JP2007336666A - 配線ベース部材および配線カバー部材 - Google Patents

配線ベース部材および配線カバー部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2007336666A
JP2007336666A JP2006164511A JP2006164511A JP2007336666A JP 2007336666 A JP2007336666 A JP 2007336666A JP 2006164511 A JP2006164511 A JP 2006164511A JP 2006164511 A JP2006164511 A JP 2006164511A JP 2007336666 A JP2007336666 A JP 2007336666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
wiring
base member
wiring base
insertion port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006164511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4981364B2 (ja
Inventor
Hiroki Sueyoshi
博樹 末吉
Teruyuki Taniguchi
輝行 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2006164511A priority Critical patent/JP4981364B2/ja
Publication of JP2007336666A publication Critical patent/JP2007336666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4981364B2 publication Critical patent/JP4981364B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】部品点数が少なく、かつ、電線ケーブルや光ファイバーケーブルを天井面や垂直壁面等へ作業性よく配線することができる配線ベース部材および配線カバー部材を提供することを目的としている。
【解決手段】ケーブル挿入口11の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口11に臨ませたケーブル2をケーブル収容部12方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブル2の外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブル2をケーブル収容部12に押し込み可能で、ケーブル挿入口11が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部12に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口11を介してケーブル収容部12外へ抜け出るのを防止可能なケーブル2の最小幅Wminより狭い幅に形成されていることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、配線ベース部材および配線カバー部材に関する。
既存の建物内に新しく電線ケーブルや光ファイバーケーブル等を配線する場合、これらのケーブルの室内面に沿って配線される部分においては、室内の床面、壁面、天井面等の造営面に沿って図13に示すような配線カバー部材100を固定し、この配線カバー部材100内にケーブル200が収容されて、ケーブル200が保護された状態で見栄えよく配線されるようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
すなわち、配線カバー部材100は、長手方向に連続するケーブル収容部111と、このケーブル収容部111にケーブル200を挿入可能に長手方向に連続して開口するケーブル挿入口112とを備えた配線ベース部材110と、ケーブル挿入口112を塞ぐように配線ベース部材110に外嵌される配線モール部材120とを備え、まず、図13(a)に示すように、ケーブル200の配線経路に沿って配線ベース部材110を両面粘着テープやビス等の固定手段を用いて固定した状態で、配線ベース部材110のケーブル収容部111内にケーブル200を配線ベース部材110の一端から他端に向かって順に挿入したのち、配線モール部材120を図13(b)、(c)のようにして配線ベース部材110に外嵌させるようになっている。
しかし、ケーブル200には巻き癖等があり、配線ベース部材110のケーブル収容部111に挿入している途中にケーブル挿入口112から配線ベース部材110外に一部が飛び出すという問題がある。また、天井面や垂直壁面等に沿ってケーブル200を敷設する場合には、一人作業が難しいという問題がある。
そこで、図14に示すような配線カバー部材(特許文献2参照)300が提案されている。すなわち、この配線カバー部材300は、図14に示すように、細長い配線ベース部材310と、細長い配線モール部材320と、配線ベース部材310に間欠的に取り付けられるケーブル規制バンド330とを備え、上記配線カバー部材100と同様にして図14(a)に示すように配線ベース部材310のケーブル収容部311にケーブル200を挿入しながら、図14(b)に示すように、所定ピッチごとに+を配線ベース部材310に取り付けてケーブル200のケーブル収容部311からの飛び出しを防止し、最後に図14(c)に示すように、配線モール部材320を配線ベース部材310に外嵌させるようになっている。したがって、この配線カバー部材300を用いれば、一人作業であっても天井面や垂直壁面等に沿って容易に配線カバー部材300内にケーブル200を敷設できるようになる。
しかしながら、この配線カバー部材300の場合、配線ベース部材310および配線モール部材320以外に複数のケーブル規制バンド330が必要となり、部品点数が多く、配線作業が煩雑になるとともに、コストアップになるという問題がある。
特開2003-164034号公報 特開2002-290070号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、部品点数が少なく、かつ、電線ケーブルや光ファイバーケーブルを天井面や垂直壁面等へ作業性よく配線することができる配線ベース部材および配線カバー部材を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の配線ベース部材(以下、「請求項1の配線ベース部材」と記す)は、ケーブル収容部と、このケーブル収容部にケーブルを挿入可能なスリット状のケーブル挿入口とを備えた配線ベース部材であって、
前記ケーブル挿入口の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口に臨ませたケーブルをケーブル収容部方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブルの外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブルをケーブル収容部に押し込み可能で、ケーブル挿入口が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口を介してケーブル収容部外へ抜け出るのを防止可能なケーブルの最小幅Wminより狭い幅に形成されていることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の配線ベース部材(以下、「請求項2の配線ベース部材」と記す)は、請求項1の配線ベース部材において、ケーブル収容部は、横断面の最小幅がケーブル収容部に収容されるケーブルの最大幅Wmaxより大きく形成されていることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の配線ベース部材(以下、「請求項3の配線ベース部材」と記す)は、請求項1または請求項2の配線ベース部材において、ヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されていることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の配線カバー部材(以下、「請求項4の配線カバー部材」と記す)は、請求項1〜請求項3のいずれかの配線ベース部材と、ケーブル挿入口を塞ぐように配線ベース部材に外嵌される配線モール部材とを備えることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載の配線カバー部材(以下、「請求項5の配線カバー部材」と記す)は、請求項4の配線カバー部材において、配線ベース部材の横断面外周形状が正方形で、配線モール部材の横断面内周形状が配線ベース部材の横断面外周形状と同じ大きさの正方形であることを特徴としている。
本発明の請求項6に記載の配線カバー部材(以下、「請求項6の配線カバー部材」と記す)は、請求項4または請求項5の配線カバー部材において、配線モール部材がヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されていることを特徴としている。
本発明において、配線ベース部材および配線モール部材の材質としては特に限定されないが、弾性係数が100〜400kg/mm2程度の合成樹脂、たとえば、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート等が好ましく、中でも、弾性係数200kg/mm2程度のABS樹脂、ポリ塩化ビニルがより好ましい。
上記ケーブル挿入口の収容されるケーブルの最小幅Wminより小さくなった部分の幅(以下、「Wn」と記す)は、収容されるケーブルの最小幅Wminより小さく、かつ、ケーブル挿入口に臨ませたケーブルをケーブル収容部方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブルの外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブルをケーブル収容部に押し込み可能で、ケーブル挿入口が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口を介してケーブル収容部外へ抜け出るのを防止可能であれば、特に限定されないが、たとえば、成形し易さ、低い材料コスト、施工性等を考慮して、配線ベース部材をABS樹脂、ポリ塩化ビニル等の弾性係数200kg/mm2程度の合成樹脂によって成形するとともに、配線ベース部材の壁面の厚みを0.5〜2mmの均一な厚みとした場合、
Wn=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足させることが好ましい。
請求項3の配線ベース部材および請求項6の配線カバー部材の配線モール部材は、ヘイズ値50〜95%(より好ましくは90%程度)である乳白色樹脂組成物で形成されるが、その理由は、回縁に沿って配線ベース部材および配線カバー部材を設けた場合、配線ベース部材および配線モール部材が半透明の乳白色であるので、天井面、壁面の色と同化したようになり、目立たなくでるためである。
本発明の配線ベース部材および配線カバー部材を用いて配線されるケーブルは、特に限定されないが、電力線用ケーブル、アンテナ線用ケーブル、光ファイバーケーブル等が挙げられる。これらのケーブルは単芯でも2芯以上でも構わない。
光ファイバーケーブルは、光ファイバーが、合成樹脂製のものでも、ガラス製のものでも構わない。
配線モール部材の形状としては、特に限定されず、たとえば、直線状のものだけでなく、図10に示す入隅用配線モール部材5、図11に示す出隅用配線モール部材6、図12に示す曲がり用配線モール部材7などの曲がり部に用いられるL字形をしたものが挙げられる。
配線モール部材の材質としては、特に限定されず、配線ベース部材と同じ材質の合成樹脂でも構わないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好ましい。
請求項1の配線ベース部材は、以上のように、前記ケーブル挿入口の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口に臨ませたケーブルをケーブル収容部方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブルの外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブルをケーブル収容部に押し込み可能で、ケーブル挿入口が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口を介してケーブル収容部外へ抜け出るのを防止可能なケーブルの最小幅Wminより狭い幅に形成されているので、配線ベース部材を造営面に固定したのち、ケーブル挿入口を介してケーブル収容部にケーブルを挿入するだけで、ケーブルがケーブル収容部外に垂れ下がったりすることなく、配線ベース部材のケーブル収容部に収容された状態に保持される。
すなわち、ケーブル規制バンドなど他の部材を用いなくてもケーブルのケーブル収容部からの飛び出しを防止することができるので、部品点数を少なくできるとともに、作業性も向上する。
請求項2の配線ベース部材は、ケーブル収容部が、横断面の最小幅がケーブルの最大幅Wmaxより大きく形成されているので、ケーブル収容部に収容されたケーブルをケーブル収容部内でケーブル収容部の軸回りに自由に回転させることができる。
したがって、光ファイバーケーブルのように、塑性変形させることができないケーブルであってもケーブルに捻れによるストレスを加えずにコーナーで曲げることができる。
請求項3の配線ベース部材は、ヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されているので、回縁に沿って設置した場合、ボカシにより目立たない。したがって、ケーブルを見栄えよく室内に配線することができる。
請求項4の配線カバー部材は、上記本発明の配線ベース部材と、ケーブル挿入口を塞ぐように配線ベース部材に外嵌される配線モール部材とを備えるので、天井面や垂直壁面にケーブルを配線する場合であっても、上記のように、一旦配線ベース部材のケーブル収容部に収容されたケーブルは、ケーブル収容部から飛び出すことがないので、配線モール部材の取り付け作業が容易となる。
請求項5の配線カバー部材は、配線ベース部材の横断面外周形状が正方形で、配線モール部材の横断面内周形状が配線ベース部材の横断面外周形状と同じ大きさの正方形であるので、配線カバー部材を回縁に沿って設ける場合、入隅部では、上記入隅用配線モール部材5に代えて曲がり用配線モール部材7を用いることができ、出隅部では、出隅用配線モール部材6に代えて曲がり用配線モール部材7を用いることができる。
すなわち、配線モール部材として直線状の配線モール部材および曲がり用配線モール部材だけを用意すればよくなり、部品点数が減り、コストダウンを図ることができる。
請求項6の配線カバー部材は、配線モール部材がヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されているので、回縁に沿って設置した場合、ボカシにより目立たない。したがって、ケーブルを見栄えよく室内に配線することができる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1および図2は、本発明にかかる配線ベース部材の第1の実施の形態をあらわしている。
図1および図2に示すように、この配線ベース部材1aは、JIS C 6836相当の2心プラスチック光ファイバーケーブル2の配線に用いられるものであって、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル等の弾性係数200kg/mm2程度の合成樹脂を主成分とするヘイズ値50〜95%の乳白色樹脂組成物を用いて、横断面の外縁の1辺の長さがLの正方形となるように成形されている。
また、この配線ベース部材1aは、ケーブル挿入口11部分を除き、0.5〜2mmの範囲の同じ厚みの壁によって略C字形に囲まれた横断面正方形のケーブル収容部12を備えている。
ケーブル収容部12は、横断面の正方形の一辺の長さ、すなわち、横断面の最小幅W1が光ファイバーケーブル2の最大幅Wmaxより大きくなっている。
ケーブル挿入口11は、図1に示すように、その幅をW、光ファイバーケーブル2の最小幅をWminとしたとき、W=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足させる均一な幅で長手方向の一端から他端まで全長にわたって形成されている。
すなわち、この配線ベース部材1aは、上記のようになっており、図2(a)に示すように、光ファイバーケーブル2の最小幅側をケーブル挿入口11を臨ませて、ケーブル収容部12側に光ファイバーケーブル2を押し込むと、ケーブル挿入口11の近傍部が撓み、ケーブル挿入口11がWmin以上となり、図2(b)に示すように、光ファイバーケーブル2がケーブル収容部12内に嵌まり込む。一方、天井面に取り付けられた場合のように、ケーブル挿入口11が下側を向いて配線ベース部材1aが取り付けられ、ケーブル収容部12に収容された光ファイバーケーブル2によってケーブル挿入口11の近傍部が撓んでもケーブル挿入口11の幅がWmin以上にはならず、光ファイバーケーブル2の自重では光ファイバーケーブル2がケーブル収容部12外へ抜け出ることがない。
図3は、本発明にかかる配線ベース部材の第2の実施の形態をあらわしている。
図3に示すように、この配線ベース部材1bは、ケーブル挿入口13が、幅狭小部13aと、幅広部13bとを交互に備え、幅狭小部13aの幅Wnが、Wn=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足するように形成されている以外は、上記配線ベース部材1aと同様になっている。
図4は、本発明にかかる配線ベース部材の第3の実施の形態をあらわしている。
図4に示すように、この配線ベース部材1cは、ケーブル挿入口14が、幅狭小部14aと、幅広部14bとを交互に備え、幅狭小部14aの幅Wnが、Wn=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足するように形成されているとともに、幅狭小部14aが幅方向の一端に交互に形成されている以外は、上記配線ベース部材1aと同様になっている。
つぎに、本発明の配線カバー部材の1つの実施の形態を図5〜図8を用いて詳しく説明する。
図5に示すように、この配線カバー部材3は、上記配線ベース部材1aと、直線部分用配線モール部材4と、図6に示す入隅用配線モール部材5と、図7に示す出隅用配線モール部材6と、図8に示す曲がり用配線モール部材7とを備えている。
そして、各配線モール部材4〜7は、ポリエチレン樹脂を主成分とするヘイズ値50〜95%の乳白色樹脂組成物を用いて横断面正方形のコ字形に成形されているとともに、横断面内縁の一辺の長さが配線ベース部材1aの横断面外縁の一辺の長さと同様にLとなっている。
したがって、各配線モール部材4〜7は、図5(b)に示すように、配線ベース部材1aのケーブル挿入口11を塞ぐとともに、配線ベース部材1aを完全に覆い隠した状態で配線ベース部材1aに外嵌できる。
以下に、本発明の具体的な実施例を説明する。
(実施例1)
図9に示すように、各部の寸法が、以下のとおりである配線ベース部材1aを弾性係数が200kg/mm2であるABS樹脂を用いて成形した。
W2=1.9mm,W3=4.8mm、W4=4.8mm、t=0.8mm
ケーブル挿入口11に最小幅Wmin=2.1mm、最大幅Wmax=4.6mm、単位重量0.01kg/mであるJISC6836相当の2心プラスチック光ファイバ(POF)の最小幅側をケーブル挿入口11に臨ませて約0.35kg以上でケーブル収容部12側に押し付けると、配線ベース部材1aのケーブル挿入口11近傍部分に0.2mm以上の撓みが生じ、ケーブル挿入口11の幅が2.1mm以上となり、POFを、ケーブル挿入口11に押し込むことができた。
つぎに、配線ベース部材の想定される取り付け高さ5m(2階建て吹き抜け部分を想定)にしたときのPOF重量は、0.01kg/m×5m=0.05kgとなるので、POFの最小幅側をケーブル挿入口11に臨ませて0.05kgでケーブル収容部12側に押し付けると、配線ベース部材1aのケーブル挿入口11近傍部分に0.12mmたわみが生じ、ケーブル挿入口11の幅が2.02mmに広がったが、2.1mm未満であるので、POFはケーブル収容部12に押し込めなかった。
このことから、ケーブル収容部に収容されたケーブルが自重ではケーブル挿入口11から抜け落ちることがないことがわかった。
本発明にかかる配線ベース部材の第1の実施の形態をあらわす斜視図である。 図1の配線ベース部材のケーブル収容部への収容方法を説明する図であって、同図(a)が収容前、同図(b)が収容後をあらわしている。 本発明にかかる配線ベース部材の第2の実施の形態をあらわす斜視図である。 本発明にかかる配線ベース部材の第3の実施の形態をあらわす斜視図である。 本発明にかかる配線カバー部材の1つの実施の形態であって、その配線ベース部材に直線用配線モール部材を外嵌させた状態をあらわし、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。 図5の配線カバー部材の入隅用配線モール部材をあらわし、同図(a)は平面図、同図(b)は右側面図、同図(c)は底面図である。 図5の配線カバー部材の出隅用配線モール部材をあらわし、同図(a)は平面図、同図(b)は右側面図、同図(c)は底面図である。 図5の配線カバー部材の曲がり部用配線モール部材をあらわし、同図(a)は平面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は底面図である。 実施例で作製した配線ベース部材の各部の寸法を説明する図である。 配線カバー部材の入隅用配線モール部材の斜視図である。 配線カバー部材の出隅用配線モール部材の斜視図である。 配線カバー部材の曲がり部用配線モール部材の斜視図である。 公知の配線カバー部材の使用説明図である。 他の公知の配線カバー部材の使用説明図である。
符号の説明
1a,1b,1c 配線ベース部材
11,13,14 ケーブル挿入口
12 ケーブル収容部
2 2心プラスチック光ファイバーケーブル(ケーブル)
3 配線カバー部材
4 直線部用配線モール部材
5 入隅用配線モール部材
6 出隅用配線モール部材
7 曲がり部用配線モール部材

Claims (6)

  1. ケーブル収容部と、このケーブル収容部にケーブルを挿入可能なスリット状のケーブル挿入口とを備えた配線ベース部材であって、
    前記ケーブル挿入口の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口に臨ませたケーブルをケーブル収容部方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブルの外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブルをケーブル収容部に押し込み可能で、ケーブル挿入口が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口を介してケーブル収容部外へ抜け出るのを防止可能なケーブルの最小幅Wminより狭い幅に形成されていることを特徴とする配線ベース部材。
  2. ケーブル収容部は、横断面の最小幅がケーブル収容部に収容されるケーブルの最大幅Wmaxより大きく形成されている請求項1に記載の配線ベース部材。
  3. ヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されている請求項1または請求項2に記載の配線ベース部材。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の配線ベース部材と、ケーブル挿入口を塞ぐように配線ベース部材に外嵌される配線モール部材とを備えることを特徴とする配線カバー部材。
  5. 配線ベース部材の横断面外周形状が正方形で、配線モール部材の横断面内周形状が配線ベース部材の横断面外周形状と同じ大きさの正方形である請求項4に記載の配線カバー部材。
  6. 配線モール部材がヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されている請求項4または請求項5に記載の配線カバー部材。
JP2006164511A 2006-06-14 2006-06-14 配線ベース部材および配線カバー部材 Expired - Fee Related JP4981364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164511A JP4981364B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 配線ベース部材および配線カバー部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164511A JP4981364B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 配線ベース部材および配線カバー部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007336666A true JP2007336666A (ja) 2007-12-27
JP4981364B2 JP4981364B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=38935595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006164511A Expired - Fee Related JP4981364B2 (ja) 2006-06-14 2006-06-14 配線ベース部材および配線カバー部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4981364B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031270A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Toyota Home Kk 充電電源の配線構造及び住宅
JP2013204302A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Tokyo Engineering Systems Corp 駐車パレット
WO2020027328A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社ニックス ケーブル支持体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07245839A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd プロテクタ
JPH09172716A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Seiwa Denki Kk 配線用ダクト
JPH11158362A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Du Pont Toray Co Ltd ポリエステルエラストマ製管状体
JP2002233027A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ケーブルダクト
JP2002291131A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Ntt Comware Corp ケーブルプロテクタ及びケーブルプロテクタ用の台座

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07245839A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd プロテクタ
JPH09172716A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Seiwa Denki Kk 配線用ダクト
JPH11158362A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Du Pont Toray Co Ltd ポリエステルエラストマ製管状体
JP2002233027A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ケーブルダクト
JP2002291131A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Ntt Comware Corp ケーブルプロテクタ及びケーブルプロテクタ用の台座

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031270A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Toyota Home Kk 充電電源の配線構造及び住宅
JP2013204302A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Tokyo Engineering Systems Corp 駐車パレット
WO2020027328A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社ニックス ケーブル支持体
JPWO2020027328A1 (ja) * 2018-08-03 2021-08-12 株式会社ニックス ケーブル支持体
JP7349157B2 (ja) 2018-08-03 2023-09-22 株式会社ニックス ケーブル支持体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4981364B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007113639A (ja) 線条体固定方法、線条体固定構造及び線条体ホルダ
JP4981364B2 (ja) 配線ベース部材および配線カバー部材
US9835783B2 (en) Optical fiber holding structure
JP2006330261A (ja) 施工性改良光ドロップケーブル
JP2008178251A (ja) ケーブルプロテクタ
JP2011188554A (ja) ケーブル固定部材
JP5746083B2 (ja) 偏平光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの引き込み方法
JPWO2005091037A1 (ja) 光ファイバコード
JP2006065215A (ja) 光ケーブル
AU2009309371B2 (en) A fiber terminal box
JP2005107014A (ja) 光ファイバケーブル接続用クロージャ
JP2008281878A (ja) 光ケーブル
JP3531907B2 (ja) 屋内用ノンメタリック光ケーブル
JPH0943437A (ja) ケーブル配線方法およびケーブル配線具
JP2005164994A (ja) 光アウトレット
JP2005114862A (ja) 光ファイバケーブル
JP2007156326A (ja) 光ファイバケーブル
JP2007333968A (ja) 光ケーブル
JP4806657B2 (ja) 光ファイバコード
JP2007147754A (ja) 光配線方法及び光配線部品
JP4995160B2 (ja) 光ファイバーケーブル保持具
JPH06208024A (ja) 光コード余長処理装置
JP2004212960A (ja) 光ファイバケーブル
JP2007114575A (ja) 光ケーブル
JP2008096847A (ja) 光ファイバ用擬似コードの端末処理構造、及び当該擬似コードの保持体並びに光ファイバ接続用簡易端末処理構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110825

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110928

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20111125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees