JP2008004908A - 回路板 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造工程を煩雑化することなく、また、実装部品点数を増やすことなく、複数の回路基板が接続された回路板を提供すること。
【解決手段】回路板500は、導体パッド531を有する主回路基板521と、主回路基板521の端部より延出する、導体ポスト532を有する複数の接続基板510と、を備えている。そして、端部で、導体パッド531と、導体ポスト532とをそれぞれ対向するように配置し、導体ポスト532または導体パッド531の少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層537を溶融させることにより、主回路基板521と接続基板510とが電気的に接続されている接続部540を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器の部品として用いられる回路板に関する。
近年の電子機器の高密度化に伴い、これに用いられる回路基板のファイン化が進んでおり、その素材も高密度なものが必要とされ、用途も拡大されている。また、電子機器内部の収納効率を向上するため複数の回路基板を積層配置して、機器の小型、軽量化が促進されている。
このように複数の回路基板を積層配置して、各回路基板を電気的に接続する場合、従来は各回路基板にコネクタを実装し、両端部にコネクターに挿入可能なように端子部が形成された接続用の接続基板を、それぞれの回路基板に実装されているコネクターに両端子部を挿入することにより電気的接続を得ていた(例えば特許文献1)。
しかし、コネクターを用いて回路基板間を電気的につなぐ方法では、実装部品点数が増える、実装部品のため回路基板の小型化が困難となる、などの問題があった。
一方、さらに、電子機器の小型化、高密度化が進んでくると、リジッドフレックス回路板のような多層基板が使われてくる。フレキシブル部を有するリジッドフレックス回路板のフレキシブル部の形成においては、積層時に可とう部分のみを予め抜いて作製するなど工程が煩雑になる、さらには、各層間を積層接着する時に用いる層間接着剤についても、接着剤の浸みだし量の制御のため接着剤のフローの調整が必要となる。
また、最近の携帯電話を代表とするモバイル機器においては、その高機能化のため、基板がモジュール化する傾向があり、その機能にあわせ複数の回路基板と主基板とをフレキシブル回路板で接続する必要がある。一体化させた回路板としては、リジッドフレックス回路板があり、製造方法としてビルドアップタイプの製法や、一括積層による作製法がある。しかし、いずれも工程が長くなり、複雑なものとなっている。また、リジッドフレックス回路板において、リジッド部の層数が異なる基板を同時に作成することは工程が非常に煩雑となり、製品のコストアップの要因にもなっている。
特開2000−113933号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、製造工程を煩雑化することなく、また、実装部品点数を増やすことなく、複数の回路基板が接続された回路板を提供することにある。
本発明の回路板は、導体パッドを有する主回路基板と、前記主回路基板の端部より延出する、導体ポストを有する複数の接続基板と、を備え、前記端部で、前記導体パッドと、導体ポストとをそれぞれ対向するように配置し、前記導体ポストまたは導体パッドの少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層を溶融させることにより、前記主回路基板と前記接続基板とが電気的に接続されている接続部を有することを特徴とする。
本発明によれば、導体ポストと、導体パッドとを用いて主回路基板と接続基板が電気的に接続されている。これにより、コネクターを主回路基板に実装することなく回路基板との接続が可能となる。
本発明の回路板は、一端が主回路基板の端部に接続されている前記接続基板の他端の一方の面側に導体ポストが設けられ、前記導体ポストと対向する位置に導体パッドが設けられた副回路基板とが、前記導体ポストまたは導体パッドの少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層を溶融させることにより、前記副回路基板と前記接続基板とが電気的に接続されている他の接続部を有する回路板であってもよい。
本発明の回路板は、副回路基板が接続基板を介して主回路基板と電気的に接続できる。これにより、工程の煩雑なリジッドフレックス回路板とすることなく複数の基板間を容易に接続された回路板とすることができる。
また、前記接続部は、前記主回路基板の両面側に形成されていてもよい。これにより、主回路基板の両面側から接続基板が延出されるのでより設計の自由度を上げることができる。
また、前記副回路基板は少なくとも1つの副基板から構成され、前記主回路基板とは層数が異なっていてもよい。これにより、煩雑な工程を経ることなくリジッドフレックス回路板としての機能を有する回路板とすることができる。
また、前記導体ポスト周りは、層間接着剤で覆われるとともに、前記層間接着剤を介して、前記主および副回路基板と前記接続基板が積層接着されていてもよい。さらに、 前記層間接着剤は、フラックス機能を有する接着剤であってもよい。これにより、導体ポスト周り及び導体パッドがフラックス機能を有する接着剤により導体表面が活性化され表面被覆層が溶融したときフィレットを形成して信頼性に優れた接続とすることが可能となる。
また、前記接続基板は、基材と、前記基材の一方の面側に形成された導体回路と、前記導体回路を覆う被覆層とで構成され、前記導体ポストは、前記基材または前記被覆層の少なくとも一方を貫通する孔内に形成され、一端が前記導体回路に接続され、他端が前記基材または前記被覆層の面より突出していてもよい。
本発明によれば、接続基板より突出する導体ポストは、基材側から突出していてもよいし、被覆層面側から突出していてもよい。これにより、複数の副回路基板の上面、下面を含めた接続が可能となり、狭い空間に密度高く回路基板を配置する必要のある電子機器のこ型軽量化が可能とすることができる。
本発明によれば、製造工程を煩雑化することなく、また、実装部品点数を増やすことなく、複数の回路基板が接続された回路板を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、全ての図面において、共通する構成要素には同一符号を付し、以下の説明において詳細な説明を適宜省略する。
図1(a)、(b)は、本発明による回路板の一実施形態を示す平面図およびA−A線断面図である。回路板500は、導体パッド531を有する主回路基板521と、主回路基板521の端部より延出する、導体ポスト532を有する複数の接続基板510と、を備えている。そして、端部で、導体パッド531と、導体ポスト532とをそれぞれ対向するように配置し、導体ポスト532または導体パッド531の少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層537を溶融させることにより、主回路基板521と接続基板510とが電気的に接続されている接続部540を有している。
また、回路板500は、一端が主回路基板521の端部に接続されている接続基板510の他端の一方の面側に導体ポスト532が設けられ、導体ポスト532と対向する位置に導体パッド531が設けられた副回路基板520とが、導体ポスト532または導体パッド531の少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層537を溶融させることにより、副回路基板520と接続基板510とが電気的に接続されている他の接続部542を有している。また、図1(b)に示すように、接続部540は、主回路基板521の両面側に形成されていてもよい。主回路基板521と副回路基板520は、それぞれリジッド部550を構成し、電子部品の実装などに好適である。また、接続基板510は、リジッド部550から延在し、フレキシブル部570を構成している。
副回路基板520は少なくとも1つの副基板から構成され、主回路基板521とは層数が異なっていてもよい。導体ポスト532周りは、層間接着剤535で覆われるとともに、層間接着剤535を介して、主および副回路基板521、520と接続基板510が積層接着されている。層間接着剤535は、フラックス機能を有する接着剤を用いることが好ましい。接続部540、542は、金属表面の濡れ性が向上していることによりフィレット537を形成している。層間接着剤については、後述する。
図5に示すように、接続基板510は、基材32と、基材32の一方の面側に形成された導体回路31と、導体回路31を覆う被覆層37とで構成され、導体ポスト532は、基材32または被覆層37の少なくとも一方を貫通する孔内に形成され、一端が導体回路31に接続され、他端が基材32または被覆層37の面より突出した構成となっている。
次に本実施形態に係る回路板の製造方法の一例について説明する。
本実施形態においては、図2に示すような、主回路基板521に接続基板510を介して副回路基板520と電気的に接続された構成で説明する。
図3に示すように、主回路基板521と副回路基板520を電気的に接続するための接続基板510の製造方法として、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂を硬化させた絶縁材で構成される基材32と、この基材32の片面に形成された金属箔をエッチング加工して得られた導体回路31が設けられた回路基板30を準備する(図3(a))。金属箔としては、鉄、アルミ、ステンレス、銅などが挙げられる。これらの中でも銅を金属箔として用いることが、電気特性の面からも好ましい。基材32は、可とう性、耐熱性に優れたポリイミド樹脂フィルムを用いることがより好ましい。また、金属箔と基材32との間には、導体接続の妨げとなるスミアの発生を防ぐこと、耐熱性の向上のため、金属箔と基材32を貼りあわせるための接着剤層は存在しない方が好ましいが、接着剤を使い貼り合わせたものでもよい。
次いで、基材32側の面から、導体回路31が露出するまで、基材開口部33を形成する(図3(b))。
この際、レーザー法を用いると開口部は容易に形成することができ、かつ小径のビアをあけることができる。さらに、過マンガン酸カリウム水溶液によるウェットデスミア又はプラズマによるドライデスミアなどの方法により、基材開口部33内に残存している樹脂を除去すると層間接続の信頼性が向上し好ましい。
この基材開口部33内に導体ポスト532が基材32の面から突出するまで形成する(図3(c))。導体ポスト532形成後、金属被覆層537として半田を被覆する(図3(d))方法が挙げられる。半田としては錫、鉛、銀、亜鉛、ビスマス、アンチモン、銅等から選ばれた少なくとも2種類以上の金属で構成されるものである。例えば、錫−鉛系、錫−銀系、錫−亜鉛系、錫−ビスマス系、錫−アンチモン、錫−銀−ビスマス系、錫−銅系等があるが、半田の金属組合せや組成に限定されず、最適なものを選択すればよい。導体ポスト532の高さは基材32の表面から高さが2μm以上30μm以下であり、好ましくは5μm以上20μm以下である。また、金属被覆層537の厚みとしては3μm以上30μm以下、好ましくは5μm以上20μm以下である。
次に、表面被覆層37を導体回路31を覆うように被覆する。表面被覆層37としては、導体回路31上にソルダーレジストまたは、カバーレイフィルムで回路を被覆する。なお、導体回路31を作成する前に、導体ポスト532を設け、その後表面被覆層37を設けるようにしてもよい。
次に、基材32の導体ポスト532が突出した面に、層間接着剤535(フラックス機能付き接着剤)を形成するが、このフラックス機能付き接着剤535は導体ポスト532と接続される導体パッド531側に形成しても差し支えない。フラックス機能付き接着剤535を用いた場合、導体パッド531の酸化防止効果が得られる。このフラックス機能付き接着剤535は印刷法により基材32に塗布する方法などがあるが、所定の大きさに加工して、個片の接着剤として基材32にラミネートする方法などがある。
フラックス機能付き接着剤535は、金属表面の清浄化機能、例えば、金属表面に存在する酸化膜の除去機能や、酸化膜の還元機能を有した接着剤であり、第1の好ましい接着剤の構成としては、フェノール性水酸基を有するフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、アルキルフェノールノボラック樹脂、レゾール樹脂、ポリビニルフェノール樹脂などの樹脂(A)と、前記樹脂の硬化剤(B)を含むものである。硬化剤としては、ビスフェノール系、フェノールノボラック系、アルキルフェノールノボラック系、ビフェノール系、ナフトール系、レゾルシノール系などのフェノールベースや、脂肪族、環状脂肪族や不飽和脂肪族などの骨格をベースとしてエポキシ化されたエポキシ樹脂やイソシアネート化合物が挙げられる。
フェノール性水酸基を有する樹脂の配合量は、全接着剤中20重量%以上〜80重量%以下が好ましく、20重量%未満だと金属表面を清浄化する作用が低下し、80重量%を越えると十分な硬化物を得られず、その結果として接合強度と信頼性が低下するおそれがあり好ましくない。一方、硬化剤として作用する樹脂或いは化合物は、全接着剤中20重量%以上〜80重量%以下が好ましい。接着剤には、必要に応じて着色剤、無機充填材、各種のカップリング剤、溶媒などを添加してもよい。
第2の好ましい接着剤の構成としては、ビスフェノール系、フェノールノボラック系、アルキルフェノールノボラック系、ビフェノール系、ナフトール系、レゾルシノール系などのフェノールベースや、脂肪族、環状脂肪族や不飽和脂肪族などの骨格をベースとしてエポキシ化されたエポキシ樹脂(C)と、イミダゾール環を有し、かつ前記エポキシ樹脂の硬化剤(D)と、硬化性酸化防止剤(E)を含むものである。イミダゾール環を有する硬化剤としては、イミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、ビス(2−エチル−4−メチル−イミダゾール)などが挙げられる。硬化性酸化防止剤は、酸化防止剤として作用し、かつ硬化剤と反応して硬化できる化合物であり、ベンジリデン構造を有する化合物や3−ヒドロキシ−2−ナフトイック酸、パモイック酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸などが挙げられる。
エポキシ樹脂の配合量は、全接着剤中30重量%以上〜99重量%以下が好ましく、30重量未満だと十分な硬化物が得られないおそれがあり好ましくない。
上記2成分以外に、シアネート樹脂、アクリル酸樹脂、メタクリル酸樹脂、マレイミド樹脂などの熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を配合してもよい。又、必要に応じて着色剤、無機充填材、各種のカップリング剤、溶媒などを添加してもよい。
イミダゾール環を有し、かつ前記エポキシ樹脂の硬化剤と前記硬化性酸化防止剤となるものの配合量としては、全接着剤中両者を併せ1重量%以上〜20重量%以下が好ましく、1重量%未満だと金属表面を清浄化する作用が低下し、エポキシ樹脂を十分に硬化させないおそれがあり好ましくない。10重量%を越えると硬化反応が急激に進行し、接着剤層の流動性が劣るおそれがあり好ましくない。また、前記エポキシの硬化剤と前記硬化性酸化防止剤は両方を併用するまたは、片側の成分のみを単独で配合し使用することもできる。
接着剤の調整方法は、例えば固形のフェノール性水酸基を有する樹脂(A)と、固形の硬化剤として作用する樹脂(B)を溶媒に溶解して調整する方法、固形のフェノール性水酸基を有する樹脂(A)を液状の硬化剤として作用する樹脂(B)に溶解して調整する方法、固形の硬化剤として作用する樹脂(B)を液状のフェノール性水酸基を有する樹脂(B)に溶解して調整する方法、又固形のエポキシ樹脂(C)を溶媒に溶解した溶液に、イミダゾール環を有し、かつエポキシ樹脂の硬化剤として作用する化合物(D)と硬化性酸化防止剤(E)を分散もしくは溶解する方法などが挙げられる。使用する溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサン、トルエン、ブチルセルソブル、エチルセロソブル、N−メチルピロリドン、γ−ブチルラクトンなどが挙げられる。好ましくは沸点が200℃以下の溶媒である。
次いで、フラックス機能付き接着剤535を形成させた後、所望の形状に加工して接続基板510を得る(図3(e))。
次に、主回路基板521と副回路基板520に導体ポスト532を有する接続基板を510を積層する(図4(a)、(b))。
主回路基板521と副回路基板520については、導体ポスト532を受ける導体パッド531を有すること以外は特に制約なく、片面回路基板、両面回路基板、多層回路基板などいずれを用いてもよい。また、主回路基板521と副回路基板520との層数が同じでもよいし異なっていてもよい。層数が異なっていた方が、より本発明の工程の煩雑さの改良の効果を奏する。
その後、0.001MPa以上3.0MPa以下好ましくは、0.01MPa以上2.0MPa以下の加圧とフラックス機能付き接着剤535が軟化し、かつ金属被覆層537の融点以上の温度においてプレスすることにより、フラックス機能付き接着剤535を活性化させることで、半田接合又は金属接合し、同時に半田フィレット又は金属フィレット35を形成する(図4(c))。その際、プレスする範囲は導体ポスト532の配置された部分のみでも、全体をプレスしてもかまわない。
最後に、フラックス機能付き接着剤535を硬化させるため、接着剤が硬化反応を開始する温度以上、金属被覆層537が再熔融しない温度においてオーブン又は、真空乾燥機にて加熱し、フラックス機能付き接着剤535を硬化させる。
そして、回路板500を得る。
なお、図5に示すように、接続基板510の導体ポスト532は、同一面側だけでなく、異なる面側に形成してしてもよい。このような接続基板510を用いて、主回路基板521と副回路基板520とを接続した、他の実施例を示したのが図6である。
また、さらに、他の実施例について図7に示した。図7に示すように、複数の主回路基板521が接続基板510を介してたこ足状に接続され、それぞれの主回路基板521の端部より延出する接続基板510のもう一端には、必要により副回路基板520が接続されている。このように、より多くの主回路基板521と副回路基板520が、接続されていることによりさまざまな小型携帯機器に製造工程を煩雑化することなく、また、実装部品点数を増やすことのない回路板を提供することができる。
本発明によって得られる回路板の平面図および断面図である。 本発明によって得られる回路板を説明するための平面図である。 本発明によって得られる回路板の製造方法を説明するための断面図である。 接続基板を用いた製造方法を説明するための断面図である。 本発明の接続基板の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の回路板の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の回路板の他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
500 回路板
510 接続基板
520 副回路基板
521 主回路基板
531 導体パッド
532 導体ポスト
535 層間接着剤(フラックス機能付き接着剤)
537 金属被覆層(フィレット)
540 接続部
542 他の接続部
550 リジッド部
570 フレキシブル部
35 フィレット
30 回路基板
31 導体回路
32 基材
33 基材開口部
37 被覆層


Claims (8)

  1. 導体パッドを有する主回路基板と、
    前記主回路基板の端部より延出する、導体ポストを有する複数の接続基板と、
    を備え、
    前記端部で、前記導体パッドと、導体ポストとをそれぞれ対向するように配置し、前記導体ポストまたは導体パッドの少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層を溶融させることにより、前記主回路基板と前記接続基板とが電気的に接続されている接続部を有することを特徴とする回路板。
  2. 一端が前記主回路基板の端部に接続されている前記接続基板の他端の一方の面側に前記導体ポストが設けられ、前記導体ポストと対向する位置に前記導体パッドが設けられた副回路基板とが、
    前記導体ポストまたは導体パッドの少なくともいずれか一方の表面に予め形成された金属被覆層を溶融させることにより、
    前記副回路基板と前記接続基板とが電気的に接続されている他の接続部を有する請求項1に記載の回路板。
  3. 前記接続部は、前記主回路基板の両面側に形成されている請求項1または2に記載の回路板。
  4. 前記副回路基板は少なくとも1つの副基板から構成され、少なくとも副回路基板の一つは、前記主回路基板とは層数が異なっている請求項2または3に記載の回路板。
  5. 前記導体ポスト周りは、層間接着剤で覆われるとともに、前記層間接着剤を介して、前記主および副回路基板と前記接続基板が積層接着されている請求項2ないし4のいずれかに記載の回路板。
  6. 前記層間接着剤は、フラックス機能を有する接着剤である請求項5に記載の回路板。
  7. 前記接続部はフィレットを形成している請求項1ないし6のいずれかに記載の回路板。
  8. 前記接続基板は、基材と、前記基材の一方の面側に形成された導体回路と、前記導体回路を覆う被覆層とで構成され、前記導体ポストは、前記基材または前記被覆層の少なくとも一方を貫通する孔内に形成され、一端が前記導体回路に接続され、他端が前記基材または前記被覆層の面より突出している請求項1ないし7のいずれかに記載の回路板。



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