JP2007510608A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 少なくとも１つのブレーキコイル、直流電圧電源、半導体スイッチ装置および制御ユニットを含み、さらに該制御ユニットへと通すことができる電流データを発生する電流測定ユニットを含む、電気機械エレベータブレーキを制御するための制御回路において、該回路は、
   少なくとも２つの半導体スイッチを含み、これらは、制御ユニットにより交互に制御することができて、各スイッチの動作状態が電流測定で得られたフィードバックデータに基づき順番にチェックできるようにすることを特徴とする制御回路。
2. 請求項１に記載の制御回路において、前記ブレーキコイルへの電流供給が、直流回路に接続された１つの半導体スイッチにより完全に遮断可能であることを特徴とする制御回路。
3. 請求項１または２に記載の制御回路において、前記ブレーキコイルを通じて流れる電流が、前記電流測定ユニットにより測定可能であることを特徴とする制御回路。
4. 請求項１ないし３のいずれかに記載の制御回路において、前記直流電圧電源は整流器ブリッジであり、かつ直流電圧ブリッジに供給される交流網の電流が前記電流測定ユニットにより測定可能であることを特徴とする制御回路。
5. 請求項１ないし４のいずれかに記載の制御回路において、前記半導体スイッチの動作状態は、ブレーキが開放状態にあるときおよびブレーキが閉鎖状態にあるときのいずれの場合にも、電流測定データに基づき監視可能であることを特徴とする制御回路。
6. 請求項１ないし５のいずれかに記載の制御回路において、該回路は、前記ブレーキコイルに並列に配設され、かつ前記制御ユニットへと通すことができるデータを発生する電圧測定ユニットを含むことを特徴とする制御回路。
7. 請求項１ないし６のいずれかに記載の制御回路において、ブレーキ状態は、該回路から得られた測定データに基づき連続的に決定可能であることを特徴とする制御回路。
8. 請求項１ないし７のいずれかに記載の制御回路において、前記半導体スイッチは、エレベータの安全回路が遮断されたときに開かれるように配設されていることを特徴とする制御回路。
9. 請求項１ないし８のいずれかに記載の制御回路において、該回路は、前記半導体スイッチを制御するために使用可能なデータを発生する電圧測定ユニットを含むことを特徴とする制御回路。
10. 請求項１ないし９のいずれかに記載の制御回路において、前記ブレーキは、２つの異なるスピードで閉鎖可能であることを特徴とする制御回路。
11. 請求項１ないし１０のいずれかに記載の制御回路において、該制御回路は、それに接続されたフライホイールダイオードを含むことを特徴とする制御回路。
12. 少なくとも１つのブレーキコイル、圧力部材、該圧力部材によりブレーキ表面に圧接されるブレーキパッドであって前記ブレーキコイルを流れる電流により生じる磁界の力効果の作用によって移動可能となる前記ブレーキパッド、およびブレーキ制御回路を含む電気機械エレベータブレーキにおいて、
    前記ブレーキコイルに供給される電流が、それに接続された少なくとも２つの半導体スイッチを備えた直流回路を有する制御回路によって制御可能であり、前記ブレーキコイルの電流が、それを制御する１つの半導体スイッチにより完全に遮断可能であることを特徴とする電気機械エレベータブレーキ。