JP2007504223A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. (R)−5−メトキシ−2−[[(4−メトキシ−3,5−ジメチル−2−ピリジニル)メチル]スルフィニル]−1H−ベンゾイミダゾール（(R)オメプラゾール）又は(S)−5−メトキシ−2−[[(4−メトキシ−3,5−ジメチル−2−ピリジニル)メチル]スルフィニル]−1H−ベンゾイミダゾール（(S)−オメプラゾール）の１−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩。
2. 塩が(S)−オメプラゾールの(R)−1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩である請求項１に記載の１−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩。
3. 化合物が結晶性であることを特徴とする、請求項１又は２に記載の1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩。
4. 下記の段階：
   ａ）(S)−オメプラゾール又は(R)−オメプラゾールを有機溶剤に溶解し；
   ｂ）1−シクロヘキシルエチルアミンの単独エナンチオマーを加え、そして所望の塩を沈殿させ；
   ｃ）得られた(S)−オメプラゾール又は(R)−オメプラゾールの塩を単離し、そして乾燥する
   ことを含む、請求項１〜３の何れかに記載の(S)−オメプラゾール又は(R)−オメプラゾールの1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩の製造方法。
5. 有機溶剤がアセトニトリル、酢酸エチル、tert−ブチルメチルエーテル及びメタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合物から選択される、請求項４に記載の方法。
6. 有機溶剤がアセトニトリル及び酢酸エチルから選択される、請求項４に記載の方法。
7. (S)−オメプラゾールの(R)−1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩が得られる、請求項４〜６の何れかに記載の方法。
8. (R)−オメプラゾールの(S)−1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩が得られる、請
   求項４〜６の何れかに記載の方法。
9. 活性成分として請求項１〜３の何れかに記載の(S)−オメプラゾールの1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩を、製薬上許容される賦形剤及び場合により他の治療成分と共に含む医薬組成物。
10. 胃酸関連症状の治療に用いられる医薬を製造するための、請求項１〜３の何れかに記載の(S)−オメプラゾールの1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩の使用。
11. 胃酸関連症状を患う患者に請求項１〜３の何れかに記載の(S)−オメプラゾールの1−シクロヘキシルエチルアンモニウム塩の治療有効量を投与することを含む、胃酸関連症状の治療方法。