太陽光パネルの最大出力電力追跡制御により太陽光パネルの動作点が変動しても、また、負荷条件が変動しても、安定に且つ効率的に系統に交流電力を出力できる系統連系パワーコンディショナを提供することを目的とする。
本発明の系統連系パワーコンディショナは、太陽光パネルの出力電圧を該太陽光パネルの最大出力電力となる電圧に調整する昇圧チョッパと、該昇圧チョッパにより昇圧された電圧を直流リンク電圧として、系統に連系する交流電力を出力するインバータとを備え、前記インバータは、前記直流リンク電圧を一定に制御することを特徴とするものである。これにより、インバータは所要の振幅の交流電圧波形の形成に対して、常に系統電圧に対応した過不足無い直流リンク電圧が供給されるので、効率的な変換動作を、日射条件や負荷条件が変動しても安定に行える。
ここで、インバータは、直流リンク電圧が一定となるようにインバータ出力電流をフィードバック制御するとともに、前記インバータ出力電流の無効電力成分をゼロとするようにフィードバック制御する。これにより、直流リンク電圧が昇圧チョッパ及び太陽光パネルの動作条件と無関係に決まってくると共に、インバータからは力率1の交流電力が系統に出力され、結果的にq軸電流(有効電力成分)が自動的に太陽光パネルの出力状況に応じて増減する。一方、太陽光パネルの出力電力が最大となるように、昇圧チョッパのオン時間比を増減することで、昇圧チョッパは入力側が太陽光パネルの最大出力電力に対応した電圧となり、出力側が上記所定の直流リンク電圧となり、日照条件の変動や負荷条件の変動にかかわらず、安定した動作が可能となる。
本発明では、上述したように、昇圧チョッパの出力側が所定の直流リンク電圧となり、入力側が太陽光パネルの最大出力電力に対応した電圧となるように昇圧比が自動的に制御されるので、インバータを過不足無い直流リンク電圧で効率的に動作させることができると共に、昇圧チョッパの昇圧比を日射条件の変動に対応して自動的に追従させることができる。このため、日射条件や負荷条件が変動しても、効率的な変換動作を、良好な追従性で行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、各図中、同一の作用または機能を有する部材または要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態の系統連系パワーコンディショナを示す。パワーコンディショナ(電力変換装置)10では、太陽光パネル11の直流出力は、昇圧チョッパ12により昇圧され、コンデンサ13にて平滑され、直流リンク電圧が形成され、その直流リンク電圧の直流電力がインバータ15により系統周波数および電圧の交流電力に変換され、三相3線式系統電源16に供給される。太陽光パネル11は、太陽電池をパネル状に配置した直流電源であり、図7(a)(b)に示す出力特性を有する。
昇圧チョッパ12は、太陽光パネル11の出力電圧を太陽光パネルの最大出力電力に調整するように動作する。昇圧チョッパ12の出力側の直流リンク電圧は、インバータ制御により所定値になっているために、太陽光パネルの出力電圧(昇圧チョッパ12の入力電圧)は昇圧チョッパ12の昇圧比で決定される。すなわち、最大出力電力追跡制御(MPPT)は、昇圧チョッパ12の昇圧比を調整することで、入力側が太陽光パネルの最大出力電力を出力する電圧となり、出力側が所定の直流リンク電圧となるように動作する。インバータ15は、昇圧チョッパ12により昇圧された電圧を直流リンク電圧として、系統に連系する交流電力を出力する。ここで、インバータ15は、直流リンク電圧を一定に制御する機能を備えている。これにより、インバータは所要振幅の交流電圧波形の形成に際して、常に系統電圧に対応した過不足無い直流リンク電圧が供給されるので、常に効率的な変換動作を行える。
図2は、図1の具体的な回路構成例を示す。インバータ15は、直列接続した2個の電力スイッチング素子の中点から出力(U相、W相)を取り出すようにした出力回路(アーム)を2組並列接続すると共に、直列接続した2個のコンデンサ13の中点から接地相(V相)を取り出すようにした三相線間電圧制御型の直流/三相交流変換回路である。インバータ15は、上記電力スイッチング素子をパルス幅変調信号に従ってオン/オフ制御することにより直流電力を交流電力に変換する。コンデンサ13の直流電圧(直流リンク電圧)が、電力スイッチング素子のゲートに入力されるパルス幅変調信号に従って、U相、V相、W相に出力され、リアクトルとコンデンサとからなるフィルタ回路17により高調波成分が除去され、これにより正弦波電圧波形が形成される。
フィルタ回路17の出力側には開閉器(マグネットスイッチ)18が設けられ、インバータ15の出力を負荷に接続または切断するようになっている。さらに、インバータ装置10の出力側には第2の開閉器(マグネットスイッチ)19が設けられ、系統電源16と接続または切断可能となっている。
第2の開閉器19が閉じられると、系統電源16の三相線間電圧が電圧検出器(PT)21により検出され、三相相電圧Vu,Vv,Vwに変換され、パワーコンディショナ10の制御部20に取り込まれる。このパワーコンディショナ10においては、電圧検出器(PT)は1組のみを開閉器18と19との間にのみ備えている。また、インバータ15の出力交流電流を検出する電流検出器(CT)22を備えている。また、コンデンサ13の直流電源部分の直流リンク電圧を検出する電圧検出器(PT)23と、太陽光パネル11の出力電圧を検出する電圧検出器(PT)24と出力電流を検出する電流検出器(CT)25とを備えている。太陽光パネル11の出力電力は、電圧検出器(PT)24で検出された直流電圧と電流検出器(CT)25で検出された直流電流とを制御部20で乗算処理することにより求められる。
昇圧チョッパ12は、リアクトルLと電力スイッチング素子Sとから構成され、電力スイッチング素子Sがオン状態の時(tON)、リアクトルLに短絡電流が流れ、電力スイッチング素子がオフ状態となるとリアクトルLに蓄積した電流の変化に対応した電圧が形成され、ダイオードDを通してコンデンサCを充電することで、直流電圧の昇圧が行われる。従って、電力スイッチング素子のサイクルタイム中のオン時間比を高くすると昇圧比が高くなり、オン時間比を低くすると昇圧比が低くなる。このため、オン時間比を増減することで、昇圧比を増減できる。
昇圧チョッパ12は、入力側が太陽光パネル11の出力端に接続され、出力側がインバータ15の入力端であるコンデンサからなる直流電源部13に接続されている。従って、昇圧チョッパ12は、太陽光パネル11の出力直流電圧VDCを、直流電源部13のインバータ15に入力される直流リンク電圧VDCLINKに昇圧し、その昇圧比は電力スイッチング素子Sのオン時間比で決められる。本発明のパワーコンディショナ10においては、直流リンク電圧VDCLINKは後に詳述するようにインバータ15により一定に制御されている。このため、昇圧比を調整することで、昇圧チョッパ12の入力端電圧、すなわち、太陽光パネルの出力端電圧を調整でき、この電圧をその時の日射条件における最大出力電力点に対応した電圧に調整することで、最大出力電力点に対応した電流(電力)を太陽光パネル11から取り出すことができる。
図3は、図2のパワーコンディショナの変形例を示す。この例は、インバータ15を図2に示す三相線間電圧制御型から図3に示す三相フルブリッジ型に変更したものであって、その他の構成は同一である。三相線間電圧制御型インバータは、三相フルブリッジ型インバータと比べて電力スイッチング素子及びフィルタ回路を一相分節減でき、経済的であるが、ラインインピーダンスが不平衡となり、直流リンク電圧を相当高く上げないといけない(三相フルブリッジ型インバータの直流リンク電圧の約1.7倍)などの問題もある。
次に、昇圧チョッパ12の最大出力電力追跡制御(MPPT)について、図4を参照して説明する。 図4(a)は、出力(P)―電圧(V)座標系における太陽光パネル動作点の変化方向をベクトルで示した図である。すなわち、1個の変化ベクトルは、太陽光パネルの前回サンプリング時の動作点を原点とし、今回サンプリング時の動作点を終点として表現する。変化ベクトルは、図示する8個のベクトルV1〜V8と、変化なしのゼロベクトルV0に分類できる。
I象限のベクトルV2は、太陽光パネルの出力電力と電圧は前回のサンプリング時に対して共に上昇している状態を示している。例としては、日射量が上昇している場合である。II象限のベクトルV4は、太陽光パネルの出力電力は上昇しているが電圧は減少している。例としては、負荷電力が上昇している場合である。III象限のベクトルV6は、太陽光パネルの出力電力と電圧は共に減少している。例としては、日射量が低下している場合である。IV象限のベクトルV8は、太陽光パネルの出力電力は減少しているが電圧は上昇している。例としては、負荷電力が低下している場合である。原点のゼロベクトルV0は、太陽光パネル出力と電圧は共に変化していない状態である。
図4(b)は、出力(P)―電圧(V)座標系における変化ベクトルに対応して、増減すべき昇圧チョッパのオン時間比を示す。ベクトルが図4(a)におけるV2からV4の場合およびV0の場合には、オン時間比を減少(−△tON)して昇圧比を下げる。ベクトルがV2からV4の場合は、太陽光パネルの出力が増大しているので、昇圧比を下げることで、太陽光パネルの出力端電圧を増加させ、動作点を最大電力点の方向に移動させることができる。
変化ベクトルがV6およびV7の場合には、オン時間比を増加(+△tON)して昇圧比を上げればよい。V6およびV7の場合は、太陽光パネルの出力が減少し、電圧も減少か又は変化なしの方向に動いているので、昇圧比を上げることで、太陽光パネルの出力端電圧を減少させ、動作点を最大電力点の方向に移動させることができる。変化ベクトルがV1、V5およびV8の場合には、オン時間比は変化させずに電圧は現状維持とすればよい。
以上の演算は、電圧検出器(PT)24および電流検出器(CT)25で検出された電圧及び電流を制御部20で演算処理し、演算結果のオン時間比で駆動回路30から昇圧チョッパの電力スイッチング素子Sを駆動することで実現できる。以上の昇圧チョッパの動作により、昇圧チョッパ12の入力端電圧は、太陽光パネルの最大出力点に対応した電圧に自動的に追従し、常にその時の日射条件に対応した最大出力電力が昇圧チョッパ12を通してインバータ15に送られる。
次に、直流リンク電圧一定制御について、図5を参照して説明する。インバータ15は、上述したように、昇圧チョッパ12により昇圧された電圧を直流リンク電圧として、系統に連系する交流電力を出力するが、このインバータ15は、図5に示す、入力電圧である直流リンク電圧を一定に制御する制御機能を備えている。すなわち、直流リンク電圧VDCLINKが一定となるようにフィードバック制御することで、インバータ出力電流の有効成分の指令値を得て、更に、インバータ出力電流の有効成分をフィードバック制御すると同時に、インバータ出力電流の無効成分をゼロとするようにフィードバック制御する演算部を備えている。
より具体的には、電圧検出器(PT)21により系統電圧の位相を検出し、該検出した位相を用いて、インバータ出力の無効電力成分をd軸に、有効電力成分をq軸に分解する(dq座標系変換演算部)。そして、直流リンク電圧指令値VDCLINK *と直流リンク電圧実測値VDCLINKとの差をゼロとするq軸電流指令値Iq*を出力するPI制御器33と、q軸電流指令値Iq*とq軸電流実測値Iqとの差をゼロとするインバータ出力q軸電圧VqINVを出力するPI制御器34と、ゼロであるd軸電流指令値Id*とd軸電流実測値Idとの差をゼロとするインバータ出力d軸電圧VdINVを出力するPI制御器35と、を備える。
これにより、直流リンク電圧実測値VDCLINKが直流リンク電圧指令値VDCLINK *からずれた場合には、この差が減算器38により得られ、PI制御器33によりこの差をゼロとするq軸電流指令値Iq*が出力される。そして、このq軸電流指令値Iq*とq軸電流実測値Iqとの差が減算器39により得られ、この差をゼロとするようにインバータ出力q軸電圧VqINVが出力される。インバータ出力q軸電圧VqINVは系統電圧Vsysに加算器41により加算される。一方で、ゼロであるd軸電流指令値Id*とd軸電流実測値Idとの差が減算器40により得られ、PI演算器35によりこの差をゼロとするインバータ出力d軸電圧VdINVが出力される。
従って、上記PI演算器33,34,35を備えることで、直流リンク電圧実測値VDCLINKが直流リンク電圧指令値VDCLINK *からずれた場合には、このずれを無くすようにq軸電流の指令値が出力され、そのq軸電流指令値となるようにq軸電圧指令値が出力され、さらに実際d軸電流がゼロとなるように、d軸電圧指令値が出力される。すなわち、系統連系インバータの場合には、インバータの出力電圧実測値は、系統電圧により固定されるので、力率が1となる(d軸電流をゼロとする)q軸電流を増減して、直流リンク電圧を一定とするようにインバータ出力電圧指令値を形成する。
インバータ出力q軸電圧(VqINV+Vsys)とインバータ出力d軸電圧VdINVとが出力されると、これをdq座標系(二相)から三相回転座標系に演算器36により座標変換し、相電圧信号Vu,Vv,Vwを形成し、PWM信号に変換器37により変換し、駆動回路30によりインバータ15を駆動することで、インバータ出力q軸電圧VqINVとインバータ出力d軸電圧VdINVとに対応した三相電圧出力が形成され、q軸電流が形成され、直流リンク電圧実測値を指令値に一致するように制御することができる。
従って、上記直流リンク電圧一定制御によれば、無効電流成分Idをゼロにし、有効電流成分Iqを高速制御することで、インバータの直流リンク電圧を一定に維持することができ、同時にインバータ出力電流を力率1で制御することが可能である。そして、直流リンク電圧指令値と直流リンク電圧実測値を入力して、PI演算を行い、その結果がq軸電流(有効電流成分)指令値になるので、直流リンク電圧実測値が指令値より低い場合にはq軸電流が減少し、指令値より高い場合にはq軸電流が増加し、これにより直流リンク電圧が一定に保たれる。
次に、直流リンク電圧の指令値の設定について説明する。直流リンク電圧は、所要の波高値の正弦波電圧波形を形成するのに必要最小限の直流電圧に対して、予め十分な余裕をみて高く設定すると、スイッチング損失により効率が悪くなる。また、上記必要最小限の電圧に満たないと、波形のピークの部分が歪み、THD(Total Harmonic Distortion)が悪くなるという問題がある。
そこで、このパワーコンディショナ10においては、直流リンク電圧を必要最小限の過不足のない直流電圧に設定する演算手段を備えている。すなわち、必要最小限の直流リンク電圧は、三相フルブリッジ型のインバータでは、下記の値となる。
また、三相線間電圧制御型のインバータでは、下記の値となる。
但し、Vsat:電力スイッチング素子E−C間の飽和電圧降下
R:配線インピーダンス(インダクタンスLの抵抗、線路抵抗などの総和)
Vhys:THDの悪化を防止するヒステリシス電圧
VINV:インバータ出力線間電圧(実効値)
IINV:インバータ出力線電流(実効値)
R:配線インピーダンス(インダクタンスLの抵抗、線路抵抗などの総和)
Vhys:THDの悪化を防止するヒステリシス電圧
VINV:インバータ出力線間電圧(実効値)
IINV:インバータ出力線電流(実効値)
従って、上記パワーコンディショナにおいては、直流リンク電圧が必要最小限の過不足のない一定値に保たれるので、効率が良好で且つ波形歪みが生じない。なお、必要最小限の直流リンク電圧は、例えば200Vのインバータでは、フルブリッジ型で340V程度、三相線間電圧制御型で580V程度となる。
次に、このパワーコンディショナに備えた系統連系の起動手段について説明する。一般に系統連系インバータの起動は系統電圧を電圧検出器(PT)により検出し、検出した系統電圧と同期するようにインバータにより波形を形成し、この波形を第2の電圧検出器(PT)により検出し、系統電圧波形と同期が取れたところで、マグネットスイッチ18を投入するようにしている。しかしながら、上記の起動方法では、マグネットスイッチ18の系統側とインバータ側に2台の電圧検出器(PT)が必要となる上、マグネットスイッチの投入時に微妙な系統電圧波形とインバータ出力電圧波形のずれによるノイズが発生するという問題がある。
そこで、本発明のパワーコンディショナにおいては、電圧検出器(PT)をマグネットスイッチ18の系統側のみの1台とし、且つ図6に示す起動手段を備えている。この起動手段は、インバータの出力端に配置した開閉器18,19を閉じて系統と接続し、その後、前記昇圧チョッパとインバータとを連系して動作させることを特徴とするものである。なお、図6(a)は三相フルブリッジ型インバータの場合であり、図6(b)は三相線間電圧制御型インバータの場合である。両者はまず太陽電池電圧がパワーコンディショナの起動電圧以上か否かを検出する。
次に、図6(a)の三相フルブリッジ型インバータの場合には、直流リンク電圧が所要電圧以上であるか否かを検出し、所要電圧以上であれば開閉器(マグネットスイッチ)18をオンする。そして、直流リンク電圧の指令値を計算し、直流リンク電圧の上昇パターンを決定し、インバータ動作を開始する。そして、直流リンク電圧が指令値以上に上昇したことを検出し、昇圧チョッパ動作に入り、系統連系運転を開始する。
図6(b)の三相線間電圧制御型の場合には、太陽電池電圧の確認後、昇圧チョッパ動作に入り、直流リンク電圧が所要電圧以上であるか否かを検出し、所要電圧以上であれば開閉器(マグネットスイッチ)18をオンする。そして、直流リンク電圧の指令値を計算し、直流リンク電圧の上昇パターンを決定し、インバータ動作を開始し、系統連系運転を開始する。
両者に共通するのは、インバータの出力端に配置した開閉器(マグネットスイッチ)18を閉じて系統と接続し、その後、前記昇圧チョッパとインバータとを連系して動作させる点にある。これにより、電圧検出器(PT)が1台で済み、且つ、マグネットスイッチ18の投入時に微妙な系統電圧波形とインバータ出力電圧波形のずれによるノイズ発生の問題を防止できる。
系統連系運転を開始した後は、昇圧チョッパ12は、太陽光パネル11の出力電圧を最大出力に調整するように動作する、最大出力電力追跡制御(MPPT)を行い、入力側が太陽光パネルの最大出力電力を出力する電圧となり、最大出力電力をインバータ15側に送出し、インバータ15は、昇圧チョッパ12により昇圧された電圧を直流リンク電圧として一定に保持しつつ、系統に連系する交流電力を出力することは上述したとおりである。これにより、昇圧チョッパ12から日射条件の変動にかかわらず、常に最大電力を太陽光パネルから取り出すことができ、インバータ15には、常に系統電圧に対応した過不足無い直流リンク電圧が供給されるので、常に効率的な変換動作を安定に行える。
ここで、上述した、図6(a)の三相フルブリッジ型インバータ(ある相が接地されたΔ結線)と図6(b)の三相線間電圧制御型インバータ(中性点が接地されたスター結線)の二つのプログラムを図示しないメモリ等に共に記憶しておき、スイッチや表示器等を使用して、外部からユーザが現場の接地方式に応じて切り替えられるようにしてもよい。このようにすることで、共通の制御部を用いて各種接地方式の異なるシステムに対応することができる。また、接地方式を自動的に判別する判別手段を備えて、該判別した接地方式に合わせてプログラムを自動的に切り替えるようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、直流リンク電圧一定制御におけるフィードバック制御の例として、PI(比例積分)制御を用いる例について説明したが、例えばPID(比例積分微分)制御等の制御を用いてもよいことは勿論である。
上述の実施形態は、インバータが通常備えているマイクロプロセッサと電圧・電流検出器を使用することで、ソフトウェアを追加することにより実現可能である。このため、本発明のパワーコンディショナは特別のハードウェアを必要とせず、コスト的にも安価に構成できる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは勿論である。
10 パワーコンディショナ
11 太陽光パネル
12 昇圧チョッパ
13 直流電源部(コンデンサ)
15 インバータ
16 系統電源
17 フィルタ回路
18,19 開閉器(マグネットスイッチ)
20 制御部
30 駆動回路
33,34,35 PI演算器
L リアクトル
S 電力スイッチング素子
D ダイオード
11 太陽光パネル
12 昇圧チョッパ
13 直流電源部(コンデンサ)
15 インバータ
16 系統電源
17 フィルタ回路
18,19 開閉器(マグネットスイッチ)
20 制御部
30 駆動回路
33,34,35 PI演算器
L リアクトル
S 電力スイッチング素子
D ダイオード
Claims (6)
- 太陽光パネルの出力電圧を該太陽光パネルの最大出力電力となる電圧に調整する昇圧チョッパと、
該昇圧チョッパにより昇圧された電圧を直流リンク電圧として、系統に連系する交流電力を出力するインバータとを備え、
前記インバータは、前記直流リンク電圧を一定に制御することを特徴とする系統連系パワーコンディショナ。 - 前記インバータは、前記直流リンク電圧が一定となるようにインバータ出力電流をフィードバック制御するとともに、前記インバータ出力電流の無効電力成分をゼロとするようにフィードバック制御することを特徴とする請求項1記載の系統連系パワーコンディショナ。
- 前記インバータは、インバータ出力をdq座標系に変換する演算部と、リンク電圧指令値とリンク電圧実測値との差をゼロとするq軸電流指令値を出力するPI制御器と、q軸電流指令値とq軸電流実測値との差をゼロとするインバータ出力q軸電圧を出力するPI制御器と、ゼロであるd軸電流指令値とd軸電流実測値との差をゼロとするインバータ出力d軸電圧を出力するPI制御器と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の系統連系パワーコンディショナ。
- 前記太陽光パネルの出力直流電力及び電圧のサンプリング値の、電力―電圧座標系における変化の方向がI、II、III、IV象限とゼロとの変化ベクトルに分類し、前記I、II、III、IV象限の変化ベクトルの変化の方向に対応して、前記昇圧チョッパのオン時間比を増減することを特徴とする請求項1記載の系統連系パワーコンディショナ。
- 前記直流リンク電圧の指令値は、系統の電圧に対応して、必要最小限に設定されることを特徴とする請求項1記載の系統連系パワーコンディショナ。
- 前記インバータの出力端に配置した開閉器を閉じて系統と接続し、その後、開閉器の系統側に配置した電圧検出器により系統電圧を検出して、前記昇圧チョッパとインバータとを連系動作させる起動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の系統連系パワーコンディショナ。
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JP2006188125A JP2008015899A (ja) | 2006-07-07 | 2006-07-07 | 系統連系パワーコンディショナ |
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