JP2007336666A - 配線ベース部材および配線カバー部材 - Google Patents
配線ベース部材および配線カバー部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007336666A JP2007336666A JP2006164511A JP2006164511A JP2007336666A JP 2007336666 A JP2007336666 A JP 2007336666A JP 2006164511 A JP2006164511 A JP 2006164511A JP 2006164511 A JP2006164511 A JP 2006164511A JP 2007336666 A JP2007336666 A JP 2007336666A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- wiring
- base member
- wiring base
- insertion port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【解決手段】ケーブル挿入口11の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口11に臨ませたケーブル2をケーブル収容部12方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブル2の外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブル2をケーブル収容部12に押し込み可能で、ケーブル挿入口11が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部12に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口11を介してケーブル収容部12外へ抜け出るのを防止可能なケーブル2の最小幅Wminより狭い幅に形成されていることを特徴としている。
【選択図】 図2
Description
前記ケーブル挿入口の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口に臨ませたケーブルをケーブル収容部方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブルの外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブルをケーブル収容部に押し込み可能で、ケーブル挿入口が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口を介してケーブル収容部外へ抜け出るのを防止可能なケーブルの最小幅Wminより狭い幅に形成されていることを特徴としている。
Wn=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足させることが好ましい。
光ファイバーケーブルは、光ファイバーが、合成樹脂製のものでも、ガラス製のものでも構わない。
配線モール部材の材質としては、特に限定されず、配線ベース部材と同じ材質の合成樹脂でも構わないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好ましい。
すなわち、ケーブル規制バンドなど他の部材を用いなくてもケーブルのケーブル収容部からの飛び出しを防止することができるので、部品点数を少なくできるとともに、作業性も向上する。
したがって、光ファイバーケーブルのように、塑性変形させることができないケーブルであってもケーブルに捻れによるストレスを加えずにコーナーで曲げることができる。
すなわち、配線モール部材として直線状の配線モール部材および曲がり用配線モール部材だけを用意すればよくなり、部品点数が減り、コストダウンを図ることができる。
図1および図2は、本発明にかかる配線ベース部材の第1の実施の形態をあらわしている。
ケーブル収容部12は、横断面の正方形の一辺の長さ、すなわち、横断面の最小幅W1が光ファイバーケーブル2の最大幅Wmaxより大きくなっている。
すなわち、この配線ベース部材1aは、上記のようになっており、図2(a)に示すように、光ファイバーケーブル2の最小幅側をケーブル挿入口11を臨ませて、ケーブル収容部12側に光ファイバーケーブル2を押し込むと、ケーブル挿入口11の近傍部が撓み、ケーブル挿入口11がWmin以上となり、図2(b)に示すように、光ファイバーケーブル2がケーブル収容部12内に嵌まり込む。一方、天井面に取り付けられた場合のように、ケーブル挿入口11が下側を向いて配線ベース部材1aが取り付けられ、ケーブル収容部12に収容された光ファイバーケーブル2によってケーブル挿入口11の近傍部が撓んでもケーブル挿入口11の幅がWmin以上にはならず、光ファイバーケーブル2の自重では光ファイバーケーブル2がケーブル収容部12外へ抜け出ることがない。
図3に示すように、この配線ベース部材1bは、ケーブル挿入口13が、幅狭小部13aと、幅広部13bとを交互に備え、幅狭小部13aの幅Wnが、Wn=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足するように形成されている以外は、上記配線ベース部材1aと同様になっている。
図4に示すように、この配線ベース部材1cは、ケーブル挿入口14が、幅狭小部14aと、幅広部14bとを交互に備え、幅狭小部14aの幅Wnが、Wn=Wmin−α、α=Wmin*0.05〜Wmin*0.5を満足するように形成されているとともに、幅狭小部14aが幅方向の一端に交互に形成されている以外は、上記配線ベース部材1aと同様になっている。
そして、各配線モール部材4〜7は、ポリエチレン樹脂を主成分とするヘイズ値50〜95%の乳白色樹脂組成物を用いて横断面正方形のコ字形に成形されているとともに、横断面内縁の一辺の長さが配線ベース部材1aの横断面外縁の一辺の長さと同様にLとなっている。
(実施例1)
図9に示すように、各部の寸法が、以下のとおりである配線ベース部材1aを弾性係数が200kg/mm2であるABS樹脂を用いて成形した。
W2=1.9mm,W3=4.8mm、W4=4.8mm、t=0.8mm
このことから、ケーブル収容部に収容されたケーブルが自重ではケーブル挿入口11から抜け落ちることがないことがわかった。
11,13,14 ケーブル挿入口
12 ケーブル収容部
2 2心プラスチック光ファイバーケーブル(ケーブル)
3 配線カバー部材
4 直線部用配線モール部材
5 入隅用配線モール部材
6 出隅用配線モール部材
7 曲がり部用配線モール部材
Claims (6)
- ケーブル収容部と、このケーブル収容部にケーブルを挿入可能なスリット状のケーブル挿入口とを備えた配線ベース部材であって、
前記ケーブル挿入口の長手方向の少なくとも一部が、ケーブル挿入口に臨ませたケーブルをケーブル収容部方向に押圧すると、配線ベース部材のケーブル挿入口近傍部およびケーブルの外皮のうちの少なくともいずれかが弾性変形することによってケーブルをケーブル収容部に押し込み可能で、ケーブル挿入口が下方を向いて取り付けた状態でケーブル収容部に収容されたケーブル全体がその自重でケーブル挿入口を介してケーブル収容部外へ抜け出るのを防止可能なケーブルの最小幅Wminより狭い幅に形成されていることを特徴とする配線ベース部材。 - ケーブル収容部は、横断面の最小幅がケーブル収容部に収容されるケーブルの最大幅Wmaxより大きく形成されている請求項1に記載の配線ベース部材。
- ヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されている請求項1または請求項2に記載の配線ベース部材。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の配線ベース部材と、ケーブル挿入口を塞ぐように配線ベース部材に外嵌される配線モール部材とを備えることを特徴とする配線カバー部材。
- 配線ベース部材の横断面外周形状が正方形で、配線モール部材の横断面内周形状が配線ベース部材の横断面外周形状と同じ大きさの正方形である請求項4に記載の配線カバー部材。
- 配線モール部材がヘイズ値50〜95%である乳白色樹脂組成物を用いて成形されている請求項4または請求項5に記載の配線カバー部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006164511A JP4981364B2 (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | 配線ベース部材および配線カバー部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006164511A JP4981364B2 (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | 配線ベース部材および配線カバー部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007336666A true JP2007336666A (ja) | 2007-12-27 |
JP4981364B2 JP4981364B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=38935595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006164511A Expired - Fee Related JP4981364B2 (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | 配線ベース部材および配線カバー部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4981364B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031270A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Toyota Home Kk | 充電電源の配線構造及び住宅 |
JP2013204302A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Tokyo Engineering Systems Corp | 駐車パレット |
WO2020027328A1 (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 株式会社ニックス | ケーブル支持体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07245839A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | プロテクタ |
JPH09172716A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Seiwa Denki Kk | 配線用ダクト |
JPH11158362A (ja) * | 1997-11-26 | 1999-06-15 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリエステルエラストマ製管状体 |
JP2002233027A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ケーブルダクト |
JP2002291131A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Ntt Comware Corp | ケーブルプロテクタ及びケーブルプロテクタ用の台座 |
-
2006
- 2006-06-14 JP JP2006164511A patent/JP4981364B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07245839A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | プロテクタ |
JPH09172716A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Seiwa Denki Kk | 配線用ダクト |
JPH11158362A (ja) * | 1997-11-26 | 1999-06-15 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリエステルエラストマ製管状体 |
JP2002233027A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ケーブルダクト |
JP2002291131A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-04 | Ntt Comware Corp | ケーブルプロテクタ及びケーブルプロテクタ用の台座 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031270A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Toyota Home Kk | 充電電源の配線構造及び住宅 |
JP2013204302A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Tokyo Engineering Systems Corp | 駐車パレット |
WO2020027328A1 (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 株式会社ニックス | ケーブル支持体 |
JPWO2020027328A1 (ja) * | 2018-08-03 | 2021-08-12 | 株式会社ニックス | ケーブル支持体 |
JP7349157B2 (ja) | 2018-08-03 | 2023-09-22 | 株式会社ニックス | ケーブル支持体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4981364B2 (ja) | 2012-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007113639A (ja) | 線条体固定方法、線条体固定構造及び線条体ホルダ | |
JP4981364B2 (ja) | 配線ベース部材および配線カバー部材 | |
US9835783B2 (en) | Optical fiber holding structure | |
JP2006330261A (ja) | 施工性改良光ドロップケーブル | |
JP2008178251A (ja) | ケーブルプロテクタ | |
JP2011188554A (ja) | ケーブル固定部材 | |
JP5746083B2 (ja) | 偏平光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの引き込み方法 | |
JPWO2005091037A1 (ja) | 光ファイバコード | |
JP2006065215A (ja) | 光ケーブル | |
AU2009309371B2 (en) | A fiber terminal box | |
JP2005107014A (ja) | 光ファイバケーブル接続用クロージャ | |
JP2008281878A (ja) | 光ケーブル | |
JP3531907B2 (ja) | 屋内用ノンメタリック光ケーブル | |
JPH0943437A (ja) | ケーブル配線方法およびケーブル配線具 | |
JP2005164994A (ja) | 光アウトレット | |
JP2005114862A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2007156326A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2007333968A (ja) | 光ケーブル | |
JP4806657B2 (ja) | 光ファイバコード | |
JP2007147754A (ja) | 光配線方法及び光配線部品 | |
JP4995160B2 (ja) | 光ファイバーケーブル保持具 | |
JPH06208024A (ja) | 光コード余長処理装置 | |
JP2004212960A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2007114575A (ja) | 光ケーブル | |
JP2008096847A (ja) | 光ファイバ用擬似コードの端末処理構造、及び当該擬似コードの保持体並びに光ファイバ接続用簡易端末処理構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110825 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20110928 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20111125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120420 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |