JP2007537111A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は湿式化学的又は電解表面処理装置で処理されるプリント基板又はフィルムのような搬送製品(1)を移動させる搬送装置に関する。本装置は搬送手段(2)とスピンドル部(4)と、回転手段を含む。搬送手段(2)は製品(1)を搬送方向へ、回転運動によって移動させる。スピンドル部(4)は外面にねじ状構造体(8,9)を含む。回転手段は合わせホイール(5)形態をなす。合わせホイール(5)にはカム(6)が備えられており、カム(6)がスピンドル部(4)のねじ状構造体(8,9)と噛み合うことにより、搬送手段(2)は一様に回転させられる。スピンドル部(4)は好適には駆動軸(3)に据え付けられ、駆動軸(3)は搬送される製品(1)の搬送方向と平行に位置する。

Description

本発明は搬送装置に関し、特に湿式化学的処理プラントで処理されるワーク状の搬送素材、例えばプリント基板又は導体箔の搬送装置に関する。
ワーク処理プラント、例えばプリント基板又は導体箔の湿式化学的処理プラントは、所謂連続プラントとして構成されることが多く、処理されるワークはプラントを通り、例えば水平方向に搬送されつつ、処理媒体が噴霧、噴出又は波動処理される。このため、処理媒体を放出する適当なノズルが搬送路に沿って配置される。処理ワーク又は処理素材のプラントを通る搬送は、特に平坦な処理素材の場合には、回転ロール、ローラ又はホイール形状をなす搬送手段の助けを得て行われる。処理素材は搬送手段上にゆったりと載り、或いは搬送路の両側に配置される搬送手段によって移動させられる。両側への搬送手段の配置は、特に処理媒体が処理素材に圧力を作用させる時に有利である。搬送手段を両側に配置する別の理由としては、搬送される処理素材又は搬送素材への力の伝達を改善して、搬送手段のすべり、従ってプラントでのバックアップが回避されることがある。搬送手段を両側に配置する場合、搬送素材は、例えば処理媒体によって搬送路から外されることが効果的に回避される。これは水平連続プラントにおいて、例えば搬送路の上側に配置される搬送手段によって、搬送路の下側に配置される搬送手段に対して、搬送素材を自重により、付加的な重りを介して、又はばね圧によって固定することによって行われる。搬送素材はこの場合、搬送路に沿って搬送方向へ、回転する搬送手段との接触によって移動させられる。一般的に、複数の同様に構成された搬送手段が搬送路に沿って配置される。
搬送手段の駆動は一般的に、搬送方向と平行に延びる駆動軸を介して行われ、その回転運動は搬送手段の回転運動と適切に結合される。一般的にここでは、搬送方向と平行に延びる回転軸周りでの駆動軸の回転運動は、駆動軸と直角に延在する回転軸周りでの搬送手段の回転運動に向き直される。
図8はプリント基板又は導体箔の形態をなす平坦な処理素材の湿式化学的処理用水平連続プラントの断面を示しており、この断面は処理素材の搬送方向を直角に横切る。処理素材1はこの図において、図面の平面へ移動する。プラント全体はコンテナ下部構造13上に位置する。処理領域17は底面15、側壁14及び可動蓋16によって画定されると共に、搬送方向と直行する横方向に延在する。処理媒体の調整設備は、処理領域17の一方側に収容されている。本例の反対側には、搬送手段2の駆動システムが載置される。本例において、処理素材1をプラントを通るように移動させる搬送手段2は、ロール又はホイールの形態をなすように構成される。搬送方向に沿って、複数の搬送手段2が設けられる(図示なし)。搬送手段2を駆動するために、駆動軸3は処理素材1の搬送方向に延びる。処理素材1の搬送路の下側に配置される搬送手段2各々において、傘形車18が駆動軸3に据え付けられる。この傘形車は、搬送路の下側に配置される搬送手段2の回転軸に固定される合わせ傘形車19と係合している。傘形車18及び合わせ傘形車19から成る構成は、駆動軸3の回転運動を搬送手段2の回転運動へ向け直すことを可能にする。搬送路の上側に配置された搬送手段2は、歯車20を介して、搬送路の下側に配置された搬送手段2によって駆動される。駆動軸3の回転運動は、例えば電気モータ(図示なし)によって生じさせられる。
処理素材1の搬送方向と直角な垂直方向への厚さ変化を補償できるように、上側の搬送手段2は溝状ガイドに据え付けられる。この据付具は上側搬送手段2の垂直方向、即ち上方及び下方への移動を可能にする。より厚い処理素材がプラントを通り搬送されてくるな
らば、上側搬送手段2は、プラントを通り移動している処理素材1によって上方へ上げられる。反対に、より薄い処理素材1の場合には、上側搬送手段2は例えば自重によって下方へ移動する。
この種の構成では、下側搬送手段2の回転運動を上側搬送手段2の回転運動と結合させる歯車20の係合が、上側搬送手段2の垂直位置に左右されるという問題がある。処理素材1の厚みが大きく変化するならば、これにより係合が一時的に不十分となって、上側搬送手段2の駆動が揺らぎ、一様でなくなったり、或いは完全に失敗となる。これはまた、搬送路上での処理素材1のバックアップに至り、結局は処理素材1をだめにしてしまう。
上述したような処理プラントの搬送装置は、例えば特許文献1又は特許文献2において知られている。また特許文献3から、上側搬送手段が交差丸ベルトを介して、下側搬送手段によって駆動される搬送装置が知られている。ここでも、ベルトの交差位置で磨耗が生じると共に、磨耗させられた材料が処理素材の方向へ処理液と共に洗い流されてしまい、処理媒体を汚染するという問題がある。
独国特許第2256018号明細書 独国特許第3001726号明細書 米国特許第4459183号明細書
本発明の目的は、従来技術における上記の問題を回避すると共に、搬送装置によって搬送される製品の厚み変化により良好に適応し得る、特に上述したような処理プラント用搬送装置を提供することにある。
本目的は請求項1に係る搬送装置によって達成される。従属請求項は、本発明の好適なまた有利な実施形態を定義する。
本発明によれば、搬送装置は搬送素材、例えばプリント基板又は導体箔の形状をなして処理プラントで処理される処理素材を移動させる、回転可能に据え付けられる搬送手段と、搬送手段へ回転運動を伝達する駆動手段とを含むことにより、搬送素材は回転運動によって搬送方向へ移動させられる。搬送手段は例えばロール、ホイール又はローラ形状をなして構成され、搬送素材が搬送路を通過させられた時に、搬送手段が搬送素材と接触するように,搬送素材の搬送路に配置される。このため、搬送手段の回転軸は、搬送方向と直交する横方向に延在する。搬送方向と直交する垂直方向における搬送素材の厚みの変化に適応し得るように、搬送手段は垂直方向に移動可能であるように据え付けられる。本発明によれば、円柱状に整形されると共に外面にねじ状構造体を有する少なくとも1個のスピンドル部と、周縁に沿って配置されると共に回転手段の回転軸方向に延出する突起を備えた少なくとも1個の回転手段が設けられており、少なくとも1個のスピンドル部及び少なくとも1個の回転手段は好適には、駆動手段の構成要素である。少なくとも1個の回転手段はまた、搬送手段と一体的に或いは一片に構成される。回転手段は特にホイール形状であり、以下では「合わせホイール」と呼ばれる。少なくとも1個のスピンドル部及び少なくとも1個の合わせホイールは、少なくとも1個の突起がスピンドル部のねじ状構造体と係合することにより、スピンドル部の回転運動が合わせホイールの回転運動に伝達されるように配置される。合わせホイールの回転運動は搬送手段の回転運動と、好適には合わせホイール及び搬送手段によって結合され、これらの回転運動は互いに結合され、共通の軸上で互いに一緒に回転するように据え付けられる。少なくとも1個のスピンドル部は好適には、搬送方向と平行に延びる駆動軸上に配置されることにより、駆動軸と一緒に回転する。
本発明に係る搬送装置は、合わせホイールの突起が例えばスピンドル部のねじ状構造体に形成されるカムとして構成されており、その係合は搬送手段の垂直方向における位置変化にあまり影響を受けないという効果が得られる。これは、垂直方向に移動可能に据え付けられた場合に、合わせホイールの突起及びスピンドル部のねじ状構造体間の係合が損なわれることなく、少なくとも1個の合わせホイールが搬送手段と共に垂直方向に移動することを意味する。可能な垂直方向への移動寸法は、とりわけスピンドル部の直径に左右される。これには、搬送手段の所要移動範囲を得るために、必要な寸法への費用を殆ど伴わない。別の効果として、搬送路の両側に配置される複数の搬送手段は、共通のスピンドル部によって駆動される。水平連続プラントでは、これら手段は特に、搬送路の上方に配置される搬送手段と、搬送路の下方に配置される搬送手段である。
これに関連して、搬送装置は好適には、搬送路の両側に配置される搬送手段を含む。この場合、搬送路の少なくとも一方側に配置される搬送手段は好適には、垂直方向へ移動可能に据え付けられる。第1合わせホイールは、その回転運動が搬送路の第1側に配置される搬送手段の回転運動と結合されており、例えばカム形状をなす突起を含み、突起はその周縁に沿って配置されると共に、その回転軸方向に延在し、且つその少なくとも1個が少なくとも1個のスピンドル部のねじ状構造体と係合する。第2合わせホイールは、その回転運動が第1側と反対側にある第2側に配置される搬送手段の回転運動と結合されており、同様にその周縁に沿って配置されると共にその回転軸方向に延在し、且つその少なくとも1個が少なくとも1個のスピンドル部のねじ状構造体と係合する突起を含む。従って、搬送手段には各々、搬送路の各側に、スピンドル部を介して回転運動がもたらされることにより、結合された搬送手段を駆動する1個の合わせホイール5が設けられる。このようにして、例えば搬送路の上側及び下側に配置される搬送手段は、単一のスピンドル部によって駆動される。
少なくとも1個のスピンドル部は好適には、搬送方向と平行に延びる駆動軸に配置されることにより、駆動軸と共に回転する。これは、スピンドル部外面のねじ状構造体が駆動軸の回転に際して、搬送方向へ前進することを確実にするようにして達成される。1個の合わせホイール又は複数の合わせホイールの1個の突起即ちカムは、スピンドル部のねじ状構造体と係合しており、それ故スピンドル部の回転運動によって搬送方向へ移動させられる。その結果、合わせホイールと結合された搬送手段には、更に搬送素材の搬送方向において所望の移動を生み出す回転運動がもたらされる。
搬送装置は好適には、搬送方向に沿って様々な位置に配置される複数の搬送手段を含む。この場合、各位置には、駆動軸の対応位置に配置されるスピンドル部が設けられる。その結果、搬送手段は搬送路に沿って配置されると共に、共通の駆動装置によって駆動させられることにより、搬送路全体に亘り、搬送素材の信頼できる搬送が確実になる。
搬送手段が搬送路の両側に配置された時、即ち搬送路の所定位置において搬送手段が搬送路の垂直方向上方及び搬送路の垂直方向下方に置かれた時には、少なくとも1個のスピンドル部の回転軸は、搬送路の第1側にある搬送手段の回転軸及び搬送路の第2側にある搬送手段の回転軸間において、垂直方向に位置決めされる。それ故、一方では搬送路の各側において、対応する合わせホイールがスピンドル部と十分に係合する。他方でこの構成は、搬送路の両側に配置された合わせホイール、即ち第1及び第2合わせホイールが反対方向に回転することによって、それに結合される搬送手段もまた反対方向に回転することを直接的に確実にする。それ故、搬送路の各側にある搬送手段は、同じ方向即ち搬送方向への搬送を確実にする。
搬送手段が搬送路の一方側に移動可能に据え付けられると共に、少なくとも1個のスピンドル部の回転軸が、移動可能に据え付けられる搬送手段の垂直方向への最大移動量に比
例して、この方向にオフセットさせられて配置されるならば特に有利である。これは、スピンドル部の軸が搬送路に対して、移動可能に配置される搬送手段側にあることを意味する。その結果、対応する合わせホイールがスピンドル部との係合から外れることなく、移動可能に配置される搬送手段が垂直方向に移動する範囲は、搬送路のこの側で増加させられる。
また搬送装置は、搬送路の同じ側に各々上記搬送手段と並行して配置される追加搬送手段を含むことも可能である。搬送装置はこの場合、本発明に係る搬送手段の回転移動が、追加搬送手段へ同じ回転方向への回転運動を与えるように構成される。このようにして、搬送路の一方側に、垂直方向に一緒に移動可能であると共に、その回転運動が通常の方法で結合される搬送手段を設けることも可能である。搬送手段及び追加搬送手段の相対的な垂直方向への移動可能性は、この場合必ずしも必要ではないので、回転運動は例えば歯車手段によって、通常の方法で結合される。歯車手段は例えば、搬送手段の軸に据え付けられると共に、中間歯車を介して共に結合される歯車によって得られる。中間歯車は、搬送路の同じ側に互いに並んで配置される搬送手段及び追加搬送手段が、同じ方向に回転することを確実にする。
搬送手段及び/又は追加搬送手段は、例えば横方向に延在するロール状搬送手段として構成される。或いはしかし、搬送素材との接触面が搬送路の横幅全体に延在していないホイール又はローラ状搬送手段を利用することも可能である。このような構成は、例えば共通軸上に間隔があけられた状態で配置される搬送ディスクを含む。搬送装置が複数の搬送手段及び/又は複数の追加搬送手段を含む場合には、搬送方向に沿って互いに隣り合うように配置される搬送手段及び/又は追加搬送手段の搬送ディスクが、横方向にオフセットするように配置されることにより、横方向に重なり合わないようにされるならば特に有利である。その結果、例えば処理媒体の搬送素材への接近が改善される。搬送手段及び追加搬送手段の搬送素材への一様な接触は、搬送素材のある部分が搬送手段によってより大きく被覆されることなく確実にされる。またこの場合、隣接して配置されるホイール又はローラ状搬送手段が、搬送方向に重なり合うように構成することも可能である。それ故、特に薄い搬送素材の場合に、搬送特性が改善される。
少なくとも1個のスピンドル部のねじ状構造体のピッチ、少なくとも1個のスピンドル部の回転軸に沿った寸法、及び少なくとも1個の合わせホイールの回転軸からの突起又はカムの半径方向間隔は、好適には少なくとも1個のスピンドル部の所定の回転速度において、搬送手段の所望の搬送速度が得られるように構成される。1個のスピンドル又は複数のスピンドル部及び1個の合わせホイール又は複数の合わせホイールを構成する時には、スピンドル部のねじ状構造体のピッチが、スピンドル部の直径に対してあまり高くならないように確実に選択されるように、更に注意が払わなければならない。連続的且つ一様な回転運動を確実にするために、合わせホイールの少なくとも1個がスピンドル部と係合することが常に可能でなければならない。一様な運動のために、少なくとも1つの完全なねじ回転が形成されることも重要である。更に、スピンドル部の回転軸方向寸法は、非常に大きくなるように選択されるべきではない。さもなければ、合わせホイールの様々な角度位置に置かれた複数の突起が、スピンドル部及び合わせホイールの移動を阻止する危険性がある。従って、スピンドル部の回転軸に沿って、合わせホイールの突起の半径方向位置と比較して小さい寸法を備えたスピンドル部を選択すると共に、低ピッチのねじ状構造体を備えることが好ましい。搬送装置が複数の搬送手段を含むならば、一様の搬送のために搬送装置を、各搬送手段において同じ搬送速度が得られるように構成すると更に有利である。これに利用可能なパラメータには、既に説明した合わせホイール及びスピンドル部の構成とは別に、搬送手段自体の直径もある。
突起を備えた合わせホイールの直径を搬送手段の外径よりも小さくなるように構成すれ
ば、更に有利である。これにより、隣接する搬送手段の間隔が搬送手段の外径よりも小さくても、隣り合う合わせホイール及びそのホイールに設けられる突起が互いに妨害しないという効果が得られる。
搬送手段の外径はここでは、搬送手段の回転運動の間に、搬送手段の回転軸から最も離れた搬送手段の部分が及ぶ範囲の直径と理解される。これは、特定の場合に、搬送手段の非円形断面形状が可能であることを意味する。例えば搬送手段には、搬送素材と係合する歯即ち突起が設けられる。
本発明に係る搬送装置は好適には、プリント基板又は導体箔の湿式化学的処理又は電解処理を目的として、処理プラントにおいて、処理されるプリント基板又は導体箔の形態をなす平坦な搬送素材を搬送するために使用されるように構成される。このような処理プラントは好適には、本発明に係る搬送装置を含む。
本発明は搬送装置を、搬送素材の厚みの変化への適合を改善する。その結果、より信頼性があり、またより効果的な搬送が確実にされると共に、バックアップが回避される。搬送素材の厚み変化への適合は特に、搬送路の一方側又は搬送路の両側への搬送手段の移動可能な据付けによって達成される。本発明は特に、例えばプリント基板又は導体箔の化学的又は電解処理用等、水平搬送湿式化学的処理プラントでの使用に適している。搬送装置の信頼性の増加は、このプラントでは、バックアップが回避されると共に、それによって生じる材料の損傷が低く維持されることを確実にする。
本発明を添付の図面を参照しつつ、好適な例証実施形態を用いて以下に詳細に説明する。
図1は、従来技術について図8を参照して説明したものと類似する処理プラント用搬送装置を示す。本図は、図8においてA−A’線によって示されるように、搬送方向と平行な面で示されている。搬送装置の細部のみが図示されており、即ち搬送装置の多数の搬送手段2のうちの3個のみが図示されている。
図1並びに他の全ての図において、処理プラントのハウジング壁への搬送手段の据付具は、明瞭にするために図示されていない。この据付けは搬送路又は搬送素材の下側に配置される搬送手段の軸受けボアによって、また搬送路の上側に配置される搬送手段の長穴状据付具によって行われる。長穴が搬送方向と直交する垂直方向に延在することにより、上側搬送手段はこの方向へ移動可能に据え付けられる。処理プラントの据付具は処理液又は別の処理媒体と接触するので、それらに対して耐性を有するように構成されなければならない。例えば低圧ポリエチレンRCH1000(商標名)のようなプラスチックが、ここでは軸受けの製造に非常に適していることが判っている。
プリント基板又は導体箔の形状をなす搬送素材1は、矢印12によって示される搬送方向へ、プラントを通過する。駆動は駆動軸3を介して行われ、駆動軸3の軸は処理プラントに沿って、搬送方向と平行に延びる。駆動軸3の搬送手段2が設けられる位置において、スピンドル部4は各々、駆動軸3に強固に連結される。スピンドル部4の駆動軸3での位置は、2個のスピンドル部4間に各々配置されるスペーサ7によって固定される。合わせホイール5は各々、搬送手段2の軸に同様に強固に連結されるように据え付けられる。これは、搬送手段2及び合わせホイール5が一緒に回転することを意味する。各合わせホイール5は、搬送素材1の搬送路から離れるように向けられた円形端面において、合わせホイール5の回転軸、即ち搬送手段2の回転軸方向に延出するカム6形状をなす突起を含む。カム6はロール状搬送手段2の直径に対応する半径方向位置において、合わせホイー
ルの周縁に沿って均一な角度間隔で配置される。一対の搬送手段2、即ち搬送路の上側において搬送方向の所定位置に位置する搬送手段2及び搬送路の下側の対応する位置に位置する搬送手段2は各々、1個のスピンドル部4に割り当てられる。スピンドル部4は実質的に円柱状であると共に、その外面即ち円柱の横面には、ねじ状構造体8,9が備えられる。一対の搬送手段2に割り当てられるスピンドル部4は、合わせホイール5の端面上のカム6がスピンドル部4のねじ状構造体8と係合するように、搬送手段2の軸に据え付けられる合わせホイール5と向かい合うように配置される。これは、各合わせホイール5について、少なくとも1個のカム6が対応するスピンドル部4のねじ状構造体8,9と係合することを意味する。スピンドル部4のねじ状構造体は、溝9が間に位置する螺旋状突起8を含む。
駆動軸3、よってまたスピンドル部4の回転運動は、ねじ状構造体8,9に前方運動を生じさせて、これによりねじ状構造体8,9と係合するカムは付随的に移動させられる。その結果、合わせホイール5の回転運動が次々に生じさせられる。スピンドル部4のその回転軸方向、即ち搬送方向の方向における寸法が小さくなるほど、カム6の前方移動はより均一になる。しかしながら、運動の伝達が妨げられないように、スピンドル部4は各合わせホイール5の少なくとも1個のカム6が常に対応するスピンドル部4のねじ状構造体8,9と係合するような幅に構成される。また、カム6の形状は、合わせホイール5の回転運動の間に、ねじ状構造体8,9の向きに関して生じる角度変化が、ねじ状構造体8,9においてカム6の妨害を引き起こさないように選択される。小さな力のみが伝達されなければならない、即ち駆動が円滑に進むときには、対応してより大きなピッチのねじ状構造体8,9が選択される。
特に一様な合わせホイール5の回転運動、よってまた搬送手段2の回転運動は、搬送方向において小さな寸法を有すると同時に、小さなピッチのねじ状構造体8,9を有するスピンドル部4によって達成される。これは、この場合カム6は、ねじ状構造体8,9の内部を、殆どもっぱら搬送方向即ち合わせホイール5及び搬送手段2の回転軸と直角に移動することに起因する。小ピッチのねじ状構造体8,9は、合わせホイール5に伝達される対応して低速の回転運動と関連する。これは対応して高速の駆動軸3の速度によって補償される。
スピンドル部4のねじ状構造体8,9は、搬送方向に沿って直線運動を伝達する。しかしながら、それらねじ状構造体8,9と係合する合わせホイール5のカム6は、円形路上を、即ち合わせホイール5及び搬送手段2の回転軸周りを移動する。これは、カム6の円形移動がねじ状構造体8,9の直線運動と適合性がある場合にのみ、スピンドル部4のねじ状構造体8,9とのカム6の係合が可能であることを意味する。これは、カム6が実質的に搬送方向に沿って移動する、即ちカム6の位置においてカム6によって描かれる円の接線が搬送方向と実質的に平行に位置する時の範囲での場合である。この接線及び搬送方向間により大きな角度のずれがあるならば、運動は一層適合性がなくなり、スピンドル部4は搬送方向に所定の最大寸法のみを有する。接線及び搬送方向の間により一層の角度のずれを伴う状態で、カム6に伝達されるトルクは減少する。また、複数の合わせホイール5のカム6が同時にねじ状構造体8,9と係合するならば、ねじ状構造体8,9ではカム6の妨害が生じる。これは、スピンドル部4の寸法が搬送方向に沿って対応して制限されることによって回避される。
合わせホイールの回転軸と直角な面におけるカム6の断面は、妨害のおそれなく、可能な限り良好なカム6の案内を確実にするように整形される。このため、断面形状は実質的に円形であり、或いは円形セグメントから成る。
図2は図1に関して90度回転させられた側面図を示す。この場合、搬送素材1の搬送
方向は、図の平面から出るように延在する。図2は、カム6がスピンドル部4のねじ状構造体8,9といかにして係合するかを明確に示している。合わせホイール5及びスピンドル部4の寸法比は、スピンドル部4の回転軸のレベルに置かれたカム6のみが、スピンドル部4のねじ状構造体8,9と係合するように選択される。
更に、駆動軸3はスピンドル部4の部分で多角形外形状を有するように図示されている。これは、駆動軸3に据え付けられたスピンドル部4が、駆動軸3に対して大きな遊びを伴うことなく回転することを確実にする。或いは、駆動軸3はキー溝を備えた丸形断面形状を有してもよい。多角形外形状は図示するように、四角形或いは六角形、八角形又は歯車形状であってもよい。スピンドル部は駆動軸上に滑り入れられると共に、ねじ止めされ或いは圧入される。しかしながら、様々な他の固定据付けの可能性も考えられる。
また図2に示すように、より厚い搬送素材1が搬送路を通過させられて、上側搬送手段2が垂直方向上方に移動させられても、これによりスピンドル部4のねじ状構造体8,9とのカム6の係合が変化することは殆どない。また図示するように、合わせホイール5はロール状搬送手段2と実質的に同じ直径を有すると共に、カム6は合わせホイール5周縁に沿って外側上を、搬送手段2の直径に対応する半径方向位置に配置される。その結果、スピンドル部4のねじ状構造体8,9とのカム6の最大係合が達成される。スピンドル部4即ち駆動軸3の回転軸はこの場合、搬送素材1の平面と同じ高さに置かれることにより、合わせホイール5及び搬送手段2の回転軸間の垂直方向の略中心に載置される。
図3は搬送装置の別例を示しており、図1及び図2と対照的に、搬送手段2はロール形状を有しておらず、ホイール又はローラ形状構成を有している。これは特に、搬送素材1が特に薄い時に有利である。この場合、例えば素材が液体フィルムであるために上述したようにロール形状の搬送手段2に固着してしまい、搬送路から外れる恐れがある。
このため、図3の搬送装置では、搬送手段2にはホイール又はローラ状搬送ディスク10,11が設けられる。搬送ディスク10,11は搬送手段2の回転軸に沿って、間隔があけられると共に、隣り合う搬送手段2に対してオフセットさせられた状態で配置される。このため、図3に示すように、隣り合う搬送手段2の搬送方向に沿った間隔は、搬送手段2の直径未満であることが可能である。これは、搬送方向に沿って、隣り合う搬送手段2が重なる部分が形成されることを意味する。搬送装置の残りの構成要素は、図1及び図2の搬送装置のものと実質的に一致する。同じ符号が付されているこれらの要素については、以下に繰り返し説明されない。
図4は図3の搬送装置を、図2に対応して90度水平方向に回転させた図を示す。図2の搬送装置と対照的に、合わせホイール5はここでは、搬送手段2の外径即ち搬送ディスク10,11の外径よりも小さい直径を有する。搬送手段2の搬送ディスク10,11間に形成されるロール部分は、搬送ディスク10,11よりも小さい直径を有すると共に、合わせホイール5の直径と実質的に一致する。
図3及び図4から明らかなように、搬送方向に沿って互いに隣り合うように配置される搬送手段の搬送ディスク10,11は、オフセット配置された搬送ディスク10,11が搬送方向に重なるように互いに配置される。これは、搬送ディスク11が搬送ディスク10間に横方向に配置されることを意味する。このため、搬送手段2の軸上における搬送ディスク10,11の間隔は、その横寸法即ち厚みよりも大きくなるように選択される。重なりは、例えば搬送素材1へ噴出或いは噴霧される処理媒体の圧力によって、搬送路から外れてしまった非常に薄い搬送素材1が、互いに近くに配置される隣接搬送ディスク10,11によって再度、搬送路へ戻るように向けられるという効果を達成する。
図4から明らかなように、合わせホイール5のカム6は、図1及び図2の搬送装置と比較して、搬送素材1の平面から離れた対応するスピンドル部4のねじ状構造体8,9と係合する。これは結果的に、図1及び図2の搬送装置と比較して、上側搬送手段2の垂直方向への移動の可能性を低減させる。
別の搬送装置が図5に示されている。図5の搬送装置は、図3及び図4の搬送装置と実質的に一致する。しかしながら、上側搬送手段2の垂直方向への移動可能性の低減を打ち消すために、スピンドル部4の回転軸は、上述の搬送装置とは対照的に、垂直方向上方へ所定量だけオフセットされた状態で配置される。それ故、図5から明らかなように、搬送路上側又は歯搬送素材1の搬送面上、即ち移動可能に据え付けられた搬送手段2側上での搬送手段2の合わせホイール5の係合は、搬送路下側での搬送手段2の合わせホイール5の係合を犠牲にして改善される。しかしながら、搬送路下側の搬送手段2は移動可能に据え付けられていないので、合わせホイール5のカム6及びスピンドル部4のねじ状構造体8,9間の係合は、ここでは重要な意味をもたない。それ故、搬送素材1の厚さ変化は上側合わせホイール5の位置のみに影響をもたらし、このためスピンドル部4のねじ状構造体8,9とのカム6の係合に関する余裕が改善されるので、搬送素材1の厚さ変化に対する許容度の全般的な改善が達成される。
スピンドル部4のねじ状構造体8,9とのカム6の信頼できる係合が確実にされる、垂直方向への調整範囲を増加させる別の可能性は、スピンドル部4の外径を増大させることからなる。これは図6に示されている。図6に示す搬送装置は、他の部分では図2及び図3に示す例と一致する。
搬送装置の別の例が図7に示されている。図2及び図3の搬送装置と同様に、図7の搬送装置は搬送ディスクを備えた搬送手段2を含む。しかしながら、合わせホイール5が設けられると共にスピンドル部4を介して駆動される搬送手段2は、噛み合うように配置されるのではなく、搬送方向に沿って互いに所定間隔で位置決めされる。搬送手段2のそばで搬送手段2と軸方向に平行に配置されるのは、追加搬送手段2’である。図示する例では、追加搬送手段2’は搬送手段よりも小さい直径を有する。追加搬送手段2’には同様に搬送ディスクが設けられると共に、搬送手段2及び追加搬送手段2’の間隔及び直径は、隣り合う搬送手段2及び追加搬送手段2’の搬送ディスクの重なり合う配置が、図3に示すものと同様にして再度達成されるように構成される。
搬送装置は、追加搬送手段2’の回転運動が各々、搬送路の同じ側にある搬送手段2の1個の回転運動と結合されるように構成される。これはここでは、搬送手段2及び追加搬送手段2’の間に歯車手段を設けることによりもたらされる。歯車手段は、搬送手段2及び追加搬送手段2’の回転軸に強固に且つ同心状に連結される歯車20を含む。歯車20は中間歯車21を介して互いに連結される。これは、搬送手段2の歯車20が対応する中間歯車21と係合すると共に、回転運動をその中間歯車21へ伝達することを意味する。中間歯車21はさらに、対応する追加搬送手段2’の歯車20と係合して、搬送手段2の回転運動と同じ方向への回転運動を追加搬送手段2’へ伝達する。各々搬送路の同じ側に配置された搬送手段2及び追加搬送手段2’のみが互いに連結されるので、搬送路上側での搬送手段2の垂直方向への移動可能性は損なわれない。当然のことながら、搬送路上側の追加搬送手段2’は同様に、垂直方向に移動可能に据え付けられる。中間歯車21は本例では必然的に、搬送手段及び追加搬送手段2’が同じ方向に回転することを確実にする。
直径が異なることに起因して、搬送手段2’の回転速度は搬送手段2と同じではない。搬送手段2’の異なる回転速度は、歯車20の伝達比によって設定される。それ故、搬送素材1上で回転する搬送手段2及び2’の周縁の周縁速度は、直径が異なるにも拘わらず
同じである。
上述の例から明らかなように、様々な変形が可能である。特に、様々な例の特徴同士を互いに組み合わせることが可能である。従って、例えばロール状搬送手段は、搬送ディスクに基づく搬送手段と組み合わせられ得る。また、ロール状搬送手段として追加搬送手段を構成することも可能である。また、搬送路の両側に搬送手段を設けることは必ずしも絶対的に必要ではない。説明したスピンドル部に基づく駆動手段及びカムを有する合わせホイールを備えた搬送装置は、移動可能に据え付けられる単一の搬送手段を備えていても有利に利用される。
本発明の一例証実施形態に係る搬送装置の詳細図。 図1の搬送装置を90度回転させた状態の詳細図。 本発明の別の例証実施形態に係る搬送装置を示す図。 図3の搬送装置を90度回転させた状態の詳細図。 搬送手段の回転軸位置が変化させられている本発明の別の例証実施形態に係る搬送装置を示す図4と同様な図。 スピンドル部分の直径が増加させられている本発明の別の例証実施形態に係る搬送装置を示す図4と同様な図。 追加搬送手段を含む本発明の別の例証実施形態に係る搬送装置を示す図。 従来技術に係る搬送装置を備えた水平搬送処理プラントを示す断面図。
符号の説明

1…搬送素材、2,2’…搬送手段、3…駆動軸、4…スピンドル部、5…合わせホイール、6…カム、7…スペーサ、8…ねじ状構造体の突起、9…ねじ状構造体の溝、10…搬送ディスク、11…オフセット搬送ディスク、12…搬送方向、13…容器下部構造体、14…側壁、15…底面、16…可動蓋、17…処理域、18…傘形車、19…合わせ傘形車、20…歯車、21…中間歯車。

Claims (21)

  1. 搬送装置であって、
    搬送方向へ搬送素材(1)を移動させるために回転可能に据え付けられる搬送手段(2)と、回転運動を該搬送手段(2)へ伝達する駆動手段(3,4,5)とを含み、該搬送素材(1)は該回転運動によって該搬送方向へ移動させられ、
    前記搬送手段(2)は前記搬送素材の搬送路に対して、該搬送素材が該搬送路を通過させられた時に、該搬送手段が該搬送素材と接触するように配置されると共に、該搬送手段(2)の回転軸は該搬送方向と直交する横方向に延在し、
    円柱形状に整形されると共に外面にねじ状構造体(8)を有する少なくとも1個のスピンドル部(4)と、周縁に沿って配置されると共に回転手段の回転軸方向に延出する突起(6)を備えた少なくとも1個の回転手段(5)が設けられており、該突起(6)の少なくとも1個は該スピンドル部(4)の該ねじ状構造体(8)と係合することにより、該スピンドル部(4)の回転運動は該回転手段(5)の回転運動に変換され、該回転手段(5)の回転運動は前記搬送手段(2)の回転運動と結合される
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記搬送手段(2)は前記搬送路の両側に配置されており、該搬送路の少なくとも一方側の該搬送手段(2)は垂直方向に移動可能に据え付けられ、前記第1回転手段(5)はその回転運動が該搬送路の第1側に配置される該搬送手段(2)の回転運動と結合され、周縁に沿って配置されると共に回転軸の方向に延在し、また少なくとも1個が少なくとも1個のスピンドル部(4)のねじ状構造体(8)と係合させられる突起(6)を含み、第2回転手段(5)はその回転運動が該第1側と反対側の該搬送路の第2側に配置される該搬送手段(2)の回転運動と結合され、周縁に沿って配置されると共に回転軸の方向に延在し、また少なくとも1個が少なくとも1個のスピンドル部(4)のねじ状構造体(8)と係合する突起(6)を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記少なくとも1個のスピンドル部(4)は前記搬送方向と平行に延びる駆動軸(3)に配置されることにより、該駆動軸と一緒に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記搬送装置は前記搬送方向に沿って所定位置に配置される複数の搬送手段(2)を含み、各位置には前記駆動軸(3)の対応位置に配置されるスピンドル部(4)が設けられることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記回転手段(5)及び前記搬送手段(2)の回転運動は互いに連結されており、共通の軸上で互いに一緒に回転するように据え付けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の搬送装置。
  6. 前記少なくとも1個のスピンドル部(4)の回転軸は、前記搬送路の第1側にある前記搬送手段(2)の第1回転手段(5)の回転軸及び前記搬送路の第2側にある前記搬送手段(2)の第2回転手段の回転軸の間において、垂直方向に位置が定められることを特徴とする請求項2及び請求項1乃至5のいずれか一項に記載の搬送装置。
  7. 前記搬送手段(2)は前記搬送路の少なくとも一方側に移動可能に据え付けられ、且つ前記少なくとも1個のスピンドル部(4)の回転軸は、移動可能に据え付けられる搬送手段(2)の垂直方向への最大移動量に比例して、この方向にオフセットされて配置されることを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
  8. 前記搬送装置は、各々前記搬送路の同じ側に前記搬送手段(2)と平行に配置された回転可能に据え付けられる追加搬送手段(2)を含み、その回転軸は該搬送手段(2)の回転軸と平行に配置され、該搬送装置は該搬送手段(2)の回転運動が該回転と同じ方向への回転運動を該追加搬送手段(2’)へ伝達するように構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の搬送装置。
  9. 前記搬送装置は、前記搬送手段(2)の回転運動を前記追加搬送手段(2’)の回転運動に変換する歯車手段を含むことを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  10. 前記追加搬送手段(2’)は横方向に延在するロール状搬送手段として構成されることを特徴とする請求項8又は9に記載の搬送装置。
  11. 前記追加搬送手段(2’)は、共通の軸上で間隔があけられた状態で配置される搬送ディスク(10,11)を含むことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の搬送装置。
  12. 前記搬送手段(2)は横方向に延在するロール状搬送手段として構成されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の搬送装置。
  13. 前記搬送手段(2)は共通の軸上で間隔があけられた状態で配置される搬送ディスク(10,11)を含むことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の搬送装置。
  14. 前記搬送方向において隣り合う搬送ディスク(10,11)は、横方向にオフセットされた状態で配置されることを特徴とする請求項11又は13に記載の搬送装置。
  15. 前記搬送ディスク(10,11)は、前記搬送方向に隣り合って配置される搬送ディスクが該搬送方向に重なるように、該搬送方向に間隔があけられた状態で配置されることを特徴とする請求項14に記載の搬送装置。
  16. 前記ねじ状構造体(8,9)のピッチ、前記少なくとも1個のスピンドル部(4)のその回転軸に沿った寸法、及び前記少なくとも1個の回転手段(5)の突起(6)の該回転手段(5)の回転軸からの半径方向間隔は、該少なくとも1個のスピンドル部(4)の所定の回転速度に対して、前記搬送手段(2)の所望の搬送速度が結果的に得られるように構成されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の搬送装置。
  17. 前記搬送装置は複数の搬送手段(2)を含み、該搬送装置は各搬送手段(2)について、同じ搬送速度が結果的に得られるように構成されることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の搬送装置。
  18. 前記搬送手段(2)は、前記搬送素材(1)の前記搬送方向と直交する垂直方向への厚さ変化に適応し得るように、該垂直方向に移動可能に据え付けられており、ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載の搬送装置。
  19. 前記搬送装置は板又は箔上搬送素材(1)を搬送するように構成されることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の搬送装置。
  20. 前記搬送装置は湿式化学的処理又は電解処理プラントで使用するように構成されることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載の搬送装置。
  21. 請求項1乃至20のいずれか一項に記載の搬送装置を有するワークの湿式化学的処理又は
    電解処理プラント。
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