JP2007529837A - 光ディスク再生方法と装置、及びトラッキング品質決定方法 - Google Patents

光ディスク再生方法と装置、及びトラッキング品質決定方法 Download PDF

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Abstract

データ担体のトラックからデータを読み出す方法であって、以下のステップを有する。読み出しの際、データを読み出しているデータ担体のトラック部分(3Px)に関するトラッキング品質パラメータを決定する。対応するトラック部分(3Px)に関連づけてトラッキング品質パラメータをトラッキングパフォーマンスメモリに格納する。前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要である場合、前記トラッキングパフォーマンスメモリ(30)を参照して、前記トラッキング品質パラメータ(Q)の値が十分な目標トラック部分(3P(x−n))を決定し、こうして決定された目標トラック部分(3P(x−n))にジャンプバックする。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、データ担体からのデータ読み出し方法に関する。特に、本発明は、光記憶ディスクからのデータ読み出し方法に関する。以下、DVDディスクを例にとって本発明を説明するが、本発明の範囲を限定する意図はない。
周知のように、光記憶ディスクは、記憶空間として連続的ならせん状または複数の同心円状である少なくとも1つのトラックを有し、情報はこのトラックにデータパターンの形式で格納される。ディスクから情報を読み出すために、光ディスクドライブは、一方で光ディスクを載せて回転させる回転手段を有し、他方でラジアル方向に変位可能に搭載され、レーザビームで記憶トラックをスキャンする光ピックアップを有する。一般的な光ディスク技術である光ディスクに情報を書き込む方法と光ディスクから光データを読み出す方法は周知なので、ここではこの技術をより詳しくは説明しない。
動作中、ディスクは一定の回転速度で回転し、その結果読み出されたデータストリームは一定のデータレートを有することになる。ディスクドライブは、このデータストリームを、PC上で動作しているコンピュータプログラム等のアプリケーションに対して、バッファメモリを介して出力ストリームとして出力する。出力データストリームのデータレートは、アプリケーションが要求するデータレートと一致しなければならない。アプリケーションの例としてDVDビデオの再生について説明する。DVD再生アプリケーションは、DVDからの映画を中断無く再生するため、データ(リアルタイムのビデオとオーディオ)のストリームを一定の出力データレートで受け取る必要がある。
アプリケーションが要求するデータレートは急に変化することがある。ディスクドライブが要求されたデータレートを常に提供するためには、1つの可能性として、回転周期を急に変化させて、アプリケーションの要求に追随することが考えられる。しかし、速度を変化させるには大きなエネルギーが必要となるので、この方法は好ましくない。それ故、ディスクドライブはデータバッファを有する。ディスクドライブがディスクから読み出したデータは前記バッファメモリに格納され、アプリケーションは可変レートでバッファメモリからデータを読み出す。よって、バッファメモリのフィリングレベルは時間的に変化する。
やはり、ディスクドライブのディスク回転周期は可変であり、速度変化はバッファにより緩和されるのであるが、かなり大きなバッファがないと大幅なエネルギー節約は達成できない。それゆえ、ディスクドライブのディスク回転周期は固定か、またはゆっくり変化することが好ましい。
ディスクの回転周期は低すぎてはだめである。その場合、バッファがアンダーランしてしまう。すなわち、バッファからの平均データ出力レートがバッファへのデータ入力レートより大きく、バッファが空になってしまう。ビデオ再生の場合、アンダーランにより再生が中断してしまう。この問題を防止するため、ディスク回転周期は比較的高いレベルに設定され、データレートが、アプリケーションにより要求される最大データレートより必ず高くなるようにしている。この回転周期のことを「オーバースピード」と呼ぶ。その結果、バッファがオーバーランしてしまう。すなわち、バッファがいっぱいになる。つまり、ディスクドライブは、バッファに格納できなかったデータを再度読み出すため、一部のトラックをジャンプして戻らなければならない。
オーバースピードファクタ(読み出しデータレートとアプリケーション読み出しレートの比、すなわちバッファ入力レートとバッファ出力レートの比)として1より少し大きい値を選ぶことはできない。読み出しエラーが発生した場合、ディスクドライブは、対応するデータの読み出しを再度試みるために、ジャンプバックしなければならない。この再試行の間、アプリケーションは前記バッファメモリからデータを読み出し続けられなければならず、バッファフィリングレベルは十分大きくなければならない。一方、再試行後、ディスクドライブは、できるだけ早くバッファメモリのフィリングレベルを元に戻さなければならない。オーバースピードファクタが比較的高い結果として、ディスクドライブは、通常の状況でも比較的頻繁にジャンプバックしなければならない。ディスクがよくない場合、例えば、ディスクに大きなキズがある場合、読み出しエラーが頻発し、ジャンプバックの頻度はますます高くなる。
ジャンプに付随する問題は、ディスクドライブは、ジャンプをするたびに、トラッキングと場合によってはフォーカスとを回復しなければならないことである。ディスクがよくても、この回復には時間がかかる。ディスクがよくない場合、例えば、ディスクに大きなキズがある場合、トラッキング及び/またはフォーカスの回復は非常に困難であり、長時間を要する。そのため、目標のトラックを逃してしまい、さらに試行する必要が生ずる。バッファがアンダーランするリスクが高くなる。
本発明の主な目的は、これらの問題を軽減することである。
本発明の重要な態様によると、データ担体のトラックからデータを読み出す方法は、以下のステップを有する:前記トラックからデータを読み出す間、前記トラックをトラッキングするステップと、前記データ担体のトラック部分のトラッキング品質に関する情報を含むトラッキングパフォーマンスメモリを使用して、トラッキングを回復しなければならない状況において、トラッキングを回復するためにどのトラック部分にジャンプするかを決定するステップ。
トラッキングパフォーマンスメモリは、光ディスクドライブのボード上にあるメモリチップであってもよいし、ディスクドライブの外にある他のメモリであってもよい。例えば、トラッキングパフォーマンスメモリは、インターネット上にあるデータベースであってもよい。あるいは、トラッキングパフォーマンスメモリは、ネットワーク中の中央コンピュータシステムにあるメモリであってもよい。
トラッキングは、例えば外的ショックによりはずれることがある。また、1つのトラックから他のトラックにジャンプする間にもトラッキングは失われ、回復しなければならない。トラッキングパフォーマンスメモリを使用しているとき、トラッキング品質がよいトラック部分(すなわち、トラッキングを比較的容易に回復できるトラック部分)を選択することができる。
本発明のさらに別の実施形態において、さらに以下のステップを有する:読み出しの際、前記データを読み出している前記データ担体のトラック部分に関するトラッキング品質パラメータを決定するステップと、対応する前記トラック部分に関連づけて前記トラッキング品質パラメータを前記トラッキングパフォーマンスメモリに格納するステップ。
この実施形態において、この方法により、このトラッキングパフォーマンスメモリにトラッキング品質パラメータを格納する。あるいは、他の方法または装置を用いて、本メモリにデータを入れる。
さらに別の実施形態において、本方法はさらに以下のステップを有する:前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要であるかどうか決定するステップと、前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要である場合、前記トラッキングパフォーマンスメモリを参照して、前記トラッキング品質パラメータの値が十分な目標トラック部分を決定するステップと、このように決定された目標トラック部分にジャンプバックするステップ。
この実施形態において、ディスクドライブは、読み出しているトラック部分の品質に関する情報を含む品質メモリを保持する。その後、ジャンプバックが必要であると判断したとき、この品質メモリ中の情報を参照してジャンプの目標ロケーションを決定する。この目標ロケーションは、「よい」トラック部分(トラッキング及び/またはフォーカスが比較的容易かつそれゆえ素早く回復できるトラック部分)にあるように選択される。
本発明の他の態様によると、データ担体のトラック部分のトラッキング品質を決定する方法は、以下のステップを有する:前記トラックをトラッキングするステップと、トラッキング中、前記データ担体のトラック部分に関するトラッキング品質パラメータを決定するステップと、対応する前記トラック部分に関連づけて前記トラッキング品質パラメータをトラッキングパフォーマンスメモリに格納するステップ。
トラッキングパフォーマンスメモリは、本発明によるデータ読み出し方法で有利に使用することができる。
本発明の上記その他の態様、特徴、利点を、図面を参照して以下にさらに説明する。同じ参照数字は同一または同様な部分を示す。
図1は、光ディスク2(例えば、DVDディスク)から情報を読み出す、本発明に関連するディスクドライブ1の構成要素を示す概略図である。ディスクドライブ1は、ディスク2を回転するため、フレーム(簡単のため図示せず)に固定され、回転軸5を規定するモータ4を有する。該ディスクドライブは、さらに光学ピックアップ6を有する。その光学ピックアップ6は、レーザビーム7を生成する手段、レーザビーム7をディスク2の情報層にフォーカスする手段、反射されたレーザ光を受け取る手段、読み出し信号Sを生成する手段を有する。その読み出し信号Sは、コントローラ10に送られる。光学ピックアップ6は、ラジアル方向に変位可能な状態で取り付けられている。ディスクドライブ1は、ラジアルアクチュエータ8を有する。そのラジアルアクチュエータ8は、コントローラ10により制御され、レーザビーム7がディスク2のトラック(簡単のため図示せず)を追跡するか、または異なるトラック位置にジャンプするように、ピックアップ6のラジアル位置を制御する。
光ディスクドライブはそれ自体知られており、光ディスクのトラックを読み出す、ラジアル方向に変位可能な光学ピックアップの技術はそれ自体知られているので、光学ピックアップ6とコントローラ10のより詳細な説明はここでは省略する。
ディスクドライブ1は、コントローラ10の第1の出力11に結合した入力21と、ディスクドライブ1の出力9に結合した出力22とを有するデータバッファメモリ20をさらに有する。
ディスクドライブ1の読み出し動作を、図2を参照して説明する。図2は、横方向のデータ列として、ディスク2のトラック3を示している。トラック3は、3Aで始まり、3Zで終わる。通常、始まり3Aはディスクの内径に対応し、終わり3Zはディスクの外径に対応する。ピックアップ6は、トラック3に対して一定の位置に示されている。図2において矢印P1で示したように、ディスク2の回転により、ピックアップ6はトラック3をスキャンし、トラック3から読み出したデータに対応するデータ信号Sが生成され、コントローラ10に送られる。
図2において、バッファメモリ20は、横方向のメモリロケーション23の列として示されている。参照数字20Aは、バッファメモリ20の空の部分を示し、このメモリロケーションにはデータは含まれていない。一方、参照数字20Bは、メモリロケーションにデータが入っているバッファメモリ20の部分を示す。空のメモリ部分20Aとデータが入ったメモリ部分20Bの間の境界が20Cで示されている。コントローラ10は、矢印「データIN」で示したように、トラック3から読み出した新しいデータを、空のメモリ部分20Aの最初のメモリロケーションに常に格納する。よって、空のメモリ部分20Aのサイズは減少し、データが入ったメモリ部分20Bのサイズは増加する。言い換えると、図2において、境界20Cを左にシフトする。アプリケーションは、矢印「データOUT」で示したように、データが入ったメモリ部分20Bの初めのメモリロケーションから常にデータを読み出す。上記の読み出しプロセスの後、データが入ったメモリ部分20Bのメモリロケーション23のコンテンツは、矢印「シフト」で示したように、データの入ったメモリ部分20Bの最初のメモリロケーション23aに向けて、対応する隣接メモリロケーション23にシフトされる。このようなシフト過程の後、データが入ったメモリ部分20Bの最初のメモリロケーション23aには、アプリケーションにより読み出される次のデータが再び入る。シフト過程により、空のメモリ部分20Aのサイズが増加し、データが入ったメモリ部分20Bのサイズが減少する。言い換えると、図2において、境界20Cが右にシフトする。
動作中、境界20Cの位置は、入力データレート(ビデオ再生の場合一定である)と出力データレート(ディスクに格納されているデータの実際の圧縮レートに応じて変化する)に応じて変化する。バッファのアンダーラン(境界20Cが、データが入ったメモリ部分20Bの最初のメモリロケーション23aと一致し、バッファメモリ20全体が空になることを意味する)を防止するため、平均入力データレートは最大出力データレートより高くなければならない。そうすると、バッファのオーバーラン(境界20Cが空のメモリ部分20Aの最後のメモリロケーション23zと一致し、データがバッファメモリ20全体に入ることを意味する)が生じる。読み出しを続けると、読み出しデータはバッファメモリ20に格納できなくなり、再生エラーが発生する。この再生エラーは、光学ピックアップのジャンプバックで回避される。
動作中、例えば、ディスク表面上のキズにより、読み出しエラーが発生する可能性もある。その場合、対応するデータもバッファメモリに格納することができず、再生エラーが起こる。この問題も光学ピックアップのジャンプバックで回避される。
図2において、上記のジャンプバックを矢印JBで示した。ピックアップ6は、エラーが発生したロケーションの前のロケーション、すなわち、最初のロケーション3Aに近いロケーションに戻る。図2において、ジャンプバック後のロケーションを点線で示した。光学ピックアップ6は、ジャンプバック後の新しいロケーションから再度読み出し始める(矢印P1の向き)が、トラッキング及び/またはフォーカスを回復するには少し時間がかかる。この間、ジャンプの時間も含めて、バッファ20からアプリケーションへのデータ出力は続き、その結果、データが入ったメモリ部分20Bのサイズは減少する。光学ピックアップ6が読み出しエラーを起こしたロケーション、またはバッファのオーバーランが起こったロケーションに到達したとき、バッファにデータが供給される。より精確には、光学ピックアップ6がディスクから正しく読み出された最後の完全なECCブロックの終わりに到達したときにバッファへのデータ供給が再開される。
最先端の技術では、ジャンプバックの長さは固定されているか、または、例えばVSYNCの直前に、ディスク上のデータの内容によりジャンプの目標到達点が選択される。上記の先行技術における問題は、ディスクの品質によっては、ジャンプ先のエリアのトラッキング品質が悪い(例えば、表面に激しくキズがついたエリア)可能性があり、トラッキング及び/またはフォーカスを回復するのが非常に困難になる。
本発明の特徴によると、ジャンプ先としてトラッキング品質がよいエリアを選ぶことにより、上記の可能性を減少させる。このため、ディスクドライブ1はトラッキングパフォーマンスメモリ30をさらに有し、コントローラ10は、再生中、ディスクのトラッキングパフォーマンスの尺度としてトラッキング品質パラメータの値を決定し、このパラメータをトラッキングパフォーマンスメモリ30に格納する。図3を参照してより詳しく説明する。図3には、トラッキングパフォーマンスメモリ30が横方向のメモリロケーション33のステップとして示されている。このメモリ30は、最初の(または入力)メモリロケーション33aと最後のメモリロケーション33zとを有するシフトメモリであると考えてもよい。コントローラ10は、書き込み動作ごとに、入力メモリロケーション33aに情報を書き込む。一方、各メモリロケーション33の内容は、図3中に矢印「シフト」で示したように、入力メモリロケーション33aから離れる方向に(すなわち、図3の右向き)1メモリロケーション分シフトされる。最後のメモリロケーション33zの内容は、矢印「出力」で示したように、出力される。
トラッキング品質パラメータは、ここでは簡単にQで示すが、いろいろな方法で定義し測定することができる。当業者には分かるように、例えば、Qは、ビームフォーカス制御やトラック追跡制御に含まれるエラー信号等の形状から得ることができる。しかし、他の信号や信号の組み合わせも使用することができる。以下の説明では、例示による説明のため、Qは0と10の間の値を取り、10は理想的なトラッキング品質、0は多数のエラーが生じる非常に悪いトラッキング品質を示すものと仮定する。しかし、言うまでもなく、この仮定は本発明を限定する意図のものではない。
さらに、「十分よい」と考えられるQの値である所定のトラッキング品質閾値Qを決める。換言すると、トラック部分のQがQより高ければ、このトラック部分はジャンプの目標として使用することができる。この例では、Qは0から10間での範囲にあるので、Q=7であると仮定する。
原理的には、Qは各データバイトに関して決定することができるが、分解能をこれほど高くする必要はない。実際には、所定長さのトラック部分に関してQを決定すれば十分である。例えば、各360°トラックを64個の5.625°トラック部分に分けてもよいが、他の分け方でもかまわない。このようなトラック部分のそれぞれに対してQの値を決定する。それゆえ、この例では、ディスク2の回転ごとに、Qの64個のサンプルがトラッキングパフォーマンスメモリ30に書き込まれる。さらに、32トラックだけジャンプバックできることが望ましいと仮定する。これは、32×64トラック部分に相当し、潜在的なジャンプ目標となる。それ故、この例の場合、トラッキングパフォーマンスメモリ30は、2048個のメモリロケーションを有している必要がある。
図2において、トラック部分は一般的に参照数字3Pで示され、個別のトラック部分はインデックス1,2,3,...i,...等を付加して区別されている。
図4Aないし4Cは、異なる架空のディスクの場合のトラッキングパフォーマンスメモリ30の内容を示すグラフであり、ディスクのトラッキング品質の可能な例を示している。
図4Aに示した場合、少数の例外を除いて、全てのディスク領域でトラッキング品質は非常によい。このような場合、ジャンプ先のロケーションにはほとんど制限がない。
図4Bに示したディスクの場合、トラッキング品質はよくない。ほとんどすべてのロケーションでQはQより低い。3つのエリアでのみQがQより高くなっている。
図4Bに示したディスクの場合、トラッキング品質はよくない。Qは常にQより低い。
以下、ジャンプ目標ロケーションを決定する好ましいジャンプストラテジの例を説明する。
最初、エラーが発生したとき、最大ジャンプ長さを決定する。最大ジャンプ長さは、境界20Cの位置、すなわちデータが入ったメモリ部分20Bのサイズに依存する。バッファメモリ20がほぼ空のとき、ジャンプは比較的短くなければならず、一方、バッファメモリ20がほぼいっぱいのとき、ジャンプは比較的長くすることができる。結局、ジャンプの長さにより、エラーとなったロケーションに再度到達するまでにどのくらいの時間が必要であるか決まり、その時間はバッファメモリに残っている再生時間に対応していなければならない。最大ジャンプ長さは、最大境界41により示された、トラッキングパフォーマンスメモリ30中の最大ジャンプロケーションに対応する。前記最大境界41と最初のメモリロケーション33Aの間の、トラッキングパフォーマンスメモリ30の部分は、使用可能なジャンプエリア42として示されている。
ジャンプストラテジにより、使用可能ジャンプエリア42内のQが最も高いメモリロケーションを決定することが可能である。図4Aないし4Cの例において、このメモリロケーションは、最大トラッキング品質のロケーション43として示されている。しかし、図4Aと4Bに示した場合には、ディスクにはQがQより高いトラック部分が十分な数あるので、必要ない。その場合、単純であるという観点で好ましいストラテジによると、図4Aと4Bに参照数字44で示したように、最も近いトラック部分3P(x−n)に、すなわち、nが最も小さく、対応するメモリロケーションのQがQより高いトラック部分にジャンプする。上の説明で、3Pxは現在のトラック部分を示し、nはトラック部分を単位としたジャンプ長さを示す。
非常に悪い場合、図4Cに示したように、Qは常にQより低いので、ジャンプストラテジは、「最も悪くない」ロケーション、すなわち、使用可能ジャンプエリア42内のQが最も高いメモリロケーションを「最もよい」ロケーションとする。この「最もよい」ロケーションに対応するトラック部分へのジャンプは、妥当な時間内にトラッキングとフォーカスを回復する確立が最も高い。
図4Cの例において、43Aと43Bで示した2つのメモリロケーションでQが最も高い。最も近い「最もよい」ロケーション43Aに対応するトラック部分3P(x−n)、すなわち、nの値が最小であるトラック部分にジャンプすると決定することが可能である。その場合、ジャンプは比較的短い。トラッキング及び/またはフォーカスの回復が失敗した場合でも、再試行に残された時間ができるだけ長い。
一方、最も遠い「最もよい」ロケーション43Bに対応するトラック部分3P(x−n)、すなわち、nの値が最大であるトラック部分にジャンプすると決定することも可能である。その場合、ジャンプは比較的長くなり、ディスクドライブは、現在のロケーション3Pxに再び到達する前に、トラッキングとフォーカスを回復する時間をより長く持てる。すなわち、ディスクドライブは、最も遠い「最もよい」ロケーション43Bに対応するトラック部分3P(x−n)に到達した後、トラッキングとフォーカスをすぐに回復できない場合であっても、最も近い「最もよい」ロケーション43Aに対応するトラック部分3P(x−n)を通過するので、前記のジャンプストラテジにより決定されたであろう目標トラックロケーションでトラッキングとフォーカスを回復する2つめの機会を有する。
図5を参照して本発明をより詳しく説明する。図5は、本発明による読み出し動作500の一実施形態を示すフロー図である。
ECCブロックの開始アドレスに到達した時に始まる(ステップ501)。このアドレスはECC開始メモリに格納される(ステップ502)。
ディスクのトラックをスキャンし、読み出し信号を復号して、それに含まれるバイトを読み出す(ステップ511)。ステップ512において、読み出しエラーやバッファのオーバーラン等のエラーが発生したかどうか判断する。エラーが起こらなければ、上述のように、そのバイトはデータバッファメモリ20に書き込まれ(ステップ513)、データが入ったバッファ部分20Bが大きくなる。さらに、トラッキング品質が決定される(ステップ514)。この動作は、新しいトラック部分に到達するまで(ステップ521)、または新しいECCブロックに到達するまで(ステップ531)、バイト毎に繰り返される。
ステップ521において、新しいトラック位置に到達したかどうか判断する。新しいトラック部分に到達した場合、ちょうど終了したトラック部分3Px全体に有効なQ値を、読み出し中に経験したトラッキング品質に基づいて計算する(ステップ522)。例えば、トラック部分のトラッキング品質値Qとして、このトラック部分の読み出し中に経験した最も低いトラッキング品質値を選択してもよい。計算されたQを前述のようにトラッキングパフォーマンスメモリ30に格納する(ステップ523)。
ステップ531において、新しいECCブロックに到達したかどうか判断する。新しいECCブロックに到達した場合、新しいECCブロックのアドレスをECC開始メモリに格納する(ステップ502)。このように、このメモリは、常に、読み出されているECCブロックの開始アドレスを含んでいる。
ステップ512において、エラーが発生した場合、読み出しは停止され、ジャンプストラテジ動作540によりジャンプ処理をする。データメモリ20のデータが入った部分20Bのサイズを決定し(ステップ541)、このサイズに基づいて、最大ジャンプ長さを計算する(ステップ542)。その最大ジャンプ長さは、トラッキングパフォーマンスメモリ30の最後のメモリロケーションになる。そして、トラッキングパフォーマンスメモリ30が分析動作550で分析される。
変数QMAXは、トラッキングパフォーマンスメモリ30の関連部分に格納されたトラッキング品質パラメータQの最大値を示すが、その値が0にリセットされる(ステップ551)。トラッキングパフォーマンスメモリ30の最初のメモリロケーションを決定する(ステップ552)。この最初のメモリロケーションは最小ジャンプ長さに対応する。前記ECC開始メモリに格納されたアドレスを考慮している。エラーはECCブロック内のどこかで発生しているので、ECCブロック全体を再度読み出す必要がある。最初のメモリロケーションの決定において、必要なジャンプ時間を考慮にいれてもよく、推定回復時間(すなわち、トラッキングとフォーカスを回復するのに必要な時間の(経験に基づく)推定値)を考慮にいれてもよい。
この最初のメモリロケーションから始めて、トラッキングパフォーマンスメモリ30からQ値が読み出され(ステップ553)、Qと比較される(ステップ554)。QがQより大きい場合、それ以上サーチする必要はない。現在のトラッキングパフォーマンスメモリロケーションに対応するトラック部分3P(x−n)であるジャンプ目標ロケーションを計算する(ステップ571)。そして、この目標位置3P(x−n)に向けてジャンプを実行する(ステップ591)。ここで、3Pxはエラーが発生したトラック部分を示し、nはジャンプするトラック部分の数、すなわちジャンプの長さを示す。
ステップ554において、QがQよりしたである場合、Qを前記変数QMAXと比較する(ステップ561)。QがQMAXより高い場合、Qの値を前記変数QMAXに格納し、現在のトラッキングパフォーマンスメモリロケーションを変数MEMLOCに格納する(ステップ562)。Qの値がQMAXより高くない場合、ステップ562はスキップされる。
トラッキングパフォーマンスメモリ30の次のメモリロケーションを検討する(ステップ563)。このメモリロケーションが上述の最終メモリロケーションである場合、分析動作550は終了する。そうでない場合、動作はステップ553に戻る(判断ステップ564)。
ステップ564において、次のメモリロケーションが上記の最終メモリロケーションであることは、QはQより大きくないことを意味する(図4Cと比較すればわかる)。ジャンプ目標ロケーションは、最もよいQを有するロケーション、すなわち前記の変数MEMLOCに格納されたメモリロケーションに対応するロケーションであるとして決定され(ステップ581)、この目標ロケーションに向けてジャンプする(ステップ591)。
ジャンプを実行し、トラッキングとフォーカスを回復した後、読み出しが再開される。
上記の説明から明らかなように、光学ピックアップは、エラーが発生したECCブロックの開始アドレスの前のトラックロケーションに位置づけられる。この開始アドレスとの距離は固定されていない。結局、本発明によると、ジャンプ目標ロケーションは、トラッキング品質Qの観点から選択された、前記開始アドレス前のどこかのロケーションである。そこで、もしかしたら、光学ピックアップは、前記開始アドレスに到達するまで、一定のトラック長を移動しなければならない。それ故、ステップ592において、前記開始アドレスに到達したかどうか、継続的にチェックし、到達してからステップ511に戻っている。
本分野の当業者には言うまでもなく、本発明は上記の実施形態例に限定されておらず、添付した請求項に記載した本発明の保護範囲内で、変形や修正が可能である。
例えば、上述の例で、図5を参照して説明したように、Qの値を前記変数QMAXに格納し、Q>QMAXの場合、現在のトラッキングパフォーマンスメモリロケーションを変数MEMLOCに格納し、そうでなければこのステップをスキップする。結果として、変数MEMLOCは、最初にQが最も高くなる(すなわち、エラーが発生したロケーションに最も近いディスクロケーションに対応する)トラッキングパフォーマンスメモリロケーションを含む。あるいは、Q>QMAXである場合に、現在のトラッキングパフォーマンスメモリロケーションを前記変数QMAXに格納することも可能である。この結果、変数MEMLOCは、最後にQが最も高くなる(すなわち、エラーが発生したロケーションから最も遠いディスクロケーションに対応する)トラッキングパフォーマンスメモリロケーションを含む。
さらに、上の説明において、トラッキングパフォーマンスメモリの分析は、小さいジャンプに対応する最初のメモリロケーションから始まり、大きなジャンプに対応する最終メモリロケーションで終了する。明らかに、トラッキングパフォーマンスメモリは逆向きに分析してもよい。
上記において、本発明による装置の機能ブロックを示すブロック図を参照して本発明を説明した。言うまでもなく、これらの機能ブロックのうち1つ以上をハードウェアで実施し、機能ブロックの機能を個別のハードウェア構成要素により実行してもよい。しかし、これらの機能ブロックのうち1つ以上をソフトウェアで実施して、コンピュータプログラムの1つ以上のプログラムラインまたはマイクロプロセッサやマイクロコントローラ等のプログラム可能デバイスにより上記機能ブロックの機能が実行されるようにすることもできる。
本発明に関連するディスクドライブの構成要素を示す概略図である。 データの読み出しとバッファリングを示す概略図である。 トラッキングパフォーマンスメモリの動作を示す概略図である。 図4Aないし4Cは、トラッキングパフォーマンスメモリのコンテント例を示す概略図である。 読み出し方法を示すフロー図である。

Claims (19)

  1. データ担体のトラックからデータを読み出す方法であって、
    前記トラックからデータを読み出す間、前記トラックをトラッキングするステップと、
    前記データ担体のトラック部分のトラッキング品質に関する情報を含むトラッキングパフォーマンスメモリを使用して、トラッキングを回復しなければならない状況において、トラッキングを回復するためにどのトラック部分にジャンプするかを決定するステップと、を有することを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    読み出しの際、前記データを読み出している前記データ担体のトラック部分に関するトラッキング品質パラメータを決定するステップと、
    対応する前記トラック部分に関連づけて前記トラッキング品質パラメータを前記トラッキングパフォーマンスメモリに格納するステップと、をさらに有することを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、
    前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要であるかどうか決定するステップと、
    前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要である場合、前記トラッキングパフォーマンスメモリを参照して、前記トラッキング品質パラメータの値が十分な目標トラック部分を決定するステップと、
    こうして決定した前記目標トラック部分にジャンプバックするステップと、をさらに有することを特徴とする方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、
    データ読み取りエラーの場合にジャンプバックが実行されることを特徴とする方法。
  5. 請求項3に記載の方法であって、
    トラックから読み出されたデータは第1のデータレートでバッファメモリに格納され、前記第1のデータレートより低い第2のデータレートで前記メモリからデータを取り出し、バッファオーバーランの場合にジャンプバックを実行することを特徴とする方法。
  6. 請求項2に記載の方法であって、
    トラッキングエラー信号に基づいて前記トラッキング品質パラメータを決定することを特徴とする方法。
  7. 請求項2に記載の方法であって、
    前記データ担体は光学的データ担体であり、前記品質パラメータはビームフォーカスエラー信号に基づいて決定されることを特徴とする方法。
    ビームフォーカスエラー信号に基づいて前記トラッキング品質パラメータを決定することを特徴とする方法。
  8. 請求項3に記載の方法であって、
    品質閾値を決定するステップと、
    前記トラッキングパフォーマンスメモリをスキャンして、トラッキング品質パラメータの値が前記品質閾値より高いメモリロケーションを求めるステップと、をさらに有し、
    値が前記品質閾値より大きいトラッキング品質パラメータが少なくとも1つ見つかった場合、前記目標トラック部分は最も近いトラック部分として決定し、すなわち、前記トラッキング品質パラメータの値が前記品質閾値より大きい、nの値が最も低いトラック部分として決定することを特徴とする方法。
  9. 請求項3に記載の方法であって、
    品質閾値を決定するステップと、
    前記トラッキングパフォーマンスメモリをスキャンして、トラッキング品質パラメータの値が前記品質閾値より高いメモリロケーションを求めるステップと、
    前記トラッキング品質パフォーマンスメモリに格納された前記トラッキング品質パラメータの最大値を決定するステップと、をさらに有し、
    値が前記品質閾値より大きいトラッキング品質パラメータが1つより多く見つかった場合、前記目標トラック部分は最も近いトラック部分として決定し、すなわち、前記トラッキング品質パラメータの値が最大である、nの値が最も低いトラック部分として決定することを特徴とする方法。
  10. 請求項3に記載の方法であって、
    品質閾値を決定するステップと、
    前記トラッキングパフォーマンスメモリをスキャンして、トラッキング品質パラメータの値が前記品質閾値より高いメモリロケーションを求めるステップと、
    前記トラッキング品質パフォーマンスメモリに格納された前記トラッキング品質パラメータの最大値を決定するステップと、をさらに有し、
    値が前記品質閾値より大きいトラッキング品質パラメータが1つより多く見つかった場合、前記目標トラック部分は最も遠いトラック部分として決定し、すなわち、前記トラッキング品質パラメータの値が最大である、nの値が最も高いトラック部分として決定することを特徴とする方法。
  11. 請求項3に記載の方法であって、
    前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要な場合、前記トラッキングパフォーマンスメモリの使用可能ジャンプエリアを決定し、
    前記トラッキングパフォーマンスメモリのこの使用可能ジャンプエリアのみを参照して前記目標トラック部分を決定することを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、
    トラックから読み出されたデータは第1のデータレートでバッファメモリに入力され、前記第1のデータレートより低い第2のデータレートで前記バッファメモリからデータを取り出し、
    前に読み出したトラック部分へのジャンプバックが必要である場合、前記バッファメモリのフィリングレベルに応じて最大ジャンプ長さを決定し、
    前記最大ジャンプ長さに対応して、前記使用可能ジャンプエリアの最大境界を決定することを特徴とする方法。
  13. 請求項11に記載の方法であって、
    最小ジャンプ長さに対応して、以下のパラメータの1つ以上を考慮して、前記使用可能ジャンプエリアの第1のメモリロケーションを決定することを特徴とする方法:
    必要なジャンプ時間;
    推定回復時間;
    ジャンプバックが必要になった時に読み出されていたデータブロックの開始アドレス。
  14. 請求項1に記載の方法であって、
    前記データ担体はディスク状の担体であり、読み出しの際回転させられ、
    前記トラックは連続らせんまたは実質的に中心を同じくする複数の円であり、
    前記トラック部分は360/Nに相当するトラック長を有し、Nは好ましくは10より大きく、好適には64であることを特徴とする方法。
  15. データ担体のトラック部分のトラッキング品質を決定する方法であって、
    前記トラックをトラッキングするステップと、
    トラッキング中、前記データ担体のトラック部分に関するトラッキング品質パラメータを決定するステップと、
    対応する前記トラック部分に関連づけて前記トラッキング品質パラメータをトラッキングパフォーマンスメモリに格納するステップと、をさらに有することを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、
    トラッキングエラー信号に基づいて前記トラッキング品質パラメータを決定することを特徴とする方法。
  17. 請求項15に記載の方法であって、
    前記データ担体は光学的データ担体であり、ビームフォーカスエラー信号に基づいて前記トラッキング品質パラメータを決定することを特徴とする方法。
  18. データ担体からデータを読み出す、請求項1に記載の方法を実行するデータ読み出し装置。
  19. 光ディスクドライブであって、
    トラックを有する光ディスクを回転させる回転手段と、
    スキャンビームを用いて前記回転している光ディスクをスキャンする光学ピックアップと、
    トラックに対して横方向に前記スキャンビームを変位するラジアルアクチュエータと、
    前記スキャンビームを前記トラック上に維持するように前記アクチュエータを制御する、前記光学ピックアップから読み出し信号を受け取るように結合されたコントローラと、
    前記コントローラのデータ出力と結合した入力を有するデータバッファと、
    前記光ディスクのトラック部分のトラッキング品質に関する情報を含むトラッキングパフォーマンスメモリを参照して、トラッキングを回復しなければならない状況において、トラッキングを回復するためにどのトラック部分にジャンプするかを決定する処理部と、を有することを特徴とする光ディスクドライブ。
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