JPH0943437A - ケーブル配線方法およびケーブル配線具 - Google Patents
ケーブル配線方法およびケーブル配線具Info
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- JPH0943437A JPH0943437A JP7195329A JP19532995A JPH0943437A JP H0943437 A JPH0943437 A JP H0943437A JP 7195329 A JP7195329 A JP 7195329A JP 19532995 A JP19532995 A JP 19532995A JP H0943437 A JPH0943437 A JP H0943437A
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Abstract
光ケーブルを配線した場合でも、伝送性能の低下や断線
を防止し得るケーブル配線方法及びケーブル配線具を提
供すること。 【解決手段】 ケーブル配線具1は、直方体状のケース
3の内部に、隔壁3a〜3eにより形成される環状空間
11と、ケース3の隔壁3b、側壁3f、および連結部
7によって形成される第1の誘導通路13と、ケース3
の隔壁3d、側壁3g、および連結部9によって形成さ
れる第2の誘導通路15とを備えている。環状空間11
は、ケーブルcを所定以下の曲率でループ状に巻いて収
容可能な空間で、光ファイバの許容最小曲率半径に対応
させて曲率半径を設定してある。第1、第2の誘導通路
13、15は、環状空間11とケース3の外部とを連通
する通路で、収容されたケーブルcの両端側c1、c2
を、前記曲率以上に湾曲させずに、90度をなす配線方
向へと誘導している。
Description
表される折り曲げに弱いケーブル類を配線するのに適し
たケーブル配線方法と、ケーブル類の配線方向を変更す
る際に使用されるケーブル配線具に関する。
等(以下、ケーブル類という)は、屋内の床、壁、天井
や、電子機器筐体のパネル等(以下、壁面等という)に
沿って配線されており、こうした配線の際には、ケーブ
ル類を壁面等に沿わせた状態で保持しつつ配線方向を変
更可能なケーブル配線具が使われている。
ルを利用するケースが急速に増えている。この光ケーブ
ルは、一般的な特性として、過度に折り曲げたりする
と、伝送性能の低下を招くことがあり、更に折り曲げる
と、最悪の場合には、光ケーブルが折れて断線してしま
うことがある。そのため、配線の際には、所定以上の曲
率で湾曲させることのない様にしなければならない。
ケーブル配線具には、以下に述べる様な問題があった。
従来のケーブル配線具は、主に金属線からなる電気ケー
ブルの配線を想定して作られていたため、上述の様な光
ケーブルの配線に用いた場合に、光ケーブルの許容曲率
以上に曲げられたりすることがあり、必ずしも光ケーブ
ルの配線に適していなかった。
な壁から水平な天井へ折れ曲がったり、あるいは柱の角
に沿って折れ曲がったりする配線経路では、従来は、エ
ルボと呼ばれる直角に折れ曲がる通路を有するケーブル
配線具を用いていたが、この様なエルボは、壁面等に極
力沿うように折れ曲がっているため、光ケーブルが過度
に曲げられることになり、伝送性能が低下し、最悪の場
合には、光ケーブルが折れて断線してしまう恐れがあっ
た。
り曲げずに配線でき、光ケーブルを配線した場合でも、
伝送性能の低下や断線を防止し得るケーブル配線方法お
よびケーブル配線具を提供することを目的とする。
め、請求項1記載のケーブル配線方法は、所定角度で交
差して角を形成する2つの面に対し、ケーブル類を、各
面に沿わせて一方の平面から前記角を乗り越えて他方の
平面へと配線するケーブル配線方法において、ケーブル
類を、一方の平面に平行な面内で湾曲させて、一方の平
面に平行な面内且つ他方の平面に平行な面内となる線上
へ導き、更に他方の平面に平行な面内で湾曲させること
を特徴とする。
線具は、壁面等に取り付けられ、ケーブル類を保持しつ
つケーブル類の配線方向を変更するケーブル配線具にお
いて、許容最大曲率が規定されているケーブル類を、前
記許容最大曲率以下の所定曲率で湾曲させて保持可能
で、該ケーブル類の両端側を、前記所定曲率以上に湾曲
させずに所定角度をなす配線方向へと誘導する保持部を
備えたことを特徴とする。
線具は、前記保持部は、ケース内に形成され、前記ケー
ブル類を前記許容最大曲率以下の所定曲率でループ状に
巻いて収容可能な環状空間と、該環状空間と前記ケース
の外部とを連通し、前記収容されたケーブル類の両端側
を、前記所定曲率以上に湾曲させずに所定角度をなす配
線方向へと誘導する2つの誘導通路とを備えることを特
徴とする。
線具は、請求項3記載の構成に加えて、前記誘導通路の
外部側開口付近に設けられ、該誘導通路から導き出され
たケーブル類を、所定方向へ誘導するために配置される
別体のケーブル誘導部材と連結可能な連結部を備えたこ
とを特徴とする。
壁面等に取り付けられ、ケーブル類を保持しつつケーブ
ル類の配線方向を変更するケーブル配線具において、そ
れぞれ、許容最大曲率が規定されているケーブル類を、
前記許容最大曲率以下の所定曲率で湾曲させて保持可能
で、該ケーブル類の両端側を、前記所定曲率以上に湾曲
させずに略直角をなす配線方向へと誘導する第1、第2
の保持部を備え、該第1、第2の保持部は、前記第1の
保持部により、配線方向を略直角に変更し、前記第2の
保持部により、前記第1の保持部による配線方向の含ま
れる面に対し略垂直に配線方向を変更するように配置さ
れていることを特徴とする。
前記第1、第2の保持部は、それぞれ、ケース内に形成
され、前記ケーブル類を前記許容最大曲率以下の所定曲
率でループ状に巻いて収容可能な環状空間と、該環状空
間と前記ケースの外部とを連通し、前記収容されたケー
ブル類の両端側を、前記所定曲率以上に湾曲させずに略
直角をなす配線方向へと誘導する2つの誘導通路とを備
え、該第1、第2の保持部は、一方の保持部の誘導通路
から他方の保持部の誘導通路へと延びるケーブル類を、
前記所定曲率以上に湾曲させない位置関係に配置して互
いに連結され、前記第1の保持部により、配線方向を略
直角に変更し、前記第2の保持部により、前記第1の保
持部による配線方向の含まれる面に対し略垂直に配線方
向を変更するように配置されていることを特徴とするケ
ーブル配線具。
方法によれば、ケーブル類を、一方の平面に平行な面内
で湾曲させて、一方の平面に平行な面内且つ他方の平面
に平行な面内となる線上へ導き、更に他方の平面に平行
な面内で湾曲させているので、ケーブル類が角を乗り越
える様に配線でき、その際、各平面に平行な面内では、
ケーブル類が折れ曲がらない様に緩やかに湾曲させれば
よく、ケーブル類は各平面から大きく離れることがな
い。したがって、ケーブル類を空間内に突出させずに配
線が可能となり、デッドスペースを少なくすることがで
きる。また、ケーブル類が配線面から離れないので、配
線後に何らかのものをケーブル類に引っかけたりする心
配もない。したがって、光ケーブル等に代表される折り
曲げに弱いケーブル類を使って、床から壁、壁から天
井、あるいは柱の角を乗り越える様な配線を行う場合に
はきわめて有用である。
路を通して配線を行うには、上記特徴的な経路をなすダ
クトにケーブル類を通したり、上記特徴的な経路に沿っ
た位置にケーブル類を把持可能なクランプを多数取り付
けて、ケーブル類を把持させたりすることで達成でき
る。しかし、光ケーブルの様に、許容最大曲率が規定さ
れているケーブル類を配線する場合、ケーブル類が湾曲
する部分において、許容最大曲率以下の曲率となってい
るか否かを、作業現場でいちいち確認するのは面倒であ
る。その点、以下に説明する請求項2〜請求項6記載の
ケーブル配線具を用いれば便利である。
れば、保持部によって、ケーブル類を許容最大曲率以下
の所定曲率で湾曲させて保持し、ケーブル類の両端側
を、前記所定曲率以上に湾曲させずに配線方向へと誘導
しているので、所定の方向へ配線方向を変更でき、その
際、ケーブル配線具に保持された部分でケーブル類が折
れ曲がることはない。したがって、光ケーブルを配線し
た場合でも、伝送性能の低下を招くことがなく、当然、
光ケーブルが折れて断線してしまうこともない。なお、
許容最大曲率は、配線に使用するケーブル類の特性に応
じて異なるため、数値等をもって特定することはできな
いが、具体例を挙げれば、比較的一般的な石英系の光フ
ァイバとしては、許容最小曲率半径が30mmのものが
知られており、この場合であれば、曲率半径を30mm
以上にすることで、許容最大曲率以下の所定曲率で湾曲
させたことになる。
によれば、環状空間にケーブル類を収容する構成とした
ので、芯材にケーブル類を巻き付ける構成とは異なり、
ループ状に巻かれたケーブル類は、更にループの径を小
さくすることができる状態で緩やかに保持されている。
そのため、ケーブル類にかかる張力が増大した様な場合
には、ループの径が小さくなることにより、ケーブル類
にかかるストレスが緩和される。したがって、光ケーブ
ルを配線した場合でも、ケーブルの断線等を招くことが
ない。また、環状でない空間にケーブル類を収容する構
成とも異なり、ケーブル類にかかる張力が増大した様な
場合でも、ループの径が過度に小さくなることはないの
で、折れ曲がり等を招くこともなく、光ケーブルを配線
した場合でも、伝送性能の低下や断線を招くことがな
い。
容最大曲率以下の所定曲率で湾曲させれば、請求項3記
載の様に、ケーブル類をループ状に巻かなくても配線方
向を変更することは可能である。この様なケーブル配線
具としては、請求項3記載の環状空間を1/4だけ備え
ることにより、配線方向を90度変更するもの、請求項
3記載の環状空間を1/2だけ備えることにより、配線
方向を180度変更するもの等を挙げることができる。
但し、単に湾曲させて保持した場合には、ケーブル類を
過度に緩やかに保持すると、ケーブル類が軸方向へずれ
やすくなる恐れがあり、これを防ぐためにケーブル類を
過度に強く保持すると、ケーブル類に余計なストレスが
かかる恐れもある。その点、請求項3記載の構成のよう
に、ケーブル類をループ状にして保持すると、単に湾曲
させて保持した場合に比べて、ケーブル類が容易には軸
方向へずれなくなるので、ケーブル類を緩やかに保持す
ることができ、その分、ケーブル類に余計なストレスが
かからないという利点がある。
空間および誘導通路は、いずれもケースに設けられた壁
面によって囲まれる空間として形成されるが、この壁面
の形状、寸法、配置等は、上記環状空間および誘導通路
を形成可能な形態であればよく、例えば、ケーブル挿通
口等といった必要箇所以外は全て壁面としても、適当な
箇所に肉抜き穴を設ける等、ケーブルの保持に最低限必
要な部分以外では不連続な壁面としても構わない。
率は、既に述べた通り、配線に使用するケーブル類の特
性に応じて異なるが、上記許容最小曲率半径が30mm
の光ファイバであれば、環状空間の内周部の曲率半径を
30mm以上にすればよい。特に、光ケーブルの場合
は、曲げに抗して直線状に伸びようとする性質があるの
で、過大な張力がかかっていなければ、環状空間に収納
するとループの径を大きくする様に均一に広がり、環状
空間の内周部より大きな曲率半径のループが維持され、
環状空間内では、許容最小曲率半径よりも小さな曲率半
径で曲げられることはない。
とケーブル類を誘導するに当たっては、ケーブル類を環
状空間の曲率以上に湾曲させないことが重要であるが、
その様な誘導通路とするには、環状空間内でループ状に
巻かれたケーブル類を円と見なした場合に、その円に接
する直線上、又はその円に接する曲線の内で許容される
曲率より小さい曲率(即ち、大きい曲率半径)の曲線上
に、ケーブル類の両端側を誘導し得る様に、形状や寸法
を調整して誘導通路を配置すればよい。なお、2つの誘
導通路がなす角度は、目的とする配線方向に応じて任意
に設定することができる。
法は、どの様な方法であってもよいが、具体例を示せ
ば、環状空間を形成するケースを本体と蓋とに分割可能
に構成しておき、ケーブル類を予めループ状に巻いてお
いて本体に収めた上で、本体に蓋を取り付ける方法、ケ
ーブル類を本体側環状空間の内周部に緩く巻き付けた上
で、本体に蓋を取り付ける方法等を考え得る。この場
合、蓋を取り付ける前に、ケーブル類と共にスポンジ状
の緩衝材等を環状空間内に配置することにより、ケーブ
ル類を保護しつつケーブル類が軸方向へずれるのを抑制
することも可能である。また、一方の誘導通路を介して
ケーブル類を端部から順次挿入する方法でも、環状空間
へケーブル類を収納できる。
れば、外部に配置される別体のケーブル誘導部材を連結
部に連結することができる。このケーブル誘導部材と
は、誘導通路から導き出されたケーブル類を所定方向へ
誘導するために配置されるもので、具体例を挙げれば、
管状や樋状のダクト、パイプ、チューブ等がある。この
様に構成してあれば、本ケーブル配線具とケーブル誘導
部材とを組み合わせて、配線経路となるケーブル用の通
路を容易に構成することができる。
外部側開口付近であり、これ以上厳密に限定されるもの
ではないが、少なくとも本ケーブル配線具およびケーブ
ル誘導部材を、それぞれ所期の位置に配置した状態にお
いて連結が可能となる位置に形成される。
形状等については、ケーブル誘導部材の形状等に応じて
適宜定めればよいが、例えば、連結部とケーブル誘導部
材とに設けた凹部と凸部とで構成され、該凹部と凸部と
の係合により連結がなされる一方、該凹部又は凸部の少
なくとも一方の弾性変形に伴って前記係合が解除される
係合構造か、連結部がケーブル誘導部材にぴったりと嵌
入される様な構造等にすれば、ネジ釘や接着剤等を使わ
ずに連結できるので望ましい。
ーブル配線具を用いれば、請求項1記載のケーブル配線
方法をきわめて容易に実施できる。なお、請求項2〜請
求項4記載のケーブル配線具は、2つの平面のなす角を
乗り越えてケーブル類を配線する場合に限らず、1つの
平面内で配線方向を変更する場合にもきわめて有用であ
る。
れば、直交する2つの面に沿わせて配線方向が各面の法
線方向となる経路に配線する場合に、まず、第1の保持
部にて、ケーブル類の配線方向を一方の面に沿って略直
角に変更して、直交する2つの面の交線上に配線し、更
に、第2の保持部にて、交線上に配線したケーブル類の
配線方向を、他方の面に沿って略直角に変更することに
より、所期の配線を行うことができる。この様に配線す
れば、ケーブル類を許容最大曲率以下の所定曲率で湾曲
させているにもかかわらず、ケーブル類は2つの配線面
から離れることなく配線されるので、ケーブル配線具が
突出する空間が小さくなり、デッドスペースを少なくす
ることができる。また、ケーブル類が配線面から離れな
いので、配線後に何らかのものをケーブル類に引っかけ
たりする心配もない。したがって、床から壁、壁から天
井、あるいは柱の角を乗り越える様な配線を行う場合に
はきわめて有用である。
れば、請求項5記載のものと同様の効果があり、特に、
第1、第2の保持部が、ケーブル類をループ状に巻いて
収容し、しかも、誘導通路を通して、ケーブル類の両端
側を、許容最大曲率以上に湾曲させずに配線方向へと誘
導しているので、請求項3記載のものと同様に、ケーブ
ル配線具に保持された部分でケーブル類が折れ曲がるこ
とはなく、更に、ケーブル類にかかる張力が増大した様
な場合でも、ループの径が小さくなることにより、ケー
ブル類にかかるストレスが緩和され、ケーブル類の断線
等を招くこともない。
誘導通路は、請求項3記載のものと同様に構成すればよ
く、特に、請求項4に記載のケーブル配線具を各保持部
として利用し、一方の保持部の誘導通路から他方の保持
部の誘導通路へと延びるケーブル類を、許容最大曲率以
上に湾曲させない位置関係に配置して互いの連結部で連
結すれば、請求項6記載のケーブル配線具を構成するこ
とができる。
たが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々なる変形が可能である。
するため、本発明を適用したケーブル配線具の実施例に
ついて、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明す
る実施例は、本発明の実施の形態の一例に過ぎず、本発
明の実施の形態を、以下に例示する具体的な形状等に制
限するものではない。
(a)、同図(b)に示す通り、合成樹脂製で、1つの
面が開口となる直方体状のケース3と、該ケース3の開
口面を閉塞する矩形板状の蓋5と、ケース3の側面に突
設された2つの筒状の連結部7、9とを備えている。な
お、連結部7、9は、横断面に正方形が表れる筒状体
で、その4つの側面の内、横断面コ字状となる3つの側
面がケース3側に固定され、残る1つの側面が蓋5と一
体に形成されている。
(a)、同図(b)に示す通り、その内部に、内部隔壁
3a〜3eにより形成される環状空間11と、ケース3
の内部隔壁3b、側壁3f、および連結部7によって形
成される第1の誘導通路13と、ケース3の内部隔壁3
d、側壁3g、および連結部9によって形成される第2
の誘導通路15とを備えている。この内、環状空間11
は、ケーブルcを許容最大曲率以下の曲率でループ状に
巻いて収容可能な空間で、本実施例では、石英系光ファ
イバの許容最小曲率半径に対応させて、内部隔壁3aの
外周面の曲率半径を30mmにしてある。したがって、
ループ状に巻かれたケーブルcは、これ以上の曲率で曲
げられることはない。また、第1、第2の誘導通路1
3、15は、環状空間11とケース3の外部とを連通す
る通路で、収容されたケーブルcの両端側c1、c2
を、前記曲率以上に湾曲させずに(即ち、実施例では、
曲率半径が30mmより小さくならない様にして)、9
0度をなす配線方向へと誘導している。
周側面5aを有し、ケース3の側壁3f〜3iに形成さ
れた段部17に載置する様にして取り付けられている。
ケース3の段部17には、図2(c)に拡大して示す様
に、周方向沿って適当な間隔で数カ所に突起17aが形
成されおり、この突起17aが、同図に示す様に周側面
5aとかみ合って、蓋5がケース3に対して固定される
構造となっている。なお、環状空間11内には、図2
(b)に示す様に、ケーブル仮止片19が突設されてい
る。このケーブル仮止片19は、蓋5を取り外してケー
ブルcを環状空間11へ収納した際に、ループ状に巻か
れたケーブルcを仮止めして、ケーブルcが環状空間1
1から飛び出すのを防止するもので、図2(a)に示す
様に、環状空間11内の4ヶ所に設けられている。
(b)に示す通り、外周面に沿って形成された溝7aを
有し、図3(a)、同図(b)に示す様に、別体のケー
ブル誘導部材21と連結可能となっている。ケーブル誘
導部材21は、誘導通路13から導き出されたケーブル
cを、所定方向へ誘導するために配置されるもので、内
部にケーブルcを挿通可能な蛇腹状のダクト23と、連
結部7とダクト23とをつなぐための接続部材25とか
らなる。接続部材25は、連結部7に形成された溝7a
と係合する係合片25aを有し、係合片25aの弾性変
形に伴って、ワンタッチで連結部7に取り付け可能な構
造となっている。また、接続部材25は、図示の通り、
軸方向両端が対称な構造とされており、ダクト23側に
おいても、連結部7と同様の構造にてダクト23との連
結がなされている。ちなみに、連結部7、ダクト23、
接続部材25は、それぞれ横断面に正方形が表れる矩形
筒状体で、筒の軸を中心に90度回転させる毎に互いに
接続可能である。
結部7と同様に構成されているものなので、ここでは説
明を省略する。以上の様に構成されたケーブル配線具1
は、図4に示す様に、屋内の床面、壁面、又は天井面等
に沿ってケーブルcを配線する際に、壁面Wに取り付け
られ、ケーブルcを保持しつつケーブルcの配線方向を
90度変更するのに用いられる。ケーブル配線具1の壁
面等への取り付けに当たっては、ネジや釘等の固定具を
使っても、接着剤や両面テープ等を使ってもよい。な
お、同図では、ケーブルcの配線状態を明示するために
省略してあるが、通常は、ケーブル配線具1の外部で
は、ケーブルcは、図3に示した様なケーブル誘導部材
21に通されている。また、同図では、ケーブル配線具
1の配置方向が分かれば十分であるため、細部の形状等
は簡略化して示してある。
ケーブルcの配線方向を90度変更することができ、そ
の際、ケーブル配線具1に保持された部分でケーブルc
が折れ曲がることはない。そのため、特に光ケーブルを
配線する際には好適であり、光ケーブルを配線した場合
でも、伝送性能の低下や断線を招かない。
る構成としたので、例えば、芯材にケーブル類を巻き付
ける構成とは異なり、ループ状に巻かれたケーブルc
は、更にループの径を小さくすることができる状態で緩
やかに保持されている。そのため、外的要因によってケ
ーブルcにかかる張力が増大した様な場合には、ループ
の径が小さくなることにより、ケーブルcにかかるスト
レスが緩和される。したがって、光ケーブルを配線した
場合でも、ケーブルcの断線等を招くことがない。ま
た、環状でない空間にケーブル類を収容する構成とも異
なり、ケーブルcにかかる張力が増大した様な場合で
も、ループの径が過度に小さくなることはないので、折
れ曲がり等を招かない。
けたので、特定構造の接続部材25を介して連結できる
ケーブル誘導部材21であれば、簡単に連結することが
でき、配線作業はきわめて容易である。次に、別の実施
例について説明する。なお、以下の実施例では、先に説
明した実施例とほぼ同様に構成される箇所が多いので、
差異のある部分についてのみ詳細に説明する。
5に示す通り、第1実施例と同様に、ケーブルcを収納
する環状空間33と、収容されたケーブルcの両端側c
1、c2を外部へと誘導する誘導通路35、37とを有
する。但し、誘導通路35、37のなす角度が270度
となっている点が、第1実施例とは異なる。
は、例えば、図6に示す様に、90度凸に折れ曲がる様
な角部Tにケーブルcを配線する際に、壁面Wに取り付
けられる。このケーブル配線具31でも、第1実施例と
同様の効果があり、ケーブルcの配線方向を270度変
更する際に使用すれば、ケーブルcを折り曲げることな
く保持することができ、張力変化によるケーブルcの断
線等を招くこともない。なお、90度凹に折れ曲がる様
な角部Uであれば、同図に示す様に、第1実施例のケー
ブル配線具1の方が適している。
7に示す通り、第1、第2実施例と同様に、ケーブルc
を収納する環状空間43と、収容されたケーブルcの両
端側c1、c2を外部へと誘導する誘導通路45、47
とを有する。但し、誘導通路45、47のなす角度が1
80度となっている点が、第1、第2実施例とは異な
る。
は、例えば、図8に示す様に、パネルPの表から裏へと
180度折れ曲がる様な配線経路にケーブルcを配線す
る際に、壁面Wに取り付けて使われる。このケーブル配
線具31でも、第1、第2実施例と同様の効果があり、
ケーブルcの配線方向を180度変更する際に使用すれ
ば、ケーブルcを折り曲げることなく保持でき、張力変
化によるケーブルcの断線等を招くこともない。
9(a)、同図(b)に示す通り、第1〜第3実施例と
同様、環状空間53と、誘導通路55、57を備え、誘
導通路55、57のなす角が90度となっている点は、
第1実施例と同様である。但し、このケーブル配線具5
1は、ケース61の側壁61a、61bにケーブル誘導
片63、65を備えている。
部63a、65aを介してケース61に連結された可動
部材であり、常時は、環状空間53と誘導通路55、5
7との間を連通させる位置(図中ケーブル誘導片63の
位置)にあり、一方、ヒンジ部63a、65aを弾性変
形させつつ、操作片63b、65bをケース61内へ押
し込むように操作した場合にのみ、環状空間53と誘導
通路55、57との間を遮断する位置(図中ケーブル誘
導片65の位置)に移動する。
によれば、ケーブル配線具51の内部にケーブルを導入
・保持させるに当たって、まず、図示の如くケーブル誘
導片65を内部へ押し込み、その上で、ケーブルを誘導
通路55側から図示矢印D1方向に挿入すると、環状空
間53に沿って進んできたケーブルの先端は、ケーブル
誘導片65に当接しつつ、図示矢印D2方向へと進み、
環状空間53を1周する。そして、ケーブルの先端が再
びケーブル誘導片65の位置に到達する際に、操作片6
5bを押し込むのをやめ、環状空間53と誘導通路57
との間を連通させておけば、今度は、ケーブルの先端が
誘導通路57を通り抜けて図示矢印D3方向へと進む。
れていない様な光ケーブルであれば、ケース本体から蓋
を取り外してケーブルを収納しなくても、一方の誘導通
路からケーブルを挿入するだけで、ケーブルを簡単に環
状空間53内に導入できる。なお、このケーブル配線具
51でも、ケーブルcを折り曲げることなく保持でき、
張力変化によるケーブルcの断線等を招くことがないと
いう効果は、第1〜第3実施例と同様である。
10に示す通り、第1、第2の保持部73、75を備え
ている。第1、第2の保持部73、75は、いずれも第
1実施例として示したケーブル配線具1と全く同じ構造
のものであり、それぞれ、ケーブルを所定以下の曲率で
湾曲させて保持可能で、そのケーブルの両端側を、前記
曲率以上に湾曲させずに略直角をなす配線方向へと誘導
している。また、この第1、第2の保持部73、75
は、第1実施例にて示したケーブル誘導部材21(図3
参照)の接続部材25を介して連結され、第1の保持部
73により、配線方向を略直角に変更し、第2の保持部
75により、第1の保持部73による配線方向の含まれ
る面に対し略垂直に配線方向を変更するように配置され
ている。
は、例えば、図11に示す様に、90度凸に折れ曲がる
様な角部Tや、90度凹に折れ曲がる様な角部Uにケー
ブルcを配線する際に、壁面W等に取り付けられる。し
たがって、このケーブル配線具71でも、第1実施例又
は第2実施例と同様に、ケーブルcを折り曲げることな
く保持でき、張力変化によるケーブルcの断線等を招く
こともない。
変更することにより、ケーブルcが配線面と平行な面内
でループをなし、ケーブルcは配線面から離れることな
く配線されるので、ケーブル配線具71が配線面から突
出する高さは、第1、第2の保持部73、75(即ち、
ケーブル配線具1)の厚さ分だけになる。したがって、
第1実施例又は第2実施例のものと比べると、ケーブル
配線具71が突出する空間が小さくなり、デッドスペー
スを少なくすることができる。また、ケーブルcが配線
面から離れないので、配線後に何らかのものをケーブル
cに引っかけたりする心配もない。
が、本発明の具体的な構成については、上記実施例以外
にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の種々なる態様
を採用することができる。例えば、第5実施例では、壁
面からの突出を抑制し得るケーブル配線具として、第1
実施例のケーブル配線具を2つ組み合わせた例を示した
が、壁面からの突出を抑制するには、ケーブルを90度
づつ2度に分けて配線方向を変更する構造になっている
ことがポイントであり、ケーブル配線具を2つ組み合わ
せる以外に、この様な配線がなされる様な専用構造を有
するケーブル配線具でもよい。但し、第5実施例のもの
は、第1実施例のものを部品としているので、第1実施
例のものだけを製造すれば、専用の設計品を作らなくて
も2通りに使えるので、工業的にはメリットがある。
ブル配線具を2つ組み合わせてあったため、配線方向を
変更する各保持部において、ケーブルをループ状に巻い
て収納していたが、壁面からの突出を抑制することだけ
を考えれば、保持部で所定の曲率以上に湾曲させずに保
持していれば、必ずしもループ状に巻いて保持していな
くてもよい。特に、第5実施例のものは、内部で2度に
分けて配線方向が変更されているので、第1〜第4実施
例のものに比べれば、ケーブルが軸方向にずれにくく、
ループ状に巻いていない状態でも問題はない。但し、ケ
ーブルにかかるストレスを緩和するには、ループ状に巻
いて保持する方が有利である。
部73、75を、直管状の接続部材25を介して連結し
てあったので、各保持部73、75の一部が、取り付け
られる壁面から僅かにはみ出していたが、例えば、柔軟
に変形する蛇腹状のダクトによって、第1、第2の保持
部73、75を連結すれば、各保持部73、75を壁面
からはみ出さない様に取り付けることが可能である。但
し、この場合、一方の保持部の誘導通路から他方の保持
部の誘導通路へと延びるケーブル類が、蛇腹状のダクト
内で所定の曲率以上に湾曲しない様に、保持部の位置関
係及びダクトの配置経路を調整すべきである。
ケーブル誘導部材とを連結する構造として、特定の形状
のものを例示したが、管状体の連結構造は種々知られて
おり、本ケーブル配線具の連結部は、公知の連結構造の
どれを適用してもよく、実施例のものに限らない。
180度、270度変更する例を示したが、必要があれ
ば配線方向をこれら以外の角度に変更することも可能で
ある。更に加えて、第5実施例において、2つのケーブ
ル配線具を接続する例を示したが、第1〜第4実施例の
ものは、いずれも同じ形状の連結部を有しており、第5
実施例に示した組合せ以外の組合せであっても、接続部
材25を介して相互に接続可能である。具体例を示せ
ば、図12に示す様に、第1実施例のケーブル配線具1
を2つと、第3実施例のケーブル配線具41を1つ組み
合わせれば、第5実施例の場合と同様に、ケーブルcが
配線面に平行な面でループを描く様にケーブルcを配線
でき、各ケーブル配線具の壁面からの突出を抑制でき
る。しかも、第5実施例とは異なり、ケーブルcの配置
された高さ位置が配線方向の変更に伴って変わらないの
で、例えば天井面と平行に配線することができるという
利点がある。
配線具を使って、2つの面のなす角を乗り越えて配線す
る例を示したが、本発明の請求項1記載のケーブル配線
方法は、他の配線具を使っても実施可能である。具体例
を挙げれば、所望の経路をなす形状に変形自在なフレキ
シブルダクトを用いて、請求項1に記載した特徴的な経
路を形成して、そのダクトにケーブル類を通したり、上
記特徴的な経路に沿った位置にケーブル類を把持可能な
クランプを多数取り付けて、ケーブル類を把持させたり
してもよい。但し、許容最大曲率が規定されているケー
ブル類を配線する場合、ケーブル類が湾曲する部分にお
いて、許容最大曲率以下の曲率となっているか否かを、
作業現場でいちいち確認するのは面倒なので、単に保持
させるだけでケーブル類を所期の曲率にて保持できる点
で、上記実施例の如きケーブル配線具は優れている。
線方法によれば、ケーブル類を折り曲げずに、2つの平
面のなす角を乗り越えることができるので、その様な場
所に光ケーブルの様な折り曲げに弱いケーブル類を配線
する場合であっても、伝送性能を低下させたり、断線を
招いたりする恐れがない。
れば、ケーブル類の配線方向を変更するに当たって、許
容最大曲率以上に湾曲させることがないので、光ケーブ
ルを配線する場合であっても伝送性能を低下させたり、
断線を招いたりする恐れがない。
れば、上記効果の他、ケーブル類を緩やかにループ状に
保持して、ケーブル類にかかる張力を緩和できるので、
より断線を招きにくい。また、請求項4記載のケーブル
配線具によれば、上記効果の他、ケーブル誘導部材との
連結が簡単で、これらを組み合わせて配線経路となるケ
ーブル用の通路を容易に構成することができる。
れば、ケーブル類の配線方向を変更するに当たって、ケ
ーブル類を許容最大曲率以上に湾曲させないので、光ケ
ーブルであっても伝送性能を低下させたり、断線したり
する恐れがなく、特に、ケーブル類を配線面から離すこ
となく配線できるので、ケーブル配線具の突出を抑制で
き、デッドスペースを少なくすることができる。また、
ケーブル類が配線面から離れないので、配線後に何らか
のものをケーブル類に引っかけたりする心配もない。
よれば、ケーブル類を緩やかに保持することで、ケーブ
ルにかかる張力を緩和できるので、光ケーブルであって
も断線を招いたりする恐れがない。
はその平面図、(b)はその正面図である。
はそのA−A線断面図、(b)はそのB−B線断面図、
(c)はC−C線部分拡大図である。
し、(a)はその拡大平面図、(b)はそのD−D線断
面図である。
す斜視図である。
である。
す斜視図である。
である。
す斜視図である。
はその正面図、(b)はそのE−E線断面図である。
である。
示す斜視図である。
す斜視図である。
3,61・・・ケース、5・・・蓋、7,9・・・連結
部、11,33,43,53・・・環状空間、13,1
5,35,37,45,47,55,57・・・誘導通
路、21・・・ケーブル誘導部材、23・・・ダクト、
25・・・接続部材、63,65・・・ケーブル誘導
片、73,75・・・第1,第2保持部。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定角度で交差して角を形成する2つの
面に対し、ケーブル類を、各面に沿わせて一方の平面か
ら前記角を乗り越えて他方の平面へと配線するケーブル
配線方法において、 ケーブル類を、一方の平面に平行な面内で湾曲させて、
一方の平面に平行な面内且つ他方の平面に平行な面内と
なる線上へ導き、更に他方の平面に平行な面内で湾曲さ
せることを特徴とするケーブル配線方法。 - 【請求項2】 壁面等に取り付けられ、ケーブル類を保
持しつつケーブル類の配線方向を変更するケーブル配線
具において、 許容最大曲率が規定されているケーブル類を、前記許容
最大曲率以下の所定曲率で湾曲させて保持可能で、該ケ
ーブル類の両端側を、前記所定曲率以上に湾曲させずに
所定角度をなす配線方向へと誘導する保持部を備えたこ
とを特徴とするケーブル配線具。 - 【請求項3】 請求項2記載のケーブル配線具におい
て、 前記保持部は、 ケース内に形成され、前記ケーブル類を前記許容最大曲
率以下の所定曲率でループ状に巻いて収容可能な環状空
間と、 該環状空間と前記ケースの外部とを連通し、前記収容さ
れたケーブル類の両端側を、前記所定曲率以上に湾曲さ
せずに所定角度をなす配線方向へと誘導する2つの誘導
通路とを備えることを特徴とするケーブル配線具。 - 【請求項4】 請求項3記載のケーブル配線具におい
て、 前記誘導通路の外部側開口付近に設けられ、該誘導通路
から導き出されたケーブル類を、所定方向へ誘導するた
めに配置される別体のケーブル誘導部材と連結可能な連
結部を備えたことを特徴とするケーブル配線具。 - 【請求項5】 壁面等に取り付けられ、ケーブル類を保
持しつつケーブル類の配線方向を変更するケーブル配線
具において、 それぞれ、許容最大曲率が規定されているケーブル類
を、前記許容最大曲率以下の所定曲率で湾曲させて保持
可能で、該ケーブル類の両端側を、前記所定曲率以上に
湾曲させずに略直角をなす配線方向へと誘導する第1、
第2の保持部を備え、 該第1、第2の保持部は、前記第1の保持部により、配
線方向を略直角に変更し、前記第2の保持部により、前
記第1の保持部による配線方向の含まれる面に対し略垂
直に配線方向を変更するように配置されていることを特
徴とするケーブル配線具。 - 【請求項6】 請求項5記載のケーブル配線具におい
て、 前記第1、第2の保持部は、それぞれ、 ケース内に形成され、前記ケーブル類を前記許容最大曲
率以下の所定曲率でループ状に巻いて収容可能な環状空
間と、 該環状空間と前記ケースの外部とを連通し、前記収容さ
れたケーブル類の両端側を、前記所定曲率以上に湾曲さ
せずに略直角をなす配線方向へと誘導する2つの誘導通
路とを備え、 該第1、第2の保持部は、一方の保持部の誘導通路から
他方の保持部の誘導通路へと延びるケーブル類を、前記
所定曲率以上に湾曲させない位置関係に配置して互いに
連結され、前記第1の保持部により、配線方向を略直角
に変更し、前記第2の保持部により、前記第1の保持部
による配線方向の含まれる面に対し略垂直に配線方向を
変更するように配置されていることを特徴とするケーブ
ル配線具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7195329A JP2865592B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ケーブル配線具 |
JP28690298A JP3633799B2 (ja) | 1995-07-31 | 1998-10-08 | 光ケーブルの配線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP7195329A JP2865592B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ケーブル配線具 |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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