JP2007332624A - 排水トラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】排水トラップの大型化を防止しつつ、十分な封水高さを確保する。
【解決手段】排水トラップは、排水枝管14が接続される第一封水室22と、第一封水室22を挟むように配置される第二封水室23とを有する。第一封水室22は、排水枝管14から流入する排水の流れ方向に略沿って配置され、その先端側に排水口16が設けられている。第一封水室22の上端の開口高さと、第二封水室23の上端の開口高さは、異ならせてあり、それぞれにおいて十分な封水高さが得られるようにしてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室の洗い場や、流し台、洗面台等に設けられる排水トラップに関する。
浴室の洗い場等において排水用の配管経路中には、下水側からの悪臭や害虫の侵入を防止するために排水トラップが設けられている。排水トラップとしては、一定の深さで排水を溜め、上端に開口が形成された封水室と、封水室の開口から溢れ出した排水を排出する排水口とを有するものがある。封水室には、洗い場に開口する防臭筒が挿入されており、洗い場からの排水は、防臭筒の下端の開口から封水室に流入し、排水口から排出される。さらに、封水室の側部には、浴槽に開口する排水枝管が接続されている。浴槽からの排水は、排水枝管から封水室に流入し、排水口から排出される。下水側からの悪臭などは、封水室に溜まっている排水(以下、封水という)によって進路を阻まれるので、室内に侵入することはない(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−323297号公報
ところで、封水室に溜まっている封水の水位が排水枝管の接続高さや、防臭筒の下端を下回ると、排水口と排水枝管や、排水口と防臭筒が直接連通してしまって、悪臭などの侵入を阻めなくなる。このため、封水室の上端開口から排水枝管の接続位置までの長さ(以下、排水枝管の封水高さという)や、封水室の上端開口から防臭筒の下端までの長さ(以下、防臭筒の排水高さという)を十分に確保することが要求される。
ここで、排水枝管の封水高さについては、排水枝管との連通口を小さくすれば排水高さを大きくすることができるが、連通口における流路抵抗が大きくなって排出時間が増大するので好ましくない。排水トラップ全体としての高さを変化させて、排水枝管の接続位置を封水室の下方に設定すれば、封水高さは大きくなるが、排水トラップ全体の高さが大きくなるので浴室等への配置が難くなる。これに対して、排水トラップ全体としての高さを変化させずに、封水室の上端開口を高い位置に設定すると、封水高さは大きくなるが、排水口を洗浄する高圧洗浄管などを挿入し難くなるという問題が生じる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、排水トラップの大型化を防止しつつ、十分な封水高さを確保することを主な目的とする。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、排水を貯溜可能で上端に開口が形成された有低筒状の封水室を有し、前記封水室に上方又は側方から排水が流入したときに前記封水室から溢れ出した排水を排出口から排出するように構成した排水トラップであって、前記封水室は、側方から排水を流入させる排水枝管が接続される第一封水室と、上方からの排水を流入させる第二封水室とを有し、前記第一封水室の上端の開口位置を前記第二封水室の上端の開口位置よりも高い位置に設けたことを特徴とする排水トラップとした。
この排水トラップは、上方から流入する排水が流れる経路と、側方から流入する排水が流れる経路とを異ならせ、経路毎に封水室の上端の開口位置の高さを異ならせた。第一封水室に流入する排水は、第一封水室を通って第二封水室よりも高い位置から溢れ出す。第一封水室の開口位置が第二封水室の開口位置よりも相対的に高い分だけ、排水枝管の接続位置を高くすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の排水トラップにおいて、前記第一封水室を挟むように前記第二封水室が配置されていることを特徴とする。
この排水トラップは、側方から流入する排水の流れを大きく変化させることなく第一封水室から溢れ出るので、流路抵抗の増大が防止されて排水時間を短縮できる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の排水トラップにおいて、前記第一封水室は、前記排水枝管側の一端部から前記排出口の臨む他端部に向けて延びており、他端部に向けて深さが減少していることを特徴とする。
この排水トラップは、排水口に向けて第一封水室の深さが減少しているので、第一封水室に流入した排水がその流れを大きく乱すことなく、速やかに上端の開口に導かれる。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の排水トラップにおいて、前記第一封水室を跨ぐように二股に分岐して前記第二封水室内に挿入され、上端に流入した排水を下端の開口から前記第二封水室に流出させる防臭筒を有することを特徴とする。
この排水トラップでは、上方からの排水が第二封水室に分配して流入し、第一封水室の排水の流れを妨げないようになる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の排水トラップにおいて、前記防臭筒は、前記第一封水室の上端の開口との間に隙間を有して支持されていることを特徴とする。
この排水トラップは、第一封水室に流入した排水が防臭筒との間の隙間を通って溢れ出して排出される。
請求項6に係る発明は、請求項1に記載の排水トラップにおいて、前記第一封水室は、前記封水室の中心からオフセットされた位置に前記第二封水室の外周に略沿って配置されていることを特徴とする。
この排水トラップは、第一封水室と第二封水室とが並んで配置されるので、第二封水室を2分割した構成にする必要がない。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の排水トラップにおいて、前記第一封水室は、前記排水口に向かって延びていることを特徴とする。
この排水トラップは、第一封水室に流入した排水は、第一封水室に沿って流れ、主に先端側から溢れ出す。溢れ出した排水は、速やかに排水口に導かれる。
本発明によれば、上方から流入する排水が流れる経路と、側方から流入する排水が流れる経路とを異ならせることで、排水トラップの外形を大きく変化することなく、それぞれの経路に対して十分な封水高さを確保することができ、破封を防止できる。また、側方から流入する排水は、細長の第一封水室に沿って流れ、上端の開口から溢れ出すので、排水時間の増大を防止できる。
(第一の実施の形態)
図1及び図2に示すように、排水トラップ1は、洗い場下に配置されるトラップ本体2を有し、トラップ本体2に上方からフランジ部材3、防臭筒4及び目皿5を順番に挿入した構成を有する。
トラップ本体2は、有底円筒状の封水室11を有し、封水室11の側部には排水枝管14が一体に延設されている。排水枝管14は、封水室11の軸線(高さ方向)に略直交する方向に延びている。排水枝管14に接続される配管W2は、封水室11の上端の開口12よりも高い位置で不図示の浴槽の排水口に接続されている。さらに、封水室11の上端の開口12を囲むように、排水室13が封水室11と一体に成型されている。
図2及び図3に示すように、排水室13は、封水室11の上端の外周面を囲むように略環状の底部を有する。周方向で排水枝管14の上方に位置する底部13Aは、封水室11の上端に近い位置に延設されている。底部13Aからは、下方に傾斜する底部13Bが延び、周方向で排水枝管14の延設位置と反対側の底部13Cは、最も低い位置にある。そして、底部13Cの位置に合わせて排水室13の側部に排水口16が開口している。排水室13の側部は、円筒形状を有し、その上端は封水室11の上端の開口12よりも上方に延びている。排水室13の天井部17は、その中央に開口部18が設けられている。開口部18の内周面には、ネジ18が刻まれている。この開口部18には、フランジ部材3が螺着される。
ここで、図2から図4に示すように、封水室11は、その内部が壁部21で仕切られており、封水室11の中心を通る細長の第一封水室22と、第一封水室22を挟むように分割配置される第二封水室23とを有する。第二封水室23の体積は、第一封水室22の体積よりも大きいが、同じ大きさでも良い。
図3に示すように、第一封水室22は、排水枝管14に連なる連通口24を有する。連通口24の開口高さは、垂下部24Aによって排水枝管14の開口長よりも小さくなっている。なお、垂下部24Aは、本実施の形態に必須の構成要素ではない。
第一封水室22は、連通口24が形成された一端部から、排水口16側の他端部に向けて延びている。第一封水室22の底部25は、他端部側が上がるように傾斜しており、側視でトラップ本体2の中心付近まで延びている。底部25の先には、側部26が連なっている。側部26は、他端部側が上がるように傾斜しており、その傾斜角度は、底部25の傾斜角度よりも大きい。図2及び図3に示すように、側部26の上端26Aは、側視で封水室11の外周壁11Aよりも内側に配置され、ここから排水室13の底部13Cに向けて急峻に下がるガイド部27が形成されている。
このように、第一封水室22は、底部25及び側部26と、壁部21並びに封水室11の外周壁11Aとで区画され、その上端には第一の開口28が形成されている。これに対して、第二封水室23は、壁部21と、封水室11の外周壁11A及び底部11Bで区画され、その上端には第二の開口29が形成されている。第二の開口29は、排水室13の最も高い底部13Aと略同じ高さに設けられている。これに対して、第一の開口28は、第二の開口29及び排水室13の底部13Aよりも高い位置に設けられている。これによって、第一の開口28の開口位置から連通口24の上縁(垂下部24Aの下端)までの長さ(排水枝管14の封水高さH1)は、所定の値、例えば、50mm〜100mmになっている。また、第二の開口29の開口位置から防臭筒4の下端までの長さ(防臭筒4の封水高さH2)は、所定の値、例えば、50mm〜100mmになっている。
フランジ部材3は、中央に排水口32が排水室13内に連通するように形成された筒形状を有し、その上端にフランジ31が径方向外側に向けて延設されている。このフランジ31と排水室13の天井部17との間には、洗い場BRに設けた開口部がパッキン35を介して挟み込まれる。排水口32の下端部は、径方向内側に環状に突出して受け部33を形成しており、この受け部33に防臭筒4が支持されている。また、排水口32の上端部付近には、上下方向に一対のリブ34が周方向に略等間隔に複数突設されている。
図1、図3及び図4に示すように、防臭筒4は、内部に排水の流路を形成する筒本体41を有する。筒本体41は、排水口32に挿入可能な外径を有し、その下部は第一封水室22を跨いで第二封水室23に進入できるように二股に分岐している。筒本体41の上端には、ツバ部42が径方向外側に環状に延設されており、ツバ部42がパッキン43を介してフランジ部材3の受け部33に支持される。フランジ部材3に支持された状態では、第一封水室22を跨ぐ底部44が第一封水室22の第一の開口28よりも所定高さだけ上方にある。底部44は閉塞されているので、第一の開口28と防臭筒4との間の隙間で流路が形成される。なお、底部44は、排水口16側の部分44Aが傾斜するように切り上げられて十分な流路面積を確保するようになっているが、部分44Aは必須の構成要素ではない。また、防臭筒4の下端には開口45が形成されている。開口45と第二封水室の底部11Bとの間には、所定の隙間が形成される。
目皿5は、排水口32を塞ぐように配置され、排水を流す開口51が複数形成されている。目皿5の側部には、凹部52が複数形成されている。これら凹部52は、フランジ部材3のリブ34に係合されるもので、フランジ部材3に装着したときには、目皿5の上面とフランジ部材3の上面とが略面一になる。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
通常の使用状態で第一封水室22及び第二封水室23には、それぞれの開口28,29の上端まで排水(封水)が貯溜されている。第二封水室23に挿入された防臭筒4内にも下端の開口45から進入した排水が第二の開口29と同じ高さまで貯溜されている。第一封水室22は排水で満たされているので、排水枝管14の連通口24付近も排水で満たされている。
洗い場BRからの排水は、目皿5を通して排水口32に流入する。さらに、図4に矢印で示すように、排水口32から防臭筒4を通って第二封水室23に導かれる。第二封水室23の水量が増えるので、一部の排水が第二封水室23の第二の開口29から排水室13に溢れ出す。排水は、排水室13の底部に沿って流れ、排水口16から下水管W1に排出される。
浴槽からの排水は、排水枝管14に流入する。この排水は、連通口24から第一封水室22に流入する。第一封水室22は、排水の流入方向に沿って配置された底部25及び側部26が傾斜配置されているので、排水はその流れを大きく乱すことなく第一の開口28に向けて流れ、第一の開口28と防臭筒4との隙間から溢れ出る。排水は、図3に矢印で示すように、主に底部44の傾斜した部分44Aとの間の隙間を通って排水室13に流出するが、第二封水室23に流入してから排水室13に溢れ出すこともある。傾斜した部分44Aとの間の隙間から流れ出た排水は、ガイド部27を通って排水口16から下水管W1に排出される。
この実施の形態によれば、第一封水室22と第二封水室23とを設け、防臭筒4を通る流路と、排水枝管14を通る流路とを異ならせたので、排水枝管14側の封水高さH1と防臭筒4側の封水高さH2とを異ならせることができる。第一封水室22の第一の開口28を高い位置に設定することで、排水トラップ1全体としての高さを変化させることなく排水枝管14側の封水高さとして十分な大きさを確保でき、破封をさらに確実に防止できる。第二封水室23の第二の開口29の高さを変化させる必要はないので、第二封水室23と排水室13との間に十分な流路面積を確保でき、高圧洗浄管などの挿入も容易になる。したがって、洗い場BRの排水時間を遅らせることがなく、排水口16の洗浄も容易である。第一封水室22側は、傾斜する底部25及び側部26で排水が第一の開口29に向けて流れ易くなっているので、排水時間が遅延することはない。
(第二の実施の形態)
この発明の第二の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、第一の実施の形態と同じ構成要素には、同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。本実施の形態は、トラップ本体における封水室の形状及び排水枝管の接続位置が第一の実施の形態と異なることを特徴とする。
図5に示すように、排水トラップ61のトラップ本体62は、中心線に対してオフセットした位置に排水枝管14が接続されている。封水室71は、排水枝管14の接続位置に合わせて、側方に延出させた形状になっている。封水室71内は、壁部72によって外周側の第一封水室82と、中央の第二封水室83とに区画されている。なお、第二封水室83の体積は、第一封水室82の体積よりも大きいが、同じ大きさでも良い。
第一封水室82は、排水枝管14が接続される一端部から周方向に沿って略円弧状に細長に延びている。第一封水室82の他端部は、略垂直な側部84になっており、ここから排水室13に直接に排水を流せるようになっている。第一封水室82の上端には、第一の開口85が形成されている。第一の開口85の位置は、第二封水室83の上端に形成される第二の開口86よりも高い位置にある。このような構成によって、第一の開口85の開口位置から連通口24の上縁までの長さ(排水枝管14の封水高さH3)は、所定の値、例えば、50mm〜100mmになっている。また、第二の開口86の開口位置から防臭筒4の下端までの長さ(防臭筒4の封水高さH4)は、所定の値、例えば、50mm〜100mmになっている。
防臭筒94は、第二封水室83に挿入可能な円筒状の筒本体95を有する。筒本体95の上部にはフランジ部材3に支持されるツバ部42が延設されている。筒本体95は、その下端には開口96が形成されており、開口96と第二封水室83の底部83Aとの間に所定の隙間を形成する長さになっている。
この実施の形態の作用について説明する。
通常の使用状態で第一封水室82及び第二封水室83には、それぞれの開口85,86の上端まで排水(封水)が貯溜されている。防臭筒94内及び排水枝管14の連通口24付近も排水で満たされている。洗い場BRからの排水は、目皿5を通して排水口32に流入する。さらに、排水口32から防臭筒4を通って第二封水室83に導かれ、第二の開口86から排水室13に溢れ出して排水口16から下水管W1に排出される。
浴槽からの排水は、排水枝管14から連通口24を通って第一封水室82に流入する。第一封水室82から溢れ出した排水は、流れ方向の先端側に配置されている側部84から主に溢れ出して排水室13に流入し、排水口16から下水管W1に排出される。一部の排水は、第二封水室83に流入して第二封水室83から排水室13に溢れ出す。
この実施の形態によれば、第一封水室82と第二封水室83とを並んで配置したので、防臭筒94を二股形状にする必要がない。中心からオフセットされた位置に設けられ周方向に延びる第一封水室82は、排水室13の底部の下方の空いている領域を主に使用して形成することができるので、第二封水室83に十分な容積を確保でき、洗い場BR側の排水を速やかに処理することができると共に、排水口16の洗浄も容易である。第一封水室82は、連通口24から十分な封水高さH1が確保できると共に、排水が流れる方向の前方に排水室13及び排水口16が配置されているので、速やかに排水ができ、排水時間の遅延が防止される。
なお、本発明は前記した各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、第二の実施の形態における第一封水室82の底部82A(図7参照)及び側部84を排水口16側が上がるように傾斜させても良い。
実施の形態では、排水枝管14と排水口16とが略平行に配置してあるが、排水枝管14と排水口16は互いの軸線が交差(直交を含む)するように配置しても良い。この場合には、第一封水室の一端部側は、排水枝管14からの排出の流れを遮ることがない向きに形成される。第一封水室の他端部側が排水口16に向けて湾曲する形状にすると排水をさらいに速やかに流出させることができる。
第二封水室23は、分割配置されているが、第一封水室22の底部25下などを利用して連通させても良い。
本発明の実施の形態に係る排水トラップの分解斜視図である。 図1のA−Aに沿った断面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図3のC−C線に沿った断面図である。 他の実施の形態に係る排水トラップの封水室の配置を説明する断面図である。 図5のD−D線に沿った断面図である。 図6のE−E線に沿った断面図である。
符号の説明
1,61 排水トラップ
2,62 トラップ本体
4 防臭筒
11,71 封水室
13 排水室
14 排水枝管
16 排水口
22,82 第一封水室
23,83 第二封水室
24 連通口
25 底部
26 側部
H1 封水高さ
H2 封水高さ

Claims (7)

  1. 排水を貯溜可能で上端に開口が形成された有低筒状の封水室を有し、前記封水室に上方又は側方から排水が流入したときに前記封水室から溢れ出した排水を排出口から排出するように構成した排水トラップであって、
    前記封水室は、側方から排水を流入させる排水枝管が接続される第一封水室と、上方からの排水を流入させる第二封水室とを有し、前記第一封水室の上端の開口位置を前記第二封水室の上端の開口位置よりも高い位置に設けたことを特徴とする排水トラップ。
  2. 前記第一封水室を挟むように前記第二封水室が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ。
  3. 前記第一封水室は、前記排水枝管側の一端部から前記排出口の臨む他端部に向けて延びており、他端部に向けて深さが減少していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水トラップ。
  4. 前記第一封水室を跨ぐように二股に分岐して前記第二封水室内に挿入され、上端に流入した排水を下端の開口から前記第二封水室に流出させる防臭筒を有することを特徴とする請求項2に記載の排水トラップ。
  5. 前記防臭筒は、前記第一封水室の上端の開口との間に隙間を有して支持されていることを特徴とする請求項4に記載の排水トラップ。
  6. 前記第一封水室は、前記封水室の中心からオフセットされた位置に前記第二封水室の外周に略沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ。
  7. 前記第一封水室は、前記排水口に向かって延びていることを特徴とする請求項6に記載の排水トラップ。

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