JP2007502195A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. コーヒー入れ器であって、
   或る量の挽いたコーヒーを受け入れるための抽出バスケットと、
   少なくとも１つの湯の流れを前記抽出バスケットに導入するための少なくとも１つのジェットポートとを有し、
   該少なくとも１つのジェットポートは、前記湯の流れを前記抽出バスケットに送り込んで、前記抽出バスケットを湯で部分的に満たし、前記抽出バスケットに収容された前記挽いたコーヒーと混ぜ合わせ、コーヒーを入れることができるように、位置決めされ、
   前記少なくとも１つのジェットポートはまた、前記抽出バスケットを湯で部分的に満たしたときに、前記少なくとも１つの湯の流れを前記抽出バスケット内の水の高さ位置よりも下方の位置で前記抽出バスケットに送り込み、次に前記コーヒー挽き粉を乱流作用によりかき回し、かき混ぜて、実質的に流動化された層の水浮コーヒー挽き粉を作り、入れた状態のコーヒーを作る、ように位置決めされ、
   前記コーヒー挽き粉を実質的に通すことなしに前記入れた状態のコーヒーを通過させることができる少なくとも１つのフィルタ要素を有し、
   前記抽出バスケットが、前記少なくとも１つのジェットポートと流体連通しているプレナムチャンバと、該プレナムチャンバへの湯の供給を受け入れるための開口した供給ポートとを構成する、
   コーヒー入れ器。
2. 前記少なくとも１つのジェットポートは、関連した前記湯の流れを、前記抽出バスケットに入れられた前記コーヒー挽き粉の高さ位置よりも下方の位置で前記抽出バスケット内に導入することができるように、位置決めされた、請求項１記載のコーヒー入れ器。
3. 前記少なくとも１つのジェットポートは、湯の流れを、前記抽出バスケットに、全体的に接線方向に、噴射することができるように、位置決めされ、ねらいが定められている、請求項１又は請求項２記載のコーヒー入れ器。
4. 前記少なくとも１つのジェットポートが、対応した複数本の湯の流れを前記抽出バスケット内に導入するための複数個のジェットポートを有し、前記各ジェットポートは、前記抽出バスケットが湯で部分的に満たされたときに、関連した前記湯の流れを、前記抽出バスケット内の水の高さ位置よりも下方の位置で、前記抽出バスケット内に送り込み、次に前記コーヒー挽き粉を乱流作用によりかき回し、かき混ぜて、実質的に流動化された層の水浮コーヒー挽き粉を作り、入れた状態のコーヒーを作るように、位置決めされている、請求項１記載のコーヒー入れ器。
5. 前記複数個のジェットポートは、関連の湯の流れを、共通の旋回方向において前記抽出バスケットに、全体的に接線方向に、噴射することができるように、位置決めされ、ねらいが定められている、請求項４記載のコーヒー入れ器。
6. 前記少なくとも１つのフィルタ要素は、前記抽出バスケットの壁部分を構成する、請求項１記載のコーヒー入れ器。
7. 前記抽出バスケットは、該抽出バスケットに入っている、水に浮いたコーヒー挽き粉の流動化層の目視観察を可能にする実質的に透明な窓を更に有する、請求項１記載のコーヒー入れ器。
8. 前記少なくとも１つのジェットポートは、その下流側端部に向かう方向に減少する断面寸法を備えたテーパ付きプロフィールを構成し、
   前記ジェットポートの上流側端部に全体的に設けられたフィルタスクリーンを有する、
   請求項１記載のコーヒー入れ器。
9. 前記抽出バスケットは、全体的に円筒形の底壁、直立側壁を構成する全体としてボウル状の形態を有し、前記底壁は前記プレナムチャンバを形成する疑似底部を構成し、前記側壁は、前記疑似底部と流体連通している複数個の中空直立リブを構成し、前記各リブは、前記湯の流れを、前記抽出バスケット内に入っているコーヒー挽き粉の高さ位置よりも下方の位置で、前記抽出バスケット内に送り込むように、位置決めされた前記少なくともジェットポートを構成する、請求項１又は請求項４記載のコーヒー入れ器。
10. 前記各中空リブが複数個の前記ジェットポートを構成し、該ジェットポートの少なくとも１つは、湯の流れを、前記抽出バスケット内に入っているコーヒー挽き粉の高さ位置よりも下方の場所で、前記抽出バスケット内に送り込むよう位置決めされている、請求項９記載のコーヒー入れ器。
11. 前記複数個の中空リブは、前記側壁周りに約１２０°間隔で配置された３つのリブを有する、請求項９記載のコーヒー入れ器。
12. 前記少なくとも１つのフィルタ要素は、隣接した対をなす前記中空リブ相互間に全体的に延びる前記抽出バスケットの側壁部分を構成する、請求項９記載のコーヒー入れ器。