JP2008000014A - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008000014A JP2008000014A JP2006170539A JP2006170539A JP2008000014A JP 2008000014 A JP2008000014 A JP 2008000014A JP 2006170539 A JP2006170539 A JP 2006170539A JP 2006170539 A JP2006170539 A JP 2006170539A JP 2008000014 A JP2008000014 A JP 2008000014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- intake duct
- exhaust pipe
- engine room
- silencer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims abstract description 58
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 49
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 240000004160 Capsicum annuum Species 0.000 claims description 5
- 235000008534 Capsicum annuum var annuum Nutrition 0.000 claims description 5
- 235000007862 Capsicum baccatum Nutrition 0.000 claims description 5
- 239000001728 capsicum frutescens Substances 0.000 claims description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 10
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 24
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 22
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 21
- 241000252233 Cyprinus carpio Species 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 13
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 11
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 10
- 241000102542 Kara Species 0.000 description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 3
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 206010037660 Pyrexia Diseases 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000010903 husk Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 238000003307 slaughter Methods 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Combines (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
【解決手段】運転部の下方にエンジンが収容されるエンジンルーム29を備えるとともに、エンジンルーム29内と唐箕吸気口45(吸気口)を介して通じる空間に唐箕20を備えるコンバインにおいて、エンジンの排気マニホールドに一端側が連通する排気管51を、エンジンルーム29内に設けられるラジエータの冷却排風の下流側に配置するとともに、排気管51の他端側に連通するサイレンサ52を、唐箕吸気口45の下方に配置した。
【選択図】図4
Description
かかる構成のコンバインにおいては、運転部の下方にエンジンが収容されるエンジンルームが設けられるとともに、このエンジンの動力が伝達されて駆動する唐箕が前記揺動選別装置の前側に設けられる。具体的には、前記唐箕は、機体左右方向に延設される回転軸を有し、この回転軸がエンジンから伝達される動力により回転されることにより、左右両側から空気を吸引して揺動選別装置側に選別風を送風する(例えば、特許文献1〜3参照。)。
すなわち、エンジンから延設される排気管及びこれに接続されるサイレンサは、エンジンから排出される排気により熱せられるところ、これら排気管やサイレンサから発する熱を前記のような穀粒の乾燥等に用いることが考えられる。
しかし、前述したようにエンジンの排気管及びサイレンサが主としてエンジンルーム内に配設される構成では、排気管やサイレンサの熱を効率的に利用し難い。つまり、かかる構成では、排気管及びサイレンサ(特に、排気管に対して拡径した部分となり発熱量が比較的多いと考えられるサイレンサ)の熱を利用しようとする場合、例えば、エンジンルーム内からの冷却排風を脱穀部側へ導くために多くの風向板が必要となる等、困難がともなうこととなる。
また、エンジンルームからの冷却排風を、エンジンルームの後側となる唐箕側へと積極的に促すことができるので、運転部周りに熱気が滞留することがなく、運転席周りの雰囲気を改善することができ、運転環境を快適なものとすることができる。
また、吸気ダクトを機体側に着脱するに際し、ネジやナット等の締結具等を用いる必要がないので、機体の振動等で吸気ダクトの装着状態が弛んだりすることがない。また、同じく締結具等を用いる必要がないので、吸気ダクトを取り外した状態でもその締結具等の管理が不要となり、吸気ダクトの着脱に際して作業効率の向上が図れる。
まず、本発明の一実施形態に係るコンバインの全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコンバインの全体構成を示す側面図、図2は同じく平面図である。なお、図1及び図2における左側をコンバインにおける「前」、その反対側を「後」とし、コンバイン前進方向に対する左右側をコンバインにおける「左右」とする。
かかる構成により、刈取部3で刈り取られた穀稈は、搬送装置5により後方へと搬送され、フィードチェン9に受け継がれて脱穀部6へと搬送される。脱穀部6を介して脱穀された穀稈(排藁)は、排藁チェン10により搬送されるとともに排藁処理部11へと搬送され、切断される等して圃場に放出される。
選別部12により選別された穀粒は、前記第一コンベア21と連通されるとともに穀粒を上方へ搬送する揚穀筒16により、脱穀部6の右側に設けられるグレンタンク14に貯溜され、同じく選別された藁屑等は、機外に排出される。グレンタンク14の後方には、穀粒排出装置15が構成されている。穀粒排出装置15は、グレンタンク14の下部に配置された排出コンベアの後部に連通される縦オーガ19と、該縦オーガ19の上部に連通するとともに機体に対して上下方向及び左右方向に回動可能に設けられ穀粒を横送りする排出オーガ17とを有する。すなわち、穀粒排出装置15は、グレンタンク14内の穀粒を縦オーガ19及び排出オーガ17により搬送し、排出オーガ17の先端部に形成される排出口18から排出する。
すなわち、運転部25の下方には、エンジン28を収容するエンジンルーム29(図3参照)が構成され、エンジンルーム29を形成する筐体30上に運転席27が取り付けられ支持される。
機体フレーム2の右側前部となるグレンタンク14の前方には、前記のとおりエンジン28を収容するエンジンルーム29が構成される。エンジンルーム29は、前記筐体30により略箱状に囲繞された空間となる。エンジンルーム29内には、水冷式のエンジン28が横向きに(クランク軸が左右方向となるように)防振搭載される。
かかる構成により、冷却ファン31の吸引作用によって外気導入口34を介して取り入れられた導風ダクト33内の外気が、ラジエータ32に供給される。つまり、冷却ファン31により外気が取り込まれることでラジエータ32に供給される冷却風は、エンジンルーム29内に送り込まれることとなる。
唐箕20は、エンジン28の動力が伝達されることにより駆動する。すなわち、唐箕20の回転軸35のエンジン側(右側)端部には入力プーリ37が設けられる一方、エンジン28の冷却ファン31と反対側(左側)においては、フライホイール38を介して延出される出力軸(図示略)にエンジンプーリ39が設けられ、これらプーリ37・39に伝動ベルト41が巻回される。入力プーリ37及びエンジンプーリ39は、それぞれ伝動ベルト41が巻回される部分(溝部)の左右方向の位置が互いに略同じとなるように設けられ、伝動ベルト41は前後方向に略平行に巻回される。伝動ベルト41に対しては、その外側下方からテンションプーリ46が当接し、ベルトテンション式のクラッチが構成されている。
なお、エンジンプーリ39には、エンジン28の動力がクローラ式走行装置1に変速して動力を伝達するミッションケースや刈取部3等に伝達されるためのベルト42が巻回される(図3参照)。また、エンジン28の動力は、唐箕20の回転軸35を含む動力伝達機構を介して選別部12(一番コンベア21等)や脱穀部6(扱胴7等)に伝達される。
隔壁44には、唐箕20のエンジン側(右側)の吸気口(以下「唐箕吸気口」という。)45が形成されている。唐箕吸気口45は、隔壁44に唐箕20の直径と略同じ大きさの略円形状の開口部が設けられることにより形成される。
また、唐箕20の回転軸35に取り付けられる入力プーリ37は、唐箕吸気口45を介して隔壁44のエンジン側(右側)に位置し、唐箕20に対しては隔壁44の右側においてエンジン28からの動力が伝達される。すなわち、唐箕20は、エンジンルーム29内と唐箕吸気口45を介して通じる排風通路空間に備えられることとなる。したがって、エンジンルーム29内において冷却ファン31により取り込まれる外気は、冷却排風となってその一部が唐箕吸気口45から唐箕20側へと流入することとなる。かかる構成により、唐箕20のエンジン側(右側)については、隔壁44に形成される唐箕吸気口45を介して空気が取り込まれる(図3の太線矢印参照)。
そして、エンジン28の排気マニホールド50に一端側が連通する排気管51が、エンジンルーム29内に設けられるラジエータ32の冷却排風の下流側に配置されるとともに、排気管51の他端側に連通するサイレンサ52が、唐箕吸気口45の下方に配置されている。
排気管51は、排気マニホールド50に接続側を上流側とすると、この接続部から下流側にかけて、略水平方向左側に向けて伝動ベルト41の近傍位置(エンジンプーリ39の前方位置)まで延出された後、若干後側に向けて下方に延設され、後方にかけて下る傾斜部分を介して機体フレーム2と略同じ高さ位置にて略水平方向に後方に向けて延設される。つまり、排気管51は、エンジンルーム29内から左側に向けて延出されるとともに、側面視(図6参照)で排気マニホールド50に対する接続部を上端部として略L字状となるように機体後方に延設されて配管される。
具体的には、排気管51の他端側(排気マニホールド50に対する接続側と反対側)の一部を除く大部分が、エンジンルーム29からの冷却排風の下流側となるエンジン28の左側に位置することとなる。
サイレンサ52は、その長手方向(筒長方向)の一端側が排気管51に接続され長手方向が略水平方向となるように設けられる。ここで、サイレンサ52は、排気管51の下部の延設方向を含めて唐箕吸気口45の下方に位置するように設けられる。つまり、サイレンサ52は、その長手方向が、前記のとおり機体フレーム2を構成する略平行方向に延設される複数のフレームと略同じ高さ位置にて配管される排気管51の下部の延長方向となるように接続されることにより、その高さ位置において唐箕吸気口45(排風通路)の下方に位置するように設けられる。 この際、略楕円筒形状であるサイレンサ52は、平面視での面積が大きくなるように設けられる。つまり、サイレンサ52は、断面視形状となる略楕円形状の長径方向が、略水平方向となるように設けられる。
このように、エンジン28から延設され配管される排気管51、サイレンサ52及び排出管54は、機体フレーム2を構成するフレーム等に対して所定の位置にて支持固定される。具体的には、例えば排出管54は、図4及び図5に示すように、機体フレーム2を構成する縦フレーム2aに対してステー55等を介してボルト等の締結具等により支持固定される。
また、サイレンサ52を唐箕吸気口45の下方に配置することで、サイレンサ52から発する熱により温められた空気が上昇し、唐箕吸気口45近傍の空気(吸気)及び唐箕20の唐箕吸気口45側の部分が暖められることとなるので、唐箕20からの選別風として温かい空気を送ることができる。この際、前記のとおりサイレンサ52をその平面視での面積が大きくなるように設けることで、より広範囲にわたり空気を温めることができると考えられる。
このように、唐箕20からの選別風が温かい空気となることで、穀稈の乾燥等を促すことができ、湿った穀粒が選別部12における揺動選別装置13等に滞留したり付着したりすることを防止して、選別性能を向上させることができる。つまり、一般にコンバインにおいて唐箕の前方に設けられ、エンジンの熱気を吸引して温風を供給するいわゆるプレヒートファンと同様の作用が得られる。
また、サイレンサ52が、機体フレーム2と略同じ高さ位置に配されることとなるので、エンジンルーム29内等のメンテナンス時において、排気により高温となったサイレンサ52に作業者が接触することが防止でき、安全性の向上が図れる。
本実施形態においては、サイレンサ52は、その断面視形状である略楕円形状の長径方向が水平方向に対して傾斜するように設けられている。
したがって、サイレンサ52の傾斜度合い(傾斜角αの角度)は、特に限定されるものではなく、サイレンサ52上の塵挨等を落下させることができる程度であればよい。なお、本実施形態では、サイレンサ52の断面視形状の略楕円形状の長径方向を傾斜させているが、これに筒長方向の傾斜を加えたり、サイレンサ52の筒長方向のみ傾斜させてもよい。
また、排気管51の後側(図3における左側)に設けられる風向板としては、隔壁44の前端部において、左側に突出する第二風向板57が設けられる(図5参照)。この第二風向板57により、排気管51により熱せられたエンジンルーム29からの冷却排風が、隔壁44の前側を介して隔壁44の左側から、唐箕20側へと導かれる(図5の太線矢印参照)。第二風向板57は、隔壁44に対して溶接やボルト等の締結具等により固定されることにより設けられる。
図3〜図6に示すように、吸気ダクト60は、唐箕吸気口45の右側であってエンジンルーム29の後側壁を形成する筐体30の後壁30bと隔壁44との間において設けられ、エンジンルーム29から後壁30bと隔壁44との間に流れる冷却排風を受けるとともに唐箕吸気口45を介して唐箕20側へと導く。
また、吸気ダクト60は、前述したサイレンサ52から発する熱により温められた空気の上昇を確保するとともに、その空気を唐箕吸気口45近傍に導く。
また、エンジンルーム29からの冷却排風を、エンジンルーム29の後側となる唐箕20側へと積極的に促すことができるので、運転部25周りに熱気が滞留することがなく、運転席27周りの雰囲気を改善することができ、運転環境を快適なものとすることができる。
図3、図4及び図6に示すように、吸気ダクト60は、その後面部60aと右面部60bとが蝶ナット61・62が用いられて固定されることにより、機体側に対して着脱可能に設けられる。
すなわち、吸気ダクト60の後面部60aについては、その後端部から隔壁44の右側面に沿うように後方に向けて支持突部60dが突出形成される一方、隔壁44側からは図示せぬボルト部が右側に向けて突設され、このボルト部が支持突部60dを貫通した状態で蝶ナット61により固定される。
また、吸気ダクト60の右面部60bについては、エンジンルーム29の後側(筐体30の後壁30b後側)で左右方向に架設され機体フレーム2を構成する横フレーム2b上において、吸気ダクト60が装着された状態でその右面部60bの内側面に沿うように設けられる略L字状のステー63が用いられる。つまり、吸気ダクト60の右面部60bについては、その下端部から下方に向けて支持突部60eが突出形成される一方、前記ステー63からは図示せぬボルト部が右側に向けて突設され、このボルト部が支持突部60eを貫通した状態で蝶ナット61により固定される。
このように、吸気ダクト60は、蝶ナット61・62による締結のみによって機体側に着脱することができるので、工具を用いることなく容易に機体側に対して着脱することが可能となる。
図8に示すように、吸気ダクト60が装着された状態でその右面部60bの内側面に沿う支持プレート64が、横フレーム2bの上面に立設される。この支持プレート64の一端側(前側)からは、右側に向けて案内ピン66が突設され、他端側(後側)からは図示せぬボルト部が突設される。一方、吸気ダクト60側においては、その右面部60bに、案内ピン66及びボルト部に対応するように貫通孔が形成される。
そして、案内ピン66及びボルト部が右面部60bの貫通孔を貫通した状態で、ボルト部に蝶ナット65が螺合されることにより吸気ダクト60が固定される。つまりこの場合、吸気ダクト60の装着に際しては、吸気ダクト60が唐箕吸気口45の右側から右面部60bに形成される貫通孔にそれぞれ対応する案内ピン66及びボルト部が貫通するようにして取り付けられ、右面部60bから突出したボルト部に対して蝶ナット65が螺合される。
すなわち、吸気ダクト60の着脱機構として、吸気ダクト60及び機体側の少なくともいずれかに設けられ吸気ダクト60を機体側に係合させる係合手段と、この係合手段による係合を保持する固定手段としての押圧部材73とが設けられる構成である。
ガイド部材71・72は、それぞれ溝部71a・72aを構成する断面視凹状の部材であり、各溝部71a・72aに対して吸気ダクト60が上側から差し込まれた状態で、吸気ダクト60を機体側に係合させる。本実施形態では、吸気ダクト60の後面部60aに対応するガイド部材71と、右面部60bに対応するガイド部材72とが設けられている。すなわち、後面部60aに対応するガイド部材71は、左右方向の溝部71aを構成し、右面部60bに対応するガイド部材72は、前後方向の溝部72aを構成する。
押圧部材73は、吸気ダクト60の上面部60cの上面に沿う押圧部73aと、機体側に固定支持されるための支持部73bとを有し、これらが一体の板状部材が略L字状に折曲げ形成されることにより構成される板バネ部材である。つまり、略L字状の一辺部が吸気ダクト60の上面部60cを上側から弾性により押圧する押圧部73aとなり、略L字状の他辺部が機体側に固定される支持部73bとなる。
また、押圧部73aの先端部には、この押圧部73aを支持部73bに対して上下方向に弾性変形させるためのツマミ部73cが延設形成されている。つまり、ツマミ部73cによって押圧部73aが上下方向に弾性変形されることにより、押圧部材73による吸気ダクト60の押圧及びその解除が行われる。
また、吸気ダクト60を取り外す際には、作業者は、押圧部材73のツマミ部73cを摘んで押圧部73aを上方に変形させることで吸気ダクト60に対する押圧を解除した状態で、ガイド部材71・72から吸気ダクト60を取り外す。
また、係合手段による係合を保持する固定手段としては、本実施形態の押圧部材73のように、押圧によって係合を保持する構成に限定されず、例えば、吸気ダクト60の移動を規制するように当接することで係合手段による係合を保持する構成等であってもよい。
また、吸気ダクト60を機体側に着脱するに際し、ネジやナット等の締結具等を用いる必要がないので、機体の振動等で吸気ダクト60の装着状態が弛んだりすることがない。また、同じく締結具等を用いる必要がないので、吸気ダクト60を取り外した状態でもその締結具等の管理が不要となり、吸気ダクト60の着脱に際して作業効率の向上が図れる。
すなわち、吸気ダクト60が、その周囲の部品である機体フレーム2や隔壁44や筐体30を構成する後壁30b等とは異なる色とされる。例えば、これら吸気ダクト60の周囲の部品が黒等であるのに対し、吸気ダクト60が赤や黄色等に着色され、吸気ダクト60が周囲に対して目立ように配色される。
また、吸気ダクト60を着色するに際しては、コンバインにおいてメンテナンスの際に着脱する部材であって吸気ダクト60以外の部材を含め全て統一的な色とすることにより、コンバインにおけるメンテナンス箇所及びそれらの部材が着脱部材であることを作業者等に容易に見つけさせることができる。これにより、多くの作業者によって利用し易くするというユニバーサルデザインの観点から好ましい構成とすることができる。
20 唐箕
25 運転部
28 エンジン
29 エンジンルーム
32 ラジエータ
45 唐箕吸気口(吸気口)
50 排気マニホールド
51 排気管
52 サイレンサ
56 第一風向板(風向板)
57 第二風向板(風向板)
58 第三風向板(風向板)
60 吸気ダクト
71 ガイド部材(係合手段)
72 ガイド部材(係合手段)
73 押圧部材(固定手段)
Claims (7)
- 運転部の下方にエンジンが収容されるエンジンルームを備えるとともに、前記エンジンルーム内と吸気口を介して通じる空間に唐箕を備えるコンバインにおいて、
前記エンジンの排気マニホールドに一端側が連通する排気管を、前記エンジンルーム内に設けられるラジエータの冷却排風の下流側に配置するとともに、前記排気管の他端側に連通するサイレンサを、前記吸気口の下方に配置したことを特徴とするコンバイン。 - 前記サイレンサを、その外形が略楕円筒形状となるように構成するとともに、その筒長方向及び略楕円形状の長径方向の少なくともいずれかの方向が水平方向に対して傾斜するように機体フレームに取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
- 前記排気管の前側、後側、及び前記ラジエータ側と反対側の少なくともいずれかを覆う風向板を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
- 前記吸気口に、該吸気口を介して前記冷却排風を前記唐箕側へと導くとともに下方が開放された吸気ダクトを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のコンバイン。
- 前記吸気ダクトを、機体側に対して着脱可能に設けたことを特徴とする請求項4に記載のコンバイン。
- 前記吸気ダクトの着脱機構として、該吸気ダクト及び機体側の少なくともいずれかに設けられ該吸気ダクトを機体側に係合させる係合手段と、該係合手段による係合を保持する固定手段とを設けたことを特徴とする請求項5に記載のコンバイン。
- 前記吸引ダクトを、その周囲の部品と異なる色に着色したことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170539A JP4695026B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170539A JP4695026B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008000014A true JP2008000014A (ja) | 2008-01-10 |
JP4695026B2 JP4695026B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=39004904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006170539A Expired - Fee Related JP4695026B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4695026B2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806476B1 (ko) * | 2001-10-23 | 2008-02-21 | 유겐가이샤 유에무에스 | 유기 피막의 제거 장치 |
KR100867171B1 (ko) * | 2007-07-11 | 2008-11-06 | 정상수 | 무빙머신 |
JP2011024510A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2014014278A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-30 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | コンバインのdpf設置構造 |
KR20140030024A (ko) * | 2012-08-29 | 2014-03-11 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
JP2014111946A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-06-19 | Yanmar Co Ltd | 作業車両搭載用のエンジン装置 |
JP2014159811A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-09-04 | Yanmar Co Ltd | 作業車両搭載用のエンジン装置 |
JP2014159812A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-09-04 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2014158476A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-09-04 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2014183799A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2014193120A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2015128919A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
JP2015128374A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
JP2016101094A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 井関農機株式会社 | 作業車輌の原動部構造 |
WO2017038641A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2017046622A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2017131152A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2017136090A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-08-10 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP2017136091A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-08-10 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5395035U (ja) * | 1976-12-29 | 1978-08-02 | ||
JPS5717819U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-29 | ||
JPS5859425U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-21 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインにおけるエンジンの排気装置 |
JPS58162211A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-26 | 後藤 信雄 | 米麦用コンバイン及びハ−ベスタにおけるエンジンの排気熱利用法 |
JPH0974863A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-25 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | コンバインのミッションケース上部側冷却装置 |
JP2003180138A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-02 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 脱穀機の穀粒選別構造 |
JP2005145487A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 建設機械の液体注入口装置 |
WO2005060731A1 (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Yanmar Co., Ltd. | コンバイン |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006170539A patent/JP4695026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5395035U (ja) * | 1976-12-29 | 1978-08-02 | ||
JPS5717819U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-29 | ||
JPS5859425U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-21 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインにおけるエンジンの排気装置 |
JPS58162211A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-26 | 後藤 信雄 | 米麦用コンバイン及びハ−ベスタにおけるエンジンの排気熱利用法 |
JPH0974863A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-25 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | コンバインのミッションケース上部側冷却装置 |
JP2003180138A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-02 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 脱穀機の穀粒選別構造 |
JP2005145487A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 建設機械の液体注入口装置 |
WO2005060731A1 (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Yanmar Co., Ltd. | コンバイン |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806476B1 (ko) * | 2001-10-23 | 2008-02-21 | 유겐가이샤 유에무에스 | 유기 피막의 제거 장치 |
KR100867171B1 (ko) * | 2007-07-11 | 2008-11-06 | 정상수 | 무빙머신 |
JP2011024510A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2014014278A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-30 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | コンバインのdpf設置構造 |
KR20140030024A (ko) * | 2012-08-29 | 2014-03-11 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
KR101988057B1 (ko) * | 2012-08-29 | 2019-06-11 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
JP2014183799A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2014193120A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2015128374A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
JP2015128919A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
JP2014111946A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-06-19 | Yanmar Co Ltd | 作業車両搭載用のエンジン装置 |
JP2014158476A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-09-04 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2014159812A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-09-04 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2014159811A (ja) * | 2014-03-26 | 2014-09-04 | Yanmar Co Ltd | 作業車両搭載用のエンジン装置 |
JP2016101094A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 井関農機株式会社 | 作業車輌の原動部構造 |
WO2017038641A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2017046622A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2017131152A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2017136090A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-08-10 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP2017136091A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-08-10 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4695026B2 (ja) | 2011-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4695026B2 (ja) | コンバイン | |
JP2010022244A (ja) | コンバイン | |
JP5139928B2 (ja) | エンジンの吸気構造 | |
JP5085491B2 (ja) | コンバイン | |
JP2012217422A (ja) | 電動コンバイン | |
JP2016043904A (ja) | 作業車輌 | |
JP2011244785A (ja) | 自脱型コンバインの防塵構造 | |
JP2011062121A (ja) | コンバイン | |
WO2017038641A1 (ja) | コンバイン | |
JP6198147B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
WO2011048710A1 (ja) | コンバイン | |
JP2008000009A (ja) | コンバイン | |
JP2009000040A (ja) | コンバイン | |
JP2007244214A (ja) | コンバインの選別部 | |
JP2007046569A (ja) | エンジン冷却装置 | |
JP2007151514A (ja) | コンバイン | |
JP4566581B2 (ja) | 大豆や蕎麦などの脱穀装置 | |
JPH09163850A (ja) | コンバイン | |
JP2009055806A (ja) | 脱穀装置 | |
JP2007174927A (ja) | コンバイン | |
JP2006166926A (ja) | 脱穀装置 | |
JPH0232021Y2 (ja) | ||
JP2010071154A (ja) | コンバイン | |
JP2002065047A (ja) | 穀粒搬送装置 | |
JP6245765B2 (ja) | コンバイン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110224 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4695026 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150304 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |