JP2008014289A - 車両走行用エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエストゲートバルブ付き車両走行用エンジンの加速レスポンスを向上させる。
【解決手段】ターボチャージャによる過給を不要とする低負荷状態であるときにWGVを開作動させる(S16,S24)車両走行用エンジンにおいて、車速Vが所定速度V1より大きく、かつ方向指示器がONであるような車両が加速する可能性が高い状態であるときにWGVの開作動が禁止され、このときに低負荷状態であるか否かに拘わらず強制的にWGVを閉作動させる(S16,S26)。
【選択図】図2

Description

本発明は、ターボチャージャを備えた車両走行用エンジンの制御装置に係り、詳しくは、ウエストゲートバルブの開閉作動を制御する技術に関する。
ターボチャージャを備えた車両走行用エンジンでは、加速時において、アクセルの踏み込み操作から過給圧が上昇するまでのタイムラグにより加速レスポンスが低下するという問題がある。この問題を解決するために、アクセルの踏み込み操作前に、エンジンによってオルタネータ等の補機を駆動させる装置が知られている(特許文献1)。これにより、アクセルの踏み込み操作前に負荷を増加させ過給圧をあらかじめ上昇させておくことにより、過給圧が上昇するまでのタイムラグをなくし、加速レスポンスを良好にしている。
特開2005−299513号公報
ここで、ターボチャージャを備えたエンジンでは、一般的に、排気通路に介装されたターボチャージャのタービンをバイパスするバイパス路が備えられるとともに、このバイパス路を開閉するウエストゲートバルブが備えられている。そして、例えばアイドリング時等のように、ターボチャージャによる過給が不要な場合では、ウエストゲートバルブを開作動させて排気抵抗を低減させることにより、燃費を向上させている。一方、過給を必要とする場合では、ウエストゲートバルブを閉作動させて、排気の略全流量をタービンに導入して過給圧を最大限確保している。
しかしながら、このウエストゲートバルブは、例えばアクセルの踏み込み操作により開から閉に切り換えられるので、その切換作動の遅れにより、過給圧の上昇が遅れる虞がある。
したがって、このようなウエストゲートバルブを備えたエンジンでは、例え上記のようなアクセルの踏み込み操作前に補機を駆動させる装置を採用したとしても、ウエストゲートバルブの切換遅れによる過給圧の上昇遅れにより、所望の加速レスポンスが得られることは困難であった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ウエストゲートバルブを備えた車両走行用エンジンにおいて、加速時に過給圧を迅速に上昇させ、加速レスポンスを向上させる車両走行用エンジンの制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、車両走行用エンジンの排気通路に設けられたターボチャージャのタービンをバイパスするバイパス路と、前記バイパス路を開閉する開閉弁と、前記車両走行用エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により検出された前記運転状態が前記ターボチャージャによる過給を不要とする低負荷状態であるときに前記開閉弁を開作動させる制御手段と、を含んで構成される車両走行用エンジンの制御装置において、前記車両が加速される可能性が高い状態を検出する加速直前状態検出手段を備え、前記制御手段は、前記加速直前状態検出手段により、前記車両が加速される可能性が高い状態が検出されたときに、前記低負荷状態であるか否かに拘わらず前記開閉弁を強制的に閉作動させることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、請求項1において、前記制御手段は、更に、前記加速直前状態検出手段により車両が加速される可能性が高い状態が検出されてから所定時間経過した後に、前記開閉弁の強制的な閉作動を解除することを特徴とする。
本発明の請求項1の車両走行用エンジンの制御装置によれば、車両がが加速される可能性が高い状態であるときには、例え非過給状態であっても強制的に開閉弁が閉作動するので、加速開始前にあらかじめバイパス路が閉止され、加速開始から迅速に効率よく排気をタービンに導入することができる。これにより、加速時に過給圧を迅速に上昇させることができ、加速レスポンスを向上させることができる。
また、請求項2に記載の車両走行用エンジンの制御装置によれば、車両が加速される可能性が高い状態となり強制的に開閉弁が閉作動を開始してから所定時間経過すると、この強制的な閉作動が解除され、開閉弁の開作動が可能となる。したがって、必要以上に開閉弁が閉作動することが防止され、燃費の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る車両走行用エンジンの給排気系の構成図である。
図1に示すように、車両走行用エンジン(以下、単にエンジンという)1としては、例えば、直列4気筒のガソリンエンジンが採用される。エンジン1の吸気ポート2には、吸気マニホールド3を介して吸気管4が接続されており、一方、エンジン1の排気ポート5には、排気マニホールド6を介して排気管7が接続されている。
エンジン1には、ターボチャージャ8が備えられている。ターボチャージャ8は、吸気管4に介装されたコンプレッサ10と、排気管7に介装されたタービン11と、を含んで構成されており、エンジン1の排気によって駆動されたタービン11の回転力を利用して、コンプレッサ10を駆動して吸気を圧縮することで、エンジン1の出力を向上させる機能を有している。
コンプレッサ10の上流側の吸気管4には、吸気中の塵埃を捕集するエアクリーナ12が介装されている。また、コンプレッサ10と吸気マニホールド3との間の吸気管5には、インタークーラ13が介装されている。インタークーラ13は、コンプレッサ10により圧縮されて昇温した吸気を冷却することにより、エンジン1の体積効率を向上させる機能を有している。また、インタークーラ13より下流側の吸気管4には、吸気流量Qfを検出する例えばカルマン渦式の吸気流量センサ14と、吸気流量Qfを調節する電磁式のスロットル弁15とが設けられている。更に、吸気マニホールド3には、吸気圧Pmを検出する吸気圧センサ16が設けられている。
一方、タービン11の下流側の排気管7には、排気中のNOx等を除去する三元触媒17が介装されている。排気マニホールド6と三元触媒17の上流側の排気管7との間には、タービン11をバイパスするバイパス路20が設けられている。更に、バイパス路20には、開度を調整可能な電磁式の開閉弁であるWGV(ウエストゲートバルブ)21が介装されている。
ECU(電子コントロールユニット)30は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成され、エンジン1の制御を行うエンジン制御部30aとエンジン1以外の車両の制御を行う車両制御部30bとを備えている。
ECU30の入力側には、上述した吸気流量センサ14及び吸気圧センサ16の他に、エンジンの回転速度Neを検出する回転速度センサ31、図示しない空燃比センサ等の各種センサ類が接続されており、これらセンサ類からの検出情報が入力される。
一方、ECU30の出力側には、スロットル弁15、図示しない燃料噴射弁及び点火コイル等の各種出力デバイスが接続されており、これら各種出力デバイスには各種センサ類からの検出情報に基づきECU30において演算された燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期等がそれぞれ出力され、これにより、適正なタイミングでスロットル弁15が開閉操作され、燃料噴射弁から適正量の燃料が適正なタイミングで噴射されるとともに、点火プラグにより適正なタイミングで火花点火が実施される。
更に、ECU30は、車速センサ32から車速を、方向指示器(ウインカー)の操作器33から方向指示器の操作信号(方向支持操作の有無)を入力し、これらの情報に基づいて、WGV21を制御する(制御手段)。なお、吸気流量センサ14、吸気圧センサ16及び回転速度センサ31が本発明の運転状態検出手段に該当する一方、車速センサ32及び操作器33が本発明の加速直前状態検出手段に該当する。
図2〜4は、ECU30におけるWGV21の制御手順を示す。以下同フローチャートに沿い本発明に係るWGV21の開閉制御について説明する。
図2は、ECU30のエンジン制御部30aにおけるWGV21の制御手順を示すフローチャートである。
本ルーチンはエンジン1の作動開始に伴い実行が開始される。
ステップS10では、回転速度センサ31からエンジン1の回転速度Neを入力する。そしてステップS12に進む。
ステップS12では、吸気流量センサ14から吸気流量Qfを入力する。そしてステップS14に進む。
ステップS14では、吸気圧センサ16から吸気圧Pmを入力する。そして、ステップS16に進む。
ステップS16では、過給を不要とする低負荷状態であるか否かを判別する。具体的には、ステップS12及びステップS14において入力した吸気流量Qf及び吸気圧Pmからエンジンの負荷Dを演算し、この負荷DとステップS10において入力したエンジン回転数Neに応じて、例えばあらかじめ実験等にて確認して設定しておいた第1のマップから読み出すことによって判別を行えばよい。なお、負荷Dは、例えばあらかじめ実験等にて確認して設定しておいた第2のマップから読み出すことによって行えばよい。そして、エンジン1が低負荷状態であると判定されたときにはステップS18に進む。
ステップS18では、ステップS10において入力した回転速度Neが所定回転速度Ne1以上であるか否かを判別する。所定回転速度Ne1は、WGV21が開状態における排気抵抗と閉状態における排気抵抗との差が殆ど無くなるような排気流量に相当するエンジン1の回転速度に設定すればよい。回転速度Neが所定回転速度Ne1以上である場合は、ステップS20に進む。
ステップS20では、上記演算したエンジン1の負荷Dが所定負荷D1以上であるか否かを判定する。所定負荷D1は、タービン11を通過する際の排気抵抗が無視できる程度に排気圧が低下するような負荷に設定すればよい。負荷Dが所定負荷D1以上であるときは、ステップS22に進む。
このステップS18及びステップS20の処理により、WGV21を開閉しても排気抵抗が殆ど変化しないような場合ではWGV21を閉状態のままとしておくことにより、WGV21の開閉頻度を少なくし、WGV21の寿命を向上させる。
ステップS22では、後述する車両制御部30bにおける判定結果(WGV開禁止またはWGV開許可)を入力し、WGV21が開禁止状態であるか否かを判定する。WGV21が開禁止状態でない(開許可状態である)ときは、ステップS24に進む。
ステップS24では、WGV21を全開作動させる。そして、エンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
このステップS16、S24の制御により、エンジン1が低負荷状態であるときにはWGV21が全開作動するので、排気がタービン11のみではなくバイパス路20も通過可能となる。これにより、排気抵抗が低減し、低負荷時における燃費が向上する。
一方、ステップS18においてエンジン回転速度Neが所定回転速度Ne1未満であると判定された場合、ステップS20において負荷Dが所定負荷D1未満であると判定された場合、ステップS22において車両制御部30bにおける判定結果がWGV開禁止であると判定された場合には、ステップS26に進む。
ステップS26では、WGV21を閉作動させる。そして、エンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
このステップS16、S26の制御により、エンジン1が低負荷状態である場合であっても、車両制御部30bにおいて開禁止であると判定されたときには、WGV21は閉作動する。
一方、ステップS16においてエンジン1が低負荷状態でないと判定された場合は、ステップS28に進む。
ステップS28では、ステップS14において入力した吸気圧Pmが所定圧Pm1より高いか否かを判別する。所定圧Pm1は、ターボチャージャ8の最大設定過給圧に設定すればよい。吸気圧Pmが所定圧Pm1より高い場合は、ステップS30に進む。
ステップS30では、WGV21を開作動させ、吸気圧Pmが所定圧Pm1に一致するように調整する。そして、エンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
このステップS28〜30の制御により、ターボチャージャ8の過給圧が最大設定過給圧以下に抑制される。
一方、ステップS28において、吸気圧Pmが所定圧Pm1以下である場合は、ステップS32に進む。
ステップS32では、WGV21を閉作動させる。そして、エンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
このステップS16、28、32の制御により、エンジン1が低負荷状態でないときには、所定圧Pm1(最大設定過給圧)以下であることを条件としてWGV21が閉作動するので、過給圧を最大限確保することができる。
図3は、車両制御部30bにおけるWGV21の開禁止判別制御手順を示すフローチャートである。本ルーチンはエンジン1の作動開始に伴い実行が開始される。
ステップS40では、車速センサ32から車速Vを入力する。そしてステップS42に進む。
ステップS42では、ステップS40において入力した車速Vが所定速度V1より大きいか否かを判別する。所定速度V1は、追い越し走行時における車速の下限値であって、0より大きい値で適宜設定すればよい。車速Vが所定速度V1より大きい場合は、ステップS44に進む。
ステップS44では、方向指示器の操作器33から操作信号を入力し、方向指示器がONであるか(操作されているか)否かを判別する。方向指示器がONであると判定された場合は、ステップS46に進む。
ステップS46では、WGV21の開作動を禁止する判定信号をエンジン制御部30aに出力する。そして、タイマーを作動させエンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
一方、ステップS42において車速Vが所定速度V1より以下であると判定された場合、ステップS44において方向指示器がONでない(操作されていない)と判定された場合は、ステップS48に進む。
ステップS48では、WGV21の開作動を許可する判定信号をエンジン制御部30aに出力する。そして、タイマーを0にリセットし、エンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
本ルーチンにより、車速Vが所定速度V1より大きく、かつ方向指示器が操作されている場合は、車両が追い越しを行う可能性が高い状態であると見なし、WGV21の開作動を禁止する判定信号をエンジン制御部30aに出力する。一方、車速Vが所定速度V1以下、または方向指示器が操作されていない場合は、車両が追い越しを行う可能性が高い状態ではないと見なし、WGV21の開作動を許可する判定信号をエンジン制御部30aに出力する。即ち、本ルーチンは、車両が加速する可能性が高い状態であるか否かを判別するものである。
図4は、WGV21の開禁止の解除制御手順を示すフローチャートである。本ルーチンはエンジン1の作動開始に伴い実行が開始される。
ステップS50では、車両制御部30bから判定信号を入力し、WGV21が開禁止状態であるか否かを判別する。WGV21が開禁止状態である場合は、ステップS52に進む。
ステップS52では、タイマにより計測している経過時間Tを入力し、WGV21が開禁止状態であると判定を開始されたときからの経過時間Tが、所定時間T1以上であるか否かを判別する。所定時間T1は、方向指示器の操作を開始してから追い越しの終了まで必要な時間の最大値に設定すればよい。経過時間Tが、所定時間T1以上である場合はステップS54に進む。
ステップS54では、WGV21の開作動を許可する判定信号を出力する。そして、タイマーを0にリセットし、エンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
一方、ステップS50においてWGV21が開許可状態である(開禁止状態でない)と判定された場合、またはステップS52において経過時間Tが所定時間T1未満である場合は、そのままエンジン1が作動中である限り本ルーチンを繰り返し実行する。
本ルーチンにより、WGV21が開禁止状態となった場合、少なくともそれから所定時間T1経過すると、開許可状態となる。したがって、必要以上のWGV21の開作動の禁止が防止され、燃費の低下を抑制できる。
図5を参照すると、追い越し時における本発明によるエンジントルクの上昇効果が実線で図示されている。なお、図中破線は本発明を採用しない(加速を開始した時点でWGV21を閉作動させる)エンジンにおける体積効率、エンジントルクの推移を示す。
低負荷状態から追い越しを行う場合には、まず、方向指示器を操作してからアクセルを踏み込み操作することが想定される。この場合、図5に示すように、車両加速時にアクセル開度及びスロットル開度が増加するに伴い、ターボチャージャ8による過給が開始されて体積効率が向上し、エンジントルクが上昇する。本発明に係るエンジン1の制御装置では、方向指示器がONとなるような、車両が加速する可能性が高い状態となったときにWGV21の開作動を禁止することによって、例え低負荷状態であっても加速開始前にあらかじめWGV21が閉状態となる。したがって、加速開始時ではすでにWGV21は強制的に閉状態となっており、加速とともに過給圧の上昇が遅れることなく、エンジントルクが迅速に上昇して、加速レスポンスを向上させることができる。
なお、本実施形態では、車両が加速する可能性が高い状態として、車両の追い越し時を想定し、車速及び方向指示器の操作に基づいてWGV21の開禁止判定を行っているが、この他にも、例えば車載カメラ等から車両進行方向前方の信号機の信号情報を取得し、信号待ちの状態(車速が所定値以下)であるときに信号機が赤から青に変化した場合に車両が加速する可能性が高い状態であると判定したり、カーナビからの情報により、車両が登坂路に間もなく差し掛かると判定したとき、または料金所を通過するときに車両が加速する可能性が高い状態であると判定したり、車載レーダや車載カメラ等により前方を走行する車両の走行軌跡を入力し、車速が所定値以下で前方を走行する車両が右左折したときに車両が加速する可能性が高い状態であると判定したり、また車車間通信や路車間通信により車両が加速する可能性が高い状態であると判定してもよい。
本発明に係る車両走行用エンジンの給排気系の構成図である。 ECUのエンジン制御部におけるWGVの制御手順を示すフローチャートである。 ECUの車両制御部におけるWGVの開禁止判定制御手順を示すフローチャートである。 WGVの開禁止の解除制御手順を示すフローチャートである。 本発明によるエンジントルクの上昇効果を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 エンジン
8 ターボチャージャ
11 タービン
14 吸気流量センサ
16 吸気圧センサ
20 バイパス路
21 WGV
30 電子コントロールユニット(ECU)
31 回転速度センサ
32 車速センサ
33 操作器

Claims (2)

  1. 車両走行用エンジンの排気通路に設けられたターボチャージャのタービンをバイパスするバイパス路と、
    前記バイパス路を開閉する開閉弁と、
    前記車両走行用エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記運転状態検出手段により検出された前記運転状態が前記ターボチャージャによる過給を不要とする低負荷状態であるときに前記開閉弁を開作動させる制御手段と、を含んで構成される車両走行用エンジンの制御装置において、
    前記車両が加速される可能性が高い状態を検出する加速直前状態検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記加速直前状態検出手段により、前記車両が加速される可能性が高い状態が検出されたときに、前記低負荷状態であるか否かに拘わらず前記開閉弁を強制的に閉作動させることを特徴とする車両走行用エンジンの制御装置。
  2. 前記制御手段は、更に、前記加速直前状態検出手段により車両が加速される可能性が高い状態が検出されてから所定時間経過した後に、前記開閉弁の強制的な閉作動を解除することを特徴とする請求項1記載の車両走行用エンジンの制御装置。
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