JPH06208024A - 光コード余長処理装置 - Google Patents
光コード余長処理装置Info
- Publication number
- JPH06208024A JPH06208024A JP5003081A JP308193A JPH06208024A JP H06208024 A JPH06208024 A JP H06208024A JP 5003081 A JP5003081 A JP 5003081A JP 308193 A JP308193 A JP 308193A JP H06208024 A JPH06208024 A JP H06208024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical cord
- extra length
- length processing
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】光コード1の適正曲げ半径以上の半径を有する
一対の半円筒体6をその半円筒体6に形成される切口部
6aを対向させて密着または適宜間隔で配置して固定部
7に取り付け、一対の半円筒体6に光コード1の余長分
を巻回可能とし,さらに、光コード1の余長量および本
数や光コード1の配線経路に応じて、適宜半円筒体6を
組み合わせて配置して固定部7に取り付けるようにし
た。 【効果】光コードの余長処理が容易に整然と処理収納す
ることができる。
一対の半円筒体6をその半円筒体6に形成される切口部
6aを対向させて密着または適宜間隔で配置して固定部
7に取り付け、一対の半円筒体6に光コード1の余長分
を巻回可能とし,さらに、光コード1の余長量および本
数や光コード1の配線経路に応じて、適宜半円筒体6を
組み合わせて配置して固定部7に取り付けるようにし
た。 【効果】光コードの余長処理が容易に整然と処理収納す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送装置に接続され
る光コードの余長を収納して処理する光コード余長処理
装置に関する。
る光コードの余長を収納して処理する光コード余長処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光伝送技術の発達により光信号伝
送制御が増大し、制御盤内には光コードが多量に敷設さ
れている。
送制御が増大し、制御盤内には光コードが多量に敷設さ
れている。
【0003】図6に従来の光コードを光伝送装置に接続
した状態を示す。光コード1の一端は、光伝送装置2の
入出力端子部3に接続され、他端側の光コード1は配線
ダクト4に収納されて、対応する光伝送装置に接続され
る。この場合、図示するように光伝送装置2に光コード
1が接続される配線ダクト4の受入側には、コード挿入
穴4aが形成されており、このコード挿入穴4aから光
コード1が出入りして配線ダクト4で余長コードが(図
示鎖線)が巻回された状態になっている。また、図示右
側は配線ダクト4を一部切欠した状態を示している。
した状態を示す。光コード1の一端は、光伝送装置2の
入出力端子部3に接続され、他端側の光コード1は配線
ダクト4に収納されて、対応する光伝送装置に接続され
る。この場合、図示するように光伝送装置2に光コード
1が接続される配線ダクト4の受入側には、コード挿入
穴4aが形成されており、このコード挿入穴4aから光
コード1が出入りして配線ダクト4で余長コードが(図
示鎖線)が巻回された状態になっている。また、図示右
側は配線ダクト4を一部切欠した状態を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、光コード1の余長処理を容易に整然と収納処
理することができないという問題がある。
構成では、光コード1の余長処理を容易に整然と収納処
理することができないという問題がある。
【0005】すなわち、光コード1は、設計時の必要と
する長さを予測し、かつ、少し余裕を見込んで手配され
るため、現地の状況によって配線敷設時に必ずといって
いい程、光コードの余長が生じるが、光コード1は機械
的なストレスに弱く、配線接続時に曲率の縮小化には制
約がある。このため、図6で説明したような配線ダクト
4に収納処理しようとしても、配線ダクト4が大きくな
り、体裁、美観上好ましくない。
する長さを予測し、かつ、少し余裕を見込んで手配され
るため、現地の状況によって配線敷設時に必ずといって
いい程、光コードの余長が生じるが、光コード1は機械
的なストレスに弱く、配線接続時に曲率の縮小化には制
約がある。このため、図6で説明したような配線ダクト
4に収納処理しようとしても、配線ダクト4が大きくな
り、体裁、美観上好ましくない。
【0006】そこで、光伝送装置の光コードの適正な曲
率を維持し、整然と処理収納することができる光コード
余長処理装置を提供することを目的とする。
率を維持し、整然と処理収納することができる光コード
余長処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、光コードの適
正曲率以上を有する複数個の円弧状筒体に光コードの余
長分を巻回可能とする周壁を形成すると共に、円弧状筒
体の弦方向が対向対を形成するように固定部に取り付け
るようにしたものである。
正曲率以上を有する複数個の円弧状筒体に光コードの余
長分を巻回可能とする周壁を形成すると共に、円弧状筒
体の弦方向が対向対を形成するように固定部に取り付け
るようにしたものである。
【0008】
【作用】上記構成により、現地の状況によって配線敷設
時に光コードの余長が生じても、光コードの全長に適正
な曲率を維持し、整然と処理収納することができる。
時に光コードの余長が生じても、光コードの全長に適正
な曲率を維持し、整然と処理収納することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示す光コード
余長処理装置の外観斜視図である。光コード余長処理装
置は、半円筒形の余長処理部6が適宜必要に応じて専用
取付パネル7に取付けられ、本実施例では、専用取付パ
ネル7の上部に余長処理部6が切口部6aを下方に向け
て取付けられ、また、この余長処理部6の下方に所定間
隔をおいた中間部に切口部6aを上方にして余長処理部
6が取付けられ、さらに、下方に余長処理部6の切口部
6aと余長処理部6の切口部6aを合わせるようにして
一対の余長処理部6が取付けられている。
余長処理装置の外観斜視図である。光コード余長処理装
置は、半円筒形の余長処理部6が適宜必要に応じて専用
取付パネル7に取付けられ、本実施例では、専用取付パ
ネル7の上部に余長処理部6が切口部6aを下方に向け
て取付けられ、また、この余長処理部6の下方に所定間
隔をおいた中間部に切口部6aを上方にして余長処理部
6が取付けられ、さらに、下方に余長処理部6の切口部
6aと余長処理部6の切口部6aを合わせるようにして
一対の余長処理部6が取付けられている。
【0011】余長処理部6は、図2に示すように、半円
筒体で、上記した切口部6aと断面半円の周壁6bを形
成すると共に、周壁6bの一端には、専用取付パネル7
に取付用の複数の取付穴6cを形成した遮蔽板6dが接
合され、他端には、周壁6bに適度の高さを持つ鐔6e
が形成されている。
筒体で、上記した切口部6aと断面半円の周壁6bを形
成すると共に、周壁6bの一端には、専用取付パネル7
に取付用の複数の取付穴6cを形成した遮蔽板6dが接
合され、他端には、周壁6bに適度の高さを持つ鐔6e
が形成されている。
【0012】余長処理部6は、2個をその切口部6aを
密着して組み合わせると、図1の下部および図3に示す
ように、円筒形となり、これを光コード1を巻回できる
ようにしている。また、図1の上部と中間部の余長処理
部6のように切口部6aを対向させ所定の間隔となるよ
うに専用取付パネル7に取り付ければ、楕円形となり、
光コード1を楕円形に巻回するようにしている。
密着して組み合わせると、図1の下部および図3に示す
ように、円筒形となり、これを光コード1を巻回できる
ようにしている。また、図1の上部と中間部の余長処理
部6のように切口部6aを対向させ所定の間隔となるよ
うに専用取付パネル7に取り付ければ、楕円形となり、
光コード1を楕円形に巻回するようにしている。
【0013】上記構成の光コード余長処理装置では、一
般に、専用取付パネル7の下方より光コード1が引き込
まれる。この場合、光コード1の余長が多いとき2個の
余長処理部6の切口部6aを対応して適宜間隔を持って
専用取付パネル7に取り付ければ、光コード1の巻回数
も少なく余長処理がされる。また、逆に、光コード1の
余長が少なければ2個の余長処理部6の切口部6aを密
着させて専用取付パネル7に取付けて光コード1の巻回
数が少なく処理される。
般に、専用取付パネル7の下方より光コード1が引き込
まれる。この場合、光コード1の余長が多いとき2個の
余長処理部6の切口部6aを対応して適宜間隔を持って
専用取付パネル7に取り付ければ、光コード1の巻回数
も少なく余長処理がされる。また、逆に、光コード1の
余長が少なければ2個の余長処理部6の切口部6aを密
着させて専用取付パネル7に取付けて光コード1の巻回
数が少なく処理される。
【0014】さらに、余長処理部6では、光コードの接
続先に応じて方向を任意に変えられる。これにより、光
コード1の接続先の光伝送装置2と位置関係に応じて余
長処理装置を配置すれば、配線経路を変更し、光コード
1の余長が適切に処理され、光コード1の引き出し位置
を適切な場所とすることができる。
続先に応じて方向を任意に変えられる。これにより、光
コード1の接続先の光伝送装置2と位置関係に応じて余
長処理装置を配置すれば、配線経路を変更し、光コード
1の余長が適切に処理され、光コード1の引き出し位置
を適切な場所とすることができる。
【0015】このように、光コード1の余長を処理する
際、余長処理部6に巻き付ける光コード1は、その余長
量、本数、配線ルートを問わず常に適正曲げ半径を確
保、維持でき、さらに、余長処理部6の取付個数、間
隔、組合せによりその処理スペースにあった光コード1
の余長処理作業が可能となる。
際、余長処理部6に巻き付ける光コード1は、その余長
量、本数、配線ルートを問わず常に適正曲げ半径を確
保、維持でき、さらに、余長処理部6の取付個数、間
隔、組合せによりその処理スペースにあった光コード1
の余長処理作業が可能となる。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図4を参照し
て説明する。
て説明する。
【0017】第1実施例では、専用取付パネル7に形成
した固定穴と余長処理部6の取付穴6cとによって取付
部材で固定しているが、本実施例では、図4に示す如
く、専用取付パネル7にスリット状の長溝8を上下方向
に形成して、この長溝8に余長処理部6を嵌合させ固定
するようにしてもよい。この実施例では、工具を用いる
ことなく、簡単に余長処理部6の固定位置を定めること
ができる。
した固定穴と余長処理部6の取付穴6cとによって取付
部材で固定しているが、本実施例では、図4に示す如
く、専用取付パネル7にスリット状の長溝8を上下方向
に形成して、この長溝8に余長処理部6を嵌合させ固定
するようにしてもよい。この実施例では、工具を用いる
ことなく、簡単に余長処理部6の固定位置を定めること
ができる。
【0018】また、本実施例では、専用取付パネル7を
設けて、それに余長処理部6が取付けられるようにして
いるが、専用の処理スペースがとれない場合には、図5
のように光伝送装置2の周辺の配線ダクト4の側面等に
取付け、光コード1の余長処理が可能である。さらに、
余長処理部6は半円筒形としたが、円弧状や円状の筒体
でもよく、また、筒体でなく、柱体でも本発明の主旨を
損なうことがなく同様に実施できる。
設けて、それに余長処理部6が取付けられるようにして
いるが、専用の処理スペースがとれない場合には、図5
のように光伝送装置2の周辺の配線ダクト4の側面等に
取付け、光コード1の余長処理が可能である。さらに、
余長処理部6は半円筒形としたが、円弧状や円状の筒体
でもよく、また、筒体でなく、柱体でも本発明の主旨を
損なうことがなく同様に実施できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の円弧状筒体をその弦方向が対向対を形成するように
固定部に取付けて構成したから、光コードの余長量に応
じて円弧状筒体の組合せによる余長処理がされ、限られ
たスペースで多数本の光コードの余長処理が体裁よく、
整然とできる。従って、光コードの適正曲率を確実に保
持し、光コードに無理なストレスを与えることがない。
数の円弧状筒体をその弦方向が対向対を形成するように
固定部に取付けて構成したから、光コードの余長量に応
じて円弧状筒体の組合せによる余長処理がされ、限られ
たスペースで多数本の光コードの余長処理が体裁よく、
整然とできる。従って、光コードの適正曲率を確実に保
持し、光コードに無理なストレスを与えることがない。
【図1】本発明の第1実施例を示す光コード余長処理装
置の外観斜視図である。
置の外観斜視図である。
【図2】図1の光コード余長処理装置の余長処理部の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図3】図2に示す二つの余長処理部を密着させた外観
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す外観斜視図である。
【図6】従来例の光コードの接続状態を示す部分断面図
である。
である。
1 光コード 2 光伝送装置 6 余長処理部 6a 切口部 6b 周壁 6c 取付穴 6d 遮蔽板 6e 鐔 7 専用取付パネル
Claims (3)
- 【請求項1】 光コードの適正曲率以上を有する複数個
の円弧状筒体に前記光コードの余長分を巻回可能とする
周壁を形成すると共に、前記円弧状筒体の弦方向が対向
対を形成するように固定部に取り付けたことを特徴とす
る光コード余長処理装置。 - 【請求項2】 前記円弧状筒体を半円状筒体としたこと
を特徴とする請求項1記載の光コード余長処理装置。 - 【請求項3】 光コードの適正曲率以上を有する複数個
の円筒体に前記光コードの余長分を巻回可能とする周壁
を形成すると共に、前記円筒体を適宜間隔で配置して固
定部に取り付けたことを特徴とする光コード余長処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003081A JPH06208024A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 光コード余長処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003081A JPH06208024A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 光コード余長処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06208024A true JPH06208024A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11547394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5003081A Pending JPH06208024A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 光コード余長処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06208024A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6398149B1 (en) * | 2001-01-16 | 2002-06-04 | Ortronics, Inc. | Cable management system with adjustable cable spools |
JP2008065210A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ケーブル接続用クロージャ |
JP2009038941A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブル余長処理具 |
EP2337175A1 (en) * | 2009-12-18 | 2011-06-22 | Research In Motion Limited | A cable management system having spools arranged on parallel tracks |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP5003081A patent/JPH06208024A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6398149B1 (en) * | 2001-01-16 | 2002-06-04 | Ortronics, Inc. | Cable management system with adjustable cable spools |
JP2008065210A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ケーブル接続用クロージャ |
JP2009038941A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブル余長処理具 |
EP2337175A1 (en) * | 2009-12-18 | 2011-06-22 | Research In Motion Limited | A cable management system having spools arranged on parallel tracks |
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