JP2008002232A - 排水トラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】封水部の側面に枝管を接続する排水トラップにおいて、排水性能とトラップ機能の両立を達成する。
【解決手段】 流入口(2)、防臭筒(3)、防臭筒(3)の下方の開口を収納すると共に、排水を溜めて封水を形成する封水部(4)、封水部(4)を溢れ出た排水を排出する流出口(5)、を備えた排水トラップにおいて、
封水部(4)側面に外部流入口(6)を設けると共に、封水部(4)内面に下方開口部(9)を備えた箱体であって、その側面に封水部(4)内面の形状と合致する当接面(10)を形成すると共に、外部流入口(6)に面する部分に通水部(11)を設け、封水部(4)内面に当接面(10)を当接させ固定させた際、当接面(10)以外での下方開口部(9)の上端が、外部流入口(6)の上端よりも下方になるように配置された封水パーツ(8)を備えて構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、浴槽・浴室、洗濯機パン、洗面台、流し台などに用いられる、排水トラップに関するものである。
従来より、浴槽・浴室、洗濯機パン、洗面台、流し台など、使用によって排水が生じる各種の生活機器(以下、「排水機器」と呼ぶ)には、使用によって生じた排水を床下配管など下水側等に排出する排水装置が取り付けられている。これら排水装置の中で、下水側からの臭気や害虫類が屋内側に進入することを防止する機能を備えた排水機器を特に排水トラップと呼ぶ。この排水トラップの構造には様々な種類があるが、一般的に良く知られている排水トラップは、排水の流路中に封水と呼ばれる必ず排水が溜まる部分を設け、この封水の部分を臭気や害虫類が通過できないことを利用して下水側からの臭気や害虫類が屋内側に進入することを防止する機能を備えた、封水式と呼ばれる排水トラップである。以下に従来よく知られた封水式の排水トラップを、図面を参照しつつ説明する。
図12に示した従来例は、封水式の排水トラップを浴槽を載置した防水パンに施工した状態を示すものであって、以下に記載した各部材より構成されて成る。
排水トラップは、後記するトラップ本体とフランジ部材からなる。
トラップ本体は、有底円筒形状であって、上方に雌ねじを設けた開口を有し、さらに後述する封水部、及び封水部を溢れた排水が流れる通水路、通水路の側面に設けた流出口を備えて成る。
封水部は有底円筒状で、上方に排水が流入し、また溢れ出る開口を設けてなる。
更に、封水部側面に、他の排水機器の排水を流入させるための外部流入口を設けると共に、外部流入口から封水部の外方向に枝管部を備えてなる。該枝管部には浴槽排水口からの配管が接続される。
流出口は前記トラップ本体内の排水を下水側配管へ排出するための開口であって、通水路の側面から外方向に向かって形成され、内部はトラップ本体内部の通水路と連通してなる。ここで、トラップ本体内部に、後述する防臭筒から、封水部の上端縁部を介して流出口に至る排水の流れ通路(以下、この「排水の流れ通路」を「排水流路」と記載)、または浴槽流入口から枝管を介して外部流入口を通過し、封水部の上端縁部を介して流出口に至る排水流路の、2通りの排水流路が形成される。
フランジ部材は、上下に開口した円筒形状の部材であって、上端には鍔部を設け、また外周面には前記したトラップ本体の開口の雌ねじと螺合する雄ねじを設け、またその内周側には流入口を開口している。
防臭筒は、上方、下方とも開放された円筒体であり、上方は前記フランジ部材の流入口と着脱自在且つ水密的に嵌合され、下端の開口は前記封水部内に配置されてなる。
排水エルボは、後述する防水パンの浴槽側取付部に取り付けられる部材であって、浴槽を載置した側の防水パン上の排水を集水して、接続先である排水トラップの枝管部に排出する。
また、このような排水トラップは、次のような排水機器である防水パンに施工される。防水パンは、浴室に用いられる排水機器であって、
浴槽を載置するための部分と、使用者が身体等を洗う洗い場部分とから構成されてなり、浴室または浴槽の使用によって生じた排水を受け止める機能を有している。浴槽の底面の最も低い位置には浴槽排水口を、また防水パンの、浴槽を載置する側には浴槽側取付部を、洗い場側には洗い場側取付部を、それぞれ設けてなる。
上記段落0003に記載された排水トラップは、以下のようにして防水パンに取付施工される。
防水パンの洗い場側取付部の周縁を間に介した状態で、フランジ部材の雄ねじをトラップ本体の雌ねじに螺合させることで、洗い場側取付部周縁が、フランジ部材の鍔部下面と、トラップ本体の開口の周縁とで挟持され、防水パンにトラップ本体及びフランジ部が取り付け固定される。
また、封水部に設けられた枝管部に排水エルボを接続した後、防水パンの浴槽側取付部に排水エルボを接続し、更にこの排水エルボに浴槽排水口からの配管を接続する。
更にフランジ部材の流入口に、防臭筒を着脱自在且つ水密的に嵌合させる。このとき、防臭筒の下端は前記封水部内に配置されてなる。
また、トラップ本体の流出口に、床下配管を接続させ、排水トラップの施工が完了する。
上記のように構成された排水トラップ配管において、防水パン上に排水が行われると、排水は、流入口、防臭筒の上方の開口から下端の開口、封水部の上端、通水路を介して流出口に至り、最終的には床下配管から下水側等に排出される。
また、このとき封水部に排水が溜まることで、排水トラップ内に形成された排水流路の少なくとも一部に、封水と呼ばれる排水が溜まった状態が生じる。下水側から臭気や害虫類が逆流してきた場合でも、これら臭気や害虫類がこの封水を乗り越える事ができないため、屋内側に臭気や害虫類が進入することを防止することができる。尚、この下水側から屋内側に臭気や害虫類が進入することを防止する機能を、「トラップ機能」と呼ぶ。
また、浴槽から排水が生じた場合、排水は、浴槽排水口、浴槽から排水エルボに至る配管、排水エルボ、枝管部、外部流入口、封水部の上端、通水路を介して流出口に至り、最終的には床下配管から下水側等に排出される。このときも、封水部に排水が溜まることで、「トラップ機能」が生じて、浴槽排水口を介して、屋内側に臭気や害虫類が進入することを防止することができる。
特開2000−80695号公報(図1無乃至図3)
上記のような封水式の排水トラップには、以下のような問題があった。
上記封水式の排水トラップにおいて、トラップ機能の性能は、流入口からであれば封水部の上端から防臭筒の下端までの高さ幅に、枝管部など外部流入口からであれば封水部の上端から外部流入口の上端までの高さ幅に、それぞれ影響される。これらの高さ幅(排水が最低限下から上に流れなければならない部分の高さ幅)は封水深と呼ばれるものであって、この部分の高さ幅が短いと、封水の蒸発や封水表面の揺れ、サイホン現象(空気の引き込み現象によって下水側が負圧になり、封水部に溜まっている排水が流出口から失われる現象)等によって流入口また浴槽流入口と流出口が通気状態となる。この通気状態を破封といい、トラップ機能が失われて、流入口や浴槽流入口から屋内側に、下水側の臭気や害虫類が進入してしまうこととなる。
このため、容易にこの破封状態になることがないよう、JIS規格では、封水式排水トラップの封水深を50ミリメートル以上設定するように定められている。
ところで、排水トラップは接続先の排水を処理するための部材であり、当然のこととして、なるべく排水を高速に処理することが望ましい。このためには排水流路の形状もさることながら、排水が通過する部分の断面積が大きい方が、より効率よく排水を処理することができる。
水平方向に開口を設けている流入口の場合は、開口の面積を大きくすることについて特に問題は無い。
しかし、封水部に側面から接続する関係上、垂直方向に開口を設けている外部流入口の場合、外部流入口を大きくする為に上方に開口を広げると、前述した封水深が狭くなり、トラップ機能の性能が悪化する。また、下方に開口を広げるためには、排水トラップの全高を上下に長くする必要があり、床下配管の省スペース化に反することになる。
枝管を横方向に広い偏平形状にして排水性能を確保した発明もあるが、一般的な配管用の管体は断面が円形であり、それに連通する外部流入口も、樹脂成形品の金型抜きの関係から円形を基本とした形状に形成されるのが一般的である。このため、偏平形状の枝管部では接続用の配管も専用の偏平形状のものを用意しなければならなくなり、排水トラップ本体、接続用の配管、共に汎用性に欠け、製品のコストアップをもたらす、という問題があった。
結局、外部流入口に関しては、排水性能を優先させ封水深を狭くしてトラップ機能を悪化させるか、または封水深を充分に確保して代わりに排水性能を悪化させるか、のいずれかの選択となっていた。
本発明は上記問題点に鑑み発明されたものであって、封水部の側面に枝管を接続する排水トラップにおいて、排水性能とトラップ機能の両立を達成するために発明されたものである。
請求項1に記載の排水トラップは、排水の流入する流入口(2)と、流入口(2)から下方に延出された、下方に開口を備えた防臭筒(3)と、その内部に防臭筒(3)の下方の開口を収納すると共に、排水を溜めて封水を形成する封水部(4)と、封水部(4)を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口(5)と、を備えた排水トラップにおいて、
封水部(4)側面に、他の排水機器の排水を流入させるための外部流入口(6)を設けると共に、封水部(4)内面に、下方が開放した下方開口部(9)を備えた箱体であって、その側面に外部流入口(6)を含む封水部(4)内面の形状と合致する当接面(10)を形成すると共に、外部流入口(6)に面する部分の少なくとも一部を開口させ通水部(11)とし、封水部(4)内面に当接面(10)を当接させ、且つ当接面(10)を水密的に固定させた際、当接面(10)以外での下方開口部(9)の上端が、外部流入口(6)の上端よりも下方になるように配置された封水パーツ(8)を備えて構成したことを特徴とする排水トラップである。
請求項2に記載の排水トラップは、上記記載の排水トラップにおいて、外部流入口(6)から封水部(4)の外方向に枝管部(7)を備えたことを特徴とする段落0009記載の排水トラップである。
請求項3に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、封水パーツ(8)の、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分が、防臭筒(3)の下端以下の高さ位置に設けられていることを特徴とする、段落0009又は段落0010記載の排水トラップである。
請求項4に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、封水パーツ(8)の、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分が、封水部(4)上端から50ミリメートル以上の高さ幅を有していることを特徴とする、段落0009又は段落0010記載の排水トラップである。
請求項5に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、封水パーツ(8)の、平面視における下方開口部(9)の面積が、枝管の軸方向視における外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積より広いことを特徴とする段落0010記載の排水トラップである。
請求項6に記載の排水トラップは、上記排水トラップの封水パーツ(8)において、外部流入口(6)の延長線上にない下方開口部(9)の開口面積が、外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積より広いことを特徴とする段落0013記載の排水トラップである。
請求項7に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、封水パーツ(8)と封水部(4)内面との当接固定を、接着にて行うことを特徴とする段落0009乃至段落0014のいずれか1つに記載の排水トラップである。
請求項8に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、封水パーツ(8)に封水部(4)での位置決めを行うガイド部(12)を設けたことを特徴とする段落0009乃至段落0015のいずれか1つに記載の排水トラップである。
請求項9に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、外部流入口(6)を覆う当接面(10)が、ガイド部(12)のみであることを特徴とする段落0016に記載の排水トラップである。
請求項10に記載の排水トラップは、上記排水トラップにおいて、封水パーツ(8)に位置決めを行う、封水部(4)底面上に設置される脚部(13)を設けたことを特徴とする段落0009乃至段落0017のいずれか1つに記載の排水トラップである。
本発明の排水トラップは、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の本発明は、排水トラップの封水部(4)側面に、他の排水機器の排水を流入させるための外部流入口(6)を設けると共に、封水部(4)内面に、下方が開口した下方開口部(9)を有する箱体であって、その側面に外部流入口(6)を含む封水部(4)内面の形状と合致する当接面(10)を形成すると共に、外部流入口(6)に面する部分の少なくとも一部を開口させ通水部(11)とした封水パーツ(8)を採用した。
そして、該封水パーツ(8)の当接面(10)を封水部(4)内面に当接させ、且つ当接面(10)を水密的に固定させた際、当接面(10)以外の下方開口部(9)の上端が、外部流入口(6)の上端よりも下方になるように配置させてなる。このように構成・配置すると、外部流入口(6)の、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分よりも上方の外部流入口(6)を通過した排水は、封水パーツ(8)の内部を流れた上で、下方開口部(9)から排出される。このため、外部流入口(6)の形状を、開口面積が広く排水性能が良い円形、又はそれに類する形状(円形を基本とし、上方を下端が水平な壁で覆ったような形状など)としつつ、且つ外部流入口(6)の上端の位置を、実質下方開口部(9)の最上端部分まで下げることができる。
請求項2に記載の本発明は、外部流入口(6)から封水部(4)の外方向に枝管部(7)を備えたことによって、接続が容易になると共に、外部流入口(6)に流入する排水の方向を制御することができる。
請求項3に記載の本発明は、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分が、防臭筒(3)の下端以下の高さ位置に設けられていることで、外部流入口(6)から流出口(5)に至る流路の排水トラップの封水深を、流入口(2)から流出口(5)に至る流路の排水トラップの封水深と同等にすることができる。
請求項4に記載の本発明は、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分が、封水部(4)上端から50ミリメートル以上の高さ幅を有していることで、外部流入口(6)から流出口(5)に至る流路の排水トラップの封水深を、JIS規格に適合したものとすることができる。
また、排水トラップに枝管部(7)を備えた場合、外部流入口(6)を超えて封水部(4)内に流れ込んだ排水は、枝管の延長線方向に流れる。このため、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される部分、つまり枝管部(7)からの排水がそのまま直線的に流れることができず、封水パーツ(8)の壁に衝突してしまう部分では、排水は封水パーツ(8)の壁に衝突した後、封水パーツ(8)内を流れて下方開口部(9)から排出される。このとき、請求項5に記載したような本発明では、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される部分の面積よりも、平面視における下方開口部(9)の面積、つまり最終的に封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される部分を通過した排水が流れる部分の面積の方が大きいため、排水の流路が、封水パーツ(8)によって実質狭まることが無く、良好な排水性能を維持することができる。
特に、外部流入口(6)の延長線上に掛かる部分では、直接的な枝管部(7)からの排水の流れによって自由な排水が妨げられる可能性があるため、請求項6に記載したように、封水パーツ(8)の、外部流入口(6)の延長線上(この「延長線上」とは、枝管部(7)の軸の延長線上である)にない下方開口部(9)の面積が、
外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積(枝管部(7)の軸方向視における面積)より広くすると、より効果的に良好な排水性能を維持することができる。
また、外部流入口(6)内に管体などを差し込むと、外部流入口(6)の、排水が流れる面積が狭くなってしまい排水性能が悪化するが、請求項7に記載の本発明のように、封水パーツ(8)と封水部(4)内面との当接固定を、接着にて行うことによって、ガイド用の管体を差し込む必要が無く、外部流入口(6)の面積が不必要に狭くなることを防ぐことができる。
また、請求項8に記載の本発明では、封水パーツ(8)に位置決めを行うガイド部(12)を設けたことによって、封水パーツ(8)を適正な位置/角度に取り付けすることができる。これは、封水の水面に適合させるため、正確な水平等を用意する必要がある封水パーツ(8)において好適である。
このガイド部(12)は外部流入口(6)の下方開口部(9)に合致させることが最も容易且つ効果的に接続できる。ただし、外部流入口(6)を無駄に部材などで覆うと排水性能が悪化するため、請求項9に記載した本発明のように、ガイド部(12)はやむを得ないとしても、それ以外では外部流入口(6)を覆わないようにすると好適である。
また、請求項10に記載したように、封水部(4)底面上に設置される脚部(13)を封水パーツ(8)に設けても位置決めを容易に行うことができ好適である。
以下に本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図及び図4に示した、本発明の実施例は、以下に記載したトラップ本体(1)、フランジ部材(14)、防臭筒(3)、排水エルボ(17)、封水パーツ(8)、その他の部材より構成されてなる。
トラップ本体(1)は、有底円筒状の封水部(4)と、封水部(4)の上端を覆うように配置され、その内部を封水部(4)から溢れた排水(封水)が流れる通水路(15)と、通水路(15)の側面に設けられた、排水を排出するための流出口(5)と、通水路(15)の上方に設けた、雌ねじを有する開口から構成される。
封水部(4)は有底円筒状で、上方に排水が流入する開口を設けてなる。
更に、封水部(4)側面に、他の排水機器の排水を流入させるため、枝管部(7)の軸方向正円を描く外部流入口(6)を設けると共に、
外部流入口(6)から封水部(4)の外方向に枝管部(7)を備えてなる。該枝管部(7)には、排水エルボ(17)を介して、浴槽排水口(Ba)からの配管が接続される。
流出口(5)は前記トラップ本体(1)内の排水を下水側配管へ排出するための開口であって、通水路(15)の外壁の側面から外方向に向かって形成され、内部はトラップ本体(1)内部と連通してなる。
ここで、トラップ本体(1)内部に、後述する防臭筒(3)から、封水部(4)の上端縁部を介して流出口(5)に至る排水流路、または浴槽流入口(Ba)から排水エルボ(17)、枝管部(7)を介して外部流入口(6)を通過し、封水部(4)の上端を介して流出口(5)に至る排水流路に至る2通りの流路が形成される。
フランジ部材(14)は、上下に開口した円筒形状の部材であって、上端には鍔部(16)を設け、また外周面には前記したトラップ本体(1)の雌ねじと螺合する雄ねじを設け、内側には防水パン(P)上の排水が流入する流入口(2)を開口している。
防臭筒(3)は、上下端とも開放された略円筒状であって、上端から一度すり鉢状に縮径した後、下方に円筒部分が降下した形状であり、前記フランジ部材(14)の流入口(2)と着脱自在且つ水密的に嵌合される。
封水パーツ(8)は、図5乃至図10に示したような、下方に水平な開口を備えた下方開口部(9)を有した、平面視リングの一部を切り出したような形状の樹脂製の箱体であって、そのリングの外周側の側面に、外部流入口(6)を含む当接面(10)を形成する。この当接面(10)は封水部(4)の内面と合致する形状であり、また外部流入口(6)に面する部分を切り欠くようにして開口させ、後述するガイド部(12)以外の部分が外部流入口(6)を直接接して覆うことがないようにした通水部(11)を形成している。更に通水部(11)の側方の壁から垂下するようにして、施工完了時封水部(4)底面上に載置される脚部(13)を形成している。
封水パーツ(8)のガイド部(12)は、当接面(10)の通水部(11)周縁から平面視外径方向に2〜3ミリメートル程度突出するリブであって、施工時、外部流入口(6)の内周面の一部に合致して封水パーツ(8)が封水部(4)の適正な位置に嵌るように位置決めする機能を有する。
封水パーツ(8)の下方に設けた下方開口部(9)は、通水部(11)を除き、施工完了時、封水部(4)内に下方開口部(9)縁が水平に形成されるように構成されており、且つ下方開口部(9)縁の高さ位置が防臭筒(3)の下端と同じ高さ位置となるように構成されている。
更に上記封水パーツ(8)では、施工完了時、枝管部(7)の軸方向視において、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される部分の面積(図4におけるS1で示した斜線部分の面積)よりも、平面視における下方開口部(9)の面積、つまり最終的に封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される部分を通過した排水が流れる部分の面積の方が大きくなるように構成してなる。特に、この実施例では、外部流入口(6)の延長線上に掛かる部分では、直接的な枝管部(7)からの排水の流れによって自由な排水が妨げられる可能性があるため、外部流入口(6)の延長線上に掛からない部分での、平面視における下方の下方開口部(9)の面積(図7におけるS2で示した斜線部分の合計の面積。二つのS2の間の空白の部分は、外部流入口(6)の延長線上に掛かる部分であり、この部分には枝管部(7)の排水による排水の流れがあって、効率よく排水が流れにくい)を、枝管部(7)の軸方向視における外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積より広くしている。即ち、S2>S1となるように構成している。つまり、S1:封水パーツ内に排水が流れ込んでくる部分の開口面積より、S2:封水パーツ内から排水が流れ出てゆく部分の開口面積、特に枝管部(7)の排水の流れによって影響を受けることがない部分の開口面積の方が大きくなるように構成されてなる。
排水エルボ(17)は、後述する防水パン(P)の浴槽側取付部(Pa)に取り付けられる部材であって、浴槽を載置した側の防水パン(P)上の排水を集水して、接続先である排水トラップの枝管部(7)に排出する。
また、このような排水トラップは、次のような排水機器である防水パン(P)に施工される。防水パン(P)は、浴室に用いられる排水機器であって、
浴槽(B)を載置するための部分と、使用者が身体等を洗う洗い場部分とから構成されてなり、浴室または浴槽(B)の使用によって生じた排水を受け止める機能を有している。浴槽(B)の底面の最も低い位置には浴槽排水口(Ba)を、また防水パン(P)の、浴槽(B)を載置する側には浴槽側取付部(Pa)を、洗い場側には洗い場側取付部(Pb)を、それぞれ設けてなる。
上記の段落0020に示した、排水トラップの各部材は、下記の方法によって、排水機器である防水パン(P)及び浴槽(B)に接続される。
まず工場などにおいて、事前に封水パーツ(8)を排水トラップの封水部(4)の外部流入口(6)に取付固定する。
取付固定は封水部(4)内面と当接面(10)を接着することによって行うため、当接面(10)上では水密が確保される。また、接続は当接面(10)、ガイド部(12)、脚部(13)などによって適正な位置/角度に位置決めされる為、適正な位置に取り付けすることができる。
次に施工現場にて、排水トラップは、防水パン(P)の洗い場側取付部(Pb)周縁を間に介した状態で、トラップ本体(1)の雌ねじをフランジ部材(14)の雄ねじに螺合させることで、防水パン(P)の洗い場側取付部(Pb)周縁が、フランジ部材(14)の鍔部(16)下面と、トラップ本体(1)の下方開口部(9)周縁とで挟持され、防水パン(P)にトラップ本体(1)及びフランジ部材(14)が取り付け固定される。
また、排水エルボ(17)を排水トラップの枝管部(7)に接続した後、防水パン(P)の浴槽側取付部(Pa)に取り付け固定する。
また、浴槽(B)の浴槽排水口(Ba)から、排水エルボ(17)の浴槽側取付部(Pa)の開口まで排水配管を接続する。
最後にトラップ本体(1)の流出口(5)に床下配管を接続させ、排水トラップの施工が完了する。
上記のように構成された排水トラップ配管において、防水パン(P)上に排水が行われると、排水は、流入口(2)、防臭筒(3)の上方の開口から、防臭筒(3)内を通過し、封水部(4)の上端から通水路(15)内を通過して流出口(5)に至り、最終的には床下配管から下水側等に排出される。
また、このとき封水部(4)に排水が溜まることで、排水トラップはトラップ機能を備えることとなる。
また、浴槽(B)内から排水が行われると、排水は、浴槽排水口(Ba)、浴槽(B)の配管、排水エルボ(17)、枝管部(7)、外部流入口(6)、封水部(4)、防臭筒(3)の下方の開口から、防臭筒(3)内を通過し、封水部(4)の上端縁部から通水路(15)内を通過して流出口(5)に至り、最終的には床下配管から下水側等に排出される。
上記したように枝管部(7)から排水が行われる場合、
封水パーツ(8)の当接面(10)は排水トラップの封水部(4)内面に、接着によって水密的な状態で取付固定されている。このため、封水パーツ(8)の当接面(10)からの排水の流れは無く、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分、つまり封水パーツ(8)の下方の開口の周縁部分が、枝管部(7)からの排水が流れる上限になる。この下方開口部(9)の高さ位置が、防臭筒(3)の下端の高さ位置と同一であり、且つ防臭筒(3)から封水部(4)の上端までの高さ幅が、JIS規格に定められ、封水式トラップの封水深に必要な、50ミリメートルを超える高さ幅を有している。
このため、排水トラップだけでは、枝管部(7)の外部流入口(6)が枝管の軸方向視正円形状等で、その上端の高さ位置が、防臭筒(3)の下端よりも高い位置にあり、且つ封水部(4)の上端までの高さ幅が、50ミリメートルに満たない場合でも、JIS規格適合品に相当するトラップ性能を得ることができる。
更に、封水パーツ(8)は、下方開口部(9)の高さ位置まで封水深を形成するが、通水部(11)を設けているため、枝管部(7)の外部流入口(6)の、下方開口部(9)より上方の部分を塞ぐわけではなく、通水を可能としている。そして、この通水部(11)を通過した排水は、直接そのままの流れでは封水パーツ(8)から排出されることはできず、封水パーツ(8)の当接面(10)の反対側の壁に衝突してしまうが、その後、封水パーツ(8)内を流れて封水パーツ(8)の下方の下方開口部(9)から排出される。
特にこの実施例では、外部流入口(6)の延長線上に掛かる部分では、下方の下方開口部(9)から直接的な枝管部(7)からの排水の流れによって自由な排水が妨げられる可能性があるため、外部流入口(6)の延長線上に掛からない部分での、平面視における下方の下方開口部(9)の面積が、枝管部(7)の軸方向視における外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積より広くなるように構成している。このため、外部流入口(6)からの排水の流れにあまり影響を受けることがないため、より効果的に良好な排水を行うことができる。
本発明の実施例は上記のようであるが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で、自在に変更が可能である。
例えば、上記実施例では、当接面(10)として機能するようにリブを設けて構成しているが、図11に示したようにリブを構成せず、単に箱体の当接部分だけを当接面(10)として構成しても良い。
本発明の実施例の配管レイアウト全体を示す断面図である。 本発明の実施例の排水トラップを示す、切り欠きした参考図である。 本発明の実施例の排水トラップの部材構成を示す、切り欠きした参考図である。 防臭筒を省略した、図1の排水トラップ部分のA−A’断面図である。 封水パーツの平面図である。 封水パーツの正面図である。 封水パーツの底面図である。 図5のB−B’断面図である。 封水パーツの斜視図である。 封水パーツの斜視図である。 封水パーツの他の実施例の断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 トラップ本体 2 流入口
3 防臭筒 4 封水部
5 流出口 6 外部流入口
7 枝管部 8 封水パーツ
9 下方開口部 10 当接面
11 通水部 12 ガイド部
13 脚部 14 フランジ部材
15 通水路 16 鍔部
17 排水エルボ B 浴槽
Ba 浴槽排水口 P 防水パン
Pa 浴槽側取付部 Pb 洗い場側取付部

Claims (10)

  1. 排水の流入する流入口(2)と、
    流入口(2)から下方に延出された、下方に開口を備えた防臭筒(3)と、
    その内部に防臭筒(3)の下方の開口を収納すると共に、排水を溜めて封水を形成する封水部(4)と、
    封水部(4)を溢れ出た排水を下水等に排出する流出口(5)と、
    を備えた排水トラップにおいて、
    封水部(4)側面に、他の排水機器の排水を流入させるための外部流入口(6)を設けると共に、
    封水部(4)内面に、
    下方が開放した下方開口部(9)を備えた箱体であって、
    その側面に外部流入口(6)を含む封水部(4)内面の形状と合致する当接面(10)を形成すると共に、
    外部流入口(6)に面する部分の少なくとも一部を開口させ通水部(11)とし、
    封水部(4)内面に当接面(10)を当接させ、且つ当接面(10)を水密的に固定させた際、
    当接面(10)以外での下方開口部(9)の上端が、
    外部流入口(6)の上端よりも下方になるように配置された封水パーツ(8)を備えて構成したことを特徴とする排水トラップ。
  2. 上記排水トラップにおいて、
    外部流入口(6)から封水部(4)の外方向に枝管部(7)を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の排水トラップ。
  3. 上記排水トラップにおいて、
    封水パーツ(8)の、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分が、防臭筒(3)の下端以下の高さ位置に設けられていることを特徴とする、
    請求項1又は請求項2記載の排水トラップ。
  4. 上記排水トラップにおいて、
    封水パーツ(8)の、当接面(10)以外の下方開口部(9)の最上端部分が、封水部(4)上端から50ミリメートル以上の高さ幅を有していることを特徴とする、
    請求項1又は請求項2記載の排水トラップ。
  5. 上記排水トラップにおいて、
    封水パーツ(8)の、平面視における下方開口部(9)の面積が、
    枝管の軸方向視における外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積より広いことを特徴とする請求項2記載の排水トラップ。
  6. 上記排水トラップの封水パーツ(8)において、
    外部流入口(6)の延長線上にない下方開口部(9)の開口面積が、
    外部流入口(6)の、封水パーツ(8)の当接面(10)以外の部分によって隠される面積より広いことを特徴とする請求項5記載の排水トラップ。
  7. 上記排水トラップにおいて、
    封水パーツ(8)と封水部(4)内面との当接固定を、接着にて行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の排水トラップ。
  8. 上記排水トラップにおいて、
    封水パーツ(8)に封水部(4)での位置決めを行うガイド部(12)を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の排水トラップ。
  9. 上記排水トラップにおいて、
    外部流入口(6)を覆う当接面(10)が、ガイド部(12)のみであることを特徴とする請求項8に記載の排水トラップ。
  10. 上記排水トラップにおいて、
    封水パーツ(8)に位置決めを行う、封水部(4)底面上に設置される脚部(13)を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の排水トラップ。
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